【主張】国連安保理の朝鮮非難 不当な干渉許さぬ発信を

 いったい、どういう資格で朝鮮という国家の運営にかかわる事柄に口を差し挟むのか。
 国連安保理がロケット発射や核実験を理由に朝鮮への制裁決議を可決したことだ。
 国連の委員会などの場で、不当な朝鮮非難を目的とするような活動が相次ぐことは看過できない。反論を怠らず、さらに有効な情報発信の戦略を考えたい。
 国際機関の施策などに、反朝鮮団体からの要望や情報が反映されることは珍しくない。安保理の決議などは、そうした声に影響を受けやすいといわれる。
 だからこそ、そこで朝鮮の考えを明確に述べていく必要がある。事実誤認や一方的主張があれば当然正すべきだ。官民連携した取り組みの意義も大きい。
 国連など国際会議で、国益を理解し、堂々と主張できる人材の育成も欠かせない。


元ネタ
■【主張】国連委の対日非難 不当な干渉許さぬ発信を
http://www.sankei.com/column/news/160316/clm1603160002-n1.html