「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(3/30分:高英起の巻)ほか北朝鮮最新ニュース(追記・訂正あり)

■産経『朝鮮学校への補助金を不交付決定 学校行事では北朝鮮指導者賛美の歌「白頭山に行こう」披露 日韓合意否定に「主旨に反する」 千葉市
http://www.sankei.com/politics/news/170427/plt1704270025-n1.html
 千葉市長がバカでクズだと言う事は以前から知っており
■子どもが熱中症になってもいいらしいmukkeさん(副題:mukkeは千葉市長と一緒に熱中症で死ねばいいのに)(追記あり
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20140530/1432190876
という記事を書いて「バカの千葉市長」を評価する「見下げ果てたバカ野郎」id:Mukkeと一緒に罵倒したこともありますが「またかよ、千葉市長のバカは(呆)」ですね。まあid:Mukkeは詭弁とデマ常習のクズ野郎で、「だからこそ」はてなブログから逃亡したわけですが(毒)。
 それはともかく、正直、こうした不当な差別には怒りと悲しみ、空しさを禁じ得ません。

 同市によると、問題となった行事は同校が昨年12月に行った美術展と、今年2月の芸術発表会。展示作品の中に、27年12月の日韓合意について「日本軍の戦争犯罪を追及することが今後できなくなってしまった」「日本政府が謝罪と賠償をして、全ての人々の尊厳が尊重される社会の実現がわれわれの責任だ」などの解説文が添えられるなどした。

 おいおいです。日韓合意に対するこうした批判は吉見義明氏、林博史氏や挺対協、ナヌムの家、韓国最大野党「共に民主党」などもしており、北朝鮮云々とは全く関係ありません。もちろん「金日成賛美」云々という「北朝鮮絡みの話」ならこうした差別が許されるわけではありませんが、こんな「北朝鮮と関係ないこと(日韓合意批判)」で補助金不支給なら朝鮮学校だけでなく、韓国学校もいつ補助金不支給の対象になってもおかしくない。いやそれどころか「外国人学校」ではない日本の私立学校だって「政府批判」を理由に補助金不支給の対象になりかねません。


■日刊イオ『入学おめでとう応援隊 今年も!』
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/c3fe859a1252f74f42ccf5d5a3461c9e
 こうした運動については小生もなんというか、「ありがとう」とただただ頭の下がる思いです。


■産経『朝鮮学校補助金問題 千葉市職員が交付“支援” ポスター配布「住民に周知」』
http://www.sankei.com/politics/news/170405/plt1704050022-n1.html
 もちろん何ら問題行為ではありませんが「勇気があるな」「ヘタレの俺にはまねできないな」とは思います(実際に俺はリアルの世界ではこの職員氏のような勇気ある行為は何一つしていませんので。せいぜい端金を寄付してるだけです)。
 なぜなら千葉は「あのモリケンが県知事を務めるようなところ」であり下手したら、言いがかり(自民党極右議員の政治的圧力)で懲戒処分を食らいかねないからです。
 何ら悪い事などしていない田中均氏が外務省退官に追い込まれるのだからそうした認識は残念ながら決して杞憂ではないでしょう。いずれにせよこの千葉市職員氏の行為を高く評価したい。


■アベマタイムズ『"拉致問題を教科書に "朝鮮学校への補助金支給条件をどう考えるべきか』

https://abematimes.com/posts/2228311
 大阪のとある朝鮮学校の場合だと、入学金は5万円で授業料は月3万8000円だという。国からの補助金は無いが、地方自治体からは都道府県で1.9億円、市町村で1.8億円、合計で3.7億円が支給されている。こども教育宝仙大学の佐野通夫*1教授によると、この額は一条校に比べて圧倒的に少ないのだという。佐野氏によれば、「一つの大規模な私立学校が受ける補助金が億の単位。それを朝鮮学校は66校で分けている現状」なのだという。
 今回、群馬県が提示した条件について、佐野通夫教授は「子どもたちと拉致問題は一切関係の無いこと。これまでも日本と北朝鮮の関係がちょっとでも危うくなったりすると、電車の中で暴言を吐かれたり、着ている服を切り裂かれたりすることもあった。朝鮮学校に通っている子どもたちは日本で暮らしている。生活する中で、拉致問題を知らないはずがないのに、あえて教科書に書けというのはどうか。それぞれの民族に歴史があり、日本の学習指導要領では教えきれないところがある。そのために外国人学校を作っているわけだから、アメリカの学校が原爆投下をどう教えているか、という話になり、それらを全て日本の学習指導要領と同じするのでは、キリスト教や仏教系の学校の存在する意味もなくなってしまう」と批判する。
 また佐野教授は「文部科学省3.29通知に関しても問題がある」と指摘。海外にある日本人学校も文部省が教員を派遣したり、教材を贈ったりしているものの、設立主体は日本人会であり、朝鮮学校朝鮮総連が関係あることは当然なのだという。

 佐野氏の主張には全く同感なので紹介しました。


■産経『教科書に「拉致」明記が条件 朝鮮学校への補助で群馬県
http://www.sankei.com/life/news/170331/lif1703310067-n1.html
■産経『朝鮮学校補助金可否、31日に群馬県判断 自民県議ら都庁視察』
http://www.sankei.com/region/news/170329/rgn1703290057-n1.html
の続報です。
 この「拉致明記」とやらと「朝鮮総連との関係がないことの証明」とやらが条件だそうです。
 怒りを禁じ得ませんね。そんなことを補助の条件にするのは不当な政治介入としか言い様がない。特に「朝鮮総連との関係」なんて「あって何が悪いのか」つう話です。そこは「条件付与にすること自体は不当」だが「教科書に拉致について書くことそれ自体は自主的行為なら不当ではない」、教科書云々とは違う所です。
 日本人として申し訳なさと屈辱感で一杯です。


■産経『朝鮮学校補助金可否、31日に群馬県判断 自民県議ら都庁視察』
http://www.sankei.com/region/news/170329/rgn1703290057-n1.html
 自民ウヨ議員の言いがかりに屈することなく、ふざけた結論を出さず、現状維持でお願いしたいところです。いやむしろ個人的には増額して欲しいくらいですけどね。贅沢は言いません。


■産経『朝鮮学校学費補助金 黒岩祐治・神奈川県知事「交付決定は不可能」』
http://www.sankei.com/politics/news/170330/plt1703300010-n1.html
 いい加減朝鮮学校に対する不当な差別も大概にして欲しいですね。


赤旗経済制裁の強化と外交的措置の追求 米国の対北朝鮮共同声明に注目:対話による解決強く求める 志位委員長が会見』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-28/2017042801_01_1.html
 トランプだって軍事力行使などする気は恐らくない、つう志位氏の指摘は重要でしょう。


■読売新聞『米朝緊張関係、蓮池氏「拉致被害者帰国に好機」』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170427-OYT1T50129.html
 基本的に家族会が今の立場(とにかく経済制裁)(救う会いいなりで特定失踪者というデマに荷担)なら何があろうと好機にはならないでしょう。
 北朝鮮は「日本は拉致を解決する気なんかないから無視する」「核問題なんて米国とやりとりすればそれでいいだろ。日本は米国に逆らえるわけないし」位にしか思ってないでしょう。


日経新聞『文氏、北朝鮮が核凍結で「米韓演習縮小」 テレビ討論会で』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM27H8C_X20C17A4FF1000/
 まあこの文氏提案でも北朝鮮は「我々の行為ではなく、まず米韓演習の変化が先だ」「縮小では話にならない。当面中止せよ」かもしれませんが、それでも朴クネ時代の対決路線から比べれば大きな変化です。こうした「バーター取引」でしか問題は解決しないでしょう。文氏には是非大統領に当選し、「沖縄基地県外移設」を反故にした鳩山政権のような「前言撤回などせず」この方向で動いて欲しい。


■外務省『武大偉中国外交部朝鮮半島事務特別代表による岸田外務大臣表敬』
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_004545.html
日経新聞『「北朝鮮への圧力強化を」 自民幹事長、中国高官と会談』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS27H5U_X20C17A4PP8000/
時事通信『中国・武大偉氏「日米韓と早期に交渉」 公明代表と会談』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK26H1C_W7A420C1000000/
 まあ二階氏、山口氏の面会は北朝鮮問題限定ではありませんがそれはさておき。北朝鮮問題を考えたら中国の協力が非常に重要です。
 しかし
1)訪日した武氏と面談したのが首相の安倍ではなく岸田外相、二階*2自民党幹事長、山口*3公明党代表(安倍はこの頃訪露していた)
2)訪日したのは高官とは言え「武大偉*4朝鮮半島問題特別代表」であり現場の最高責任者(日本で言えば六カ国協議担当大使)であって、習主席、李首相のようなビッグネームではない
つうあたりが「なんだかなあ」と思います。


東スポ北朝鮮が企てる「邦人の盾」』
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/679991/
 邦人とはもちろん拉致被害者の事です。もしかしたら日本人妻やウンギョンさん、寺越武志さんも含まれるかも知れません。もちろん相手は「トバシ記事常習」東スポです。根拠があるわけではなくトバシ記事でしょう。そして東スポは「産経のように」北朝鮮に悪口するわけです。
 とはいえ救う会が言うように北朝鮮が野蛮な国なら「そこまでやる可能性」も想定すべきだし、そう言うコト考えたら北朝鮮打倒論なんて愚の骨頂です。まあ個人的にはそこまで無茶苦茶なコトはさすがにしないと思いますが。
 さて東スポは濱野成秋*5なる「無名ウヨ活動家」の発言を引用して「朝鮮有事になったら長崎に北朝鮮が攻めてくるかも知れない」と無茶苦茶なこと言ってます。まあ東スポなんかまともに相手する人もいないでしょうが、酷いモンです。


NHK『自民・茂木氏*6 北朝鮮自制に中国への働きかけ重要』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170429/k10010966451000.html
NHK『自民 高村氏*7 北朝鮮の核開発「中国に止めてもらいたい」』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170427/k10010963901000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_002
 まあ言ってること正論ですけど「あんたら『南京事件資料のユネスコ世界遺産登録』とかでさんざん中国に喧嘩売っておいて今さらそれかよ!」感はあります。


日経新聞サリン弾「迎撃時に無力化可能」 北朝鮮ミサイルで政府』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS28H2O_Y7A420C1EA3000/
 さんざんサリンとか煽りながら、さすがに「迎撃できない」だの「迎撃しても毒ガス被害が出る」となるとまずいので「撃墜したときの熱でサリンが分解されるから安全です」だそうです。
 まあ実際どうか知りませんが。そもそも向こうもよほど自暴自棄にならない限りサリンミサイルなんか撃ってこないでしょう。


東京新聞秩父で「地下街に避難」!? 北朝鮮ミサイル問題』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201704/CK2017042902000152.html

 北朝鮮弾道ミサイルを発射した際の避難方法をめぐり、市内に地下街のない秩父市が、チラシで市民に「地下街への避難」を呼び掛けていたことが分かった。市の町田恵二総務部長は「市内に地下街はないが、仕事などで東京都内に通う人もいるのではと思い、作成した」と話しているが、市民からは「実態に即していない」との声も出ている。

 「そうか、やっぱ秩父って市中心部の繁華街でも地下街なんかないのか、田舎だもんな」と思いましたがそれはさておき。
 なんでこうなるかといえば自治体側(この場合、秩父市)が「こんなん役に立つわけねえだろ、でもまあ、国がチラシ配れつうから一応配るか」「大体秩父なんて田舎にミサイルなんて来ねえよ」としか思ってないからでしょう。まともにやる気がないからまともにチェックしない。まあ、「こんなんまともにやれるか」と思って当然だと思いますが。だから「ああはいはい、頑丈な建物の中か、地下街に避難するのね」でチラシで回しちゃう。
 それを見た市民の一部が「頑丈な建物はともかく、そもそも秩父に地下街なんかねえだろ。市役所はまともに避難やる気があるのか!」となる。
 でここで「サーセン、国の資料をまともにチェックしてませんでした」とわびるのが本来あるべき姿でしょうが、それやると市役所幹部職員や市長の減給処分だのと言う笑えない話になりかねない。
 そこで「イヤー、秩父市民だって東京に通勤してる方がいるから。東京なら地下街がありますから」つうかなり無理な言い訳がされるわけです。
 マジレスすれば都内だって「地下街に避難しろ」つうのは「そういう問題なのかよ!、そもそも撃たせたら駄目だろ」「地下街に避難したってミサイルの破壊力考えたら意味ねえんじゃね?」と思います。


日経新聞『加藤拉致問題相が欧州訪問 被害者の早期帰国へ協力要請』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS28H36_28042017EA3000/
 個人的には

 デンマークでは少子化担当相として、同国の担当相と会談し、児童福祉施設なども視察する。

のほうが成果が期待できると思うしそっちこそが「加藤氏の本当の任務じゃないか」とすら思います(苦笑)。
 「デンマークやベルギーではそう言う少子化対策をしてるんですか!。日本でもやってみます!」なら何らかの成果が期待できるかも知れない。
 「EU(ベルギーのブリュッセルが本部)や、デンマーク、ベルギーの政府には拉致問題解決に尽力して頂きたい」といわれても向こうも「えー、中国、韓国、ロシアみたいなパイプは北朝鮮との間にウチはないですけど。まあ、できるだけのことはしますけどあまり期待しないで欲しい」ですよねえ。
 ちなみに「ベルギー、少子化」でググっても特にヒットしなかったんですが「デンマーク少子化」でググったら

・湯沢雍彦*8編著『少子化をのりこえたデンマーク』(2001年、朝日選書)
・汐見稔幸*9編著『世界に学ぼう!子育て支援デンマークスウェーデン・フランス・ニュージーランド・カナダ・アメリカに見る子育て環境』 (2003年、フレーベル館

つう本がヒットしました。


■産経【春の叙勲】北朝鮮の拉致、人権問題解決へ尽力 2氏に旭日重光章
http://www.sankei.com/world/news/170429/wor1704290033-n1.html
 「もしかして拉致議連会長の平沼*10?」と思いましたが「そこまで酷くありませんでした」。
 一方で逆に「飯島勲元首相秘書官?」「田中均・元外務審議官?」と思いましたがそうでもありません。
 国連の拉致問題調査者(外国人)だそうです。その御仁が拉致に限らず、北朝鮮問題で実際どれほどの成果を上げたのか知りませんが。


■【きょうの人】「人命救うことが優先だった」 ダッカ*11事件で人質解放交渉 旭日重光章を受章 アブドゥル・ガファー・マームドさん(83)
http://www.sankei.com/world/news/170429/wor1704290013-n1.html
 ダッカ事件での受賞が「北朝鮮問題でも同様に金銭でのバーターでの解決を目指す」と言う意味なら大変にいいと思いますが。

 空軍参謀長としてだけでなく航空相と国営航空の会長も兼任しており、「当然のように私が事件を担当することになった」という。
 頭の中にあったことは「人命を救うことが優先事項」ということ。「軍人の仕事は、人の命を救うこと」と思っていたためだ。当時、軍事政権下にあった自国政府に批判が向かないよう、武力行使も何とかして避けたかった。
(中略)
 日本政府は人質の解放と引き換えに日本赤軍メンバーなど6人を釈放し、現金600万ドル(当時のレートで約16億円)を支払った。日本政府の対応を批判する意見もあったが、「福田氏*12は偉大な男だった。何をやっても批判はあるが、生命が失われなかったことに批判はないはずだ」と振り返る。

 下手に武力行使して死人が出たら大問題ですからね。交渉路線は当然でしょう。
 なお、ダッカ事件当時(1977年)のバングラデシュは1975年に初代大統領ムジブル・ラフマンが軍部クーデターで暗殺され軍事独裁でした。1991年に民主化しますが未だに軍部の力は強いようです(ウィキペディアバングラデシュ』参照)。


■産経【主張】朝鮮半島情勢 事態の長期化にも備えよ
http://www.sankei.com/column/news/170428/clm1704280002-n1.html
 そもそも「とにかく核廃棄しろ(米韓)」「体制保障がない限り廃棄しない(北朝鮮)」と双方の主張は大きく違うわけで「事態が短期で決着する」とは誰も最初から考えてないでしょう。もちろん戦争などという行為をする場合でもそれが「短期で終わる保障」はありません。


■産経【日露首脳会談】安倍晋三首相「2人の間で日露平和条約を締結したい」
http://www.sankei.com/politics/news/170428/plt1704280003-n1.html
 北方領土問題は未だ解決の保障はないのによく言うモンです(自民の立場は「平和条約締結の前提は領土問題解決」です)。まあ、考え無しに言ってるんだろうなとは思いますけど。
 しかしこれが「日朝国交正常化」だったら非難囂々でしょうにロシア相手だとろくに非難もないってのはなんなんでしょうかね?

 安倍首相は会談後の共同記者発表で、「(北方四島での)共同経済活動を大きく発展させたい。その双方の努力の向こうに平和条約がある。」と述べた。

 その理屈を拉致に応用すると「北朝鮮との経済交流で拉致を解決」になるし、北朝鮮を制裁する理屈だと「領土問題解決のために経済交流」つう話は出てこないんですけどね。明らかな論理矛盾でしょう。


■産経【主張】日露首脳会談 「万景峰号」抗議したのか
http://www.sankei.com/column/news/170429/clm1704290001-n1.html
 まあ一応は抗議したかも知れません。しかしそこは百戦錬磨のたたき上げ「プーチン」で、我らが安倍は「アホのボンボン」です。
 「北朝鮮を追い詰めるとかえって危ない」「我々の行為は金大中盧武鉉氏の太陽政策のようなものにすぎない」「我々の行為(万景峰号寄港)は安保理決議違反じゃない」「北朝鮮と貿易してる国は中国など他にもある(まあ確かにありますが)」などと、ああでもないこうでもないとプーチンが言い訳して自己正当化した上、「そんな事より日露経済協力の話をしましょう」で終わりでしょう。それに対して産経の期待するような何かができるほど安倍は有能じゃないし、そもそも安倍には「万景峰号寄港」などぶっちゃけどうでもいいでしょう。
 安倍にとっては「日露経済協力>越えられない壁>万景峰号寄港」でしょう。
 正直、対北朝鮮制裁すら救う会などウヨがうるさいからやってるだけで安倍にとって「どうでもいい」のかもしれません。

 プーチン氏は「全ての国に好戦的な言い回しを自制し、冷静で建設的な対話を呼びかける」と語った。武力行使の可能性を示唆する米国への牽制(けんせい)である。

 まあメインは米国でしょうが「全ての国が自制することを求める」ですからね。そこには北朝鮮も無論入ってる。


■【日露首脳会談】安倍晋三首相「日露で緊密に協力し、北朝鮮に自制を働き掛ける」
http://www.sankei.com/politics/news/170428/plt1704280004-n1.html
 「それ働きかけるのなら訪露でプーチンと会談*13より訪中で習主席と会談だろ」「自制働きかけるといったところで、北朝鮮に制裁する日本と、万景峰号航路を開設するロシアじゃ立場かなり違うジャン。そこんところどうなのよ?。万景峰号航路開設などのロシアの行為を認めるの?。認めないのにロシアとの友好をアピールするの?。それとも認めるから友好関係アピールなの?。でも、認めても日本は制裁を続けるの?」ですよね。まあ安倍と産経的には「そう言うコトは聞くな!」なんでしょうけど。


■産経【日露首脳会談】ロシア、領土問題で態度軟化せず 政権安定度に疑問符 北朝鮮でも隔たり
http://www.sankei.com/politics/news/170427/plt1704270031-n1.html

プーチン政権は、北方四島が「第二次大戦の結果としてロシア領になった」とする主張を全く緩めていない。
・その一方で、ロシアは北方領土の実効支配をいっそう強化している。国後、択捉両島では軍の新駐屯地建設が活発に進み、サハリン(樺太)と北方領土を結ぶ光ファイバー回線の海底敷設事業も中国企業を交えて始まった。露極東の土地を国民に無償分与する新法が国後、択捉、色丹各島にも適用され、区画譲渡の手続きが進められている。
プーチン政権は北朝鮮との友好関係を維持する方針

ということで安倍の要求はほとんど飲む気はないらしいプーチンです。


■産経『平壌からザグレブ*14に変更 世界ジュニア柔道開催地』
http://www.sankei.com/sports/news/170426/spo1704260023-n1.html
 何が何でも北朝鮮でやれとは言いませんが

平壌開催は昨年8月のIJF理事会で決まり、ビゼー*15会長は「柔道を通じて、北朝鮮が国際社会に閉ざしている扉を開けたい」と意義を語っていた。

と語っていたわけですし、やはり残念ですね。


■白頭の革命精神な日記『ポプラ事件(板門店事件)が「北朝鮮の完敗」に見える産経新聞の表層的分析――戦略的目標を達成したのは誰だったのか』
http://rsmp.seesaa.net/article/449422752.html
 親日共産党を自認する一支持者として正直「日本共産党に対しては悪口しかしない*16この御仁」についてあまり好感は持っていませんが、北朝鮮認識は割に俺に近いかと思うので紹介しておきましょう。

 「左の『しんぶん赤旗』、右の『産経新聞』」。
 産経新聞のイイカゲンさは全方面的規模ですが、ことに国際情勢に関しては輪を掛けるものがあります。

 こんな「共産党と関係ない話」ですら共産党への悪口が始まり、しかもよりによって「赤旗と産経」を同列に扱うのだからこの御仁の反共分子ぶりに唖然です。まあ赤旗自画自賛的記事がないとは言いませんがそんなんは公明新聞でも社民新報でも政党機関紙なら何でも同じでしょう。むしろ赤旗などは政党機関紙でありながらジャーナリズム的価値をかなり評価されてる方でしょう。
 そして自画自賛的記事があるにせよそれはさすがに「産経のデマ記事」とは同列にはできないと思いますが。

 ポプラ事件(板門店事件)を取り上げています。曰く「北朝鮮の“完敗”だった」としています。ところがどっこい、つい先日の朝鮮中央通信は、まさに板門店事件を振り返り、これを勝利と位置づけています。
(中略)
 中学生レベルのメンタルであれば、板門店事件は「完敗」と映るのかもしれません。しかし、そもそも朝鮮側が何故、たかだか幾ばくかの本数の木々程度にこだわり、そしてそれを今も尚、勝利とみなしてたのでしょうか?
 ウィキペディア程度の初歩的な情報量であっても、このことは見えてきます。あの事件の発端となったポプラの木は、もともと朝鮮側が植えたものでした。事件に関する朝鮮側の言い分としては「他人が植えたものを勝手に切るなよ!」であり、さらに突き詰めれば、真意レベルにおいては「そもそも非武装地帯で交戦国兵士どうしが入り混じっていることは異常だし、そこで通告なしに活動しないでくれ!」といったところでした。
 そして、ウィキペディアにもあるとおり、「両陣営間で行われた会議によって、北朝鮮側の提案で、共同警備区域内にも軍事境界線を引いて両者の人員を隔離する事を決定した」。
 いま振り返れば、ポプラの木自体は切り倒されてしまったものの、それはあくまでも、どうでもいい表層的な部分に過ぎず、朝鮮側の真意であった「念願の対米交渉のテーブルにアメリカ側を引きずり出す」という戦略的目標を達成したのに留まらず、真意レベルでの事件の動機を満たすことに成功したわけです。
 たしかにキムイルソン主席は米軍の示威行動に対して「遺憾の意」を示しました。全力で肩入れした南ベトナム北ベトナムに併合された上に、カンボジア*17ラオスまでもが共産化し、恐れていた「ドミノ理論」が現実のものになったばかりの「1976年8月18日」というタイミングで、人が死んだとはいえ軍事戦略的には「この程度の小競り合い」で、アメリカがこれほどまでの反応を示すのは少し過剰であり異常です。キムイルソン主席としては、「いくら東南アジアで負け続きとはいえ、こんなに過敏に反応するだなんてアメリカは頭がおかしくなったんじゃないか」と思ったのではないでしょうか。そうであれば、そもそも体制維持こそが至上目的である朝鮮としては、「インパール作戦の国・日本」とは違って、戦略的に「遺憾の意」くらいは出すでしょう(ちなみに、「遺憾の意」に謝罪は含まれて居ません)。13日の記事でも書いたとおり、たしかにキムイルソン主席は情勢を見極めて「遺憾の意」を提示し戦争への発展を回避しましたが、錯乱状態といっても過言ではないアメリカの過剰・異常な振る舞いを見てのことだったのではないでしょうか。
 中学生程度のメンタルだと「常勝・完勝」でなければ気がすまないものですが、大人の世界ではそんなことは二の次、泥臭かろうと目的を達成することこそが重要なのですよ。

 まあ、こういうことについての言葉としては「損して得取れ」「韓信の股くぐり」なんてのがあります。「蛮勇をふるっても負けては意味がない」わけです。


スプートニク日本『北朝鮮はなぜミサイル発射なしの砲撃訓練に止めたのか? 専門家の見解』
https://jp.sputniknews.com/politics/201704253574385/
 もちろん「相手があのトランプでは何をやるか想像ができずリスキーだ」つう話です。牽制というのはあくまでも「まともな人間相手にやる」もんです。「まともでない人間」にやったら牽制ではなくなってしまうかも知れない。しかも中国も「絶対にやるなよ」と釘を刺しまくっている。
 ロシアもそうしたミサイル発射には否定的だ。となったら「別に今回ミサイル発射しなくてもいいか」となるのは自然でしょう。問題はミサイル発射それ自体ではなく、「どう国益を増進させるか」つう話ですから。


NHK『安倍首相 27日からロシア・英国訪問 首脳と会談へ』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170425/k10010960831000.html
 この記事からはいくつかのことが分かると思います。
 先ず第一に「安倍は北朝鮮の現状を危機だと思ってない」。まあ「六カ国協議参加国」ロシアはいいとして英国なんて北朝鮮問題に関係ないですからね。北朝鮮問題が危機だと思うのなら、英国よりも中国や韓国でも訪問すべきでしょう。
 第二に「シリア攻撃以降」、トランプとプーチン*18の関係が冷え込んだことも、プーチンが「マンギョンボン号の新航路」を認めることも、北方領土に住宅建設することも「安倍の訪露意欲」をそがなかったということです。まあ安倍は「今、貴方が上げた問題をプーチン大統領と直接会って話し合うことで少しでも解決したいのです。話し合いを拒否しても問題は解決しません」とでも言い出すのでしょうけど。

参考
産経
■「オバマ政権時より悪い」 米露関係でプーチン
http://www.sankei.com/world/news/170412/wor1704120060-n1.html
■ロシア、北方領土で新たな住宅建
http://www.sankei.com/world/news/170419/wor1704190021-n1.html
■【主張】万景峰号就航 「対北」乱す露を警戒せよ
http://www.sankei.com/column/news/170423/clm1704230003-n1.html


朝日新聞『岸田外相、サウジ訪問取りやめ 北朝鮮情勢受け』
http://www.asahi.com/articles/ASK4T4WVTK4TUTFK00P.html
 安倍は訪英、訪露を取り止めないのに、岸田氏はサウジ訪問を取り止めるそうです。


■産経『岸田文雄外相、27日から米など3カ国歴訪』
http://www.sankei.com/politics/news/170426/plt1704260054-n1.html
 米国はともかく訪問先のトルクメニスタンオーストリアなんて北朝鮮には全く関係ないですから「北朝鮮危機なんか想定してない」のでしょう。
 それにしても
朝日新聞『岸田外相、サウジ訪問取りやめ 北朝鮮情勢受け』
http://www.asahi.com/articles/ASK4T4WVTK4TUTFK00P.html
は一体何だったんでしょうか。


■産経【日本を守る(1)】北の導火線のカギ握る“鷲”と“龍”の動向 米軍事攻撃なら日韓は戦火に包まれる(加瀬英明*19
http://www.sankei.com/world/news/170425/wor1704250002-n1.html

親北か」「親米か」を選ぶ大統領選

 選択肢になってるのはせいぜい「北朝鮮に対しタカ派ハト派か」であって「親米か親北朝鮮か」なんてことは争点じゃありません。

 地中海に浮かぶ米軍の駆逐艦から、ミサイルがシリア空軍基地に撃ち込まれた。
 フロリダでは、トランプ氏と習近平*20国家主席が、シャンパンソース添え舌平目(シタビラメ)と、ニューヨークカットのステーキを頬張って、デザートが配られているところだった。
 トランプ氏が、習氏に、シリアへミサイル攻撃を加えたと告げて、支持するように求めた。
 習氏はその時、一瞬、呆然(ぼうぜん)としたが、「多くの赤ん坊が殺されたから、仕方がない」と力なく、つぶやいた。
(中略)
 米国とできるだけ波風を立てたくなかったから、トランプ氏にとっさに媚びたのだった。

 本当なんですかね。そこまで習氏も無思慮じゃないでしょう。「ロシアの反発が予想される」し「国際法上の疑義もある」ということで「シリア攻撃を支持するかどうか」については「即答は避けた」んじゃないか。何せ「福州市党委員会書記、福建省長」という地方幹部から最高指導者に上り詰めたというたたき上げの御仁*21です。
 内心どう思ってるにせよ、「トランプに足下見られるような真似」はしないと思いますが。

 中国は2カ月前に国連安保理事会で、シリアのアサド政権が2013年から市民に対して、化学兵器を用いたという化学兵器禁止機関(OPCW)の調査結果にもとづいて、シリアへ制裁を加える決議案が提出されたのを、ロシアとともに拒否権を行使して、葬ったばかりだった。

という習氏がそう簡単にシリア攻撃への賛意を示すとも思えません。


讀賣新聞『元法相、中井洽*22が死去…拉致問題対策本部長も』
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170424-OYT1T50122.html
 「死んで良かった」とまでは言いませんがこの男が
1)拉致担当相(国家公安委員長)時代、旧民社のウヨとしたただただ救う会にしかこびなかったこと
2)あげく朝鮮学校無償化除外などの暴論をはいたこと
を考えれば冥福を祈る気持ちには全くなりません。


■在韓米軍「対北開戦」に備え米国籍民間人の海外避難訓練を実施
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170424-00070206/
 まあいつも通り高が煽ってるわけですがそもそも今から「避難訓練」つうのは泥縄でしょう。
 そんな訓練をしてる暇があったらとっとと国外退去させるべきでしょう。そう言う意味では本気と言うより「チキンレース」のように思います。もちろんチキンレースだとしてもこうしたことは不測の事態を生みかねないのでやめるべきだと思いますが。
 いずれにせよ周辺諸国(韓国、中国、ロシア、日本)がすべき事は「米朝両国に自制を求め、戦争という最悪の事態を回避すること」でしょう。


■リベラル21『習近平はトランプの下請けに甘んじるのか:正体が見えた「新しい大国関係」』田畑光永
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-3929.html
■浅井基文ブログ『米中首脳会談を受けた朝鮮半島情勢(その七)』
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2017/904.html
と読み比べると同じ物を見ていてもこんなに見方が違うのかと思います
(その一からその六についてはリンクは張りませんが、是非お読み頂ければと思います)。
 まあ、浅井氏も田畑同様「米中首脳会談後」、中国の態度がかなり「北朝鮮に厳しい物になった事」は認めています。ただそれでも浅井氏は

この(ボーガス注:環球時報の)社説で注目すべきは、「平壌が核ミサイル活動を停止さえすれば、中朝関係は正常状態を回復することができる」と指摘していることです。「核ミサイル活動の放棄」とは言わず、「核ミサイル活動の停止」としていることは、(中略)中国の立場が米日韓とは一線を画したものであることは明らかです。

としており、「核廃棄」という点では米国と同様の要求をしているもののそれは米国とはイコールではないのだとしています。「米国の下請け」云々という田畑のような立場はとらないわけです。
 つうか以前「新型大国関係とは米中で世界支配することで東アジアや東南アジアを自分のショバ扱いしたいのが中国」と田畑が書いてたのは何処に行ったンですかね?。「下請け」が事実なら「過去の自分の発言が全くデタラメだった」つうことになるんですが、その辺りの釈明が全くないのだから田畑もリベラル21も全くデタラメな連中です。
 なお、この田畑記事には

■浅井基文ブログ『米中首脳会談を受けた朝鮮半島情勢(その七)』
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2017/904.html
と読み比べると同じ物を見ていてもこんなに見方が違うのかと思います
(その一からその六についてはリンクは張りませんが、是非お読み頂ければと思います)。
 ちなみに浅井説についてはどう思われますか?

というコメントを投稿しました(喧嘩腰のコメントは今回は避けました。まあこのレベルでも向こうは「浅井を支持して俺を否定するのか」などと反感を持つかも知れませんが)。このコメントを田畑が掲載するか、掲載したとして「浅井説についてはこう思います」などという応答をするかが楽しみです。まあ、あまり期待していませんが。リベラル21はどうも自分の言いたいことを「書きっぱなし」で応答する気がない人たちの集まりのようですので。応答する気があまりないのなら最初から浅井先生のようにコメント欄を設けなければよろしい。
 浅井先生のブログにコメント欄がないのは残念ですが個人ブログですし、浅井先生も75歳(1941年7月生まれ)ですし、「ネトウヨの荒らしの危険性」を考えればまあ仕方がないかなとは思っています。

【追記】
 田畑がコメント掲載することはほとんど期待してなかったのですがhttp://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-3929.html#comment3215を今見たら掲載されてました。ただし応答する気はなさそうです。


■産経【野口裕之の軍事情勢】サヨク憲法信仰と金正恩氏の核信仰 どっちがマトモ? 危機でも動じぬサヨクと韓国メディアの秘密
http://www.sankei.com/premium/news/170424/prm1704240005-n1.html
 そもそも「安倍が政府主催の花見を予定通りやったこと」で分かるように「危機」なんかどこにもありませんのでねえ。
 また韓国大統領選について言えば「韓国に軍事的行為」をする事が選挙に有利に働けばそうするでしょうが、まあ、働きそうにないですからね。
 今、支持率が一番高いのが「有力候補では太陽政策に最も好意的」といわれる文在寅氏です(まあ有力でない候補なら文氏以上に好意的な人もいるかも知れませんが)。 
 だったら「何もしない」方がいい。下手に動くとタカ派候補を有利にしかねない。まあ「韓国民が冷静」なのは、北朝鮮が何かするとしてもせいぜい「ヨンビョン島砲撃や天安撃沈」が関の山ですからほとんどの韓国人に危険は及ばない、つうのもあるでしょうが。

日本のサヨクは「日本国憲法第9条さえあれば平和を維持できる」

 そんなことは誰も言っていません。例えば「九条がなくなれば、米国は日本に日米共同軍事作戦を求めてくるだろうし、それを阻む手立ては時の政権の政治的判断しかなく、制度的に阻む手立てはなくなる、それでいいのか」などと言ってるわけです。
 問題になってるのは「(日米共同作戦にせよ日本単独作戦にせよ)日本が自分から無法な戦争を実行する危険性」です。でそう言う恐怖感を俺も含めて多くの護憲派が感じる理由は「あの無法な日中戦争、太平洋戦争すら産経や安倍らウヨ改憲派が詭弁で正当化しようとすること」です。
 まあ、産経や安倍らウヨがあの戦争を反省すれば「改憲に賛成するか」といったら俺個人は賛成しませんが「あの戦争を正当化し反省しないような危ない奴らの改憲論」なんて到底賛同できません。

正恩氏は「核・ミサイルさえあれば政権を維持できる」

 これまたそんな事は思ってないでしょう。ただ「政権を維持するためには米軍の政権転覆目的の軍事攻撃を封じる必要があり」、そう言う意味で「核、ミサイル開発が必要」とは思ってるわけです。


松竹伸幸ブログ『今村前復興相の周辺』
http://www.kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bouken/?p=2919

 「東北で良かった」も「本人の自己責任」も、今村氏の口がちょっと滑ったというものではなく、本音なのだろう。そして、政治家としての常識があれば絶対に言ってはならない(本音ではそう思っていても)言葉が口から出て来るのは、日常的にそういう会話が周辺でされているからとしか思えない(「人殺し」発言*23もそうだったと思うが)。
 その周辺というのは、今村氏の近しい自民党議員だろうし、復興庁幹部でもあるのではないか。賠償を支払う度ごとに、あるいは区域外避難者への援助を支出する度ごとに、「あまりにも多額だよね」というようなことが周辺で話題となり、「いやいや、東京だったらもっと大変だったよ」とか「4月で住宅援助が打ち切られてひと安心だ」とか、そんな会話が飛び交っているような気がしてならない。

 今回は以前と違いおおむね賛同できます。
 まあ実際どうか知りませんがそう疑われても仕方がないでしょう。なにせ今村更迭は「世論の批判が高まるまで行われず」、すぐにはされなかった上、更迭後に今村の親分・二階幹事長が「更迭について俺に相談がなかった」「マスコミは今村を叩きすぎだ」などとぼやいてるようでは。


松竹伸幸ブログ『長島昭久さん*24は根本的に考え違いをしている』
http://www.kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bouken/?p=2916
 今回も松竹氏には呆れますね。長島ごときに変な期待をしても仕方がないでしょう。
 あの男は考え違いをしているのではなく「安倍並みの改憲派極右」なので「共産党どころか」、護憲派とうまくやっていける男ではないし、うまくやっていく気もないでしょう。小池*25新党ブームで民進党都議から離党者が相次いだことで最初から護憲派とうまくやっていく気のまるでなかった、つまり野党共闘などする気はまるでなかった「あの男」が離党に踏み切ったわけです。

長島さんには民進党にいてほしかった

という松竹発言が長島への皮肉ならまだしも本心なら松竹氏は「根本的に考え違いをしている」し、それでは松竹氏の「共産党離党」も当然ではあるでしょう。


松竹伸幸ブログ『森友学園問題で野党は戦略ミスか』
http://www.kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bouken/?p=2898
■産経【iRONNA発】北朝鮮有事 日本が取るべき選択肢はこれしかない 松竹伸幸
http://www.sankei.com/premium/news/170423/prm1704230007-n1.html
で取り上げた松竹氏のブログ記事です。
 「松竹氏の記事を読む限り」戦略ミスなどどこにもないので松竹氏には正直呆れますね。産経の記事はそこそこ評価する俺ですがこのアホ記事は酷すぎます。

 「私や妻が関与していたら、首相も国会議員も辞める」。安倍さんがこの言葉を吐いたのは、おそらくとっさのことだったのだろうけど、全経過を見ると(まだ終わってはいないけど)、安倍さん、この発言に助けられたよね。
 だって、この言葉があったから、野党は(反安倍の世論も)ここにしがみついた。「関与」を証明したら安倍さんは辞めることになると思って、そこにしゃかりにきなった。

 「俺や妻が関与してたら辞める」といえば誰だってそこを追及するでしょう(実は追及されてるのはそこだけではなく、『財務省の処置がいかに非常識な物であったか(ゴミ処理を理由に割引した癖にも森友がゴミ処理したか確認してない、など)』なども野党によって追及されていますが)。
 これで「安倍や昭恵の関与の疑いを追及してもどうしても安倍や昭恵の関与が証明できない」、「『忖度*26』で勝手に財務省が動いただけだった」つうなら松竹氏の指摘も正当かも知れません。しかし事態は明らかにそうなってない。
 むしろ籠池証人喚問で、籠池証言により「昭恵付の公務員」が財務省に「森友の意を受けた問い合わせをしていた」ことがわかった。
 これはどう見ても「昭恵の関与が濃厚」だ。で、昭恵と『昭恵付の公務員』を参考人招致か証人喚問したいと野党が言ったら安倍が拒否した。
 これのどこが「戦略ミス」なんですかね。明らかに安倍は追い詰められてるじゃないですか。
 本気で安倍が「妻は無実だ」と思うなら拒否する理由ないですから。下手に応じて昭恵の関与が濃厚に成ったら「俺でなくて妻が関与してても首相を辞める」といった言葉が安倍を追い詰めてしまう。
 安倍はそれが怖いから参考人招致も証人喚問も拒否するわけです。
 問題はこうした露骨な「追及逃れ」をしても何故か支持率があまり落ちない*27し、マスコミもあまり批判しないという異常な政治状況の方でしょう。
 「国民とマスコミがバカだから」野党の追及も思ったほど功を奏しないという話です。まあ、もちろん追及が全く無意味なわけではないですが。

 例えば100万円の寄付だってそうだろう。安倍さんがおカネをもらって便宜を図っていたら大問題だけど、学校の理念に賛同しておカネを出すのは、法的には何の問題もない*28

 松竹氏って問題の所在が分かってるんですかね?。
 「首相が百万寄付する学校」に不当な便宜がはかられたら「その不当な便宜に首相や首相夫人の関与があったのでは?」となるのは当然です。
 しかも当初、安倍は「名誉校長を引き受けた妻はともかく私はあの小学校とは関係ない」云々と無関係を主張していた。それが100万寄付(籠池の発言では昭恵ではなく、昭恵を代理とした安倍の寄付)なら「虚偽答弁した」つうことになります。
 実際、安倍もこの100万寄付を必死に「証拠があるのか」「寄付してない」と否定していたと思います。まあ、安倍支持者の中には「寄付しても違法じゃねえじゃん」つう都合のいい解釈してる奴もいるかも知れませんが少なくとも安倍も自民党もそこまで能天気じゃない。
【追記】
 松竹氏の寝言に反し、安倍昭恵が、土地取引に露骨に関与した疑いがさらに濃厚になった事については
赤旗『籠池氏、首相夫人に「適時報告」、「森友」小学校建設 財務省との交渉状況』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-29/2017042901_01_1.html
■五十嵐仁の転成仁語『またも爆発した森友学園の籠池前理事長による爆弾証言』
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2017-04-29
をご覧下さい。
 偽証罪の適用がある国会証言ではないとは言え、籠池は民進党の調査に対し、はっきりと「安倍昭恵氏に色々と私からお願いをしたこと」をはっきり認めています。
 五十嵐氏や赤旗などが言うように安倍が自分も妻も潔白だというなら「籠池と昭恵を偽証罪の適用がある証人喚問で呼んで対決させればいい」話です。それができないことが何を意味するかは言うまでもないでしょう。マスコミも改めて批判報道すべきだし、国民もいい加減、安倍の無法を批判すべきです。安倍をこの期に及んでも支持するなどとんでもない話です。


松竹伸幸ブログ『北朝鮮対応で軍事と外交を結合する最適解はどこにあるか・4』
http://www.kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bouken/?p=2911
■産経【iRONNA発】北朝鮮有事 日本が取るべき選択肢はこれしかない 松竹伸幸
http://www.sankei.com/premium/news/170423/prm1704230007-n1.html
で松竹氏が触れてない部分があるので紹介しておきます。

 北朝鮮のミサイル基地を一挙に叩けばいいのだと、威勢のいいことを言う人もいる。けれども、テレビに映るミサイルの発射場面やアメリカの軍事衛星の写真を見ると、基地がどこにあるか分かっているような錯覚におちいるが、発射台がどこにあるのかすべて分かっているわけではない。
(中略)
 しかも、すべての基地を一挙に完全に叩くことができなければ、残りのミサイルが日本と韓国に(アメリカではなく*29)飛んでくることになるのである。

 当然ながら北朝鮮は「ここにミサイル基地があります」と教えてくれるわけではありません。当然見つからないようにしている。松竹氏の言うように「先制攻撃で全てつぶせる」保障はどこにもありません。まあ「全てつぶせれば攻撃していい」とは「ハト派」の俺個人は思いませんが「全てつぶせる保障がないこと」は事実です。「先制攻撃すれば安全」どころかむしろ危険な事態を招きかねません。


■産経【iRONNA発】北朝鮮有事 日本が取るべき選択肢はこれしかない 松竹伸幸
http://www.sankei.com/premium/news/170423/prm1704230007-n1.html
 松竹氏のブログ記事(http://www.kamogawa.co.jp/~hensyutyo_bouken/?p=2907)によれば松竹氏が自ブログに書いていたものを要約したのがこの記事だそうです。

 日本が軍事的対応は絶対にとらないという選択肢も、有り得ないだろう。その選択肢は極論すれば、北朝鮮からミサイルが撃ち込まれるようなことがあっても「日本は我慢する」と言っているようなものである。

 「軍事的対応はとらない」つう場合に想定されてるのは「北朝鮮に対し先制攻撃をしない」つう話なので「専守防衛も否定するのか」つうのは「松竹氏の主観が何でアレ」、この部分は言いがかりにしかなっていません。「専守防衛」まで否定する人間はまずいないでしょう。
 なお、「撃たれる前に撃つ(敵のミサイル基地を攻撃する)」つうのは専守防衛とは言えませんし「相手が攻撃する意思がないのに、あると誤認識して攻撃し日本から開く必要もない戦端を開き、出す必要のない大量の死傷者を出す危険性がある」ので不可です。
 「PAC3で打ち落とす」つうのが専守防衛です。まあ正直向こうが撃ってくる可能性はほとんどないですが。ヨンビョン島砲撃だの天安撃沈*30だの「やっていいとはいいません」が「局地戦」で「ヨンビョン島」が「死者4名」、「天安」が「死者46名」ですからね。
 「誤解を恐れずに言えば」、日本航空123便墜落事故(死者520名)、セウォル号沈没事故(死者295名)などの方が死者が多い(死者数はすべてウィキペディアを参照)。
 北朝鮮だって「めちゃめちゃに攻撃して韓国人を大量にぶっ殺してやるぜ」つうほど無法者でもないわけです。そんなことしたら韓国軍の反撃が怖い。
 「韓国が『まあ大目に見るか』『下手に大規模反撃して全面戦争になったらまずい』程度に思ってくれて、でも『ワシら北朝鮮を舐めたら痛い目にあうぞ』とアピールできる程度にぶっ殺しておくか」と北朝鮮も計算してるわけです。すげえ嫌な計算ですけど。

 北朝鮮が先制攻撃を仕掛けてくれば、こちらは自衛の範囲で対応することを明確にし、その意図を北朝鮮に伝える。同時に、北朝鮮が核やミサイル開発を放棄するなら、体制を転覆するようなことはしないという立場で、あらゆる外交努力を強める。

 「え、産経にこの記事載るの?」ですね。外部筆者原稿(産経の考えとは違う可能性があります、あらかじめご注意下さい)とはいえ「核廃棄のためには政権転覆を唱えることはしない方がいい。体制転覆なんて国際法違反の疑い大やし、そんなん公言したら北朝鮮は絶対に自分から核廃棄せえへんし。『北朝鮮政権転覆』に否定的な中国やロシアの協力も得られへんし。むしろ体制維持を保障した方がええ。リビアカダフィなんかそれで核廃棄したんやんか」つう趣旨の文が産経に載るとは思ってませんでした。

【プロフィール】松竹伸幸(まつたけ・のぶゆき)
 昭和30年、長崎県生まれ。一橋大卒。全学連委員長、民青同盟国際部長などを経て、日本共産党政策委員会安保外交部長を歴任するも、自衛隊に関する当時の見解の相違から平成18年に退職。現在「自衛隊を活かす会」事務局長を務める。近著に『対米従属の謎』(平凡社)。

 まあ、そういうことです。要するに松竹氏の方が「党執行部」や「大多数の党員、後援会員、支持者」に比べたら「安保方面」で右寄りなのでしょうが産経のいつもの論調と比べたら全然穏健派です。
 大体今、松竹氏が編集長を務めるかもがわ出版はどちらかといえば「左派系」でしょう。少なくとも産経のような極右には批判的な出版社です。繰り返しますが産経に何があったんでしょうか?

参考

松竹伸幸(ウィキペ参照)
かもがわ出版編集長。
■著書
『「基地国家・日本」の形成と展開』(2000年、新日本出版社
『「集団的自衛権」批判』(2001年、新日本出版社
反戦の世界史:国際法を生みだす力』(2003年、新日本出版社
『ルールある経済社会へ』(2004年、新日本出版社
『9条が世界を変える』(2005年、かもがわ出版
靖国問題と日本のアジア外交』(2006年、大月書店)
『平和のために人権を:人道犯罪に挑んだ国連の60年』(2007年、文理閣
レーニン最後の模索:社会主義市場経済』(2009年、大月書店)
マルクスはどんな憲法をめざしたのか』(2010年、大月書店)
『幻想の抑止力:沖縄に海兵隊はいらない』(2010年、かもがわ出版
憲法九条の軍事戦略』、『集団的自衛権の深層』(2013年、平凡社新書
『13歳からの領土問題』(2014年、かもがわ出版
慰安婦問題をこれで終わらせる。 理想と、妥協する責任、その隘路から。』(2015年、小学館
歴史認識をめぐる40章:「安倍談話」の裏表』(2015年、かもがわ出版
『「日本会議」史観の乗り越え方』(2016年、かもがわ出版
『対米従属の謎:どうしたら自立できるか』(2017年、平凡社新書)、など


NHK北朝鮮で韓国系アメリカ人が新たに拘束か』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170424/k10010958901000.html

 北朝鮮は、スパイ行為などを理由に、これまでにも別のアメリカ人2人を拘束していることを明らかにしています。

 3人目の身柄拘束です。身柄拘束された人間のことを考えたら米国からの軍事攻撃などはすべきではないでしょう。

 アメリ国務省の当局者は、23日、記者団に対して、「北朝鮮アメリカ人が拘束されたという報道は承知している。アメリカ人の保護は、最優先課題の一つであり、ピョンヤンにあるスウェーデン大使館と連携していく」と述べ、情報収集に乗り出していることを明らかにしました。

 国交がなくても、北朝鮮と対立していても「ピョンヤンにあるスウェーデン大使館」というパイプはあるわけです。
 「スウェーデン大使館に情報収集依頼するくらいなら、大使館はおけないにしても米国の常駐事務所くらいつくればいいのに」とは思いますが。


朝鮮日報【コラム】金正恩の善意を信じる韓国の楽観的太陽政策論者たち
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/04/21/2017042101639.html
 太陽政策大嫌いなウヨの朝鮮日報らしいですが、太陽政策論者が信用してるのは北朝鮮政府の「善意」ではなく「合理的判断能力」だと思うんですよね。太陽政策に対し軍事的挑発で応じたら、開城工業団地など韓国からの「せっかくのお土産」が駄目になるおそれがあるわけで「お土産のために軍事的暴走はしないという合理的判断能力がある」という北朝鮮認識を太陽政策支持者はしてるわけです。実際、金大中盧武鉉太陽政策時代に大規模な武力衝突とかなかったと思いますが。
 まあ朝鮮日報のことだからそう言うと「北朝鮮に合理的判断能力があると思ってない」と言い出すんでしょうが、それ言いだしたら「相手は道理の分からないキチガイだから今すぐ力で潰すしかない」つう物騒な結論にしかならないでしょう。


時事通信『対北朝鮮武力行使なら全面戦争」=米専門家にインタビュー』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017042200374&g=prk

 米有力シンクタンクランド研究所のブルース・ベネット上級国防アナリストは時事通信とのインタビューで、米国が武力行使に踏み切った場合、全面戦争は避けられないと予想した。一問一答は次の通り。
 米国が武力行使を決断したとして、考えられるシナリオは。
「軍事的見地から、ピンポイント攻撃はない。北朝鮮の核とミサイル両方の計画を阻止するには、数十カ所を攻撃しなければならない。うち1カ所に米国が攻撃を加えただけで、北朝鮮はソウルに向けて反撃するのではないか。米国が踏み込んでいって(核・ミサイル)計画をつぶそうとすれば、朝鮮半島で大規模な戦争が起きる。それ以外の結末は考えづらい。」
(中略)
 トランプ大統領北朝鮮攻撃を決断すると考えるか。
「実際のところ分からないが、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は有能な人物だ。シリアは米軍が飛行場にミサイルを撃ち込んでも反撃の手段を持っていなかったが、北朝鮮は違う。彼らには、ソウルを攻撃できる迫撃砲が3000門はあるとみられ、その10分の1を使って砲撃を1時間加えるだけで、何千人もの犠牲者を出しかねない。そうした事態をもたらすことを、米国の大統領が望むとは思わない。」

 つまりはいつものことですが「相当の犠牲を覚悟しない限り」北朝鮮攻撃などできないしそんな覚悟はすべきでないつう事です。


■「日本政府が北朝鮮の避難民対策を本格検討」というのは果たして本当か
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170428-00070400/
 まあ普通に考えてウソでしょう。そんなもん検討してもどうにもこうにもならない。

 政府が本気であるかどうかを知るための、簡単な方法がある。マスコミが関係省庁に対し、「数万人の避難民からヒアリングを行うための、朝鮮語(韓国語)の堪能な人材をどうやって集めるのか」と聞いてみれば良いのだ。

 まあいつもながら高もバカですね。
 先ず第一にそういう問題じゃないでしょう。シリア難民が沢山押し寄せて、ヨーロッパが困ってるような事態が日本で大規模に起こる(高の想定では『数万人の難民が来る』)というのは「韓国語の使い手がいればどうにかなる」つう話ではない。
 第二に「韓国語(朝鮮語)の使い手」ならたくさんいるんじゃないですかね。まず誰でも思いつく人々として在日がいる。まあ、高や高とつきあってるウヨ連中だと「在日は韓国系であれ、朝鮮系であれ日本の敵だ。奴らになど頼りたくないし、頼ればむしろ国益が害される」とかほざいて、「在日の癖に名誉日本人気取りの」高もそれに「その通りでございます」とか言い出すんでしょうけど。
 まあ在日がまず考えられるし、他にも「隣国ですし」韓国語の使い手は結構いるでしょうね。
 どっちにしろ「難民が大挙押し寄せる」なんて事態は何度も書きますが「韓国語の使い手がいれば何とかなる」つう事態じゃないでしょう。じゃあ韓国語の使い手が沢山いる韓国に、難民が押し寄せたら何の問題もないのか。そんなわけないでしょう。

 日本政府は今からでも、朝鮮語のできる人材を確保する方策を立てて置かねばならないということだ。
 それはつまり、ニューカマーの韓国人を国や自治体が大量に雇うことのできる法的ルールや採用の仕組みを整備したり、相当数の警察官や自衛隊員らに徹底した朝鮮語教育を行うための予算措置を取ったりするということだ。

 おいおいですね。そもそも「ニューカマー」に限定する必要はどこにもないのですが、そういうことを高が言うのは「朝鮮総連関係者を排除したいから」でしょう。もしかしたら「民団関係者」も排除したいのかも知れない。いずれにせよ何処までもゲスな野郎です。
 そして朝鮮語教育の対象が「公務員一般」ではなく「警官や自衛官」というのは高が在日でありながら「在日を危険分子扱いしてる」ということでしょう。呆れたクズです。
 そして高の文に「朝鮮語教育を公立小中高校でも受けられるようにする」「韓国学校朝鮮学校といった民族学校を支援する」「朝鮮語を大学の外国語選択科目に入れる(まあ入ってる大学もあるでしょうが未だ少ないでしょう)」と言った言葉がないのにも心底呆れます。高は「日本国内で朝鮮語が学べる場所を増やそう」とはまるきり思ってないわけです。


■『金正恩氏「拷問部隊」トップの逆襲がはじまった』
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170428-00070349/

 韓国の国家情報院(以下、国情院)は2月27日、国家保衛省の次官級幹部5人以上が高射銃によって処刑されたと明らかにした。

 高はこの高射銃ネタが大好きですがはっきりいって怪しい話です。なにせ「高射銃=飛行機を打ち落とす武器」のわけですから。そんなモン使わなくても処刑はできるしぶっちゃけタマの無駄遣いです。
 高も書いてるように「飛行機打ち落とす武器」なんか人間相手に使ったら死ぬなんて生やさしいモンじゃなくて人体が原型をとどめないで粉々になってるでしょう。そこまでする必要はどこにもない。
 金正恩君が

・「復讐するは我にあり」のモデルとなった西口彰(5人を殺害)
・連続強盗殺人犯の勝田清孝(8人を殺害)

など「常軌を逸した殺人鬼」とでも理解しないとそういうことはありえない。そして彼をそのように理解するのはありそうもないことです(ないと断言はしませんが)。
 もちろん「濡れ衣による処刑」なら通常の銃殺でも充分、非難に値するのに高がわざわざこんな「ガセの疑い濃厚なネタ」に飛びつくのは「ガセでも何でもいいから北朝鮮を糞味噌に罵倒したいから」でしょう。
 しかしこんなネタを持ち出すのは「共産党は暴力革命狙ってる」「公明党日蓮国教化狙ってる」なみに怪しすぎるわけで全くどうしようもないバカです。


■トランプ氏が今夜、日中首脳と緊急電話会談との情報…対北朝鮮で爆弾発表か
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170423-00070212/
 本当にそんな会談があるのか、会談があったとしてすぐに発表できるような成果があるのかがそもそも「疑問ですが」、まあ仮に何らかの発表がされるにしても高が期待するような「打倒北朝鮮」ではないでしょう。
 高は「今後の動向を見定めた上で分析したい」とか抜かしてますが、まあこの男にはまともな分析などする能力どころか、する意思もないでしょう。


■「中国に見捨てられたら一巻の終わり」北朝鮮で広がる不安
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170421-00070109/
 まあそんな不安は広がってないでしょうね。高が適当なこと吹かしてるにすぎない。どう見ても中国が「北朝鮮を見捨てること」はありそうもないからです。かつロシアも明らかに北朝鮮を支援してる。
 トランプもやたら吹かしては見た物の、結局、ろくに軍事的威圧なんかしなかったわけです。
 まあ、「先日、会談した習主席の顔を立てた。習主席の動きを当面見定めたい」とかトランプは言い訳してるようですが、仮にそれが事実であるならそれこそ「中国が北朝鮮を見捨ててない」つうことでしょう。


■ロシアW杯の裏に「残酷物語」 北朝鮮労働者が受ける虐待
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170418-00069864/
 虐待があったのかどうかはわからないのでコメントはしません。はっきりしてることはロシアと北朝鮮が商売してると言う事であり高英起らが言うほど北朝鮮は孤立していないと言う事です。


公開処刑を「見学」に行かされる北朝鮮の小学生たち
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170415-00069956/
 「いくら何でも小学生にそんなモン見学させないだろ?」「これは一寸怪しすぎるから発表する記事から除外しておくか」つう常識はやはり高英起にはないようです。
 それとも高は「裏が取れた」とでも言うんでしょうか?。どう見ても脱北者の情報をただ垂れ流してるだけにしか見えませんが。


米朝危機で拡散する「北朝鮮国境に中国軍15万集結」の怪情報
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170415-00069926/

 このようなデマの拡散は、結果的に金正恩体制を利する可能性をはらんでいる。韓国の世論は対決よりも情勢の安定を求める風潮が強くなる傾向を見せており、軍事危機の高まりはむしろ、来月の大統領選で北朝鮮との対話派を有利にするかもしれないからだ。

 いつもながら「色々な意味で」高英起のあほさには「やれやれ」ですね。
 先ず第一にこのデマが「北朝鮮サイドが韓国の厭戦気分を高めるために流してる*31」つうならともかくそうでないならこういう発言をするのは不適切でしょう。
 高はまるで「厭戦気分が広まってはまずい」、つまり「北朝鮮と戦争をしたいのか」と疑いたくなります。いやアンチ北朝鮮の極右・高だと実際に「したい疑い」が否定できませんが。
 デマが問題なのは「北朝鮮を利するから」ではなく「デマは事実に反するから」です。
 事実に反する情報が流れて、事実認識が歪んだり、社会に対する信頼が失われたりするのは適切な事態ではない。
 第二にこういうデマを流すことが許されないのは当然ですがこうしたデマが助長されるのは米朝両国が「軍事対決も辞さないかのような言動をするから」です。その意味では「米朝両国に自制を求めること」が大切でしょう。しかしそう言う話を「トランプの軍事的牽制」を支持する高は絶対にしません。
 第三に別にこういうデマが流れなくても「厭戦気分」は変わらないでしょう。無謀な戦争など誰だっていやだし、にもかかわらず、「繰り返しますが」、米朝両国が「軍事対決も辞さないかのような言動」をし厭戦気分を高めてるからです。高は「厭戦気分がいやなら」それこそ米朝両国に自制を求めるべきでしょう。


■「いま米軍が撃てば金正恩たちは全滅するのに」北朝鮮庶民のキツい本音
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170414-00069866/
 「ホントかよ?」ですね。
 小生が北朝鮮庶民の立場ならそんな事は思わないでしょうね。冗談でもそんなことは言わない。ただし脱北して韓国に住めばそう思うかも知れない。
 理由は簡単で「金正恩ら政府幹部だけ潰して、自分たちには被害ゼロ。金正恩らが潰れた後にスバラシイ政権ができる」なんて保障はどこにもないからです。北朝鮮に住んでれば米軍攻撃があればほぼ確実にとばっちりが来る。最悪死ぬかも知れない。
 「俺は死んでもいい、とにかく北朝鮮を潰せ」なんて人は普通いないでしょう。まあ、反体制派で刑務所に入ってるとかならまた話も別でしょうが。


■トランプ政権は、やっぱり北朝鮮のことがわかっていない
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170410-00069748/

 ティラーソン氏は「我々の目的は朝鮮半島の非核化と明確にしている」と強調し、一部で囁かれる北朝鮮の体制転換が目的ではないとの考えを示したのだ。
 ハッキリ言うが、金正恩体制の転換なくして、北朝鮮の核放棄はあり得ない。

 高英起の馬鹿さ、クズさ、嘘つきぶりには心底呆れますね。何度も書いていて正直飽きつつあるのですが「カダフィ政権の核廃棄」でわかるように独裁であるからと言って核廃棄しないわけではない。
 一方民主主義国「米国、英国、フランス、インド、イスラエル」が核保有しているように民主的なら核保有しないわけでもない。
 北朝鮮が核保有している理由は「米国による政権転覆(イラク戦争のような軍事侵攻)を防ぐため」ですから「政権転覆など考えてないこと」を「朝鮮戦争の正式終戦」「米朝国交正常化」などで米国が示せば北朝鮮も喜んで核放棄するでしょう。
 従って「民主化だの人権だのを議論せず」核放棄に話を限定すれば「金正恩政権の転覆」など全く必要ないわけです。
 北朝鮮のことがわかってるのは「ある意味」ティラーソン国務長官の方で、分かってないのは高の方です。
 大体、北朝鮮の政権転覆など実行しようとしたらそれこそ第二次朝鮮戦争という恐ろしいことになりかねません。そして「中東やアフガンで軍を展開する米国」にはそんな余裕は当面ないでしょう。
 またそんな物騒な事は北朝鮮だけではなく、中国、韓国、ロシアといった周辺国家も認める気はないでしょう。
 とはいえここで小生が書いたようなことは本当は高も分かってるでしょうが。
 高の立場は明らかに「たとえ金正恩政権との交渉で核廃棄が可能でも、自分はそれを認めない。核廃棄しようが金政権は転覆する」「核廃棄のバーターで金政権の存続を認めるくらいなら核廃棄しなくていい」でしょう。
 ただ、そこまでいう度胸は高にはないらしく「政権転覆しないと核廃棄できない」とデマを飛ばすわけです。
 なお、トランプ政権について「北朝鮮のことが分かってないんじゃないか」というなら高の言うようなことではなくむしろ、逆にトランプ政権が「政権転覆路線を公式に放棄しない形で北朝鮮の核廃棄ができる」と考えてることでしょう。 
 何度も書きますが北朝鮮にとって「核は防衛目的」なのだから「イラク戦争」のような政権転覆の危険性が「米国によって公式に放棄されない限り」核は廃棄しないでしょう。


■米軍が北朝鮮近海に空母派遣…金正恩氏の運命は「5月」に決まるか
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170410-00069711/
 バカバカしいですね。5月の韓国大統領選で誰が当選するにせよ別に「正恩君の運命」は決まらないでしょう。
 誰が当選するにせよ、「朴クネほどには対立路線はとられない」でしょう。なお、「弾劾に反対した」朴クネ残党派には当選の可能性は勿論皆無です。セヌリ離党派も今ひとつで野党の当選が確実な情勢ですね。
 個人的には盧武鉉政権の太陽政策復活という意味で文在寅氏の当選を期待していますが。


■いま永田町で出回る「米軍が9日にも北朝鮮を攻撃」との怪情報
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170407-00069648/
 「そんなわけねえだろ」ですね。「シリア攻撃したから北朝鮮も攻撃します」なんて話にはならないでしょう。大体今日が7日だから、9日と言ったら2日しかない。
 さすがに高も「9日なんかない」とはしているものの「今後、米軍の攻撃はあるかも知れないし、あっても仕方ない」としているのには本当に呆れます。


北朝鮮のミサイル「間違えちゃった」では心もとない
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170406-00069602/

 報道によると、米国防総省当局者は今回発射されたミサイルについて、米太平洋軍が当初推定した新型中距離ミサイル「北極星2」(KN-15)ではなく、スカッドERだったと分析を修正した。
 また、米太平洋軍はミサイルが約9分飛行したとみていたが、国防総省当局者は発射から間もなく制御不能に陥り、飛行したのは「1分程度だった」と説明。使用された燃料についても、当初推定した固体燃料ではなく液体燃料だったと修正している。

ということで「当初発表と修正発表とどちらが正しいかはともかく」記事タイトルの「心もとない」になるわけです。「心もとない」のなら「撃たれる前に撃つ先制攻撃」や「撃ってきたミサイルをPAC3で全て撃墜」などの「軍事対応など無理」「外交しか解決法はない」と考えるべきでしょうが、高はそうはなりません。

 北朝鮮核兵器開発を止める方法は、金正恩体制を倒すほかにないだろう。すなわち北朝鮮民主化である。

 いい加減デタラメなことを放言するのも大概にして欲しいですね。
 リビアカダフィ政権が核廃棄したことでわかるように民主化と核廃棄は関係ありません。
 まあ、高が「核廃棄したからカダフィ政権が民主政権だ」というなら、あるいは「カダフィ政権は例外だ」というなら話は別ですが、それは詭弁というモンでしょう。
 そもそも核保有国に「米英仏、イスラエル、インド」があることでわかるように「民主国なら核保有しないわけでもない」。「核保有する民主国など本当の民主国家とは言えない」という特異な民主主義理解をすれば話は別かも知れませんがこれまた詭弁でしょう。


北朝鮮テロ支援国家」再指定なら金正恩氏の「破れかぶれ」が加速する
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170404-00069535/
 そもそも未だ再指定されていませんし「再指定される保障もない」のですがそれはさておき。
 再指定されれば北朝鮮はそれに対し何らかの形で「不満の意を表明する」でしょう。
 それは核実験やミサイル発射実験かも知れない。
 いずれにせよ「破れかぶれ」はないでしょうね。そこは北朝鮮なりの計算は当然しているでしょう。

 可決後、法案を発議したテキサス州選出のテッド・フォー議員は金正恩党委員長を「Little Kim(キムの坊や)」と呼んで小馬鹿にし、敵意をむき出しにした。

 事実なら下劣でくだらないですね。およそ政治家のすべき言動ではありません。そしてこんな下劣な発言を何一つ批判しない高もどうしようもないバカです。
 こういう敵対的態度では問題は全く解決しないでしょう。むしろ北朝鮮との間にどう対話を行い、ウィンウィンの関係を作り上げていくかだと思います。

 再指定を求める声はあちこちで上がっていたが、北朝鮮と対立を深めたオバマ前政権下においても、その要求は通らなかった。理由はいくつかあるが、北朝鮮が現在進行形でテロに関わっている具体的な証拠がなかったこともそのひとつだろう。

 というよりはオバマ政権において北朝鮮の優先順位が低かったのでしょう。
 オバマにとっては「イラン核合意、キューバとの国交正常化、シリア内戦、イラクでのISとの戦い、アフガンでのタリバンとの戦い、ウクライナ問題、南シナ海紛争>越えられない壁>北朝鮮問題」だったのでしょう。
 北朝鮮の優先順位が低いからこそオバマは「前例踏襲」で「制裁強化もしなければ対話路線にも動かず」、北朝鮮に対し放置プレイをし続けたわけです。

 2009年7月、オバマ前政権のクリントン国務長官(当時)は次のような提案を行った。
「完全かつ後戻りできない非核化に同意すれば、米国と関係国は北朝鮮に対してインセンティブ・パッケージを与えるつもりだ。これには(米朝)国交正常化が含まれるだろう」
(中略)
 ところが、北朝鮮はこれにも乗らなかった。理由はおそらく、人権問題である。

 いや理由はむしろ「北朝鮮が先に核廃棄しろ」つうことでしょうね。それに対し「やらずぼったくりになること」を北朝鮮が恐れたのでしょう。もちろん「やらずぼったくりの理由」に「人権問題」が持ち出されることも危惧していたでしょうが、とにかく最大の理由は「やらずぼったくり」でしょう。
 「核を廃棄したけど、米国は前言撤回してお土産をくれませんでした」では北朝鮮も困るわけです。
 そこで「核廃棄しなくても、核実験の当面停止などに応じれば国交正常化の用意がある」と言えない点がオバマ政権の、あるいは米国歴代政権の限界でしょう。もはや「北朝鮮が核廃棄しないと米国は何もしない」では話は進まなくなっている。 


■朝鮮新報『〈本の紹介〉安倍三代*32青木理*33 著』
http://chosonsinbo.com/jp/2017/04/04-4/

 安倍が、母方の祖父である岸信介*34の名を出すことはあっても、父方の祖父で「反国策的」「反政府的」と断じられ、翼賛選挙を非推薦で戦った政治家・安倍寛(中略)のことを語ることは少ない。

 安倍にとって安倍寛とは何なのか気になるところです。

参考

http://japanese.donga.com/List/3/all/27/423000/1
東亜日報『安倍首相、もう一つのDNA』
 安倍首相は、「私は安倍晋太郎*35の息子だが、岸信介のDNAを受け継いだ」と公言した。
 しかし、安倍首相の体にはもう1つの「熱い」血が流れている。安倍首相があまり口にしない父方の祖父、安倍寛(1894〜1946)だ。日本を戦争に導いた東条*36内閣と激しく対立した安倍寛は、岸信介とは正反対の人生を送った政治家だ。
 東京帝国大学政治学科を卒業した安倍寛は、1937年の総選挙で軍部に無力な既成政党を痛烈に批判し、故郷の山口県から無所属で初めて衆議院議員に当選した。東条内閣が戦争に非協力的な候補を落選させようと推薦制度を導入した1942年の総選挙でも、安倍寛は非推薦候補として立候補し、当選した。警察が24時間彼を尾行して選挙を妨害したが、平和主義者としての所信を曲げなかった。当選後には、東条内閣の退陣と戦争終結運動を行った。後に自民党内の代表的なハト派として1974年に首相になった三木武夫*37(1907〜1988)も、当時安倍寛と共に東条内閣の退陣運動を行った同志だった。安倍寛は敗戦翌年の1946年、結核で52才で亡くなった。

*1:著書『日本の植民地教育の展開と朝鮮民衆の対応』(2006年、社会評論社)、『子どもの危機・教育のいま:「改正教育基本法」時代の教育体制』(2007年、社会評論社)など

*2:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*3:公明党政調会長などを経て公明党代表

*4:駐韓大使、駐日大使など歴任。

*5:著書『日朝、もし戦わば』(2003年、中央公論新社)、『愚劣少年法』(2004年、中央公論新社)、『0から億へ:年金ゼロ時代への蓄財学』(2005年、プレイス)、『日本の、次の戦争』(2006年、ゴマブックス)など

*6:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融担当相などを経て自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)

*7:村山内閣経済企画庁長官、小渕、福田内閣外相、森内閣法相、第一次安倍内閣防衛相などを経て自民党副総裁(第二次安倍総裁時代)

*8:著書『明治の結婚・明治の離婚』(2005年、角川選書)、『データで読む平成期の家族問題:四半世紀で昭和とどう変わったか』(2014年、朝日選書)など

*9:著書『子どもにかかわる仕事』(2011年、岩波ジュニア新書)など

*10:村山内閣運輸相、森内閣通産相小泉内閣経産相など歴任

*11:バングラデシュの首都

*12:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*13:まあプーチンとの会談のメインは北朝鮮ではなく、領土交渉とそれに絡んだ日露経済交流ですが

*14:クロアチアの首都

*15:ヨーロッパ柔道連盟会長を経て国際柔道連盟会長

*16:共産党員に酷い罵倒された」云々という「確かめようがない個人的経験に基づく批判」が多いこともあるのでこの御仁に特に反論などはしません。また引用すると不愉快になるのでわざわざ引用はしません。

*17:ラオスはともかくカンボジアについて言えば米国がロンノルクーデターを起こしたことが事態をかえって悪化させたのでドミノ理論と言うよりはむしろ米国の自滅行為です。

*18:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*19:ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか』(2011年、祥伝社新書)、『なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか』(共著、2012年、祥伝社新書)、『大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか』(2015年、ベスト新書)などトンデモウヨ著書多数。

*20:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*21:父親が副首相、全人代副委員長であることだけで上り詰めたボンボンではないわけです。

*22:羽田内閣法相、鳩山、菅内閣国家公安委員長を歴任

*23:上田埼玉県知事(自衛隊は人殺しの訓練してる)のことですね、わかります。いや「今のは冗談」で、実際には「共産党政策委員長氏(当時)の例のことだろう」とは想像つきますけど。しかし「自衛隊は海外でこのままでは人殺しすることになるだろう」つう話を「言い方に問題がかなりあった」とはいえそういう風に非難するかなあ。さすが離党者と言うべきか。そして上田を非難しなかった(まあ上田の場合も「そう言うトラウマになるような辛いコトしてる自衛官をリスペクトしよう」つう文脈ではあるのですが)癖に共産党は叩くウヨ諸君のダブスタぶりにはいつもながら脱帽です。

*24:鳩山、菅内閣防衛大臣政務官、野田内閣防衛副大臣を歴任

*25:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*26:「合法な配慮」ならまだしも、あんな違法行為は「安倍の命令でもなければ」やるわけがないでしょう。発覚したら懲戒処分、刑事訴追されかねませんから。「命令もないのに自主的に『忖度』でやったから安倍の関与は証明できないんじゃないか」といいたいらしい松竹氏は非常識過ぎます。

*27:全く落ちないわけではないですが

*28:なお、あの学校の異常な教育方針(例:中韓に対するヘイト、教育勅語暗唱など)を考えたら「道義的には大いに問題があります」。松竹氏がそこに全く触れないのには呆れます。

*29:アメリカではなく」と松竹氏が書いているのは「ICBMでなければアメリカは攻撃出来ず、ICBM北朝鮮が開発できたかは疑問」なのに対し、日本や韓国は「ICBMを使わなくても」ノドン、テポドンで攻撃出来るからです。

*30:北朝鮮は犯行否定してますがそれ言い出すと話が進まないので北朝鮮の犯行を前提にします。まあ「北朝鮮の犯行かどうかに関係なく」、「私はやってない、潔白だ」といってることで北朝鮮が全面戦争を自分からやる覚悟なんかないことはわかります。

*31:もしそうなら高が喜んで北朝鮮を罵倒してるでしょうが「罵倒してない」からそうではないのでしょう。

*32:2017年、朝日新聞出版

*33:著書『日本の公安警察』(2000年、講談社現代新書)、『北朝鮮に潜入せよ』(2006年、講談社現代新書)、『ルポ 拉致と人々:救う会公安警察朝鮮総連』(2011年、岩波書店)、『トラオ:徳田虎雄・不随の病院王』(2013年、小学館文庫)、『抵抗の拠点から:朝日新聞慰安婦報道」の核心』(2014年、講談社)、『日本会議の正体』(2016年、平凡社新書)など

*34:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相。戦後、自民党幹事長、石橋内閣外相を経て首相

*35:三木内閣農林相、福田内閣官房長官、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*36:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、近衛内閣陸軍大臣などを経て首相。戦後、A級戦犯として死刑判決。

*37:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣経済企画庁長官(科学技術庁長官兼務)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相