今日の産経ニュース(1/22分)

■【歴史戦】岸田文雄外相、中国のアパホテル批判に不快感 「一時期の歴史に過度に焦点を当てるのはいかがなものか」 
http://www.sankei.com/politics/news/170122/plt1701220011-n1.html
 そもそも南京事件否定論など歴史修正主義が日本で流布しなければ中国もそう言う批判はしません。話は全く逆なのですが中国が因縁つけてるかのように物をいうんだから困り者です。
 大体アパと政府は別人格ですから「アパ批判」に不快感を表明するのは本来おかしな話です。
 仮に「安倍に調子を合わせてるだけ」としても、こんなことを言ったら後で「安倍が辞めたら掌返し」と言うわけにも行かないことくらいわからないんでしょうか。
 しかし「全く道理のない歴史修正主義発言」「しかも日中平和友好条約、河野談話村山談話など過去の政府の立場を事実上否定しているに等しい暴言」を首相以下、政府高官がはいて隣国(中国、韓国)との関係を悪化させてもマスコミがろくに政府批判せず国民も政府を容認するとは頭痛がしてきますね。
 日本が国際社会から「相当危ない国だ」と危険視されてることは間違いないでしょう。
 トランプもいい加減無茶苦茶ですが、彼はさすがに「ここまで酷くない」ので国際社会の扱いは「トランプ以上に危険で理解不能な国・日本」でしょう。


■【大相撲初場所】「初V・稀勢」の横綱昇進諮る理事会要請へ 審判部長「誰も物言いは付けないでしょう」 
http://www.sankei.com/sports/news/170122/spo1701220014-n1.html
 いやむしろ皆文句をつけるんじゃないですかね。「相撲ファンでは全くない」ですが、俺も「俺のオヤジ」も昨日は

「まず千秋楽できちんと勝たないといけない。優勝したから負けてもいいなんてぬるい相撲は論外。そして次の場所で優勝するか、優勝しなくても最後まで優勝を争わないと話にならない。来場所負け越し(7勝8敗とか)や1桁勝ち越し(9勝6敗とか)では論外なのは勿論、『敢えて厳しいことを言うが』単なる二桁勝利(12勝3敗だが優勝争いができなかったとか)ではだめだと思う」
「今回の優勝で横綱とか論外」
「それじゃ過去に優勝した琴奨菊豪栄道がかわいそうだ。今まで二場所連続優勝(あるいは二場所連続で優勝を最後まで争う)が基本だったはず」
「大体、稀勢の里は優勝って言うけど関脇に転落した琴奨菊に負けてるのよ」
「本当に強ければ来場所で優勝ないしそれに次ぐ成績が出せるはず。その程度の力がなきゃ横綱にすべきではない。これで横綱昇進を考えるとか琴奨菊豪栄道だけではなく、むしろ稀勢の里に失礼じゃないか」
「まあ協会もそう言う馬鹿な事しないと思うけど」

と言うことで意見が一致したのでこの記事には「手前、ふざけんな!」「そこまでして日本人横綱が作りたいか!」「来場所の成績まで待たないのは正直、来場所の稀勢の里を信用してないからだろ!」「そんなに大関琴奨菊(しばらく前は横綱取りが見えていた)の関脇転落がショックだったのかよ!」ですね。

【追記】
星野智幸 言ってしまえばよかったのに日記『稀勢の里横綱昇進への異議』
http://hoshinot.asablo.jp/blog/2017/01/23/8332088

 私はただただ唖然としている。40年相撲を見てきて、こんな事態は初めてだ。
 いくつもの問題が重なっているのだが、まず最も不可解なのが、どうして昇進できるのか、その基準が明確に示されていない点だろう。昨年の年間最多勝であること、安定した成績や優勝争いの多さ、優勝次点の多さなど、理由はいくつも挙げられているが、問題はそれらの成績は今まで横綱昇進の条件として顧みられたことはほとんどない、ということ。
 横綱昇進の基準は、1987年の双羽黒の廃業以前と以降とで分けられる。双羽黒(北尾)の廃業以降は、横綱審議委員会の内規である「二場所連続優勝、もしくはそれに準ずる成績」が、極めて厳格に適用されてきた。「準ずる成績」の部分に解釈の余地があるわけだが、1990年の旭富士からは、「優勝力士と同成績での準優勝」つまり優勝決定戦で敗れての準優勝のみに限定されてきた。実際には鶴竜がこの同点準優勝と優勝だったほかは、8人全員が連続優勝を果たして昇進している。
 今回の稀勢の里については、前の場所は優勝次点とはいえ星2差の12勝とレベルが低く、今場所は2横綱1大関と当たらなかったばかりか、不戦勝も含まれている。厳密にいえば13勝1敗である。これまでならば確実に横審へ諮られることはなく、来場所が綱取りということになっただろう。
 この評価基準については常に賛否があり、それを見直すのであればそれはありだと思う。ただし、きちんとした議論を経た上で、新たな基準を事前に明確に示してから、綱取りに臨んでもらうべきだ。議論もなく、結論ありきで突然基準のほうを合わせるのはあまりにもご都合主義で、横綱の地位を損なってしまう。
 そこにもう一つの問題がある。稀勢の里は今場所について、はっきりと綱取りの場所と明示はされずに臨んでいるのである。私は、綱取りのかかった場所という重圧の中で、連続優勝できるかどうかを見ることは、横綱審査の重要な一要素だと思う。稀勢はそれをスルーさせてもらってしまったのである。八角理事長が場所の始めに、「横審の規定にはないが、年間最多勝は評価すべきであって、優勝すれば、内容いかんでは横綱の声も出てくるかもしれない。ただしそれは審判部の裁量なので、あくまでも私見だが」というような内容のことをインタビューで答えていただけ。これを綱取りのかかった場所と規定するには、あまりにも根拠が薄弱である。
 喩えて言えば、1次2次を突破しないと合格できない試験で、1次試験をクリアしたところで、「君は普段の成績がいいから、2次試験は特例で免除で合格ね」と言われたようなものである。制度にない特例を急に持ち出すのでは、上げ底合格、コネ合格と言われても仕方ない。
 さらに問題は続く。稀勢の昇進は、前例となるのである。では今後、年間最多勝をとった大関はどんな力士であれ、内容いかんにかかわらず優勝すれば横綱になれるのか。協会、横審は、稀勢を横綱にした根拠を明示し、今後の力士にも厳密に適用する義務がある。果たしてそんなことができるのか。今後はなあなあで、力士によって横綱にしたりしなかったりが出てくるのではないか。
 このような、根拠のはっきりしないままの横綱昇進の例が、北尾(横綱双羽黒)である。2場所連続で千秋楽での敗北により準優勝だったことを「優勝に準ずる」と解釈し、さらに将来性という曖昧な理由を持ち出し、優勝経験のないまま横綱にした(仮免横綱と言われた)。それが次第に負担となり、結局優勝できないまま暴力事件を起こして廃業することになる。その教訓から、内規の厳格な運用が行われるようになったはず。
 なぜ性急に北尾を横綱にしたかといえば、当時は千代の富士1人しか横綱がおらず、当時急成長して大相撲人気を支えていた「花のサンパチ組」(昭和38年生まれの北尾、小錦、寺尾、琴ヶ梅ら)から早く横綱を誕生させたいという思惑が協会にあったからである。
 今回も、この性急で曖昧すぎる昇進決定には、「日本人横綱」誕生のチャンスを逸したくないという焦りが丸見えである。裏を返せば、来場所に綱取りをかけたら稀勢の里はまたチャンスを逃すかもしれない、と信頼のなさを表明しているようなもの。稀勢の里も舐められたものだと思う。稀勢が逃したらまた何年か「日本人横綱」は誕生しないからだ。実際、長年稀勢の里を支えてきたコアなファンからは、この昇進を素直に喜んでいない様子をけっこう見かける。普通に2場所連続優勝を課せばいいだけのことではないか。私は稀勢の里なら十分それを果たせるし、そうして手に入れた自信は稀勢の里をさらに強く魅力的な横綱にすると信じている。
 ではもし例えば照ノ富士がこのような状況にあったら、こんなにまで条件を下げて突然の横綱昇進を認めただろうか。これは「日本人」にだけ許された特権ではない、と協会や横審は証明できるのか。
 相撲には相撲の世界なりの平等さ公平さがある。それを捨ててしまった大相撲業界のやり方に私は失望したし、軽蔑の念も覚える。
 法令を遵守せずに、世の熱狂だけで押し切ってしまうこのやり方は、法治主義を壊す依存症文化を育てているようなものである。その熱狂のためにナショナリズムを使うと、いつかナショナリズムに自分たちの首を掻き切られるだろう*1

 星野氏には全く同感ですね。これについてるブクマ(http://b.hatena.ne.jp/entry/hoshinot.asablo.jp/blog/2017/01/23/8332088)は賛否両論で昇進を擁護する輩もいますが。
 俺は

mykh4567
「星ばかり見てない?九州場所横綱全部倒してんだよ?」という(ボーガス注:昇進擁護)ブコメにスターが集まる謎。ルール自体が連続優勝という「星」を見てるんですよ。ルールの是非は議論があって然るべきとしてもまずルール守るのが先。
fut573
 最近のこの話題の報道があまりに外国人力士に失礼であると感じている。
kamakiri3
「最近の成績云々」は本当に驚いた。3場所で2回優勝しても横綱になれなかった小錦はどういう気持ちなんだろう。
nennoyuraku
 最近の相撲は外国人=モンゴル人力士をヒールにしたてて日本応援する競技に変質したからなあ。ハワイ力士のブームの時とは違う剣呑な感じがする。
rajendra
 綱取りのプレッシャーの中で横綱大関陣まで撃破し続けられるか、というのは大きなポイント。長年の相撲ファンほどこういう下駄を履かせた昇進は本人のためにもならないとわかっている
sm4100
 言いたいことは大体言ってくれていた。ありがたい。/「今年の稀勢の里は違う、来場所も優勝してこれは横綱も見えてきた!」と興奮した土曜日の夜、(ボーガス注:千秋楽結果に関係なく横綱に昇進させたいと公言し)私から楽しみを奪った横審の守屋(ボーガス注:委員長)だけは死ぬまで許さんからな
nabe1121sir
 優勝にケチをつける気は全くないけど、千秋楽前に突然、白鵬に負けても横綱OKとなった*2のは違和感しかなかった
fatmonger
 全く同意。ツッコミどころがない。せめて来場所からは「地位が人を作った」と言われるような活躍を望む。
sharou
「ではもし例えば(ボーガス注:モンゴル出身の大関照ノ富士がこのような状況にあったら、こんなにまで条件を下げて突然の横綱昇進を認めただろうか。これは(ボーガス注:稀勢の里のような)「日本人」にだけ許された特権ではない、と協会や横審は証明できるのか。」
kyo_ju
 北尾廃業以後の29年余で横綱になったのは9人しかいない訳で、そういうレベルのものだというのを今回都合よく忘れてる人が多そう。
penguaholic
 曙も小錦武蔵丸も、人気はあったけどやっぱり「日本人力士の噛ませ犬」みたいな扱いだったし。国技ってなんじゃろうなって思うから、私は何となく相撲を純粋に見られない。
ykktie
 あんまりおおっぴらに言えない空気になってるけど疑問符だらけの昇進…北の富士さんも「稀勢の里は特に強くなってはいないけど周りがバタバタと崩れたから」とか言ってたし。
hjmhsyayn
「裏を返せば、来場所に綱取りをかけたら稀勢の里はまたチャンスを逃すかもしれない、と信頼のなさを表明しているようなもの」まさにコレだよなあ
kaitoster
 相撲関係者のほとんどが稀勢の里横綱昇進のプレッシャーかけられたら優勝できないと確信しているゆえの茶番劇か
komamix
"九州場所横綱全部倒してる"のが評価されてほしいのならそう明記するべきだし"星ばっか見る"評価制度だろ。さすがにこれ擁護するのは無理筋すぎると思う/(ボーガス注:短命横綱に終われば批判派当然だが、仮に今後活躍したとしてもルール破りだから)結果活躍したからいいじゃんって話ではない
xevra
 同感。ここまでくるとスポーツではなくただの伝統芸能。日本人の民度の低さはこういう所に垣間見える。
wackunnpapa
 ではもし例えば照ノ富士がこのような状況にあったら、こんなにまで条件を下げて突然の横綱昇進を認めただろうか。これは「日本人」にだけ許された特権ではない、と協会や横審は証明できるのか。
hikalin8686
 確かに 照ノ富士だったらこうはならなかっただろうなぁ
regularexception
 不戦勝が含まれてるから実質13勝はさすがに頭がおかしい
warulaw
 興行的に日本人横綱は、喉から手が出るほど欲しかったんだろう。結果、人種差別ふくめ未来に禍根を残すことになっても、今が大事という安易な判断。

と言う昇進批判コメントに賛同しますよ、勿論。あんなこじつけ始めるくらいなら場所前から「横綱昇進ルールなど明確なものは何もない、相撲協会が昇進に値する取組内容だと思ったら昇進させる。2場所連続優勝なら文句なしだが1場所優勝でも将来性など考えて昇進もあり得る」て言っておけて話です。まあそれ言ったら反発買うとか、稀勢の里がプレッシャーで優勝できないとかでこういうこじつけなんでしょうけど。まあ、ウヨが慰安婦問題で言ってる言葉「ゴールポストを後から動かす」はこういう時に使うべき言葉ですよね(なお、韓国は何らゴールポストなど動かしていません)
 ちなみに、俺が「Mukke同様の身びいきの屑」と認識してる「自称稀勢の里ファン」id:DG-Law

http://b.hatena.ne.jp/entry/hoshinot.asablo.jp/blog/2017/01/23/8332088
id:DG-Law
 もう1場所見てもよいのでは,とは思うものの,正直,そこまで忌避感無いのよな。

としています。うん、やっぱ身びいきの屑は言う事が違うね(毒)。他にもそう言う屑はいるけど。


■【書評】『日本の武器で滅びる中華人民共和国兵頭二十八*3著 中国共産党を崩壊に追い込むことは可能だ
http://www.sankei.com/life/news/170122/lif1701220020-n1.html

 著者は、日本の機雷を活用すれば、中国を経済的破滅、すなわち共産党を崩壊に追い込むことは可能だと断言する。地政学的に中国と対峙(たいじ)せざるをえないマレーシア、ベトナム、フィリピンと協力して、中国の大陸棚に広がる水深30メートル未満の海に機雷を仕掛ければよい*4というのだが

 ばかばかしくて話にならないですね。中国が経済的に破滅したら日本経済や世界経済が大ダメージを受けるという意味でも、したがってそんな事は誰もやりたがらないと言う意味でも。
 まあ著者の兵頭も版元の講談社も本気ではなく「実行不可能」と知りながら反中国極右向けにデマ本を出版しただけでしょうが。
 いずれにせよ天下の講談社が出すような本では全くない。


■【今週の注目記事】突如現れた中国人旅行客の謎…平凡な英国の村が「名所」になった理由とは
http://www.sankei.com/west/news/170122/wst1701220012-n1.html

 世界各地にあふれる中国人は地元に経済的メリットをもたらす一方で、マナーなどで否定的な反応も多く出ている。ニューヨーク・タイムズに掲載された論考によれば、同様の現象は中国人に限らず、歴史的に繰り返し起きたことだという。筆者は歴史関係の著作が多いトニー・ペトレット氏だ。
 同氏によると1960年代には、パリのレストランでワインならぬコーラを注文するハワイアンシャツの米国人があざけりの対象になった。また、70年代には英国でユーモアのないドイツ人がひやかされた。次いで日本人旅行者がみなカメラをぶら下げ、野良ネコまで写真に撮って回るとからかわれたという。
 いつの時代も、新興国の人々は旧世界の人々に上から目線で観察され、カリカチュア化される。
(中略)
 ペトレット氏は「経験を重ねればマナーも向上する」と指摘。「自分のことは棚にあげて他人の振る舞いをからかうのは人間の性質だ」としている。

 要するに何処の国でも中国人観光客が急増しているという話です。


■【入門・日米戦争どっちが悪い(8)】野蛮な復讐劇だった東京裁判 原爆など米ソの戦争犯罪は不問に
http://www.sankei.com/premium/news/170122/prm1701220007-n1.html
 「裁かれた人間がほとんど陸軍軍人*5で陸軍が悪者にされたこと」「最高指導者である昭和天皇は裁かれなかったこと、また皇族から一人も訴追者が出なかったこと*6」「A級戦犯終身刑だった賀屋興宣(東条*7内閣蔵相)がいわゆる逆コースによって政界に復権したこと(自民党政調会長(池田総裁時代)、池田*8内閣法相など歴任)」などを考えれば「復讐」云々と描き出すことには相当問題があります。
 米国の世界戦略からかなり「訴追対象は減らされたこと(しかも後に終身刑になった賀屋が復権した)」が伺えるからです。
 また「弁護士がついた」(つまりそれなりの公正さが目指された)と言う別の意味でも「復讐」云々は問題がある見方です。

満州事変は塘沽(タンクー)停戦協定で終わっており、4年後に始まった支那事変とはつながっていません。

 こういうのを詭弁と言います。東京裁判の事実認定の是非はともかく「満州事変と日中戦争は関係ない」というのは屁理屈にも程があります。
 「塘沽(タンクー)停戦協定(1933年5月)」でひとまず終戦したとは言え、別にそれは中華民国満州国を認めたわけでもなければ「日本が満州国支配でけりをつけて、その後、中国との戦闘を辞めることに決めた(それ以上の中国侵略はしないことに決めた)」わけでもまったくない。

わが国の内閣は17代を数え、政策は一貫していませんでした。

 もちろん首相の上には「国家元首昭和天皇」がいて「天皇」は戦争の落としどころを悩みながらも結局は「中国全面植民地化のために侵略戦争を推進する」という方向性で動いたわけですが、「天皇は訴追しない」という方向の元、かなり無理なシナリオを検察が作成したことは否定できないでしょう。
 そのシナリオを事実に反するという産経ですが、「事実に基づいたシナリオだと天皇訴追が避けられなくなる」点を無視する点がさすが産経です。

 東京裁判では、日本軍が1937(昭和12)年に中国国民政府の首都・南京を攻略した際に多くの民間人を虐殺したという話が突如として持ち出され

 突如どころか、事件発生時にリアルタイムで欧米や中国に非難されていましたし、政府、軍関係者も事件の存在は知っていました。知らなかったのは情報統制をされていた一般日本国民だけです。

南京大虐殺」が虚構だということは最近の研究で明らかになっていますので詳しく触れませんが

 虚構ではないことは「南京事件資料のユネスコ世界遺産登録」で明らかなので詳しくは触れませんが嘘も大概にして欲しいですね。

一つだけ指摘しておくと、「20万人以上」の虐殺という数字は、広島・長崎への原爆投下の犠牲者(3カ月以内に亡くなった人は30万人以上と現在では推計されています)と相殺するためにでっち上げられたものだと言えます。

もちろんそんな事実は何処にもありません。

この「20万人以上」はその後、中国共産党の宣伝によって「30万人」に膨れ上がりました。

 これまたそんな事実はありません。そもそも「30万人」は「蒋介石政権時代の南京軍事法廷*9」の認定であって、「共産党が膨らませたわけではない」。

*1:相撲協会」はともかく「日本」についていえば残念ながら「いつか」ではなく「既に」だと思いますが。安倍が首相ですからねえ。

*2:横審の守屋委員長(当時)が「私見と断ったものの」『千秋楽で白鵬に負けても横綱昇進でいいと思う』と公言したこと。

*3:本名・斉藤浩。『ニッポン核武装再論』(2004年、並木書房)、『日本有事:憲法を棄て、核武装せよ!』(2006年、PHP研究所)、『「日本核武装」の論点』(共著、2006年、PHP研究所)、『「日本国憲法」廃棄論:まがいものでない立憲君主制のために』、『北京が太平洋の覇権を握れない理由』(以上、2014年、草思社文庫)、『こんなに弱い中国人民解放軍』(2015年、講談社プラスアルファ新書)、『隣の大国をどう斬り伏せるか』(2016年、PHP文庫)などトンデモ著書多数。

*4:意味がよく分かりませんが機雷で中国を経済封鎖するとでも言うんでしょうか。そもそもそんな事現実的にできる話ではないでしょう。

*5:被告人28人のうち約半数の15人が陸軍出身。また、死刑になった7人のうち陸軍出身でないのは外務官僚の広田弘毅のみ。

*6:笠原十九司氏は著書において、南京事件当時、上海派遣軍司令官だった朝香宮鳩彦王が「もし皇族でなかったら」、南京事件で訴追されて死刑判決が下った松井石根(事件当時、中支那方面軍司令官)のように訴追されていた可能性は高いと見ている。

*7:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、近衛内閣陸軍相などを経て首相。戦後、A級戦犯として死刑判決。

*8:吉田、石橋内閣蔵相、岸内閣通産相などを経て首相

*9:谷寿夫・第6師団長に死刑判決。