「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/14分:荒木和博の巻)&北朝鮮最新ニュースその他色々(追記・訂正あり)

 荒木への批判以外にも色々書いています。

■産経『【北朝鮮情勢】平壌でファッションショー 「世界で一番良いわが民族服」チョゴリなど1100点出品』
http://www.sankei.com/world/news/160928/wor1609280048-n1.html
 「制裁など痛くない」つう政治パフォーマンスの側面はあるでしょうが、実際「北朝鮮政権転覆」という体制崩壊の危機があるかどうかで考えれば「制裁は痛いけど、そこまで痛くない」でしょう。救う会の「北朝鮮は追い詰められてる」つうのは恐らく事実に反するわけです。むしろそう言うこと叫んでる救う会の方が追い詰められている。


■いまが柔軟政策で拉致解決にあたるとき(桜井よしこ) 
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/09/29/6524

「安倍首相は、制裁はそれを科すときと外すときと2度使えると語っています。いまは外すことによって北朝鮮を動かすことを考えるときです」
 西岡氏は、北朝鮮への制裁を強めるのでなく、緩和せよといっているわけだ。そのために日本は核・ミサイルゆえにかけた制裁と、拉致ゆえにかけた制裁を分けて考えよ、というのだ。
「国際社会がまとまって北朝鮮の核開発阻止でかけている制裁を日本が解除することは勿論できません。しかし日本独自の制裁なら解除できる。拉致被害者全員を日本に返すことを条件に、日本独自の制裁部分を緩和する、それを梃子にして拉致問題を先行解決するというのが家族会と私たちの考えです。これを拒否するよりも受け入れる方が北朝鮮にとってもよい条件だと思います」

 「は?」ですね。今までさんざん制裁路線だった西岡やよしこがどういう風の吹き回しでしょうか。
 それが本心なら、「お前らが家族会から追放した蓮池透氏や外務省退職に追い込んだ田中均氏にわびろ」と思いますが本心なら大変喜ばしいことです。
 しかしこの物言いが本心では全くないこと、「制裁が解除できないのは我々のせいじゃない、不誠実な対応しかしない北朝鮮のせいだ」と強弁するための前振りに過ぎないこと、はすぐに分かります。
 とはいえ「口先だけとは言え」制裁解除もあり得る、と言い出すとはよほど「いつまでも制裁してるだけでいいのか」つう批判を気にしてるのでしょう。

拉致被害者全員の帰国という条件を守れば、日本が直ちに解除できる制裁の具体例のひとつに(ボーガス注:北朝鮮産の)松茸の輸入がある。

 「拉致被害者全員の帰国という条件を守れば」だそうです。しかも「西岡やよしこは特定失踪者は拉致だ、拉致被害者は800人近くいると主張してる」のだからこの条件が達成される見込みはありません。
 つうか「一人でも帰せば*1何らかの制裁解除をすべき」でしょうしそうでなきゃもうどうにもならないでしょう。
 つうか「マツタケ」なんて制裁対象にして何か意味があるんですかね?
 つうか「一部帰国ならまだしも」、「全員帰国して」、つまり「拉致が全面解決して」解除される制裁が「日本の独自制裁全面解除」ではなく「マツタケ制裁解除」てなんかの冗談でしょうか。

9月8日に訪朝した参院議員のアントニオ猪木氏に北朝鮮側は序列2位の金永南キム・ヨンナム最高人民会議常任委員長、それに李洙墉(リ・スヨン朝鮮労働党副委員長(序列8位)との会談を設けた。西岡氏の解説である。
「(中略)(ボーガス注:ナンバー8のリ・スヨン朝鮮労働党副委員長という高官が)無所属の議員にすぎない猪木さんに会った。正恩氏の最側近の金永南氏も会った。これは、北朝鮮は国際社会と対立しているけれども、日本とは交渉したいというメッセージに他ならないと思います」

 「無所属」どころか「国会議員ではない無役時代の猪木氏」が過去に何度も訪朝し「面会相手の序列はともかく」「ナンバー2金氏、ナンバー8李氏ほどの大物かはともかく」、『それなりの高官が面会してくれる』など、それなりの待遇を受けてることを考えれば笑う他はない与太です。
 まあ、交渉はしたいのでしょうがそんなんは昨日今日始まった話ではない。以前からそうです。
 別に「最近の制裁で追い詰められてる」つう話でもないでしょう。つうか「無所属の議員に過ぎない」も何も「自民、公明、民進」など所属の議員が訪朝なんてあまり考えられないことでしょうに。


テレビ朝日『対北朝鮮 モンゴルと連携確認 拉致問題でも協力』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000084351.html
 まあ、「北朝鮮と大して関係のないキューバに安倍が要請する」よりは「北朝鮮の隣国モンゴル」「首都ウランバートルをウンギョンさんと横田夫妻の面会場所にしてくれたモンゴル」に「岸田外相が要請する」方が意味あるでしょうがやはり「最も要請すべき相手は中露」ですよね。


■産経『朝鮮学校補助金、3県が保留 三重・滋賀・岐阜、文科省通知受け「調査してから判断」』
http://www.sankei.com/life/news/160927/lif1609270002-n1.html
 正直、「当事者ではないですが*2」日本人として怒りと悲しみを禁じ得ません。
 滋賀なんか保守系とは言え「嘉田前知事後継で民進党出身」で、つまり自民じゃなくてこれですからね。
 絶望感が強いですね。まあウヨ自治体「東京や大阪」みたいに「出さないことを自慢しないだけ」「検討中とするだけ」まだマシですが。
 「北朝鮮関係なら何でも許される」という一時の「オウム相手なら微罪逮捕も許される」みたいな無法は見ていてつらいものがあります。


■国基研『安倍政権の手法では「2島返還」で終わる』(木村汎*3
http://jinf.jp/weekly/archives/19204
 正直「2島返還されればまだ御の字」ですよね。プーチンは返還するなんて一言も言っていないのですから、「2島返還」で終わるどころか「島など戻ってこないで日露経済協力だけ進展」 可能性の方が高いでしょう。まあ日本財界なんかは「島への思い入れはなく一方ロシアの天然資源への欲望が強い」ので島が帰ってこない経済協力でも構わないかも知れませんが。
 コメ欄にも書きましたが木村は「アンチプーチン」として『これで4島が帰ってくる!』とはいえないものの、「安倍信者」として「1つでも島が帰ってくるか分からないよ!。完全なやらずぼったくりの恐れがあるよ!」とも言えず「真ん中をとって」『2島で終わるかも知れない』なんでしょう。

 歯舞・色丹2島の引き渡しだけで良いのならば、1956年の鳩山一郎首相訪ソ時に可能だった。

 それで可能にならなかったのは一つは自民党内右派や島民の反発であり、一つは木村が指摘するように米国の横やりです。米国は「日ソ接近を妨害するため」、二島返還で決着するなら沖縄を返還しないかもしれないと言う揺さぶりをかけてきたわけです。


■国基研『憲法自衛隊の存在明記を、国民運動にいまこそ』西岡力東京基督教大学教授)
http://jinf.jp/feedback/archives/19224
 西岡が紹介する「朝日の世論調査結果」というのは「緊急事態条項や環境権より憲法九条改憲希望が多い」という一寸信じられない内容ですが、日本社会の右傾化の反映なんでしょうか。げんなりしますね。
 とはいえ、当の西岡ですらこの調査結果を鵜呑みにはしてないでしょう。まあ、今後、安倍ら改憲派がどう動くかは分かりませんが、「日本の近隣諸国に危険などない」ということ、九条改憲は「中東などでの米軍との共同軍事作戦を意味すること」を強く訴えていく他はないのでしょう。


■国基研『貿易の対中依存を減らせ』太田文雄(元防衛庁情報本部長)
http://jinf.jp/feedback/archives/19222
 減らせといったところで現実問題減らせはしないでしょう。実際太田もただ「減らせ」と叫ぶだけです。

 日本の排他的経済水域EEZ)にある南鳥島沖の深海底ではレアアースを含む大量のレアメタル希少金属)の埋蔵が確認されている。“燃える氷”とも表現されるメタンハイドレートを含め、海底資源は莫大な採掘コストを要するなど課題は多いが、日本は全力を挙げて開発すべきだろう。

 かかるコストを考えれば全く非現実的でしょう。だからこそ「深海底レアアース開発」など現実にはされないわけです。仮に「中国からレアアースを購入しない」にしても「日本の深海底レアアース採掘」ではなく、「他国のレアアース」を購入するのが現実的です。
 そして、「メタンハイドレート」に至っては「レアアース(まあ現実に採掘されてるのは深海底ではなく地上のようですが)」と違って実用化すらされてないから話になりません。
 かかるコストと「そのコストに見合ったリターンがあるか疑わしいこと」を考えれば「石炭、石油、天然ガス」といった資源のほうが現実的でしょう。

南シナ海で中国に人工島をつくられ、中東からのエネルギー海上輸送路の首根っこを押さえられた格好の日本は、エネルギー輸入源を同盟国米国産のシェールオイルにシフトすべき時ではないか。

 ばかばかしい。現実問題「南シナ海を封鎖して日本に中東石油が入らないようにする」なんてことができるわけないでしょう。物理的にもできるか疑問ですが、仮に物理的にできたとして、そうした無法をどう政治的に正当化するのか。
 太田が「バカなのか」、それとも「中東石油から米国のシェールオイルにシフトすること」で何か彼や彼のお仲間に利権でも発生するのか知りませんが実にくだらない。


讀賣新聞拉致被害者 蓮池さん講演 佐賀』
http://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20160925-OYTNT50033.html

 蓮池さんは、北朝鮮拉致被害者を返そうとしない理由について、「大きな見返りを狙っている」などと説明。日本政府に提案したいこととして、▽核やミサイルの問題と拉致問題を切り離して考える▽北朝鮮と協議が始まった段階で、一気に解決に持ち込めるように見返りを準備しておく――などを挙げた。

 まあ「生存拉致被害者があの国にまだいるか」俺は疑問に思っていますがそれはさておき。
 仮にまだいると仮定して返してもらうには、蓮池薫氏が言うように「嫌でも」見返り(経済支援)を用意する以外手がないでしょうね。


毎日新聞北朝鮮拉致問題:考える県民の集い 蓮池薫さんが講演 あす・佐賀』

拉致問題を考える県民の集い」が(ボーガス注:2016年9月)25日午後1時〜3時15分、佐賀市日の出1の市文化会館大ホールで開かれる。北朝鮮による拉致被害者蓮池薫さんが講演する。県や救う会佐賀などが主催

 名探偵コナン君ではないですが「おやおや、巣くう会主催の集会に蓮池薫さんが出てるなんておかしいな」ですね。
 これは「救う会佐賀」だけの特殊現象なんでしょうか、どうなんでしょうか。
 まあ、俺が薫さんだったらお兄さんに悪口雑言してる救う会とは「佐賀でアレ何処でアレ」、どんな形であれ、どんな理由があれ、つきあいたくないですが、その辺り薫さんがどう考えてるのかも気になるところです。


■産経『【ヘイデン元米CIA長官単独会見詳報】「中国にとって北朝鮮は深刻な虫歯」「根管治療いやがり、鎮痛剤」』
http://www.sankei.com/world/news/160925/wor1609250012-n1.html
 よりによって「産経の単独会見」という時点で「日本メディアでは産経しか相手にしてくれないようなトンデモ極右」「産経しか相手にしてくれないような政治力のない人」「産経の単独インタビューを受けることが日本でどう見られるか理解できないくらい残念な人」感で一杯ですね。内容も実際極右ってますけど。

 われわれは、熟慮の上で決断しなくてはならない。なぜならば、北朝鮮は3〜5年で核弾頭を搭載したミサイルをワシントン州シアトルに撃ち込む能力を確保することになる。

 一体何をどう決断しろと言うのか?。まあそれ以前に「北朝鮮が核ミサイルをシアトルにぶち込める」とか言ってる時点で「はあ?」ですが。実際、そう言う能力を持てるか分かりませんし「持っていい」とも言いません。
 ただ仮に持ったとして「自分から先制攻撃でぶち込めるわけがない」。あくまでも「米軍が侵攻してきたらぶち込むぞ」という牽制用でしかないわけです。


東京新聞北朝鮮の女性労働者 中国で人権侵害 売春・性的関係を強要』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201609/CK2016092302000131.html?ref=rank
 小生も北朝鮮シンパと誤解*4されるのは不愉快なのでこういう記事も紹介しておきます。
 筆者は
1)「朝鮮学校無償化除外支持者というレイシスト」にして
2)「北朝鮮の拉致指導書を入手した(ただし入手ルートは言えない)」という「どこから入手したんだよ?。韓国の公安?」「モノホンだと判断した根拠は何?」と聞きたくなる上、「朝日、読売、毎日など同業他社の後追い報道がない」ガセ臭い、トバシ臭い記事を以前書いた(今や東京新聞ですら続報がない*5
「反北朝鮮のバカウヨ」城内康伸ですが、まあ、この記事を読む限りでは別に不自然なところもないかと思います。
 いや「北朝鮮の拉致指導書を入手した」と同レベルのガセ記事、トバシ記事なら無論お詫びしますが。
 いやこういう事書くから「シンパ呼ばわりが出てくる」のかな?。ただ北朝鮮関係はガセが多すぎてこういうお断りつけておかないと小心者の俺としては「ガセ記事を紹介したらまずい」つう恐怖感があるのよ。
 まあ、「この記事が事実であるならば」小生もこうした事態の是正をよびかけることはやぶさかではありません。もちろん「是正呼びかけ」とは「性暴力をなくす」つう話であって「北朝鮮の外貨稼ぎを辞めさせる」つう話ではありません(城内の考えはそう言う非常識なものかも知れませんが)。ましてや救う会流の「打倒北朝鮮」という与太話ではありません。


■隠蔽
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/09/news230128924-9.html

 韓国の元高官*6の方からこんな話を聞きました。
 「1970〜80年代、韓国政府は日本人拉致の情報をつかみ日本政府に度々提供していた。しかし日本政府はそれに対して関心を示さなかった。なぜだったのだろう*7

 「政府認定拉致」が始めて発生したのは1977年9月の宇出津(うしつ)事件(久米裕さん拉致)で、これは福田赳夫*8政権の時です(1949年北朝鮮建国と同時に拉致が起こったという荒木の理屈では吉田*9鳩山一郎*10、石橋*11、岸*12、池田*13、佐藤*14、田中*15、三木*16といった福田赳夫以前の政権も関係してきますが荒木説は根拠レスの珍論なので無視します)。
 そして「共産党の橋本敦参院議員」のいわゆる「李恩恵質問(金賢姫に日本語を教えていた李恩恵という人物が北朝鮮に拉致された日本人だという報道についてどう思うかなどの質問)」について当時の宇野*17外相、梶山*18国家公安委員長が「我々も北朝鮮拉致の可能性が高いと認識している」と答弁し、初めて政府として、北朝鮮拉致疑惑を認めたのが竹下内閣の時です。
 したがって「1970〜80年代に日本政府にたびたび提供していた」が仮に事実だとしてそれは「福田赳夫、大平*19、鈴木*20、中曽根*21、竹下*22」のいずれかの政権、または全ての政権ということになります。
 で問題はまず、第一に荒木は証拠つきでたとえば『中曽根内閣の安倍*23外相はそうした情報を握りつぶしてなかったことにした』とか言えるのか、つう話です。
 百歩ゆずって荒木の指摘が事実として証拠がなければ水掛け論にしかなりません。
 第二に「そう言うことを言うことに今何の意味があるのか」。
 まあ、もちろん「歴史の真実を明らかにすること」は歴史学的な意味はありますよ。どんな歴史の真実でも明らかにすることにはそう言う意味がある。
 でも荒木の目的である「はず」の「拉致の解決」においてそんなことをして何か意味があるのか。
 「福田赳夫首相の責任を追及する!」「福田政権の鳩山威一郎外相(改造前)、園田直*24外相(改造後)の責任を(以下略)」「中曽根政権の安倍外相(以下略)」とか言っても何の意味もないでしょう。そもそも福田赳夫鳩山威一郎も園田直も安倍晋太郎もすでに死んでるし(福田赳夫鳩山威一郎、園田直、安倍晋太郎に限らず福田赳夫内閣〜竹下内閣の首相、外相なんて中曽根みたいに長生きしてる人間も除けばほとんど高齢化であの世に行っています。まあ福田赳夫内閣が今から約40年前、竹下内閣ですら今から約30年前ですからね)。彼らの墓に「天誅!」とか言って赤ペンキでもぶっかけるんでしょうか(勿論冗談ですが)。あるいは「親の罪は子どもの罪」とかいって安倍晋三福田康夫氏でもつるし上げるのか。
 「福田赳夫首相、鳩山威一郎外相、園田直外相、安倍晋太郎外相」云々ということは彼らの息子である「福田康夫*25元首相」「鳩山由紀夫元首相」「園田博之自民党代議士」「安倍晋三*26首相」に対する嫌がらせにはなるかも知れませんがそういうことをしても拉致解決という意味では何の意味もない。

 (ボーガス注:韓国高官云々とは)別に私がある拓大のOBから聞いた話ですが、おそらく1970年代、拓大の先生で中国問題を専門にしていた方が香港経由で入手した情報で北朝鮮による日本人拉致の話があったそうです。

 ほとんど意味のない話ですね。
 なにせ荒木の話では「ある拓大のOBから聞いた話」「拓大の先生で中国問題を専門にしていた方」ととてつもなくアバウトですから。「お前な、荒木、せめてその拓殖大のOBが誰なのか、その拓殖大の先生が誰なのか名前ぐらい挙げろよ、何一つ具体性ないやん、お前の話」ですよね。

 横田めぐみさんの拉致についても平成9年(1997)2月*27西村眞悟議員の質問で明らかになる2〜3年前に既に韓国政府は日本政府に「中学校1年生の少女がバドミントンの練習の帰りに北朝鮮工作員に拉致された」と伝えていて、日本政府がそれを握りつぶしていた*28ことが明らかになっています。

 いつそんな事が明らかになったんですかね。俺は初耳ですが。大体「2〜3年前」て幅がありすぎでしょう。
 なお「1997年2月」の「2〜3年前」というと「1995年2月〜1996年2月」になりますがこの頃は「村山、橋本*29内閣」で外相がそれぞれ「河野洋平*30池田行彦*31」です。荒木の物言いでは村山内閣か、橋本内閣か、河野外相か池田外相かさっぱりわかりませんし、荒木が「俺もどっちかわからない」というならお話にならないでしょう。


NHK北朝鮮で航空ショー 航空燃料の輸出禁止の制裁中に』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160924/k10010705471000.html
毎日放送北朝鮮で初の航空ショー、海外からも多くのファン』http://www.mbs.jp/news/national/20160924/00000044.shtml
 NHK

国連安全保障理事会の制裁決議で、各国から北朝鮮への航空燃料の輸出が原則として禁止されている中でも、制裁をものともしないとする強気な姿勢をアピールする狙いがあると見られます。

としか書かないのに対して毎日放送

国威発揚を計ると共に、(中略)(ボーガス注:航空ショーが開催された)元山周辺の観光地をアピールして外貨獲得に結びつけたい狙いがあると見られます。

と書いているのが面白いですね。NHKは何故か「観光」の2文字や、「外貨獲得」の4文字を書きたくなかったようです。まあ何となく理由は予想がつく気がしますが。


■国基研「尖閣の空は守れるのか」 織田邦男・元空将
http://jinf.jp/news/archives/19195

 国の対領空侵犯措置(対領侵)の事例としてトルコ空軍が2014年にシリア軍機を、2015年にロシア軍機を撃墜していることを挙げ、対領侵で侵犯機を撃墜することが国際社会の非難を受けることはないし、これが国際社会の常識であると指摘した。

 これが元自衛隊将校で、今は三菱重工に天下ってるというのだから呆れて二の句がつげないですね。田母神といい、自衛隊というのはトンデモ極右の巣窟なのか。
 たとえばトルコのロシア軍機撃墜なんて後でトルコがロシアに事実上のわびを入れてるわけです。結局トルコによる撃墜は政治的大失敗だったのではないか。
 織田が言うように、「トルコのシリア軍機、ロシア軍機撃墜行為」や「織田が唆す中国軍機撃墜」本当に合法かどうかも怪しいと思いますが「合法ならやっていい」なら誰も苦労しない。
 政治的適切性を考えれば領空侵犯したから即撃墜なんてできるわけがないでしょう。


■安倍首相は関係前進に積極的だが分かりにくいプーチンの世界戦略(櫻井よしこ
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/09/24/6527
 北方領土に話を限ればプーチン戦略は「わかりづらい」どころか「極めてわかりやすい」でしょう。
 安倍が何を考えてるのか知らないが「北方領土問題の進展」を口実にロシア経済支援すると言うから「返還意思があるかのように適当に調子を合わせよう(ただし返すとは絶対に言わない)」つうだけの話です。まあ安倍信者のよしこにとってそんな事は絶対に言えないのでしょうが。

 中国の脅威の前では日露関係は非常に重要である。米国、日本、できれば韓国、オーストラリア、ニュージーランド東南アジア諸国連合ASEAN)、インドを結び、その先にロシアを加えて、中国の膨張に抑止を利かせる構図を考えれば明白だろう。

 まあプーチンも、米国もそう言うことしないでしょうね。なぜなら今米国とプーチンは「シリア問題(プーチンはアサド支持、米国はアサド批判)」「ウクライナ問題(米国はウクライナを支持しロシアを制裁)」で対立しているからです。
 この対立を解消せずして、「ロシアと米国の連携」はありえないし、ましてやロシアが中国を敵視することもあり得ない。米国に比べ、ロシアと中国に対立点は少ないからです。
 まあ、そもそも米国、韓国、オーストラリア、ASEAN、インドにしたってよしこが期待するようなレベルの反中国政策なんか考えてないでしょうが。


■国基研『「もんじゅ廃炉に見る日本の落日』(岡本孝司)
http://jinf.jp/weekly/archives/19171
 「日本は石油や石炭、天然ガスがない、資源小国なんだ」は正しいとして、そこから「だから高速増殖炉が必要なんだ」つうのは論理飛躍でしかない。
 太陽光、風力、地熱、潮力、水力など「海外から石油や石炭、天然ガスを持ってこなくてもできる発電」はいろいろあるわけです。
 もちろんこれらの発電には色々問題点もありますがそれでも「事故ったら恐ろしいことになる高速増殖炉」「未だに実用化のめどさえ立ってない高速増殖炉(一方、太陽光などは一応実用化済み)」よりはずっとマシです。


福井新聞『「拉致関係ないなら…」家族の葛藤 特定失踪者男性、国内で見つかり』

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/abduction_problem/105229.html
 北朝鮮による拉致の疑いが捨てきれない特定失踪者は福井県内に複数いるが、6月に1人の男性が国内で発見されたことで、運動の停滞を危惧する声が強まっている。背景には「もし子どもが国内にいるなら、拉致と関連付けた運動を続けると、きっと帰りづらくなる」という複雑な親心がある。失踪者家族は高齢化しており、家族会など組織の在り方にも影響が及んでいる。
 「拉致の言葉がつく集会にはもう参加しない」。
 福井県若狭町の田辺宗之さん=2005年*32失踪当時(22)=の父隆三さん(65)がつぶやいた。
 田辺さんは今年3月、拉致の疑いが排除できない行方不明者として福井県警が公表。隆三さんはすぐに県特定失踪者家族会に加わった。4月には県内の他の家族とともに、山谷えり子拉致問題担当相と面談。5月は若狭町での署名活動に参加した。
 そして6月。同町内の別の特定失踪者の男性が国内で発見された。拉致とは無関係だった。全国組織の特定失踪者問題調査会理事の北條正敦賀市議は「失踪現場の状況からして、拉致の疑いが濃厚だっただけに、衝撃だった」。この出来事は、ほかの家族に暗い影を落とすことになる。
 隆三さんはこれまで「自分がメディアに露出すれば、息子が見つかる可能性は高まる」と、積極的に表舞台に顔を出してきた。
 今は違う。
 「息子も国内で見つかったら、拉致と騒がれていた古里には帰って来づらくなる」。
 集会には参加しないと決め、全国テレビの取材も断った。「一日も早く会いたい」という変わらぬ思いの中で深い悩みを抱え、息子が帰って来て仕事がなくても、最低限の生活は送れるようにと、田畑を耕す日々を送る。
 「(ボーガス注:国内で見つかった特定失踪者が既に複数いるんだから、あなたの家族も)日本にいるんじゃないの?」「(ボーガス注:国から)どれだけお金をもらっているの?」。
 失踪者家族はこんな声を掛けられることもあるという。悪気がない言葉と受け止めても胸に突き刺さる。ある家族は「今後、真相究明を願う集会に出席しても、国内にいるかも、と思うと、これまで通りに頭を下げられない」と嘆く。
 組織の問題も噴出している。県(ボーガス注:特定失踪者)家族会の代表は、国内で見つかった男性の親戚が務めていたため退任。北條市議は「(ボーガス注:福井県特定失踪者)家族会の要が抜けた。役職を決める必要があるが、どの家族も高齢で、うまく移行できていない」と指摘する。
 県特定失踪者の真相究明を願う会にも波紋が広がる。事務局を務める若狭町の担当者は「事務局体制を含め、会の今後の進め方を関係市町、団体と議論している」。11月に福井市で予定していた同会主催の集会は延期する方向で調整に入った。
 拉致問題の国民理解を深めようと、政府が8月29日に敦賀市で開いた啓発映像作品上映会。小浜市拉致被害者、地村保志さん(61)が自らの声で市民に協力を求めた会場に、特定失踪者家族の姿はなかった。

 まあ特定失踪者なんてどう見ても北朝鮮拉致じゃないですからね。「特定失踪者家族会」をやめた田辺隆三さんは賢明な態度だと思います。他の特定失踪者家族も見習うべきでしょう。


朝日新聞『韓国、58%が核保有支持 北朝鮮の5度目核実験受け』
http://www.asahi.com/articles/ASJ9R3GNCJ9RUHBI00P.html
 勘弁してほしいですね。北朝鮮が現実に核ミサイルなんか撃てるわけがない。そもそも「韓国との間に通常兵力で段違いの開きがある(そしてその差はすぐには埋められない)」「韓国の侵攻が怖い」「韓国が侵攻したときに中露が韓国に駄目出しするか怪しい」と思うからこその「核保有(ウチに攻めてきたら核をお見舞いしてやる)」のわけです。
 それに「韓国が核保有」と言い出せば「中国が怖いから核が持ちたい(台湾)」「中国、北朝鮮、韓国、台湾がもつなら俺ももつ(日本)」とNPT体制が崩壊しかねません。
 そう言うこと分からないバカの集まりが今の韓国民なのか。もしかして核兵器を「爆発力の大きい爆弾」程度にしか理解してないのか。放射能の問題について無知なのか。俺の韓国政治、韓国社会に対する評価がどんどん落ちていきます。

 今回、20代の55%は韓国の核保有に反対するとしたが、50歳以上の75%は核保有に賛成した。

 若者がジジイ連中よりはいくらかマシなようで少し安心しました。「悪口雑言が過ぎるとは我ながら思いますが」ぶっちゃけた話、こういうアホジジイには早く死んで欲しいですね。
 まあ「朴チョンヒ、全斗煥時代の反共教育」とか「朝鮮戦争(1950〜1953年)、青瓦台襲撃(朴チョンヒ大統領暗殺未遂:1968年)、ラングーン事件全斗煥大統領暗殺未遂:1983年)、大韓航空機爆破(1987年)の記憶が強い」とかあるのかもしれませんが。

 北朝鮮咸鏡道で起きている大規模な水害を巡っても、北朝鮮の要請があれば支援すべきだと答えた人は40%にとどまったのに対し、支援すべきでないとした人は55%にのぼった。

 水害支援を拒否したところで困るのは一般民衆です。核開発がストップするわけでも何でもない。何でその程度の事もわからないのか。


朝日新聞『朴政権、対北朝鮮政策が事実上破綻 対話から制裁重視へ』
http://www.asahi.com/articles/ASJ9S5GB8J9SUHBI013.html
 勘弁してほしいですね。朴クネとその類友連中はその場の思いつきででたらめに外交をやってるのか。「下野しろよ、ボケ」といいたいですね。


■産経『【朝鮮半島情勢】北朝鮮の国連追放検討を、韓国外相が呼び掛け』
http://www.sankei.com/world/news/160923/wor1609230023-n1.html
 正気じゃないですね。そんなことはすべきでもなければできることでもないでしょう。俺の中で韓国と言う国への評価が大幅にダウンしていますね。「金大中盧武鉉太陽政策から、李明博を経て朴クネでここまで行くのか」と思うと呆れて二の句が継げませんね。
 つうか金大中盧武鉉太陽政策ほど融和的ではないとは言え、当初の朴クネ政権は開城工業団地も継続していたし、さすがにここまで無茶苦茶な態度じゃないんですけどね。一体何があったのかと暗い気持ちになります。北朝鮮に問題がないとは言いませんけど、韓国政府がこんな「荒木和博や島田洋一並みの」無茶苦茶な態度を取ることが正当化出来るようなことは何もないでしょう。


■産経『安倍晋三首相、キューバカストロ*33議長と23日初会談 核・ミサイル、拉致など北朝鮮問題での協力呼びかけ』
http://www.sankei.com/politics/news/160923/plt1609230001-n1.html

 そんなんキューバも頼まれても対応しようがないでしょう。頼むのなら「隣国でキューバよりも経済的関係の深い」中国やロシアでしょう。まあロシアは先日の安倍ロシア訪問で頼み、今度のプーチン訪日でも頼むのかも知れませんが、中国はどうなんですかね。
 とはいえ安倍も本気でキューバに動いて欲しいわけではなく、巣くう会や家族会に対するポーズに過ぎないでしょうが。
 安倍のキューバ訪問の本筋は拉致などではなく

 安倍首相は、カストロ氏との会談で経済分野の協力も打ち出す。キューバは昨年7月、米国と54年ぶりに国交を回復し、各国が観光・天然資源に恵まれたキューバとの関係強化に乗り出している。安倍首相の訪問に先立って両政府は19日、キューバの対日債務約1800億円のうち約1200億円を日本が免除*34することで合意した。キューバは鉱物や観光資源などが豊富な一方、社会資本は著しく不足しており、将来的な開発需要は大きい。首相はキューバに対する経済支援策を表明し、経済分野での結びつきも強める方針だ。

のわけです。


■リアルな国防
http://araki.way-nifty.com/araki/2016/09/news230028922-b.html

 拉致問題で政府が自衛隊を使った最初は3年前の政府主催「ふるさとの風コンサート」で海自の歌姫こと三宅由佳莉3等海曹が歌を歌ったこと。自衛隊拉致被害者救出に関わる任務が付与されたことは一度もありません。

 「リアルな拉致被害者救出」は「外交交渉」しかなく外交交渉に自衛隊は不要です。まあ、「外交交渉に役立つ」情報収集ぐらいは自衛隊も何らかの形でやってるかも知れません。ただそれをわざわざ荒木らに明かす必要もないわけです。


朝鮮日報『正恩氏排除のための特殊部隊 「運用計画ある」=韓国国防相
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/21/2016092103356.html
 もちろん「排除」とは「暗殺」のことです。
 「有事の際」という条件付とは言え「計画はある(答弁)」とは北朝鮮に対する無用な挑発としか思えません。そんなん実行できるとも思えないし。


■産経『ベラルーシ北朝鮮大使館開設』
http://www.sankei.com/world/news/160921/wor1609210038-n1.html
 「え、今までなかったの?」「そして米国が北朝鮮非難強めてるこの時期に作るの?」とびっくりです。


■産経【朝鮮大学校 60年の闇(中)】北の言いなりでなく、在日コリアンの手で…教育改革、総連幹部の保身で幻に 金も人も朝大離れ加速
http://www.sankei.com/world/news/160921/wor1609210003-n1.html
 「朝鮮大学校の教育内容に問題はない」とは言いません。そもそも知識がないので評価しようがない。ただ「進学しない人が増えてる」のは単に「各種学校なので大卒資格が取れないから」であって、教育内容はあまり関係ないでしょう。もちろん世間の評価は一般に大卒の方が各種学校卒より高いわけです。なお、当時は「大学設立」の可能性は「反北朝鮮自民党政権が認可するか疑問」「大学設立は一般日本人が申請する場合でもハードルが高い」などという意味で低かったでしょうし、今もそうした状況に残念ながら変わりはないのでしょう。
 たとえば「大卒資格が得られない」ハッピーサイエンスユニバーシティなんか行きたがる人は「幸福の科学の熱烈な信者」でもないといないでしょう。大川隆法も「大学認可がされなかったこと」が今でも悔しくてならないでしょう。
 あるいは「天理教創価学会の信者」でも「天理大学創価大学」が「天理大学校や創価大学校で卒業しても大卒資格が取れない」なら普通の大学に行く人も多いんじゃないか。
 昔は「外国籍だと大学進学できない」なんてこともありましたけど今は恐らくそんなこともない。
  昔は「大学に行けない貧乏な人が多かった」が今はそう言うことも減ってきた。そういう反映に過ぎないでしょう。

*1:本当に日本人拉致被害者が今もあの国にいるかは分かりませんが

*2:勝手に在日認定するバカがいるのでお断りしておきます。健常者でも酷い障害者差別には、男性でも酷い女性差別には腹が立つのと同じ事です。

*3:著書『プーチン主義とは何か』(2000年、角川oneテーマ21)、『現代ロシア国家論:プーチン型外交とは何か』(2009年、中公叢書)、『新版・日露国境交渉史:北方領土返還への道』(2016年、角川選書)など

*4:ただしid:noharraこと八木孝三の小生に対する「北朝鮮シンパ呼ばわり」は「誤解ではなく」明らかに曲解だと思っていますが。

*5:「朝日、読売など他社が後追い報道しないことをどう思うの?」と城内や彼の上司に聞きたくなります。

*6:誰だか名前を出せない辺りで怪しい。

*7:この指摘が事実だとして「素直に考えれば」『情報に信憑性がないから』でしょうね。荒木はそう言う理解を最初から拒否しますが。

*8:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官を経て首相

*9:東久邇、幣原内閣外相を経て首相

*10:戦前、田中義一内閣書記官長、犬養、斎藤内閣文相を歴任

*11:吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相を経て首相

*12:自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*13:吉田、石橋内閣蔵相、岸内閣通産相を経て首相

*14:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官を経て首相

*15:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣通産相を経て首相

*16:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼務)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相

*17:田中内閣防衛庁長官自民党国会対策委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相を経て首相

*18:竹下内閣自治相・国家公安委員長、宇野内閣通産相、海部内閣法相、自民党幹事長(宮沢総裁時代)、橋本内閣官房長官など歴任

*19:池田内閣官房長官、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相

*20:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農水相自民党総務会長(大平総裁時代)などを経て首相

*21:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*22:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*23:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党総務会長(中曽根総裁時代)、幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*24:内閣改造前は福田赳夫内閣官房長官。なお、後に鈴木内閣でも外相を務めた

*25:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*26:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)を経て首相

*27:この時期は橋本内閣で外相は小渕恵三

*28:問題はそんな事より「李恩恵質問」で竹下政権が公式に北朝鮮拉致疑惑を認めた後、「小泉訪朝に至るまで」歴代内閣(宇野、海部、宮沢、細川、羽田、村山、橋本、小渕、森)は何をしていたのか?でしょう。もちろん「共産党の橋本敦議員」について「反共分子」として触れたくない荒木はそういう問題の立て方を絶対にしませんが

*29:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相

*30:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*31:池田勇人元首相の義理の息子。海部内閣防衛庁長官、橋本内閣外相、自民党政調会長(小渕総裁時代)、総務会長(森総裁時代)など歴任

*32:小泉訪朝が2002年ですからそもそも北朝鮮拉致の可能性は皆無です。

*33:フィデル・カストロ国家評議会議長(大統領)、閣僚評議会議長(首相)、キューバ共産党第一書記の弟ラウル・カストロ氏の事。国防相、国家評議会第一副議長(第一副大統領)、閣僚評議会第一副議長(第一副首相)、キューバ共産党中央委員会第二書記などを歴任。公職を退任した兄の地位を引き継ぎ、現在、国家評議会議長(大統領)、閣僚評議会議長(首相)、キューバ共産党第一書記。

*34:これが中国や北朝鮮ならウヨは「免除するな」の大合唱でしょうが、同じ共産国でもキューバには随分と甘いもんです。北朝鮮はともかく日本にとってはキューバより中国の方が経済的に重要なんですが。