「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/14分:荒木和博の巻)&北朝鮮最新ニュースその他色々(追記・訂正あり)

 荒木への批判以外にも色々書いています。
■産経『「日本は敵」「核実験で打撃」朝鮮総連が学習資料作成 日米への敵対視強化』
http://www.sankei.com/politics/news/170515/plt1705150021-n1.html
 まあ、産経の記事なんで「あ、そう?(昭和天皇風に)」ですね。産経を鵜呑みにするのが許されるのは小学生まででしょう。まあ、「安倍政権は敵だ」ならともかく「日本が敵」とかないと思いますけどねえ。
 まあ、産経にとっては「安倍政権=日本」なんでしょうけど。
 「核実験で打撃」つうのも仮に事実だとしても「米韓日が不当な攻撃を仕掛けてきたら核で自衛する」程度の話でしょう。騒ぐほどの話じゃない。


日経新聞ICBM開発前進か 北朝鮮ロフテッド軌道」、迎撃難しく』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS14H0X_U7A510C1PE8000/
 「今発射してもデメリットだけジャン」と思ってたオレですがこの記事で考えがかわりました。
 あくまでも『「ロフテッド軌道」なるものをアピールすること』が北朝鮮にとって「メリットだ」という前提の上でのことですが、「ロフテッド軌道をアピールしたいなら今しかない」気がしています。

【そう考える理由】
1)先ず第一に文政権がスタートしてからだいぶたってからやるよりは「今やる方が」、文政権にとっても北朝鮮にとってもダメージは少ないんじゃないか。
2)というと「文政権誕生前にやればいいんじゃ?」という意見があるかも知れません。
 しかしその場合いつやるのか。
 「朴クネの崔順実疑惑発覚後」や「大統領選挙中」では北朝鮮にとって「朴クネ一味」を利する危険性があります。
 ならば「崔順実疑惑発覚前」か?。もちろん崔疑惑発覚前に「ロフテッド軌道アピールが技術的にできたか」という問題もありますが、そもそも「崔疑惑の発覚がいつになるか」など誰にも分からないわけです。「崔疑惑発覚前」に「ロフテッド軌道アピール」の時期をいつにするか悩んでいる間に「崔疑惑発覚→弾劾運動激化→朴クネ失職→大統領選スタート」の中で北朝鮮はアピール時期を逸し、結果として「文氏当選直後」に実施することになったのではないか。
 もちろんこの小生の見方の前提には『「ロフテッド軌道」なるものをアピールすること』が北朝鮮にとって「メリットだ」という前提』があるので、「アピールする必要は当面ない」と考えれば今アピールすることは結局愚策になりますが。


■ミサイル
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news246129514-4.html

ミサイル発射で国際的にはマイナスしかありえない、となれば理由は国内的なことなのでしょう。

 「国内のタカ派をなだめるため(中韓は反発しても制裁強化などに打って出ることはないと判断)」とでも荒木は言いたいんですかね?。どっちにしろやっていいとは言いませんが、この程度の事は大騒ぎするほどの脅威でもない。

昭和25年(1950)の朝鮮戦争も、もう少し待っていたら韓国の方が崩れていった可能性があるのに、戦争を始めてしまったために結果的には韓国を生き返らせることとなりました。

 イヤー、そんな可能性はないでしょう。
 李承晩ハワイ亡命後の政治混乱も、朴チョンヒ暗殺後の政治混乱も「米国の支援もあって」とにもかくにも乗り切ったわけですからね。

 専門家ではないので何とも言えませんが、官房長官が強調した「30分間飛翔」というのは事態が切迫していることを意味するように思います。

 「専門家ではないので何とも言えませんが」荒木の主張が理解できないですね。「30分間飛翔」したら何で「事態が切迫していること」になるのか。

 安倍総理はミサイル発射について「断じて容認できない。強く抗議する」と述べました。断じて容認できないなら、もう抗議はやめて具体的措置をとるべきです。

 具体的措置って何?、ですね。

直接の被害が出る前に。 

 「北朝鮮の発射した実験ミサイルが不幸にも人的、物的被害を出した」というケース*1ならともかく「日本めがけて故意にミサイル攻撃」つうのは在日米軍自衛隊の反撃という「北朝鮮にとっての恐怖」を考えたらまずあり得ない話です。


■日テレ『拉致など調査の元国連関係者“北朝鮮”語る』
http://www.news24.jp/articles/2017/05/13/07361403.html

マルズキ・ダルスマンさん
「現在のアプローチ、すなわち北朝鮮への圧力を見直す必要があります。結果として北朝鮮の孤立化につながっているからです。圧力は北朝鮮を孤立させるためではなく、国際社会に引っ張り出すために使うべきものです」
マイケル・カービーさん
「制裁の強化*2北朝鮮が真剣な対話に参加するように促さなければなりません」

 「対話のための圧力」という奴です。建前では巣くう会、家族会の立場も支持する立場ですがどう見ても巣くう会、家族会は「報復のための圧力」でしょう。対話する気があるようには見えません。
 まあ、カービー、ダルスマン氏もどれほど「対話に本気か」疑問ですが。
 また、これはクリントン、ブッシュ、オバマ、トランプと言った歴代米国政権も同じで「何のために制裁してるの?」「対話する気があるのかよ?」ですが。


■ロイター『追加制裁迫るなか「メイド・イン・北朝鮮」が台頭』
http://blogos.com/article/222863/
 「メイドイン北朝鮮が事実だとしても、それつくってる場所が北朝鮮なだけで、つくってる企業は中国企業、欧米企業とかと違うの?」「北朝鮮企業がつくってる場合も全て北朝鮮製じゃなくて、この間の中国ジェット機(エンジンは米国製)みたいに一部の部品は外国製と違うの?」「日本だってメイドインジャパンだって原材料(鉄鉱石、石油とか)は海外から持ってきてるからいくらメイドイン北朝鮮でも制裁はダメージゼロじゃないだろう」などと思いますが、面白い記事だと思います。


■NHK『一帯一路の国際会議に北朝鮮出席 米が中国に不満か』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170513/k10010980401000.html
 まあ中国も「招いて何が悪い」「北朝鮮のことは原則俺に任せるんじゃなかったのかよ?」で無視するんじゃないですかね。
 俺個人は「一帯一路」「開城工業団地」で北朝鮮を国際的な経済枠組みに組み入れた方がいいと思います。そうなると北朝鮮と世界は「ある種の運命共同体」になる。
 もちろん北朝鮮がバカやると世界も痛いですが、北朝鮮の方も「一帯一路、開城工業団地等の利益が全てパーになる恐れがある」わけでそうそう馬鹿な事はできないんじゃないか。つうかいわゆる軍事的挑発は「俺を無視するな」という話でしょうから「無視しないでお土産をそれなりにやれば」軍事的挑発する理由もないわけです。


朝日新聞北朝鮮高官「条件熟せば対話も」 米国の専門家らと接触
http://www.asahi.com/articles/ASK5F4DZQK5FUHBI00G.html
 問題はその場合の対話条件の訳です。例えば「核廃棄を対話条件にせず、対話に応じろ」「サード配備はいったん中止しろ」だとしてそれをトランプ政権が飲まなければ対話には成りません。ただ米朝両国とも「対話の可能性を否定しない」点が重要かと思います。


櫻井よしこ『若い世代へ贈る、「海道東征」と「海ゆかば」』
http://yoshiko-sakurai.jp/2017/05/11/6818
 「そんな右翼的なモンしか贈るモンがないのか」と呆れます。まあ若い世代もそんなモン贈られても「よしこ並みの右翼を除いて」呆れるだけでしょうが。


■問題人
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news246029512-9.html
 荒木が文大統領に悪口してるだけの駄文です。以前も荒木は金大中氏や盧武鉉氏に無礼な悪口してましたが、こういうの見ると「荒木には拉致を解決する気はないんだな」ということが改めて分かります。隣国の大統領に悪口しても何がどうなるモンでもない。
 しかも悪口してる理由はやれ「太陽政策が気にくわない」「慰安婦竹島での態度が気にくわない」という拉致と関係ない話です。

文在寅を推してきた親北・左翼勢力で、彼らはいよいよ自分たちの時代が来たと思っているはずです。

 こういうのを「語るに落ちる」というんでしょうね。「安倍が総理になって我が世の春が来た」と常々思ってるからこういう言葉が口に出る。まあ荒木が「左派扱いする文支持層」はもちろん嬉しいでしょうが荒木ほど単純バカでもないでしょう。
 文氏の得票率は41%で過半数越えてないし、「共に民主党」は議会の過半数おさえてるわけでもないからです。未だ、朴クネ派「自由韓国党」(前政権派)の力も侮れないもんがあるでしょう。もちろん「国民の党」「正義党」との関係もある。

これから保守派への弾圧が、様々なところで始まるでしょう。

 むしろ朴クネ時代の統合進歩党強制解散の方が「左派弾圧」であるし、荒木ら巣くう会一味も関わってる「植村隆元記者への悪質な嫌がらせ」のほうが「左派弾圧」でしょう。
 一方、文大統領にせよ、「文氏が影響を受けた」過去の金大中氏、盧武鉉氏にせよそんな弾圧を疑わせる行為はなかったでしょう。結局コレも「語るに落ちる」でしょう。
 日頃「俺達が権力を握ったら左派なんか潰してやる」だの「朴クネや安倍は左派に敵対的だがいいことだ」と思ってるからこういう事を言う。

政権に批判的なメディアや個人には訴訟を乱発して口を塞ぎ

 それむしろ安倍や朴クネじゃねえのかと思いますけどね。あるいは田原総一朗氏を訴えるよう有本夫妻にけしかけた荒木ら巣くう会とか。著書『沖縄ノート』(岩波新書)を理由に大江健三郎氏を訴えた、あるいは百人斬り報道を理由に本多勝一氏を訴えたウヨ連中とか(ウヨ連中は大江氏、本多氏に敗訴しましたが)。
 いずれにせよ「訴訟を起こすこと」は一概に悪い事とも言えません。たとえば総理時代の菅氏が「安倍の菅誹謗デマ」を訴えても俺は別に批判する気はありません。「菅氏不当敗訴」を見るにそうした方がむしろ良かったんじゃないかと思います。まあ、そういうことを菅氏は総理在任中しなかったし、それ(権力悪用しないし、悪用したと疑われることも避ける)が彼の美点ではあるのですが。

このような流れの中で、韓国が国際的には当事者からはずされていくことは明らかです。

 意味がわからないですね。「俺は太陽政策支持」ですが、太陽政策の是非はひとまずおきます。
 「タカ派政策をとると当事者扱いされて、太陽政策をとると当事者扱いされない」てのは何が根拠なのか。金大中盧武鉉時代がそうだったと荒木が言うならその根拠は何なのか。
 まあ佐藤栄作元首相のことを考えれば「ノーベル平和賞をもらえば当然に偉いわけではない」ですが金大中氏に「韓国大統領としての初の訪朝(南北緊張緩和)」を理由にノーベル平和賞を与えた人々は荒木と180度違う考えの訳です。その点、荒木はどう理解するのか。
 つうか基本的にどんな対北朝鮮政策をとろうと韓国は当事者扱いされるでしょうね。
 韓国を当事者扱いしないで問題を解決するなんて現実的じゃないからです。

日清戦争日露戦争朝鮮半島をめぐる争いだったのにかの地の人はほとんど脇役でした。

 そりゃ単に当時の韓国の国力が弱く、かつ当時の列強が「弱い国の運命は俺達が勝手に決めていい、植民地にしていい」と思ってたからにすぎません。
 今の「小国の意見もきちんと聞くべき」が建前となった、そして、「経済大国となった韓国」に当てはまる話じゃないし、過去において「脇役扱いされた小国」は何も韓国だけじゃありません。
 たとえばキューバ危機では「主役は米ソで、キューバは終始脇役扱いだった」かもしれませんし、「内モンゴルの中国帰属」について「外モンゴルは終始脇役だった」かもしれません*3。そう言う例は他にもあるでしょう。
 しかし、それは単に、「その国の国力や立場の問題」にすぎないわけです。

北朝鮮が始めた朝鮮戦争ですら、米国が参戦し、中国が参戦することで南北朝鮮は脇役になりました。

 「日清戦争日露戦争時代」とは違い、脇役とまでは言えないでしょうね。もちろん大国・米中露(冷戦時代はソ連)の意向を韓国や北朝鮮は無視できないでしょうがこんなんは「だから脇役だ」と言う話じゃないし、「大統領の政治方針」でどうにかなる話でもない。ネパールやブータンのような小国が隣国である大国インドの意向を無視できないのと話は変わらないでしょう。
 そして日本だって外交を行うにおいては「米中露の意向無視」なんてできる話ではありません。

日清・日露はいうまでもなく日本は主役の一人でした。

 そりゃ日本が「清やロシアとやった戦争」だから当たり前でしょう。「それがどうかしたのか?」て話です。

時代は脇役であることを許さないと思います。脇役であれば拉致被害者も見捨てることになります。

 まあそもそも日本は今現在、脇役ではないですがそれはさておき。
 荒木の言う「主役」とは何なのかと言うことです。もし「俺が主役だ、米中露南北朝鮮は俺の言うことに従え」だったらそんな事は現実的に可能じゃない。何処の国も「日本とは立場も国益も違うのだから」日本の主張を「ハイ、喜んで」といって従ったりしない。
 たとえば荒木らが「テロ国家指定を維持しろ」といってもブッシュ政権はそれを無視して「あめ玉を与えた方がいい」という理解*4から北朝鮮の指定を外しました。
 あくまでも「米中露南北朝鮮」とどう交渉してうまく自分の国益を維持していくかという難しい話の訳です。


シンクタンク戦略大学
http://www.japandebate.com/
 荒木がリンクを張ってるバカウヨのサイトです。

「なぐる、ける、ぶっ飛ばす」
これが反韓三原則

 日本ウヨが「慰安婦問題」「竹島問題」などで最近韓国に対し異常な憎悪、敵意を向けてることは知ってますが、これは常軌を逸してますね。


朝鮮日報【社説】韓国の国定歴史教科書、何が間違っているのか
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/13/2017051300455.html
 仮に「内容が正しくても*5」国定歴史教科書など「国家の思想統制」と言う意味で考えが根本的に間違ってる、という認識は残念ながら朝鮮日報にはないようです。
 しかも国定化を支持する理由が「今の検定教科書は左に偏っている」「教員労組が左に偏っている」「高度成長時代(要するに朴チョンヒ独裁時代ですが)を否定的に描いていてよろしくない」。
 自分が言ってることが産経新聞の「自虐史観批判」「日教組批判」と全く同じであることに朝鮮日報は何一つ疑問を感じないんでしょうか?。
 「お前ら日本で歴史教科書が国定化されても文句言うなよ」と朝鮮日報には皮肉を言いたくなります。いや安倍だとマジでやりかねないから困るのですが。


■朝鮮新報『“絶えず対話と交流を” /日朝議連(ボーガス注:東京)代表・芦沢区議らが訪朝』
http://chosonsinbo.com/jp/2017/05/yr0512-4/

 4日から8日にかけて訪朝した、日朝友好促進東京議員連絡会代表の芦沢一明・民進党渋谷区議(52)、(ボーガス注:残留邦人の遺族でつくる)平壌・龍山会の佐藤和也会長(85)をはじめとする東アジアフォーラム研究会のメンバーらは、平壌の各所を見て回ったほか、日本人の遺骨が埋葬されている龍山墓地を訪れた。
(中略)
 今回の墓参の目的について佐藤会長は、遺族の高齢化が進み訪朝が困難になっている中、「訪朝の報告をもって、遺族に墓参への積極的な参加を呼びかけるため」と話す。
 平壌郊外にある龍山墓地には、第二次世界大戦の末期と終戦直後の混乱の中で、満州や朝鮮北東部から平壌方面に避難してきて亡くなった日本人の遺骨が眠っている。その数は約2400柱とされる。
 龍山会では2012年10月と15年8月、二度にわたって墓参に取り組んだが、佐藤会長によれば、高齢化によって遺族の訪朝がままならない状態だという。佐藤会長は、「(中略)遺族の墓参訪朝は本来、日本政府が責任を果たすべきことなのに、無視を決め込む政府の姿勢に怒りを覚える。(中略)引き続き政府に訴えていきたい」と話した。
 芦沢議員は、「日朝間には遺骨問題を含め国家間の対立によって置き去りにされた問題が山積している。国同士がこう着状態にあっても、対話と交流を絶やさないことが大切だ。朝鮮の人々とともに時間を過ごし、ふれあい、言葉を交わすことで、両国の関係改善につながればいいという思いで訪朝した。本来であれば国会議員が担うべきだが、そうなっていない現状で自分ができることをやるしかないと思っている。それは関わりはじめた人間の責務だと思っている」と話した。

 芦沢氏や佐藤氏には全く同感ですね。
 家族会、巣くう会の言いなりになって「残留邦人遺骨問題」「日本人妻問題」を放置する政府の罪は重いし、政府にそうさせてる家族会、巣くう会の罪も思い。俺は今、自分勝手で「残留邦人の遺族」「日本人妻」「蓮池透氏」「田中均氏」など他人に迷惑をかけて恥じない家族会には何一つ同情していません。


テレビ朝日『核実験を中国に予告していた北朝鮮 警告され中止か』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000100635.html
1)北朝鮮「核実験したい」
2)中国「絶対にするなよ!」
3)北朝鮮は特に中国に応答はしなかったが、今のところ実験してない
つう流れが「事実だとして」それを「中国の警告が功を奏した」と見るべきかどうかは素人には何とも評価できません。
 いずれにせよ問題はこうした「平和的な解決」でしかありえないでしょう。戦争など論外です。


朝日新聞『核シェルターなど注文急増 北朝鮮脅威で「すぐ付けて」』
http://digital.asahi.com/articles/ASK596X6BK59PPTB00D.html?rm=218
 タイトルで少しぎょっとなりますが

 神戸市で様々な規模の核シェルターなどを販売する織部精機製作所にも、3月下旬から問い合わせが増えた。取締役の織部信子さん(73)によると、地下に埋めるコンクリート製核シェルター(空気清浄機付き)の注文は、これまで年間10件程度だったが、4月だけで2500万円前後のセットの注文が12件あったという。

ですからねえ。ほとんどの人間は冷静なわけです。まあ「2500万もするモン」なんかそうそう買えやしませんが。このレベルの金額と言ったら一般人が突っ込むのはマイホームくらいでしょう。
 仮に「核シェルターの効果があったとしても」核兵器使用なんてあるかないか分からないモンに2500万も突っ込むまねは貧乏人にできる話ではない。
 つうかむしろ旧ソ連健在時代の方が核戦争の恐怖は高かったでしょう。
 藤子F不二雄氏も「マイシェルター」(1983年発表)というマンガを描いています。

大阪府羽曳野市の「シェルター」では、1962年*6から55年間で10台程度だったスイス製の空気清浄機が3、4月だけで10台売れた。

 この「シェルター社」、会社ホームページ(http://shelter-no1.com/main/)に寄れば『マンションや一戸建のご自宅に取り付けるだけで核シェルター化!』だそうですが、一般家庭に「スイス製の空気清浄機」を取り付けるだけで「マンションや一戸建のご自宅」が核シェルター化なんかしないと思いますね。悪徳商法じゃないのか。
 しかし朝日もこんなアホ記事書いて何がしたいんですかね?。「北朝鮮の脅威」なんてありもしないモンを煽りたいのか。


■スーパーゲームズワークショップエンタテイメント『間違い探しクイズ』
http://roodevil.blog.shinobi.jp/Date/20170513/

以下の記事抜粋文には間違いがありますが、それはどこでしょう。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170513-00000029-jij-int
太陽政策」に回帰=革新系の文在寅政権船出−韓国〔深層探訪〕
時事通信 5/13(土) 8:29配信
「韓国大統領選で圧倒的な勝利を収めた文在寅氏が10日、大統領に就任し、2代続いた保守政権から9年ぶりに革新政権に交代した。」

 何が間違いかといえば「保守→極右」、「革新→穏健保守または中道右派」だそうです。
 もちろん「保守か革新か」の2択なら、時事の記事で正しいのですが「それ、分類がおかしいだろ」「極右、穏健保守、中道右派中道左派、革新(左派)、極左つう分類なら、どう好意的に見ても文は中道左派でしかねえよ(俺個人は穏健保守か中道右派だと思うけど)」「文が革新なら自民党総裁石橋湛山*7三木武夫*8河野洋平*9も革新になっちゃうから。保守リベラルと革新は全然違うよ」つう話です。俺も同感ですね。


■スーパーゲームズワークショップエンタテイメント『文在寅について 序』
http://roodevil.blog.shinobi.jp/Date/20170510/
 まあ予想通りの論調ですね。「文なんてろくな奴じゃない」。
 まあ確かに理想を言えばきりがないでしょう。
 とはいえ「ルペンよりマクロンの方がマシ」だし、「文在寅の方が自由韓国党よりマシ」だ。
 日本だと「安倍より民進党の方がマシ」「安倍より岸田外相や石原*10経済財政担当相、石破元幹事長、谷垣*11元総裁*12、二階*13幹事長ら他の自民政治家の方がマシ」でしょう。
 もちろんだからといって「監視が必要ないわけではない」し、マクロン批判、文批判が「直ちに間違ってるわけでもない」のですが批判は建設的に行きたいモンです。
 マクロンや文が「鳩山内閣の福島*14少子化等担当相更迭」なみの暴挙をやらかせば徹底的批判もやぶさかではないですが、今は未だ「様子眺めしていていい段階」ではないか。少なくとも頭ごなしに「あいつら駄目だ」では駄目でしょう。そもそもこの方は「国民の党」も「正義党」も論外という立場です(もちろんこの御仁はセヌリ系である「自由韓国党」「正しい政党」なんか評価してません)。
 しかしそれだと現実的に支持できる政党が何もないことになる。「泡沫政党支持」か「政治にコミットしない」か「暴力革命を目指す」かいずれにせよあまり現実的でない結論にしか成らない。
 たしかに「理想を言えば論外」かもしれませんが一方で現実を無視した理想論は、空虚で無責任で無意味で空しいだけです。


■特定失踪者家族会発足
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news245929512-b.html
 「ああ、そうですか」ですね。
・植村留美さん:
 1995年(平成7年)失踪
・中村三奈子さん:
 1998年(平成10年)失踪
・山本美保さん:
 山梨県警が遺体発見を発表
などはどうみても北朝鮮拉致とは思えませんが、もう「この家族会」に参加された方々には何を言っても聞く耳はないんでしょうね。

板野佳子(非公開失踪者Oさんの妹)

「非公開失踪者の妹」なのに名前だしとはどういうことでしょうか?。仮名?

 現実にこの申し立てを検察官が受理し、金正恩への逮捕状が出たとしてもそれが実行され、北朝鮮が政策を変更し拉致被害者が帰国できる可能性は低い

 「だったらやる意味ねえジャン」ですね。荒木は「社会へのアピール効果がある」なんて言ってますが。


■【正論】韓国大統領選は「左偏向教育」の結果 「自由主義」後退が心配だ モラロジー研究所教授、麗澤大学*15客員教授西岡力
http://www.sankei.com/column/news/170512/clm1705120004-n1.html
 崔順実疑惑なんかやらかせば野党が勝つのは至極当然でしょう。それを「左偏向教育」と強弁するのだから呆れます。まあこういう馬鹿な事ばかり言ってるようでは韓国保守に未来はないでしょう。いやさすがに韓国保守の多くは西岡よりはまともでしょうか。しかしこの西岡の言葉からは何故朴クネが歴史教科書国定化にこだわったかがよく分かります。
 朴も西岡なみのバカウヨだったのでしょう。西岡なみのバカが一時は大統領だったのだから恐ろしい話です。幸いにも文大統領は国定化を中止するそうですが。


■国基研意見広告「中国が日本を買い占めています」発表
http://jinf.jp/news/archives/20538
 やれやれですね。もちろん「買い占めてる」というほど日本国土の大部分が買われてるわけでもない。
 そもそも「中国であれどこの国であれ」原則土地売買は自由でしょう。


■国基研【第438回・特別版】保守中道連合失敗で韓国が最悪の選択
http://jinf.jp/weekly/archives/20566

左派「共に民主党」の文在寅候補が41.1%の得票率で圧勝した(開票率99%現在、以下同)。2位の保守派「自由韓国党」の洪準杓候補が24%、3位の中道派「国民の党」の安哲秀候補が21.4%だった。
 4月初めには安氏が保守票を集めて1位の文氏と並んだが、その後、テレビ討論の失敗などで急速に支持を失った。一方、洪氏は4月初め一桁台の支持率に低迷していたが、保守票を奪い返して急浮上した。4位は朴槿恵大統領の弾劾訴追に賛成した中道保守「正しい政党」の劉承旼候補(6.8%)、5位は極左「正義党」の沈相奵候補(6.2%)だった。

・文氏が勝利したとは言えやはり過半数とりたかったところです。
・「24%(他の76%は支持しなかった)」とはいえ朴クネ残党派が2位とかげんなりしますね。
・「正義党」が極左ねえ。俺の理解では「共に民主党中道左派、正義党は左派」ですが。
・正義党は善戦したと言っていいのではないか。今後が不安なのが「正しい政党」でしょう。
・2位と3位単純に足せば、文氏を越えますが「朴クネ残党派と朴クネ批判派」の野合はお互いあり得ないでしょう。仮に野合しても文氏に勝てたかはむしろ疑問です。むしろ「朴クネ残党への批判票がほとんど文氏に集まる結果になった」んじゃないか。

洪氏を支えたのは60歳以上の高齢者だった。

 若者から反共色が薄れてるようで大変結構です。北朝鮮問題は反共意識から離れた冷静な解決が必要ですから。

文氏は「積弊清算」を公約

 政財癒着という積弊が「崔順実疑惑を生んだ」という理解でしょう。問題はそうした癒着に何処までメスが入れられるのかです。

 保守派を弱体化させたもう一つの原因は、韓国の反共自由民主主義勢力の司令塔だった保守系の新聞(朝鮮日報東亜日報)が、左派に合流して朴大統領弾劾を煽る虚偽報道を続けたことだ。

 おいおいですね。未だに「朴は無実だ」と強弁する気のようです。


■文春オンライン『「GWは北朝鮮旅行へ」中国庶民の薄い危機感』安田峰俊*16
http://blogos.com/article/222443/
 何も危機感がないのは中国人だけではないでしょう。我が日本だっていつも通りGWは観光地が賑わっていたはずです。まあ海外へ行った方もいるでしょうが、しかし海外旅行組にしたって「北朝鮮危機があるので国内旅行は危険だから」ではないでしょう。国内の観光地へ行った方もいるはずです。
 そもそも「北朝鮮と隣接する」延辺朝鮮族自治州がそんなにのんびりしてるのに「戦争の危機」もないでしょう。現地民が暢気な戦争の危機なんかあるわけもないでしょう。


■白頭の革命精神な日記『朝中両国が「血の同盟」だったなどというのは、いまだかつて一度もない』
http://rsmp.seesaa.net/article/449705430.html

「中朝「血の同盟」という神話は終わった」
 もともとの中国共産党学者への取材メモの全容が分からないので正確・断定的なことは言えませんが、ヤフーニュース編集部の「取材メモ切り貼り」のイイカゲンさの「賜物」かと思われます。朝鮮労働党の視点から朝中関係を振り返れば、朝中両国が「血の同盟」だったなどというのは「乾杯の挨拶」程度のリップサービス。そんなことは、いまだかつて一度もありませんでした。
 記事中、「金日成は内心、独立と自主を望んでいましたが、現実は中国の支援に依存するしかなく、北朝鮮は抑え込まれていました。」というくだりがありますが、とんでもないデタラメです。たとえば八月宗派事件(1956年)。朝鮮国内で要職に就いていた「毛沢東のお気に入り」(いわゆる「延安派」=中国共産党内での活動経験があり、第二次大戦後に朝鮮に帰国した朝鮮人共産主義者)のほとんどが逮捕・投獄され、主たる面々――毛沢東個人とも面識があったことでしょう――が処刑ないしは「消息不明」になった一幕がありました。
(中略)
 そして、中ソ両国の直接的影響下にある反対派を粛清したキムイルソン首相は、1960年までに、いまもなお国是である「チュチェ思想」を提唱したのでした。チュチェ思想はもともと1930年以来、首相が暖め続けてきた思想体系ですが、この時期に行われたチュチェ思想を体系的思想として提唱する最初期の演説は、「ソ連式でも中国式でもない、我々式をつくる時期にきた」とまで述べていらっしゃいます。チュチェ思想の「チュチェ」は漢字で書くと「主体」ですが、まさしく「反中国・反ソビエト」という意味での「主体」なのです。
 果たして、朝鮮戦争を経て「血の同盟」を結んだというのであれば、朝中両国が停戦からたった数年で、こんな緊張感あるやりとりをするでしょうか?
 1960年代、中国では文化大革命の嵐が吹き荒れましたが、このときも朝中両国は緊張関係になりました。ことの発端は、紅衛兵の大字報(壁新聞)。キムイルソン首相の出自を持ち出して、ブルジョア修正主義者であると言わんばかりの罵詈雑言を浴びせかけました。果たして、朝鮮戦争を経て「血の同盟」を結んだというのであれば、「正統」を何よりも重視する「東アジア儒教文化圏に位置する、科学的に正しく間違っているはずがない社会主義の党」同士が、このような論調を展開するでしょうか?
 以前から指摘していることですが、「イメージ」とは決定的に異なり、朝中関係は「血盟」だったことなどありません。あくまでドライな独立国同士の関係です。日本人は、日米関係、あるいはソ連−東欧諸国間における「親分・子分関係」が、朝中間においても横たわっていると「思い込んでいる」のではないでしょうか? 自分たちがアメリカに頭が上がらない属国だからと言って、また、東欧諸国がソ連に対してまったく頭が上がらない関係性にあったからといって、朝鮮−中国関係においても同じ構造だという保障は何処にもないのです。
 おそらくヤフーニュース編集部は、「キムジョンウン政権の暴走に加えて、トランプ政権の強硬策を受けて、ついに中国指導部は北朝鮮を斬り捨てる動きを鮮明にさせた。北朝鮮の孤立化が進んでいる!!」という、日本人好みの「北朝鮮孤立」のストーリーの一環として、この記事を書きたてたのでしょう。しかし、朝中関係はいまだかつて一度も「血盟」(蜜月)だったことなどないのです。
(中略)
 トランプ政権の「圧力」を筆頭とする昨今の情勢など、1950年代の朝鮮政府の立ち位置に比べれば何てことありません。アメリカと戦火を交えたのはたった数年前、中・ソという「社会主義陣営の雄」を両方とも敵に回しても生き残ったのです。いまの朝鮮を巡る状況は、まもなく南に「親北派」政権が生まれる公算が大きく、ロシアも擁護の姿勢を示しています。そして何よりも、アメリカでさえ水面下で朝鮮政府と交渉を展開しつつあるのです。
 「米朝協議といっても、アメリカ側はあくまで『元政府高官の民間人』に過ぎない!」と強弁するかもしれません。しかし、つい先週頃まで、まことしやかに「斬首作戦」が取り沙汰されていたのに比べれば、まったくをもっての「急展開」です。「斬首」が本当に展開されると思い込んでいた日本世論にとっては衝撃的な一報だったことでしょう(本件記事は、取材してしまった手前、急には引っ込められなかったのでしょうか?笑)。
 もっとも、「アメリカは本気で政権転覆を目指していない」というのは以前から指摘されていましたし、米政府関係者も「体制転換など目指していない」と言明していました。それでもなお、まことしやかに「斬首作戦」を語っていた日本世論が、いかに軽薄、いかに妄想に満ちていたのかが白日の下に晒されています。

 全く同感ですね。

参考

■8月宗派事件(ウィキペ参照)
 1956年6月、金日成首相(当時)はソ連、東欧を歴訪し、経済援助を得ようとしたが思うほどの経済援助を得ることはできなかった。この間に国内ではスターリン批判を受け、延安派(中国派)とソ連派が金日成の独裁体制を修正するためにクーデターを計画したと言われている。一部には武装蜂起の準備もあったと唱える者もいるが、確証はない。いずれにせよ、延安派の徐輝・朝鮮職業総同盟委員長、尹公欽・商業相、崔昌益・副首相兼財務相ソ連派の朴昌玉・副首相、金承化・建設相、朴義琓・副首相兼国家建設委員長などが中心的人物だった。
 金日成は、政変が起こることを察知し直ちに帰国した。金日成が察知したルートについてはいくつかの説がある。クーデター首謀者らが金日成が留守の間の首相代理である崔庸健*17満州派)に協力を要請したところ、崔庸健が計画の存在を金日成に通知した、クーデター首謀者らがソ連大使館に協力を要請したところ、ソ連大使館から崔庸健を経由して金日成に伝わった、などの説がある。
 金日成帰国後の8月30日から8月31日にかけて、朝鮮労働党中央委員会全体会議が開かれ、ここで延安派やソ連派の幹部たちは金日成の個人独裁路線や重工業優先政策を批判したが思うように支持を得られず、逆に金日成側から党指導部に対する「宗派的陰謀」「反党的陰謀」を企てた不満勢力として処分された。ソ連派の崔昌益、朴昌玉、延安派の尹公欽、徐輝、南朝鮮労働党派の李弼圭らは公職から解任され、党籍を剥奪された。
 延安派で駐ソ大使の李相朝がソ連共産党中央委員会に全体会議の顛末を報告し、金日成の個人崇拝を断罪するよう求めたため、ソ連・中国が共同して異例の内政干渉を行うこととなった。翌月、ソ連の第一副首相アナスタス・ミコヤンと中国の国防相彭徳懐北朝鮮を訪問し、再度全体会議を開催させ、8月の全体会議で党籍を剥奪されたソ連派・延安派の除名処分を撤回させた。

 まあ、とはいえ、結局は金日成によって延安派(中国派)とソ連派は粛清されていくわけです。


■ちきゅう座『拉致問題解決のための独自制裁解除』綛田芳憲(かせだよしのり):立命館アジア太平洋大学教授
http://chikyuza.net/archives/72571
 内容はタイトルで予想されるとおりのモンであり、田中均氏、和田春樹東大名誉教授、蓮池兄弟などと大筋で主張内容は同じです。ただまあ、家族会、救う会はコレに反対するでしょうね。
 綛田氏に対して「北朝鮮の手先か」等と悪口でしょう。
 以前、id:Bill_McCrearyさんが
■祝! 拉致被害者家族が、ついに北朝鮮への「見返り」「対価」を考えることにした!
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/079c8a4a6c291062f1bfd97a5a618279
という記事を書きましたが、今に至るも家族会は何ら具体的な動きはしませんからね。
 「安倍総理に解除をお願いしたい」と家族会が本気で言えば、状況は大きく変わるはずなんですけどね。その場合、「蓮池兄弟と和解して彼らと一緒に陳情すれば」アピール性も大きいでしょう。
 まあそんなことが家族会にできるとはかけらも思ってませんが。


■綛田芳憲(かせだよしのり)ブログ『北朝鮮核兵器開発は「異常」なのか?』
http://blog.livedoor.jp/kasedayoshinori/archives/1811584.html
 ここで綛田氏は「違法かどうか」「道徳的かどうか」を無視すれば「核保有による国防」という考えは何ら異常ではない「合理的判断」としています。
 まあおっしゃるとおりでしょう。核を持ってる国は米英仏露中、インド、パキスタン、(公然の秘密の)イスラエル、「一時期のリビアカダフィ政権」といろいろある。その中で「北朝鮮だけが異常だ」つうのはおかしい話です。
 韓国と北朝鮮の軍事力にはかなりの差がついてしまった。しかも韓国には米軍が駐留している。
 冷戦崩壊、ソ連崩壊後、ロシア(旧ソ連)の国力が低下し、北朝鮮への支援も減り、一方、中国は中国で韓国と国交樹立し、また中露両国は事情はともかく、「対北朝鮮安保理制裁に賛成」ということで「米韓の侵攻など何かあったとき中露が何処まで守ってくれるのか」つう猜疑心もある。
 そう言う中で北朝鮮が「核保有に深入りするのはある意味合理的な考え」です。


■綛田芳憲(かせだよしのり)ブログ『「金正恩に核開発を断念させる方法」』
http://blog.livedoor.jp/kasedayoshinori/archives/1817380.html

 2017年4月17日の『WEDGE Infinity』に、「“斬首”より”別荘にようこそ” 金正恩に核開発を断念させる方法」という記事(http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9370)が掲載された。執筆者は、産経新聞論説委員長の樫山幸夫氏である。
 そこで、樫山氏は、「トランプ大統領が、安倍首相、習主席を招いたフロリダの豪華別荘に、金正恩を招待する。思い切って歓待し、「あなたの政権は認める。国交を樹立し、友人として付き合おう。だから核兵器はやめてほしい」といって、経済協力など“お土産”を持たせてやる――」という方法で、金正恩委員長に核開発を断念させることを提案している。

 「産経の前論説委員長がウェッジ(どちらかと言えば右寄り)にそんなことを書くの?」とびっくりです。しかしいくら産経の「前論説委員長」でも産経新聞にコレは書けないんでしょうね。
 しかし今後は「バーター取引派」は「産経の樫山前論説委員長も私と同意見なんです!。それのどこが親北朝鮮なんですか!」「産経がいつから親北朝鮮新聞になったんですか!」「私を批判するなら樫山氏と産経も批判して下さい!」というといいかもしれません(皮肉)。

 樫山氏は、この方法を(中略)「突飛なアイデアかもしれないし、成否もむろん、わからない」としている。
(中略)
 要するに、大きな譲歩をすることで、相手から大きな譲歩を引き出すという方法である。そのような交渉方法は、「突飛」ではなく、至極一般的なものである。成否に関しても、成功事例は多くある。北朝鮮の核開発を巡る米朝交渉においても、成功例がある。その代表例が、1994年の米朝枠組み合意の成果である。
 具体的には、1994年10月に、クリントン政権は、年50万トンの重油供給、軽水炉2基の提供、米朝国交正常化などの見返りを提示することで、北朝鮮に、核施設の稼働を停止し、核兵器の原料となるプルトニウムの抽出を中止することを合意させた。これが「米朝枠組み合意」である。その後、軽水炉の提供、米朝国交正常化は実現しなかったが、ブッシュ政権が誕生した翌年2002年の末に合意が崩壊するまで、8年余り北朝鮮は核施設を凍結しプルトニウム抽出活動を停止し続けた。
 このように、クリントン政権は、北朝鮮に大きな譲歩をすることで、北朝鮮から大きな譲歩を勝ち取った。これは、非常に重要な事実である。この点については、樫山氏も、「8年間にわたって、核開発を凍結、比較的平穏な米朝関係がたもたれた事実は重い」と高く評価している。
(中略)
 北朝鮮核兵器開発を巡る米朝対立の歴史を振り返ってみると、これまで、クリントン政権以降、ブッシュ政権も、オバマ政権も、北朝鮮に対して、クリントン政権ほど大きな譲歩をしたことはない。枠組み合意に批判的であったブッシュ政権は、圧力重視の強硬政策をとり、枠組み合意を崩壊させた。その後、北朝鮮に対して金融制裁を実施したことで、北朝鮮は反発を強め、2006年に初の核実験を実施した。圧力重視政策が、北朝鮮核兵器開発を促進した事例と言える。

 俺は北朝鮮に対しては「圧力よりバーター取引」という考えなので、樫山氏や綛田氏には全く同感です。しかし繰り返しますが樫山氏は「産経前論説委員長」ですからね。産経などウヨ方面の人間でも常識があればこういう結論になるんでしょう。


■産経『米国務省北朝鮮への渡航を「強く警告」 年間約800〜1000人も訪問 相次ぐ米国人拘束で』
http://www.sankei.com/world/news/170510/wor1705100023-n1.html
 「禁止しないんだ?」というのが素朴な感想です。やはり「自由の国」つうことでしょうか。


■産経【北朝鮮拉致】「拉致、なぜ解決できないのか」 横田早紀江さん、参院特別委で訴え
http://www.sankei.com/world/news/170510/wor1705100065-n1.html
 「手前が田中均氏を外務省から追い出すことに荷担したり、蓮池兄を家族会から追い出すことに荷担するバカだからだろうが!。黙れ、サキエ!」としか正直思いません。

 田口八重子さん(61)=同(22)=の兄で、家族会代表の飯塚繁雄さん(78)は、朝鮮半島情勢や文在寅氏の韓国大統領就任を踏まえ、「状況は混沌としている。拉致問題が置き去りにならないよう、党派を超えベクトルを合わせて取り組んでほしい」と述べた。

 田中氏や蓮池氏を敵視しながら、あるいは「河野談話否定論を叫ぶ西岡力や荒木和博、島田洋一」と野合しながら「党派を超えベクトルを合わせて」とは何の冗談なんでしょうか?


■【共産党研究(2)】日本共産党はまだ朝鮮労働党金正恩委員長との関係正常化を目指しているのか 正直に話してほしい 筆坂秀世
http://www.sankei.com/politics/news/170510/plt1705100004-n1.html
 むしろ一部の「無知な」反共さんは「え、目指してるて何?。関係断絶してるの?」かもしれません。

 1983年、ビルマ(現ミャンマー)のラングーン(現ヤンゴン)で、公式訪問中だった韓国の全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領一行に爆弾テロを仕掛けたことをめぐり、朝鮮総連と論争になった。北朝鮮は「野蛮な覇権主義」だとして、83年以降、関係を断絶してきた。

 つまりはこの件についてわびが入らない限り、共産党は関係正常化しない、つうことです。
 過去のソ連にせよ、中国にせよ「日本のこえをつくって分裂工作したのはすまんかった」「文革の時、糞味噌に言ってすまんかった」というわびが「一応入った」から正常化したわけです。
 従って筆坂の主張はすごく馬鹿げています。「わびが入るかどうかが問題」のわけである意味「正常化を目指してるのか」と筆坂が聞くべきなのは志位氏ら共産党ではなく正恩君ら朝鮮労働党の方でしょう。
 「朝鮮労働党共産党にわびる気があるのか」と。

だが、98年、中国共産党と32年ぶりに関係正常化を果たした当時の不破哲三委員長は、次は朝鮮労働党との関係正常化を模索していた。

 まあ多分筆坂のデマでしょうが俺個人は仮に事実だとしても何とも思いません。「党交流することで共産党及び日本国にとって何か利益がある」なら大いにやって頂いて構わない。

2002年8月、不破氏や私が訪中した際、最初に会談した中国共産党戴秉国中央対外連絡部部長に対し、不破氏が北朝鮮の事情や金正日キム・ジョンイル)総書記はどういう人物かなどと質問したことにも、北朝鮮への関心の深さが現れていた。

 別に党交流する気がなくても「隣国の重要人物」について興味関心を持つのは自然なことでしょう。

 北朝鮮との関係正常化に前のめりになった不破氏は、拉致問題で失策を犯すことになる。
 不破氏は、北朝鮮による犯行とみられていた拉致について、「疑惑」に過ぎず、「(北朝鮮の犯行と)証明ずみ」ではないとして、当時、行われていた日朝国交正常化交渉から拉致問題を外せと要求していた。

 はっきり言って筆坂のデマです。
 不破氏は拉致疑惑は「事実無根のデマだとは思わない」が「確実に北朝鮮の犯行とも言えないと思う」ので「足場をしっかり固めた上で交渉すべきだ」としたのであって「日朝交渉から拉致問題を外せ」などとは一度も言っていません。
 コレについては不破氏の反論を紹介しておきます。筆坂が産経にしか相手にされないこと自体、この件での筆坂の主張のデタラメさを証明しているかと思います。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-04-19/2006041925_01_0.html
 拉致問題での外交交渉についていえば、私が提起したのは、拉致問題とは北朝鮮の国際犯罪にかかわる問題であることを十分に意識した、緻密(ちみつ)な外交努力を求めたのであって、これを“拉致棚上げの主張”と非難するのは、まったくの曲解である。
 その後、小泉首相の第一次訪朝のさいに、北朝鮮側が、拉致という国際的な犯罪行為を犯したことを部分的にもせよ認めた、という展開があった。この第一歩を、問題の根本解決に前進させるためには、国家的な国際犯罪という拉致問題の重大な性格を正面からとらえて、それにふさわしい緻密な外交態度をとることが、いよいよ重要になってきた。そこに、拉致問題の現状の大きな特徴があることを指摘しなければならないだろう。

 ところが、02年9月、小泉純一郎首相の電撃訪朝があり、正日氏が「北朝鮮特殊機関の一部」の犯行と認めた。これに慌てたのが不破氏である。

 一体いつ何処で不破氏が慌てたんですかね。そもそも小泉氏の訪朝発表は「電撃的」とはいえ実際に訪朝するまでにはかなり間があったし、「実際どうなるかは当日まで小泉氏ら関係者しか分からなかった」とはいえ当時から「全く手ぶらじゃかえって小泉氏が批判される」から「もしかしてだけど、もしかしてだけど(どぶろっく風に)」北朝鮮は拉致を認めるんじゃないか、と期待する声もあったわけです。
 だからこそ日本共産党は当時訪朝について「事情が分からないので是とも非ともすぐには評価できない。訪朝後の結果を見て判断したい」と意見を保留したわけです。逆に訪朝前に「訪朝なんか無意味だ」と言ってたのは「訪朝が国交正常化につながること」を恐れるウヨの方だったと思いますが。

05年5月の朝鮮総連50周年には不破氏が出席し、ここでもあいさつで「拉致協議前進のカギは『特殊機関』の問題の解決にある」と述べている。

 何か問題があるんでしょうか?。これが「北朝鮮の言う特殊機関とは何か、どんな人間がメンバーでどんなことをやっていたのか、そんなことはどうでもいいことだ」というならまだしも*18不破氏は逆に「特殊機関について真相解明が必要だ」といってるわけですからね。

この問題をめぐって共産党から除籍された元「赤旗平壌特派員の萩原遼

 そりゃ除籍されるでしょう。なにせ萩原は日朝平壌宣言廃棄を主張し、宣言を支持した共産党を「北朝鮮シンパ」だの「小泉自民党と野合するのか」だのと「党員でありながら」誹謗した男です。そんな馬鹿な事をして除籍されないと思う方がおかしい。つうかそこまで酷い誹謗をする男が党に残って何がしたいのか。

萩原遼氏は「朝鮮総連は紛れもない拉致の下手人」だと指摘

 そんなことは未だかつて証明されたことがありませんが。

 無原則に朝鮮総連と和解し、総連大会で祝辞を述べている不破氏らの方こそ規律違反を犯していると指摘している。

 とりあえず何が無原則で、何が規律違反なんだかもっと「鮮明な文で」教えて欲しいモンです。つうか今時こんなレベルの低い「共産党北朝鮮の仲間ダー」つう誹謗に乗る馬鹿がいるのか、つう気がしますが、まあ、1990年代にも共産党に対し「ポルポトがどうとかいうバカ*19」「北朝鮮がどうとか言うバカ」がいたので今もそう言うバカはいるんですかね?


■文春オンライン『北朝鮮への経済制裁は、なぜ効果を持ちにくいのか?』宮本悟*20聖学院大学教授)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170509-00002407-bunshun-int
 もちろん「効果ゼロ(制裁によるダメージゼロ)」ではないですが「効果が薄い」つう話です。

(前略)
 もともと経済制裁は、万能薬にはほど遠い。経済制裁によって国際秩序を保とうとすれば、各国は輸出入管理のために多くの費用や労働力などを負担することになる。だが、国際秩序の恩恵は欲しくても負担を嫌がるフリーライダー*21が増えれば、経済制裁は効力を失っていく。
 さらに、経済制裁の対象国とひそかに貿易すれば、真面目に制裁した国が抜けた分、大きな利益を上げられる可能性があるため、フリーライダーどころか制裁破りが横行する。北朝鮮に対する経済制裁でも、フリーライダーや制裁破りは数多く見られる。これが、経済制裁が効かない理由の1つである。
 北朝鮮核兵器やミサイルを開発しても、東南アジアや中東、アフリカ、中南米にたいした影響はないし、利害関係も小さい。これらの国々では、制裁に加担しなくてもたいした問題はないし、制裁を破れば儲かる可能性がある。国際秩序を守ることに比較的関心が高いヨーロッパ諸国でも、北朝鮮と貿易しようとする企業はこの10年でむしろ増えている。日米やヨーロッパ以外では、北朝鮮に対する制裁に熱心になることは考えにくい。
 制裁破りでよく知られているのは、中国である。中国企業にとって、日米が参入しない北朝鮮との貿易は、それだけ競争も少なく大きな利益を得られるため、制裁破りをするだけの価値がある。しかも、中国では公害や腐敗などの国内問題でも企業への取り締まりが行き届いておらず、制裁破りは横行しやすい。
 さらに問題なのは、北朝鮮に対する経済制裁に関心がない東南アジアやアフリカ、中南米等のいわゆる第三世界の国々である。これらの国々は、フリーライダーや制裁破りになりやすい。実際、国連加盟国の5割以上*22は、北朝鮮に対する制裁状況の報告書を要求されても、提出していない。同時期に要求されたイランに対する制裁状況の報告書よりも少ないほどだ。極端なのはアフリカ諸国で、54ヶ国中、6ヶ国しか提出していない。*23
(中略)
 アフリカ諸国の経済制裁違反について、筆者は2014年度と2015年度に直接現地に赴いて調査したことがある。ウガンダでは、現地の新聞記者にインタビューして、北朝鮮ウガンダの軍事協力を調査した。すると、ウガンダは警察軍のために北朝鮮のトレーナー100名を雇っていたことが分かった。しかも、ウガンダは2009年に国連安保理で採択された北朝鮮に対する制裁決議に賛成した非常任理事国であり、制裁報告書も提出していた数少ないアフリカの国連加盟国の1つである。ナミビアでも同じく、新聞記者に北朝鮮との親密な関係についてインタビューし、軍事基地や軍事施設建設のために北朝鮮の技術労働者が雇われていることが分かった。
 エチオピアでは、武器工場を建設してくれた北朝鮮から技術者を雇い、武器資材を輸入していることが知られていたが、その武器工場が実際に存在することを確認した。
(中略)
 なぜ、ここまでフリーライダーや制裁破りが放置されていたのであろうか。
 それは(中略)国連安保理制裁決議を破ったところで、罰則があるわけではない。
(中略)
 日本では、東アジア以外で、北朝鮮がどのような国際関係を構築しているのかはほとんど知られていない。(中略)第三世界では、北朝鮮に対する制裁に関心がないだけではなく、北朝鮮と強い友好関係がある国もある。

 で宮本氏は「制裁逃れを阻止する何かの方策がない限り、制裁は効かない」「これだけ制裁破りが横行してると鞭よりもあめ玉の方が効くだろう」としています。もちろん宮本氏とは逆に「制裁なんかきかないんだから太陽政策で行くべきだ」つう考えもありますがどっちにしろ今のママでは抜け穴制裁、ざる制裁であることだけは確かでしょう。


櫻井よしこ国益重なる蔡総統の台湾と日台関係強化を 関係法の議論だけでも現政権の支えに』
http://yoshiko-sakurai.jp/2017/05/06/6827

 支持率が下がっている。総統就任時の69・9%が、いま、どの調査でも約半分に落ちている。なぜか。

 「蔡シンパ」を自称するよしこですら渋々認めざるを得ない程、支持率が低下している蔡です。
 よしこは決して認めようとはせず「他の理由を無理矢理でっち上げます」が、どう見ても大きな理由は「景気の悪化」でしょう。そして景気の悪化に拍車をかけてるのが「蔡の中国敵視路線」です。それによって中国との経済関係が冷え込んでしまい余計、「景気が悪化→支持率が下がる」の悪循環にはまってしまった。とはいえ蔡にとって「中国との関係を改善すること」は
1)下手に手をつけると「馬英九*24政権時は比較的良かった関係を悪化させた」彼女の責任問題を問われるし
2)中国が蔡に対する強い不信感を持ってるのでそう簡単に改善できない
つう話でしょう。まあ、考え無しに馬鹿な事をやると後が大変になるという話です。

 蔡氏を支持してきた元駐日台湾代表の許世楷氏が語る。
「ひとつは人事に問題があるかもしれません。折角台湾人の、しかも初の女性総統となったのに、閣僚にライバル政党の国民党の人材が少なからず入っています」
 行政院長(首相)の林全氏*25、外交部長(外相)の李大維氏*26、それに国防部長(国防相)の馮世寛氏も皆、国民党に所属する。中国関係を担当する大陸委員会主任(代表)の張小月氏は国民党員ではないが、馬英九政権の人材である。」

 言ってること無茶苦茶ですね。「馬政権時からの引き継ぎだから(あるいは国民党だから)変えたい」なんて理由でこれらの人物を無理に更迭なんぞすればかえって蔡の首が絞まるでしょう。つまり蔡はそんな事しないでしょうが。

 日本ができることは何か。日本と蔡氏の台湾で、国益が重なる部分が多いのは自明だ。であれば、こんな時こそ、日台関係強化策として、台湾関係法の議論を進めるべきではないか。

 ばかばかしい。「日中関係の問題」はひとまず置くとしても、そんな事したら中国の反発で更に中台関係が冷え込み、よしこらの強弁とは逆に「景気が悪化→支持率が下がる」に拍車がかかりかねません。


■荒木のサイト(http://araki.way-nifty.com/araki/)の「関連リンク」に救う会サイトがない
 今までうかつにも気付いてなかったのですが、マジで衝撃ですね。それ「自称・救う会の友好団体(特定失踪者問題調査会、予備役ブルーリボンの会)」の長として許されることなんでしょうか。
 一方救う会サイトがない代わりに
1)荒木の勤務先である「拓殖大学海外事情研究所」のサイト(http://www.kaiken.takushoku-u.ac.jp/
2)荒木の友人らしい人物のサイト『大森勝久評論集』(http://1st.geocities.jp/anpo1945/)、『シンクタンク戦略大学』(http://www.japandebate.com/)があります。


富山県
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news24532956-2b.html

 今日6日土曜のJNN(TBS)系「報道特集」では「北朝鮮の闇〜富山でも」と題し地元のチューリップテレビ取材による番組が放送されます。

 報道特集も「荒木協力で特定失踪者ネタ」なんて気の狂った番組をつくるなと言いたいですね。
 そんなのをつくるくらいなら
1)「憲法記念日(5/3)特集(テーマとして改憲問題、あるいは沖縄基地問題共謀罪法案問題など憲法が絡む最近の話題。またはこの日に起きた朝日新聞阪神支局襲撃事件)」、「みどりの日(5/4)特集(環境問題)」「こどもの日(5/5)特集(少子化問題、子どもの人権問題など)」
2)森友疑惑、安倍の訪露、「特定失踪者などの与太でないまともな意味での」北朝鮮問題(韓国大統領選含む)、シリア内戦、フランス大統領選、英国のEU離脱問題(現在、メイ首相が解散総選挙)などタイムリーな話題
3)「サイゴン市(現ホーチミン市)陥落によるベトナム戦争終結(4/30)」などゴールデンウイーク中に起こった事件を話題
にして番組でも作ったらどうなのか。


■「やまと新聞」29.5.2 山本美保さんDNAデータ偽装*27事件と拉致の闇(2)
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/2952dna2-5df1.html
 「まーた、山本美保さんのガセネタかよ」「まーた、右翼ミニコミやまと新聞かよ」ですね。

1月に(1)を書いてから途中金正男暗殺とかミサイル発射などがあり(2)が書けませんでした。

 つまりは荒木だって美保さんネタが世間に信用、評価されてないことをよく知ってるので「金正男暗殺とかミサイル発射とか」他に北朝鮮叩きネタがあれば、美保さんネタなんか後回しになるわけです。
 こういうのを「問うに落ちず、語るに落ちる」といいます。

 安倍総理拉致問題が「最優先課題」であると繰り返し発言しています。加藤拉致問題担当大臣も同様です。しかし、それが嘘であることは誰の目にも明らかです。

 何故荒木にとって「誰の目にも明らか」なのか。それは安倍も加藤氏も「山本美保さんのDNA鑑定は荒木先生の言うとおり捏造だと認めろ」と山梨県警に圧力をかけないからです。
 荒木からすれば「籠池のためには『国有地を安売りしろ』と財務省や近畿財務局に圧力をかけられて、俺のためには警察庁山梨県警に圧力をかけられないのか!」つうところでしょう。マジで荒木は気が狂っています。
 つうかそんなん圧力かけても安倍や加藤氏にとってメリットないですしねえ(本来、籠池の件だってメリットがあるとは常人には思えませんが)。こんなんやったら森友並みに国会で「救う会山梨県警疑惑」として疑惑追及されかねませんし、マジで「捏造だと認めたら」山梨県警本部長や警察庁長官どころか警察トップの松本純*28国家公安委員長の責任問題にも成りかねないわけです。

 拉致問題担当大臣になった方で大臣就任直後に「山本美保のことはやってるからな」と私に明言した人がいました。大臣室の机にそのファイルがあったのを見た知人がいましたから、何かはしようとしたのでしょう。しかしいつしかその話は全くしなくなりました。

 たぶん詳しい事情を知れば知るほど「荒木の主張はガセネタである」ということが明々白々となったからでしょう。つうか普通に考えてDNA鑑定の誤鑑定ならまだしも「このケース」で故意の捏造なんてあり得ませんが。捏造する動機がない。

 ある拉致問題担当大臣は、就任直後に要請内容を箇条書きにして持って行ったところ、最初から「これはダメ」と言って線を引きました。

 そりゃそうでしょう。そんな与太をまともな人間は相手にしない。とはいえあの荒木相手になかなか気合いの入った大臣がいたモンです。しかしどちらの大臣も荒木が名前を出さないと言う事はやはり「現安倍内閣の大臣」でしょうか?


■しおかぜ近況報告
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/05/news24512952-bd.html

 拉致被害者の皆さん(中略)有事の際、可能であるならばイギリス、ドイツなど大使館へ避難して下さい。

 やれやれですね。そんな事を言うのなら荒木らは、日本政府に対し、北朝鮮に「大使館を置かないまでも」、国交正常化前の中国のように常駐の事務所でも設置するよう主張すべきでしょう。
 日本人にとって外国大使館より「日本の常駐事務所」の方がよほど安心できるでしょうから。

参考
北朝鮮観光25年を振り返る
http://inbound.exblog.jp/20192588/

 興味深いのは、北朝鮮は2000年代に入り、ヨーロッパ諸国と次々に国交を樹立していることです。
(中略)
2000年
1月 北朝鮮,イタリアと国交樹立
5月 北朝鮮,オーストラリアと国交回復
7月 北朝鮮,フィリピン、カナダと国交樹立
2001年
1月 北朝鮮,オランダ、ベルギーと国交樹立
2月 北朝鮮,スペインと国交樹立
3月 北朝鮮,ドイツ、ルクセンブルグギリシャ、ブラジル、ニュージーランドと国交樹立
4月 北朝鮮,クエートと国交樹立
5月 北朝鮮,バーレーンと国交樹立
6月 北朝鮮,トルコと国交樹立
2002年
11月 北朝鮮ティモールと国交樹立
2003年
12月 北朝鮮,アイルランドと国交樹立


チャンネル桜 【討論】迫る戦争の危機!その時日本は
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/04/post-5f7e.html
 3時間近くあるので見るのが大変ですが、適当に見て適当にコメントします。
 もちろん「迫る戦争の危機」とは「南シナ海の領土紛争」ではなく「北朝鮮」ですね。
 まあ後でも書くつもりですが「戦争の危機」なんか迫ってないでしょう。まあ、「米朝のチキンゲーム」を舐める気はありませんが、アレはどちらもチキンゲームでしょう。
 だから安倍も躊躇なく政府主催の花見をするし、外遊(訪英、訪露)もする。
 そして「戦争の危機が仮に迫ってる」としてすべきことは当然ながら「米朝双方に軍事的チキンゲームを辞めるよう説得すれこと」であって決して「戦争が起こったらどう米軍支援するか」などということではない。
 ちなみにご出演の皆さんは以下の通りです。
・荒木和博(特定失踪者問題調査会代表、予備役ブルーリボンの会代表、拓殖大学教授)
・本村久郎(元航空自衛隊幹部学校教育部長)
・鍛治俊樹(軍事ジャーナリスト)
野口裕之産経新聞政治部専門委員)
潮匡人(評論家)
・篠原常一郎(軍事評論家、元日本共産党国会議員秘書*29
 さて、ここから司会が各出席者に話を聞きますが、荒木が「今の状況を解決する一番ソフトランディングな手法が金正恩に対する斬首作戦(暗殺)だと思います」と「はあ?」というすさまじいことをいきなりかましてくれます。
 さすがに荒木の極右仲間とは言え、荒木のすさまじすぎる発言に司会が「ソフトランディングが斬首作戦ですか?(それどう見てもハードだろ?)」と聞き返すのに顔色一つあけず「ええ、ソフトですね」と言い切る荒木はやはり気が狂っています。正直、ここで視聴する気が失せたので視聴を辞めます。


ラ・ラ・ランド 
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/04/news245029430-6.html
 以前、荒木は北朝鮮のことを「ディズニーランド」(http://araki.way-nifty.com/araki/2013/04/post-d058.html)だの「ディズニーシー」(http://araki.way-nifty.com/araki/2016/05/news21932859-55.html参照)だの言ってましたが今度は「ラ・ラ・ランド」だそうです。
 もちろん「スバラシイ夢の国」と言う意味ではなく「虚構に満ちた国」という悪口雑言ですがばかばかしいですね。
 先ず第一にそんな事言っても何もどうにもならない。拉致が解決する訳じゃない。
 第二にこんなことをいうのはそれこそディズニーやハリウッドに抗議されかねないでしょう。まあディズニーやハリウッドも荒木みたいな小物を相手にするほど暇ではないでしょうが。

参考

ラ・ラ・ランド
・2016年に公開されたアメリカのミュージカル映画
・第89回アカデミー賞では、監督賞、主演女優賞(エマ・ストーン)、撮影賞、作曲賞 、歌曲賞(「City of Stars」)、美術賞の6部門を受賞した。


三宅博さんのこと
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/04/news244929428-4.html

 お亡くなりになったのは癌だったのですが、(中略)周囲の人にはほとんど秘密にしていたそうです。
 1月24日に大阪府庁で松井大阪府知事・吉村大阪市長の「しおかぜ」収録を行ったときは三宅さんが段取りをしてくれたのですが、直前になって「インフルエンザでどうしても行けない」と連絡してきました。
 その後電話をもらったときは普段の元気な声とうってかわった弱々しい声だったので、「よほど重症だったのだな」と思ったのですが、今日聞いたところインフルエンザというのは嘘だったそうです。

 まあ俺もがんになったら「嘘ついて虚勢を張る」かもしれませんが、三宅の晩年は寂しい生き方だと思います。
 三宅には信用できる人間ってどれほどいたんですかね。少なくとも荒木は信用してなかったんでしょう。

 昨日は朴炳陽・アジア映画社代表が26日に事故*30で亡くなったとの報せを受けました。朴さんは在日で、稲川和男さんとともに映画『北朝鮮・素顔の人々』を作った人です。はちゃめちゃな人でしたが、北朝鮮の体制と闘いつづけ、姜尚中*31・東大教授*32など*33のリベラル*34在日文化人のことを「不逞鮮人」とか言っていました。

 すさまじいですね。「不逞鮮人」なんて明らかな差別用語じゃないですか。
 関東大震災朝鮮人虐殺なんかは「不逞鮮人打倒」を叫んで行われたわけです。今時「不逞」がつかない「鮮人」だって使いませんよね。
 「荒木の発言が事実ならば」その差別用語を荒木らとつきあいがある「反共・反北朝鮮右翼」とはいえ在日の朴炳陽が使う。まともじゃありませんね。


櫻井よしこ北朝鮮に通じるか、トランプの手法』
http://yoshiko-sakurai.jp/2017/04/27/6810
 トランプの手法は基本的にクリントン、ブッシュjr、オバマらと変わらない「経済制裁路線」なので
1)北朝鮮の考えが大きく変わるか
2)周辺の環境が大きく変わるか
しない限り「核廃棄」と言う意味では通じないでしょう。

 ホワイトハウス高官はアメリカが急いできた韓国への高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備及び運用開始の時期について、作業を急がないと語ったという。

 これを「北朝鮮問題で中国の協力を得るためしばらく模様眺めしてる(少なくとも4月、5月中の配備はない。早くても配備は6月以降)。たぶん、習氏との会談が影響した。為替操作国指定見送りと同じ流れ」と解釈したよしこです。
 同様の解釈は浅井基文氏もしていましたし俺もそう思ってましたが、4月末に突然サード配備に動き中国を反発させるトランプです(なおサード配備には北朝鮮は勿論反発していますしロシアも否定的です。韓国国内にも反対運動があります)。正直「正しい正しくない」以前に「突然のシリア攻撃」もそうですが「予想があまりにもできなさすぎて」トランプには恐怖感を感じますね。

 習氏がどれだけアメリカとの対立を回避したかったかは、4月12日に行われた国連安全保障理事会で、シリアのサリンガス攻撃についての調査に関する決議案の採決を、中国が棄権したことにも見てとれる。ロシアは拒否権を行使してアサド大統領を守った。中国もこれまで6回、ロシアと共に拒否権を行使してきたが、今回は棄権にまわった。トランプ大統領は決議案採決の前日に電話会談で習氏に協力を依頼したと語っている。中国はロシアと距離をおき、アメリカに接近したのだ。

 その後、王毅*35外相がラブロフ*36外相と電話会談し「中露の友好関係は不変」であることを世界にアピールしたことを考えればよしこが言うほど「中国はロシアから距離を置いてるわけでもない」でしょう。


■中央メーデー参加
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/04/news244829427-b.html
 また荒木の与太ブースを連合は認めるのかと思うとうんざりしますね。いくら連合が「旧民社党系のウヨ労組」を内部に抱えるとは言え非常識です。なお「荒井が申し込んでも出展を認めないでしょう」が全労連全労協メーデーで荒木が出展しないのは荒木がこれらの労組をウヨとして敵視してるからでしょう。


■国基研『警戒怠れぬ中国の宇宙軍事利用』太田文雄(元防衛庁情報本部長)
http://jinf.jp/feedback/archives/20470

 中国紙、京華時報は専門家の話として「月にミサイル基地を建設すれば反撃の心配なく相手の軍事目標を攻撃できる」と指摘

まあ、ばかばかしいですね。
1)そんなことは中国政府の公式方針ではない
2)国際法上、そうした事は許されない
3)欧米や日本などの批判を無視してそんな事を強行すると思えない
4)そもそも技術的に可能か疑問
5)2〜4の理由により、中国どころか「世界最強の軍事大国」米国すらそんな事やるか疑問
ですよねえ。いつものことですが、ウヨ連中は「中国批判のためならガセネタでも何でもあり」のようです。


■国基研『韓国大統領選は「最悪」と「次悪」の選択か?』(西岡力
http://jinf.jp/weekly/archives/20444

韓国の政治は常に北朝鮮からの政治工作という強い磁場の中で、反共保守派の自由民主主義陣営と従北左派陣営の間で激しい戦いが繰り広げられてきた。

 おいおいですね。誰しも「反共でない保守はないのか」「従北でない左派はないのか」「そもそも金大中氏は左派なのか?、中道ではないのか?」などと思うところでしょう。

 ろうそくを掲げたデモを主導したのは、韓国政治のスペクトラムの一番左に位置する従北左派だった。

 そんなことはないでしょうね。朴弾劾運動は保守派の一部も巻き込んだからこそ、成功に至ったし、保守派の一部も運動に参加するほど朴の不正は酷かったわけです。

 太極旗デモ主催者らは新党を作り、親朴槿恵派の趙源震議員を立候補させたが泡沫候補扱いで、テレビ討論にも呼ばれない。

 そりゃそうでしょう。「朴クネ派の主流(自由韓国党)」は別途「洪準杓・元慶尚南道知事」を擁立してますからね。
 「自由韓国党」が自民党*37だとしたら「太極旗デモ主催者の新党」なんて「日本のこころ(旧称:次世代)」みたいなもんです。誰が考えても泡沫だから、マスコミや世間に相手にされるわけがない。

朴槿恵大統領弾劾の結果としての保守派有力候補の不在

 本来、保守派が「朴クネ氏の行為は問題だった」ということで意見一致すれば良かったのですが「朴氏は悪くない」つうバカが今だにいるので「保守が分裂してしまったこと」がまずかったわけです。
 韓国は幸いなことに「朴は悪くない」つう連中は「無視できない政治力は持っている」ものの「大統領選で勝利できるほどの力はない」ので「朴は悪くない」つうバカが選挙にでれば保守票は分裂するわ、野党票は団結するわ、で野党を利するわけです。

 鄭奎載・韓国経済新聞主筆らは、たとえ今回負けるとしても、その後の保守派政治勢力再建のためには保守派候補に票を集めるべきだと主張する。

 といっても自由韓国党が「朴万歳」を続ける限りそれは無理でしょう。そんな状況で候補統一しても「野合としか見られない」。可能性があるとしたら「自由韓国党の自主的撤退」でしょうがまあ無理でしょう。

「文政権」は任期中に北朝鮮と連邦制を実現させ、韓米同盟を崩壊させる危険性がある。

 それできればすごいんですけどねえ。まあ相当困難でしょう。金大中盧武鉉時代にできなかったわけですから。なお、連邦制つうのは「一国二制度(台湾)」「台湾は中国の一部」みたいなある種のフィクションです。あるいは「EUASEANみたいなもん」と見るべきか。
 すぐに何かどうこうなる訳じゃない。当面は「統一の方向で経済交流進める」つう太陽政策的なことしかないでしょう。それにしても西岡ですら「連邦制」としか言わないわけです。今時南進統一とかありえない。

安政権になると再び国内の従北左派が政治攻勢をかけ、再度、大統領弾劾という混乱事態さえ起きかねない。

 「デマも大概にしろ」です。朴クネ弾劾派は西岡の言う「従北左派」などではないし、そもそも大統領弾劾可決などそうそうできることではありません。
 朴クネレベルの無法が発覚しない限りできない。
 つまり西岡は
1)朴クネレベルの不正を安氏がしてる
2)もちろんそんなことは安氏はしてないがそれでも言いがかりで弾劾運動が起こる
つう無茶苦茶なことを言ってるわけです。
 当然ながらそんなことはありえない。1)も2)もない。大体、西岡が言うように「従北左派」とやらが「反北朝鮮タカ派相手なら弾劾運動を起こすような政治集団」なら崔順実ゲートが発覚しなくても、朴が「開城工業団地の中止」を実行した時点で弾劾が起こっていたでしょう。
 むろん西岡が「従北左派(北朝鮮シンパ)」と呼ぶ人々*38は朴の「開城工業団地の中止」にはらわたが煮えくり返るような怒りを感じたでしょう。
 ただし「悪政は不正ではない」。だから「アンチ北朝鮮」では「政治的批判」はできても弾劾はできない。だから「アンチ北朝鮮」では西岡が従北左派と呼ぶ人々も「政治的批判はできても」弾劾のしようがないし、実際しなかったわけです。
 弾劾するには「贈収賄」「選挙戦での不正行為」「マスコミの政府批判報道を権力の恫喝で潰した」などの「何らかの朴の不正」でなければならないわけです。そして崔順実ゲートという不正がその後発覚したわけです。
 トランプにしても「政治的批判」はあっても、未だに弾劾運動は起こってない。「悪政は不正じゃない」からです。「例の移民大統領令」は悪政にとどまらず、違法の疑い濃厚ですが「アレでは弾劾をおこすには弱い」のでしょう。いわゆる「ロシアゲート疑惑(ロシアとトランプ陣営が違法な交際をしていた疑惑)」も現時点では弾劾ができるほどの確証がない。
 大体、安政権で「弾劾運動」なら、朴クネ残党派が当選*39したらそれこそ「確実に弾劾運動」でしょう。それに「安政権で弾劾運動」なら「文氏が安氏を支持率で上回ってる」とはいえ、「僅差なので、今後の展開では安氏当選もあり得る」なんてこともないでしょう。


■訃報(三宅博常務理事)
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/04/news244629424-4.html

 前衆議院議員である三宅博特定失踪者問題調査会常務理事は本日4月24日早朝逝去されました。享年67歳。ここに謹んでご報告申し上げます。通夜・告別式の日程は下記の通りです。

 「内容がなさ過ぎて」酷すぎて呆然ですね。新聞の訃報記事でももう少し何か書いてあるんじゃないか。
 荒木もせめて「予想外の急死(突然の脳卒中など)なのか、それとも末期がんの闘病生活などで死去自体は予想されていたのか」「三宅との思い出(三宅にどのように世話になったのか)」位書いたらどうなんですかね。


■最優先課題
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/04/news244529424-4.html

 そういえば昨日の国民大集会では「最優先課題」という言葉が飛び交っていました。
 しかし「最優先課題という割に切迫感が無かった」

  という荒木ですがこの集会の主催者は「救う会&家族会&拉致議連」なんですが。荒木の立場で他人事みたいな救う会、家族会、拉致議連批判が許されるのか。しかもこういう事を言う荒木だってその言動に「なんの切迫感もない」のだから「お前が言うな」です。


■特定失踪者についてICC提訴を検討
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/04/iccnews24442942.html
 「いやだからさ、政府認定拉致ならともかく特定失踪者なんてICC提訴してもICCも『政府が認定してないと言う事は北朝鮮拉致ではないのでは?』だろうよ。」「つうかICCって個人が提訴できたの?」「そんなんより『政府は特定失踪者も拉致認定しろ!』て行政訴訟でも国内で起こしたらどうなの?」「つうかICC提訴してどういう判決もらう気なの?。判決もらって拉致の解決に役立つの?」ですよねえ。全くやってることが意味不明すぎます。

*1:そのあたりは被害が出ないように北朝鮮も計算し、周辺諸国も警戒し、まずあり得ないのでしょうが

*2:少なくとも「今のママ」制裁強化しても対話拒否が続くだけでしょう。対話させるには「体制保障(金正恩政権転覆しない)というお土産が必要」ですし、そのお土産は「米韓しか提供できないお土産」です。

*3:楊海英が「米英中ソだけで勝手に内モンゴルを中国領にした」と憤慨してる例の話です。

*4:とは言えブッシュのあめ玉はクリントンの「カーター訪朝合意」、金大中盧武鉉の「太陽政策」というあめ玉に比べたら小さいですが。

*5:そもそも「内容が正しいかどうか」など共通認識はあり得ませんし、だからこそ国定化には批判が出るわけです

*6:いわゆるキューバ危機のあった年

*7:吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相などを経て首相

*8:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣経済企画庁長官(科学技術庁長官兼務)、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相

*9:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*10:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相などを経て第三次安倍内閣経済財政担当相

*11:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*12:まあ当面復帰できそうにありませんが。

*13:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て現在、幹事長

*14:当時、社民党党首。現在は副党首。

*15:モラロジー系列のウヨ大学

*16:著書『野心:郭台銘伝』(2016年、ダイヤモンド社)など

*17:朝鮮労働党副委員長、最高人民会議常務委員長、国家副主席を歴任

*18:個人的にはそういうことはうやむやにした方が拉致被害者の救出に繋がるかと思いますが。

*19:共産党はむしろポルポト批判派です。一方反ベトナム、親中国という党利党略からポルポト政権をかなり遅くまで公然と支持し続けたのが米国と「米国の忠犬ハチ公」日本政府です。

*20:著書『北朝鮮ではなぜ軍事クーデターが起きないのか?』(2013年、潮書房光人社

*21:積極的な制裁破りはしないが、負担を嫌って制裁実施もしない国。

*22:2017年4月末の時点では、国連加盟国193ヶ国のうち106ヶ国まで提出国が増えており、55%が過去に報告書を提出したことがあることになる。

*23:2017年4月末の時点では12ヶ国まで増えた。

*24:連戦内閣法相、台北市長を経て総統

*25:ウィキペディアに寄れば「陳水扁政権で財務相」という御仁であり何ら民主進歩党的に問題がある御仁ではないでしょう。問題があると言ったら陳政権当時の扱いも問題になります。

*26:2001年から2017年の現在に至るまで駐EU代表、駐米代表、駐カナダ代表、駐オーストラリア代表、外相などを歴任した職業外交官です。

*27:「誤鑑定」ではなく荒木が「故意の偽装扱い」してる点に注意しましょう。

*28:小泉内閣総務大臣政務官自民党副幹事長(第一次安倍総裁時代)、麻生内閣官房副長官など歴任

*29:ちなみに離党して、今は篠原同様の極右活動に励んでいる筆坂の元秘書です。有田芳生氏(国会議員)、松竹伸幸氏(かもがわ出版編集長)等を見れば分かるように離党者は「共産党批判してる場合」でも、当然ながら全ての人間が筆坂らのような右翼活動してるわけではないので、筆坂や篠原の醜態は見苦しい限りです。

*30:別に「詳細に書け」とは言いませんが事故が「交通事故か火災か何なのか」位書いてもいいんじゃないですかね。三宅の場合は「がん」と書いてるわけですし。それとも詳しい情報が荒木には来なかったのか。

*31:著書『暮らしから考える政治:女性・戦争・食』(2002年、岩波ブックレット)、『オリエンタリズムの彼方へ:近代文化批判』(2004年、岩波現代文庫)、『反ナショナリズム』(2005年、講談社プラスアルファ文庫)、『姜尚中政治学入門』(2006年、集英社新書)、『愛国の作法』(2006年、朝日新書)、『増補版・日朝関係の克服:最後の冷戦地帯と六者協議』(2007年、集英社新書)、『漱石のことば』(2016年、集英社新書)、『姜尚中と読む 夏目漱石』(2016年、岩波ジュニア新書)など

*32:ウィキペディアに寄れば、現在の姜氏は「東京大学名誉教授、熊本県立劇場館長」です。

*33:誰が「など」なのか気になるところです。

*34:「リベラル」と言う言葉にはプラスの意味もマイナスの意味もありませんが荒木にとっては悪口雑言のようです。

*35:駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任)などを経て外相

*36:外務次官、国連大使などを経て外相

*37:といえるかは反朴派が大挙して離党した今、微妙な気もしますが。

*38:要するに対北朝鮮ハト派ですが、その中に盲目的北朝鮮シンパなどほとんどいないでしょう

*39:あり得ませんが