■制裁と国際連携で全員救出実現を!−国民大集会報告4
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5338.html
増元照明(増元るみ子弟)
先日、「産経新聞」に葛城奈海さん*1が、拉致被害者の救出に自衛隊の活用も考える必要があるのではないか、という文章を載せておられました。これは予備役ブルーリボンの会でも度々議論されることですが、現在の自衛隊法では、それはできません。
ばかばかしい。拉致被害者の居場所も分からないのに一体どこに自衛隊を投入するというのか。そもそも法律上は「軍の投入」可能であろう米国や韓国だって「北朝鮮に身柄拘束された自国民相手」にそんなリスキーなことしません。これは法律の問題では全くない。
未だに数百人と言われる拉致被害者を取り戻すことができません。
政府認定拉致は17人であり「数百人」なんてのは「特定失踪者」というガセネタを含めたインチキな数字です。
松本孟(松本京子さん兄)
総連を日本から離脱させる(拍手)。
(中略)
そういう法律を作ってくださいと言ってあるんです。
ばかばかしい。離脱させるとは要するに巣くう会の言う「破防法的法律による強制解散」でしょうがそんなことをすることに「拉致解決」と言う意味で何の意味があるのか。
私は自分の家族、自分の妹を助けたいだけなんです。
それがどうして総連敵視になるのか全く分かりません。総連を敵視して打倒すれば拉致が解決するのか。
そのために、身体に鞭打って今日ここに出てきているんです。帰ったらすぐ病院です。本当に体力の続く限りです。あといくら持つのか。
去年の暮れに入院して今年の1月に退院したばかりです。
そんなに体調が悪いのなら松本孟はこの集会に出てくるな、て話です。本当に病人かどうか自体疑問ですが、仮に彼が病人で体調崩したって、体調を無視した行動するお前が馬鹿なだけだろて話です。大体、松本がこの集会に出たからと言って拉致が解決するわけでも何でもない。
本当に松本の体調が悪いのなら家族会や救う会の人間が「マッチャン、あんたが集会に出なくても、俺達があんたの家族のことは国会議員にきっちり訴えるから心配するな」「どうしても不安だ、つうなら当日集会のビデオ録画を持ってきて後で見せるから」とでも言うべきでしょう。
つまり本当に松本の体調が悪い*2のなら
1)松本に対し「健康を気遣う人間」が家族会や救う会に一人もいない、あるいは
2)「健康に気を使って休めよ」といっても休む気にならないほど松本と「家族会や救う会」の間に信頼関係がないつうことでしょう。情けない、そして恥ずかしい話です。
政府がいつも言うことは、「政府がリーダーシップをとって、先頭を切って頑張るんだ」と。何年も聞かされました。そしてとうとう30年経ちました。一体今までのは何だったのか。おばけのQ太郎か。
「30年」つうことは「竹下*3内閣の梶山国家公安委員長、宇野外相答弁(1988年)」からカウントしてるんですかね。「1977年の横田めぐみさん拉致(福田赳夫*4内閣時代)」からカウントするのは一寸まずいでしょうしね。まあ、梶山、宇野答弁からカウントするのは「政府に酷な気がする反面(小泉訪朝からカウントすべきじゃ?)」、はっきり「北朝鮮拉致の疑い」を認めた以上「そう言われても仕方がないかな」つう気も一方ではします。
「オバケのQ太郎(藤子不二雄)」て、意味がわかりません。これが「バカボンのパパ(赤塚不二夫)か」「ダメおやじ(古谷三敏)か」「丸出だめ夫(森田拳次)か」とかならわかりますが。まあたぶん「Q太郎」てそう言う意味なんでしょうけど。いずれにせよそんな事言って政府を罵倒したって何がどうなるわけでもないし、「何の成果もない」というなら「制裁すれば北朝鮮はすぐに屈服する」とデマ飛ばした巣くう会はどうなんだつう話です。少なくとも外務省は「小泉訪朝による拉致被害者5人帰国」「モンゴルでのウンギョンさんと横田夫妻の面会」つう実績がある。救う会には何の実績もないのに良くお前ら拉致被害者家族会は救う会に盲従できるな、つう話です。いつもながら家族会の馬鹿さに心底呆れます。
もし仮に今年、家族が帰れなかった。その時に何を思うのか。国会議事堂でストライキをやります。
小泉訪朝以外には「拉致被害者帰国という成果が出てない」のは昨日今日始まったことではないので今さら何とも思いません。「小泉訪朝を応援すればいいのに悪口雑言して小泉氏にも北朝鮮にも交渉意欲失わせた家族会が馬鹿で自業自得なんじゃねえの?。反省しろよ、お前ら家族会は」位は思うかも知れませんが。
それはともかく松本の言うストライキとは要するに議事堂前の座り込みのデモでしょう。やりたければやればいい。やることに意味があるとは思えませんし、最終的には「無視されるか」、機動隊で排除されるのがオチでしょうけど。
身内を、妹を、とにかく助けなければいけない。日本で、白いご飯とたくあんを食べさせてやりたい。
俺ならこういう時食べさせてやりたいというのは「マグロの大トロでも鰻でも、松阪牛のすき焼きでもとにかく妹*5には好きなものを食べさせてやりたい、贅沢を思う存分させてやりたい」つうところですが、こういうのは価値観の違いでしょう。松本は「謙虚ぶること」によって同情されるとでも思ってるんでしょう。さすがに実際に帰って来たらたくわんよりまともなもんを食わせるでしょう。
寺越昭男(寺越昭二さん長男)
私は、今の金正恩政権が崩壊するか、被害者を返すという意思を決断するまでは、解決は難しいと思っています。今の日本の政府に対して、もっともっと圧力をかけて、今の体制が崩壊するか、意思をくつがえして被害者を返すまで追い詰めるしかないと思っています。
意味がわかりません。「被害者を返すという意思を決断するまでは、解決は難しい」と言う言葉には異論はありません。自衛隊で救出なんてできるわけがない。
しかし崩壊云々と言う言葉には異論大ありです。崩壊したら「東ドイツのような平和的な崩壊」ならともかく「イランやアフガンのような戦乱状態」なら救出しようがない。そして平和的崩壊をする保障はどこにもないだろうに何で「体制崩壊」なんて口にするのか。
「崩壊」と「拉致被害者を帰すように働きかける」のは全然違いますし「制裁する事によって体制崩壊の危険がある」のなら制裁なんかすべきじゃありません。
従兄弟は北朝鮮にいる間は、「自分は拉致ではなく救助された」と言わざるをえない立場にいるんですね。そうなった時に、果たして本当に彼を救う会ことができるのかな、と。
そもそも「救う」とはどういう意味か。武志さんの北朝鮮での生活がそんなに不幸なのかと言ったらおそらくそんなこともないでしょう。家族を持ちそれなりの職を得てそれなりの生活をしてるわけですから。
仮に「救う」が「武志さん一家の日本帰国(一時帰国でアレ永住でアレ)」を意味するとしてもそれは「平和的方法(外交交渉)」で実現するのが現実的でしょう。
西岡力
時間のため、ご発言がなかった家族の方を紹介します。
帰国者の家族ですが、家族会副代表の浜本七郎さん(以下略)
浜本は地村保志さんの妻・地村(旧姓・浜本)富貴恵さんの兄だったかと思います。
妹が帰ってきたのに家族会や救う会に関わる浜本の気が知れません。何がやりたいのか。浜本はただの反北朝鮮・右翼活動家なのか。
そして兄貴(富貴恵さんにとっては実兄、保志さんに取っては義兄)が家族会、救う会に関与していても、「そんなしがらみはガン無視して」あくまでも救う会や家族会とのつきあいを拒否する地村夫妻も興味深いと思います。
ある意味地村夫妻は「蓮池薫さんとは違った意味で」強い人なのかも知れません。まあ、優柔不断な横田パパなんかじゃ「相手が肉親では」地村夫妻のような態度を「浜本七郎」にはとれないでしょう。
実際あの人どう見てもママの言いなりですし。
■制裁と国際連携で全員救出実現を!−国民大集会報告3
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5334.html
塚田一郎(拉致議連事務局長、自民党参議院議員)
それでは今日ご出席をいただいている拉致議連の同志の先生方をご紹介します。
興味深いのは「それなりの役職を持ってる政府与党の人間」が「安倍首相と加藤拉致担当相」しかいないことです。当人の興味がないのか、はたまた救う会が呼ばないのか「菅官房長官、岸田外相、河野国家公安委員長、谷垣*6幹事長」の名前はありません。古屋圭司*7、松原仁*8、浜田和幸、山谷えり子*9、笠浩史*10、渡辺周*11、西村眞悟*12と「河野談話否定論や南京事件否定論を公言する」歴史修正主義極右がごろんごろんしてるのには絶句します。「ここに俺が名前を挙げた以外の他の人間」はよく知りませんが、まあ古屋らと同類のウヨなんでしょう。
ちなみに他の主な人間は以下の通りです。大西なんてあまりにもレベルが低すぎでむしろ呼ぶべきじゃないでしょう。
・上田勇
小泉内閣財務副大臣、公明党政調副会長など歴任。
・高鳥修一
第三次安倍内閣内閣府副大臣。
・高木宏壽
第三次安倍内閣復興大臣政務官。
・井上義行
安倍官房長官秘書官、安倍首相(第一次内閣)秘書官を歴任。みんなの党、日本を元気にする会を経て現在、自民党所属。
・土屋正忠
元武蔵野市長。第三次安倍内閣総務副大臣。
・大西英男
江戸川区議、都議を経て代議士。以下の不祥事で自民党内からも批判されるダメ議員である。
■セクハラヤジ
2014年4月の衆議院総務委員会において、上西小百合*13議員(日本維新の党)の質問中に「まず自分が子どもを産まないとダメだぞ」と野次を飛ばした。当初はマスコミの取材に対して「記憶がない」と述べていたが、後にヤジを飛ばしたことを認め、上西に謝罪した。なお、大西は都議時代から「ヤジ将軍」として有名だった。
■報道規制発言
2015年6月25日、自民党内の勉強会文化芸術懇話会において、「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。経団連などに働きかけしてほしい」と述べた。27日、谷垣幹事長は、記者会見し、大西を厳重注意処分とすることを発表した。さらに、2015年6月30日、国会内で記者団の質問に対して、安全保障関連法案に批判的な報道機関について「懲らしめなければいけないんじゃないか」「誤った報道をするマスコミに対して広告は自粛すべきじゃないか」と改めて語った。これらの発言に対し、谷垣は同日夜、大西に2度目の厳重注意処分を下した。
■「巫女のくせに」発言
2016年3月24日、衆議院北海道第5区補欠選挙の応援で現地入りした際、神社の巫女から「自民党はあまり好きじゃない」と言われた出来事を細田*14派の派閥会合で紹介し、「巫女のくせに何だと思った」「巫女さんを誘って札幌の夜に説得をしようと思った」「私は神社関係を中心に回ったが、私の世話を焼いた巫女さんが20歳くらいだった。投票が初めてだということだから、ひとつ口説いてやろうと思った」などと述べた。谷垣幹事長は3月25日の記者会見で「意味不明であり、誠に不適切な発言だ」と批判。また二階*15総務会長は会見で「国会議員は発言、行動を自ら戒めるべきだ」とコメントしたほか、小此木八郎・党国対委員長代理も会見で「はばかり、恥じらいといった気持ちをまず人間として持つことが必要だ」と苦言を述べた。神社関係者からも「われわれを見下している」「神社にいる者を軽んじる発言で腹立たしい」と反発の声が上がった。大西は3月25日に軽率な発言だったとして謝罪した。
西岡力
今回日本政府が、「核技術者、ミサイル技術者が日本から北朝鮮に行っている。総連系の在日朝鮮人です。その人たちが行くのは自由だが、帰ってくる時再入国を許可しないという制裁をかけました。
これは自民党案が採用されたのですが、5人と報道されています。その内一人は、何と現職の国立大学の教授です。
(中略)
その人がまだ、現職の国立大学の先生でいるのが今の日本です。
まるで「教授氏を首にしろ」とでも言いたげな西岡ですがさすがに「大学は勿論」安倍も「大学に圧力をかける」ほどバカではないと思います。
現役の仙台市長ならまだしも「前市長」て(苦笑)。いや「現役の佐渡市長」ならまだしも、「現役の仙台市長」だっておかしい話ですけどね。ただ西岡ら巣くう会一味だと「仙台には特定失踪者がいる」とか言い出すんでしょうけど。
泉田裕彦(新潟県知事、知事の会会長代行)
新潟県においては、今まで(ボーガス注:拉致被害者家族の?)話を聞いたことのない方に是非足を運んでいただきたい、集会に来ていただきたいということで、団体に割り振って、(ボーガス注:拉致被害者家族の話を聞きに?)来たことのない方に(ボーガス注:拉致被害者家族の)お話をしていただく取組みをやっています。
こういうのを「政治権力による醜いごり押し」といいます。聞きたくもない話を無理に聞かされても反感が生まれるだけでしょう。新潟県知事が低劣・低能であることはよくわかりました。
曽我ひとみ(拉致被害者、曽我ミヨシさん娘)
私の母は、84歳になりました。今一番心配しているのは、母が元気でいるかという一つのことです。
普通に考えてもう死んでるでしょう。日本国内だって84歳での死去は不思議じゃない。僕はこういうことはずばっと言う主義ですから。さすがに目の前に曽我さんがいると「小心者」なんで言えませんけど(苦笑)。
本当は一緒に買い物もしたい、一緒に散歩もしたい、一緒にたくさん話をしたい、一緒にたくさんおいしいものを食べたい。こんなに普段皆様方がしている小さな普段のことが、私は37年という長い、長い間一度もできていません。皆様方どのようにお考えでしょうか。
「かわいそう」とは思いますが所詮他人事ですので「まあ、つらいとは思いますが、もうあきらめた方がいいんじゃないですか」つうのが感想ですね。
こんな大変な時に、この間北朝鮮は拉致被害者の調査を中止するという、本当に思ってもいないようなことで、私は怒りに狂わんばかりの日を今も過ごしています。
制裁なんかすればこうなることは十分予想の範囲内です。どこが「思ってもいない事」なのか。
横田早紀江(横田めぐみさん母)
どうか皆様、大切なご自分の大切な息子さんやお嬢様、みんな健やかにお過ごしとおもいますが、どうか一日一回でも、この方々のお顔を、私たちの拉致被害者が置かれている状況に置き換えてみてください。
ああこの子が、うちの裕子が、うちの章がもしこのような状態であったらどうするだろうと。
とりあえず小生が拉致被害者家族なら、あなたのような無茶苦茶な北朝鮮敵視、朝鮮総連敵視、朝鮮学校敵視、蓮池兄弟敵視、「訪日した北朝鮮女子サッカーチーム」敵視、「北朝鮮代表チームと闘うため訪朝した日本サッカー代表&日朝戦観戦のため訪朝した日本人サッカーファン」敵視、日朝交渉派(田中均氏、和田春樹氏など)敵視、安倍礼賛、救う会礼賛などはしません。小生があなたの立場なら孫に会うためなら「モンゴル訪問どころか」喜んで小泉訪朝後すぐに訪朝しますし、場合に寄ったら孫と同居するための北朝鮮永住も考えますがそれが何か?。
私は、めぐみちゃんにいつも呼びかけます。
いい加減「拉致されたのが15歳」とはいえ、生存してれば「20代の娘をもつ」50代のおばさん相手に母親とは言え公的な場で「ちゃん付け」はやめた方がいいと個人的には思います。
有本明弘(有本恵子さん父)
今の金正恩、金正日の息子は、あっけらかんとして、国民にも「核開発は成功した」と、国を挙げて喜んでいる。宣伝して、それを国の力と国民に吹聴している。これを皆さん、どう思いますか。
私の考えでは、昔わが国が真珠湾を攻撃した。その時の日本の国の状況と全く同じなんです。
何とも意外な発言です。「戦前礼賛右翼」巣くう会一味にとって「北朝鮮は国際社会を敵に回してる、戦前の日本と同じです!」なんて発言は絶対に聞きたくない発言でしょう。あえて言えば戦前日本と違って「米国に軍事攻撃しかけるほど北朝鮮は無謀ではない」ですが(まあ国力的にも無理な話ですが)。
飯塚耕一郎(田口八重子さん息子、家族会事務局次長)
私は、ただ八重子さんに会いたいなという気持ちが、今ものすごく強くなってしまいました。そして八重子さんにも親父に会ってほしい
実の母親を八重子さんと他人行儀に呼び、「義理の父親(八重子氏の兄、現家族会代表)」を「オヤジ」という辺りが興味深い。
今仮に交渉が始まったとしたら、ストックホルム合意に基づいた交渉の形になると思わざるをえません。
私は去年もずっと申し上げましたが、拉致問題を解決することが最優先であるということ。そして拉致問題の解決というのは、被害者の帰国以外にありえないということです。この2点を改めて心に刻んでいただきたいと思います。
私個人は、ストックホルム合意を遵守することは全く意味がなく、2年間物事が進まなかったので、それに基づいて話を進めることは意味はないと思っています。しかしこれは政府側が考えることですので、拉致が最優先であること、帰国以外にありえないということを心に刻んでいただければと思います。
ストックホルム合意を維持して欲しいのか、維持して欲しくないのかよく分からない発言です。
「邪推すれば」
1)維持して欲しいし「維持するという安倍の顔も潰したくない」が
2)「維持は無意味」という救う会にも気を使ってる
つまりは「維持して欲しい」が一応今の本心つうことでしょうか。
■制裁と国際連携で全員救出実現を!−国民大集会報告2
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5332.html
西岡力
本日は4党の代表が来てくださいました。
4党とは「自民、公明、民進、日ころ」です。他の国政政党(共産、社民、生活、おおさか維新)は呼ばれなかったのでしょう。「自民、公明は与党だから呼ぶ」「民進は最大野党だから呼ぶ」。しかし与党でもなければ「共産党に議席数で負ける」泡沫政党「日ころ」を何のために呼ぶのか。
日ころという泡沫政党をわざわざ呼ぶこと、一方で「日ころを上回る議席数をもつ共産党」を呼ばないことによってこの集会がただの極右集会でしかないことが明白なわけです。
古屋圭司(自民党拉致問題対策本部長、元拉致問題担当大臣、拉致議連会長代行、衆議院議員)
アメリカ人で拉致の疑いが強いデイビッド・スネドン氏、これは2004年に雲南省の国境付近で拉致された可能性が高い。
2004年、つまり小泉訪朝(2002年9月)より後の失踪で、場所が「北朝鮮から遠く離れた雲南省」なのによくもまあ「北朝鮮拉致の疑い」などというデタラメが言えるもんです。
国務省高官に何度もこれを認めろと言いましたが、残念ながら非常に消極的でした。
もちろん国務省が消極的なのは「証拠がないから」です。しかも失踪場所は中国国内です。拉致認定なんかしたら北朝鮮が反発するのは勿論、中国が米国に対し激怒しかねません。
精神文化として、テロにも等しい自国民の拉致*17が行われていることがはっきりすれば、「軍隊を出してでも取り返してこい」と。これはアメリカ人の正義です。
ばかばかしい。拉致ではないですが「スパイ容疑で米国人観光客が身柄拘束されたとき」米国が米国人解放のために行ったのは「カーター訪朝やクリントン訪朝による外交」です。軍隊投入じゃない。
アメリカは今年になって、議会で北朝鮮制裁法を通しました。上院、下院で通り、大統領もサインしました。大統領に、北朝鮮と金融取引をしている第三国の企業とアメリカの金融機関が取引をすることを停止する制裁を促す、という法律です。
6か月以内に、大統領は議会に返事をしなければならない。そしてその制裁がかかった時、制裁を緩めてもいい6条件があり、その内の一つが「外国人拉致被害者が帰国すること」。「外国人拉致被害者が帰国すること」ということが法案に書かれたのです。
そして制裁を完全に解除する条件は、「アメリカ人拉致被害者が帰国すること」です。これは古屋先生がやっていることが、既に法案に書いてあるんです。
無知なので、この法についての評価はひとまず控えます。ただし一点だけ指摘しておけば
が想定しているのは「スパイ容疑で身柄拘束された米国人観光客」でしょう。カーター、クリントン訪朝で解放された実績がありますが、残念ながらその後、「別の米国人観光客」がスパイ容疑で身柄拘束され、未解放だったかと思います。決してこの「米国人拉致被害者」とはスネドン君ではない。古屋や救う会も「この方はスネドン君拉致を前提にしてる」と嘘八百を語るのも大概にして欲しい。
松原仁 (民進党拉致問題対策本部長代行、元拉致問題担当大臣、拉致議連幹事長、衆議院議員)
私が北朝鮮の様々なエージェントと担当大臣の時議論しました。
一体どんな議論を「どんなエージェント」としたのか聞きたいところですがそれはさておき。これは普通に考えれば「松原が水面下で、日朝交渉の進展を狙っていた」ということにしかならないと思います。しかしその松原が「ストックホルム合意破棄」を放言するんだから「何なんだ、お前?」と呆れます。
北朝鮮の前の(ボーガス注:最高指導者)金正日が5人の拉致被害者を指名した。彼がなぜそれをしたのかというと、小泉純一郎総理が北朝鮮に対して「ふんどし1ちょうで俺は行くぞ」と言ったと彼らは言っていました。
つまりは北朝鮮と小泉氏との間にある種の信頼関係があったと言う事です。ここから「北朝鮮とある種の信頼関係を築き、交渉で取り戻す」という結論にならない辺りさすが極右の松原です。
やれやれです。当の安倍が「ストックホルム合意を破棄する気はない」といってるのに何言ってるのか。いやそもそも「制裁してること」で充分北朝鮮は松原の言う「怒ってること」とやらは理解してるでしょう。
なお、こういうところが小生が民進党を評価できないところです。時々「自民党の方がマシじゃねえか」とすら思うことがあります。
私は前から申し上げているように、中心で行うのは外務省ではない。それは日本の警察であり、そして(政府の)拉致対策本部がど真ん中にいて交渉主体になる。
ばかばかしい。外交問題で外務省が関与するのは当たり前でしょう。その結果、外務省は小泉訪朝による拉致被害者帰国という成果をあげているわけです。
日本人の多くが拉致問題に怒り大きな集会に集まる。
ただの右翼集会でしかない癖によく言います。
西岡力
日本のこころを大切にする党、本来中山恭子先生が来て下さるところでありますが、「どうしても日程の都合がつかない」ということで、代わりとして浜田和幸先生が来てくださいました。
一体「どんな都合」があったのか、政府への陳情なのか何なのか知りませんが、今や中山にとって拉致集会はそれほどの重要性はないのでしょう。
浜田和幸*18(日本のこころを大切にする党、参議院議員)
160を超える国々が北朝鮮と通商・貿易関係を営んでいるんです。
(中略)
160の国、その中にはインドもあり、ベトナムもあり、パレスチナもあります。そういう国々が平壌に情報収集の拠点を置いて、今の金正恩体制がいつまでもつのか、日々情報を収集しています。
「いつまで持つのか」という情報収集と言うよりは「北朝鮮の政治情勢一般についての情報収拾」でしょうがそれはさておき。浜田がそうした情報収集を評価するのであればそれこそ「日本は国交樹立前でも平壌に情報収集拠点を置くべきだ」というべきでしょう。
北朝鮮は確かに、昨年史上最悪の危機に落とされました。多くの国民が食べるものがない。そういう状況で、今の金正恩体制に対する反乱がいつ起こってもおかしくない。
まあ、起こらないんじゃないですかね。また「反乱が短期間で終わり、反乱派が勝利。反乱派は拉致問題や核ミサイル問題で国際社会や日本と協調する気満々」という保証でもない限り、反乱なんか起こってもらっては困ります。最悪、拉致被害者の身が危険にさらされかねない。
■制裁と国際連携で全員救出実現を!−国民大集会報告1
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5330.html
西岡力(総合司会、救う会会長、東京基督教大学教授)
主催者を代表して、拉致議連の平沼赳夫*19先生にご挨拶をいただくところですが、平沼先生は2度目の病気で倒れられました。1度目の時は回復されて、我々と一緒に海外に行かれたのが2008年でした。
(中略)
しかし、もう一度倒れられました。今はリハビリをされているということです。拉致議連の会長としてのメッセージをいただいてきました。それを代読させていただきます。
晴れ舞台に出られないと言うことは本当に病気が重いんでしょう。正直「なら拉致議連会長を辞めたら?」「つうか議員辞めたら?」と思いますがまあ、平沼の権力欲つうことでしょう。
安倍晋三(内閣総理大臣、拉致問題対策本部長)
北朝鮮は特別調査委員会の解体などを宣言しましたが、わが国としてストックホルム合意を破棄する考えはなく、断じて受け入れることはできません。
一部ウヨは「ストックホルム合意は破棄しろ」「もはやストックホルム合意は北朝鮮の不誠実な態度によって事実上無効になった」だの言いますが、安倍はそういう態度じゃないと言う事です。
まあ、「単にストックホルム合意を無効にした場合の『無効にして本当にいいのか』『なら何故合意を結んだ』だのの責任追及を恐れてるだけ」かもしれませんが。
どこまで本気かはともかく安倍は「対話(外交)による拉致解決しかない」としているわけです。
■「北朝鮮は実質的協議に応ぜよ」等を決議−国民大集会
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5328.html
どこまで本気か疑問ですが「実質的協議」云々といい、交渉打ち切りを主張せず、またストックホルム合意や日朝平壌宣言についても「廃棄」など唱えてない点はまあ、それなりにまともでしょう。
本日の集会でも示されたように、全ての被害者が帰ってくるまでオールジャパンの北朝鮮に対する怒りは高まり続け、どのような揺さぶりも通じない。
と救う会、家族会が強がったところで国民の拉致への関心は薄れています。怒りは高まってなどいない。むしろ弱まってるんじゃないか。揺さぶりは「国民には通じてない」かもしれませんが、それは単に「国民が拉致への興味を失ったから拉致問題で何かする気がないだけ」です。まあ、救う会や家族会の連中もそんな事は本心では良くわかってるでしょうが。
わかってるからこそ「怒りは高まり続け」などとわざわざ言わずにはいられないわけです。
ストックホルム合意の時点に比べてむしろ現在の方が有利な状況になったといえる。
「どこがだよ」ですね。どこが有利だか全く分かりません。安保理制裁は核・ミサイル問題対応に過ぎず拉致は関係ない。いずれにせよ現時点では救う会や家族会は「ストックホルム合意破棄」を主張する気はないようです。
私たちはこの「最終決戦」で負けるわけにはいかない。
去年も一昨年も「今年こそ最終決戦」と言っていたことを知っていれば鼻で笑うほかない寝言です。
朝鮮総連版破防法を作れという暴論でしょう。朝鮮総連に限らず「特定の個人、団体を狙い撃ちする法律」は差別立法、違憲立法に当たる疑い濃厚です。「Aしたら誰でアレ処罰」と言う法より「団体Bの行為を処罰」という法の方が「合憲的な法律」にすることは難しいと言う事です。なぜなら「何でAしたら処罰という形式にしないの?、Aすることそれ自体は違法じゃないからなの?。団体Bの行為は処罰っておかしくね?。結社の自由を侵害してね?。法の下の平等に反する差別じゃね?」という批判が当然あり得るからです。何故「Aしたら誰でアレ処罰」という法形式にしないのか、まともな理由で説明できないといけない。
破防法(共産党対応)や暴力団対策法(暴力団対応)に対し「違憲立法論」がある理由の一つはそれです。そして朝鮮総連において「Aしたら誰でアレ処罰」という形式にしないで「団体Bの行為は処罰」という形式にした場合、違憲の疑いは極めて濃厚でしょう。そもそも朝鮮総連を「テロ集団を支える団体」呼ばわりすることが極めて問題でしょう。一体何がどうテロ支援なのか。
つうか「実質的協議」を叫びながら「協議のパイプとなり得る団体・朝鮮総連」を敵視したり、協議の相手「北朝鮮」をテロ集団呼ばわりしたり、家族会、救う会は全く正気ではありません。実質的協議とやらをしたいのならそんな馬鹿な事はすべきではないし、そんな馬鹿な事をしたいのなら「実質的協議」とやらはあきらめるべきでしょう。「タバコや酒を浴びるほど飲みたいが肺がんや肝臓がん、アル中にはなりたくない」なんてレベルの「矛盾だらけの珍論」をよく家族会や救う会も言えるもんです。
■制裁強化と国際連携の圧力で全被害者を救出しよう6
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5285.html
横田早紀江(横田めぐみさん母)
朝鮮総連の活動、そして違法行為が、日本の国の中で、堂々と長い年月行われ続けてきたんだということです。
・「活動、そして違法行為」と言ってると言う事は「合法行為」も認める気がないのか?。まあ横田ママや家族会、救う会が認めたくなくても合法行為を禁止することなどすべきでもなければできもしませんが。一方違法行為は「証拠さえあれば」横田ママなどが騒がなくても取締がされるわけです。
・「朝鮮総連が拉致などの違法行為に関与した」という事実は何一つ証明されていません(仮に関与していたとして創価学会の起こした盗聴事件と同様、秘密部隊による犯行で一般会員は知らない話でしょうが)。本気で朝鮮総連を敵視してるのか、「早紀江さん万歳」などと巣くう会の連中が持ち上げてくれることが嬉しくて、巣くう会連中にこびへつらってるのか知りませんが、どうしようもないバカ女です。そんな朝鮮総連への嫌がらせをしても拉致の解決には何一つ関係ない。もはやこのバカ女は拉致を解決する気はないんじゃないか、本当は娘は死んでると思ってるんじゃないかと疑いたくなります。
こういう新法の制定を、国会でもっと多くの方が口に出していただきたい。
新法とは西岡らが放言する「朝鮮総連版破防法」、つまりは「朝鮮総連に解散命令を出す法律」です。そもそも違法の疑い濃厚ですが、そんなことして拉致の解決にどう役立つのか。むしろ「日朝間に国交がない」「日本に北朝鮮大使館がない」現状では、総連というパイプを潰したらそれこそ日朝交渉に支障が生じるでしょう。日朝交渉しなくても拉致が解決するとでも思ってるのか。それとも総連というパイプを潰すことが交渉に有益だとでも思ってるのか。
横田滋(横田めぐみさん父、家族会前代表)
みなさんこんばんは。これまで何回も、どうすれば帰ってくるかということをみんなで研究したわけですが、しかし結果的には帰ってきたのは5人だけでした。
それも一時帰国で、返すべきかどうか等色々なことを言いました。筋を通して外交上の約束だからという人も一人はいましたが、他の方は、「犯人のもとに被害者を返す必要はない」というのが圧倒的でした。
それで帰ってきたのですが、子どもや財産はそのままになりました。家族は約1年半後に帰ってきました。
理屈をつけるよりも、今まである仕組みででも、それを北朝鮮が実行すれば必ず帰ることができると思います。
みんなが元気で一緒に帰ってくることを待っています(拍手)。
この「約1年半後に帰って来ました」という横田父発言は「返さなくていいとか言って外交上の約束をお釈迦にするから北朝鮮が反発して1年半後になったんじゃねえの?」という「響きがあるように」小生には感じられました。
「理屈をつけるよりも、今まである仕組みででも」てのは「今ある日朝平壌宣言や6カ国協議やストックホルム合意という仕組みでええやん、それうまく使えばええやん、巣くう会がそれらを敵視するのおかしいやん」という「響きがあるように」小生には感じられました。
まあ横田父の考えがどうかは、赤の他人の小生にはわかりません。小生が「巣くう会が大嫌い」というバイアスがあることも否定はしません。
ただ、横田母が巣くう会に調子を合わせて極右発言をしてるのに対して、横田父はそれほどでもねえなって感じはします。
本間勝(田口八重子さん兄)
私の妹八重子の拉致は、総連の幹部が指示して行ったわけです。
何度も言いますがそんな事実は確認されていません。
まずは、総連をはっきり解体させるぞというところまで言ってもいいと思います。
何度も言いますがそんなコトして拉致の解決にどう役立つのか。
増元照明(増元るみ子さん弟)
今日は飯塚代表が体調を崩して、こちらにこられないので、皆さんに宜しくとのことでした。私も2月の初めに腹膜炎を患って10日ほど入院しました。ちょっと遅れれば危なかったようです。そういう歳というか、人間には何があるか分からないというのが今の状況です。
どうせ「お涙頂戴の猿芝居」で死の危険なんか全くなかったでしょうが、増元もそういう「お涙頂戴の茶番劇」をやるほど精神的に追い詰められてるんでしょうか。それはともかく、増元も「人間いつ死ぬか分かりません」と言うのなら何で「横田夫妻の孫との面会に反対し続けたのか」てことです。口から出任せも大概にしろと言いたい。
先ほどから朝鮮総連のことが度々でましたが、現行法で朝鮮総連に圧力をかけられないという話がありますが、破防法をかければいいだけのことじゃないですか。破防法があるんですから、それをかけるべきだと思います。
一体、破防法の要件のどこに朝鮮総連が該当してるのか。巣くう会の連中が破防法なんて言わないのは「そんなことはできやしないから」です(新法云々だって充分異常ではありますが)。巣くう会連中ですら言えない暴言が吐ける増元は尋常ではありません。大体総連を解散させることに拉致解決という意味で何の意味があるのか。さすが次世代の党(当時。現在の日ころ)から出馬しただけのことはあります。
外交問題ですか、これ。犯罪でしょう。
拉致問題は「外交でしか解決できない問題」だから外交問題でしょう。「犯罪者(北朝鮮)に舐められてたまるか」などと言ったところで何がどうなるもんでもない。
先日、シールズを支援するために香山リカ*22さんという人が、「平和と安全は戦って、勝ち得なければならない」という演説をしたらしいですが、趣旨は一緒だと思います。
「言うのもバカバカしいですが」全然違います。「安倍信者の極右」増元だって本心では「安倍批判派」シールズや香山氏には敵意しかないでしょうが。
5人は帰ってきましたが、20年近く経って解決にも至っていない現状を、私たちはもっと考えるべきですよね。
もちろん増元の考えた結果は「蓮池透さんの言うことも一理あるんじゃないか」「俺達家族会には問題があるんじゃないか」「5人帰って来たのは小泉外交の成果だから外交するしかないんじゃないか、制裁はやめた方がいいんじゃないか」なんてまともなもんじゃありません。「外務省が悪い、政府が悪い」などという責任転嫁でしかないわけです。
確かに北方領土や竹島は「解決のめどが立ってない*23」ですがこういう発言をする事が北方領土や竹島の返還運動をやってる人間から『増元はふざけんな!』と「反感を買いかねない」という常識が増元にはないようです。
拉致集会でこういう発言する意味がどこにあるのか。
■制裁強化と国際連携の圧力で全被害者を救出しよう5
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5283.html
西岡力(巣くう会会長)
今の朴槿恵大統領のお母さんは、在日韓国人に暗殺*24、*25されたんです。在日韓国人は日本生まれで、韓国語ができなかったのですが、朝鮮総連の幹部に洗脳されました。万景峰号が大阪まで来て、それに乗っていた北朝鮮の幹部に「朴大統領を暗殺しろ」という指令を受けて韓国に行った。
それなのに、「朝鮮総連を厳しく取り締まってほしい」という当時の朴正煕政権の要求を、日本政府は拒否しました。テロ支援基地に日本がなったんです。
もちろん「朝鮮総連の幹部が洗脳」「万景峰号から指令」という西岡発言には何の証拠もありません。証拠がないからこそ日本政府は朴の要求を拒絶したわけです。日本は法治国家だから証拠もないのに取締なんかできるわけもない。
たとえば「いわゆる山一抗争」で「山口組四代目組長(トップ)・竹中正久」「山口組若頭(ナンバー2)・中山勝正」が対立組織一和会のヒットマンによって暗殺されたのは明らかに一和会会長・山本広*26ら一和会幹部の命令によるものでしょう。とは言え証拠もないのに山本ら一和会幹部を逮捕することなどできないわけです。
大体、仮に「文世光事件」が朝鮮総連の組織的関与であったとして、今の朝鮮総連と何の関係があるのか。今の「ひかりの輪」「アレフ」とオウム真理教が直接には関係ないのと同じ事でしょう。道義的、政治的責任ならともかく「ひかりの輪」「アレフ」が法的処罰できないのと同様、総連を法的処罰なんかできるわけがない。大体、文世光事件と拉致の解決と何の関係があるのか。
最近でも、朝鮮大学校の元副学長がスパイだということが明らかになりました。
そんな事は何一つ明らかになっていません。
以前、拙エントリ『今日の産経ニュースほか(2/25分)(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20160225/5640158919)でも紹介しましたが、この元教員氏の逮捕容疑は詐欺でありスパイではありません。
また、■産経『朝鮮大の元准教授を処分保留で釈放 東京地検』
http://www.sankei.com/affairs/news/160225/afr1602250002-n1.html
ということでこの副学長(?)氏*27は「起訴されて裁判どころか」、不起訴処分でとっくに釈放されています。スパイと言う重大な犯罪容疑について「西岡が言うほど確実な証拠があれば」不起訴で釈放ということはあり得ないわけです。当然起訴されている。「不起訴で釈放で何がスパイだ、デマ野郎は黙れ」といった所で西岡のようなバカは根拠レスでやれ「警察、検察が無能だから証拠が得られなかった」「政治的圧力で釈放した」だの抜かすのでしょうが。つうかこれだって文世光事件同様、拉致の解決とは全く関係ない。俺が家族会の一員だったら「そんな事と拉致と何の関係があるんだ」と怒ってるところですが怒らないのが今の家族会だから本当にどうしようもないバカ集団です。
朝鮮大学校、朝鮮総連は元副学長を守らなかった。逮捕されたらすぐ辞表を受け取って、「我々と関係がない」と言った。つまり、(ボーガス注:スパイ容疑が?)事実だからです。
「はあ?」「西岡、お前はアホか?」ですね。彼の逮捕容疑は個人的な詐欺でしかないですが。その詐欺のバックに朝鮮総連がいたなんて事は何一つ証明されてない。つうかこれが仮に朝鮮大学校でなくて例えば「青柳幸一*28教授(当時)が司法試験漏洩事件を起こした明治大学」とでもしましょう。
青柳氏は明治大学を懲戒免職されたわけですが、彼が辞表を提出したら明治大学は当然受理したでしょう。
青柳氏の犯行を「明治大学生の司法試験合格率を上げるための明治大学の組織的犯行だ」という馬鹿野郎がいたら明治大学は「あんな不祥事を起こす人間を教授にしたのは不徳の致すところだが、我々とは直接に関係ない、アレは彼の個人的犯行だ」というでしょう。
で、世間は明治大学のそうした態度を自然な態度として受け入れるでしょう。朝鮮大学校の話もそれと何一つ変わらない。
そんなことをして何がどうなるんだって話です。拉致の解決と何一つ関係ない。違法捜査の疑いも濃厚でしょう。単に朝鮮大学校に嫌がらせしたいだけじゃないですか。むしろ「刀剣友の会事件」の時に巣くう会(場合によってはそれプラス家族会)の関連施設を家宅捜索した方がよかったんじゃないか。あるいは「山本美保さんの例の件」で荒木、西岡、島田、川人博ら巣くう会一味を山梨県警に対する名誉毀損で逮捕起訴してもいいでしょう。
在日朝鮮人の方々に失礼千万です。何がどうISなのか。日本人として申し訳ない気持ちです。こんな差別を助長する言動をする西岡ら巣くう会の方こそ「日本のIS」の名にふさわしいでしょう(つうか日本会議のバックにある神社本庁や生長の家などといった右翼宗教は冗談抜きで「日本の原理主義」「日本のティーパーティー」「日本のIS」といって何一つ問題ないと俺は思っています)。
実際巣くう会の中からは「刀剣友の会」というテロリスト集団が誕生したわけです。このテロリスト集団がした行為(田中均氏、社民党、朝鮮総連などへの脅し)に対して巣くう会は「我々の犯行ではないが、我々の内部から不心得者がでて申し訳ない」などとは未だにわびていません。どれほど恥知らずなクズ集団なのか。
中国が今おかしなことを言って、米朝平和条約の会談をしようと言っています。
何がおかしいのか。「米朝が交渉して、そうした条約の成立する可能性はともかく」米朝平和条約が成立すれば朝鮮半島の軍事的危機も遠のくわけです。拉致解決という意味でも大変いいことでしょう。勿論西岡ら巣くう会にとってそれは良くないことであり、何故よくないかと言えば「米国が北朝鮮を軍事攻撃するオプションを捨てたくないから」です。どこまで野蛮なのか。
■制裁強化と国際連携の圧力で全被害者を救出しよう4
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5281.html
西岡力(巣くう会会長)
去年、「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!」という運動方針を決めました。全力で闘ってきましたが、しかし最終決戦は終わらなかった。そこで、「最終決戦は続いている 制裁と国際連携で全員救出実現を!」としました。
ばかばかしい。「不退転の決意」「最終決戦」とでかい口を叩くのなら「最終決戦」に失敗した西岡らは責任とって救う会の役職を辞任したらどうなのか。先日もなでしこジャパンの佐々木監督がリオ五輪予選敗退(オーストラリアと中国が五輪本戦進出)の責任を取って辞任表明しましたが、まともな人間は公約したことが実現できなければ佐々木氏のように責任を取ります。責任がとれないのなら西岡らは最終決戦、不退転とでかい口叩くなと言う話です。とはいえ俺みたいな発言に「救う会を敵視するな」と言い出すのが今の家族会なんでしょう。俺が家族会なら「最終決戦、不退転と言うからには拉致被害者は救出できるんでしょうね?。できなかったら責任とって公職から引退する覚悟があるんですか?。それだけの覚悟もないのに最終決戦、不退転なんて言ってる無責任男があなた方救う会ですか?」と西岡らを問い詰め、まともな回答がなければ西岡らと縁切りするところです。つうかその縁切りをしたのが蓮池透氏ですが。それができない今の家族会連中は本当にバカです。
去年の運動方針で、「特別調査委員会の調査はそもそも必要ない。北朝鮮は拉致被害者について、既に情報をもっている」。だから「報告書が問題ではなく、被害者が帰ってくるかどうかが問題なんだ。報告書をくれと言うべきではない。被害者の帰国を求めよ」と主張しました。
ばかばかしい。向こうは「調査しないと分からない」といってるのに「調査しなくても分かるはずだ」と言って喧嘩を売って何か意味があるのか。
それから、「期限を切って、帰国が実現しなかった場合は追加制裁をかけよ」という運動方針を決めていました。
制裁すると拉致が解決するという謎理論もいい加減にして欲しい。単に北朝鮮に嫌がらせしたいだけじゃないですか。
安倍政権は、「拉致について何も報告がないならいらない。拉致なしの報告書を受け取ることはしない」と言っていました。
いい加減にして欲しい。日本人妻でも残留邦人遺骨問題でも何でも報告書を受け取ればいい。受け取ったら拉致が解決しなくなるなんて論理関係はどこにもない。どれほど日本人妻や「残留邦人の遺族」に冷たいのか。本来なら家族会が「我々のために日本人妻などを犠牲にしないで欲しい、拉致を最優先にしなくていい」というべきでしょうがそういう人道精神、同胞愛がないんだから家族会の連中は本当にバカでクズです。
私の聞いているところでは、外務省は、「ストックホルム合意に書いてあるのだから先にできたものを貰った方がいい」と言っていたとの話もあります。しかし安倍総理は、「それはだめだ」と拒否しました。
それが事実なら安倍のバカ野郎には本当に頭に来ます。
私の北朝鮮の複数の情報筋から、一昨年春1回、去年8月に1回、「危ないですよ。殺されて『遺骨』を作る危険がまた高まってきました」と聞いています。
(中略)
「(ボーガス注:巣くう会の情報では)2013年まで生きていた人が『遺骨』で帰ってきて、それが94年に死んだと言われても、それは信じられない。帰って来た瞬間に虐殺だと言いますよ」ということを繰り返しいいました。
ばかばかしい。そんなことをやるわけがないでしょう。
1)西岡らが「遺骨を出したら、出した時点で殺したに違いないと非難するぞ」と北朝鮮を恫喝し遺骨の提出を阻止したい
2)仮にめぐみさんか誰かのモノホン遺骨がでてDNA鑑定でも間違いないという結果が出ても「殺したに違いない」と悪口雑言して横田夫妻らを丸め込む事前準備
つうくだらない話でしかありません。
家族会の横田早紀江さんも、(ボーガス注:外務省の)伊原*31(ボーガス注:アジア大洋州)局長がいるところで、「被害者が帰ってくるのが問題で『遺骨』なんかいりません。もらってこないでください」と明確に話しておられました。
横田母はどうしようもないバカです。たとえばめぐみさんの遺骨が出てきたとしましょう。
「DNA鑑定で間違いない」という結果が出れば「遺骨が出てきて良かった」という話でしょう。あの母は馬鹿だから「小泉訪朝後に殺して遺骨にした」と言い出しかねませんが、そんなことはあるわけもないでしょう。
一方「DNA鑑定でニセモノだった」らどうか。「本物を出しなさい」と言えるわけです。どっちにしろ横田夫妻にデメリットはないと思いますが。そもそも生きてるなんて保障はどこにもありません。いい加減現実を直視したらどうなのか。
めぐみさんたちは秘密をたくさん知りすぎているので返さなかった。
もちろん「帰ってこない人間は秘密を知りすぎてたが、帰ってきた蓮池氏らは秘密を知ってなかった」などという証拠はどこにもありません。「死亡した」と考えるのが一番自然でしょう。
2年前より今の方が情勢は有利だと私は思っています。
どこが有利なのか。安保理制裁はあくまでも「核、ミサイル問題」がテーマであって拉致なんかかけらも関係ない。
■制裁強化と国際連携の圧力で全被害者を救出しよう3
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5279.html
スネドン君拉致疑惑説には「過去に突っ込んでるので」今回は特に突っ込みません。たぶん決議は可決されないでしょう。そのくらいの常識は米国議会にあると「願望込みですが」思っています。
島田洋一(巣くう会副会長)
ポール・ライアン下院議長。46歳で共和党の若手で、前回の大統領選挙*32で副大統領候補になった人。今の大統領選でも、共和党はかなり分裂状態ですが、7月の党大会の段階で誰も過半数を集められない場合、一からの投票になるのですが、その場合ポール・ライアン氏が共和党の候補としてかつがれるのではないかと言われている重要人物です。
ライアンの補佐官があってくれたと喜ぶ島田ですが本人ではなくて「補佐官」ですからね。どこまで評価できるかどうか。
それはともかく、島田がここで言ってる「トランプ、クルーズ*33、ルビオ*34の誰も過半数が穫れず、一からの投票で新しい人間(例えばライアン)を担ぐ」つうのは「放言王トランプ、茶会クルーズ潰しの奇策」として一部で主張されてる案です。つまりはこんな奇策をとらないとトランプやクルーズに主流派は勝てないわけです。
「意外なことに」日本のトランプ、クルーズと呼んでいいトンデモ右翼・島田もこの案の支持者なのでしょう。こんな「掟破りの奇策」が主張される辺り共和党は本当にやばい状況でしょう。
問題は
1)暫定1位トランプや暫定2位クルーズの過半数阻止*35なんかできるのか(当然ながらこの案の実現のためには暫定3位ルビオ以下の巻き返しが重要です)
2)できたとして誰を担ぐのか(島田一押しはライアンのようですが。そもそもこういう士気が下がる掟破り候補で出たがる候補がいるのかつう問題もあります。民主党に惨敗して政治生命がかえって終わってしまうかも知れない)
3)そんな「掟破りの候補」で士気が上がるのか、民主党に勝てるのか
4)トランプが独立系として出ることになってかえって共和党候補との票の食い合いで民主党候補(サンダースに好意的な俺ですがたぶんクリントンなんでしょうね)を利するだけじゃないか
つう問題があるわけです。
■制裁強化と国際連携の圧力で全被害者を救出しよう2
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5277.html
島田洋一(巣くう会副会長)
決議の履行状況について、各国は90日以内に国連に報告することになっていますが、従来の制裁決議に関して言うと、国連加盟国193の内、157が未だに報告していない。
(中略)
しかし、まず報告が出なければ、貿易状況が一体どうなっているかの基本データすらないわけですから、やはり日本とアメリカが中心になって、報告書を出さない国に対してはODAを止めるというような圧力をかける必要がある。
「報告のない国=制裁してない国」ではないでしょう。また疑えば「報告のある国=制裁してる国」かどうかも「虚偽報告の可能性がある」から疑えるわけですが、それはさておき。「193のうち157が報告してない」ということは「7〜8割近くが報告してない」わけでちょっとこれは「どうにもこうにもならない」でしょう。これらすべての国に対して「ODAを止める」なんてことができるとも思えない。
「国連は何をやってる」という島田ですが、私見では国連事務総長は世界政府大統領ではなく「町内会会長」レベルでしかないので「町内会員の大多数がやる気ない」とどうにもこうにもならないわけです。
それはともかく、日本が島田の言うようなことをするとしてもせいぜい
1)「北朝鮮制裁を公然と大規模に破ってる疑いのある国に限定して」
あるいは
2)「ODAを止めるなど何らかのアクションによって提出してくれそうな国に限定して(つまり1)と違い制裁に与える効果が大きいかは疑問)」
何かアクションするしかないでしょう。ただそうしてもどれだけ効果があるかはわからない。なるほど北朝鮮が瀬戸際外交する理由がわかる気がします。「座して死を待つわけにはいかない」「安保理制裁のリスクがあっても、リスクを冒さないと展望がない」という認識もあるのでしょうが「制裁は痛いが体制が崩壊するほどではない」という認識もあるのでしょう。
古屋圭司(元拉致問題担当大臣、自民党拉致問題対策本部長)
私が大臣の時もアメリカ国務省の高官に、「スネドン氏の状況証拠がそろっているからアメリカ人拉致と認定するように」と要請を何度もしましたが、「証拠がない」、「その情報は中国から入手している」ということでした。
これが果たして信頼できるものかどうかは皆さんの判断にお任せします。
国務省の認識のほうが古屋や救う会より信用できると思いますが?。つうか古屋や救う会が本気で言ってるようにはとても思えません。
物は言いようです。実際にはこんな与太話は共和党の反北朝鮮極右議員しか相手にしてくれないのでしょう。
その結果、一昨年末にケリー国務長官に、15名の上下両院議員が、この問題について「真相究明せよ」との書状が出ました。
もちろんケリーはこんな与太は無視しました。
マルコ・ルビオ氏。今大統領選に出ています。
(中略)
その日はルビオ氏はテキサス州で大統領選のディベートがあるということでワシントンにはおらず、補佐官に会いました。そしてこの決議案の提案者になってほしいとお願いしました。そうしたらすぐルビオ氏と相談するということで、4、5時間後には、アメリカ大使館の公使で、補佐官のカウンター パートから直接電話が入り、「今本人に確認したところ提案者になることは諒解」との返事をもらいました。
これが事実ならルビオはまともじゃない。スネドン君のどこが北朝鮮拉致なのか。「古屋は安倍の子分だから、恩を売っておいて損はない」とでも思ってるのか。「トランプやクルーズのほうがもしかしてルビオよりましなんじゃねえの?」とすら思えます。
産経新聞などの新聞には翌日報道していただいたようですが
「など」て産経以外のどこがこんな報道したんでしょうか?
アメリカは拉致問題で協力すると言っています。横田さんご夫妻も飯塚さんもブッシュ大統領、オバマ大統領に会っています。
しかし、自国民が拉致されているということではないので、アメリカの一般国民にしてみれば、北朝鮮の核・ミサイル問題には問題意識をすごく持っていますが、拉致問題については、「遠いアジアの話でしょ」ということで、ある意味で否定はできないと思います。
そこで、アメリカ人も拉致されたんだ、テロに等しい拉致が行われたという決議が採択されれば報道されます。
おいおいです。前半の「米国人は核、ミサイルはともかくほとんど拉致に興味ない」はその通りでしょう。しかし後半はトンデモです。「小泉訪朝後に中国雲南省で失踪した青年は北朝鮮拉致の疑いがあるんですよ」と言って誰が信用するのか。
「小泉訪朝後に拉致はしねえだろ?」「雲南省って北朝鮮からは遠く離れてる。どうやって北朝鮮に連れてくるの?。陸路?。空路?。水路?」「北朝鮮拉致かもしれないってみなす根拠は何?」「それが事実ならなんで米国政府(国務省やFBI)は動かないの?」「そんな与太で米国人が騙せると思ってるの?」でしょう。
アメリカ人の正義というのは軍隊を出しても取り戻すことです。
与太も大概にしてほしい。拉致ではないですが「北朝鮮旅行をしていた米国人」が「スパイ容疑で身柄拘束されたとき」に米国がしたことは「カーター元大統領やクリントン元大統領の訪朝による外交」です。軍隊の突入じゃない。
■制裁強化と国際連携の圧力で全被害者を救出しよう1
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5275.html
西岡力(巣くう会会長)
かつて南アフリカがアパルトヘイトをしていた時、国際社会は制裁をしました。
(中略)
国際社会は南アフリカのダイアモンドを買わないという制裁をしています。
だから北朝鮮制裁に効果がある、という西岡です。小生は「南アと北朝鮮と、いろいろと違いがあるからそう言えるか疑問」と思います*36がそれはさておき。最近の若者は「南アのアパルトヘイト」「名誉白人」といっても何のことかわからないでしょう。1990年にマンデラ(1994年には大統領に就任)が釈放されてからもう今年で25年もの時が経ちましたから。
しかし欧米諸国がアパルトヘイトを理由に経済制裁しても「地下資源(レアアースやダイヤモンドなど)目当てに南アと付き合い続け、アパルトヘイトで差別対象の有色人種でありながら、名誉白人という称号を南アからもらった」のが日本です。あげく1988年の国連総会では「日本が南ア制裁をしないことを名指しで非難する」国連決議が成立しました。もちろんこうした南アとの付き合いを「容認し続けた」のが自民党や旧民社党という右派であり、逆に厳しく批判したのが社会党、共産党などの左派です。
確かに「日本で一番有名な制裁の成功例」は「南アに対する制裁」でしょう。何せ「囚人だった」マンデラが釈放され、大統領になったことは有名な話です。
とはいえ「経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ」(id:Bill_McCreary氏の名言、たとえばhttp://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/1a7187cdeada28ece24c5aec214d9449参照)として「地下資源のために南アと付き合い続けた西岡らウヨ」にとって南アの件を自分から持ち出すなど普通躊躇するでしょうが、そういうことが平然とできるとは全く面の皮の厚い連中です。その場に「ネルソン・マンデラ的な人物」がいれば連中もこういう放言には躊躇するかもしれませんが、身内しかいないのでこういう恥知らずな言動ができるのでしょう。
島田洋一(巣くう会副会長)
中国はよく、「拉致問題は日朝二国間の問題でしょう。二国間の問題をこういう多国間の枠組みの文書に入れるのは問題だ」というような言い方をしてくると聞きます。
その場合、中国人にも拉致被害者がいるじゃないかということを日本側は公に言うべきだし、後で古屋元大臣から報告があると思いますが、アメリカ人にも拉致疑惑が濃厚な人がいる。
「中国に拉致被害者がいる」も「米国に拉致被害者がいる」も救う会の与太でしかありません。大体「米国の拉致被害者」と救う会が言うスネドン君は「失踪時期は小泉訪朝後で、失踪場所は北朝鮮から遠く離れた中国雲南省」です。どう見ても北朝鮮拉致ではない。当然、米国政府もこんなもんを北朝鮮拉致認定などしません。今後認定する見込みもない。
■古屋*37大臣と島田洋一副会長が拉致で訪米
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5270.html
主目的は、2月10日、米上下両院に「デヴィド・スネドンの失踪に懸念を表明する決議案」が提出されたのを受け、関係議員らと意見交換を行い、その採択を促すことであった。
2004年8月に中国雲南省で行方不明となった米国人スネドン青年(当時24歳)には、北朝鮮による拉致の強い疑いがある。
スネドン君が失踪した「2004年8月」といえば小泉訪朝(2002年9月)から約2年がたっています。
スネドン君が失踪した雲南省はミャンマーとか東南アジアに近く、北朝鮮からは遠く離れています。これを「北朝鮮拉致の疑いがある」なんてのは与太でしかありません。実際巣くう会連中はそう判断するまともな根拠を何ら提出できません。
■2月24日
ワシントンDC到着(9:30)
・駐米大使公邸にて打合せ(佐々江*38大使他)
・ビリー・ロング下院議員(共和)
・クローディア・ロゼット(ジャーナリスト)―インタビュー
・シャノン・ティエッジ(ディプロマット誌編集主幹)―インタビュー
■2月25日
・ナンシー・ペロシ下院院内総務(民主)の補佐官
・ポール・ライアン下院議長(共和)の補佐官
・マルコ・ルビオ上院議員(共和)の補佐官
・デブ・フィッシャー上院議員(共和)の補佐官
・マイク・リー上院議員(共和)―スネドン決議案提出者
・ダイアナ・デゲット下院議員(民主)
・デヴィン・ニューネス下院情報特別委員長(共和)の補佐官
・スティーブ・シャボット下院中小企業委員長(共和)
・クリス・スチュアート下院議員(共和)―スネドン決議案提出者
・ベン・サス上院議員(共和)の補佐官
・こんな与太話につきあわされる佐々江駐米大使(元外務事務次官)には心から同情します。
・古屋、島田コンビも随分と政界関係者と会ったもんです。古屋が大臣経験者で与党議員とは言え、「議員本人ではなく補佐官」とはいえライアン下院議長やペロシ民主党下院院内総務(元下院議長)、マルコ・ルビオ上院議員(共和党大統領予備選挙でトランプ、クルーズに次ぐ暫定3位)なんて大物の関係者がよく「こんな与太話」を相手をしたもんです。「共和9人、民主2人」と、面会相手にやたら共和党議員が多いのは「古屋らが米国民主党を敵視してるから」か、はたまたこんな与太には「米国民主党議員は冷たい(古屋らが面会を求めても断られた)」のか。
ただほとんどの議員は「補佐官」でありどこまで本気かは疑問です。まあ決議案を提出したという「マイク・リー上院議員(共和)」「クリス・スチュアート下院議員(共和)」なんてとんでもない野郎もいますし、そうしたトンデモは平然と議員本人が古屋や島田にあったようですが。
■家族会・救う会新運動方針
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5267.html
新方針といったところで「本質的な意味で新しい物」など何一つありません。「北朝鮮民主化」ならともかく、「拉致解決」という意味では糞の役にも立たないいつもの北朝鮮敵視論、北朝鮮打倒論です(中露が北朝鮮支援しているという意味では打倒論には現実性もないでしょう)。交渉以外にどうやって拉致が解決できるというのか。打倒して内戦にでもなったら拉致の解決に逆行するのではないのか。
会議では「朝鮮学校への補助金を出している地方公共団体に対して、全面停止を強く求め、合わせて政府にそのように指導・助言すること求める」ことを決議した。
「拉致解決と何の関係があるんだ?」と心底呆れます(関係があったとしてもこんな差別行為は許されませんが)。「日韓間の諸問題(慰安婦とか竹島とか)を解決するために韓国学校の補助金を廃止しよう、そうすれば韓国政府は反省するだろう(日本)」あるいは逆に「日韓間の諸問題を解決するために日本人学校の補助金を廃止しよう、そうすれば日本政府は反省するだろう(韓国)」レベルの暴論でしょう。なお、蓮池透氏は既に「朝鮮学校については拉致と関係はない。家族会が朝鮮学校について何か発言するのは右翼に悪しき政治利用をされているだけだ」と当然すぎるほど当然の批判をしています。
できれば「無償化除外や補助金廃止、削減には私は反対だ」とまで蓮池氏には言って欲しいところですが、そこまで蓮池氏に要求するのも酷でしょう。「拉致と朝鮮学校は関係ない」といっただけでも非常にまともというかありがたいというか高く評価したいと思います。つうかこんなん本来当たり前のことなんですけどね。日本人であることが本当に嫌になります。
生存者を傷つけて死亡の証拠を捏造するテロ計画の存在を暴いてそれを止め(中略)たことなど、私たちの運動は一定の役割を果たしてきた。
「そう言う計画があるが俺達が事前にそう言うことをしたら許さないと警告したから、北朝鮮が俺達を恐れて、そう言う陰謀が起こらなかった」と根拠レスで救う会が放言してるだけです。
インチキ宗教家が「今年の1月に関東で大地震が起こるはずだったが私の祈祷で起こらなかった」と放言するのと同レベルのデマカセです。救う会、家族会の運動に成果があるどころか、最近は何の成果もないからこそこういう与太まで飛ばすわけです。まともな人間ならつきあいきれません。
認定未認定にかかわらず、すべての拉致被害者の救出が我々の目的である。
政府未認定、つまり特定失踪者も北朝鮮拉致だといういつもの寝言です。救う会ならともかく家族会がこんな寝言に荷担するのはわけがわかりません。たとえば横田夫妻は「松岡伸矢君(4歳の幼稚園児)の失踪は北朝鮮拉致だ」「佐賀直香さん(小学校1年生)の失踪は北朝鮮拉致だ」「山本美保さんが山形の海岸で遺体で発見されたというのは嘘だ、アレは別人の遺体だ、美保さんは北朝鮮で生きてる」などなどの「特定失踪者関係の寝言」を全て事実だと本気で思ってるのか。
そうした寝言を元に「美保さんを、松岡君を、直香さんを北朝鮮は返せ」と無理難題を要求することが「横田めぐみさんの帰国」に役立つと本気で思ってるのか。いやそれ以前にそういうバカをする事が孫の身を危険にさらさないかと不安にならないのか(こういう事を言うと北朝鮮シンパ・ボーガスの脅しだとか言い出しかねない夫婦だから弱りますが)。
もはや「めぐみはもはや生きてない、だから娘の敵・北朝鮮を叩き潰したい、復讐したい。復讐のためなら、孫のウンギョンがどうなっても構わない」と思って因縁つけてるか、「くだらない人間的しがらみに囚われて、損得勘定もできずに救う会の言いなりになってるか」、いずれにせよ彼らの言う「めぐみの救出」が口から出任せの嘘っぱちではないかと疑われても仕方がない所業でしょう。
いつもの「自衛隊レンジャー部隊出動論」です。そんなことができるわけもない。拉致被害者の居場所も分からないのにどこに出撃するのか。単に自衛隊の海外派兵がやりたいだけじゃないのか。自衛隊員の命を何だと思ってるのか。
総連中央が競売された中央会館に居座る問題について、その不明朗さを追及する。
居座るも何も総連のビル継続使用は何ら違法行為ではありませんし、そんなことに因縁つけて拉致の解決にどう役立つというのか。
日本人拉致に直接的間接的に関与した者に対する法的措置の早期実現を求めていく。
そんな事(拉致実行犯の処罰)が可能なら巣くう会に言われなくてもとっくの昔に逮捕・起訴してるでしょう。
要するに「国外逃亡して逮捕のしようがない」「国内にいるが証拠がない」「国内にいるが時効が成立してる」のどれかだということです。つうか「処罰できれば処罰するにこしたことはない」ですが拉致被害者救出という意味においては処罰にこだわる必要はどこにもないでしょう。
菅元首相への悪質な誹謗中傷*41でしかありません。こんなもんに関与して家族会は本当にバカです。よほどのアンチ菅(アンチ民主党の極右?)か、「菅氏への誹謗は酷いけど家族会はかわいそうな人たちだから大目に見てやろう」という「ダライ一味の不祥事に甘いid:MukkeやI濱女史並に家族会に甘い人」くらいしかこんなもん容認しない。もちろん菅氏や菅氏の支持者が家族会の誹謗中傷に激怒し、彼らを敵視するのは当然でしょう。デマ中傷するようなクズの家族会は恨まれ、憎まれても自業自得です。「拉致被害者家族はかわいそうな人間だと皆が同情してるから何でも許されると思い上がってるのか、ふざけんな!。俺はお前らみたいなウスラバカなんか軽蔑の対象だ!」としか言いようがない。
どっちにしろ、まともな人間はこんな腐った運動に関与する気にはなりません。
しかしこんな愚行に荷担する家族会もバカですが、「拉致問題」に菅氏への誹謗中傷を持ち込む救う会も論外のクズです。菅氏もマジで家族会と救う会を名誉毀損(刑事&民事)で訴えていいんじゃないか。どうせ連中は反省しないでしょうが法の裁きを加えてやるべきです。
フランスをはじめとするまだ家族が名乗り出ていない外国人拉致事件についても調査、啓発を続け国際連携の輪を広げる。
要するに「名乗り出てない拉致被害者家族の発掘」、つまりは「外国版特定失踪者」をフランスその他の外国でやりますというとんでもない話です。外国に日本の恥をさらしたあげく、「家族の失踪で正気を失っている」外国人を「あなたの家族は北朝鮮に拉致された」というペテンにかけ調査費用名目で金を巻き上げようというのだから最悪です(応じる外国人がいるかは疑問ですしいない事を願っていますが)。既に米国人青年「デビッド・スネドン君(小泉訪朝後の失踪であり北朝鮮拉致の可能性は低い)」が米国版特定失踪者ですが連中の黒い野望はその程度では終わらないわけです(呆)。これにつきあえる横田夫妻ら家族会はもはやまともではありません。
中国が自国の拉致被害者救出に取り組まざるを得ないように圧力をかける。
特定失踪者の与太と同じで「中国に拉致被害者がいる」という確実な根拠はどこにもありません。つうかぶっちゃけた話、「仮に中国人拉致被害者が本当にいて、中国が仮にそう言うことに取り組んだとして」反中国右翼の巣窟・救う会と中国が連携するわけもない。連携しなければ日本人拉致被害者救出という意味では中国が何しようと何の意味もない。
中国と連携したいなら「打倒中国を叫ぶ巣くう会副会長島田洋一みたいな反中国バカを黙らせる」かいっそのこと役職から更迭すべきでしょう。そう言うことが巣くう会一味にできるとは思っていませんが。
結局、アンチ中国の極右として「自国民が拉致されてる*42のに北朝鮮に甘い中国はおかしい」と巣くう会が悪口雑言したいだけでしょう。もちろんそんな悪口雑言しても拉致は解決しない。巣くう会、そして巣くう会とつるむ家族会とは全くふざけた連中です。
福留さんの件も「後で触れる寺越さんの件同様、救う会、家族会の主張は無茶苦茶」なのかもしれませんが、よく知りませんのでコメントしません。しかし、寺越さんの件については、当の寺越さんが「拉致じゃない」といい、それをお母さんも受け入れてるのに救う会、家族会は何を考えてるのか。「北朝鮮に職と家族をもち生活基盤をおいている」寺越さんに迷惑をかけるだけの愚行がよくもできるもんです。
寺越さんの帰国やお母さんの訪朝に困難を作り出すだけでしょう。
他にも色々と批判ポイントはあるでしょうが、以上、俺の気付いた批判ポイントを批判してみました。改めて家族会と救う会の馬鹿さには呆れます。
■内外での制裁強化は大きなチャンス−飯塚繁雄家族会代表
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5262.html
飯塚のような馬鹿には何一つ期待しませんが改めて呆れます。何がどうチャンスなのか。
古屋圭司・本部長は、「デービッド・スネドン氏の失踪に関する両院一致決議案」が米国の上下両院に提出されたことを踏まえ、採択に向けて来週訪米すると表明した。
ばかばかしくて二の句が継げません。「小泉訪朝後に中国雲南省で失踪したスネドン君」のどこが北朝鮮拉致なのか。こんなあほな決議案を出すバカが米国議員にいることには心底呆れますがさすがに可決はされないでしょう。そこまで米国議会もバカじゃないでしょうし、それは古屋も理解した上での「パフォーマンスとしての訪米」でしょう。実にくだらない。
■「特別調査委員会」解体に抗議する家族会・救う会声明
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5259.html
抗議するといいながら
・そもそも「特別調査委委員会」なるものは、全ての被害者を返すための形式であってそれ自体ほとんど意味がないものだった。
・したがって、実質的意味のない特別調査委員会の解体について、一喜一憂をするものではない。
などというのだから頭痛がします。どこが抗議なのか。だからこそ荒木和博は解体発表を「渡りに船」などと放言するわけです。
韓国へのスパイ基地の役割を果たしてきた朝鮮総連の活動を厳しく取り締まることができる新法制定を積極的に検討して欲しい。
ばかばかしい。「朝鮮総連がスパイ基地」という放言に何の根拠があるのか。
そもそもそんな事と拉致解決と何の関係があるのか。家族会がこんな馬鹿な事を巣くう会と共にし続ける限り拉致は解決しません。
*1:「予備役ブルーリボンの会広報部会長」「『防人の道 今日の自衛隊(チャンネル桜)』キャスター」というプロ右翼活動家。2014年の東京都知事選挙では田母神俊雄候補の選挙対策本部広報を務め、日刊ゲンダイ等のメディアで「田母神ガールズ」の1人として取り上げられた。
*2:実際には健康体でしょうが
*3:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相
*4:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、佐藤内閣外相、自民党幹事長(佐藤総裁時代)、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相
*5:小生には妹はいませんが松本のセリフにあわせました
*6:小泉内閣国家公安委員長、財務相、自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相など歴任
*9:第1次安倍内閣首相補佐官(教育再生担当)、第3次安倍内閣国家公安委員長を歴任
*12:小渕内閣で防衛政務次官になるが核武装暴言で引責辞任。民主党議員時代に「弁護士法違反」で逮捕・起訴され党を除名(なお、後に有罪判決で弁護士資格を失う)。その後、維新の会に所属するが「日本には韓国人の売春婦がうようよいる。」という暴言で党を除名。現在は日ころ所属(次の参院選で出馬予定)。
*13:2015年3月13日に体調不良を理由に衆議院本会議を欠席するも、翌14、15日に知人男性と旅行に出かけていたことを週刊誌に報じられ、維新の党は彼女を除名。現在は無所属。
*14:小泉内閣官房長官、自民党幹事長(麻生総裁時代)、総務会長(谷垣総裁時代)など歴任
*15:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相を歴任
*16:公用タクシーチケットの不正使用(私的利用)がばれて一期で市長を退任した人間のくず
*17:細かいことですが「拉致はテロにも等しい」と古屋が表現するのに対し「拉致はテロ」といい「テロだから自衛権の発動(自衛隊の対北朝鮮軍事行動)も許される」と放言するのが救う会です。
*18:菅内閣総務大臣政務官、野田内閣外務大臣政務官を歴任。「自民党→国民新党→新党改革→次世代の党→日本のこころを大切にする党(次世代の党が改名)」という渡り鳥議員。
*19:村山内閣運輸相、森内閣通産相、小泉内閣経産相など歴任
*20:国連加盟国に向かってテロ集団呼ばわりとはいい度胸です。
*21:「安倍政権はそうした法案を提出せよ」でない点は「安倍に対する配慮(安倍が提出しなかったときに非難したくない)」なんでしょうか。そう言う意味ではこの提言、どこまで本気かは疑問です。
*22:著書『若者の法則』(2002年、岩波新書)、『ぷちナショナリズム症候群:若者たちのニッポン主義』(2002年、中公新書ラクレ)、『〈私〉の愛国心』(2004年、ちくま新書)、『10代のうちに考えておくこと』(2005年、岩波ジュニア新書)、『老後がこわい』(2006年、講談社現代新書)、『テレビの罠:コイズミ現象を読みとく』(2006年、ちくま新書)、『なぜ日本人は劣化したか』(2007年、講談社現代新書)、『おとなの男の心理学』(2007年、ベスト新書)、『「私はうつ」と言いたがる人たち』(2008年、PHP新書)、『うつで困ったときに開く本』(2009年、朝日新書)、『雅子さまと「新型うつ」』(2009年、朝日新書)、『母親はなぜ生きづらいか』(2010年、講談社現代新書)、『〈不安な時代〉の精神病理』(2011年、講談社現代新書)、『気にしない技術』(2011年、PHP新書)、『劣化する日本人』(2014年、ベスト新書)、『テロリストの心理戦術』(2015年、ベスト新書)など
*23:つうか俺個人の考えを正直に話せば返還運動やってる方には失礼ながら「もうあきらめるしかない」「共同開発できれば御の字」「北方領土は2島返還でも御の字」ですが。
*24:いわゆる文世光事件のこと
*25:朴チョンヒ暗殺を狙った銃弾がそれての死亡(母親を殺したかったわけではない)なのでこういう表現はいかがな物か。暗殺(政治的目的による殺害)でなく「殺害」なら問題ないですが。
*26:山口組・筆頭若頭補佐(ナンバー3)、組長代行を歴任し三代目組長・田岡亡き後の四代目組長を狙うが竹中に敗北。山口組を脱退し一和会を結成するが山口組との抗争に敗れ、引退に追い込まれる。今度の「山口組VS神戸山口組」はどうなることでしょうね。
*27:産経記事に寄れば副学長ではなく「経営学部副学部長」のようです。
*28:著書『個人の尊重と人間の尊厳』(1996年、尚学社)、『人権・社会・国家』(2002年、尚学社)、『憲法における人間の尊厳』(2009年、尚学社)、『憲法学のアポリア』(2014年、尚学社)
*31:役職は当時。現在のアジア大洋州局長は石兼公博氏で、伊原氏は現在、ジュネーブ国際機関代表部大使。
*32:ちなみに前回の共和党候補はロムニー元マサチューセッツ州知事です。
*35:たぶん「主流派を自称するルビオと茶会クルーズが組んでトランプ阻止」つうのはないんでしょうね。まあそう言うことが評価できるのかも疑問ですが。そうなればクルーズの地位は上がるでしょうからね。
*36:例えば違いとしては「国際社会においてアパルトヘイトは文句の余地なく悪だが核開発はそういえるかは疑問(インド、パキスタンの開発は制裁など受けていません)」「中露は北朝鮮を公然と支援してる」「マンデラ的な政府批判派のビッグネームが北朝鮮にいない」「南ア制裁はアパルトヘイト廃止が目的でしかないが北朝鮮制裁は政権転覆狙いの疑い濃厚なので北朝鮮が飲みづらい」などがあるでしょう。
*37:正確には元大臣です。今の古屋は自民党拉致問題対策本部長であって大臣ではありません
*38:外務省経済局長、アジア大洋州局長、外務審議官(政務担当)、外務事務次官などを経て駐米大使
*39:要するに戦乱発生時ですね
*40:橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相などを経て首相。著書『大臣(増補版)』(2009年、岩波新書)、『東電福島原発事故:総理大臣として考えたこと』(2012年、幻冬舎新書)など
*41:「市民の党」に対する誹謗中傷も成立するかも知れません。
*42:何度も言いますがそんな根拠はどこにもない。