今日の産経ニュース(8/8分)

■【五輪卓球】女子シングルスの石川佳純*1が初戦で姿消す 北朝鮮選手に苦杯
http://www.sankei.com/rio2016/news/160808/rio1608080046-n1.html
■【五輪卓球】初戦敗退の石川佳純 「すごく悔しい。少し守りに入ってしまった…」
http://www.sankei.com/rio2016/news/160808/rio1608080057-n1.html
 ランキングを考えたら「番狂わせ*2」なんでしょうね。「脚を痛めたというのが気になりますが」石川のダブルスや団体戦での奮起を期待したいところです。

【2016年8/10追記その1】
 女子シングルス準決勝に進んだという福原愛*3のメダル獲得に期待したいところです。
 福原の準決勝での相手は格上の「李暁霞*4」で、「3位決定戦の場合の相手*5」も「丁寧*6かキム・ソンイ*7」なので、正直「銅メダルでも御の字、4位(?)でも仕方ない」のですが。


【2016年8/10追記その2】
■【五輪卓球】女子シングルス準決勝 福原愛がロンドン女王にストレート負け
http://www.sankei.com/rio2016/news/160810/rio1608100109-n1.html
■【五輪卓球】女子シングルス準決勝ストレート負け 福原愛「1ゲームもとれず悔しい」 
http://www.sankei.com/rio2016/news/160810/rio1608100111-n1.html
 「1ゲームも取れないストレート負けにはがっくり」ですが「敗戦事態は予想の範囲内」です。何せ相手は格上ですから。
 3位決定戦での奮起を期待したいところです。キム・ソンイには失礼ながらランキングで考えれば充分福原の銅メダルが期待できるでしょう。
 いや別に負けて4位(?)になったって大健闘だとは思いますが。しかし相手はキム・ソンイですから石川があのとき勝ってれば「石川VS福原の戦い」が見られたのかも知れないと思うと残念ですね。


【2016年8/11追記】
■【五輪卓球】福原愛、メダルならず 石川佳純倒した北朝鮮選手に敗れる 3位決定戦
http://www.sankei.com/rio2016/news/160811/rio1608110066-n1.html
■【五輪卓球】悲願のメダル逃した福原愛 涙をグッとこらえながら「皆さんの応援にメダルで恩返しできなくて…」
http://www.sankei.com/rio2016/news/160811/rio1608110069-n1.html
■【五輪卓球】福原愛石川佳純を撃破したキム・ソンイは北朝鮮「スポーツ強国」の産物だった! 金正恩氏は「金」5個を指令 22歳誕生日を「銅」で飾る
http://www.sankei.com/rio2016/news/160811/rio1608110102-n1.html
 「石川を倒した相手がそう簡単に福原に負けるわけがない」「むしろ簡単に福原が勝ったらある意味石川がかわいそうだ」「4位(?)でも御の字」と事前から思いながらも、実際に福原が負けるとやはり残念ですね。
 しかしこうなるとランキングも「常に参考になるわけではない」ですね。
 「急激に成長したのか」、はたまた「単に国際大会の出場が少ないからランキングが低かったのか」はともかく。

 金正恩氏が望んでいるのは金メダル。しかし、日本の有名選手2人を破っての銅メダルならば、冷徹な最高指導者にとって金メダルと同等の価値を持つに違いない。

 どうですかね。まあアンチ北朝鮮産経はそういうことにしたいのでしょうが。


■【政治デスクノート】安倍政権は最大のピンチに直面している 民進岡田克也*8代表の“退場”は「最大の痛手」 自民から惜しむ声続々…
http://www.sankei.com/premium/news/160808/prm1608080002-n1.html

岡田氏が「自民党最強のサポーター」と揶揄されるのか。それは、はっきりした理由がある。岡田氏が「民共共闘路線」の最大の推進者と目されてきたからだ。

おいおいですね。むしろ野党共闘に否定的な前原*9元代表、細野*10元幹事長、馬淵元国交相らの方がサポーターでしょう。つうか本気で産経や自民がこう思っていたら、落語「マンジュウ怖い」じゃないですが「岡田が怖い」「前原や細野に代表になって欲しい」というでしょうね。

自衛隊違憲」という綱領を掲げる共産党と同じ街宣車に乗る、呼び捨てで「安倍倒せ!」と叫ぶデモグループの輪に飛び込み支持を訴える…。こうした岡田氏の行動が、本来の民進党支持者、あるいは穏健な自民党不支持者の離反を招いたのではないか。

という主張には何の根拠もありません。むしろ「新潟選挙区での僅差の勝利」などを考えればそうした離反よりも「野党共闘効果の方が大きかった」と見るべきでしょう。「穏健な自民不支持者」はそうした野党共闘を別に問題視しないでしょう。現実問題、野党共闘しなくては「勝つことが難しいこと」は否定できないし、共産は「ともかく安倍政権を下野させること」を目標とし野党共闘においては「自衛隊違憲論などは前面に出してはいないから」です。

「今回民進党は維新の東軍と合流した。従って本来ならその分が支持層として乗ってこなければならない。今回のおおさか維新は4・8%。26年衆は維新は東軍もいた時であり8・1%。すなわち東軍の比例票8・1−4・8=3・3%を併せて比例得票がなければならない。つまり、本来なら(民進党の28年参の絶対得票率は)26年衆9・4%+3・3%=12・7%にならなければならない」
 しかし、結果は11・1%。馬淵氏*11はその原因を、ずばり「共産党との野党連携による、改革保守勢力の忌避であろう」と喝破する。

 馬淵の主張には何の根拠もありません。むしろ「民主と維新の合併それ自体が野合と見なされ、一部の支持者が離反した」と見るべきではないのか。
 そもそも「共産との連携が民進党支持者に評価されてるかどうか」は、馬淵のような「デタラメな憶測」ではなくそれこそ「民進野党共闘をどう思いますか」というそのもののずばりの世論調査の結果を基に論じるべきでしょう。




*1:ロンドン五輪女子卓球団体で銀メダル

*2:追記:その後のキム・ソンイの銅メダルを考えればどうも「番狂わせ」ではなかったようです。

*3:ロンドン五輪女子卓球団体で銀メダル

*4:世界ランキング1位、ロンドン五輪女子卓球シングルス金メダル、女子卓球団体金メダル

*5:まあ普通に考えれば福原とキム・ソンイで3位決定戦でしょうが。

*6:世界ランキング2位、ロンドン五輪女子卓球シングルス銀メダル、女子卓球団体金メダル

*7:石川佳純を「4−3」で破った北朝鮮選手

*8:民主党幹事長(鳩山代表時代)、鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・行革担当相、民主党代表代行(海江田代表時代)を歴任

*9:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相を歴任

*10:野田内閣環境相民主党幹事長(海江田代表時代)、政調会長岡田代表時代)を歴任

*11:菅内閣国交相