今日の産経ニュース(3/12分)(追記・訂正あり)

■【お金は知っている】習近平*1政権の軍拡にブレーキをかける“金融自由化” 安倍政権は通貨戦略を財務官僚から取り上げるべき(田村秀男*2
http://www.sankei.com/premium/news/160312/prm1603120018-n1.html
 「河野談話踏襲で岸田外相や外務官僚だけ非難して安倍はかばう」など「都合の悪いことはいつも官僚や大臣のせいにして安倍をかばう」産経・田村らしいアホ記事です。
 財務官僚の上には麻生*3財務相や首相の安倍がいるのに何をふざけたことを言ってるんでしょうか。


■【北朝鮮拉致自衛隊拉致被害者を救出できないのか? ドイツの事例を参考に元自衛官らが訴える「奪還シナリオ」の必要性
http://www.sankei.com/premium/news/160312/prm1603120031-n1.html
 ドイツ軍の海外派兵による自国民救出事例とは「1997年のアルバニア暴動」だそうです(この暴動については例えばウィキペ「1997年アルバニア暴動」参照)。
 しかし現地アルバニア政府の協力が得られてるという時点で話が北朝鮮拉致とは全然違います。北朝鮮自衛隊北朝鮮国内での活動に協力するわけがないし、拉致被害者の日本帰国に北朝鮮が協力するようなら外交交渉で片がつくわけです。
 つうかいつまで「自衛隊北朝鮮拉致被害者救出」なんて与太話してれば気が済むんでしょうか。

荒木氏も15、16年前に、民間軍事セキュリティー会社の関係者から、特定の被害者奪還を提案されたことがあったと説明

 まあ、おそらくホラ話でしょうね。そんな提案はなかったでしょう。たださすがの荒木も「リスキーな作戦なのでそのときは決断ができなかった(しかし決断すれば良かった?)」と言い訳しています。


■【メディア裏通信簿】「美しい日本が好き」は排外主義なのか? 朝日新聞の奇妙な論理にあんぐり… TBS役員のいう「奴ら」って?
http://www.sankei.com/entertainments/news/160311/ent1603110010-n1.html

教授
 朝日新聞の2月3日付朝刊で、早川タダノリさん*4という編集者が「『美しい日本』が好き、というメンタリティーは、『この美しい日本を汚すやつは許せない』に転化しかねない」「『反日』『売国奴』という呪文は…『汚れ』を排除し、漂白したいという欲求をはらんでいるように思えます」と語っていたんです。安倍晋三首相が『美しい国へ』*5という本を出しているから、政権批判のために言っているのでしょうが、政権を憎むあまりに日本の美しさを愛する感情まで否定するというのは、馬鹿げていませんか。
先生
 川端康成*6の「美しい日本と私*7」というノーベル文学賞を受賞した時の芸術的スピーチも危険ということになるなあ。
編集者
 永井荷風*8も欧米から帰国して、日本の美しさに着目した作品をいくつも書きましたが、彼らにも右翼や排外主義者に通じるものがある*9というんですか、その人は。

 早川氏の言葉を「美しい日本という感情を否定している」と本気で思ってるのならただのバカです。
 まあ産経だってそんなことはよくわかってるでしょうが。
 問題は「何を持って美しいというのか」「美しくするためにどうするのか」て話のわけです。ここで「外国人は汚い」「だから在特会を支持する」なんてなったらそれは見事な排外主義です。早川氏が言ってるのはそう言うことだということは「産経の紹介した文章だけでも分かること」です。
 つうか「美しい国(安倍の著書名)」「美しい日本の憲法をつくる国民の会(櫻井よしこが会長のウヨ団体)」など「汚い連中」が「美しい」を連呼すれば早川氏みたいな反応が出るのは自然でしょう。

教授
 早川氏は「『美しい日本』というシンボルによって人々が糾合され、動かされようとしている」といって、具体的に、憲法改正へ動く百田尚樹氏や津川雅彦氏の「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の活動を批判するんですね。確かに「美しい日本」が政治目標となっているのは事実としても、その後の論理が飛躍しているんです。
 まず、代表発起人の鍵山秀三郎氏がトイレ掃除を通じて心を磨く活動をするNPOに関わることに「会の活動は、善意に基づいた、掃除という文句なしの善行*10です。…でも、もやもやする*11んです」と異を唱えるんですが

 ちなみにこの鍵山(イエローハット創業者、「日本を美しくする会創始者)のトイレ掃除は「モップやブラシなど道具を使わず、素手(ビニール手袋などしない)と雑巾だけでやらせる」という不衛生きわまりない物です。実際、雑菌で手を負傷した生徒もいるようです。
 これについてはたとえば
素手でトイレ掃除をさせる人々@まとめWiki
http://www36.atwiki.jp/sudedetoiletsouji/pages/16.html
を紹介しておきます。
 つまり「合理性(雑菌の感染を防ぐ衛生的掃除)よりも変な精神性(素手でやることで精神が鍛えられる)」を重んじ、「不衛生だ」という批判を無視するのが鍵山のわけです。百田や津川といった「鍵山のウヨ仲間にも共通する異常な精神性」というべきでしょう。
 こういう考えが「体罰容認(体罰で精神が鍛えられる)」にもつながるわけです。 

教授
 確かにナチスは清潔な国を造ろうとしましたが、それといまの日本は無関係です。日本に安倍というヒトラーがいる−と思い込む左翼の妄想ですよ。

 安倍が「ヒトラーほど有能かどうか(ヒトラーは勿論二世政治家ではありません)」などはともかく「極右で反民主主義」と言う意味では立派にヒトラーでしょう。

 この記事のインタビュアーの高橋純子記者も、よく左翼イデオロギーに凝り固まった記事をまとめています。朝日新聞は相変わらずですよ。
 2月5日付朝刊では、瀬戸内寂聴さんとSEALDsの女性メンバー3人の座談会を掲載していた

 瀬戸内氏やシールズが左翼ねえ。護憲派ではあるでしょうが左翼とは言えないと思いますが。つうかそもそも「左翼だったら何だ」「産経なんか、ウヨバッカじゃねえか」て話ですが。

先生
 寂聴は「私は大杉栄とか伊藤野枝*12とか管野スガ*13とか、社会運動をして政治に殺された人たちの伝記*14を書きました。…そういう人たちは、とっても情熱的で、恋愛もたくさんしています。恋も革命も若い情熱と命を注がなきゃ、できないことよね」だって。
女史
 ただ、若者に情熱があるってだけでしょ。情熱を傾けるのが恋と革命っていう発想が、古いんじゃない?

 産経の言ってる意味がわからないですね。
 若者が「政治運動(ただし寂聴氏は産経的な極右運動に対しては好意はないでしょうが)や恋に情熱を傾けるのは見ていて感動する」と言うだけの話の何に問題があるのか。

先生
 朝日新聞は、このSEALDsの女性メンバーを左翼の若い女性看板として論壇デビューさせようとしてんじゃない*15か。あざといねー。
教授
 対抗して産経新聞や雑誌正論も新しい論客を探さないと。若い*16国際政治学者、三浦瑠麗さん*17にばかりに、頼っている場合ではないですよ。(笑)
編集者
 三浦先生には彼女たちの及ばない知性がある*18から、弊誌*19に書いていただいているんですよ。

 あざといのは「三浦女史」とやらを「月刊正論(そして産経本紙も?)の紐付きの宣伝マンにしている」と公言して恥じない産経の方でしょう。
 しかしここまで産経がプッシュすると言う事は本当にこの三浦女史は「産経紐付き」の「櫻井よしこ的メンタリティの方」なんでしょうね。三浦女史とやらがどんな人間か知りませんし、彼女の文章を読んでまで知りたいとも思いませんが。
 しかし三浦女史もここまで産経にプッシュされて恥ずかしくないんでしょうか。恥ずかしくないんでしょうねえ。

女史
 山口二郎さん*20がインターネットのツイッターで「SEALDsなどの政治・社会運動に東大生がほとんどいない件。いわゆる偏差値の高い学生ほど大学教育を投資と考えていて、リターンに結びつかない活動を無駄と切り捨てると解釈すれば、腑に落ちる」とつぶやいてたけど、これって頭がいい人は不純で政治・社会運動しなくなるから、君らは勉強せずに政治運動しろって意味かな。
教授
 狂気の中国文化大革命とそっくりの発想ですね。

 まあ、実際どうかは東大生インタビューでもしない限り分かりませんが、そう言う可能性は勿論あるでしょうね。「俺達東大生は政治家や財界、官僚、学会のエリートとなるから、エリートとして社会を変えればいい。政治運動なんかしない」つうことはあるかもしれません。なお、「勉強しなくていいというのか」などと山口発言を曲解する産経はいつもながら馬鹿野郎です。「東大生があまりいないのはもしかしたらそういうことかもしれない」と理解した上で「そうした東大生のような人間をどう運動に巻き込んでいくか」というのがおそらく山口氏の問題意識でしょう。まあ、難しい問題だとは思いますが。

教授
 安倍政権に対する「反知性主義」のレッテル貼りは、いまも続いていますが、これをやっている人は、ほぼ左翼ですよ。

 安倍批判者に産経が「左翼のレッテルを貼ってるだけ」の話です。批判派には左翼もいるが必ずしも左翼ではない。たとえば「河野談話」の河野洋平*21は左翼ではあり得ないわけです。
 大体、「河野談話否定」だの「汚染水はアンダーコントロール(安倍発言)」だのは反知性主義以外の何物でもないでしょう。
 なお、安倍が問題なのは単に「バカだ」ということよりも「ソ連のルイセンコ学説騒動」のように「馬鹿な主張(「河野談話否定」だの「汚染水はアンダーコントロール」だの)を権力で押し通そうとすること」のわけです。

 雑誌「DAYS JAPAN」2月号の特集「安倍政権に命の舵は渡さない」でも、TBS執行役員金平茂紀*22が「〈奴ら〉の弱点はしかし、たくさんある。想像力と知性が欠如している」「品性に欠け、実は他人から全く尊敬されていない。だから国際会議の場ではいつも孤立している」と書いています。

事実じゃないですか。安倍が「想像力と知性、品性にあふれてる」「他人に尊敬されてる」「国際社会で孤立してない」とでも言うのか。慰安婦問題や南京事件での態度などは孤立以外に何と評価できるのか。
 なお「奴らとは乱暴な表現」ではありますが、「ルーピー鳩山*23」「空き菅*24(あきかん)」「言うだけ番長・前原*25」などという下品な表現を「政敵(?)相手」に多用してきた産経にはそんな事を言う資格はどこにもありません。

先生 
 ちなみに彼がキャスターを務める報道特集の1月30日の放送では、全国高校ラグビーに出場した東京朝鮮高校ラグビー部を取り上げた

 やれやれですね。取り上げたらいけないのか。それにしても報道特集も「東京朝鮮高校ラグビー部の活躍を好意的に取り上げること」と「報道特集に荒木和博を呼んで特定失踪者なんて与太吐かせること」と両立するとでも思ってるんですかね?

 北朝鮮の軍事パレードみたいな腕フリで入場行進する生徒達に、女子アナの小林悠*26が「ぐっとくる」と感動するんだぜ。

 入場行進てのは腕を振るもんでしょうに何でしょうか、この無茶苦茶な因縁。腕を振るなとでも言うのか。

2月に逮捕された朝鮮大学校元幹部が北朝鮮の対外情報機関「225局」の指示で、韓国での政治工作に関与していたという記事が産経新聞に載っていた

 いつもの産経の与太記事です。大体「犯罪ならともかく」、政治工作が「韓国の朴クネ批判派と交流する」程度の話なら犯罪でも何でもない。
 なおこの元幹部氏はとっくの昔に不起訴処分で釈放されています。
不起訴処分が「証拠不十分か証拠はあるが起訴するほどではない微罪か」はともかく産経の言うような「重大犯罪で証拠もある」なんて話では全くなかったわけです。

先生
 自民党総裁選のとき、産経が誰を支持します、なんてことはやらないだろ。

 やれやれですね。露骨に安倍支持してる癖に「はっきりと安倍支持と言ったことはない」でごまかす算段のようです。つうか「下野なう」とツィートして「下野したのは自民でしょ、産経は自民機関紙ですか?」と批判された産経がまともなわけもない。

先生
 甘利氏の問題では、文春が隠し撮りをしたことなんかを理由に、自民党議員や保守系の新聞記者たちから「甘利はハメられた」という擁護論や文春バッシングも出ていたが、俺は、あれは立派なスクープだと思う。
 金を渡した業者は甘利や秘書に対する恨みがあったかもしれないが、少なくとも秘書は明らかに、甘利の力を利用して、業者からたかりまくっていたわけだから、アウトだろ。

 産経だと露骨に甘利擁護するかと思っていたので意外ではあります。とはいえ甘利の証人喚問を要求しない辺りは所詮産経です。

ちなみに安倍総理は甘利*27大臣の後任大臣*28を、天皇陛下の外国ご訪問中に任命したが、あれも問題ありだ。

 過去にもそう言う例はありますし、法的に全然問題はないですね。つうか、本当に安倍が「天皇が戻ってから任命する」なんて言ったら産経は「政治空白をつくっていいのか」と非難しないんですかね。どうなんですかね。民主党政権辺りがそれだと批判して、安倍だと擁護するのか。
 いずれにせよこの件、おそらく「アレを批判しない野党や朝日新聞は皇室軽視だ」とか因縁をつけたいだけでしょう。とはいえそういう非難をやると一番非難されるのは野党や朝日新聞ではなく安倍のはずなんですが。

先生
 ベッキーが休業して、テレビ局が一斉に出演を中止させたり、出演者を差し替えたりドタバタしていたのに、1月31日のテレビ東京系のバラエティ「愛と希望のラーメン」だけは、ベッキーの出演シーンをそのまま放送していた。テレ東ってすごいな。

別にすごくはないでしょう。犯罪行為ならまだしも、たかが不倫レベルで収録済みの映像を差し替える方がおかしい。

先生
 フジ系の新報道2001は少しやったけど、元防衛研究所武貞秀士*29が酷すぎた。まず「弾道ミサイルが軌道を外れ日本に飛んでくる可能性は十分ある」といったが、「十分」にはないよ。正直、ほとんど0に近いんだから。政府は念のためイージス艦PAC-3を出しただけなのに煽りすぎなんだ。

 言ってることは間違ってはないと思いますが、結局「安倍のタカ派路線を批判したい」わけではなく
1)北朝鮮が日本相手にミサイルなんてぶち込めるわけがないと、北朝鮮を小馬鹿にしたい
2)何故か産経一派が北朝鮮シンパと認識してる武貞氏に悪口して、けなしたいだけ
なんでしょうね。

先生 
 北朝鮮にとっては、韓国が失敗している人工衛星打ち上げ(ボーガス注:成功による国威発揚?)が大きな目的なんだから、しっかり説明しないと。「ミサイル」とばかり騒いでいれば、そこが見えない。

 これまたおっしゃるとおりなんでしょうが、「ミサイル」とばかり騒いでたのは、当の産経も同じなのですが。むしろ「北朝鮮人工衛星と言ってるのにミサイルというのはいかがか」という指摘を非難していたのが産経ではないのか。

教授
 フジテレビはアニメのワンピース放送中でした。(笑)

 まあ、北朝鮮のロケット発射なんて、その程度の話でしかないということです。

そもそも射程距離が伸びても日本は関係ない。首都や東部が新たに射程に入るかもしれない米国が騒ぐなら分かるけど。

 日本は距離が近いので中距離や短距離でもぶち込めるという話でしょう。

*1:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*2:最近の著書に『消費増税の黒いシナリオ:—デフレ脱却はなぜ挫折するのか』(2014年、幻冬舎ルネッサンス新書)、『人民元の正体:中国主導「アジアインフラ投資銀行の行末」』(2015年、マガジンランド)など

*3:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)など歴任

*4:著書『神国日本のトンデモ決戦生活』(2014年、ちくま文庫)、『「愛国」の技法:神国日本の愛のかたち』(2014年、青弓社)、『原発ユートピア日本』(2014年、合同出版)など

*5:2006年、文春新書

*6:著書『伊豆の踊子』、『古都』、『千羽鶴』、『眠れる美女』、『舞姫』、『みずうみ』、『山の音』、『雪国』(新潮文庫)など

*7:産経の原文のまま。正しくは「美しい日本の私」(後に『美しい日本の私』(1969年、講談社現代新書)として書籍化)。なお、大江健三郎ノーベル賞受賞スピーチ「あいまいな日本の私」(後に『あいまいな日本の私』(1995年、岩波新書)として書籍化)は川端のスピーチにヒントを得たもの。

*8:著書『あめりか物語』、『おかめ笹』、『夢の女』(岩波文庫)、『ふらんす物語』、『ぼく東綺譚』(新潮文庫)など。

*9:川端や永井に右翼的なところがあるかどうか知りませんが、そんなことを早川氏は一言も言っていません。【追記】ウィキペディア川端康成」によれば「1971年(昭和46年)の都知事選挙に立候補した秦野章(元警察官僚)の応援のため宣伝車に乗った」そうですから自民党シンパではあるのでしょう(なお、この選挙では現職の美濃部都知事が勝利しました。秦野は後に自民党から参院議員となり中曽根内閣法相を務めました)。ちなみにこの選挙戦のとき、川端は冗談か神がかり(いや精神病か?)か知りませんが「(自決した)三島由紀夫君(の霊)が応援に来てくれた」といって周囲を仰天させたそうです。

*10:あとで指摘するように「文句なしの善行」といえる代物ではありません。

*11:「きれいにする→排除の精神」に繋がってないかという危惧があるのでしょう。鍵山は立派な排外主義極右ですから当然の危惧でしょう。

*12:大杉と共にいわゆる甘粕事件で暗殺された。

*13:でっち上げ事件「大逆事件」で処刑された

*14:『美は乱調にあり』(大杉栄伊藤野枝の伝記、文春文庫)、『遠い声』(管野スガの伝記、新潮文庫)のこと

*15:自分らが露骨に三浦をプッシュしてるからと言って朝日も同じだと思うなって話ですよね(苦笑)。

*16:1980年生まれの36歳だそうですので学会的、あるいは論壇的には若いのでしょう。

*17:著書『シビリアンの戦争:デモクラシーが攻撃的になるとき』(2014年、岩波書店)、『日本に絶望している人のための政治入門』(2015年、文春新書)

*18:知性のある人は正論御用達になんかなりません(苦笑)

*19:月刊「正論」のこと。

*20:個人サイト(http://yamaguchijiro.com/)。最近の著書に『若者のための政治マニュアル』(2008年、講談社現代新書)、『政治のしくみがわかる本』(2009年、岩波ジュニア新書)、『ポピュリズムへの反撃:現代民主主義復活の条件』(2010年、角川oneテーマ21)、『政権交代とは何だったのか』(2012年、岩波新書)、『いまを生きるための政治学』(2013年、岩波現代全書)、『民主主義をどうしますか。』(2016年、七つ森書館)など

*21:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長など歴任

*22:著書『テレビニュースは終わらない』(2007年、集英社新書)、『報道局長業務外日誌』(2009年、青林工藝舎)、『テレビはなぜおかしくなったのか』(共著、2013年、高文研)など

*23:鳩山元首相のこと

*24:橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相を経て首相を務めた菅氏の事

*25:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相などを歴任した前原氏の事

*26:2016年4月改編にて『NEWS23』にキャスターとして加入予定だったが、体調不良を理由に登板が見合わせとなった。2016年3月4日付でTBSを健康上の理由により依願退職。2月1日発売の『週刊ポスト』(小学館)で起業家男性とのデートを報じられてから精神的に不安定となったとされ、出演していたラジオ番組『たまむすび』の生放送も2月26日から休演していた(ウィキペ「小林悠」参照)

*27:小渕内閣労働相、自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、第一次安倍、福田内閣経産相、第二次、第三次安倍内閣経済財政担当相などを歴任

*28:石原伸晃のこと

*29:著書『金正恩北朝鮮:独裁の深層』(共著、2013年、角川oneテーマ21)、『東アジア動乱:地政学が明かす日本の役割』(2015年、角川oneテーマ21)など