■【世界記憶遺産】政府、分担金拠出の停止を検討 菅長官が表明 「南京大虐殺」登録のユネスコに与野党も批判
http://www.sankei.com/politics/news/151014/plt1510140004-n1.html
もちろん共産党などは逆に「菅長官らによるユネスコへの批判は全く当たらない」として批判してる訳でここの野党とは「野党(民主、維新)のウヨ議員」でしかありません。かつ「民主や維新の党執行部としての見解」というわけでもありません。細野*1政策調査会長(民主)、今井幹事長(維新)と言う幹部である以上「執行部の見解ではない」で済む話じゃありませんが今のところは党執行部の見解ではない。
そして「谷垣*2幹事長、二階*3総務会長、菅*4官房長官、馳*5文科相」とうんざりするほど幹部連中が放言する自民よりは野党「民主、維新」の方がまだマシではあります。
国家安全保障会議(NSC)の谷内正太郎*6国家安全保障局長は同日、中国の楊潔●*7(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けっち)国務委員と都内で会談し、中国が「南京大虐殺文書」を記憶遺産に登録申請したことに抗議した。
現在は、退官し、「安倍の子分」とは言え谷内氏は「元外務事務次官」ですからね。日本外務省のイメージダウンは相当なもんでしょう。
■【産経抄】検定廃止の蛮勇 10月14日
http://www.sankei.com/column/news/151014/clm1510140004-n1.html
韓国で唯一*8のノーベル賞(平和賞)受賞者である故金大中元大統領は、何かと話題の多い指導者だった。その政治的遺産の一つに教科書の(注:国定制度の廃止と)検定制度(注:の導入)がある。ところが韓国政府は、2017年度から、中学高校で使う韓国史の教科書について、検定を廃止すると発表した。政府主導で執筆する、国定教科書に戻すというのだ。
金大中の偉大さと朴クネの愚劣さがよく分かるニュースと言うべきでしょうか(追記:コメ欄の指摘に寄れば「金大中の業績」というのは産経のデマだそうですが、書き換えるとわけがわからなくなるのでこのまま残しておきます)。
それはともかく、おそらく「独裁者として批判されるオヤジ・朴チョンヒを教科書で美化したい」というのが朴の「国定復活の」大きい動機でしょう。
朴の大統領当選には改めて「こんな奴を何故、韓国人は当選させた」という憤慨を覚えます。
韓国民主主義も日本とは違った意味で「民主主義の危機」にあるような気がします。
既に「金大中派の流れを汲む」野党からは「日本(安倍政権)が仮に戦前の国定制度を復活*9させたらどう追及する気なのか?。韓国の国定はきれいで日本の国定は醜いのか?」「韓国の教科書に問題が仮にあるとしてそれは自由な議論で決着させるべきで国定復活など論外だ。政治によって教科書が歪められる」「結局、朴氏が父親の独裁を教科書において美化したいだけではないのか?。公私混同、私物化にも程がある」などと当然すぎる批判が出ているようです。
そして「国家主義・産経」「できれば国定制度を日本に復活させたい産経」が朴政権批判しないことは言うまでもありません。