今日の産経ニュース(11/22分)(追記・訂正あり)

■志位・共産委員長「戦争法廃止なら、米国と一定の緊張関係」
http://www.sankei.com/politics/news/151122/plt1511220019-n1.html
 米国は戦争法制定を「歓迎しています」ので「緊張関係」云々は当たり前の発言です。その上で志位氏は「緊張関係が嫌だからと言って何でもハイで受けるのなら属国でしかない、それでいいのか、日本の国益が守れるのか」「日本には日本の国益があること、その国益アメリカが無視することはかえって日米関係を悪くする*1のではないかとはっきり言うべきでないか」としているようですがこれまた、当たり前の発言です。
 つうか中韓露など相手にはその要望(例:首相の靖国参拝反対)に対して「属国じゃない」と居直るウヨ連中が米国相手にはただただへいこらし、共産などの米国批判を「日米友好を破壊している」と批判。
 一方、共産の志位氏が「日本は米国の属国じゃない」「友好関係とは属国になる事と違う」と愛国発言する様には「志位の方がよほど右翼的(?)じゃないか、そんなんで日本の自称保守派はええんか」と悲しみを感じますね。


■【大阪ダブル選】松井氏、自民支持層の5割近くに浸透…維新候補、自・民を切り崩し 出口調査分析
http://www.sankei.com/politics/news/151122/plt1511220036-n1.html
 産経記事を信じれば自民党候補でありながら「共産、公明、民主支持層の支持をかなり得たのに、地盤であるはずの自民支持層から票がかなり流れたことが痛かった」と言えるでしょう。
 つまりは「自民支持層にどう維新の問題点を訴えていくか」ということが大阪自民の課題として浮上したわけです。「共産、公明、民主支持層の多く」にとって維新が「受け入れがたい存在」であるのに対し「自民支持層にとっては必ずしもそうではない」わけです。


■【大阪ダブル選】「駄々っ子だ」「普通の会社ならとっくにつぶれてる」有権者の思い
http://www.sankei.com/west/news/151122/wst1511220078-n1.html
 「だだっ子だ」というのは「また都構想を議会に提出したい」と言ってる橋下への批判です。
 しかし「とっくに潰れてる」が「橋下シンパの発言」つうのには頭痛がしてきますね。
 むしろ橋下みたいな無茶苦茶な奴がトップなら普通の会社はとっくに潰れていたでしょう。


■【大阪ダブル選】「自民候補を共産が自主支援することを徹底的についた」維新府議が振り返る
http://www.sankei.com/west/news/151122/wst1511220061-n1.html
 産経がそういう反共話にしたいことはよく分かります。
 しかし
1)堺市長選や都構想住民投票では自共共闘は「維新への勝利」という成果を産んでいる
2)である以上今さら自民支持層にも共産支持層にも今回の共闘への不満があるとも思われない(特に共産の支持を受けるとは言えその支持はワンオブゼムに過ぎない上、候補は自民出身という自民が)
のでまあ、そんなことは維新勝利の理由ではないでしょう。産経もそんな事は本当はよく分かっているでしょう。


■【大阪ダブル選】現役感バリバリ…橋下氏の今後は? 完勝の維新、改憲にらみ国政転身を期待
http://www.sankei.com/politics/news/151122/plt1511220020-n1.html
 改憲のために橋下に国政転進して欲しいんだそうです。
 前から分かってましたが安倍も産経も橋下を支援する理由は「橋下維新が国政で安倍にすり寄る姿勢を見せてるから(特に安倍の年来の野望・改憲に利用できそうだから)」であって大阪の将来などかけらも考えてないわけです。


■【大阪ダブル選】維新完勝で都構想は動くのか? 住民投票2度目はあるのか? 府議会・市議会とも過半数割れがネックに
http://www.sankei.com/west/news/151122/wst1511220066-n1.html
 橋下応援団・産経は「都構想問題で橋下がダブル選挙勝利を無にすることを恐れて」こういう記事を書いてるわけですが、この記事の指摘は大事でしょう。
 橋下の都構想を葬り去り、住民投票の賭けに追い詰めた議会構成は変わってないわけです。
 もちろん「都構想前は事実上の橋下与党」で「都構想についても最後の最後まで曖昧な態度だった自民、公明」が変節する危険性はあるでしょう(一方、民主の変節の可能性は低いんじゃないか。共産の変節の可能性については「2万パーセントあり得ない」ので語る必要もないでしょう)。
 ただそれは裏返せば「自民、公明の変節が阻止できれば」また都構想は議会で葬り去れると言う事です。まずは「自民、公明支持層の中の都構想批判派」が「自民、公明に圧力を加えていくこと」が大事でしょう。
 前回、自民、公明は結局、都構想反対の立場をとったわけで「リニューアル」と橋下が言い訳しても(実際にはリニューアルの名に値しない代物でしょうから)支持層から強烈な「都構想ノー」の意思表示がされれば、変節は難しいでしょう。
 もちろん変節を阻止してもその場合、橋下が「都構想をお釈迦にする*2」保証はありません。
 またぞろ住民投票の危険性もありますからその対応も必要でしょう。とにかくはまずは自公の変節阻止です。


■【大阪ダブル選】維新完勝 松井知事・吉村市長 都構想を推進
http://www.sankei.com/west/news/151122/wst1511220054-n1.html

 今回の結果を踏まえ、橋下氏らが今月2日に設立した国政政党「おおさか維新の会」も来夏の参院選に向け勢いを増すことが予想され、法律政策顧問*3に就任するとしている橋下氏の今後の動向が改めて注目されそうだ。

 産経記事を読めば分かるように橋下一派やその応援団(安倍や産経)が「これでおおさか維新も参院選で伸びる」と宣伝したいことは確かでしょう。しかしそううまく行くかどうか。今回の結果は「大阪の結果」でしかありません。大阪で伸びても全国で伸びるとは限らない。
 「政党支持率調査で大阪以外でも高支持率が出ない」限りそううまくはいかないでしょう。
 そして「みんなの消滅」「維新分裂劇」で第三極イメージが傷ついた今、全国展開がうまくいくかは疑問でしょう。また橋下の非大阪組への酷い対応を見て組みたがる人間がどれほどいるか(アンチ維新の俺の願望込みであることは否定しませんが)。
 共産が躍進した最近の宮城県議選、民主が議席を伸ばした最近の福島県議選においてはもはや「維新のような第三極への注目」はありません(選挙結果も振るわなかったと思います*4)。
 「大阪だけの事実上のローカル政党」ではどれほどの政治力が発揮できるか。今の維新分裂劇も「事実上大阪だけのローカルパーティーでしかなかったこと(その結果、非大阪組ともめたこと)」が一因でしょう。
 まあ、とにかく今回「維新に勝ってダメージを与えたかった」のがうまくいかず残念ですが「反維新派が早急に体制を立て直し、大阪維新への勝利を早急に目指して欲しい」とは思います。既に書いたように「維新の全国展開」はほぼ無理でしょうが、「全国展開の可能性がわずかでもある限り」橋下はそれを公言し続けるだろうからです。それは「橋下の全国展開が失敗しても」、橋下的政治勢力(安倍もそうした勢力と言っていいでしょう)の全国規模での蔓延を助長するでしょう。
 全国展開を公言できないよう早急に「拠点大阪でも早く息の根を止めて欲しい」ところです。

【追記】
 法律顧問について小生「院政狙い」と書きましたがもしかしたら、逆に「橋下にとってはもう維新って実はどーでもいいのかもな」と言う気もします。なにせあまりにもやってることが酷いので、本来橋下に近い自民支持層からも批判が出始めてるわけで「傷を負わない形でのフェイドアウト」を狙ってるのかもという気もしてきました。
 そうなると維新連中というのは「確かに酷い連中ばかり」ですが、橋下以外は「都構想に必要以上にこだわる」ということもなく「あまりにも評判の悪いもの(都構想はその典型ですが)は事実上スクラップ」ということになるかもしれません。まあ実際どうなるかは今後の様子見ですし、「橋下フェイドアウトで若干マシになろうとも維新が酷いことにかわりはない」のですが。


■【大阪ダブル選】知事選29・96%、市長選31・89% 午後6時現在も4年前下回る
http://www.sankei.com/west/news/151122/wst1511220055-n1.html
 どういう結果が出るか分かりませんがこの投票率の低さにはげんなりです。低すぎる投票率は選挙結果の意味を損ねます。前回は橋下信者が「AKBの人気投票的な乗り」で投票したが今回は「橋下が出ない→信者が投票しない」からこうなるのか。
 はたまた「維新支持かアンチ維新か」に関係なく「誰が市長や府知事になっても同じだ」というしらけムードなのか。とにかく維新敗北のグッドニュースを聞きたいところです。
 なお、橋下批判派が大阪においてどれだけ支持されてるかや、今回の選挙結果がどうなるか*5はともかく、もはや橋下ブーム、維新ブームなど大阪でも衰退傾向ではないかと「部外者(埼玉県民)の俺」は思いますがどんなもんなんですかね。ブームの衰退故の低投票率ではないのか。
【追記】
 ■kojitakenの日記『やはり! 大阪ダブル選は維新が「2勝」orz』(http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20151122/1448190019)や

https://twitter.com/shigeto2006/status/668385529713455108
id:shigeto2006
大阪W選挙は大阪府知事・市長ともに維新の当確か…。大阪の暗黒時代はまだまだ続く。

などによれば、8時の投票締め切り直後に「維新の当確」という「俺のような反維新派にとって最悪の結果」が出たようで、「大阪人はいつになったら目覚めるのか」と思うとげんなりします。
 とはいえ今回の「不幸な敗北」にめげず、維新批判派(特に自民総裁でありながら維新応援団の安倍からの締め付けが危惧される大阪自民)のさらなる奮闘を期待したいところです。
 まずは「橋下らが持ち出すであろう『都構想のリニューアル版』」とやらへの対決と言う事になるのでしょう(もちろん公募校長の無茶苦茶などその他の維新の悪政がどうでもいいということではないですが)。
 当然「リニューアルの名に値しない代物」でしょうから、早急にがつんと批判しておく必要があるわけです。


■【プレミア12】韓国が初代王者 米国を8−0で下す
http://www.sankei.com/sports/news/151121/spo1511210052-n1.html
 「天下の米国が」何でこんなに大差で負けるのかと言えば「メジャーリーグが非協力的で、米国メンバーにはメジャーリーガーが一人もいないから」です。
 つまりは「世界最強決定戦・プレミア12」といったところで「注)ただしプロ野球選手が参加した日本や韓国と違い、米国はベストメンバーではない」という注意書きがつく代物です。正直「世界最強決定戦」というなら何とか「メジャーリーガーの参加」を実現して欲しいもんです。


東京裁判、全員無罪主張のパール判事 顕彰記念式典…京都霊山護国神社
http://www.sankei.com/west/news/151122/wst1511220014-n1.html

 第二次大戦後の極東国際軍事裁判東京裁判)で被告人全員の無罪を主張したことで知られるインド代表判事、ラダ・ビノード・パール博士を顕彰する記念式典が21日、京都市東山区京都霊山護国神社で開かれ、在大阪・神戸インド総領事館のバル・クリシャン・アナンド副領事らが顕彰碑に献花を行った。

 「安倍のような政府高官でない限り」「政治的影響力皆無の小物ウヨである限り」ウヨが何しようと知った事じゃありませんが「インドは何考えてるんだ?」ですね。『在大阪・神戸インド総領事館の副領事』という公人がこんな式典に出席とは呆れざるを得ません。
 とはいえ

 アナンド副領事は「日本の方々*6がパール判事に敬愛の念を抱いてくれているのと同様に、パール判事も日本のことを愛していた。今後も日印のパートナーシップがさらに深まっていくことを祝します」とあいさつした。

ということでさすがのインド側も「東京裁判否定論を公然と支持はしない」わけです。まあウヨ主催の「東京裁判否定が主目的のウヨ式典」に参加しながら「単に日インド友好を訴え、パル氏の顕彰碑に献花しただけ。東京裁判否定論などの右翼思想には賛同してない」「パル氏も『事後法の裁判は適切か』という手続き論を述べただけで日本の戦争目的を支持してはいない」などで済むとインド側が思ってるのならバカにも程がありますが。「安倍政権に媚びる事でODAでも引っ張ること*7が目的」でしょうが、これ「今がモディ政権だから」からなのか、はたまた何政権でもインドはこうなるのか。いずれにせよ一寸インドには失望しましたね。


■安倍首相、李克強・中国首相に声かけられ「立ち話」 5分間…関係改善の推進確認
http://www.sankei.com/politics/news/151122/plt1511220017-n1.html
 まあ安倍政権らしいせこさですね。「李から話かけてきたから応対しただけだ、日本は中国に媚びてない」なんて反中国ウヨ支持者に言い訳して「ウヨ支持者層が納得するかも知れない*8」と言う以外に何かいいことがあるのか。中国側は「何だ、あいつ?」と心底不愉快でしょう。
 もちろんこんな報道を「安倍に媚びるためにかやらかして恥じない」日本マスコミにもいつもながらうんざりします。


■【日曜経済講座】「人民元SDR化」は重大脅威 変動相場制への早期移行を迫れ 編集委員・田村秀男
http://www.sankei.com/premium/news/151122/prm1511220007-n1.html
 単に田村が脅威と言ってるだけですし、IMFも「いずれは移行を迫る」でしょうが当面は「それなりの移行期間を設けるつもり」のようで田村の願望が叶う見込みはほとんどありません。
 つうか中国嫌いの田村が単に言いがかりつけてるだけでしょうが。実際に「田村の願望が叶うことはないことが疑いの余地なくはっきりすれば」、こんな事はなかったことにして、別の中国叩きネタに田村は邁進するでしょう。

習近平政権は「国際通貨元」をテコに破綻間際の党主導経済*9を延命させ、アジアなど外部世界への膨張を加速させるだろう。

 田村の言ってる意味がまるでわかりません。膨張とは何なのか。「中国が海外への経済進出を積極的にすすめること」なら確かにそうなるでしょう。で、それがいかなる意味で日本にとって脅威なのか。
 もちろん「中国が日本の手強い商売相手になる」というのはある意味脅威ですが、そんなんは商売の世界では当然のことでしょう。また「SDR化すれば商売相手として脅威だが、SDR化しなければ脅威ではない」つうこともないでしょう。
 かつ前後の文脈から見て田村の脅威とはそういうもんではなく「尖閣や台湾に中国が軍事侵攻してくる」レベルの与太でしょう。

人権の尊重、言論・表現の自由などの制度は、公正な金融市場の基盤

 「はあ?」ですね。民主主義の基盤と言うならともかく「人権の尊重」は別に「金融市場の基盤」ではないでしょう。

英独仏など欧州や韓国、東南アジア、ロシアなどが参加したが、世界最大の債権国日本と国際金融シェアが最大の米国が参加しないこともあって、AIIBの信用力は弱い。

というのは「そうあってほしい」という中国嫌いの田村の願望にすぎないでしょう。「米国と日本をどれほど過大評価してるのか」つう話ですし、今後日本や米国が加入する見込みはゼロではありません。

中国嫌いが評判*10麻生太郎財務相ですら、中国側に東京に元決済センター設置を要望する始末だ。

 おいおいですね。「元決裁センター」が何か問題なのか。ちなみに麻生の要請とは次のようなもんです。それにしても小泉政権の谷垣財務相(現在、自民党幹事長)や鳩山政権の菅財務相(後に首相)がこんな事言ったら「中国に媚びてる」と悪口雑言でしょうが田村も随分と麻生批判の腰が引けています。
 しかし中国も「南京事件資料ユネスコ世界遺産登録とかいろんなことで散々我が国に因縁つけてる癖に良く要望ができるな、恥を知れよ」「誰が手前の要望に応じるか、舐めるな、出直してこい」と言うほどガキではなく、「そうすることが中国の国益にかなえば麻生の要望に応じる」でしょう。しかし内心では「安倍政権は中国に敵対的な言動が少なくないのに、良くこんな要望ができる、どんだけ面の皮が厚いのか」と内心呆れてるでしょう。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015101000087
時事通信『日本にも人民元決済銀行を、中国財政相に要請、麻生氏』
 ペルー・リマを訪問中の麻生太郎財務相は10月8日(日本時間9日)、楼継偉中国財政相と会談し、中国国外で人民元建て取引を集中決済する銀行(人民元クリアリングバンク)を日本国内に設置するよう要請した。日中間の貿易や投資、金融取引を促進するとともに、国際金融センターとして東京の地位向上を図るのが狙い。
 麻生財務相は、中国が国別に指定する人民元適格外国機関投資家(RQFII)枠の開設も要請した。RQFII枠が認められれば、日本の機関投資家が中国本土以外で流通する人民元を使って、中国市場の元建て株式や債券に投資できるようになる。

IMF理事会の椅子に座る面々は、中国の元SDR化工作には恬淡(てんたん)とする半面で、IMFに予定通りの消費税増税を対日勧告させるよう励んでいると漏れ聞く。日本は消費税増税ショックで沈み、中国は国際通貨元で息を吹き返す。語るに落ちる。

 「はあ?」ですね。IMFの消費税増税論は「消費税増税で日本経済を破壊しようとする中国の陰謀、IMFは中国に牛耳られてる」とでも田村は思ってるのか。「語るに落ちてる」のはこんな低レベルな陰謀論かますことで自らの主張が「ただの反中国であること」を暴露しその主張の説得力を落としてる田村の方でしょう。
 その種の陰謀を疑うならむしろ「消費税増税を予定通り実行したいと常々公言してる自民党、財務官僚、日本経団連が海外の権威で消費税増税反対派を黙らせようとIMFに政治工作してる」と疑った方がまだ田村の中国陰謀論よりは説得力があるでしょう(実際にその種の日本政財官界共謀による陰謀があるのか知りませんが)。小生も田村同様「消費税増税は自滅行為」と思ってますが何故か自民党、財務官僚、日本経団連はそうは思ってないようです。

*1:つうか、俺のようなアメリカのやり口を支持しない人間にとっては反米感情が高まることになります。

*2:もちろん橋下という男は「権力維持が何よりも重要な男」なので「都構想を廃棄して保身する可能性もあります」が。

*3:「政治家は引退して法律顧問になった」と言う言い訳で院政を敷こうというふざけた算段です。「法律顧問」では立場的には「維新の代表や幹事長よりは下」ですがそれでも維新支配はできる、むしろ「政治家にならない方がいい」とでも橋下は維新のお仲間連中や世間を舐めてるのでしょう。

*4:もちろん党分裂劇で、非大阪組・維新はそれどころではなかったし、一方の橋下一派も「大阪ダブル選挙対応でそれどころではなかった」というのもありますが。「ダブル選挙が終わった今(あるいは分裂劇に片がつくであろう今後)」、非大阪組や橋下一派の今後の展開では状況は多少変わるかも知れませんがそれでも「再度の第三極ブーム」は「俺の願望込みですが」ないんじゃないか。

*5:最悪でも反維新派2敗、それも「8時の投票締め切り直後維新の当確がマスコミ報道で出る」とか、そこまで酷くなくても「早い段階で維新当確が出る」のだけは避けたいところではあります。

*6:正確には「日本のウヨの方々」ですし、ウヨ連中はパルを敬愛してるのではなく単に「東京裁判を否定し日本の戦争犯罪を否定するため」パルを政治利用しているに過ぎません。

*7:旧連合国(英米仏露中など)や日本の戦争被害国(韓国、東南アジアなど)からの「日本ウヨに媚びてんじゃねえよ、インドは、俺達に喧嘩売ってるのか?」という反発の危険性をひとまずおけば「この程度のリップサービスで日本からカネが引っ張れる」のならある意味「おいしい」のかもしれません。リップサービスはただですし。しかし「この程度のリップサービスで日本からカネが引っ張れる」とインドに見られてるというのは明らかに日本がインドにバカにされています。まともな人間なら到底我慢できない屈辱でしょう。

*8:もちろん納得しないかも知れません

*9:何を根拠に破綻と田村がいうのか意味不明です。破綻どころか、前途有望だからこそのSDR化ではないのか。また本当に破綻したらリーマンショック並みの衝撃が世界と日本を襲うでしょう。アンチ中国・田村は「破綻を喜んでる」ようですが全く非常識です。

*10:麻生が中国嫌いか知りませんがそんな個人的感情で経済政策を決めるほど麻生もバカではなかったという事です。