今日の産経ニュース(3/2分)(追記・訂正あり)

■【マーライオンの目】ラオスの国造りに日本ができることを考えよう
http://www.sankei.com/column/news/160302/clm1603020007-n1.html
 別に「ラオスの共産独裁を倒し、民衆を救うため経済制裁で締め付けよう!」「共産独裁打倒は絶対の正義でありあらゆる手段が許される!」「この世から共産国をなくすのが俺達産経の責務だ!」とか叫んで欲しいわけでもないですが同じ共産独裁体制なのに中国や北朝鮮とのこの違いは何なんですかね。ぶっちゃけ「こういう事を言っては北朝鮮ラオスに失礼ですが」貧乏国家・北朝鮮はともかく日本にとって貧乏国家・ラオスなんかよりずっと経済大国・中国の方が大事ですよね。


■【なでしこ大阪決戦】韓国とドローで日本5位、五輪は厳しい状況に 第3戦は中国と対戦
http://www.sankei.com/west/news/160302/wst1603020108-n1.html
 オーストラリアが2勝で1位なので、もう「オーストラリアは当確」でしょう、後の試合を全部落とすくらいのポカをやらない限り。
 後が「1勝1分けで2位の中国」「2分けで同率3位の韓国、北朝鮮」「1分け1敗で5位の日本」「2敗で6位のベトナム」です。次の中国戦で勝てないと引き分けでも「日本1敗2分け、中国1勝2分け」ですからもう「日本敗退」でしょう。負けたら「日本2敗1分け、中国2勝1分け」で敗退は言うまでもない。小生もサッカー通ではないですが、北朝鮮に比べると中国サッカーというのは昔は明らかに「格下だった」と思います。最近、経済難で北朝鮮のレベルも若干落ちてるのかも知れませんが、勝てないとは言え、「韓国相手に引き分けた*1北朝鮮相手に引き分けとは随分成長したもんです。おそらく日本にとって中国は簡単に勝てる相手ではないでしょう。
 とにかく次で日本が勝てなければ「中国、北朝鮮、韓国の3国で1つの椅子を争うこと」になるでしょう。一時のなでしこブームが嘘のような事態ですが、「若手が育ってない」とか「監督の采配が問題」とか何か理由があるんでしょうか。


■【産経抄】長生きしても仕方がない 3月2日
http://www.sankei.com/column/news/160302/clm1603020003-n1.html

 ベトナムハノイ日本語教師をしている小松みゆきさんは、新潟県に住む母親を呼び寄せて、同居することを決意する。81歳の母親の認知症はかなり進んでいた。
▼『ベトナムの風に吹かれて』(角川文庫)は、周囲の誰もが無謀だと反対した、海外介護の日常をユーモラスにつづったエッセーである。昨年には、松坂慶子さん*2の主演で、映画にもなった。松坂さんも、90歳を超えた母親と暮らしている。

認知症の母親をつれて海外移住するというのは「ベトナムに限らず」相当無謀でしょう。何故そういうことになったのか、どうベトナムで生活しているのか、機会があったらエッセーを読むか、映画でも見たいと思います。

高齢者にやさしい、ベトナムのような国に連れて行ってもらえなければ、長生きしても仕方がない。そんな情けない国

 日本が高齢者に冷たい情けない国であることに異論はありませんが、別にベトナムは「高齢者に優しい国」ではないでしょう。小松さんがベトナム移住したのも「ベトナムを生活の本拠にしてしまい今さら日本に帰れない」とかそういうことでしょうに。

*1:ちなみに日本も韓国相手に引き分けたわけです

*2:1981年に『青春の門』、『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』で、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞、報知映画賞主演女優賞を、1982年に『蒲田行進曲』で、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、キネマ旬報主演女優賞、 毎日映画コンクール主演女優賞を、1990年に『死の棘』で、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、キネマ旬報主演女優賞、 毎日映画コンクール主演女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞、報知映画賞主演女優賞、日刊スポーツ映画大賞主演女優賞を受賞。