今日の産経ニュース(2/10分)ほか

朝日新聞ヨーカ堂新社長に三枝氏 スーパー事業建て直しへ』

http://www.asahi.com/articles/ASK1D5HRQK1DULFA01W.html
 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は12日、中核子会社のイトーヨーカ堂社長に、常務執行役員で中国事業部長の三枝富博氏(67)が就く人事を発表した。亀井淳社長は顧問に退く。3月1日付。
 三枝氏は長く中国事業に携わり、地元のニーズをとらえた店づくりで、事業を成長軌道に乗せた。その手腕が評価され、不振の総合スーパー事業の立て直しを委ねられることになった。


■人民日報『「成都人」三枝富博氏が成都*1と訣別 イトーヨーカドー新社長に就任』
http://j.people.com.cn/n3/2017/0208/c94473-9175328.html

 今後の展望について、「成都で暮らして20年、ここは私の故郷だ。また、成都栄誉市民という称号をいただき、この地に対して大きな感慨を抱いている。私は成都の恩に必ず報いなければならない。今後も中国業務に関わり、物質・精神両面で中国への支援を拡大していく。人・モノ・資金いずれの面でも、より多くのサポートを行っていくつもりだ。また、時代はグローバル化に入った。我々は意思疎通と交流のために、成都の従業員を日本に派遣する計画だ。今後、成都のために、国際レベルの企業協力の懸け橋を構築したい」と述べた。

 中国ビジネスの重要性を改めて実感します。


【ここから産経です】
■【トランプ大統領始動】トランプ政権「一つの中国」尊重…裏に国務長官の大統領説得 ロイター報道
http://www.sankei.com/world/news/170211/wor1702110057-n1.html
■【トランプ大統領始動】「一つの中国」政策を堅持 トランプ氏、習近平*2主席と初の電話会談
http://www.sankei.com/world/news/170210/wor1702100026-n1.html

http://www.sankei.com/world/news/170210/wor1702100026-n1.html
 中国の習近平国家主席は10日、トランプ米大統領と電話会談を行った。中国国営中央テレビ(CCTV)によると、トランプ氏は中国と台湾は不可分の領土とする「一つの中国」原則に関して、「米国政府が『一つの中国』政策を実施することの高度な重要性を十分に理解している。米国は『一つの中国』政策の実施を堅持する」と述べた。

http://www.sankei.com/world/news/170211/wor1702110057-n1.html
 ロイター通信は10日、トランプ大統領が9日に中国の習近平国家主席と電話会談し、中国と台湾は不可分の領土であるとする「一つの中国」原則の尊重に同意したのは、ティラーソン*3国務長官が米中関係の打開に向けてトランプ氏を説得した結果だと報じた。
 複数の米政府高官が同通信に語ったところでは、習近平政権は、トランプ氏が大統領に就任前の昨年12月、台湾の蔡英文総統との電話協議で「一つの中国」原則の見直しに言及したことに激怒。トランプ政権に対し、同原則の尊重を確認しない限り、習主席はトランプ氏との電話会談に応じず、両国関係を前進させる意思もないと伝えた。
 事態を受け、ティラーソン氏はフリン*4大統領補佐官(国家安全保障担当)らとともに、同原則の尊重は「米中関係や地域の安定にとって正しい行為だ」と説得。フリン補佐官は3日に中国の楊潔●*5(=簾の广を厂に、兼を虎に)国務委員と電話協議し、中国側への根回しを行った。

 予想通りですが結局こうなるわけです。


建国記念の日に「おむすびを食べよう」 明治神宮などで2000個無料配布 日本JCがキャンペーン
http://www.sankei.com/life/news/170210/lif1702100049-n1.html
 そもそもこんな無理矢理なキャンペーンを行うこと自体「建国記念の日」が国民的支持のないことの象徴でしょう。


■【政論】「ゴルフ会談」はダメなのか? 苦言呈する野党
http://www.sankei.com/politics/news/170210/plt1702100006-n1.html

 共産党志位和夫委員長は9日の記者会見で「ゴルフという形で仲良しの姿をみせることが世界にどう受け取られるか。私は危惧を持つ」と批判した。社民党吉田忠智党首も同日の会見で「この時期にゴルフをされるのはいかがなものか」と苦言を呈した。

 ゴルフ自体が批判されてるのではなく「メイ首相やオランド大統領、メルケル首相がトランプ批判」してる中、何一つトランプ批判しない男が「メイ、オランド、メルケルはやってないゴルフ外交」をやれば「トランプの提灯持ち扱い」され、日本のイメージが悪くなるつう話です。相手がオバマなら多分批判はなかったでしょうね。


■【産経抄】ゴルフは人間性が隠せない 2月10日
http://www.sankei.com/column/news/170210/clm1702100003-n1.html

 プレーの後、ともにシャワーも浴びた元首相の印象について、アイゼンハワー*6はこう語っている。
「大統領ともなると、嫌なヤツとも笑いながら話をしなければならない。ところがゴルフは、好ましく思う相手でないと一緒にやれないものだ」。

 ただの岸*7に対するリップサービスじゃないですか。昔の日本では「接待ゴルフ」「芝の待合(料亭)=ゴルフ場」て言葉があったくらいで「ゴルフは、嫌いな相手でも一緒にやらざるをえないものだ」ですよねえ。

結局、安倍首相とオバマ氏とのゴルフは実現しなかった。馬が合う相手とはいえなかったようだ。

 まあ、オバマが安倍やその類友(例:産経)のことを好ましく思ってるとは思えません。
 まあ、お互い様で安倍や産経もオバマのことが本心では嫌いでしょうが。嫌いじゃなきゃ産経もこんな事書かないでしょう。ただしゴルフに限れば「ゴルフ外交が一番ベスト」てわけでもないでしょう。
 産経のように「オバマの野郎、ゴルフを拒否しやがって」と怒るのも違う気がします。つうかゴルフしてくれたぐらいでトランプに鼻の下のばしていいのか。


■【久保田るり子朝鮮半島ウオッチ】政治の季節で日本糾弾「聖地」と化す釜山 地方の暴走を放置「反日無政府」顕著に
http://www.sankei.com/premium/news/170203/prm1702030009-n1.html
 「地方の暴走」て慰安婦銅像作る程度の事の何処が反日で暴走なんですかね。大体、「地方の暴走を放置」て、「明白な違法行為の是正」でもない限り、「地方自治を認める国」ならどこの国だって「中央が地方政府をコントロールなどできない」んですが。

*1:四川省省都

*2:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席等を経て国家主席、党総書記、国家中央軍事委員会主席、党中央軍事委員会主席

*3:エクソンモービル前会長、前CEO(最高経営責任者

*4:元国防情報局長官

*5:駐米大使、外相を経て現在、国務委員(外交担当)。

*6:米国陸軍参謀総長NATO軍最高司令官などを経て大統領

*7:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、自民党幹事長、石橋内閣外相を経て首相