「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(12/16分:荒木和博の巻)(追記・訂正あり)

■職業
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/03/news21412839-37.html

 もう大分前ですが、元工作員安明進氏が日本にいたとき、一緒に神楽坂の料理屋に行ったことがありました。
 そこは高級料亭というほどではないのですが、純日本風の店。個室で食事をしていたら女将がやってきて挨拶をしました。安氏が韓国人と気付くと「ちょっと勉強してるんですよ」とか何とか言って二言三言韓国語で話していったのですが、女将が退室するやいなや安氏が「あれは北朝鮮の言葉です」と言いました。おそらく総聯系の学校*1で習ったのではないかとのこと*2
 その店には政治家でも来る人がいると聞きました。着物を着た美人の女将から「先生、○○のこと、どうなっているのかしら」とか聞かれたら喜んで話してしまう議員も少なくない*3でしょう。まあその店がそういう店という証拠はない*4のですが。

 あきれてものも言えません。こんな与太話をメルマガに書いて送信する神経は絶句です。よくもまあ家族会もこんな男と付き合えるもんです。


■国基研「中国軍の動きに無関心な日本の国会」(湯浅博*5
http://jinf.jp/weekly/archives/18171
 そりゃ中国が南シナ海で何やろうと直接には日本に関係ないですからね。関心があるのは東南アジア諸国と「世界の盟主」「世界の警察官」として常日頃行動してる米国くらいのもんでしょう。ヨーロッパ諸国だってどれほど関心があるか。


■大森勝久「日本の北朝鮮核実験・長距離ミサイル発射実験への対応は根本が誤っている!」
http://1st.geocities.jp/anpo1945/konpon.html

北朝鮮が本格的に韓国を武力侵略するときは、北朝鮮は同時に日本にも大量の弾道ミサイル攻撃を行う。

 「正気で言ってるのか」とあきれます。そんな馬鹿なことは北朝鮮はしない。こんなトンチキな状態ではまともに再審請求できてるのかどうかが怪しい。

 安倍首相は北朝鮮の核実験を受け、当日1月6日に声明を出した。「さらに、国連安保理での対応を含め、米国、韓国、中国、ロシアを始めとする関係国との協力を強化する・・・」と述べている。
(中略)
 中共、ロシアの尖兵としての面目如実である。

安保理決議での制裁」を求めるのなら「中露を含む安保理事国」と連携するのは当然の話です。そうした発言は安倍だけでなくオバマや朴クネもしています。

 日本は北朝鮮に対する独自制裁の中に、「朝鮮総連の強制解散と幹部と主だった活動家の国外追放」を入れなくてはならない。

 そんなことが合法的な形でできるとか、そうすることに意味があるとか本気で思ってるのか。
 元左翼がここまでトンデモ極右になったのかと思うと哀れさを感じます。

北朝鮮に対する経済的・人的制裁は、同盟国の中共とロシアが北朝鮮が崩壊しないように経済的にも支援するから多くの困難が伴う。

 「多くの困難が伴う」というより無理だと思いますね。それはともかく普通の人間はここから「どう中露の協力を得るか」という話をするでしょうが「どう中露を叩き潰すか」という話を始めるあたり、大森氏らしいとんでもさです。

 日本はなによりも北朝鮮のミサイル基地を攻撃できる戦力を配備して対北朝鮮国防を十全なものにして、侵略を抑止し封じ込めていくことである。

 そんなことをやれば中国、ロシア、韓国が対抗して軍拡を始めかねません。全く非常識です。

拉致を実行した朝鮮総連

 そんな事実は公的には認定されていませんが。

テロリストが人質をとって立てこもった場合、警察の対テロ特殊部隊は機を見て突入する。

 「犯人が人質に危害を加える恐れがあるので突入せざるを得ない(そして突入による救出は可能)」と思えばそうするでしょうが、「突入は無理、かえって人質を危険にさらす」と警察が判断すれば「交渉による犯人の人質解放」を目指すでしょう。拉致だって同じです。北朝鮮拉致において「強行突入措置」が可能かどうかもわからないバカが大森氏のわけです。拉致被害者の居場所もわからないのに強行突入なんかできるわけがない。どこに突入するのか。


■ご協力のお願い
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/03/news21402838-86.html

カンパは近年減少を続けています。

 そりゃ、そうでしょう。荒木の活動に何の成果があるのか。成果のない活動に金を投じるお人よしはいません。荒木もこんなことは恥ずかしくていいたくなかったでしょうがもはや背に腹は代えられないようです。

この冬も電気や暖房を節約するなど経費の節減に努めてきました

 「経費節減の具体例がそんなしょぼいの?」ですね。「しおかぜコンサート」「現地調査」にかかる費用は節減しなかったのか。まあ、こういうと「必要経費は削れない」などと「ああでもないこうでもない」と言い訳が出るのでしょうが、結局荒木には「本気で経費節減する意思も能力もない」のでしょう。


■総攻撃
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/03/news21392837-f5.html

 挑発を防ぐ方法は何かと言えば、相手をやっつけることしかありません。挑発をしたら許しておかないという姿勢こそが挑発を防ぎます。それは国連決議とか経済制裁というようなものではなく、武力を使うということです。

 やれやれです。そう簡単に軍事力が使えるわけがない。不測の事態が起こったらどうするのか(とはいえヨンビョン島砲撃などに対して韓国も最小限度の反撃はしています)。そもそも「拉致の解決」が主目的の「はず」の荒木にとって「ヨンビョン島砲撃事件」「天安沈没事件」など「拉致解決に関係ないこと」に対して韓国がどう対応するかなど、どうでもいい話のはずです。つまりは荒木にとって「拉致解決」よりも「北朝鮮を痛めつけること」、可能ならば「軍事力で痛めつけること」が大事なわけです。だから「ヨンビョン島砲撃や天安沈没などに対して」軍事力を「荒木が期待する規模では」行使しない韓国政府が歯がゆいのでしょう。
 こんな男と付き合っていても拉致なんか解決するわけがない。家族会は本当に愚かです。
 なお、北朝鮮の軍事行動とは荒木が言うように

今の北朝鮮人民軍に全面戦争をやる能力はありません

なのであってつまりは瀬戸際外交です。それは「米韓合同軍事演習を中止するなら核実験を中止する用意がある」と北朝鮮が表明したことでも明白です(米韓はこれを無視し、軍事演習を強行し、北朝鮮は「なめられてたまるか」とばかりに核実験を強行しました)。
 つまり「挑発を防ぐ方法」には荒木の言う「タカ派路線」とは別の「太陽政策ハト派路線」もあるわけです。北朝鮮の「米韓合同軍事演習を中止するなら核実験を中止する用意がある」という表明に「わかった、じゃあ中止しよう、お前も核実験はちゃんと中止しろよ」というのも挑発防止策です。
 どっちが適切なのかというのは個人の価値観です。小生のように「腰抜け腑抜けと言われようとも戦争の脅威は避けなければならない」という価値観に立てば「ハト派路線」になる。
 一方、荒木のように「北朝鮮になめられてたまるか」という価値観に立てば「力でつぶす」という話になるわけです。いずれにせよ繰り返しになりますが、「荒木の主目的」は「拉致解決のはず」なんですから、拉致解決に役立つという説明ができない限り「北朝鮮の対韓国軍事行動にどう対応するか」なんて話をする必要はどこにもない。荒木がいかに拉致解決に興味がないかがうかがえます。

平成14年(2002)6月の第2延坪海戦は金大中政権の「太陽政策」で先制攻撃を禁じていたために韓国軍の哨戒艇1隻が撃沈され6人が戦死しました。

 おいおいです。先制攻撃なんかできるわけもない。この件について小生は無知なので特にコメントはしませんが荒木のような危険な路線をとったらおそらく不測の事態も危惧されたでしょう。

日本政府は「行動対行動」と言いながら、そもそも多数の国民を拉致されてもそれに報復するわけでもなく

 おいおいです。経済制裁というのは十分「報復」ではないのか。まさかとは思いますが「軍事攻撃しない限り報復じゃない」とでもいうのか。

何故か朝鮮総聯の本部ビルもそのまま

 そもそも競売で落札されたビルを継続使用することは「落札者が容認する限り」違法行為でも何でもないし、仮に総連がビルを立ち退いたとしてそんなことと拉致の解決と何の関係もありません。

日本国内の工作員は捕まえず

 日本国内にいる保証はありませんし、仮にいても証拠がなければどうにもなりません。というか「拉致被害者の救出」という意味では工作員の処罰などどうでもいいことです。

「山本美保さんDNAデータ偽装事件」に象徴されるように拉致されていること自体を隠蔽しています。

 荒木が「偽装だ」と放言しているだけの話です。本気で「偽装だ」と思うのならなぜ「虚偽発表で美穂さんの家族の心を傷つけたとして国家賠償訴訟を起こす」などのアクションを警察相手に取らないのか。

救う気がないというならそう言えば良いし、アメリカ任せでスネドンさんのついでに助けてもらおうというならそうはっきり言えば良い。

 救う気がないのは「小泉訪朝後も北朝鮮拉致がある(スネドン失踪も小泉訪朝後です)」「自衛隊レンジャー部隊で拉致被害者を救出する」などという与太を飛ばす」荒木の方でしょう。
 大体、米国政府が北朝鮮拉致認定していないし、する見込みもない「スネドン君失踪」をよくもまあ「北朝鮮拉致の疑いが濃厚」とデマれるもんです。


■三題噺
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/03/news21382836-7a.html

 ブッシュ政権は(中略)2002年1月の年頭教書では「悪の枢軸*6」としてイラン・イラク北朝鮮を名指しした。
 翌2003(平成15)年3月にはイラク戦争を行っているのだから強硬姿勢が言葉だけでなかったことは間違いない。
(中略)
 そこで(ボーガス注:北朝鮮が)救いを求められるのは日本だけだった。
 日本は米国の同盟国であり、日朝関係が進めば米国の攻撃を抑制できる。
 また平成に入って始められ、拉致問題で頓挫している日朝国交正常化が実現すれば膨大な援助が見込める。それが北朝鮮の背景だった。

 北朝鮮が日朝国交正常化を目指していたことは事実でしょうが、それ「悪の枢軸発言」とはあまり関係ないんじゃないか。というのもイラク攻撃はフセイン政権を転覆したものの、その結果、深刻な内戦を生んでしまい、米国はうかつにイラク以外に手が出せなくなったからです。北朝鮮への攻撃を金正日政権が恐れてたなんてことはおそらくないでしょう。そもそもそんな北朝鮮への攻撃を中国やロシアが容認するわけがない。
 むしろ「米国はうかつにイラク以外に手が出せない以上、この機会に日本と北朝鮮が関係改善に動いても米国は『日本はそういうことをやめろ』というなどの動きはできない」という判断が北朝鮮小泉政権双方にあったんじゃないか。

(ボーガス注:日朝交渉が停滞している)この状況を変えるためには金正恩が「爆弾を落とされる」という恐怖心を感じることが必要であり、それができるのは日本しかない。

 意味不明です。「それ(北朝鮮への軍事攻撃ないし、軍事攻撃するぞという恫喝)ができるのは日本しかない*7」て「日本の要望に応じないならこっちにも考えがある。自衛隊で軍事攻撃されたいのか」と公然と恫喝しろとでもいうのか。さすがの安倍もそこまで野蛮じゃないでしょう。そういうことを言ったら交渉が挫折するだけでしょう。また、「本当に軍事攻撃するわけにはいかない(米国、韓国、中国、ロシアからダメ出しが出るでしょう)」し、かといって「軍事攻撃するといってしなかったらデマ発言になって」それはそれで別の意味でまずい。要するにそんな馬鹿発言はできないということです。
 かつ自衛隊もそんな恫喝をされたら迷惑でしょう。田母神のような極右でもない限り「北朝鮮軍事攻撃なんかやらされてたまるか」と憤慨するでしょう。どれほど荒木は非常識なのか。こんな非常識男についていける家族会は本当にバカです。
 大体交渉が進まないのは「拉致を認めたにもかかわらず経済制裁を食らった→北朝鮮が交渉意欲を失ったから」でしょう。北朝鮮も拉致を認めたことによる「日本国民(特にウヨ連中)の反発による交渉停滞」は覚悟していたでしょうが「国交正常化の用意がある」と言っていた日本政府がまさかそれと真逆の制裁をやるとは思ってなかったでしょう。日本政府がどう言い訳しようがやってることは「北朝鮮に対するだまし討ち」でしかない。「また騙されてはたまらない」「まずそれなりのお土産が日本からなければ話にならない」と北朝鮮のガードが固くなるのは当然のことです。

キルギスで解放されたように繕ったことについては「茶番劇」と言い切っている。

 中山恭子(当時、駐在ウズベキスタン大使)の主張がどこまで正しいか知りません。外務省としても「第一次安倍、麻生政権首相補佐官(拉致担当)」「福田政権拉致担当相」を歴任し泡沫政党とはいえ野党「日本のこころを大切にする党*8」党首にまでなりあがった中山に対しては批判もしづらいでしょう。当然、それを見越して中山が「すべてを自分の手柄にするため」あることないこと言ってる可能性が否定できない。
 しかしそれはともかく。中山の指摘が事実だとしても「とにかくキルギスの顔を立てる、そのほうがキルギスに恩を売れて、日本の国益になる」という判断で動くことは決して茶番劇ではないでしょう。
 中山も当時は「駐ウズベキスタン大使」にすぎないこともあって、その上層部の方針を飲んだわけです。
 むしろ中山が今になって「すべて私の手柄だ、外務省はろくに仕事なんかしてない」と放言してることのほうがよほど茶番劇でしょう。

本件から得られる最大の教訓は外務省に任せておいたら拉致被害者は帰ってこないということである。

 中山のおかげで「キルギス日本人技師誘拐事件」は解決した、外務省本省は何ら事件解決に貢献しなかった、なんて荒木の主張はでたらめでしょうがそれはともかく。仮にキルギスの事件がそうだとして、それと北朝鮮拉致問題と何の関係があるのか。外務省の交渉以外に拉致解決にまともな手なんかあるわけがない。荒木がまともな交渉論を外務省に提案するのなら荒木の主張は「自衛隊レンジャー部隊で救出しろ」という非現実的な代物で話になりません。


■神奈川特別検証の日程
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/03/news21372835-7f.html

神奈川での軍事施設と失踪の関係についての特別検証は概ね次の日程で行われる予定です。
(中略)
9:00 戸塚区汲沢「深谷通信施設*9」近辺着
   寺島佐津子さん*10最終失踪関連地点*11調査
   森武史さん*12最終失踪関連地点調査
10:30 出発
11:20 金沢区「小柴貯油施設*13」近辺着
    河嶋功一さん最終失踪関連地点調査
    昼食
14:00 東京電力横須賀火力発電所周辺
    岡本幸弘さん最終失踪関連地点調査
15:00すぎ 総括(ぶら下がり取材)後解散

 おいおいです。「東京電力横須賀火力発電所周辺」のどこが軍事施設なのか。他の「軍事施設(通信施設、貯油施設)」だって軍事施設だから拉致されたなんて根拠はどこにもありません。そもそも事故や自発的失踪ではなく拉致だという根拠もない。しかも「施設近辺」ですのでどのくらい近いのか不明です。
 また河嶋さんについてはid:Bill_McCrearyさんエントリ『ある「特定失踪者」のその後』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/ade6fcc963f911cfcff62af0938ee345)や特定失踪者問題調査会『河嶋功一さんの件について』(http://www.chosa-kai.jp/120302.html)でわかるように河嶋さんのご家族は荒木との付き合いを切ったはずです。
 当然、ご家族は
1)失踪は北朝鮮拉致ではない、あるいは
2)北朝鮮拉致かもしれないが荒木に活動されても何のメリットもない
のいずれかの判断をしたわけです。にもかかわらず勝手に調査とは何を考えてるのか。「調査しないでくれ」とはっきり言われないと調査をする気のようです(俺が河嶋さんの家族なら不愉快には思っても荒木とかかわりあってトラブルになりたくないので、直接的被害が出ない限り、荒木に「やめろ」とは言いませんし、たぶん、河嶋さんの家族もそうなのでしょう。で、荒木が暴走すると)。
 さすがの荒木も「河嶋さんの家族に調査協力を頼む」なんてことはないでしょうが、河嶋さんの家族の協力が得られずして調査に意味があるのか。
 そもそもこの予定表では「1か所1時間くらいの調査」のようですが刑事捜査素人の荒木が「何年もたった失踪事件」を1時間程度調査したところで分かることがあるわけがない。しかも荒木の言う軍事施設「深谷通信施設」「小柴貯油施設」は今では「米軍が使用をやめ、横浜市に返還、跡地は公園に整備予定(つまり旧軍事施設*14)」というのだからもはや軍事施設ではないし、失踪当時とはかなり様子も変わっているでしょう。

【追記】
 寺島佐津子さんの失踪ですが

http://www.sankei.com/region/news/140702/rgn1407020013-n1.html
 佐津子さんは1人で国鉄(当時)の戸塚駅からバスに乗り、いつも通り「住宅前」のバス停で降りて自宅まで10分ほどの道のりを歩いていた。
 バス停は街並みが途切れた広大な草地に囲まれてぽつんとあり、夜になると真っ暗で人通りも少ない。佐津子さんは少し離れた中学校の裏門前を通り過ぎたとみられるが、帰宅することはなかった。

というのだから「人通りが少ない夜道で」強盗や強姦目的の変質者にでも襲われたとみるほうがよほどありうる想定でしょう。
 別に失踪した寺島さんをセカンドレイプする気もないですが、この失踪が犯罪被害だとして「夜遅く女がひとりで暗い夜道を歩くことは危険」とはいえるでしょう(ありきたりな結論ですが)。ご家族が本当に思ってることは「北朝鮮拉致」云々というよりも「なんで娘を俺は迎えに行かなかったんだ。10時に人通りの少ない夜道を徒歩での帰宅を許すなんて自分の愚かさが悔やんでも悔やみきれない」といった後悔の念じゃないか。本気でご家族が北朝鮮拉致なんて思ってはいないでしょう。


■音楽の力
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/03/news21362834-b7.html

拉致被害者救出活動の渦中にいると「歌をうたっても被害者は帰ってこない」という言葉を耳にします。

 「しおかぜコンサート」という荒木ら救う会の「金と時間の無駄遣い」に対する当然の批判です。しかも「しおかぜコンサート」など「箸にも棒にもかからない三流歌手」「テレビやラジオではまずお目にかからない歌手」しかいないのだからそう言う意味でも全く無価値です。

拉致被害者曽我ひとみさんは、布団を被り森昌子さんの歌を歌っていたのは皆さんもご存じ*15でしょう。

てしおかぜコンサートの三流歌手と

1983年(昭和58年)、『越冬つばめ』で第25回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞(ウィキペ「森昌子」参照)

という人気一流歌手・森昌子が一緒にできるわけもない。


工作員化 
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/03/news21352833-dc.html

 前にも書いたと思いますが、「なぜ拉致をしたのか」ということに関わる話です。

 ばかばかしい。小泉訪朝から10年以上たって「何故拉致をしたのか調べたい」とは能天気です。「小泉訪朝から10年たっても分からなかったのか?」「で、それが今後分かるという保証があるの?」「つうかそんな事が拉致の解決に関係あるの?」て話です。荒木につきあえる家族会の神経は理解できません。


■失敗
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/03/news21332831-12.html

 元工作員や協力者の本を読んでも確かにうまくいかなかった話はたくさん出てきます。調査会にも未遂事件と思われるケースは多数ファイルされています。それを「やる側」の視点で分析すれば工作活動全体の真実に迫れるように思っています。

 「はあ?」ですね。そんな事を「小泉訪朝から10年もたった今」やることが一体拉致の解決にどう役立つというのか。それこそ「何かやってますというパフォーマンス」「ヤルヤル詐欺」に過ぎないでしょう。


■包括的に解決できるのか 
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news213228229-0.html
 核、ミサイル、拉致、日本人妻、残留邦人遺骨など諸問題が包括的、つまりワンセットで解決できるのならそれに越したことはない。しかしワンセットにこだわる必要はないし、また荒木ら救う会のように「拉致が最優先」というのも馬鹿げています。解決できる物から解決していけばいい。

 先週ソウルで現地調査にも協力してくれた元工作員李氏と会いました。2126号で書いた「包括的解決」の話、彼も北朝鮮が現体制で核もミサイルも放棄するはずはないという意見でした。通常兵器が完全に時代遅れになっているからなおのこと核に傾斜するしかないというのが李氏の意見でした。

 脱北者北朝鮮のことをよく言うわけがありませんのでこういう発言は眉唾でしょう。
 また仮に「通常兵器が古いから核に傾斜する」のなら「通常兵器が古くても問題ない」つまり「米韓軍の北朝鮮侵攻などない」という安心感を与えればいいわけです。それが例えば「開業工業団地」だったのに、「打ち切りを考える」というのだから朴クネは愚かです。
 あるいは「どうしても核は廃棄できない」と北朝鮮が言うなら「廃棄はあきらめてセカンドベストとして使用を阻止する」つう事もあり得る。とにかく荒木のような「軍事的打倒」なんてリスキーな路線は駄目です。イラクやアフガン、シリアのようなしっちゃかめっちゃかの状態になりかねない。

今のオバマ大統領に北朝鮮の体制を変えるなどという選択肢のあろうはずもなく、それは年末の大統領選挙で誰が次の大統領になろうと同じでしょう。習近平主席はなおのこと

そりゃそうでしょう。イラク、アフガン、シリアにけりもついてないのに北朝鮮で戦乱をおこすことなんかアメリカにできるわけがない。中国だって平和的転換ならまだしも戦乱なんか望むわけがない。つうか韓国、日本、ロシアだってそんなもん望んでないでしょう。

かつての六者協議*16も結局は皆がそれぞれ「やってます」感を出すためのものに過ぎませんでした。そういう意味では国際版「ヤルヤル詐欺」と言ってもいいでしょう。

 「ヤルヤル詐欺は手前ら巣くう会だろ」ですね。なお、六カ国協議は現在ストップしていますので全然「ヤルヤル詐欺」じゃない。当初は6カ国が「思惑の違いはあれども」、「何らかの成果を上げたい」という意欲を持って参加したものの「意見の隔たりが大きく合意がなかなかまとまらないため」6カ国(小生の理解では特に北朝鮮と米国)の参加意欲が薄れ、今ストップ状態のわけです。ただしストップ状態ではあるものの正式に廃止されたわけでもない。

 今日本には迎撃ミサイルしか対処の方法がありませんが、例えば日本上空まで来たミサイルを撃ち落としたとして、そのミサイルと撃ち落とした迎撃ミサイルは空中で蒸発してくれるのでしょうか。本気で止めようとするなら物理的に発射できないようにするしかないはずです。

 「物理的に発射できないようにする」とは要するに「北朝鮮がミサイルを撃つ前でも、撃ちそうだったら先に日本からミサイルを撃つ」という暴論です。「国際法上、あるいは憲法上の問題(違法ではないのか)」「近隣諸国(中国、ロシア、韓国)の同意」も問題ですがそれ以前に「拉致はどこに行ったのか?」ですね。荒木にとって拉致の解決はどうでも良くなったのか。拉致も解決してないのに「いざとなったら北朝鮮を軍事攻撃しろ」とは何を考えてるのか。
 そしてこんなことを言えば「日本は因縁つけて先制攻撃するかも知れない」とさらにかの国の軍事傾斜を助長するだけです。

現実がどうなのか、そしてどうしなければならないのか、少なくとも「包括的に解決」しようとするなら現実に直面する勇気が必要だと思います。

 荒木ら巣くう会と家族会の方こそ「蓮池氏らの帰国をもたらしたのは外務省の交渉」であり「荒木らの制裁路線は何の成果も生まなかった」という現実を直視すべきでしょう。あるいは「特定失踪者なんてデマばかり(国内で所在が確認された人が多数いる)」という現実を直視すべきでしょう。いい加減家族会は「荒木や西岡、島田ら巣くう会なんて何の役にも立たない」という現実を直視したらどうなのか。その現実を直視したのが蓮池透氏のわけです。


■DNA偽装
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/dnanews21312822.html
 「鹿児島県警でDNA鑑定捏造の疑いが出てきた→山梨県警の山本美保さんDNA鑑定も捏造だ」という与太です。前も書きましたが荒木が本気でそう思うのなら美保さんのご家族に国家賠償請求訴訟でも警察相手に起こさせればいい。起こさない理由は「起こしても勝てるか分からないから警察を恫喝して政治決着させたい」という汚い話しか俺には思いつきません。
 荒木の与太はともかく、この鹿児島県警の一件からは「荒木のような美保さん鑑定捏造説に立たなくても美保さんの件で山梨県警が情報公開に消極的なこと」は説明がつくと思います。つまり警察は「美保さんの鑑定については」たぶん自信はある。ただそれが「鹿児島県警の一件」のように他の「怪しい件」に波及することを恐れているのだと言う事です。

【参考】

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000067092.html
テレビ朝日「DNA鑑定の態勢強化指示 鹿児島・無罪判決で警察庁
 鹿児島市で起きた強姦事件を巡って、有罪判決を受けていた男性が控訴審で無罪判決となった事例を受け、警察庁は全国の警察にDNA鑑定の態勢を強化するよう改めて指示しました。
 2012年に鹿児島市で起きた強姦事件の控訴審で今月、福岡高裁は被害に遭った女性の体内から別の男性のDNA型が検出されたなどとして、1審で有罪判決を受けていた男性に対し、無罪判決を言い渡しました。そのうえで、鹿児島県警がDNA鑑定の作業の内容や経過を記載したメモなどを廃棄していたことなどから、警察の捜査がずさんだったなどと指摘しました。警察庁はこの事例を受け、鑑定終了後にまとめて記録を作成するのではなく、過程ごとに鑑定記録を作成することや作業の内容などを記載したメモなどを破棄せず保管するなど、DNA鑑定の態勢を強化するよう全国の警察に指示しました


アメリカ頼み
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news213028226-2.html

 昨日衆議院予算委員会第一分科会で渡辺周*17議員(民主党)が中谷*18防衛大臣に質問をし、その中で軍事施設*19周辺の失踪等*20の問題について質しました。大臣の答弁はいわゆる官僚答弁で、危機感は感じられませんでした。

 民主党の極右議員・渡辺が荒木におもねった極右デマ質問を「民主党議員として」実行し、それに対し、「荒木の与太にはつきあわない程度の良識はさすがに持っている」中谷大臣は荒木の期待に添う答弁などしなかったと言う事です。
 正直、渡辺のようなごろつきウヨ議員がごろごろしてるのが、民主党だからとても支持する気にはなりません。「渡辺や松原仁みたいなごろつきウヨは全員党から追放しろ」といいたいですね。でなきゃ俺は民主なんか支持しません。渡辺や松原なんて「ぶっちゃけ安倍より酷い極右」でしょう。
 正直自民党の支持率がなかなか落ちず、民主党の支持率が伸び悩むのもその理由の一つは「渡辺や松原のようなウヨ議員」の存在でしょう。これではとても自民批判勢力とは言えない。
 その結果、「民主党自民党も嫌だという人々が我が支持政党・共産に票を投じ」共産も一定の躍進をするわけですが、とはいえ「最大野党に大躍進」というわけにはなかなかいかないし、頭の痛いところです。

実際には自衛隊の中の防諜は、どうでも良い部分は厳しく大事なところはかなり筒抜けなのですが。

 一体自衛隊の情報の何が、どこに、どんな風に筒抜けなのか。どうせ口から出任せでしょうが。全く自衛隊に対し無礼な野郎です。

自衛隊にとって災害派遣や国際活動、あるいは火力演習や航空祭のように国民受け*21することではなく、下手すれば身内の過ちを表に出すことになるのでやりたくないのは分かります

 何が「身内の過ち」なのか。「そこまで言うなら何がどう自衛隊の過ちだか言ってみろ」「自衛隊への叱咤激励と強弁するんだろうが、手前ら絶対に許さないからな」と自衛隊関係者も荒木や「荒木とつるむ連中(救う会、家族会、拉致議連)」には大激怒でしょう。
 正直、荒木みたいな「自衛隊の支持者ぶりながら自衛隊を侮辱するクズ」の方が、自衛隊にとって「自衛隊に批判的、敵対的な左派勢力」なんぞよりよほど腹立たしいんじゃないか。

 渡辺議員の質問の中で、北朝鮮での自衛隊による拉致被害者救出のことについて問われて中谷防衛大臣は「領域国の同意がある場合にその領域において権力が維持されている範囲で活動することを前提としている」と答弁しています。

 「当たり前すぎるほど当たり前の答弁」です。「領域国*22の同意がなくても自衛隊拉致被害者救出の為に北朝鮮にぶっ込みます」なんて馬鹿な事ができるわけがない。大体拉致被害者の居場所も分からないのにどこにぶっ込むのか。そしてそんな発言を安倍首相や中谷大臣のような政府高官がしたら北朝鮮は勿論韓国や中国、ロシアも猛反発でしょう。米国も日本批判に加わるかもしれない。つうか日本人だってよほどの極右でない限りそんな暴論に賛成しないんじゃないか。
 渡辺のようなバカに極右質問させてるんだから、しかもそれに対して「中谷大臣がまともな答弁してる」んだから「民主党がこんな酷いんじゃ、夏の参院選民主党が惨敗して解党した方が、長い目で見れば日本のためかもな」「自民の方がマシじゃね」という気持ちにさせられます。基本俺は安倍は「大嫌い」ですが民主党もろくでもないので「共産単独政権の可能性がない現在」、どうしても「自民に下野して欲しい」という気持ちが沸いてきません。「安倍には下野して欲しい」ですけどね。「今の民主党に政権まかすくらいなら、安倍よりはマシな、谷垣*23幹事長辺りが首相になってくれないか」的感情がどうしても出てしまう。正直民主党もいい加減渡辺や松原を野放しにしてる自分の馬鹿さを反省しろと思うのですが、何というかどうしようもないバカ政党が民主党です。連合もよくこんな政党を支持できると思いますが、よく考えたら今の連合って旧民社・同盟系が主流らしいからある意味「当然」なのかもしれません。連合にも困ったもんです。

同種の答弁は安倍総理自身もしていますが、私はこれを聞く度に、「何でこんな答弁をして政権が倒れないのか、問題にすらならないのか*24」と不思議で仕方ありません。

 おいおいです。むしろ荒木が期待する極右答弁をしたら「いかに日本が安倍を首相にするほど極右方向に劣化したとはいえ」それこそ「内外の安倍批判で政権が倒れかねない」と思いますがそう言う常識は荒木にはないようです。つうかウンギョンさんとか寺越さんのことをどう思ってるのか。
 俺が横田夫妻だったら「孫の命を何だと思ってるのか」と荒木にはマジギレですよ。マジギレしない横田夫妻は理解ができません。
 そもそも平時に自衛隊を突っ込むなんてのは論外ですが「有事に突っ込む」というのも馬鹿げた話です。有事を期待してどうするのか。そんなことになったら拉致被害者救出なんて到底無理だし、戦乱で何人死者が出るか、どれほどの経済的打撃が「日本を含めた周辺諸国(日本のほか韓国、中国、ロシア)」にあるかわかったもんではありません。荒木は「死傷者はたいして出ない、経済的打撃も小さい」と甘く考えてるのか。

政治家も官僚も自衛官も、もう少し国家とはいかにあるべきか、真剣に考えてもらいたいものだと思う次第です。

 「お前が言うな」です。国家や政治を真剣に考えるべきなのは与太やデマしか言えない荒木の方でしょう。中谷大臣の方がどう見ても荒木よりずっと国家や政治のことを考えてるでしょう。つうか荒木ほど酷い馬鹿野郎もあまりいません。


■神武建国の戦略的思想を持つべし(荒谷卓)
http://www.yobieki-br.jp/opinion/araya/ara_dogiteki..html
 荒木が代表を務める予備役ブルーリボンの会メンバーの荒谷の文章ですがタイトルだけで絶句です。今時「神武建国の戦略的思想」はないでしょう。

 未だに日英同盟を結んでいたときはよかった等と馬鹿なこと*25を言う輩がいるが、(中略)英国の戦略に上手く利用され、日露戦争に踏み切り、戦争経費を英米からの借り入れ資金でなんとか乗り切ったものの、その後の金準備や外貨準備の大部分を英国に上手く利用され、国家の資産を上手く活用できないまま経済的に窮地に追い込まれたことが、満州事変そして大東亜戦争を引き起こす原因の一つとなった経緯をよく考えなくてはならない。

 唖然です。日英同盟がなければ日本は日露戦争には踏み切れなかったでしょう。もちろん、たとえば「日露戦争はしない方が良かった」「韓国植民地化や南樺太取得、満鉄利権などロシアから得た利権は全く無意味だった」という価値観に立てば話は別です。で荒谷はそう言う価値感にたつんですかね?
 「経済的窮地」つうのはそういうことなのか。ぶっちゃけ事実に反すると思いますが(植民地支配の不道徳性はひとまずおきます)。
 ましてや「日露戦争日英同盟」が何で満州事変や大東亜戦争に繋がるのか。関係ないでしょう。

 米国は、1920年代に戦争計画・カラーコード計画のうちレッド計画と言う対英戦争計画も準備し、レッド・ オレンジ計画つまり対英日の二正面計画さえ策定していた。

 是非はともかく「仮想敵を設定し戦争計画を立てること」と「戦争を実際に発動すること」は全然違います。
 この荒谷の理屈では「対北朝鮮軍事計画をもち、合同軍事演習している米韓」も「北朝鮮侵略を企む野蛮国家になる」でしょう。冷戦下の日本も「ソ連侵略を企んでいた野蛮国家」になるんじゃないか。
 要するに荒谷の主張が馬鹿げてると言う事です。


光州事件
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news212928225-0.html

韓国の保守系の人で当時600人からの北朝鮮特殊部隊が入ってきたと主張している人もいますがこれもまた信頼できる話ではなく

 さすがの荒木もこんな北朝鮮陰謀論は支持しないわけです。ちなみにウィキペ「光州事件」によればこの北朝鮮陰謀論を事実として公言しているバカの一人があの「国基研理事長」桜井よしこだそうです。事実ならば*26全くどうしようもないバカ女です。

 自分の見た範囲では展示の中に北朝鮮の人権問題は言及されていませんでした。世界文化遺産との関係でミャンマーの話や南京大虐殺は出てくるのですが、「民主抗争」など想像もできない北朝鮮の人権問題に触れないというのはその意図を類推させるものでもあります。

 やれやれです。光州事件の展示で北朝鮮に触れる必要あるのか。「朴チョンヒ、全斗煥大好き」「金大中大嫌い」ゲス右翼の荒木が展示に対して「北朝鮮シンパ」云々というレッテルを貼りたいらしいことだけはよく分かりましたが。
 つうかこういう馬鹿な事(げすなネガキャン)を「拉致問題をテーマとする団体のメルマガ」でやれる荒木の神経は度し難い。拉致解決に何一つ関係ない。こんな荒木とつきあえる拉致被害者家族会の連中も論外のバカです。


接触の機会
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news212828224-0.html

 病院も(ボーガス注:北朝鮮の拉致に)様々な形で使われているのですが、これは映画狂だった金正日のお気に入り「陸軍中野学校」シリーズ*27の中ででてくる(ボーガス注:病院を使った拉致の?)ケースを真似したのでしょう。

・荒木の言う

金正日のお気に入り「陸軍中野学校」シリーズ

が事実かどうかは知りません。なお、ウィキペ「金正日」によれば

日本映画『ゴジラ』のファンで、1985年には東宝の特撮スタッフを招いて『プルガサリ』という怪獣映画をプロデュースしたこともある。

そうです。
・それにしても荒木の言ってることが馬鹿すぎて二の句が継げません。なお、「病院が拉致に使われた」という事実は公的に確認されていません。荒木がただ根拠レスで放言してるだけの話です。
 「金正日氏ではなく」荒木の方こそ、そうした放言のネタを「陸軍中野学校シリーズその他の映画」から持ってきてるんじゃないか。


■偽装について
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news212728222-7.html
 「北朝鮮の偽装工作」云々という、いつもの荒木の寝言です。正直、荒木ももう「世間の注目を集められるまともなネタ」が何一つなくて困ってるんだろうとは思います。しかしこんな荒木とつるんでる川人博の馬鹿さには改めて呆れます。


■包括的解決
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news212628221-6.html

今日、三宅博常務理事(前衆議院議員)と電話で話をしていて、政府の言う「拉致・核・ミサイルの包括的解決」というのは拉致を進めない口実ではないのかという話になりました。拉致と核・ミサイルは別問題として対応すべきではないでしょうか。

 確かに別問題として対応すべきではあるでしょう。「可能ならば、ワンセットの解決が一番いい訳ですが」無理にワンセットの解決を目指す必要はないでしょう。荒木の場合、拉致が風化してるが故の党利党略発言に過ぎませんが。

確かに、北朝鮮が今の体制である限り核開発とミサイル開発を止めるはずはありません。

 そんなことはありません。北朝鮮の核、ミサイル(ロケット)開発は「その方が体制維持に役立つ」という判断ですから「むしろやめた方が体制維持に役立つ」と判断すればすぐにでもやめるでしょう。
 その為には「米朝国交正常化」とか何か北朝鮮に対してお土産が必要でしょうが。

「包括的解決」をするためには体制が倒れなければならず、かといって日本政府は体制を倒そうとするわけでもなく

 既に指摘したように「核ミサイル問題の解決」に体制崩壊なんか必要ありませんし、そもそもそんな事は現実的でもありません。


■挑発
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news212528221-d.html

 前々号で北朝鮮のビラの内容を書きましたが、例えば「水素弾まで保有した核保有国の戦列に堂々と登った白頭山大国と対決するのは直ちに滅亡の道」といった種類の言葉は北朝鮮の発表ものでは日常茶飯事です。こういうのを本気だと思っていると勘違いします。私は講演のときなどたびたび「北朝鮮のアナウンサーの激越な表現は『こんにちは』『おはようございます』程度に考えておいた方が良いです」と言うのですが、実際そんなもんです。もし本当にやっていたらとっくに地球は滅亡しています。

 荒木の主張の意味がわかりません。確かに北朝鮮の表現は激烈ではありますが、

白頭山大国と対決するのは直ちに滅亡の道

つうのは平たく言えば「北朝鮮に米国や韓国が軍事侵攻すればただじゃ済まさない、俺は水爆も持ってるんだ」つう話でしかない。
 「北朝鮮から韓国や米国に軍事攻撃する用意がある」つう話ではない。当然「地球が滅亡(荒木)」なんて馬鹿な話はない。
 「仁義なき戦い・頂上作戦」風*28に言うと

北朝鮮
「朝鮮には朝鮮の性根ちゅうもんがあるんじゃけんのう。韓国とグルになってあんたら米国がロケットや核の開発やめい、言うんはワシら朝鮮に対する内政干渉じゃ」
米国
「ほたら、ヨンビョン島砲撃で死んだ韓国兵の落とし前はどうつけてくれるんじゃ」
北朝鮮
「戦争は休戦しただけで終戦しとらん。戦争でとった、とられたは当たり前のことじゃ」
「朝鮮は芋かもしれんが外国の風下に立ったことはいっぺんもないんでえ。おどれらよう覚えとけよ」
米国
「ようし、おどれらも吐いた唾のまんとけよ、とっとといね(いなくなれ)」

てところでしょう。
 元ネタでは「米国=神戸の明石組幹部・岩井信一(梅宮辰夫)」、「北朝鮮=山守組幹部・武田明(小林旭)」、「韓国=打本会」です。
 武田のセリフは

『広島極道は芋*29かもしれんが、旅*30の風下に立ったことはいっぺんもないんでえ。神戸のもんいうたら猫一匹通さんけん、よう覚えとけや』

という北朝鮮並みに激烈なもんです。
 打本会に肩入れする明石組の岩井に対し『広島・山守組に比べたら明石組の方がずっと大きい*31だろうがワシらはあんたら明石組が打本を支援しようが打本の下に入る気はない』という武田のセリフに当たるのが北朝鮮の主張です。
 当然ながら武田のセリフは「明石組をワシら山守組が叩き潰す」なんて話ではない(そんなこと、力関係でできるわけもありません)。もちろん北朝鮮も「米国を自分から叩き潰す」なんて言ってない(これまた、そんなこと、力関係でできるわけもありません)。
 ちなみに映画では「明石組と対立する神戸神和会」が山守組を支援していました。
 「神戸神和会=中国、ロシア」と言ってもいいのかも知れません。

日本にとっても北朝鮮が強硬になるのは悪いことばかりとも言えないのかも知れません。拉致被害者救出にとっても。

やれやれです。拉致被害者救出の為には「交渉しか手がない」んだから向こうが強硬論を採ったら「悪い事」しかありません。どこに「いいこと」があるのか。


■オーラ
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news212328219-a.html

与党と野党ではお役所の対応が全く違っていること。

 本当かどうか知りませんが以前読んだ雑誌記事に寄れば対応者も全然違うらしい。
 与党だと霞が関の局長級がでて、最大野党(旧社会党や現民主党、あるいは下野したときの自民党)だと部課長級、我が共産党のようにミニ政党や「一般市民団体」だと係長級だと(もちろん重要案件だとまた話も違うようですが)。
 自民党が下野して、あるいは「細川、羽田*32政権」「民主党政権」のように野党が政権について、あるいは野党だった公明党が自公連立を組んで痛感するのは「役人の対応の違い」だそうです。まあこれは役人だけでなくてマスコミ記者や財界団体、業界団体もそうらしいですが。やはり「甘い物のあるところにアリが寄ってくる」ように「権力には人間が寄ってくる」わけです。
 「何がやりたいか」ではなくとにかく「権力の近くにいたい」というならある意味公明党の路線は「成功」でしょう。それはどう考えても自称宗教者(日蓮の弟子)のやるべきことではありませんが。

 昨日の会議には維新から「山本美保さんDNAデータ偽装事件」に関与したのではないかという疑いのある*33小野次郎*34議員*35も参加して「制裁は効果がなかった。今までしてこなかった手を打たねば」とか挨拶していました。見る人が見れば「なんだかなあ」という感じになっても仕方ないでしょう。まああの事件(ボーガス注:でのDNA鑑定偽装への関与)を認めるという手を(ボーガス注:小野氏が)打ってくれれば色々なことが前に進むのですが。

 未だにこういう暴言を吐いて小野氏を誹謗中傷する荒木には心底呆れます。小野氏も正直、荒木がウヨ議員連中や家族会と癒着していなければとっくの昔に荒木を名誉毀損で訴えてるでしょう。しかしid:Bill_McCrearyさんエントリ『そもそも論として、横田さんたちと「巣食う会」「家族会」がいまさら関係があることすら変な話だ』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/2f3b02036fec1739401ed2483dfafe13)も批判していますが横田夫妻や家族会はいつまで荒木のようなデマ屋とつきあえば気が済むのか。


■国基研『韓国が対北・対中政策を根本的に見直し』(洪ヒョン・国基研客員研究員・元韓国駐日公使)
http://jinf.jp/weekly/archives/18123
 北朝鮮に対する悪口雑言は予想の範囲内でしたが「NPT脱退による韓国核武装」主張は予想の範囲外でした。国基研はどうやら「NPT脱退による韓国核武装」を支持するようです。もちろん「でも日本はNPTにとどまります」という話ではなく「日本はNPTを脱退して核武装すべきだ」というのが国基研の考えなのでしょう。全くもって物騒で非常識な連中です。


■犬は吠えても
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news212228218-6.html

反核団体の皆さんに「まずこっちからどうにかしましょうよ」と協力を求めたいところです。

 おいおいです。反核団体原水禁原水協など)が北朝鮮の核実験を非難してないとでも思ってるのか。もちろんそんなことはないわけです。彼らは核実験については北朝鮮も批判してるし、その他の国(米国、中国、インド、パキスタン等)も批判してる。当たり前の話で「きれいな核実験と汚い核実験」なんて分ける理由もない。しかし北朝鮮に限らず「米国、中国、インド、パキスタン」にしても「反核団体に批判されたからやめます」というほど「素晴らしい国ではないわけ」です。
 荒木が無知なのか、反核団体をデマ中傷してるのか知りませんが、どうしようもないバカです。

20年位遅れて左翼全盛になった韓国

 やれやれです。朴チョンヒの娘朴クネが大統領になれる国のどこが左翼なんでしょうか。彼女の政策に左翼的なところなどないし。

わが政府もこういう相手に「対話を継続」などと言うのは誤ったメッセージを与えることになるような気がします。

 やれやれです。対話を打ち切ってどうするのか。どうやって拉致を解決するのか。それこそ北朝鮮に「日本政府は拉致を解決する気はない」というメッセージを送ることになるでしょう。
 それでいいのか。まあ、荒木ら救う会は「拉致を解決する気はない」「拉致を飯の種や北朝鮮叩きのネタにしてるだけ」だから「日本政府は拉致を解決する気はない」というメッセージを送ってもいっこうに構わないのでしょうが。


蓮池薫さんの講演
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news212128217-0.html

兄透さんの本とかなり違ったことを言っている

 もちろんそんなことはなく「そういうことにして」、荒木らが「蓮池兄さんを批判しても蓮池弟さんを批判しないこと」を正当化してるだけです。
 確かに「蓮池兄さん」が「誤解の余地のない形で厳しく家族会、救う会を批判している」のに対し、弟さんはそれほど強烈な批判はしていない。ただしそれは「オブラートにくるんで物をいってるか言ってないか」の違いでしかない。
 荒木のやってることは「これからはいいお友達でいましょう」といわれて女の子に振られた男が「俺は振られたわけではない。これからはお友達なんだ」と強弁するくらい無様な行為です。
 そんな「荒木みたいな往生際の悪い男」でも「お前みたいなゲスは大嫌いだ、2度と会う気はない」とはっきり女の子に言われれば振られたことを認めざるを得ないでしょう。お兄さんと弟さんの違いはそう言う違いでしかない。
 単にお兄さんは「救う会や家族会に恨まれてもいい、いやむしろ恨まれる人間がいなければ今の惨状は変わらない。俺が恨まれ役になってやる」という考えなのに対し、弟さんはそうではないと言うだけの話です。
 これが
1)幼い頃からの兄と弟のもともとの性格なのか
2)兄が過激派(?)なので弟が抑えてる(あるいは弟が穏健派なので兄があえて過激派をやってる)
 つまり意図してるわけではなく結果的なものでしょうがある種の役割分担になってる
3)帰国時にやたら注目されたので自己防衛のために「過激なことは言わないようになった」
4)北朝鮮と言う異国で拉致被害者として自己防衛して暮らしてるウチにそういう「敵を作らない生き方が身についてしまった」
のか何なのかは知りませんが。ただしこれは「あくまでも現時点の話」にすぎません。今後弟さんも救う会、家族会への批判を強めるかも知れませんし、荒木ら救う会も弟さん批判も始めるかも知れません。

透さんの本はその意味で薫さんから聞いた事実を書いたというより、何者かの意志と情報に基づいて書かれたのかも知れません。

 思わせぶりなことを言う荒木ですが「何者かの意思」とは誰のどんな意思なのか。「北朝鮮工作員」云々と非常識発言でもする気なのか。蓮池兄さんに「お前は何が言いたいんだ」と問い詰められて荒木はまともに答えられるのか。まじめな話、透氏が最も信頼しかつ情報源にしてるのは弟さんでしょう。

拉致の目的について薫さんは「工作員の教育係」ではなく「工作員にするため」と明確に言ったそうです*36
(中略)
そう考えれば中学校1年生の少女を拉致しても全く不思議ではありません。

 荒木の主張の意味がわかりません。めぐみさんを工作員にするつもりでアレ、「めぐみさんに、北朝鮮工作員がなりすます為」であれ目的が何でアレ、「成人女性ならまだしも」工作目的で中学1年生を拉致するというのは非常識でしょう。不思議ではないという荒木の脳内構造は意味不明です。であるからこそめぐみさん拉致は「不法入国を隠すための生き証人誘拐」であり「計画性に乏しい突発的事件」であり「工作活動ではない」とする見方が強いわけです。そして非常識だからこそ荒木らは「増元るみ子さん」「田口八重子さん」「曽我ミヨシさん」などよりめぐみさん拉致を騒いできたわけです。「不思議ではない拉致」なら誰も騒ぎません。

工作員安明進氏も若い方が洗脳しやすいのではないかと言っていました。

 安なんてその後シャブの不法所持で逮捕され「シャブのカネ欲しさにあることないこと放言していた」と自白し、今や誰も相手にしない人間です。ジャンキーの証言なんて怪しすぎて使えるもんじゃない。
 なお、「若い方が洗脳しやすい」という荒木は「松岡伸矢君(幼稚園児)」「佐賀直香さん(小学1年生)」の失踪まで特定失踪者認定しているから非常識です。

明石靖彦さんや矢倉富康さんのケース

 明石さんも矢倉さんも特定失踪者という与太話に過ぎません。

薫さんもここまで公開の場で話せるなら、ぜひ国会とか、より公的な場で話してもらえないかと思います。

 よほど拉致が風化してることに荒木も焦ってるようです。でも彼も荒木のご期待にはこたえないでしょう。既に政府にはかなり話してるでしょう。こういうことは「表に出さない方がいいこと」は多いでしょう。小生も色々と表で話して頂けるならその方がいいとは思いますが荒木ほどには「話せ、話せ」と強要する気もない。「話せば解決する」という単純な話じゃない。


■国家基本問題研究所『18歳選挙権の愚(その1・問題提起)』(福田逸
http://jinf.jp/feedback/archives/18128
 何故「愚」なのかさっぱりわかりません。単に国基研の連中が18歳の若者を敵視しているに過ぎない。何故連中が若者を敵視しているのか分かりませんが「若者は国基研を敵視している」とでも思ってるのか?。まあ、18歳の若者が「国基研」をどう思ってるか知りませんが、「国基研の集会にそうした若者がたくさん来る」なんてことはやはりないんでしょう。


拓殖大海外事情研究所『日本の「資源」としての「完全主義」』(遠藤哲也)
http://www.kaiken.takushoku-u.ac.jp/column.html

 フランスの文化人類学エマニュエル・トッド*37が、ある番組に出演しているのを目にしました。その中で、正確な表現は記憶していないのですが、おおまかには「日本人は完全主義的だが、それは良い所でも悪い所でもある。移民を導入すると社会の秩序は崩れるが、日本人はもう少し完全主義*38を弱めた方がいい」といった主旨の発言が耳に残りました。
(中略)
 面白く感じたのは、トッドも移民の受け入れが既存の社会秩序を崩す方向に作用するという認識を持ってはいるのだなということでした。

 別に面白くない、当たり前のことだと思いますね。
 たとえば極端な話、イスラム教徒が大量に日本に来れば、日本社会は「イスラム文化」に会わせる必要があるでしょう。それは当然既存の社会秩序をかえるわけです。もちろん「秩序が変わることそれ自体」は善でも悪でもない。今までの秩序になれていれば「不便を感じるかも知れない」ですが。


■誕生日
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news212028216-5.html
 単に荒木が北朝鮮に悪口雑言してるだけのくだらない話です。別に何言おうと荒木の勝手ですが、そう言う悪口雑言して「拉致解決に何か役立つのか」て話です。


■拙著書評
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/post-8900.html
 id:Bill_McCrearyさんの記事『展転社から本を出すようでは、荒木和博も相当なものだと思う(追記あり)』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/57b8937692e2ddfd79401a3ab23fcc48)で紹介された荒木の本『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(2015年、展転社)の書評が産経に載ったそうです(評者は西村幸祐)。西村の書評についてはhttp://www.sankei.com/life/news/160214/lif1602140024-n1.htmlでも見ることができます。なお産経記事での西村の肩書きが「右翼活動家」ではなく「ジャーナリスト、批評家」であることには本当に呆れます。
 それはともかく、荒木の駄本なんぞ産経のような極右トンデモメディアしか書評しないし、しかも産経文化人ですら書評をするのは西村幸祐*39というキチガイ右翼のわけです。西村は産経文化人の中では相当にレベルの低い男でしょう。
 なお、西村書評のpdfデータを荒木は記事に貼ってますが見て仰天しました。西村は荒木の「山本美保さんDNA鑑定捏造疑惑」なんて与太を平気で書評に書いています。
 西村曰く

http://www.sankei.com/life/news/160214/lif1602140024-n1.html
特定失踪者の山本美保さんについて、身元不明遺体のDNAが一致したとして山梨県警が彼女の拉致の可能性を否定したのは、警察によるDNA偽造だと荒木氏は主張する。

だそうです。
 荒木の本でも『山本美保さん失踪事件の謎を追う』(2012年、草思社)だったら「山本美保さんDNA鑑定捏造疑惑」に触れない訳にはいかないでしょう。
 たとえば「荒木の同類右翼・三浦小太郎」が書いた『山本美保さん失踪事件の謎を追う』(2012年、草思社)の書評(http://freeasia2011.org/japan/archives/1752参照)では、三浦は「山本美保さんDNA鑑定捏造疑惑」という荒木のデマについて

http://freeasia2011.org/japan/archives/1752
 本書はこの山本美保さん失踪事件を通じ、これが警察側(もしくは日本政府中枢の可能性のある*40拉致事件の隠ぺい工作ではないかという視点から、徹底的にこの事件の本質*41を追求し続けた記録である。
(中略)
 本書の価値は「拉致(隠ぺい)疑惑」の存在を明らかにしただけではない。それ以上に私たちの心に響くのは、この闇と戦い救援の炎を燃やし続けている、美保さんを救おうという山梨の支援者たちの意志と行動が体現している、真の意味での「市民運動」「国民運動」の姿だ。
(中略)
 一人の山梨県*42が、外国*43に拉致された可能性があり、しかも国民であるにもかかわらず日本の国家権力から見捨てられる*44危機にあるときに、家族と被害者の知人という最も近い人々が結束し、それを山梨の地域共同体*45が支援して、この国民の生命を国家が見捨てることは許さないと立ち上がった姿こそ、市民運動のあるべき姿*46といえよう。

と述べています。つまり荒木のデマに触れた上で、荒木を支持しています。三浦の「荒木のデマ支持」という行為は常人にはおよそまねのできない愚行です。こんな愚行をしたら知性を疑われるのでまねしたいと思いませんが。
 この三浦という「荒木のデマ・山本美保さんDNA鑑定捏造疑惑」を支持するデマ右翼を副代表とする「極右団体・守る会」の会員だと公言して恥じないバカがid:noharraと言う男です。
 野原君も「美保さんの鑑定は捏造だ!」とでも思ってる低能なんでしょうか。それとも「捏造じゃない」と思いながら「守る会副代表・三浦」がデマを流布することを黙認する人間のくずなんでしょうか。ぜひ野原先生には三浦副代表が社会に流布している「山本美保さんDNA鑑定捏造疑惑」についてどう思うのか教えて頂きたい。どうせ卑怯者のid:noharra先生は小生の質問を完全に無視するでしょうが(まあ無視することによってid:noharra先生の「自分にとって都合の悪い質問からは逃げる」卑怯者ぶり、下劣さが改めて明らかになるわけです)。
 ちょっと三浦小太郎&id:noharraの批判をして話がずれましたがとにかく、『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社)の書評で山本美保さんDNA鑑定捏造疑惑」なんて与太を書く必要は必ずしもない。
 つうか普通ならそんな事は書かないでしょう。特定失踪者という主張の信頼性が落ちますから。
 しかし「それをやってしまう非常識なバカ」が西村幸祐&産経のわけです。心底呆れます。
 山梨県警から名誉毀損で訴えられても文句の言えない愚行です(まあ荒木が自民党右翼政治家や家族会とつるむ事によって警察すらうかつに手が出せないアンタッチャブル化してるという笑えない現状ですが)。
 まあ、そう言う馬鹿な事を西村&産経がやってくれる事によって「山梨県警の捏造鑑定なんかあるわけねえだろうが、バカか」と世間の人間がすぐに荒木や西村、産経(つまりは拉致界隈に巣くう右翼一味)の馬鹿さを理解できるという意味では「ありがとう、西村幸祐」と感謝すべきかも知れません。


■行動対行動
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news211828214-6.html
 前も書きましたが抽象的に「行動対行動」といってもある意味無意味なわけです。
 たとえば「北朝鮮が日朝交渉に応じること」を「意味ある行動」として評価するなら政府、外務省がしたように「制裁一部解除」という行動で報いることは当然でしょう。
 一方、「交渉に応じる程度では評価できない」という家族会、巣くう会、拉致議連の立場では「一部制裁解除で報いる必要はない」わけです。でどっちらが適切かというのはこれはもう価値観の問題でしかないわけです。「太陽は東から昇り西に沈む(まあ例は何でもいいですが)」のような「一つしか答えがないこと」じゃない。
 なお、こうした「行動対行動の評価のズレ」なんてのは北朝鮮外交に限らない。
 「俺の方があいつより有能なのに何であいつの方が出世する、上はおかしい(会社の人事)」「何であいつが結婚できて俺が結婚できない、世間の女性はおかしい」とか色々あるでしょう(これはあくまで「わかりやすい事例」として思いついた例であって、独身で大して出世もしてない「俺のぼやきではない」ので念のため断っておきます)。
 プロ野球の契約更改で球団と選手がもめる(場合によってはトレードやFAが行われる)のも、「スマップの独立騒動」も全ては「行動対行動の評価のズレ」でしょう。
 スマップの独立騒動は要するに「スマップとマネージャー」が「我々の行動に見合った見返りがジャニーズからない、こんな酷い扱いなら独立したい*47」と思ったからこそああなったんでしょう(結局ジャニーズの圧力でキムタクが寝返り、独立話は潰されますが)。
 話がかなりずれましたが、北朝鮮外交に話を戻します。
 「あるべき北朝鮮外交」「あるべき北朝鮮問題での行動対行動」について「複数の答えがあり得る」とはいえ、俺個人は「制裁路線が今に至るまで何の成果も上げず」、一方「日朝国交正常化による経済支援」というお土産をぶら下げた「小泉訪朝」が「拉致被害者5人帰国」という成果を上げたことを思えば「北朝鮮のやることにはどんどんお土産を出すべきだ(もちろん、北朝鮮のやらずぼったくりにならない注意が必要ですが)」と思っています。
 まあ、そもそも巣くう会や拉致議連の場合、「拉致を解決する気がなく因縁つけてるだけ」なのは見え透いています。連中は北朝鮮が何をしようと行動と評価する気はない。そう言う意味ではウヨ連中の態度は「行動対不行動」です。
 巣くう会がやってる「特定失踪者」などの言いがかりは、豊臣家滅亡を描いた時代劇で有名な「方広寺鐘銘事件」と似たり寄ったりの因縁つけに過ぎない。
 「方広寺鐘銘事件」についてはウィキペディア大坂の陣」に簡単な説明がありますし、今度の大河ドラマ真田丸」でも簡単な説明がされるでしょう。
 もちろん「鐘銘事件」は最初から「とにかく因縁をつけて、未だに徳川に反抗する意思が否定できない、危険な豊臣家を潰す(徳川の挑発に乗って暴走してくれれば、潰す口実ができて万々歳。逆にこれを機会に豊臣が徳川に全面服従してくれても万々歳)」という話であって、本気で呪詛だと徳川サイドが思ってるわけではないでしょう。
 豊臣家に問題があるとすれば
1)鐘銘についてそう言う言いがかりがないように事前に徳川にきちんと伺いを立てておくべきだったとか
2)徳川家に「家康死後、豊臣が徳川打倒に動くのではないか」という疑心を招かないよう「明確な服従の姿勢を示す」とか
いったところでしょうね(特に2)でしょう)。
 「明確な服従の姿勢を示しておけば」まあ、「大坂の陣による、豊臣家の完全な滅亡」つう話にもならなかったんじゃないか。それはともかく、巣くう会や拉致議連、産経も「特定失踪者が北朝鮮拉致だ」なんて本気では思ってないわけです。「とにかく因縁つけて日朝関係改善を潰したい」つう話のわけです。当然巣くう会などのウヨ連中には拉致を解決する気なんかない。家族会もいい加減巣くう会などウヨ連中とは縁切りすべきです。
 荒木の具体的文章にも少しだけ触れておきます。

 ストックホルム合意が破綻していることが明らかになった後、ある政府首脳に総理は外務省に騙されているのではないかと言ったとき、その首脳は(外務省レベルではなく)官邸の意思だから、と言っていました。

 「ある政府首脳」てどこの誰なのか。まあ、その「政府首脳」が言うまでもなく官邸が最終判断してるのは言うまでもない話ですが。

拉致被害者がどうして北朝鮮にいるのかを考えれば、なすべき「行動」も明らかだと思います。

 荒木にとって何がどう明らかなんだかさっぱり分かりません。「交渉以外に現実的な解決手段はない」ということは明らかだと思いますが。


■渡りに船
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news211728212-a.html

 北朝鮮の「特別調査委員会」が調査を止めて委員会を解体すると発表したそうです。
 こっちが政府に求めていたことを北朝鮮の方からやってくれたわけで、文字通り「渡りに船」です。理由は以下の通り。

 「渡りに船」と荒木が言う「理由は以下の通り」の紹介は省略します。
 荒木はぐだぐだ長い文を書いてますが、簡単に言えば「ストックホルム合意後の日朝交渉に今のところ成果が見られないから、今回のロケット(ミサイル)発射をいい機会に交渉なんか辞めちまえ」つうだけの話です。
 交渉をやめて拉致をどう解決するのか。自衛隊救出論なんか拉致被害者の居場所も分からないのにできるわけがない。もう拉致の解決はあきらめるのか。荒木には何の回答もないわけです。無責任この上ない。まあ、そもそも荒木に拉致を解決する気がないことは「特定失踪者なんて与太をほざき、批判した蓮池氏を家族会から追い出したこと」で以前から明白ですが。

今日総聯が抗議の会見をしたということは北朝鮮の指示による日本社会への挑戦

 やれやれです。制裁が「北朝鮮のみ」を対象にしてるならともかく「在日朝鮮人の出国禁止の拡大」だの「送金禁止の額を引き下げ」だの在日もターゲットにしてる以上、朝鮮総連(総連)が抗議するのはごく自然な話です。在日をターゲットにしてないなら「総連関係ないだろ」と言えるかも知れないがそうじゃない。つうか「主張の是非はともかく」、主張しただけで「挑戦だの何だの」正気じゃない。在日は日本人に「ハイ、わかりました」でいつも従えとでも言うのか。

拉致実行犯や協力者の摘発など、北朝鮮が日本国内でやってきたことを厳しく摘発していくべきです。

 事件から相当の年月が経ってるのだから今さらそんな事できるわけもない。そもそも拉致被害者の救出に話を限れば摘発などある意味どうでもいい話です。


■国基研『「日台関係基本法」の必要性と現状』(浅野和生*48平成国際大学教授)
http://jinf.jp/news/archives/18106
 日本が米国のように台湾に武器を売却したりする台湾支援法(日台関係基本法)なんか作れるわけもない。「今は安倍政権だから何でもかんでも主張しよう」と勘違いしてるようですが、安倍もそこまで無茶苦茶でもないでしょう。しかし平成国際大*49というのは「小生の住む埼玉県*50」の「加須市にある」とはいえ、どういう大学かよく知りませんが浅野みたいな極右が教員とは拓殖や國學院、皇學館みたいな右翼系でしょうか。ググってもその当たりよく分かりませんが。

光華寮事件の最高裁判決について述べ、その問題点を指摘した。

 二審(1982年)が台湾勝訴*51だったのに、最高裁(2007年)では「破棄差し戻し*52」ですからね(ウィキペ「光華寮訴訟」参照)。国基研のようなウヨ団体からすれば「何故破棄差し戻しにする」「何故中国の上告を却下して台湾をすんなり勝たせない」つうところでしょう。なお、最高裁判決それ自体の是非はともかく、「二審から25年もかかってる」のは明らかに政治的配慮でしょう。まあ、こういったら何ですけど、「光華寮事件をどう法的に解決すべきか、どう法解釈するのが国際法解釈として適切か」はひとまず脇に置いて、中国と台湾とどっちを選ぶかといったらもう選択の余地なく中国ですよね。経済規模が違いますから。中国を選んだ方が金になる。


■国基研『北朝鮮の核ミサイル戦略を見誤るな』(西岡力
http://jinf.jp/weekly/archives/18070

 我が国の多くの専門家は、核実験とミサイル実験の動機について、米国と直接交渉し、金正恩独裁体制を守るため、などと解説している。しかし、それは間違っている。
(中略)
 北朝鮮が米国本土に届くテポドン・ミサイルの実験を初めて行ったのは1998年*53だった。その時、私はその直前に韓国に亡命した北朝鮮空軍の大尉に会いに訪韓していた。
(中略)
 元大尉は「(中略)1950年に北朝鮮の奇襲攻撃で始めた朝鮮戦争で勝てなかったのは、在日米軍基地から米軍が出動したからだ。次に戦争をする時は、奇襲南侵をして米本土から援軍が来るまでの間、在日米軍基地を使用不能にすれば勝てる。(中略)」と語った。
(中略)
 北朝鮮は第2次朝鮮戦争を起こして韓国を赤化併呑するために米本土まで届く核ミサイルの開発を続けているのだ。

 バカバカしい。北朝鮮もそこまで非常識じゃないでしょう。もちろん米国、日本、韓国、中国、ロシア、どこの国も「第二次朝鮮戦争を起こすため北朝鮮は核を持とうとしてる」なんて思ってないでしょう。朝鮮戦争の時、中ソが支援してくれた*54のと違い、今回戦争をやったら「中露の支援無しで」北朝鮮だけで米韓連合軍を相手にすることになる。
 「いざとなれば戦争する覚悟がある」というブラフを北朝鮮がかけることはありえたとしても(その場合だって「いざとなれば」であってそうそう簡単に戦争のブラフなんてかけられるもんじゃないでしょうが)。
 西岡らウヨ連中もそんな事は全く思ってないし、この大尉とやらが西岡のでっち上げでなくて実在の人物だとしても故意にデマってるだけでしょう。なお、荒木が「北朝鮮のロケット(ミサイル)なんて怖くねえ*55」という一方で西岡がこのように北朝鮮脅威論を扇動するのは実に滑稽です。
 なお、「第二次朝鮮戦争」がありうるとしたら、「米国からの開戦」の方がむしろあり得るでしょう。米国には「パナマ・ノリエガ政権」「アフガン・タリバン政権」「イラクフセイン政権」などを武力で打倒した「実績」があるからです。
 

■情報
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news211628212-5.html

 先日富山のチューリップテレビJNN系列)でオンエアされたニュースで、(ボーガス注:特定失踪者)屋木しのぶさんの失踪の日付が分かったと報じられていました。当時のことを知る人を捜し当てて、それまで昭和43年1月中旬とされていたのが15日と推定できました。

 呆れて二の句が継げません。荒木もバカですがJNN系列(TBS系列)のチューリップテレビもバカですね。仮に「昭和43年1月15日」という失踪日が分かったら何だというのか。こういう馬鹿げた報道がされるのが「北朝鮮報道」の特徴です。普通の失踪者ならこんな馬鹿な報道はしないんじゃないか。

 スペインで騙されて拉致された松木薫さんの実家が熊本だったということは前から知っていましたが、先日お姉さんの斉藤文代さんと話していてその場所が陸上自衛隊西部方面総監部のすぐ近くだったことが分かりました。拉致の現場はスペインですが、場合によってはスペインに行く前から目をつけられていた可能性もあると思います。

  バカバカしい。日本で目をつけたのなら日本で拉致するでしょう。そもそも実家が自衛隊基地の近くだったら何だというのか。俺が松木さんの兄弟だったら荒木の馬鹿さに呆れて、つきあいをやめますが、つきあい続けてる連中はどういう脳みそをしてるんですかね。拉致被害者家族がこれほどバカでは蓮池透氏が苦言を呈するのも当然の話です。また「バカの巣窟・家族会」を世間が相手にせず拉致が「どんどん風化していく」のもこれまた当然の話です。

 テレビやラジオの場合、放送されていない地域には紹介できないのが何とも残念です。前述チューリップテレビのニュースでも富山だけでなく東京も舞台になっています。

 ばかばかしい。こんなん、チューリップテレビで放送されたこと自体がおかしな話です。全国に広く放送しようなんてとんでもない。まあ、放送されてもまともな人間は呆れるだけでしょうが。

*1:「総連系の学校」の意味がよくわかりませんが朝鮮学校てことですか?

*2:もちろん真偽不明です。

*3:「○○のこと」が「新聞にホニャララって書いてあったんですけど、実際のところどうなんですか」レベルで「極秘事項でも何でもないことならば」話すかもしれませんが普通はただの料亭の女将に政治のことをぺらぺら話したりはしないでしょう。

*4:つうか、たかが安明進の怪しい話でこんなことを言うなんて荒木は店に対して失礼です。まあ、店名を出さなかったのは幸いでしたが。でも神楽坂って地名出してるのがなあ。

*5:著書『覇権国家の正体』(2012年、海竜社)、『歴史に消えた参謀:吉田茂の軍事顧問・辰巳栄一』(2013年、文春文庫)など

*6:なお、これに対しては「イラン、イラク北朝鮮を特別に悪の枢軸呼ばわりする根拠は何なのか」という批判が当時からありました。

*7:まあ米国も韓国もそんな馬鹿なことしないでしょう。

*8:ちなみに「日ころ」と略すようです。おおさか維新が「お維」です。

*9:神奈川県横浜市泉区に存在した在日米軍基地施設(荒木が戸塚区と書いてるのは1)「戸塚、泉両区にまたがる(ただし一般には泉区の施設と呼ばれることが多い)」、2)「泉区はもともとは戸塚区で、戸塚区の一部が昭和61年に戸塚区から分かれて泉区になったので戸塚区時代の名称で荒木が呼んでいる」、3)「単なる荒木の誤記」のどれかでしょう)。旧日本海軍の基地を第二次世界大戦後に接収し、運用していたものだが、平成26年6月に施設を含めた土地全体が横浜市へ返還された。跡地利用の方向性としては横浜市による公園の整備が検討されている。(ウィキペディア深谷通信所」参照)

*10:「同僚と鎌倉駅で別れ、戸塚駅からバスで帰宅途中に行方不明。翌日、自宅近くの草むらからセカンドバッグが見つかる。」(http://www.listserver.sakura.ne.jp/cgi-bin/list/list3.cgi?word3=228&mode=search3)のどこが「軍事施設近くの失踪」なのか。

*11:「わかっている限りでは最後に目撃された地点」にすぎませんので実際ここが失踪に関係しているかどうかはわかりません。本当は別の場所が「最後の目撃場所になるべき場所」だったのかもしれない。

*12:森さんの失踪は「李恩恵疑惑」が発覚した後の1992年なので時期から見て、北朝鮮拉致ではないでしょう。

*13:神奈川県横浜市金沢区に存在した在日米軍基地施設。旧日本海軍の基地を第二次世界大戦後に接収し、運用していたものだが、平成17年12月に施設を含めた土地全体が横浜市へ返還された。跡地利用の方向性としては横浜市による公園の整備が検討されている。(http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/park/make/koshiba.html参照)

*14:だからこそ荒木が調査できるのであって現役の軍事施設なら到底調査できないでしょう。米軍が荒木の与太に協力するとも思えない。

*15:サーセン、全く「ご存じではありません」。

*16:北朝鮮を「国と認めたくないウヨ連中」は6者協議と言いたがります。小生は6者協議でも6カ国協議でもどっちでもいいと思っていますが、ウヨと誤解されたくないので6か国協議とよんでいます。

*17:鳩山、菅内閣総務副大臣、野田内閣防衛副大臣を歴任。慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会会長という極右歴史修正主義者。

*18:元陸上自衛官(二等陸尉)。小泉内閣防衛庁長官、第三次安倍内閣防衛相を歴任

*19:自衛隊在日米軍基地のこと

*20:これを何の根拠もなく北朝鮮拉致と放言するバカが荒木でありその荒木におもねってるバカが渡辺です。

*21:イベントである航空祭はともかく他はもちろん「国民受け」のためにやってるわけではありません。

*22:おそらく北朝鮮限定ではなく、中国、韓国、ロシアといった周辺国も入っているのでしょう

*23:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相など歴任

*24:つうかそもそも拉致は今完全に風化してニュースの話題にならなくなっていますが。

*25:日英同盟を辞めたから日米戦争になった」というならバカだとは思いますが。そういう話でもないでしょう。

*26:あのよしこですからおそらく事実でしょうが。

*27:眠狂四郎」シリーズで知られる市川雷蔵主演のアクション映画。1966〜1968年まで5作品が作られた。1962年に初めての007映画「007ドクター・ノオ(1963年の日本公開当時の邦題は「007は殺しの番号」、この作品でショーン・コネリーが一躍有名になった)」が公開されており、「陸軍中野学校」は日本版007を目指したと見られる。

*28:「違法動画なんだろうな」と思いながらユーチューブ動画を見ながら書いてます

*29:芋侍、芋兄ちゃん(姉ちゃん)と言う意味の「芋」。つまり「常識やセンスに欠ける田舎者」

*30:広島弁で「よそ者」と言う意味。この場合は明石組

*31:まあ明石組のモデルは「日本最大の暴力団山口組ですから当然の話です。だからこそ打本会(実際は打越会)も明石組の傘下に入るし、それに対抗して山守組(実際は山村組)は明石組と対立する神戸神和会(実際は本多会)の支援を受けるわけです。

*32:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、細川内閣外相を経て首相

*33:というのはもちろん荒木の言いがかりです。

*34:元警察官僚。鹿児島県警本部長、小泉内閣首相秘書官、結いの党幹事長、維新の党政調会長など歴任。

*35:つまりは拉致議連ですら荒木の与太を元に小野氏攻撃などしないわけです。

*36:実際どうかは知りませんがもしそう発言したのなら勇気のある発言と言えるでしょう。「つう事はお前は工作活動(仮に従事したとしてせいぜい翻訳レベルじゃないかと思いますが)に従事したのか」という批判が一部からでかねないからです。

*37:著書『文明の接近』(2008年、藤原書店)、『デモクラシー以後』(2009年、藤原書店)、『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる:日本人への警告』(2015年、文春新書)、『シャルリとは誰か?:人種差別と没落する西欧』(2016年、文春新書)など

*38:そう言うのは完全主義と言うより排外主義や国粋主義と言った方が正しいと思いますがトッドも言葉に配慮したんでしょう。

*39:著書『「反日」の超克:中国、韓国、北朝鮮とどう対峙するか』(2006年、PHP研究所)、『「反日」の構造:中国、韓国、北朝鮮を煽っているのは誰か』(2012年、文芸社文庫)、『マスコミ堕落論反日マスコミが常識知らずで図々しく、愚行を繰り返すのはなぜか』(2014年、青林堂)、『21世紀の「脱亜論」:中国・韓国との訣別』(2015年、祥伝社新書)、『ベストセラーから透視する敗戦70年の真実:百田尚樹登場の意味』(2015年、サンクチュアリ出版)など

*40:そんな可能性は全くありません。

*41:もちろんこの事件の本質は「荒木の言いがかり」でしかありません。本来、西岡や島田ら荒木の周囲のウヨが「荒木さん、あんた北朝鮮非難なら何でもありなのかよ、ふざけんなよ」と諫言すべきなんですが一緒に与太飛ばすんだから呆れます。

*42:もちろん山本美保さんのこと。

*43:もちろん北朝鮮のこと。

*44:見捨てるも何も「山形県の遺体=美保さん」ですが。

*45:地域共同体なんてご立派なもんではなく「山梨の極右」でしかないでしょう。まともな人間ならあほらしくてこんな与太運動は支持できません。

*46:「DNA捏造疑惑」という与太話を根拠にした運動のどこが「市民運動のあるべき姿」なのか?。冗談も大概にしろと言いたい。

*47:そういうスマップ側の考えが正しいかどうかはひとまず起きます。

*48:著書『台湾の歴史と日台関係:古代から馬英九政権まで』(2010年、早稲田出版)、『日台関係と日中関係:「日中国交正常化」を見直す!』(2012年、展転社)、『台湾民主化のかたち:李登輝総統から馬英九総統まで』(編著、2013年、展転社)、『中華民国の台湾化と中国:台湾は中国なのか?』(編著、2014年、展転社)、『親台論:日本と台湾の心の絆』(2014年、ごま書房新社)、『1895〜1945日本統治下の台湾』(2015年、展転社)など。「マイナー極右出版社」展転社から何度も著書を出すなんておよそまともな学者ではないでしょう。

*49:もちろん大学名で分かるように平成になってからできた割と歴史の浅い大学です。

*50:埼玉の大学としては有名どころ(?)では他に、水田三喜男(自民党政調会長(鳩山、佐藤、田中総裁時代)、石橋、岸内閣通産相、池田、佐藤内閣蔵相などを歴任)が創設者の「城西大学坂戸市)」、駿台予備学校系列の「駿河台大学飯能市)」、KSD疑惑で有名になった例の「ものつくり大学行田市)」なんかがあります。

*51:一審(1977年)は中国勝訴。なお一審当時は「福田内閣が日中平和友好条約締結に向け交渉中」だったため、台湾が「福田内閣に配慮した政治的判決」と反発。逆に二審当時は右派の中曽根内閣だったため、中国側が「中曽根内閣に配慮(以下略)」と反発した。

*52:破棄差し戻しは「最終決着がついてない(改めて台湾勝訴判決が出ることがあり得る)」と言う意味では「台湾敗訴」ではないですが「上告棄却ですんなり台湾勝訴にならなかった」と言う意味では「台湾敗訴」です。

*53:ちなみにこのときの近隣諸国の政権は米国・クリントン政権、日本・小渕政権、韓国・金大中政権、中国・江沢民政権、ロシア・エリツィン政権。

*54:これだって「中ソの支援無しでは勝つことは難しい」という判断が当然あったわけです。

*55:荒木の主張動機はともかく主張自体は正論でしょう