■安倍首相、「掃除やゴミ出しやってます、妻に嫌がられても…」
http://www.sankei.com/politics/news/160513/plt1605130065-n1.html
「ぼ、僕は男尊女卑の極右じゃないんだな、だから掃除やゴミ出しもやるんだ」というアピールでもしてるつもりでしょうか。思わず吹き出してしまいました。
■【ベッキー復帰(上)】「奥さまに謝罪」「男性とは縁を切ったつもり」 番組冒頭で固有名出さず説明
http://www.sankei.com/premium/news/160513/prm1605130013-n1.html
勘弁してほしいですね。浮気がいいことだとは言いませんが「甘利疑惑」「東京五輪買収疑惑」「三菱自動車燃費偽装」などを差し置いてこんなことで謝罪って。つうか視聴者の小生からすれば「覚醒剤使用」「脱税」のような犯罪ならまだしもこの程度の事でどうこう言う気もないですが。
■民進・岡田*1代表 小林氏の“怒り新党”に「理解に苦しむ」
http://www.sankei.com/politics/news/160513/plt1605130053-n1.html
「自民党ならまだしも」こういう事を言って小林名誉教授に敵対的態度をとる岡田代表の方がよほど理解できません。「賛同するかどうかはともかく」たいていの人間には十分理解できるでしょう。あまり野党共闘に乗り気でない*2岡田・枝野*3執行部に憤慨して野党共闘の担い手になりたいと思っているのでしょう。
まあ参院選で惨敗して岡田や枝野らの政治生命が終わり、民進党が消滅すればいいんじゃないですかね。社民党内部から「民進党との合併論が出ていること」で「俺達は最大野党だ」とどうやら頭に乗ってるようです。どれほどバカなんでしょうか。
言うべきセリフは「理解に苦しむ」ではなく「我々既成野党(もちろん民進党を含む)に失望しての行為だろう。我々が充分、成果をあげてないので気持ちは分かるが、やはり是非共闘して欲しい」「1度話し合いの場を持ちたい」でしょうにね。
■【政界徒然草】「二階王国」に異変が…和歌山県御坊市長選が異例の分裂選挙に 怪文書飛び交い「仁義なき戦い」の様相も
http://www.sankei.com/premium/news/160513/prm1605130005-n1.html
つまりは「お前も長期政権(6期)だからいい加減引退しろよ、次はうちの息子で頼む」と親分に当たる二階氏にいわれたのを断った現職に二階氏が公然と攻撃をしかけたということでしょう。
柏木氏陣営幹部は「柏木氏は引退するつもりやった。でも、後継が地元で賛否両論ある俊樹氏であることが認められなかったんや。二階氏は日本一の実力者やし、選挙後のことを考えると恐ろしいよ。でもやるしかないんや」と苦しい胸中を語る。
もちろん現職の言い訳ではあるでしょうが「父親が自民党幹部なのに、息子が国会議員になってない*5、今回市長選に初出馬」というのは本当に息子には人望がないのかも知れません。
■【主張】日産の三菱自支援 疑惑残した再生あり得ぬ
http://www.sankei.com/column/news/160513/clm1605130002-n1.html
自分のデタラメブリを棚に上げて良くもこんな事が言えたもんです。確かに三菱問題は全てが解明されたわけではありませんが、「現在調査中」というのに何が問題なんでしょうか。
■【「中国非礼」発言】英女王、腹に据えかね意図的に漏らしたか…広がる波紋 中国一行、儀礼超える法外警備を要求
http://www.sankei.com/world/news/160513/wor1605130020-n2.html
王室周辺では米英関係を重視する女王が中国傾斜するキャメロン政権をいさめる狙いで乾坤一擲で発言したとの観測が浮上している。
おそらくそんなことはないでしょうがそれが事実なら「選挙で選ばれたキャメロン首相を否定するのか」「民主主義を否定するのか」「選挙で選ばれたわけでもない王家に生まれただけの女が首相を超える『英国の最高指導者』気取りか、何様のつもりか、思い上がるな、英国はもう国王主権じゃないんだ」「いつから英国は首相の上に宗教的指導者がいるチベット亡命政府並みの発展途上国になったんだ?」という話です。むしろ「そんな越権行為をやる王室ならいらない」と英国王室の首が長期的には絞まるんじゃないですかね。「狂信的王室崇拝者」か「常軌を逸した反中国」でもなければつきあいきれないでしょう。キャメロンだってエリザベスがそう言う意志だとしても当然無視するでしょう。
まあ小生は王室は英国に限らず「民主主義と法の下の平等に反する」と思うので英国に限らずいずれは「全世界で廃止すべき」と思っていますし「あと100年かかろうと200年かかろうと」いずれは消えてなくなると思っていますが。
■【産経抄】女王陛下のメッセージ 5月13日
http://www.sankei.com/column/news/160513/clm1605130003-n1.html
それでもAIIBには協力するんだから、世界に冠たる大英帝国もずいぶんおちぶれたものだ、日本も同じだけど
「中国一行は「とても非礼」 英女王が本音ポロリ(AFP=時事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160511-00000029-jij_afp-int
とI濱女史がツイートしたことは以前、別記事で紹介しましたが、産経の記事も同じ内容です。
英国のエリザベス女王が、ある国の賓客(ひんきゃく)を晩餐会(ばんさんかい)でもてなした。欧米のマナーに疎い客は、フィンガーボウルの水を飲んでしまう。女王は何食わぬ顔で同じように振る舞った。客に恥をかかせないためである。
「フィンガーボールの水を間違って飲むというネタ」は有名なジョークですし、いくら何でも英国女王がそんな事を本当にやるとは思えませんが、まあ、「女王が求められる役割」をわかりやすく表現したエピソードではあります。
当然ながら「外交儀礼としてフィンガーボールの水を飲むことすら求められる」女王にとって「中国側に対して歓迎の意を示すこと」など何ほどのことでもないわけです。
バッキンガム宮殿で開催された園遊会での会話を、テレビカメラのマイクに拾われてしまった。女王の「うっかりミス」とは考えにくい。
という根拠は何もありません。つうか普通に考えてミスでしょう。中国側はこの件については「ノーコメント」で通すでしょうがそれにしても愉快なことではないからです。英国側も英中関係を考えてこの件については適当にごまかすでしょう。
しかしエリザベス女王は出席したわけです。こういうのは「真田丸」の真田一族が関ヶ原合戦で兄は家康に弟は三成に荷担したようなもんで、「見事な役割分担」とでも見るべきでしょう。
なお、
「札束に物を言わせた無礼は認めない」。
女王の発言には、王室から中国へのこんなメッセージが込められているのではないか。
という産経にとっては
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160511-00000029-jij_afp-int
デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相は同日、バッキンガム宮殿で行われた別の行事の席で、ナイジェリアとアフガニスタンを「おそらく世界で最も腐敗した国」だと女王に説明したところをカメラに撮影され、物議を醸している
というのも「うっかりミスではなく」、アフガンとナイジェリアに向けたキャメロン首相の手厳しい批判なんでしょうか?