今日の産経ニュース(2/3分)(追記・訂正あり)

朝鮮大学校元幹部逮捕 「スパイ天国・日本」狙い撃ち 北朝鮮の指示役、韓国大統領選でも暗躍
http://www.sankei.com/affairs/news/160202/afr1602020050-n1.html
 逮捕容疑は詐欺なのにいつも通り「スパイだ何だ」という逮捕容疑と全く関係ない怪しい話を垂れ流すアホの産経です。まあ、公安のリーク情報をただ垂れ流してるだけでしょうが。産経&公安のゲスぶりには本当に反吐がでます。ちなみにこの記事に一部バカウヨ(例:アホブクマしかしない、できない低能のid:zaikabou*1id:b0101)が「スパイ防止法が必要」とかほざいてて頭痛がしてきますね。
 一方で「刑事警察がまともか」といえば
id:Bill_McCrearyさんエントリ
『また警察学校での不祥事か』
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/e55e5b788601c8e5b35413a2992371bb
『完全な誘導じゃん』
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/ec6556478b493af8a258815f6145586d
ですからねえ。日本の警察は公安警察も刑事警察も、あまりにも問題がありすぎですね。もっと社会に警察は批判されてしかるべきだと思います。
 なお、産経と同レベルの「スパイ」云々というアホ記事として以下の物も紹介しておきます。
■荒木和博ブログ『スパイ』
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news21052823-2f.html
■守る会サイト『「スパイ天国」狙い撃ち 北の指示役逮捕、韓国大統領選でも暗躍(産経新聞)』
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=01176
 三浦はこんな事を理由に「朝鮮大学校の認可を再検討しろ」「美濃部都知事の認可は適切だったのか」だの言ってるんだから呆れます。「朝鮮大学校の元教員が不祥事(詐欺事件*2)おこした→認可は適切だったのか」なんてお話にならないレベルの言いがかりでしょう。
 だったら「エイズ薬害事件で安部副学長(当時)が逮捕起訴された帝京大学」「大学関係者から盗聴犯罪者を出した創価大学*3なんかも「大学認可を取り消されるべき」なのか。
 それにしてもこんな脳みその腐ったバカウヨ・レイシスト団体「守る会」なんぞに入っていて例のid:noharraは恥ずかしくないんですかね。野原もこんなアホな「スパイ云々」なんて与太を支持するのか。id:noharraには「在日を差別するクズが人権派面してるんじゃねえよ、カス」「カスは黙ってろ」と改めて言っておきます。
 荒木のブログにも一点だけ突っ込んでおきます。

http://araki.way-nifty.com/araki/2016/02/news21052823-2f.html
 「金正日主義対外情報学」を訳していて、「これはもともと外国語の文書なのではないか」という感じがしています。私の語学力ではどこがどうだと具体的な指摘ができませんし、おそらくこの教範の元になったものは何十年も前に出来ているでしょうから相当手も加えられているはずで、気のせいかもしれません(蓮池薫さんにでも読んでもらえばそこら辺のニュアンスは分かるでしょうが)。しかし朝鮮戦争の作戦計画書すらロシア語で書かれていた(つまりソ連軍が作成した)ほどの北朝鮮に、こういう理念的なものを自前で作る能力も意思もあるとは思えず、旧ソ連KGBな何かの教範を使ったような気がします。

 第一に何の根拠もあげずに「ソ連の教本が元ネタでは」という荒木のデタラメさにはいつもながら呆れます(そもそもこの情報学とやらが本物の北朝鮮内部資料だという根拠はありませんが)。
 第二に

蓮池薫さんにでも読んでもらえばそこら辺のニュアンスは分かるでしょうが

といい「でも蓮池兄弟は俺達に非協力的なんだよ、兄貴は巣くう会の批判本を出したし」と蓮池氏にあてこすってる荒木のゲスさに呆れます。まあ、荒木が何を言おうと蓮池氏は荒木なんか無視するでしょうが。

*1:id:zaikabouさん曰く「別件逮捕はよくないと思ってる」そうですがその最終的結論が「スパイ防止法容認」つうのには呆れます。そもそもスパイ呼ばわりする根拠あんのか、て話です。

*2:なおスパイ云々などというのは逮捕容疑と全く関係ない「公安の怪しいリーク情報」ですからお話になりません。

*3:詳しくは、たとえば赤旗『反学会ジャーナリストを“盗聴”、創価大グループ携帯通話記録盗み出し、地検調べで新事実発覚』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-11-11/15_01.html)、『被告“盗聴”隠し認める、創価大グループ通話記録窃盗事件、背後語らず「個人で」、1時間で結審』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-12-22/15_01.html