今日の産経ニュース(10/26、27分)

バチカンと中国が近く和解か 司教任命権で外交断絶 法王が歩み寄り
http://www.sankei.com/world/news/161026/wor1610260036-n1.html
 和解というのはつまりは「国交樹立」でしょう。そして中国は「1つの中国」ですからそうなれば当然「バチカン国(ローマカトリック)」と台湾は断交することになる。
 実際どうなるかはわかりませんが、そうなったときのウヨ連中のバチカン評価が見物でしょう。


■【暴言大統領】フィリピン経済支援で日中が火花 規模には質で対抗
http://www.sankei.com/politics/news/161027/plt1610270002-n1.html
 いい加減、毎回「暴言大統領」てタイトルは失礼だから辞めたらどうなんですかね。確かに彼は「暴言の多い人」ではありますが「暴言に関係ない記事のとき」までこれはないでしょう。例えば赤旗は、「三国人発言(石原都知事)」「ナチス発言(麻生財務相)」などの暴言問題を取り上げないときまで「暴言知事」「暴言大臣」なんてタイトルには書かないでしょう。
 フィリピン人に「産経はフィリピンをバカにしてる」と反感持たれても文句は言えないでしょう。つうかこんなん産経しかやってないでしょうし。
 まあそれはともかく「火花」「規模には質で対抗」には吹き出しました。
 まず「火花」。まあ、経済援助ってのはきれい事だけではないですが、建前は「フィリピンの経済発展のため」、あるいは「日本とフィリピンの友好のため」のわけです。公然と「中国と対決する」と公言するなんて中国の反感を買う愚行でしょう。
 次に「規模には質で対抗」。要するに「中国を上回る金額」なんか出さないわけです。だから「額は少なくても良質だ」と強弁してるに過ぎないでしょう。