「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(11/12分:高世仁の巻)(追記・訂正あり)

■タイ警察が不敬罪BBCに立入り捜査
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20161209
 タイがこういう事をやっても「打倒タイ政府!」とは言わない男が北朝鮮相手には打倒論ですからそのデタラメさには反吐が出ます。

 韓国の政変は、北朝鮮を含めた朝鮮半島情勢として見なければならないから、世論の通りに事態が動いてよかったとは簡単にいえない。
(中略)
 「北朝鮮が韓国や日本と戦争しても米国は介入しない」と言うトランプが米国大統領に就任するというタイミングである。

 おいおいですね。朴を弾劾しない方が良かったとでも言うのか。むしろ朴みたいな「大統領にあるまじき不祥事の発覚で国民の支持が全然ない人間」が大統領に居座る方がよほど韓国の危機でしょう。「レイムダック大統領と会って意味があるのか」ということで日中韓首脳会談は流れる可能性が高いわけです(ただし今回の朴弾劾で日中韓首脳会談について「大統領代行と会う用意がある(日中両国)」として状況が変わる可能性アリ)。
 大体、北朝鮮は「軍事的な意味」では何も仕掛けてこないでしょうし、軍事的に仕掛けたところで韓国軍のみで十分対応可能でしょう。まあ、実際には在日米軍ならまだしも、在韓米軍が一切動かないなんてことは韓国側から「韓国軍だけで対応可能だ」という話でもない限りありえませんが。
 もちろん外交的な何かを仕掛けてくる可能性はあるでしょうが、これは淡々と対応すればいい話です。勿論朴批判デモを北朝鮮シンパよばわりなんて論外です。
 また朴失脚を機に「統合進歩党の強制解散や統合進歩党元議員の投獄は不当弾圧ではないのか」「開城工業団地を再開すべきだ」「サードの配備は辞めよう」なんて声が高まるかも知れませんが、それは少なくとも「北朝鮮シンパ」という話ではない。「対北朝鮮ハト派」はシンパではない。

 パクチー料理の人気が高まっているとのニュース。日本人のタイへの親近感も大きくなっている*1

 「パクチー」イコール「タイ料理」じゃないですけどね。ちなみにパクチーは西洋料理では「コリアンダー」、中華料理では「香菜(シャンツァイ)」と呼ばれて使われます。なお、高世は紹介していませんがぐるなびのイベント「今年の一皿」にパクチー料理が選ばれたそうです。

参考

http://www.asahi.com/articles/ASJD53T9XJD5UTFL007.html
朝日新聞今年の一皿に「パクチー料理」 かつては薬味、今や主役』
 その年の世相を反映し、象徴する「食」を選ぶ「2016年 今年の一皿」(主催・ぐるなび総研、共催ぐるなび)に、「パクチー料理」が選ばれた。
 パクチーはセリ科の野菜で、コリアンダー、香菜(シャンツァイ)などの名称でも知られ、独特の香りがある。タイ、中国、インドなど世界の多くの国で食べられている。
 選定理由について同総研は、①かつてはエスニック料理の薬味的存在だったが、パクチーサラダ、鍋、カクテルなどで主役に転じた、②愛好家を「パクチスト」と呼ぶ造語も生まれた、③日本での生産量が増え、買いやすくなった――ことなどを挙げた。

http://www.sankei.com/life/news/161205/lif1612050045-n1.html
産経新聞『「今年の一皿」はパクチー料理 健康志向で野菜が主役に』 
 近年、独特の香りや豊富な栄養などが注目され、女性を中心に支持が広がった。さまざまな料理に主役級として活用され、家庭にも普及した。
 総研は選定理由を「リオデジャネイロ五輪などの影響で健康志向が高まり、脇役の野菜に光が当たった。お酒に入れるなど使い方のバリエーションが広がり、日本に定着しつつある」とした。
 授賞式には、主要産地のタイの駐日大使と岡山県の東京事務所長が出席。ゲストで登壇したパクチー料理研究家エダジュンさんは「和食にもスペイン料理にも合い、パクチーには無限の可能性がある」と話した。

http://www.sankei.com/premium/news/150822/prm1508220014-n1.html
産経新聞『【近ごろ都に流行るもの】「パクチー」強い臭いのクセ者に世間がハマリ始めた』
 料理雑誌「エル・ア・ターブル」*2は9月号で初のパクチー特集を組んだ。パクチー料理店のガイドやレシピなどを幅広く紹介。「嫌いな人が多いと控えていたが、最近は“好き派”が優勢に転じたと肌で感じる。アジア圈の料理だけでなく、しゃれたビストロなどでもパクチー料理に注力する店が増え、感度の高い女性たちがハマっており、パクチニストとも呼ばれています」と小脇弥香編集長。
 スイーツ素材としても注目。「ハナコ*38月27日号では都内5店のパクチーアイスの食べ比べを載せている。

http://mainichi.jp/articles/20161206/k00/00m/040/026000c
毎日新聞今年の一皿、「パクチー料理」に決定 パクチストも登場』 
 来賓として出席したタイ大使館のバンサーン・ブンナーク氏は、「来年はタイと日本の修好130周年の年であり、記念すべき年の前に『パクチー料理』が選ばれ光栄」と感謝の言葉を述べた。また、10月13日に死去したプミポン前国王の誕生日が12月5日ということに触れ、「タイの国民にとって励みになる」と話した。
 パクチーの国内有数の生産地、岡山県からは同東京事務所の藤本悌弘所長があいさつ。「岡山のパクチーは、日本人の口に合うようにマイルドなのが特徴。おいしいパクチーを“パクチャン”召し上がれ」とPRした。
・「今年の一皿」の受賞は次の通り。
今年の一皿パクチー料理」
▽準大賞「日本ワイン」
▽特別国際賞「シュラスコ
▽特別賞「こうじ甘酒」「進化形餃子」「ローストビーフ丼」

ちなみに「準大賞」以下及び「賞を逃した候補」についても記事を紹介しておきます。
【日本ワイン】

http://www.asahi.com/articles/ASHDH011YHDGUEHF02C.html
朝日新聞『日本ワイン、根付くか 増える生産者、ブランド化狙う』
 日本ワインのブランド化を進めようと政府は10月、国産ブドウのみを原料に国内で製造されたものを「日本ワイン」とする表示ルールを制定した。現在は日本ワイナリー協会などの業界団体が定めた「輸入原料を使ったものはその事実を表示する」といった自主基準があるのみで、産地ごとに基準を定めてブランド化している海外産ワインと比べ消費者の誤解を招くことも多かったためだ。国税庁酒税課の石渡英和課長補佐は、「日本ワインとは何かを明確化し産地を守る要件も整備したことで、日本ワインのブランド価値を高め、産業振興につながれば」と話した。

https://dot.asahi.com/aera/2016112400248.html
朝日新聞『日本ワインがおいしくなったこれだけの理由』
 テレビや雑誌で最近しばしば目にする「日本ワイン」という言葉、そもそも何を指すのかご存じだろうか。「国産ワインでしょ」と答えたあなた、ちょっと違います。
 「国産ワイン」という呼び方には、長い間、日本国内で造られているかぎり、原料に、より安価な輸入果汁を使っていたり、輸入ワインを混ぜたりしたものも含まれてきた。
 本来の意味での「国産のワイン」の定義を明確化するために、昨年10月、国税庁は、表示ルールを策定。「日本ワイン」は、「国産のブドウのみを原料として日本で製造されたワイン」と定められた(適用は2018年から)。
 国税庁の調べによると、日本で稼働しているワイナリーは約220軒。そのうち約80%は年間生産量が10万本を切る小規模ワイナリーだ。ブドウの栽培から醸造までを一貫して手掛け、農薬や添加物の使用を極力減らすなど、自身の哲学を実践しようという小規模ならではの生産者も増えてきている。「日本ワイン」という言葉が、「ジャパンクオリティー」を示すブランドとして戦略的に使われるようになった背景には、こうした品質にこだわる生産者の存在があり、またその姿勢への共感が、今の「日本ワインブーム」を支えている面も大きい。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20161126-OYT1T50090.html
讀賣新聞『日本ワインの産地や品種DB化へ…ぐるなびなど』
 飲食店情報サイトの「ぐるなび」は日本ワイナリー協会と連携し、日本で栽培されたブドウだけを使った「日本ワイン」(純国産ワイン)のデータベース(DB)づくりに乗り出す。
 2017年2月をメドに利用できるようにする。ぐるなび加盟の飲食店が日本ワインの情報を検索し、品ぞろえを増やしやすくなれば、日本ワインの販路拡大につながると期待される。

シュラスコ

http://www.sankei.com/rio2016/news/160801/rio1608010026-n1.html
産経新聞【遠くて近いブラジル(1)フード】肉ブームで「シュラスコ」専門店が続々オープン
 鉄串に刺して豪快に焼いた塊肉をテーブルへ運び、ナイフでそぎ落とす−。ブラジルのバーベキュー「シュラスコ」(ポルトガル語で「シュハスコ」)は、ここ数年の“肉ブーム”にのって東京を中心に続々と専門店がオープンしている。

【こうじ甘酒】

http://www.nikkei.com/article/DGXNZO72218750T00C14A6L21000/
日経新聞「八海醸造、甘酒の生産能力2倍に 健康飲料で人気」
 日本酒「八海山」で知られる八海醸造南魚沼市、南雲二郎社長)は、甘酒を増産する。健康飲料として人気が高まり販売が前年比2倍と大幅に増えており、10〜11月をめどに瓶詰め工程を増強する。現在主力となっている825グラム入り以外に、小容量の生産ラインも新設する。日本酒に次ぐ新たな成長の柱として育てる。

http://www.sankei.com/region/news/160930/rgn1609300016-n1.html
産経新聞【キラリ甲信越】信州で甘酒人気拡大 ノンアルコールで高栄養価
 ワインや日本酒の聖地と自負する信州。県が今年度からものづくり振興課に「日本酒・ワイン振興室」を設置するなど官民挙げて地酒や醸造文化のさらなる普及に取り組む中、栄養価が高く「飲む点滴」とも称される甘酒が注目を集めている。ノンアルコールの甘酒は、酒が苦手な人にも手に取ってもらいやすい。提供する酒蔵や飲食店は「信州の発酵食品の知名度アップにもつながる」と期待を寄せている。
 日本酒「渓流」で知られる遠藤酒造場(須坂市)が販売する「造り酒屋の甘酒」は本格的な甘酒として定評がある。
(中略)
 15年ほど前に店の片隅に並べた甘酒は今や、「渓流」と並ぶ看板商品に育った。平成27年の出荷本数は5年前の30倍超となる約7万7千本に達した。今年3月には300本を台湾に輸出したが「あっという間に売り切れた」と遠藤社長。テレビ通販に出せば予定数が即完売の人気だという。

【進化形餃子】

http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/gohan/3689
ぐるなび『餃子はここまで進化した!変わりダネからご当地まで、いま食べておきたい進化系餃子まとめ』
 かつては男のスタミナ食というイメージが強かったメニューですが、近年では女子からの支持も取り込んで、斬新な餃子が次々と登場。それらは「進化系餃子」とも言われています。
 従来の餃子はミンチ状の肉やニラ、ニンニクなどが餡になっていましたが、進化系餃子はチーズ入り、カレー味、アボカド入りなど、餡のバラエティは豊かになっています。
 また、従来は餃子といえば「焼き餃子」がほとんどでしたが、水餃子や揚げ餃子も存在感を増しており、いままで餃子を扱わなかったカフェやバルでも餃子を出すお店が増えつつあります。

【ローストビーフ丼】

http://www.iza.ne.jp/topics/entertainments/entertainments-9845-m.html
夕刊フジ『専門店も続々 まだまだ熱い「ローストビーフ丼」人気のワケ』
■ブームの火付け役「レッドロック」、多くのメディアにも取り上げられ行列のたえない有名店
 テレビやネットで話題になっている神戸で人気の肉バル「レッドロック」。都内では高田馬場にオープンし、名物の「ローストビーフ丼」がものすごい山盛りだと評判。ローストビーフ丼ブームの火付け役とも言える。

【賞を逃した候補関係】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161205/k10010794971000.html
NHK『世相を反映 「今年の一皿」きょう発表へ』
 この1年話題になり、世相を反映した食べ物や飲み物を選ぶ「今年の一皿」が、5日に発表されます。
 「今年の一皿」は、この1年話題となり、世相を反映した食べ物や飲み物を選ぶもので、調査会社が、インターネットによる消費者へのアンケート調査などを基に決めます。
 3回目となる今回は合わせて15の“食”がノミネートされました。
 まず、三重県伊勢市の名物で太くて柔らかい麺が特徴の「伊勢うどん」。日本では8年ぶりに開催された伊勢志摩サミットにちなんで選ばれました。
 カフェインを含まないコーヒーや紅茶、日本茶などの飲み物「カフェインレス飲料」。
 乳酸菌を入れたり、カカオの成分を増やしたりした「機能性チョコレート」。
 いずれも健康志向の高まりで注目されました。
 牛肉にパン粉をつけて揚げた「牛かつ」は、関西地方でなじみのある料理でしたが、最近は関東地方でも取り扱う店舗が増えています。
 炭酸をより強くしたアルコールやジュースなどの「強炭酸ドリンク」。
 強い刺激で人気を集めました。
 ことし4月の熊本地震で大きな被害を受けた熊本県の名物、「熊本ラーメン」が復興メニューとして選ばれました。
 「こうじ甘酒」は、(ボーガス注:酒粕ではなく)米こうじなどで作った甘酒で、夏には冷やした甘酒も登場しました。
 「コーヒー*4」は、缶コーヒーでも豆のばい煎方法などにこだわる本格的なコーヒーが増え、国内でコーヒー豆の生産も広がっていることから選ばれました。
 「シュラスコ」は、牛肉や豚肉などを鉄の串に刺して焼くブラジルの名物料理で、リオデジャネイロオリンピックパラリンピックにちなんで選ばれました。
 「しらす丼」は、特に生しらすをのせたどんぶりが人気を集めたということです。
 「進化系餃子」。
 ニンニクを抜いたり、これまでにない具材を使ったりしたギョーザで、女性向けのギョーザ店も増えました。
 「チョップドサラダ」は、スプーンで食べられるようにたくさんの野菜を小さくカットしたサラダです。
 「日本ワイン」は、国産のブドウだけを使い日本で製造されたワインです。
 香草のパクチーを使ったさまざまな料理が紹介され、ブームになったことから「パクチー料理」も選ばれました。
 「ローストビーフ丼」。
 山盛りのローストビーフをのせたどんぶりが、話題を呼びました。
 「今年の一皿」は、これら15の“食”の中から選ばれ5日午後、発表されます。
■過去2回の一皿は?
 「今年の一皿」は、調査会社のぐるなび総研が2年前から発表しています。
 おととしの第1回では、シカやイノシシなど野生動物の肉を使った「ジビエ料理」が選ばれました。
 野生動物による農作物への被害が広がるなか、駆除したシカやイノシシなどの肉を食材として生かす取り組みが本格化したことがその理由でした。
 各地で「ジビエ料理」のメニューの開発が進められ、その土地特有の料理として地域おこしにつなげようという動きが広がったほか、野生動物の肉を取り扱うスーパーや飲食店も増えました。
 第2回となった去年選ばれたのは、広げたのりにご飯や具材を包むだけで、握らないおにぎり「おにぎらず」でした。
 「おにぎらず」は、インターネットの料理サイトで取り上げられたのをきっかけに急速に広がり、専用ののりやレシピを紹介した本も登場しました。
 国内のコメばなれが進む中、コメの消費拡大への期待などが選ばれた理由でした。

【賞を逃した候補関係:伊勢うどん

http://mainichi.jp/articles/20160712/k00/00m/040/064000c
毎日新聞永六輔さん*5死去:「伊勢うどん」の名付け親…関係者ら悼む』
 やわらかい麺に真っ黒なタレを絡めて食べる三重県伊勢市の名物「伊勢うどん」。実は永さんがその名付け親で、地元を代表する味として売り出すきっかけをつくったという。
 同市麺類飲食業組合の青木英雄組合長(76)によると、1971年ごろに伊勢を訪れた際に初めて食べ、当時は地元で単に「うどん」と呼ばれていた食べ物をラジオや本で「伊勢うどん」と紹介。それを知った青木さんの父で組合長だった光雄さん(故人)が「伊勢うどんに統一しよう」と組合に提案し、定着したという。

【賞を逃した候補関係:カフェインレス飲料】
朝日新聞『カフェインレス飲料が人気 販売量、4年前の1.7倍に』
http://www.asahi.com/articles/ASJ955R2NJ95PLFA00G.html
産経新聞『眠れる森のコーヒー?! 脱カフェインの「デカフェ」 機能は眠気覚ましから「癒やし」へ進化』
http://www.sankei.com/premium/news/160711/prm1607110001-n1.html

【賞を逃した候補関係:機能性チョコレート】
朝日新聞『進むチョコレートの健康志向 機能性表示食品も』
http://www.asahi.com/articles/ASJ8Z2J5VJ8ZUBQU007.html
産経新聞『「チョコで健康」グリコや明治、機能性商品に注力』
http://www.sankei.com/economy/news/160926/ecn1609260038-n1.html

【賞を逃した候補関係:牛かつ】

http://www.sankei.com/premium/news/150207/prm1502070016-n1.html
産経新聞【近ごろ都に流行るもの】「牛かつ」「ビーフカツ」 赤身のレアをしょうゆやワサビで ミシュランガイド掲載店も
 高温の油でサッと揚げた赤身牛肉のレアを、しょうゆやわさびでいただく「牛かつ」が人気だ。新興の行列店が出現したり、牛かつ居酒屋がオープン。昔ながらの「ビーフカツ」も時代とともにレアになり、「ソースよりしょうゆでさっぱり」が好まれているという。

【賞を逃した候補関係:熊本ラーメン

http://www.sankei.com/west/news/160428/wst1604280015-n1.html
産経新聞熊本地震】「どぎゃんかなるよ!」…ご当地「味千ラーメン」創業者おばあちゃん 炊き出し800杯の奮闘
 「味千ラーメン」を展開する重光産業熊本市東区)が、県内の避難所で炊き出しを続けている。夫の重光孝治氏=故人=と一緒に、ラーメン店を創業した彰子さん(78)も、約15年ぶりに“現場復帰”し、被災者の心と体を温めている。
 味千ラーメンは昭和42年に重光夫妻が創業した。ニンニク風味を加えた豚骨スープが人気を集め、国内外で800店以上を展開する大チェーンに成長した。熊本ラーメンの源流ともいわれる。

【賞を逃した候補関係:コーヒー】

http://www.sankei.com/life/news/141111/lif1411110012-n1.html
産経新聞『コーヒー「スタバ」の次は? 自家焙煎やハンドドリップ見直し
 1杯ずつ手で淹(い)れるコーヒー(珈琲)のブームが起きている。スターバックスコーヒー(スタバ)に代表されるシアトル系チェーンの「ラテ」の次に起きたムーブメントとされ、豆の個性や鮮度へのこだわりも特徴の一つだ。新たなコーヒー店が相次ぎ登場、コンビニエンスストアの本格的な淹れたてコーヒーの浸透も相まって、日本のコーヒー文化が多様化している。
(中略)
 豆や抽出方法にこだわる米国発の動きは、「サードウエーブ(第3の波)」と呼ばれている。コーヒー業界では、米国で大量生産のアメリカンコーヒーなどが普及したのが「第1の波」(19世紀末〜1960年代頃)、スタバなどシアトル系チェーンの深煎りコーヒーにミルクを合わせたラテ文化が「第2の波」(2000年頃まで)とされる。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/matome/20150525-OYT8T50051.html
讀賣新聞「コーヒー市場過熱…店も味も進化、消費拡大中」
■サードウェーブ(第3の波)
 豆の産地やばいせん方法にこだわり、1杯ずつ丁寧に入れるコーヒーを指す。コーヒー豆の生産技術や流通網の発達でコーヒーが身近になった「第1の波」、専門店がチェーン展開した「第2の波」に続く、新しい潮流を意味する。米国のコーヒー業界で広まった表現とされる。

【昨年のおにぎらず関係】

http://www.sankei.com/life/news/151227/lif1512270015-n1.html
■産経『今年の一皿「おにぎらず」 逆転の発想で魅力再発見』
 おにぎらずはその名の通り、握らずにできる新感覚のおにぎり。のりの真ん中にご飯とタネをのせ、包むだけで手軽に作れる。
 元々は、25年前に料理漫画「クッキングパパ」(講談社)で、“5分で仕上がるお弁当メニュー”として紹介されたのが始まり。
 作者のうえやまとちさんは、「子供がまだ小さいときに、うちの奥さんが炊きたてのご飯をのりで包んで作っていたんです。だから、本当の発案者は奥さんで、『おにぎらず』という名前は僕が付けました」と明かす。

【一昨年のジビエ料理関係】

http://mainichi.jp/articles/20160117/kei/00s/00s/012000c
毎日小学生新聞『きょうのなぜ?:ジビエ料理って?』
 狩りで捕まえた野生の鳥や動物の肉を食材にする「ジビエ料理」。ここ最近、ジビエ料理を普及させようという試みが進められています。なぜジビエ料理が注目されているのでしょうか。
 「ジビエ」はフランス語で、野生動物の肉を意味します。シカ、イノシシ、ウサギ、カモ、ウズラなど狩猟の対象となっている野生動物を指します。ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから親しまれています。
■農作物被害が深刻化
 ジビエ料理が注目された背景の一つに、野生動物の数が増え、農作物を食べ荒される被害の深刻化があります。1年間の被害総額は約200億円。被害額が大きいのは北海道、福岡県、長野県、宮崎県、兵庫県などです。被害の7割がシカ、イノシシ、サルによるもの。シカやイノシシの数は増えています。1989年度と比べると、ニホンジカは約8倍、イノシシは約3倍にもなりました。
 野生動物は本来、山にすみ、生息する地域が限られていました。しかし近年、農村部の過疎化が進み、手入れが行き届かない田畑が増え、野生動物は人里まで下りてくるようになりました。生息地域が広がり、数も増えました。一方、野生動物を狩るハンターは減りました。1975年度に51万8000人いましたが、2012年度には18万人になり、その多くが高齢者です(環境省調べ)。これらの要因が重なり、被害が深刻になりました。
 このペースでいくと、2025年度にはシカは500万頭まで増える可能性があります。農家にとって農作物の被害は死活問題です。野生動物をジビエ料理に有効活用する取り組みが始まりました。
■脂質が少なくヘルシー
 長野県で地元産のジビエを使ったフランス料理店「エスポワール」を営み、「日本ジビエ振興協議会」の理事長を務めるシェフの藤木徳彦さんは普及に力を入れています。「ジビエは広い野山を駆け回るので、牛肉や豚肉よりも脂質が少なくヘルシー。鉄分が豊富で栄養価も高い。適正に処理をすればおいしい肉」と話します。調理法次第でやわらかくなり、うまみも引き出せます。
 ウシ、ブタ、トリなどの家畜は食肉センターで解体されますが、野生動物は食肉センターに持ち込めません。すぐに解体しないと味が落ちるため、捕獲したら早めに処理施設に持ち込まないといけません。処理施設は近年増えましたが、小規模で数も少ないなどの課題もあります。
 シカやイノシシは家畜と違い、飼育方法が管理されていないので寄生虫やE型肝炎ウイルスを持っていることもあります。これまで国の規制はありませんでしたが、食中毒を防ぐために、厚生労働省が2014年11月に「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」をつくりました。「ジビエはウシ、ブタ、トリに次ぐ第4の食肉。ブームで終わらず、食肉として位置づけられるようにしたい」と藤木さんは話します。
■ミニ知識
■狩猟シーズン
 狩猟のシーズンは都道府県やその年によって異なりますが、11月15日に解禁となり、だいたい2月15日までです。銃で撃つ以外に、網やわなで捕る方法もあります。どちらも免許が必要です。2015年5月に鳥獣保護法が改正され、生態系への影響が大きいイノシシとニホンジカに限り、積極的な捕獲が可能になりました。
厚生労働省ガイドライン
 銃で狩猟する場合は頭や首を狙い、腹部は外すことを求めています。脱毛が激しい▽いちじるしくやせている▽すでに死んでいる−ものは食べられない獲物の例としてあげています。食中毒に備え、狩猟者の名前や狩猟場所、日時などの記録を一定期間保管することも求めています。
 調理の時に大事な点は加熱すること。「肉の中心部分が75度になる状態で1分以上」を目安にしています。ジビエ料理を提供する飲食店は、肉を食肉処理業者から仕入れ、生肉は提供しないよう定めています。
■日本人にもなじみ深い
 縄文時代の遺跡からイノシシやシカの骨が出てきたことから、日本でも古くから食べる歴史はありました。
 江戸時代、イノシシは山クジラと呼ばれていました。仏教の教えでは肉を食べることを禁じられていたため、通称で呼んでいたのです。
 冬に栄養価が高いイノシシやシカを食べて滋養をつけることを「薬食い」と言い、薬を口実に肉を食べていました。「薬食い」は俳句の冬の季語です。
 イノシシは肉がぼたんの花のように紅色のため「ぼたん」、シカの肉は『古今集』に詠まれた「紅葉ふみわけ鳴く鹿の」に由来し、「もみじ」とも呼ばれます。イノシシやシカは日本人の食文化になじみ深い野生動物だったのです。

http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2016/12/1202.html
NHK『広がる“ジビエ” その可能性は』
阿部
「これまで食べる機会が少なかった、ある動物の肉が、今ブームになっています。」
 寒い冬、食べたくなるのが、あったかーい鍋。
 使われているのは、イノシシの肉です。
 一方、ファストフード店で出てきたのはシカ肉のカレー。
 こうした、シカやイノシシを使った「ジビエ料理」を扱う店が急増。
 全国でおよそ900店舗に上ります。
 さらに、ジビエを家庭の食卓に乗せようと、新商品の開発も進んでいます。
 牛・豚・鶏に次ぐ肉として身近な存在になりつつある「ジビエ」。
 その最前線をお伝えします。
和久田
「今、人気が高まっている『ジビエ』。シカやイノシシなど、『野生動物の肉』のことです。」
阿部
「シカやイノシシは、農作物に大きな被害を与えています。野生動物による農業被害は、全国で年間200億円。その6割以上が、シカやイノシシによるものです。こうした、やっかい者を食べることで、農作物への被害を減らそうという取り組みが始まっています。課題となるのは、いかに質の高い肉を安定して流通させるかです。」
■身近なところにも 広がる“ジビエ
 東京・青山にあるレストラン。なじみの客を招き、ジビエの試食パーティーを開きました。
「シカとイノシシのハンバーグです。」
 野生のシカやイノシシの肉は、筋肉質で脂肪が少なめということで、女性客に大人気です。
 ジビエ料理は、家庭の食卓にも広がろうとしています。
 福岡のスーパーマーケットが今年(2016年)から販売を始めたのがイノシシの肉。
 売れ筋は、100グラム490円の「肩ロース」。
 豚肉と比べ割高ですが、売れ行きは好調だといいます。
 福岡市内に住む、岸本さん夫婦です。
 ふだんとは違う料理を試してみたいと、イノシシの肉を買ってみることにしました。
 作るのは「しし鍋」。以前、店で食べた濃厚な肉の味を覚えていました。臭みを消すために、みそは濃いめに。さらにゴボウを足しました。
岸本健太さん
「そんなに臭くはない、おいしい。」
 これからは、イノシシの肉を夕食のメニューに加えることにしました。
妻 美月さん
「次、すき焼きしたいね。」
岸本健太さん
「違う食べ方で。」
■“ジビエ”ブーム その訳は?
 こうしたブームを受け、各地でジビエの食肉処理施設の建設が相次いでいます。
農家
「これイノシシの被害の跡。」
 愛媛県の山あいにある松野町です。
 野生のシカやイノシシによる農作物の被害に苦しんできました。
農家
「大損害、全損よ。」
 松野町は2年前、国の補助金を得て3,600万円をかけて処理施設を作りました。
 これまでは捕らえてもほとんどを捨てていた野生動物の肉。
 処理施設ができたことで、商品として売れるようになったため、捕獲量は3倍に増えました。
 今、松野町には連日のように、飲食店からの商談が舞い込んでいます。
 年間400頭のシカとイノシシを食肉に加工し、東京や大阪に出荷しています。
松野町 食肉処理施設 森下孔明施設長
「うれしい悲鳴。需要が多くて供給が間に合わないことも多い。
 窓口をもっと広げて、供給の体制をしっかりと整えた上で、これからはどんどん(販路を)広げて行きたい。」
 さらに、質の高い肉を安定して供給するため、こんな切り札も登場しました。
 「移動式の解体処理車」、ジビエカーです。
 ジビエの普及団体とトヨタ自動車などが、国の補助金を受けて共同で開発しました。
 シカやイノシシを捕獲したと連絡が入ると、現場にかけつけます。
 しとめてすぐに、車内で解体から冷蔵までを行うため、肉の鮮度を落とさずに出荷することができます。
 普及団体では、このジビエカーの活用が進めば、肉の流通をさらに増やすことができると期待しています。
NPO日本ジビエ振興協議会 藤木徳彦理事長
「一時のブームでジビエを終わらせてしまうのではなく、テーブルミート、家庭料理の中にジビエ肉、シカ、イノシシが普通におかずとして定着させるのが目標。」
阿部
ジビエの流通が広がれば、地域では農業被害を減らせる上に、町の特産も生まれるということになりますよね。」
和久田
「私たちはこれまでと違ったおいしい肉を手軽に楽しめるようになりますよね。
 その一方で、安全性をどう確保していくかが重要です。厚生労働省は2年前、ジビエの衛生的な処理や調理のしかたなどを定めたガイドラインを作りました。それに基づき、都道府県が独自にルールを定めています。専門家は、今後さらにジビエが全国的に流通していくことを考えたとき、統一した衛生管理のルールや資格制度を設けることも必要だといいます。」
麻布大学(獣医学) 押田敏雄名誉教授
「われわれがふだん食べている食肉、牛、豚、馬、綿羊(ヒツジ)、山羊(ヤギ)などは、資格を持った『と畜検査員』が検査をしている。
 そういうところのチェックを誰がどうやるか、どういう教育をしていかなければならないかを考えなければいけない。」

 かなり脱線しましたが話を高世エントリに戻します。

 前国王の逝去は確実にタイのカントリーリスクを増大させている。

 カントリーリスクとは「厳密性を無視して平たく言えば」企業が投資をする上でのリスクと言う事です。
 例えば今のシリアなんかは非常にカントリーリスクが高い。政情不安定とかカントリーリスクが高いところには企業は進出しないわけです。しかしこういう話で「民主主義」ではなく「カントリーリスク」なんて言葉が飛び出すなんてそれでも高世は自称に過ぎないとは言え、どこが「ジャーナリスト」なんでしょうか?


金正恩の処刑場を空から特定
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20161208
 このタイトルで最初がユニクロ、次が安倍真珠湾訪問、最後に北朝鮮とは「善意に考えれば」北朝鮮記事がトリを務めた事になるし、「悪意に考えれば」高世も自分の書いた北朝鮮記事がデマ記事だと認識していて最初には出せなかったことになるでしょう。

週刊文春』が2週連続で、ジャーナリストの横田増生*6ユニクロ潜入ルポを載せた。発端は、横田氏が『ユニクロ帝国の光と影』*7という本を出したこと。ユニクロは名誉棄損で訴え、結局敗訴したが、柳井社長は「悪口を言っているのは僕と会ったことがない人がほとんど。会社見学をしてもらって、あるいは社員やアルバイトとしてうちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたいですね」と雑誌対談で発言した。

 こういう軽口を叩ける柳井氏の神経が分からないですね。まあ、さすがに「ライターがバイトで働く」とは誰も思わない*8でしょうが「バイトや社員からも取材してライターが記事を書いてること」は誰が考えても分かるわけです。
 しかし過去にこうした潜入ルポ(鎌田慧自動車絶望工場』(講談社文庫))を卑怯とのたまい本多勝一コラムで「何が卑怯か」「不正や不祥事、隠したいことをやってる人間に正面から取材して不正や、不祥事、隠したいことを認めるわけがないだろ」と非難された文春が「自分も潜入ルポ」ですか。「鎌田批判者と今回の潜入ルポ関係者は別人とは言え」何だかなあと思います。

 安倍首相は27日に現地に向かう予定で、これが「現職首相として真珠湾を初めて訪問」すると報道されていた。しかし、すでに65年前の1951年9月12日(現地時間)に、吉田茂首相が真珠湾を訪れていた。
(中略)
 Buzzfeedというネットニュースには真珠湾訪問を伝える9月13日読売夕刊の記事が紹介されている。サンフランシスコ講和条約受諾の行き帰りに訪問するとは時宜にかなっている。しかし、記事が小さいのが意外だった。安倍首相は、さあ行くぞ、とキャンペーンのように盛り上げて訪問するのだが、あの当時の日本はあまり肩に力が入っていなかったのか。
 それにしても、基本的な事実関係で主要メディアがそろって勘違いしていたのには驚いた。意外にチェックが甘いな。

 まあ、「政府発表だから間違いない」として裏取りしなかったマスコミ各社が無様なのは当然の前提としてそもそも政府外務省が「初訪問!」と宣伝したんでしょうからね。政府が故意にデマったのか、「吉田訪問を知らなかったか」気になるところです。
 いずれにせよ吉田以降は訪問はなく、吉田の訪問も「講和条約での訪米のついで」という代物ですから、歴代首相にとって真珠湾訪問がタブーだったのは事実なのでしょう。

 高英起(コヨンギ)氏の「衛星情報で追い詰める…北朝鮮「集団虐殺」の動かぬ証拠」。衛星写真の分析で処刑現場を特定したという。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kohyoungki/20161208-00065230/

《2014年10月、平壌に近い姜健(カンゴン)総合軍官学校を撮影した写真を見ると、広場に何らかの物体10個が一列に並べられている。それに向かって6門のZPU-4対空機銃が並べられていて、その後ろには、射撃の様子を観察するためと見られる場所が設けられている(下の写真)。

 この画像を米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に提供した米北朝鮮人権委員会(HRNK)のグレッグ・スカラチュー事務総長によれば、「対空機銃を使って公開処刑を行っている状況に間違いない」と語っている。
(中略)
 北朝鮮の闇がこうしてまたひとつ暴かれた。

 ばかばかしいですね。いくら何でも「対空機銃*9」、つまり飛行機を打ち落とす銃、つまり人間殺傷用じゃない銃で処刑するような「タマの無駄遣い」はしないでしょう。普通にライフルで銃殺すればいいわけです。
 「処刑の時間短縮」とか見せしめとかしたい場合でも「人間用の機関銃」で充分事が足りる。
 しかも「検証」て単に「対空機銃が広場にならんでる*10」てだけじゃないですか。こんな怪しい記事を書く高といい、紹介する高世といい論外のバカです。北朝鮮批判するなとは勿論言いませんがまともな記事を書いたらどうなのか。
 今回暴かれてるのは「北朝鮮の闇」ではなく「怪しい記事を発表して恥じない」反北朝鮮活動家のウヨである高世&高英起の「心の闇」です。なーんて高世批判を書く俺記事には「トラバ拒否設定してる」心の狭い男がid:takase22こと「自称ジャーナリスト」高世仁先生です。
 まったく「ジャーナリスト名乗る資格のかけらもないバカ=高世」です。


■金融制裁はなぜ「効く」のか
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20161206
 高世曰く「米国の金融制裁はモノや人への制裁より効く(ドルが世界通貨なので)」んだそうです。小生も素人なので「金融制裁がそんなに効くなんて事実はないよ」ということはできませんが、高世の言う事なので話半分に聞いておきます。もちろん「どれほど痛いか」はともかく金融制裁に限らず「制裁が全く痛くない」ということはありえませんが。問題は「政権の危機」とかそこまで痛いのかという話で多くの論者(例:和田春樹氏)は「中露が支援してるし、そこまでは痛くないんじゃね?」と見ているわけです。

ブッシュ政権は、この脅しで一気に腰砕けになり、翌2007年春、BDAにあった預金は凍結を解除され北朝鮮に渡ったのだった。

 やれやれですね。「北朝鮮政権転覆が願いらしい」アンチ北朝鮮の高世らしい物言い、て言えば高世らしい物言いなんですが、「BDA凍結解除→核実験中止」ですから高世が言う程「北朝鮮だけがいい目見た」わけでもないでしょう。ギブアンドテイクで米国にも利益があった。まあ、「こんな小さな利益じゃ制裁解除できない」つう考えはあり得ますが利益がなかったわけじゃない。
 そもそも問題は「何のために制裁をやるのか」「米国は北朝鮮問題をどうしたいのか」が問題のわけです。
 「制裁して北朝鮮を痛めつけボコボコにすることそれ自体」だの、あるいは「北朝鮮政権が崩壊するまで制裁する」だのなら「いつまでも制裁」ということになるでしょう。しかし、安倍がよくいう「対話のための圧力」なら「対話していい成果が出さえすれば圧力は辞めていい」「何らかの理由で成果がぽしゃったときに又圧力かければいい」という考えもあるわけです。当時のブッシュ政権はそう言う考えだったと言う事でしょう。それが良かったのか悪かったのかは結局価値観の問題でしかありません。北朝鮮打倒を希望する高世は「悪かった」と思ってるようですが俺は「北朝鮮の核実験」など「朝鮮情勢を不安定にしてまで」の「北朝鮮政権転覆*11」など願ってませんので別に悪いとは思いません。

 この一連の経緯は、非常に興味深く、いまあらためて研究してみる価値があると思うが、関心のある方は、全然売れなかった拙著『金正日「闇ドル帝国」の壊死』(光文社)をお読みください。アマゾンで「1円」(とほほ)で中古本が出ています*12

 ぶっちゃけ「ブッシュ政権の方針変更を読めず、本にそれを書けなかったらしい*13」高世本を読んでも今さら意味がないでしょう。そもそも高世の場合、「打倒北朝鮮」でその考えに反する動き(例:開城工業団地)は無視でしょうから読むだけ時間の無駄です。


■自分の気にくわないトラバは拒否設定する「自称ジャーナリスト*14高世仁のせこさ」
 高世のブログ(http://d.hatena.ne.jp/takase22/)を今見ると、id:gryphonというネトウヨ*15の「朝鮮総連北朝鮮に悪口雑言する、無価値でくだらない駄エントリ」http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20161205/p2
がトラバされてるのが分かります。
 ブクマ(例えばhttp://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/gryphon/20161205/p2参照)でも突っ込みましたが、この駄エントリにここでも軽く突っ込んでおきます。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20161205/p2
 生物ではない存在に「死ね」と言っても問題ない、という立場なら、【「朝鮮総連死ね」もポリコレ的な問題はない】という命題は成立する。

 そもそもこいつが例に挙げてる「日本会議」や「NHK」は「無生物ではありません(人間の集まりを普通無生物とは言わないと思います)」がそれはさておき。
 在日朝鮮人差別(例:在特会朝鮮学校への嫌がらせ)が酷い日本の状況で「朝鮮総連死ね」なんていったら、「PC(ポリティカルコレクト)的に、人権的に問題がある」程度の事もid:gryphonの馬鹿にはわからないようです。
 これはもちろん、「総連」に限りません。「差別を受けるマイノリティに対するマジョリティの側から」の「死ね」発言は「アメリカでの黒人やイスラム*16」であれ「中国での少数民族チベットウイグル)」であれ「日本での被差別部落民やアイヌ」であれ全部「PC的にアウト」でしょう。一方「日本会議NHK」については「そうしたマイノリティではない」と言う意味で「死ねと言っていい」とまでは言いませんが「PC的にアウト」とまでは言えないかも知れない。
 本当にid:gryphonは政治とか社会問題のことと書くなよ、バカでゲスなんだから。プロレスのことだけ書いてろよ。まあプロレスのこともまともな内容かどうか疑問ですけど。

だが、自分は個人的には使わない。
それは上の命題に異論がある、とかではなく、自分の趣味や美意識の範囲である。

 やれやれですね。そもそも本当に「自分の趣味や美意識」に反するのならこんな事は誰も最初から書きません。大体これ「俺は使わないけど、他人は『朝鮮総連死ね』と言ってもいいと思う。少なくともPC的(人権的)には問題なく趣味や美意識の問題でしかない」と言ってるのも同然じゃないですか。本当に「美意識や趣味に反する」のならこんな差別を扇動する悪質な文章を書く奴はいません。こういうのを「見え透いたお為ごかし」などと言い、こういう文章を書く奴を「人間の風上にも置けない奴」「見下げ果てた屑」などと言います。
 しかし何でこんなに朝鮮総連に敵意持ちますかね。わけがわかりません。俺は別に「好意もないけど敵意もない(部外者で関わりがほとんどないので)」「ただしこのid:gryphonの駄エントリや産経の駄記事のようにあまりにも酷い物言いにはこうして批判を加える」つう立場ですね。まあ、「あまりにも酷い暴言には批判を加える」つうのは「ある種の好意」かもしれませんが、「言い訳(?)」しておけばこんなんは、何だって同じです。
 例えばいくら相手がドナルド・トランプでも怪しいネタで批判したらだめでしょう(ただし小生の知る限りそう言うことはトランプ批判主流派ではなかったかと思いますが。NYタイムズワシントンポストなどのトランプ批判は全て根拠のある批判でしょう)。
 あるいは「プーチンロシアや習近平・中国」を批判するのは自由ですがいくら何でも「中国は沖縄本島侵略狙ってる」「ロシアは北海道侵略狙ってる」つうデマは許されないわけです。こういう例は探せばいくらでもあるでしょうが、面倒なのでこれ以上は書きません。とにかく小生の「朝鮮総連への好意」とは部外者なのでその程度のもんでしかありません。
 「朝鮮学校無償化除外裁判」での弁護団の弁護士の皆さんやそうした裁判を積極的に支えている市民運動家の皆さんなど、と比べたら俺の好意なんか全然「だめ」「お話にならない代物」です。まあ、でも「俺みたいな奴も日本にはいるんだよ、皆がみな差別者じゃないんだ」ということは朝鮮学校の生徒諸君や保護者の皆さんに伝えたい、つうか「俺まで高世やid:gryphonみたいな反共主義者、在日差別者扱いされてたまるか」というある種の保身(?)があってこういう文章を書いてますね。で、まあこういう文章を読んで「少しは朝鮮学校の生徒諸君や保護者の皆さんの気持ちが楽になればいいなあ」なんて思ってる。いや実際どうかわかりませんし、少なくとも俺の文章なんぞより、たとえば「裁判支援集会での支持者の方からの直接の暖かい声かけ」の方が意味があるくらいのことは俺も分かってはいますが。
 さて「バカで低劣なid:gryphon」エントリへのツッコミ*17や感想はこれくらいにして。一方、「高世エントリの愛読者」である俺は「id:gryphon以上に高世エントリにトラバしてる(つうかはてなー相互間の自動トラバですが)」のですが高世が「トラバ拒否設定」にしてるので高世エントリには一切俺のエントリはトラバ表示されません。
 自称「ジャーナリスト」の癖に「反論しないで無視する」だけならまだしも「自分の気にくわないトラバ(たとえば俺のトラバ*18)」は拒否設定にして表示できないようにし、一方「id:gryphon」のような「私も高世先生の朝鮮総連批判には賛同します。朝鮮学校無償化除外も当然と思います」なんて「高世に好意的なブログだけは」トラバ表示設定にして恥じない高世には心底呆れます。まあ、高世エントリには恐れ入ることにコメント欄もありませんしね。「自称ジャーナリスト」の癖に高世という男はどんだけ打たれ弱いんでしょうか。
 ジャーナリストなんて職業は「叩かれてなんぼのもん」であって、「むしろ喜んでコメント欄を作る」位でないとだめかと思いますけどねえ。以前コヤマエミ氏が「私はトラバについては『あんな私を非難する駄エントリなんか読んでも誰も支持しないだけの文章を私は書いてる』という自信が自分にあるからどんな駄エントリでも原則*19トラバ拒否しない」「トラバ拒否は批判無視、批判拒否で卑怯だと思う」と書いてた気がしますが、高世にはそう言う矜持は何一つないようです。
 そう言えば「勘違いだったら訂正しますが」、「今はなきid:Mukke先生」も途中から俺のエントリをトラバ拒否設定にしてましたっけ。卑怯者(高世やid:Mukke)のやることはどうしても似てくるようです。


エシカル消費で銀行を変える
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20161204
 小生は「こう見えて保守的」なので「エシカル消費」とか聞くと「倫理的な消費と何故言わない!。お前ら日本人だろうが!」と思うタイプです。特に「外来語で完結してる」のならともかく、「日本語と外来語のセット」が個人的に好きになれない。最近は小生も普通に使いますけど、「ブラック企業」なんかも「要するにブラックって悪徳、つうことやろ。悪徳企業でええやん」と思ってましたからね。
 まあ「外国語を使うと何故か受ける、広まる」んですかね。

 身内の欲目かもしれない*20が、弟は実に真面目な医師*21で、患者さんからの付け届けは一切受け取らないし、必要ない薬は出さない。人当たりもいいので、困りごとを抱えた患者さんの相談相手に適任だと思う。

 「人当たりがいい」はともかく「付け届けはもらわない*22」「必要ない薬は出さない」は「当たり前じゃないの?」と思いますけどね。
 高世はそんなに世間の医者が「付け届けをもらったり」、「無駄な薬を出したり」してると思ってるんでしょうか。それとも弟が「俺は付け届けももらわないし、無駄な薬も出さない」と自画自賛*23してるのか?
 まあ「無駄な薬」とか「付け届け」でググると、その種の記事が結構ヒットしますから「実情はともかく」、そう思ってる人は多いのでしょう(もちろん「昔はともかく、そんな事実は今時ない」という批判記事も一方ではヒットしますけど)。
 実情がそうなら勿論変える必要があるでしょうし、一方「誤解なら」誤解を解く必要がある。
 どっちにしろ「付け届け」だの「無駄な薬」だのは本来「なくて当たり前」でそんなんが医者を選ぶ基準では恥ずかしい。
 なお、どうでもいいことですが高世仁の弟の名前が「高世秀仁(http://www.nagomi-naika.com/doctor/index.html)」であることには吹き出しました。
 「睦仁、嘉仁、裕仁明仁の仁(天皇)」、「北条時政北条時頼北条時宗などの時(北条氏)」、「足利義満足利義政足利義昭などの義(足利氏)」「徳川家康徳川家光などの家(徳川氏)」などのように高世家にとって「仁」の文字は重要なんでしょうか。


■偽ドル摘発大作戦の舞台となったトランプ城下町
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20161203

 トランプは、私のような有能な経営者こそが米国を再生できるなどと言っているが、実は経営センスが全くなく、多くの企業を破たんさせながら個人の財産を築いたとの指摘がある。そのとき必ず持ち出される一つがカジノ事業で、この町に展開した「トランプ・タージマハル」、「トランプ・プラザ・カジノ」など多くのカジノホテルが経営破綻している。

 つまりはカジノは楽な商売じゃないわけです。

 金融制裁真っ最中の2006年暮れ、『金正日「闇ドル帝国」の壊死』(光文社)という本を出した。アメリカの金融制裁にエールを送る内容で、徹夜に次ぐ徹夜で緊急出版にこぎつけたのだが、本が出るのと機を一にして米国が急に腰砕けになり、翌2007年2月には、北朝鮮寧辺の核施設を無能力化する見返りに金融制裁の解除を発表、そのうえ、重油約100万トン相当のエネルギー支援を行うと北朝鮮と合意してしまった。

 そもそも米国の目的は「北朝鮮核廃棄」であって、アンチ北朝鮮・高世のような「北朝鮮打倒」じゃないですからね。

というわけで、当然、本は売れなかったのだが

 「当初予測と事情が変わってるんだから、出版取り止めるか、大幅に加筆訂正しろよ」て話ですよねえ。たぶん加筆訂正も何もしないでそのまんま出版したんでしょうが。

*1:えー、そうか?

*2:ハースト婦人画報社発行

*3:マガジンハウス発行

*4:餃子は「進化形餃子」でノミネートなのだからここも単に「コーヒー」ではなく「本格コーヒー」「進化系コーヒー」などでノミネートすべきでしょう。

*5:著書『坂本九ものがたり:六・八・九の九』(1990年、中公文庫)、『大往生』(1994年、岩波新書)、『二度目の大往生』(1995年、岩波新書)、『明治からの伝言:若々しい老人たち』(1995年、ちくま文庫)、『職人』(1996年、岩波新書)、『芸人』(1997年、岩波新書)、『商人(あきんど)』(1998年、岩波新書)、『夫と妻』、『親と子』(以上、2000年、岩波新書)、『嫁と姑』(2001年、岩波新書)、『伝言』(2004年、岩波新書)、『芸人 その世界』(2005年、岩波現代文庫)など

*6:著書『潜入ルポ アマゾン・ドット・コム』(2010年、朝日文庫)、『ユニクロ帝国の光と影』(2013年、文春文庫)、『中学受験』(2013年、岩波新書)、『評伝・ナンシー関』(2014年、朝日文庫)、『仁義なき宅配:ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン』(2015年、小学館)など

*7:2013年、文春文庫

*8:追記:と書きましたが、横田氏には『潜入ルポ アマゾン・ドット・コム』(2010年、朝日文庫)という著書があり、アマゾンの著書紹介に寄れば『アマゾンジャパンの物流倉庫に、ひとりのジャーナリストが潜入する。厳しいノルマとコンピュータによる徹底的な管理。そしてアマゾン社員を頂点とする「カースト制度」のなか、著者が目にした「あるもの」とは…。2005年に出版された単行本『アマゾン・ドット・コムの光と影』を大幅加筆した衝撃のノンフィクション。』だそうです。そして『アマゾン・ドット・コムの光と影』(2005年、情報センター出版局)の「アマゾンでの著書紹介」は『元物流業界紙編集長の著者が物流センターの作業員として半年間働き、その内部事情をリポートした。』だそうです。

*9:一般的には「高射砲」のほうが通りがいいでしょう。

*10:相手が反北朝鮮ウヨでは「写真捏造」や「写真はモノホンだが対空機銃じゃない」なんてことすら疑う必要がありますが俺は素人なので検証のしようがありません。

*11:東ドイツ旧ソ連のような平和的崩壊ならもちろん別に構いませんが、制裁とはそもそもそう言う話ではない。

*12:要するに絶版になったのでしょう。

*13:だからこそ「壊死」というタイトルなのでしょう。

*14:本当はただのテレビ下請け業者ですが。

*15:俺的にはid:Mukkeid:DG-Lawid:noharraと同類の屑です。敢えて言えば「彼らと比べても最悪の屑がid:gryphon」ですが。ここまでげすなエントリは俺の知る限り「id:gryphonと違って」他の三人は書いていませんので。

*16:もちろん逆に「イスラム」がメジャーな地域では「キリスト教死ね」がPC的に問題になるでしょう。要するに「力関係の問題」ですから。

*17:まあ他の部分にもid:gryphonの駄文にはツッコミ可能でしょうが、一寸俺にはいいのが思い浮かばなかったので。

*18:もちろん高世がトラバ拒否設定にしてるのは俺だけではないでしょうが。

*19:あくまでも「原則」ですが。まあ確かにそう言うだけあって俺の知る限りトラバ拒否はなかった気がします。一方、コメントについては「何度も同じ事を書き込むな」「今度書いたら削除する」などの事前警告付では削除していました。まあコメントだって「原則拒否しないトラバに比べれば気軽に削除する(コヤマ氏)」とは言っていた物のコヤマ氏も「削除は最終手段」だったかと思います。

*20:「しれない」じゃなくて「ほぼ100パー確実に欲目」だと思います。「しれない」と言うだけ珍しく高世がまともですが。

*21:「人間のくず」高世の弟なのでそんな良心的人物かは極めて疑問です。

*22:まあ「お茶菓子」程度なら患者も渡してもいい、医師ももらってもいいでしょうが高額商品や金銭となると、やはりまずいでしょう。ググったところ「どうしても金銭をお礼として出したいなら医師個人にではなく、病院への寄附金の形で出して欲しい(最低限の透明性は確保できたと言えるから)」というところもあるようです。

*23:ただしあくまでも「高世の弟らしい(兄の高世もくだらない自画自賛が多い愚人)」自画自賛なので高世の弟がそう言うまともな医者かは真偽不明ですが。つうか「付け届け」はともかく「故意に無駄な薬を出してる医者」なんているんですかね。「藪医者なので結果的に無駄な薬を出してる」のならまだしも。