新刊紹介:「前衛」3月号

 「前衛」3月号の全体の内容については以下のサイトを参照ください。興味のある内容だけ簡単に触れます。
 http://www.jcp.or.jp/web_book/cat458/cat/
■グラビア『ドキュメンタリー映画「いのちの森 高江」から』(謝名元慶福)
(内容紹介)
 赤旗ほかの記事紹介で代替。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-09/2016120901_06_0.html
赤旗『きょうの潮流』
 国と機動隊によって占拠された高江の集落では生活道路の封鎖や検問、抗議する市民らを力ずくで排除する光景が連日のように。やんばるの自然への思いと、20年前のSACO合意から続く反対の運動。それを記録したドキュメンタリー映画「いのちの森 高江」の上映会がいま各地で開催されています▼長い年月を重ねて育まれてきた命。それを断ち切ってしまうことは未来を壊すことになる。沖縄戦からの抑圧の歴史と、米軍基地ノーと立ち上がった沖縄の現在を結びつけた映画は、こんな理不尽なことを私たちの社会は許していいのかと問いかけます▼辺野古の新基地とともに高江の工事中止を求めるたたかいは、全国や海外にひろがっています。映画の中で自然の大切さを説く女性が呼びかけていました。「人間の愚行は人間が止めないといけないんです」

http://www.jicl.jp/now/cinema/backnumber/20170123.html
法学館憲法研究所
■映画『いのちの森 高江』
 映画『いのちの森 高江』を見ていて、ふと基地建設によって壊されていく自然を見て、「環境保護」「自然保護」という言葉は、この日本の社会からずいぶん遠くの方へ、遠い昔の話のようになってしまったのだと思いました。もう「環境問題」など何の政治の材料にも、社会へのアピールポイントにもならない国になってしまったのだと思いました。
(中略)
 それにしても思うのは、高江、辺野古の沖縄の基地反対運動を伝えない「内地」の報道です。たとえばヘリパットの建設現場を空からとらえれば、ここで何が壊されようとしているのか、一目瞭然です。イメージとしても直接、包み隠さず伝わると思うのですが、「内地」の報道はあまりそうした紹介の仕方をしようとはしません。テレビ局も新聞社も、この映画がとらえているようにヘリ一つ飛ばすことはそんな難しいことではないと思うのですが、それをそういう形での報道すらしなかったのは、報道する気が無かったのか、そうすることを抑え込まれていたのか。
 ふと脱原発の集会が国会を取り囲んだとき、代々木公園や明治公園を埋め尽くしたときの報道の仕方を思い出しました。あの時もテレビニュースはデモ参加者を至近から捉えるばかりで、どれだけ反対している人が詰めかけているかがわかるとらえ方で伝えようとはしませんでした。どうしたら映像を見ている人が、自分なりのイメージを持ってもらえるか、そう考える努力も工夫もなされていないのではないか、と、この映画のヘリパット建設現場を空からの撮った場面を見て思いました。
 もう一度、環境問題としての辺野古や高江の問題。
 そういえば、公明党憲法を改正することに肯定的な「加憲」の例として「環境権」をあげていました。そのような「環境権」を、憲法を変える必要にあげている公明党は、いま、この高江の森を壊して、戦争の準備を急ぐ政権に対し、いったいどのように考え、説明しているのでしょうか*1
 沖縄の基地闘争を描いた映画は、それぞれに個性的なアプローチと描き方をしていて、いろいろなことを考えさせられます。


日本共産党第27回大会特集
■大会参加の野党・会派代表に聞く(安住淳*2民進党代表代行、小沢一郎*3自由党代表、吉田忠智社民党党首、糸数慶子*4沖縄の風代表)
■大会代議員座談会『新しい時代を前進させる野党と市民の共闘、日本共産党の躍進を』(岡野隆*5/松田隆彦*6/若林義春*7/菅原則勝*8
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。

赤旗
■安倍政権打倒へ野党スクラム 「日本の政治の新しい時代」さらに前へ、日本共産党27回大会始まる 3野党・1会派あいさつ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-16/2017011601_01_1.html
日本共産党第27回大会 3野党・1会派代表のあいさつ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-16/2017011603_01_0.html
■3野党・1会派代表が感想、熱気 共闘に使わせていただく、日本の政治史で歴史的大会に
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-16/2017011604_03_1.html
日本共産党第27回大会 3県知事のメッセージ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-16/2017011605_01_0.html
日本共産党27回大会 2日目、感動・決意 いきいき ベテランから若手まで38人発言、野党共闘の広がり実感
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-17/2017011701_01_1.html
■第27回党大会討論から、世代的継承をいま 未来開くのは国民
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-17/2017011702_01_0.html


オスプレイ墜落、最高裁不当判決に抗する沖縄と本土の連帯したたたかい(赤嶺政賢*9
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。

赤旗
辺野古訴訟 最高裁不当判決を追認、あらゆる手法で新基地阻止へ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-21/2016122101_01_1.html
■主張『辺野古最高裁判決、どこまで民意踏みつけるのか』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-21/2016122101_05_1.html
オスプレイに構造的欠陥 プロペラ 容易に破損も、赤嶺議員追及 政府は否定できず、衆院予算委
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-28/2017012801_01_1.html
■沖縄で墜落 オスプレイの危険鮮明、それでも飛行 政府は認めるのか、衆院予算委 赤嶺氏追及で説明総破たん
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-28/2017012803_01_0.html
■主張『オスプレイの墜落、米国の言いなり 異常極まる』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-29/2017012901_05_1.html


■戦後最悪の政権としての本質が露呈した安倍政権によるカジノ法強行(小松公生*10
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。

赤旗
■主張『カジノ解禁法成立、賭博場許さぬたたかいさらに』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-16/2016121601_05_1.html
■安倍政権の暴走と対決、カジノ問題 国民犠牲の「成長」なんて 清水議員が告発、賭博損失は「効果」の5倍、衆院予算委
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-02-04/2017020401_02_1.html
■カジノ合法化 依存で行き倒れ ごめん、衆院予算委 清水議員の追及
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-02-04/2017020414_01_1.html


■座談会「行き場失ったTPP協定:国民生活、経済主権守り、公正なルールへ」(紙智子/笠井亮大門実紀史/畠山和也)
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。

赤旗
■主張『日米経済貿易交渉、TPP前提の交渉やめるべき』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-02-02/2017020201_05_1.html


特集「過労死・長時間労働をただす道」
■いまこそ長時間労働の規制と削減を:「働き方改革」の真偽を問う(森岡孝二*11
■四野党共同提出の長時間労働規制法案の特徴と日本共産党の立場(筒井晴彦*12
■過労死・長時間労働をなくすための日本共産党の取り組み(岩崎明日香)
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。

赤旗
長時間労働規制法案を提出、4野党 電通問題を受け罰則強化
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-16/2016111601_03_1.html
電通過労自殺 もう二度と…、長時間労働の法的規制急げ、4野党が法案再提出 罰則規定強化
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-20/2016112003_01_0.html
電通書類送検、過労死促進 問われる安倍政権、残業代ゼロ法案撤回し、上限規制こそ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-30/2016123010_01_1.html
■過労死まで自己責任 安倍「働き方改革」 月45時間 残業上限規制を、参院予算委 田村副委員長が追及
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-02-01/2017020101_01_1.html


東京電力原子力発電の新たな救済・延命策(大島堅一*13
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。

赤旗
■福島第1 事故費用を国民に転嫁、政府が方針 東電と原発を救済・延命
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-21/2016122101_04_1.html
■主張『福島原発処理費用、国民負担増で東電支援許せぬ』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-22/2016122201_05_1.html


■大規模災害への対応と復興はどうあるべきか(岡田知弘*14
(内容紹介)
 朝日新聞の記事紹介で代替。

http://book.asahi.com/reviews/column/2016030800002.html
朝日新聞『震災復興 塩崎賢明さん*15が選ぶ本』
■始まっていない「新しい生活」
 私たちはいま震災復興の回顧と展望の境目に立っている。しかし、「集中復興期間」が終わるからといって5年を節目と呼んでいいだろうか。予算をつけそれに従ってハコモノができたとしても、被災者一人ひとりにとっては、あの日からの時間は連続しており、復興の実体としての新しい生活はまだ始まったばかりか、始まってさえいないのである。
 東北の復興で、素朴に疑問に思うのは、これまでに25兆円もの資金を投じながら、自宅に戻れない人、自宅を確保できない人が20万人もおり、震災関連死が3400人にのぼるという、この現実のギャップである。
 どこかがおかしい。復興予算の大半がハード事業に費やされ、被災地外でも1兆円以上が使われたという事実を私たちは知っているが、では当の被災地では被災者救済のまともな事業がなされているのだろうか。
 阪神・淡路大震災でも使われた「創造的復興」というスローガンのもとで、東北では何が起こっているのか。古川美穂*16『東北ショック・ドクトリン*17は被災地で繰り広げられる遺伝子研究、水産特区、空港民営化、カジノ構想などを鋭くえぐり出す。ナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』(岩波書店)が暴いた、戦争や災害の混乱に乗じて暴利をむさぼる「惨事便乗型開発手法」が、まさに東北の地で展開されていると告発する。
■不均等な「復興」
 他方、東京電力原発事故による被災者の行く末は津波被災地以上に見通し不透明である。国・東電は除染を行い、線量を下げ、避難指示を解除することによって、帰還=賠償終了へと導こうとしているが、そのもとで被災者はどういう状況に置かれているのか。
 個々の被災者は様々な事情を抱え、生活再建は極めて複雑であるが、起こっている事態を一言でいえば、不均等な「復興」であり、被災者の分断である。『原発災害はなぜ不均等な復興をもたらすのか』*18は大学研究者と被災者を支援する弁護士集団の共同作業による著作で、原発被災者・被災地が置かれている複雑な現状を多面的に描いている。
 津波原発被災地のいずれにおいても、明るい未来が見えるとはいいがたい。果たしてこのままのやり方でいいのか、それとも、復興の枠組み自体に問題があったのではないか。
■科学的根拠なく
 そうした疑問に真正面から立ち向かっているのが齊藤誠『震災復興の政治経済学』*19である。著者は、3年間の共同研究を通し、震災当初におけるいくつもの錯誤と、科学的根拠なく拙速に重要政策を決定した誤りがこの間の復興の根底にあることをほぼ公表された客観データのみを駆使しながら、実証していく。
 主要論点の一つは津波被害を過大評価し、過大な復興予算を組むことによって、実際のニーズに比べて大掛かりな防潮堤やかさ上げ道路の建設、過剰な産業用地や農地、宅地を生み出す集団移転事業などが行われたことである。
 第2に、原発事故における初動対応の誤りとそれによる被害の深刻化を過小評価したことによる今日の混迷である。復興途中に生じた政権交代が復興政策にどのように関連したかも説得力を持って分析している。専門書ではあるが、重要な論点を含んでおり、得られる収穫は読書の苦労に報いて余りある。


シリーズ『「格差と貧困」にどう向き合うか』
■シングル女性の貧困、生きづらさ、働きづらさを追って(飯島裕子*20
(内容紹介)
 ネット上の記事紹介で代替。
 

クリスチャントゥデイ『『ルポ 貧困女子』著者の飯島裕子さんが語る「女性たちの貧困の現実」』
http://www.christiantoday.co.jp/articles/22678/20161201/yokohama-ywca-yuko-ijima.htm 

■見もの・読みもの日記『単身女性の生きづらさ/ルポ 貧困女子(飯島裕子)』
http://blog.goo.ne.jp/jchz/e/5f0dfbb5e585d76c6d8b1fee6cbeb55f

■ブロゴス『「ルポ・貧困女子」を読む』(志村建世*21
http://blogos.com/article/194229/

http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2016101600006.html
朝日新聞『ルポ貧困女子(飯島裕子)』[評者]星野智幸(小説家) 
 2カ月ほど前、経済的事情で進学を断念する女子高校生がNHKのニュースで取り上げられたとき、映っていた自室の所持品が安価ではないなどの理由で非難された。貧困を解説した本は十分存在するのに、いまだに無理解なバッシングが相次ぐのはなぜなのか。
 『ルポ 貧困女子』で著者は、女性の貧困で取り上げられるのは、風俗に頼らざるをえなくなったケースが多いが、「衝撃的な物語が展開されるほど、『女性の貧困』は特殊なものとして捉えられ、個人に起因した問題として処理されてしまう傾向にある」と指摘している。そもそも可視化しにくい女性の貧困をイメージ化するときに、この社会に強固に働いている男性目線からの把握が真っ先に受け入れられるというわけだ。
 その結果、「『救われるべき貧者、弱者』として認められない限り、“ダメ人間”と烙印(らくいん)を押され、終わりのない努力を強いられる」。
 だが現実には、貧困状態にある女性の実態は極めて多様だ。本書は、地味で等閑視されやすい若年独身女性たちに寄り添い、深い共感とともにその姿を描き出す。成人後も実家暮らしは普通だと思われている女性の場合、貧困は「家事手伝い」「負け犬」、家族の絆を強制しかねない「無縁社会」などの言葉に隠れてしまう。そうして孤立し分断された女性たちを、つなぐ場が求められている。


特集『軍拡に走る安倍内閣と学術』(3)
■安倍政権下で軍事費はどうなっているか(上)(竹内真
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。

赤旗
■軍事費概算要求、過去最大5兆1685億円、新ミサイル取得費計上
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-09-01/2016090102_01_1.html
■膨張する軍事費削れ、衆院財金委 宮本徹氏求める
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-24/2016102406_03_1.html
■軍事費5.1兆円 5年連続増、来年度予算案 社会保障は1400億円抑制 一般会計97兆4500億円 過去最大
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-23/2016122301_02_1.html
■論戦ハイライト『軍事費より暮らしファーストに、宮本徹議員が追及 衆院予算委』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-28/2017012802_04_1.html


■科学者を軍事動員する防衛省の研究推進制度(土井誠)
(内容紹介)
赤旗の記事紹介で代替。

赤旗
■軍事研究へ誘導やめよ、軍学共同推進 宮本徹氏が批判
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-05/2016110504_01_1.html
■関大、軍事研究拒む、防衛省「補助制度」申請認めず
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-09/2016120901_04_1.html
■主張『兵器研究助成18倍、科学者の軍事動員を許さない』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-06/2017010601_05_1.html
■「軍事研究は禁止」、明治大学 全面広告 大反響、メールなど1週間で10万件超
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-22/2017012212_01_0.html
■軍事研究推進制廃止を、大学教授ら署名呼びかけ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-02-01/2017020114_01_1.html
■軍事研究 反対が圧倒、「哲学ない科学は凶器」、学術会議フォーラム 白熱の議論
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-02-05/2017020501_04_1.html


■論点「外国人実習生新法の成立と今後の課題」(榑松佐一*22
(内容紹介)
 赤旗ほかの記事紹介で代替。

赤旗
■外国人技能実習法案と入管法改定案、仁比議員の質問、参院本会議
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-01/2016110105_01_1.html
■外国人技能実習法が成立、共産党 制度の矛盾指摘し反対、仁比氏ただす
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-19/2016111902_03_1.html
ウェブ論座
■「技能実習制度」の再考を:「国際貢献」という名の労働力供給システムを問う(鈴木江理子*23
http://webronza.asahi.com/national/articles/2017010300001.html


■暮らしの焦点「問われる高薬価構造:国民的議論で抜本改革を」(小薮幹夫*24
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。

赤旗
■検証 政治とカネ、業界寄り答弁の背景は…、首相・厚労相に巨額献金、製薬企業 政治連盟でカネ集め
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-13/2016101315_01_1.html
オプジーボ(高額な新型がん治療薬)値下げ不十分、小池質問で政府再考へ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-21/2016102101_04_1.html
■高額抗がん剤 オプジーボ 半額へ、来年2月 小池質問が動かす、中医協了承
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-11-17/2016111702_02_1.html
■薬価の「流れ変えた」、医学情報誌が小池質問紹介
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-27/2016122704_02_1.html


メディア時評
■テレビ「フジテレビの不振」(沢木啓三)
(内容紹介)
 沢木氏は
「『一つの屋根の下』で高視聴率をもたらした福山雅治を主役に起用するなど、明らかにフジは視聴率回復のためになりふり構わない手を打っているが今の所成果が見られない」
「視聴率が全てではないがこの状態は非常にまずいのではないか」
「視聴率が穫れない→スポンサーがつかない→予算や人員が減らされる→金のかかる番組はできなくなり、かつ現場の志気も落ちる→視聴率が穫れないの悪循環にあるのでは?」としている。
 もちろん氏も「こうすればいい」という解決策を簡単に出せるわけもなく「好調な同業他社を参考に視聴者のニーズを的確に掴むこと」「若手を大胆に起用すること」などを一案としているが、フジからすれば「それができればやっている」というところだろう。
 
参考

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12122-92919/
■日刊サイゾー『まさに地獄絵図! フジテレビ「月9」&「月10」視聴率が1年で10%もダウンの惨劇』
 フジテレビの月曜午後9時、午後10時の時間帯が、苦しい闘いを強いられている。
 1月30日の視聴率を見ると、西内まりや主演の月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』第2話が6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、昨年12月で終了した『SMAP×SMAP』の後継番組『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』第2回が5.8%と、厳しい数字。両番組を単純合計しても12.7%にしかならない惨状だ。

 この種の記事は明らかにセンセーショナリズムがありますがフジが一時の絶頂が見る影もなくなっていることは事実でしょう。
 これはいよいよフジによる「産経切り捨て」が期待できるかも知れません。
 人気番組だった『SMAP×SMAP』の後番組が不調というのもフジにとって頭が痛いでしょう。
 なお、「失礼ながら誰もが知ってる人気女優とはまだ言い難い」西内*25の月9登用は

http://news.livedoor.com/article/detail/12461578/
ライブドアニュース『フジテレビの凋落ぶりを如実に示したドラマの不振 前代未聞の視聴率オール1ケタで、お先真っ暗』
 「フジのドラマはここ最近、福山や松嶋菜々子天海祐希といった大物にも(ボーガス注:低視聴率で)赤っ恥をかかせっぱなし。そういった背景があり、主役級のオファーは断られまくりで、来年1月期のドラマの編成には、かなり苦労したようです。主役級の引き受け手がないのですから、フジ側も、若手の主役起用にかじを切らざるを得なくなってきました」(テレビ関係者)

という指摘の信用性を裏付けてるのではないか。

http://ironna.jp/article/1459
■ironna『フジテレビ、復活への道はあるか』
 「フジテレビ」「視聴率」と検索すると、ネット上のまとめサイトに「視聴率の下落が止まらないフジテレビ」(https://matome.naver.jp/odai/2134863532521585201)と題して、如何にフジテレビの番組の視聴率が悪いか、報道からドラマ、バラエティまで関連ニュースがずらっと並んでいる。こうしたまとめサイトSNSでさらに拡散され、ネガティブな印象がじわじわ拡大する、という意味で非常にやっかいだ。雑誌もこぞって特集を組み、「フジテレビ凋落」などの見出しが躍っている。かつて視聴率3冠王の名をほしいままにした同局だが、一体なぜこのような状況に陥ってしまったのだろうか?

http://news.livedoor.com/article/detail/12476653/
■日刊サイゾー『テレ朝強し! フジテレビは凋落……「2016年ドラマ視聴率ランキング」』
 今年の連続ドラマがすべて終了した。平均視聴率ランキング形式で振り返ってみると、テレビ朝日の強さと、フジテレビの凋落ぶりが如実に示される格好となった。
 年間の視聴率首位は、波瑠主演のNHK連続テレビ小説『あさが来た』の23.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、2位は高畑充希主演『とと姉ちゃん』の22.8%でワンツーフィニッシュ。朝ドラは2013年前期『あまちゃん』以降、好調が続いている。
 3位は、2年ぶりに復活した米倉涼子主演『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)の21.5%で堂々の民放トップ。4位は嵐・松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)の17.2%、5位は堺雅人主演のNHK大河ドラマ真田丸』の16.6%、6位は水谷豊主演『相棒season14』(テレビ朝日系)の15.3%。
 7位には、初回10.2%でスタートも、その後グングン右肩上がりで視聴率を上げ、最終回では20.8%と大台を突破した新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が14.6%を記録してランクイン。あらためて、その存在がクローズアップされた新垣には、今後オファーが殺到しそうな公算。
 8位は嵐・大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)の12.9%、9位はSMAP草なぎ剛主演『スペシャリスト』(テレビ朝日系)の12.7%で、ジャニーズ勢が続いた。
 10位は石原さとみ主演『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の12.4%。
(中略)
 トップ20を局別で見ると、『ドクターX』や『相棒』などのキラーコンテンツを持つテレ朝が8作入り、ぶっちぎりのトップ。続いて、TBSで5作ランクイン。年間視聴率3冠王狙いの日テレは4作で、今年のドラマはあまり振るわなかった。NHK総合は3作入ったが、朝ドラ、大河以外の連ドラは不振だった。昨年、『銭の戦争』など5作が入っていたフジは今年は1本も入らず、壊滅状態となってしまった。

http://news.livedoor.com/article/detail/12461578/
ライブドアニュース『フジテレビの凋落ぶりを如実に示したドラマの不振 前代未聞の視聴率オール1ケタで、お先真っ暗』
 フジテレビ系の月9ドラマ『カインとアベル』最終回が19日に放送され、視聴率は自己最高の9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。
 全話平均は8.2%で、今年4月期の福山雅治主演『ラヴソング』の8.5%を下回り、月9史上、ワースト視聴率を更新した。
(中略)
 これで今年のフジの連ドラはすべて終了したが、全話平均では1月期のTOKIO長瀬智也主演『フラジャイル』の9.8%がトップで、2ケタに乗った作品は1つもないという惨状。あらためて、フジの凋落ぶりを如実に示す形となった。
(中略)
 スポンサー離れも加速し、「来年、月9は消滅する」とのウワサもまことしやかに流れている。
 「フジのドラマはここ最近、福山や松嶋菜々子*26天海祐希*27といった大物にも(ボーガス注:低視聴率で)赤っ恥をかかせっぱなし。そういった背景があり、主役級のオファーは断られまくりで、来年1月期のドラマの編成には、かなり苦労したようです。主役級の引き受け手がないのですから、フジ側も、若手の主役起用にかじを切らざるを得なくなってきました」(テレビ関係者)
 この現状では、巻き返しはなかなか困難で、来年もフジのドラマは苦戦が予想されそう。

 『東京ラブストーリー』(1991年、最高視聴率32.3%)、『101回目のプロポーズ』(1991年、最高視聴率35.7%)、『ひとつ屋根の下』(1993年、最高視聴率37.8%)という高視聴率番組を産み出した通称「月9」が「平均視聴率1桁が当たり前(つまり最高視聴率が仮に2桁いったとしてもほとんどの視聴率は1桁)」という惨状です。
 『ひとつ屋根の下』(1993年、最高視聴率37.8%)の福山、他局ですが、『家政婦のミタ』(日本テレビ、2011年、最高視聴率40.0%)の松島、『女王の教室』(日本テレビ、2005年、最高視聴率31.2%)の天海を起用していることはフジがなりふり構わず、視聴率とりに行ってることが伺えますがそれでも視聴率が穫れないわけです。結局「ドラマは主役だけでは視聴率が穫れない(私見では脚本の要素が大きい)」ことを示してるとは言えるでしょう。
 たとえばテレ朝を代表する人気ドラマとなった『相棒』にしても「主役の水谷豊がどうでもいいとは言いませんが」、『相棒の高視聴率』に大きく貢献してるのはやはり脚本でしょう。
 さすがに『相棒が成功してるから水谷を使おう』とはフジも思わないでしょうが。

http://www.dailyshincho.jp/article/2016/04281745/?all=1
■デイリー新潮『元プロデューサーが指摘するフジテレビ凋落の原因』
 2011年以降、フジテレビは各時間帯の年間視聴率でトップを獲得していない。さらに(ボーガス注:日本テレビだけでなく)テレビ朝日やTBSの後塵を拝し、民放第4位に転落することも。はたしてフジテレビは、(中略)再び業界のトップに返り咲く日は来るのだろうか。

http://toyokeizai.net/articles/-/124918
東洋経済オンライン『フジテレビ「視聴率低迷」に株主の不満が炸裂:浮上のきっかけを掴むことはできるのか』
 質疑応答では、視聴率の苦戦が続くフジテレビジョン(フジテレビ)について、多くの意見や質問が寄せられた。
「テロップが多すぎる、若い人にはいいのかもしれないが、笑い声がうるさい」
「ドラマに往年のようなときめきがない」
「嫌いなテレビ局1位に選ばれた。2011年に起こった、韓流偏向の抗議デモに対しても『嫌なら見るな』と放置*28した」
「バブルを経験した世代ばかりで、若い人に権限を委譲できていないのが視聴率低迷の要因だ」などと辛辣なものばかりだった。
(中略)
 ちなみに、「嫌なら見るな」とされる方針に関して、稲木甲二取締役は「フジテレビからそのように打ち出したことは一度もない」と明確に否定している。
(中略)
 フジメディアHD全体で見ると、2015年度の業績は売上高が前期比0.4%減の6405億円、営業利益は同4.8%減の243億円とわずかな減益にとどまっている。ただ、株主は中核のフジテレビが営業益でほぼ半減の55億円に沈んだ事実、そして、視聴率に底入れの兆しが見えないことに苛立ちを募らせているようだ。
(中略)
 今年こそはと、毎年テコ入れに向けた決意を語ってきたフジテレビ。それでも、まだ結果は出ていない。ドラマのヒット作を生み出し、浮上のきっかけを見いだせなければ、来年の株主総会も荒れ模様が続きそうだ。


■文化の話題
【写真:津波被災者が写真集「荒浜」を出版】(関次男)
(内容紹介)
 河北新報の記事紹介で代替。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170130_13014.html
河北新報『前向く被災地伝える 宮城沿岸5年を写真集に』
 東日本大震災で自宅が被災した宮城県多賀城市大代のアマチュア写真家本郷浩(ゆたか*29)さん(73)が、津波被害を受けた宮城県沿岸を5年余に渡り撮影した写真集「荒浜」を自費出版した。被災者が前を向くきっかけになった写真の力を信じ、仙台市若林区荒浜地区を中心に、被災地と人々の姿を表情豊かに切り取った。
 写真集はB5横判120ページで全てモノクロ。震災翌日の2011年3月12日から16年6月にかけて撮影した、北は気仙沼市から南は宮城県山元町までと、震災前の06〜08年に仙台市石巻市で撮影した写真計約140枚を掲載する。
 題名には災害危険区域になり人が住めなくなった(ボーガス注:宮城県仙台市若林区)荒浜の記録と「荒ぶる海の記憶」を残す意味を込めた。
 庭石だけが残った住宅跡、所在なく歩く住民、震災学習の修学旅行生、巨大な防潮堤など、写真は被写体の奥に見え隠れする人々の思いや被災地の今とこれからを想起させる。
 クリーニング店を営む本郷さんの自宅兼店舗には1メートル超の津波が襲来。家財と商売道具、預かっていた衣服が流された。保管していたフィルムも津波をかぶり、現像すると粉雪のような塩の結晶が点々と映り込んだ。「平時の作品にも震災の爪痕が焼き付いている」と考え、そのまま載せた。
 震災当時、運転して逃げた自家用車内に置いていたカメラが唯一手元に残り、無心で写真を撮り始めた本郷さん。その後も撮影し続けるのには理由がある。
 「自分と同じようにつらい体験をした人がいることを知り、気持ちを持ち直すことができた」
 被写体になってくれた東松島市の70代女性が、他地域の本郷さんの写真を見て、そう言った。女性は津波で自宅を流された。避難先でも火災に遭い、辛うじて持ち出した思い出の品全てを失った。それでも自宅を再建し、写真を機に前を向く姿に心を動かされた。
 本郷さんは「前を向く人たちの姿を写真で伝えることが被災者のためになると思った。これからも沿岸の風景と人々を撮影していきたい」と語る。


【映画:「この世界の片隅に」】(伴毅)
(内容紹介)
 「この世界の片隅に」(http://konosekai.jp/)の紹介。個人的には「事実上干されていたのん(能年玲奈)」の復活が非常に嬉しいですね。これを機にさらなる活躍を期待したいところです。

参考
NHK
おはよう日本『映画「この世界の片隅に」:こめられた思い』
http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2016/10/1019.html
■ビジネス特集『「この世界の片隅に」支えたネット出資』
http://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2016_1219.html?utm_int=tokushu-new_contents_list-items_003
クローズアップ現代プラス『“この世界の片隅に”:時代を超える平和への祈り』
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3916/
夕刊フジ『再ブレーク呼んだのんの強運*30、声優出演「この世界の片隅に」が映画賞総なめ』
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20170207/enn1702071530005-n1.htm
■映画ドットコム『「この世界の片隅に」北米配給が決定!今夏、劇場公開へ』
http://eiga.com/news/20170201/12/


【追記】
 まあ直接にはのん(能年玲奈)とは関係ありませんが。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1702/11/news051.html
清水富美加、謎のツイートを残し公式アカウント削除 所属事務所は能年玲奈と独立トラブル
 ブレイク中の若手女優で、最近は「にじいろジーン」の新MCを務める清水富美加さんが、独立お家騒動を示唆するようなツイートを残し波紋を広げています。
(中略)
 「レプロ」と会社名の入ったTwitterアカウントを捨て、個人アカウントを立ち上げた清水さん。「来週ある『宣言』をする」と語っており、事務所からの独立宣言をするのではないかと、憶測が飛び交っています。
(中略)
 清水さんは今日(2月11日)のにじいろジーンを「体調不良」を理由に欠席しており、さらに今後のさまざまな仕事も欠席となるようです(2月14日に予定されていた「スタジオパークからこんにちは」(NHK)の生出演もそこだけアンコール放送に替えられています)。
 清水さんが所属するレプロエンタテインメントは、バーニングプロダクション傘下の事務所。所属タレントだった能年玲奈さんが独立騒動を起こした末、「のん」と改名して芸能界へ復帰したものの、いまだテレビなどの媒体へはなかなか出演がなく、何らかの圧力があるのではと一部でささやかれています。
 新しい個人アカウントでの名前を「清水富美加(本名)」としたのも、本名が使えなくなったとされる、能年玲奈(のん)さんの二の舞を危惧したのでは、とも言われていますが、とにかく来週に行うとされる、清水さんの“宣言”から目が離せません。

 「またかよ、能年の件だけであの事務所は許し難いのに、もし本当にそうなら勘弁してくれ」と思いますね。
 で気になってググって見る。

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1777779.html
■日刊スポーツ『清水富美加が芸能界引退へ「幸福の科学」の活動専念』
 女優清水富美加(22)が、芸能界を引退する意向を固めたことが11日、分かった。
 宗教団体「幸福の科学」の活動に専念するためで、清水は所属事務所に「出家」すると伝えてきたという。
 既に、事務所公認の公式ツイッターはアカウントが削除され、本人とみられるツイッターが新設され「色々ありましたし、色々あります」などとつぶやいている。
 ただ、主演映画「暗黒女子」の公開が控えるほか、レギュラー番組も多く、人気女優の突然の引退宣言に波紋は広がりそうだ。

http://www.sankei.com/entertainments/news/170212/ent1702120003-n1.html
■産経『清水富美加、芸能界を電撃引退「出家します」 『幸福の科学』活動専念へ』
 女優、清水富美加(22)が芸能界を引退する意思を固めたことが11日、分かった。関係者によると、先月下旬に宗教団体「幸福の科学」の信者であることを所属事務所に明かし、「仕事を辞めて幸福の科学に出家(就職)します」と説明したという。清水は、今月4日に出演したフジテレビ系「にじいろジーン」を最後に仕事をすべて欠席しており、事務所は対応に追われている。
 関係者によると、先月19日、幸福の科学グループ総裁の大川隆法氏(60)が清水の守護霊に“インタビュー”した動画が同団体の公式サイトに掲載。その動画に気づいたチーフマネジャーが清水に確認したところ、「実は信者なんです」と一家で信者だったことを告白した。
 清水はその後も普段通り仕事を続けていたが、同下旬にマネジャーを呼び出し、立ち会った同団体側の弁護士2人の前で「仕事を辞めて幸福の科学に出家します。幸福の科学のために働きたい。専念したいです」と自ら引退を宣言。マネジャーが清水に何を話しかけても通じない状態だった。
(中略)
 関係者によると、事務所は清水との契約が残っており、「せめて契約期間中に決まっている仕事はやり遂げてほしい」と説得しているが、団体側はすぐに事務所を退社させたい意向で、平行線をたどっている。

http://blog.livedoor.jp/ninji/archives/49466868.html
清水富美加、レプロ退社の理由は「幸福の科学」出家。大川隆法総裁が守護霊インタビュー本も出版。引退へ
(ボーガス注:一部スポーツ新聞などの)報道によれば、
・清水さんは現在の仕事をやめ、幸福の科学に出家することをレプロに報告
・現在、事務所は清水さんと連絡がつかない
・実は、清水さんは子供の頃*31から幸福の科学を信仰していたという。事務所は把握していなかった*32

幸福の科学公式サイト『「女優・清水富美加の可能性:守護霊インタビュー」(大川隆法著)、2/3(金) 発刊』
https://happy-science.jp/info/2017/23222/

 うーん、「事実ならば」だが、「出家(宗教活動に専念)」「芸能界引退」て、どーも能年の話とは大分違うような。比べるなら「小川知子幸福の科学)」「桜田淳子*33統一協会)」でしょう。
 能年の話は明らかに元所属事務所が酷いと思いますけどね。


■ハフィントンポスト『清水富美加、芸能活動中断の背景に『東京喰種』か?「人肉を食べる人種*34役」に葛藤と宗教団体が説明』
http://www.huffingtonpost.jp/2017/02/12/fumika-shimizu-tokyo-ghoul_n_14699184.html
 幸福の科学の発表なので鵜呑みにはできませんが事実ならば「所属タレントの意思を全く無視している」と言う意味で極めて問題でしょう。事務所側に全く問題がないとは言えないように思いますね(これまた真偽は不明ですが「休みがろくになかった」「ギャラが不当に安かった」などという話も『幸福の科学発表』ですが出ているようです)。
 能年の件と言いこの事務所には所属タレントと意思疎通をきちんとやる意思がないんじゃないかと疑いたくなります。
 こうなるともちろん「幸福の科学の影響は大きい」のでしょうが基本的には能年と一緒で「自分の意思をないがしろにする事務所への不信感」が大きいのではないか。そう言う意味では「能年とは違うんじゃないか」と小生は最初書きましたが「能年とあまり変わらない」気がしてきました。

*1:まあ公明党なんて詐欺師でしかないですからね。

*2:野田内閣で財務相

*3:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党党首、民主党幹事長(鳩山代表時代)など歴任

*4:沖縄社会大衆党委員長

*5:党福岡県委員長

*6:兵庫県委員長

*7:党東京都委員長

*8:岩手県委員長

*9:日本共産党沖縄県委員長、衆院議員

*10:著書『原発にしがみつく人びとの群れ:原発利益共同体の秘密に迫る』(2012年、新日本出版社)、『カジノ狂騒曲:日本に賭博場はいらない』(共著、2014年、新日本出版社)、『政党助成金に群がる政治家たち』(2015年、新日本出版社

*11:著書『働きすぎの時代』(2005年、岩波新書)、『貧困化するホワイトカラー』(2009年、ちくま新書)、『就職とは何か:〈まともな働き方〉の条件』(2011年、岩波新書)、『就活とブラック企業:現代の若者の働きかた事情』(編著、2011年、岩波ブックレット)、『過労死のない社会を』(編著、2012年、岩波ブックレット)、『過労死は何を告発しているか:現代日本の企業と労働』(2013年、岩波現代文庫)、『いのちが危ない残業代ゼロ制度』(共著、2014年、岩波ブックレット)、『雇用身分社会』(2015年、岩波新書)など

*12:著書『働くルールの国際比較』(2010年、学習の友社)

*13:著書『再生可能エネルギーの政治経済学』(2010年、東洋経済新報社)、『原発のコスト』(2011年、岩波新書)、『原発はやっぱり割に合わない』(2012年、東洋経済新報社)など

*14:著書『震災からの地域再生:人間の復興か惨事便乗型「構造改革」か』(2012年、新日本出版社)、『東日本大震災・復興の検証:どのようにして「惨事便乗型復興」を乗り越えるか』(2016年、合同出版)、『災害の時代に立ち向かう・中小企業家と自治体の役割』(共著、2016年、自治体研究社)など

*15:著書『復興〈災害〉:阪神・淡路大震災東日本大震災』(2014年、岩波新書)など

*16:著書『ギャンブル大国ニッポン』(2013年、岩波ブックレット

*17:2015年、岩波書店

*18:2015年、ミネルヴァ書房

*19:2015年、日本評論社

*20:著書『ルポ若者ホームレス』(2011年、ちくま新書)、『ルポ貧困女子』(2016年、岩波新書)など

*21:著書『少国民たちの戦争:日記でたどる戦中・戦後』(2010年、社会批評社)など

*22:著書『トヨタの足元で:ベトナム人研修生・奪われた人権』(2008年、風媒社)、『反貧困でつながろう・国境を越えた仲間たち:改正入管法対応・外国人実習生支援ガイド』(2010年、かもがわ出版

*23:国士舘大学教授。NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」(移住連)共同代表理事、認定NPO法人多文化共生センター東京理事等を歴任。著書『日本で働く非正規滞在者』(2009年、明石書店)、『外国人労働者受け入れを問う』(共著、2014年、岩波ブックレット)など

*24:著書『薬の常識・非常識』(1999年、かもがわ出版

*25:ウィキペディアに寄れば2013年、『山田くんと7人の魔女』(フジテレビ)で、2015年、『ホテルコンシェルジュ』(TBS)で主演だそうですが

*26:低視聴率に終わった『営業部長 吉良奈津子』のこと。

*27:低視聴率に終わった『Chef〜三ツ星の給食〜』のこと。

*28:イヤー、あんな「言いがかり」のデモは放置プレーでいいでしょう。あいつらバカ右翼のせいで視聴率が落ちてるわけでもないし。

*29:普通は「ひろし」と読みますが時々こういうマイナーな読み方があるから人名は難しい。

*30:実力に基づく物を「強運」というのは一寸違う気がします。むしろ干されてることの方がおかしい。

*31:親が信者なんでしょう。かわいそうというか何というか。

*32:本人がそうした言動をしない限り分からないでしょう、それは。

*33:1993年3月に公開された映画『お引越し』への出演以降は一切の芸能活動を休止、事実上の芸能界引退となっている。2013年5月28日、サンミュージック会長の通夜に参列し、16年半ぶりに公の場に現れた。同年10月23日、デビュー40周年を記念し、本人自薦のベストアルバムにTV映像集を加えた『Thanks 40 〜青い鳥たちへ』を発売。11月26日には銀座博品館劇場にて「Thanks 40スペシャル〜ファン感謝DAY」を開催し、約21年ぶりにファンとの交流を果たした。

*34:よく知りませんけどドラキュラとかゾンビとかそう言う役柄なんでしょう。別に幸福の科学信者でなくても一般論として、いくら主役でも、世の中、そう言う役(似たような役では犯罪者とか)をやりたがる人ばかりではないでしょうにね(例えば以前id:Bill_McCrearyさんが書いていましたが渥美清は「復讐するは我にあり」のオファーは主役とは言え断っているわけです)。所属タレントの意向を最初から無視するとか事実ならば何考えてるのかと事務所には疑問を覚えます。