今日の産経ニュース(5/21分)

■【北朝鮮情勢】対米交渉のタフネゴシエーター、姜錫柱元書記が死去
http://www.sankei.com/world/news/160521/wor1605210020-n1.html
 「外交部第一副部長(副外相)、最高人民会議外交委員会副委員長、朝鮮労働党中央委員会書記(国際担当)、朝鮮労働党国際部長(ウィキペ参照)」と外交畑の要職を歴任した姜錫柱氏が亡くなられたそうです。今後の北朝鮮外交がどうなるか気になるところです。


■【海峡を越えて 日・韓・朝芸能始末記】(1)韓国の日本大衆文化開放 「鳴り物入り」で解禁された日本映画はなぜウケなかったのか?
http://www.sankei.com/world/news/160521/wor1605210037-n1.html

 北野武監督の「HANA-BI」(前年のベネチア国際映画祭グランプリ)が日本映画解禁の記念すべき第1弾だった。韓国でも北野監督の知名度は高い。
(中略)
 ところがいざ「HANA-BI」が公開されると、映画館はガラガラ。続く「影武者」(黒澤明監督)などの作品も空振りに終わり、日本映画への期待、同時に不安や反発は急速に萎(しぼ)んでゆく。
(中略)
 “鳴り物入り”で解禁された日本映画はなぜ韓国でウケなかったのか?
 いくつか理由は挙げられる。“時代錯誤の文化鎖国”に反乱するかのようにすでに海賊版が大量に韓国に入っていたこと。韓国人が好む娯楽性に欠けていたこと。さらには「政治的なプロパガンダ臭」を市民が敏感に感じ取っていたせいではなかったか。
(中略)
 実際、金大中が訪日に合わせ日本の大衆文化開放に踏み切った背景には、極限にまで悪化していた日韓関係や韓国内の政治力学が複雑に絡み合っていた。
(中略)
 (ボーガス注:金大中の前任大統領)金泳三は「歴史の正しい立て直し」を掲げ、旧朝鮮総督府の建物を解体したり、日本に対する『ポルジャンモリ(腐った根性)』発言*1など、反日の強硬姿勢を貫く。金泳三の退任直前には業を煮やした日本側が日韓漁業協定の破棄を通告。金大中の就任前、日韓関係は最悪に陥っていた。

 産経の記事が事実とするなら「小泉靖国参拝で冷え込んだ日中・日韓関係をリカバリーするため」、第一次安倍内閣成立直後、安倍が訪中、訪韓したような意味合いが「金大中氏の日本文化公式解禁にはあった」つう話です。別に悪い話ではない。
 なお、安倍が首相を辞めたら、ポスト安倍も「よほど変な極右が首相にならない限り」訪中、訪韓によるリカバリーをせざるを得ないでしょう。


■【田中靖人の台湾情勢分析】馬英九前総統はなぜ知日派から反日に転じて「有終の美」を自ら捨ててしまったのか?
http://www.sankei.com/premium/news/160521/prm1605210013-n1.html

 台湾の馬英九*2総統が20日、退任した。2008年5月の就任後、日台関係を「特別パートナー関係」と位置づけて対日重視の方針を打ち出し、経済・文化交流で過去に例のない進展があったことは評価されるべきだろう。東日本大震災を機に、日台双方の市民感情は近づいた。その一方、馬総統は政権末期に慰安婦問題で日本批判を繰り返し、沖ノ鳥島問題では巡視船などの派遣を強行して日本側が「失望」を表明、「有終の美」を自ら捨てる結果となった。

 ばかばかしい。「沖ノ鳥島(日本命名)は島ではない」とすることや「慰安婦問題で日本批判すること」の是非*3はともかく「産経にとって望ましい存在でなければ」反日だなどというのは馬鹿げています。
 大体

・馬政権下の2期8年で日台が窓口機関を通じて結んだ取り決めは28本で、1972年の断交後に結んだ取り決めの4割以上に上る。中でも、投資取り決め(2011年)、航空取り決め(日台オープンスカイ、同年)、漁業取り決め(13年)、租税取り決め(15年)など「内容の重い」(日台関係者)ものが多い。
・日台の観光客の相互訪問は伸び、15年は542万人となった。日本を訪問する海外の観光客で、台湾(約368万人=日本政府観光局推計値)は中国、韓国に次ぐ第3位。
・14年には台北故宮博物院展が日本で開催された。

なのに何が反日なのか。
 何も馬氏は産経のために政治をしているわけではない。これは後任の蔡英文氏とて同じです。産経はそのうち蔡氏にも「反日」と言い出すのではないか。


■香川で共産候補に一本化 参院選1人区で初 全1人区で「統一候補」のめど
http://www.sankei.com/politics/news/160521/plt1605210004-n1.html
 事情が今ひとつよく分かりませんが「当選可能性はともかく」支持者としては喜ばしい限りです。
 統一候補について「民進党との数の差」には不快感を覚えますし、香川以外でも共産候補一本化をして欲しいところですが、それはまあ我慢しましょう。
 後は「他野党がそれなりの支援をしてくれるかどうか」でしょう。「名ばかり統一候補」では共産党に対し無礼です。


■【北朝鮮拉致】横浜・米軍施設火災の前後に男女5人が相次ぎ失踪していた 北の工作拠点が置かれていた可能性も…
http://www.sankei.com/premium/news/160521/prm1605210015-n1.html
 火災が放火で、失踪と関係あるかのような書きぶりですが根拠は何もありません。全く呆れたデマ新聞です。

 1975年、東南アジアでは南ベトナムの首都サイゴン(現ホーチミン)が陥落し、翌年にベトナム社会主義共和国が誕生。共産主義陣営が勢力を伸ばしていた。その流れに乗り、金日成主席が「次はわれわれもと果てない夢をということはあったのではないか」と荒木代表は推測する。
 再び朝鮮戦争の火蓋が切られた場合、北朝鮮にとって日本にいる米軍は大きな障害となる。

 ばかばかしい。良くもふざけた妄想ができるもんです。大体、在日米軍基地の一部施設が燃えたって、米軍の機能が全面ストップするわけもないでしょう。


■【メディア裏通信簿】大竹しのぶ蛭子能収朝日新聞反戦の耐えきれない軽さ
http://www.sankei.com/premium/news/160521/prm1605210009-n1.html
 アホ記事の多い産経でも特に酷いアホ記事「メディア裏通信簿」に突っ込んでみましょう。

教授
 女優の大竹しのぶさんが「安倍首相の戦争政策を真っ向批判」していたんだそうですよ。インターネットメディアのリテラで読んだのですが、これが戦争反対、憲法改正阻止という紋切り型の薄っぺらい左翼護憲論なんです。個性のカケラもないしね。共産党か何かの政治宣伝に使われる広告塔みたいですよ。
先生
 大竹しのぶは昔から、しんぶん赤旗に登場*4していたコテコテの左翼護憲派だからな。

 この記事は
■リテラ『大竹しのぶが安倍首相の戦争政策を真っ向批判! 元夫の明石家さんまも「戦争のために税金を納めてるんじゃない」』
http://lite-ra.com/2016/02/post-1996.html
のことです。
 やれやれですね。産経の彼女への罵倒の方がよほど「紋切り型の薄っぺらい右翼改憲論」でしょう。

参考

http://lite-ra.com/2016/02/post-1996.html
 「戦後レジームからの脱却」なんてしなくていい。こうはっきり言い切ったのは、女優の大竹しのぶ。本日付けの「しんぶん赤旗」日曜版のインタビューでのことだ。
 大竹といえば、山田洋次是枝裕和高畑勲大林宣彦岩井俊二らという世界的な監督や、吉永小百合倍賞千恵子野際陽子らといった俳優たちとともに安保法案反対アピールを行ったひとり。また、朝日新聞の連載エッセイでは、参院での安保法案可決の数日前に国会前の反対集会に参加したことを明かし、こんなふうに綴っていた。
〈その中(抗議集会の参加者)の一人に、牧師さんがいらっしゃった。そして、聖書の言葉を引用して話された。平和を作りし者は幸いです、平和とは祈るだけではない、作るものなのだ、と。
 この声を、想いを、安倍首相はどのように思っているのか〉(2015年9月18日)
(中略)
「特攻隊の人たちは、自分が死ぬことで(戦争を)やめてくれ、という思いだったと思う。安倍総理は御霊をねぎらうのがなぜいけないのですかということをおっしゃっていた。しかし、特攻は美しいことではなく、残酷で、二度とあってはいけないこと。それをもっともっと知らせることのほうが大切なのではないでしょうか」
(中略)
 メディアを通して反戦・平和を訴える、この大竹の姿勢をぜひ今後も貫いてほしいものだが、ちなみに、大竹が離婚した明石家さんまは、以前、『さんまのまんま』でこんなエピソードを明かしている。
「ぼくは昔、日本からアメリカに、戦争のためにアメリカに寄付するということがあったとき、さすがに怒って国税局に行ったんですよ」
「俺は戦争のためとか、人殺しをアシストするために働いてるんじゃないって。そのために税金を納めてるんじゃないって言いにいったんです」(14年2月15日放送回)

先生
 芸ではなく、政治談義でコテコテの反戦平和や護憲を語るお笑い芸人は結構いる*5けど、だいたい、いかに国の安全を守るのか、何も考えはないんだ。本人の意思なのか、テレビ局がしゃべらせてるのか知らないけどさ。あ、吉本の大物でもダウンタウンはちゃんとしてるか…。
(中略)
 3月25日にフジテレビ系のダウンタウンなうで地方創生担当相の石破茂*6を「軍事オタク」「鉄道オタク」とイジっていたが、あれも面白かったよ。

 単に松本が石破に媚びてるだけじゃないですか。大体芸能人が「左翼的発言(といっても産経にとっての左翼ですが)」をすれば

テレビ局がしゃべらせてるのか

扱いで、松本の発言は「フジテレビがしゃべらせてるのか」といわない辺り、デタラメ過ぎて呆れます。

先生
 前にマスコミが反集団的自衛権で騒いでいた頃、漫画家タレントの蛭子能収朝日新聞で反対論をぶってたよな。
(中略)
 3月14日のTBS系「私の何がイケないの?」で放送していたが、蛭子は1年前に軽度認知障害と診断されていたんだそうだ。今は回復に向かっているそうだけどな。無論、朝日は認知障害を知らなかったんだろうし、もしかしたら、蛭子も朝日にしゃべった時には症状もなかったのかもしれないが、それにしても朝日にいいように利用されていたよな。

 おいおいですね。軽度認知障害と蛭子氏の戦争法反対発言と何の関係があるのか。「認知障害だから朝日にだまされて利用された」とでも言うのか。
 認知障害患者にはまともな言動はできないとでも言うのか。
 朝日に対しても蛭子氏に対しても認知障害患者に対しても失礼です。

教授
 保守派論客として名をはせていた漫画家の小林よしのり氏まで反安保法制に走って、失望させられましたね。そういえば、小林氏はSAPIO5月号の連載漫画で、国連女子差別撤廃委員会が元慰安婦に日本政府は公式謝罪せよとイチャモンをつけた問題を「外圧だ」と非難していたのですが、皇位の男系継承を「女性差別」と文句を付けようと画策していたことは批判せず、むしろ賛同していました。矛盾しています。

 「慰安婦は韓国の言いがかりだから不当な外圧だが、女帝制度以外に現実的な問題解決策はないから不当な外圧ではない」つうのが小林氏の立場なんでしょう。矛盾なんてどこにもない。つうか何でそんなに産経は女帝制度導入論を嫌うんですかね。

先生
 安保関連法が施行された翌日の3月29日の朝日朝刊はひどかったぜ。「専守防衛を転換」と大ウソ。自国を守るためやむを得ないときだけ、集団的自衛権行使の一部のみ認めたあの法律や閣議決定を、どこからどう読んだら、専守防衛の転換になるんだ。

 「集団的自衛権専守防衛の範囲に入らない」というのは従来の政府見解ですから「転換」は嘘でも何でもありません。

先生
 朝日は共産党幹部の「殺し、殺される危険」という言葉も何度も引っぱり出してきて、煽っていたが、自衛隊員が子供から「お父さんは、殺し殺されに行くの」と言われたら、どんな気持ちになるか考えたことあるのかね。

 どんな気持ちも何も事実ですからね。

教授
 朝日とは月とスッポンで、読売新聞3月30日付朝刊の論点スペシャルはとても良かったですね。「解釈改憲」「立憲主義崩壊」などと言う安保法制批判に対して、憲法学の立場から京都大の大石眞*7教授と慶応大の山元一*8教授が「憲法解釈の変更は許されないという議論はありえない」「立憲主義は特定の政策に反対するために使う概念*9でもない」と冷静に反論していました。

 普通こういう場合「今、新党で話題の小林節*10慶應大名誉教授や、『長谷部氏を戦争賛成派と勘違いしていた』という自民党の凡ミスによってですが、結果として与党参考人として戦争反対論を述べて自民党を窮地に追い込んだ長谷部恭男*11早大教授」など戦争法反対派も呼んで両論併記ですが産経の書きぶりでは「大石、山本*12」という「戦争法合憲論者(勿論少数派です)」をわざわざ探してきて、彼らの意見だけ読売は載せたようです。もはや「両論併記で中立を装うこと」すらしないまでに読売は「政府応援団」と化してるわけです。良かったどころか最悪ですね。まあ、それはともかく読売も産経も「立憲主義に反する」という批判をかなり気にしてるようです。

先生
 あの記事は最近の安保法制関連で一番、知的だったよな。残念ながら産経新聞にもここまでのクオリティーはなかったな。
編集者
 産経新聞も同じことを主張してきたんですよ! 読売ほど知的な書き方はできなかったのかもしれませんが…。

 吹き出しました。産経も「読売とは、政府応援団という方向性は同じでも、記事レベルが産経は著しく落ちる」ことを「恥ずかしいので、積極的に認める気はないまでも」いちおう自覚はしてるようです。まあ左派や政府批判派だって「説得力」という点では「レベルの低い」産経よりも読売や日経の「政府擁護論」の方を警戒してるでしょうが。
 しかし「政府応援団という意味ではお仲間」「記事内容も戦争法擁護で産経にとって素晴らしかった」「今さら日本最大部数・読売新聞を産経ごときがライバル視しても空しい」とは言え他社をここまで自社の紙面で称えて恥ずかしくないんですかね。こんなに読売を称えるなら「産経社員の大幅リストラは不可避*13でしょうが」いっそ読売に救済合併、吸収合併してもらったらどうなのか。そうすればフジテレビも産経支援に困ることもなくなる。

教授
 安保法制は世論調査でも、最近は評価する方が多くなってきました。多くの国民も、彼らの反対論がインチキだったと分かっているんです。
女史
 北朝鮮の核ミサイル開発や中国の南シナ海とか、色々あったし、国民も気づくよね。左翼は悔しいのか、最近、ネットでは北朝鮮のミサイルも「安倍政権の陰謀だ」なんて書かれてる。(笑)
編集者
 すごい妄想ですね。

 おいおいですね。赤旗だの岩波「世界」だのならまだしも「誰が書いたか分からないネットの陰謀論」なんか左派批判に持ち出すとは(苦笑)。
 むしろ産経の「米国慰安婦下院決議や南京事件資料ユネスコ登録は中国の陰謀」のほうがよほど「悔し紛れの屁理屈」「すごい妄想」でしょう。

教授
 彼女*14は、東大出身で元検事という知的なご経歴の持ち主ですが、「日本死ね」は品性にかけています*15ね。有権者にウチワを配って法相を辞任した松島みどり衆院議員を彷彿させますよ。あの人も東大出で朝日新聞という、知的なご経歴の持ち主ですから。(笑)

 松島は朝日出身とは言え安倍の子分(第三次安倍内閣法相)であり決して「左派的な人間ではない」のに何でここまで小馬鹿にするんですかね?。
 松島を小馬鹿にすることは論理的には「松島を大臣にした安倍を『人を見る眼がない』と小馬鹿にすること」なんですが。

教授
 国立大学では「国立」なのに、国の方針を無視して勝手なことが行われているという実情があるのです。朝日新聞3月24日付の朝刊には「国旗・国歌、実施じわり 国立大の卒業式ピーク」と、国旗掲揚と国歌斉唱が増えたことを批判する記事が出ていましたが、「国立」ですから、本来、国旗も国歌もあって当然。それをしない大学が多いことが問題なんです。
 朝日新聞は、静岡大の笹沼弘志*16教授に「大学が政権の言うことにただ従っていて、『自分で考えられる人材になれ』と学生に言えるのか」などとコメントさせていましたが、国立大学には多額の国民の税金が投入され、教官も国から給与を得ているんですよ。

 やれやれですね。しかし、例えば「中国政府が国立大学に対し締め付けを強めれば」、『学問の自由侵害』などと言い出すのが産経です。
 またこの理屈なら「産経にはフジテレビから多額の金がつぎ込まれてる」のですがフジテレビに対して産経が非難めいたこと(例:韓流ドラマ放送への非難)を過去に主張していたことと矛盾しないんですかね。論理整合性のかけらもない産経です。

*1:ウィキペ「金泳三」によれば「1995年11月14日に当時の江沢民・中国国家主席との会談の中で、『(歴史認識問題で)日本の腐った根性を叩き直す』と発言したといわれている」。

*2:連戦内閣法相、台北市長を経て総統。

*3:沖ノ鳥島問題はともかく慰安婦問題については馬氏ではなく、「慰安婦は公娼で戦争犯罪ではない」などとする産経こそが間違っています。また沖ノ鳥島問題にしても「漁業の利益重視」であって反日などと言う話ではないでしょう。

*4:彼女ほどの有名女優なら赤旗が「話題の人」として取り上げることは当然です。この産経の文章だけではとても「左翼」とはいえないでしょう。

*5:具体的に誰のことでしょうか?

*6:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*7:著書『日本憲法史』(1995年、有斐閣)、『日本憲法史の周辺』(1995年、成文堂)、『憲法と宗教制度』(1996年、有斐閣)、『立憲民主制』(1997年、信山社)、『憲法史と憲法解釈』(2000年、信山社)など

*8:著書『現代フランス憲法理論』(2014年、信山社

*9:無茶苦茶な解釈変更でなく、9条を明文改憲すれば誰も「立憲主義に反する」なんて言いませんが?。「集団的自衛権を認めるべきでない」「平和主義の放棄はおかしい」という批判はあり得るでしょうが。

*10:著書『タカ派改憲論者はなぜ自説を変えたのか:護憲的改憲論という立場』(2015年、皓星社)、『安倍「壊憲」を撃つ』(共著、2015年、平凡社新書)、『「憲法改正」の真実』(共著、2016年、集英社新書)、『〈対論〉緊急事態条項のために憲法を変えるのか』(2016年、かもがわ出版)、『なぜ憲法学者が「野党共闘」を呼びかけるのか』(2016年、新日本出版社)など

*11:著書『憲法と平和を問いなおす』(2004年、ちくま新書)、『憲法とは何か』(2006年、岩波新書)、『検証・安保法案:どこが憲法違反か』(編著、2015年、有斐閣)など

*12:さすがに読売は産経と違い百地・日大教授のようなプロ右翼活動家は持ってこないわけです。

*13:また読売に合併されれば、さすがに阿比留みたいな名誉毀損訴訟で負けるバカは処分されるでしょう。

*14:山尾・民進党政調会長のこと

*15:産経の記事の方がよほど品性に欠けていますが。

*16:著書『ホームレスと自立/排除』(2008年、大月書店)