「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(4/25分:巣くう会集会の巻&北朝鮮最新ニュース、ほか)(追記・訂正あり)

 巣くう会集会以外にも色々と書いています。
朝日新聞『いま北朝鮮とどう向き合うか 拉致被害の蓮池薫さん語る』
http://digital.asahi.com/articles/ASK5C4TPHK5CUTIL01H.html

朝日記者
 拉致被害者の家族も高齢化し、亡くなった方や、体調を崩している方もいます。
蓮池
 集会で、あの温厚な横田早紀江さん(めぐみさんの母)が『拉致されて40年も救えずにいるのは、国の恥』とまでおっしゃった。

 「横田父ならまだしも」横田母の何処が温厚なんですかね?。あそこまでヒステリーなキチガイじみた人間も少ないと思いますが。まあ、そりゃもちろん「キチガイじみた、ど−しよーもないバカ女」とはさすがに蓮池薫氏の立場では公言できませんが、俺みたいな正直者はこんな嘘八百はとても言えませんね(毒)
 正直、兄・蓮池透氏の家族会除名に横田母が賛同したことは間違いないのだから、弟・蓮池薫氏の本心はこんなきれい事じゃないでしょう。

蓮池
 拉致問題を解決した後の『見返り』としては、軍事目的に回そうと思っても回せない形で、国民生活に役立つ現物支援をする方法があり得ます。例えば、慢性的な停電と送電ロスが深刻な北朝鮮に対し、電気が軍事施設ではなく住宅などに回るよう、日本が目に見える形での送電設備の整備を支援するといった方法があるのではないでしょうか。

 まあ俺も同感ですね。バーター取引以外に解決法はないでしょう。


■産経【北朝鮮情勢】北朝鮮が飛翔体を1発発射 韓国軍明かす
http://www.sankei.com/world/news/170521/wor1705210030-n1.html
 正直北朝鮮が何を考えてるのかよく分かりません。
 この間発射したばかりなのに、なんか意味あるんでしょうか?


■【北ミサイル】露「自国に危険なし」 有力議員、北と米の双方に自制求める
http://www.sankei.com/world/news/170522/wor1705220002-n1.html

 露上院防衛委員会のクリンツェビチ第1副委員長は(中略)米国のトランプ大統領は「困難な内政状況」のために「小さな勝利(をもたらす軍事行動)」を必要としているとし、北朝鮮と米国の双方が自制すべきだと述べた。

 重要な指摘ですね。自制が求められるのは北朝鮮だけではありません。

 露上院国際問題委員長のコサチョフ委員長は、今回の発射が「政治的なもの」で、米空母ロナルド・レーガン朝鮮半島近海に向かっているのを受けた行動だとの見方を示した。

 そういうことなんですかね。とはいえ「ロナルド・レーガン」の件を考慮しても「発射しない方が良かったんじゃないか」と思いますが。ただし「ロナルド・レーガンを容認したと思われてはワシらの面子が潰れるから発射したんや」と一応、言い訳可能、つうことは「誤解を恐れず言えば」北朝鮮だってそれなりの計算はしてるわけです。


■【北ミサイル】自民・二階幹事長「国民は恐怖を覚える。言葉に尽くせない憤りだ!」
http://www.sankei.com/politics/news/170522/plt1705220006-n1.html
 「一体、金正恩政権って何考えてるんだろう?」と疑問は感じますし、「かえって自分から状況を悪くしてるんじゃないか?。せっかく韓国大統領が『現実的に考えられる大統領』としては北朝鮮にとって最善*1の大統領になった*2のに?。文氏は少数与党だし、最悪の場合、右派野党の北朝鮮非難に押されて、太陽政策をあきらめるかもしれないのに?」「トランプや安倍のタカ派ウヨ路線が助長されるかもしれんだろうが!」つう不快感は感じます。
 ただ「恐怖は感じません」。なぜなら北朝鮮から開戦する選択肢はないからです。
 一方で「憤りは感じる」。ただしその理由は既に少し書きましたが、二階氏とは少し違う。こんなことをしても北朝鮮にとって状況が良くなるとは俺には思えないからです。北朝鮮が「自国生き残り」を願うのであればこんなことはしない方がいいんじゃないか。 


新潟日報曽我ひとみさんら署名活動』
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170521325103.html
 「佐渡ロングライド210」なるイベント(公式サイト:http://www.sado-longride.com/)の前夜祭(2017年5/20(土))での署名活動だそうです。
 この「佐渡ロングライド210」は「2017年5月21日(日)」開催の自転車イベント。
 Aコース(210キロ、過去5年間に100キロ以上の自転車レースを完走した実績の持ち主のみ参加可能)、Bコース(130キロ)、Cコース(100キロ)、Dコース(40キロ)の4つあります。つうことで自転車マニアのみ対象のイベントですね。ツールドフランスのように別にタイムを競うわけではない。もっとのんびりしたもんのようです。
 とはいえ、わざわざ佐渡でサイクリングしようなんて人はあまりいないでしょう。

署名をした福島県の自営業、藤田龍文さん(48)

といった福島からサイクリングに佐渡に来るような人は相当の自転車愛好家だと思います。
 署名者の写真がありますが安全の為のヘルメットをかぶっています。
 まあ「佐渡が危ない」と産経が騒いでましたが佐渡市(このイベントの主催者の一つ)、佐渡観光協会(このイベントの後援団体の一つ)などもこういうイベント*3をするなど色々考えてるわけです。
 まあDコースなら初心者でも参加可能でしょうが、B,Cコースは「体調を崩す以前に完走が危うい」のでやめた方がいいでしょう(なお、Aコースはそもそも初心者は参加不可です)。大体100キロ以上コースなんか参加したら佐渡観光ができなくなりますし。
 「佐渡が危ない」の産経がコミットしてるのかな?、と思ったらサイトに寄ればメディアの協力は

http://www.sado-longride.com/info/
主催:スポーツニッポン新聞社*4
後援:朝日新聞新潟総局、毎日新聞社、読売新聞新潟支局、新潟日報社共同通信社新潟支局、時事通信社新潟支局、NHK新潟放送局、BSN新潟放送NST新潟総合テレビ*5TeNYテレビ新潟*6、UX新潟テレビ21*7エフエムラジオ新潟、FMPORT79.0*8、サドテレビ*9

て「えー、産経の名前がない?」。
 あんだけ「佐渡が危ない」とか抜かしておきながらコレはどういうことなんでしょうか?。
 「産経、お前、まさかとは思うけど全く協力してないのかよ?」「あんなデマ記事垂れ流すよりこういうのに協力しろよ!」ですね。

【追記】
■日刊スポーツ『佐渡ロングライド2017:前夜祭でプロがエール「マイペースで」』
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/05/21/kiji/20170521s00042000060000c.html

 約3800人がエントリーして開催される。

 スゴイですね。俺が思ってる以上にサイクリング愛好家は多いようです。

 ゲストには栃木県で活動する自転車のプロチーム・宇都宮ブリッツェンのキャプテンでアテネ五輪にも出場した鈴木真理が登場。「暑くなりそうなので水分補給をしっかりして、景色を楽しみながらマイペースで頑張って」とエールを送った。

 サイクリング愛好家にとっては有名なんでしょうが「アテネ五輪にも出場した鈴木真理」といってもさっぱり分かりません。「自転車ってマイナースポーツなんだな」と実感します。ちなみに「すずき・まり」ではなく「すずき・しんり」と読む上に男性だそうです。いや、この記事だけなら絶対に女性と勘違いしますね。
id:Bill_McCrearyさん記事『男女共通の名前というのも興味深いかも』
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/b1d19e85b81e0565c9e4fdf15222dfad
の一例と言ってもいいでしょうか。


■カメラおやじの佐渡ロングライド<当日編>
http://www5.nikkansports.com/sports/cycling/column/report/archives/16943.html
 2011年5月の記事です。

 午前3時30分、会場に行くバスが到着、まだ真っ暗です。
 午前4時、会場に到着し、すぐに湯浅さんとAコースに並びましたが、すでに100人近くいました。

 Aコース210キロだと出発するために午前4時集合という恐ろしいことになるわけです。

 Aコース210キロに1869人が参加し94%の完走率はすごいです。なんと8歳の小学3年生が午後4時22分にゴール、私より40分も速かった

 まあ「過去5年間で100キロ完走でないと参加できない」という規制がありますからね。
 それにしても小学3年生で210キロ完走とはなかなか恐ろしい子どもです。

 昨年は10時間をかけて完走したので、今年も大丈夫だろうと自分勝手な自信を持ちました。

 走行距離210キロなので、平均時速20キロで10時間乗り続けるというのは相当きついと思います。当然下ったり登ったりなので、下り坂は20キロ以上でますが、上り坂は20キロは出ないでしょうね。

140キロ過ぎて右足の関節が痛くなって来ました。

 まあそりゃそうでしょう。

 私が1番危険と思うのは下り坂です。時速35キロ前後で降りますが、他の参加者は時速50キロでぶっ飛ばしています。

 まあ上り坂のロスを下り坂で解消したいのでしょうが「下り坂を自転車で50キロで下る」つうのは一寸想像ができません。35キロでも充分怖いと思います。

 午後5時3分、約11時間もかけてゴールしました。昨年は午後4時にはゴールしたのに、なんで1時間も遅いのと思いましたが体力的にいっぱい、いっぱいでした。

 一寸常人にはまねができませんね。


■読売新聞『拉致被害者に届けたい、政府が新たなラジオ番組』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170520-OYT1T50079.html
 米国政府系の「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」だそうです。これを機に救う会のしおかぜ放送への政府支出を完全に打ち切ってRFAに全面移行したらどうでしょうか。こうした放送に意味があるか個人的には疑問に思いますが、まだRFAの方が「救う会の私腹を肥やさない」と言う意味でマシだと思います。


朝日新聞北朝鮮への制裁「より効果的な対応、検討中」 岸田外相』
http://www.asahi.com/articles/ASK5P43GYK5PUTFK001.html
NHK『外相 北朝鮮への追加制裁含め より効果的な対応探る』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170521/k10010989581000.html
 有田芳生氏もツイッターで批判していますが先ず第一に「そんな能天気なことでいいのか」ですね。
 既に安倍政権は5年目に突入しています。安倍政権が5年目なんて俺のようなアンチ安倍にとっては屈辱ですがそれはさておき。
 「政権が成立してから未だ1ヶ月しか経っていません」つうならともかく5年目でこの発言は本来家族会辺りに「今まで何をやっていたのか?」と非難されても仕方がないでしょう。
 第二にこれまた有田氏がツイッターで指摘していますが結局コレは「その場の言い逃れではないのか」。
 つまり「5年目に入ってから」、効果的な対応を考える、というなら何度も言いますが「なら1年目、2年目、3年目、4年目に何故、何もしなかったの?」つう話になる。
 これに対して「いや1年目も2年目も3年目も4年目も最善を尽くした」つうなら「なら制裁としてもうやれることなんか何もないんじゃないの?」つうことになる。


■朝鮮新報『キャンドル大統領の課題/激動する世界で(上):米主導圧迫路線からの脱却/民族利益を最優先する平和外交』
http://chosonsinbo.com/jp/2017/05/0020/
 キャンドル大統領(ろうそく運動で生まれた大統領)という表現で分かるようにこの記事は基本的に文大統領に好意的です。
 ただし文氏を無条件でほめてるわけでもない。とりあえず「サード配備問題」など何らかの問題で「誠意を見せろ(サードを例に挙げれば、北朝鮮、中国、ロシアの反発を無視して、米国言いなりに配備するな)」つう話です。
 誠意がなければ文大統領への厳しい批判が始まることになるでしょう。まあこれは韓国内のハト派もそうでしょうが。


■産経【北ミサイル】北朝鮮「米本土と在日米軍核兵器照準」と威嚇 朝鮮中央通信が論評
http://www.sankei.com/world/news/170521/wor1705210006-n1.html
 米本土は無理でしょうが、そして「核登載のミサイル攻撃が技術的に可能か」はともかく「ミサイル自体が日本を射程に収めていること」は「何を今さら」の話です。その「何を今さらの話」を今さらする辺り、どう考えたらいいのか気になるところです。


サンデー毎日『中国罵倒で「核兵器死守」を宣言した北朝鮮の自暴自棄』
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20170519/biz/00m/010/005000c
 ばかばかしい。北朝鮮が自暴自棄に簡単になるような国だったらとっくの昔に体制は崩壊していたでしょう。当然ながら彼らにはそれなりの計算があるわけです。

 金大中金正日会談は結果的に北朝鮮に核開発のための時間を与えただけ

 おいおいですね。金大中時代には南北の緊張緩和がされたことをまともに評価する脳みそもないようです。


NHK北朝鮮化学兵器原料の特許申請 米「国連は最大限の調査を」』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170520/k10010988651000.html
 北朝鮮が製造法(新しい製造法?)について特許申請したというシアン化ナトリウムつうのは一般には青酸ソーダ、青酸ナトリウムと言います。
 もちろん毒ガス原料ではあるのでしょうが、メッキなど一般工業用にも用いられます。
 ミステリー小説、ドラマではシアン化カリウム(青酸カリ)とともに殺害のための毒薬としてよく使われますし、現実の犯罪でも使われたことがあります。
 1977年に東京で起こった「青酸コーラ無差別殺人事件(2名死亡、犯人は逮捕されず時効が成立)」、1984年に起こったグリコ森永事件(青酸入りの菓子が送りつけられた企業恐喝事件、犯人は逮捕されず時効が成立)ではシアン化ナトリウムが使われました。
 正直「毒ガスの製造法」ならまだしも「世間一般に工業用に普及してるシアン化ナトリウムの製造法」が何で問題になるのかさっぱり分かりません。いくら相手が北朝鮮でも不当な差別ではないのか。
 なお、こうした北朝鮮の特許申請が「米国の反発を想定した政治的揺さぶり」なのか、単に「政治的思惑なく特許申請しただけなのに米国が過剰反応したのか」は記事だけではよく分かりません。


北海道新聞『地村保志さん、福井で訴え 「拉致問題風化させず重要課題に」』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0401530.html
福井新聞『地村保志さん拉致解決へ強い意志 「最重要課題」風化阻止へ協力』
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/121343.html
 「今さらそんな事言ってもね。もう風化してるし」ですね。

 3人の子どもたちについては「さまざまな方々のご協力とご支援のもと、地元企業で一生懸命働いている」と話した。

 子どもたちがメディアにでないのが興味深いですね。彼らは家族会、救う会、マスコミに関わることなく静かに平和に暮らしたいし、そうした子どもたちの思いを、地村夫妻も重視してるのでしょう。


■ロイター『北朝鮮問題の軍事的解決、「想像絶する悲劇」引き起こす=米国防長官』
http://jp.reuters.com/article/north-korea-us-idJPKCN18F2A7
■産経【トランプ政権】米国防長官、北朝鮮攻撃は「悲惨な事態に」 外交解決を強調
http://www.sankei.com/world/news/170520/wor1705200024-n1.html
 まあ、だからこそ常識があれば「北朝鮮への軍事攻撃」なんて事は普通言いません。


NHK『日ポーランド外相 北朝鮮へ圧力強化の重要性で一致』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170518/k10010986721000.html
 そりゃポーランドだって「北朝鮮へ圧力強化の重要性」とやらを日本から振られれば「同感だ」くらい言うでしょう。「いーや、それには僕は反対です」といって日本に恨まれる理由もない。
 だからといって「6カ国協議参加国でもないポーランド」にこんな事言わせて何か意味があるのか。日本の自己満足でしかないでしょう。
 NHK記事タイトルは何故か「北朝鮮」ですがポーランド、日本双方にとって重要なのはむしろ

 両外相は日本とEUヨーロッパ連合)のEPA経済連携協定)について早期の大枠合意の重要性を確認しました。これに先立って、両外相は政治・安全保障の分野でハイレベルの定期的な交流を続けることや外交関係樹立100周年となる再来年を「日本・ポーランド文化交流年」とすることなどを盛り込んだ行動計画に署名

でしょう。


■リベラル21『習近平北朝鮮の核ミサイル問題を解決できるか』阿部治平
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-3958.html
 北朝鮮が何故核ミサイル開発するかといえば「米国による政権転覆から身を守るため」です。
 つまりは習主席の意思に関係なく「米国が北朝鮮転覆を公式に放棄すれば」そしてその放棄を北朝鮮が信用すれば問題は解決します。
 一方、中国にとっては
1)緩衝地帯として北朝鮮は利用価値があるし
2)北朝鮮政権転覆なんぞ容認したら「同盟国を見捨てた」として中国の評判、面子が落ちるし
3)頭に乗った米国が北朝鮮転覆にとどまらず、他の国の転覆も企て、それが中国の国益に反する危険性もある
等の理由から「米国の北朝鮮転覆論」を容認する理由がない。
 まあ、中国も米国といたずらに対立したくはないでしょうし、また「中国は北朝鮮の核保有を望んでない」。そう言う意味で中国は米国に配慮して「北朝鮮を多少締め上げるかも知れません」が、そう無茶苦茶に締め上げることも考えられない。一方で万景峰号航路をロシアが開設する動きもあるわけです。北朝鮮にとって一番重要な貿易相手国は勿論中国でしょうが、中国だけが北朝鮮を支援してるわけでもない。
 そうした意味では「習近平北朝鮮の核ミサイル問題を解決できるか」というのは問題の設定が全く間違っています。むしろ「トランプは北朝鮮の核ミサイル問題を解決できるか」でしょう。
 そしてそれは「米国が北朝鮮転覆を公式に放棄すれば」そしてその放棄を北朝鮮が信用すれば問題は解決します。もちろん「北朝鮮政権転覆論は放棄できない」つう立場に立てば話は別ですが、その場合、現実的には「核問題解決はあきらめるしかない」でしょう。

 4月の米中会談のおり習近平中国主席はトランプ米大統領に、中国と韓国(コリア)の歴史について、「コリアは実は中国の一部だったことがある」と語ったと伝えられた(ウォールストリート・ジャーナル、2017・04・12)。
 私はこれには驚いた。もちろん韓国の民間は色めき立ち、政府も反発した。だが米中両国政府とも習発言をはっきり否定しなかった。中国外交部報道官にいたっては、「韓国人はこれを心配する必要はない」という人を食った発言をした。私は、これを習発言が実際にあったことを示すものと受け取った。

 おいおいですね。
 実際の発言については中国側も米国側も何一つ具体的なことは言ってないのに何で阿部氏にそんな事が言えるのか。言えるわけがないでしょう。彼の中国への酷い偏見がいつも通り露呈されてるだけです。
 もちろん阿部氏の言うような可能性はある。ただ一方で「中国側はそんな事は言ってない」のにトランプが誤解、曲解でデタラメ言ってる可能性もあるわけです(もちろんそもそもWSJ誤報の可能性もあります)。
 トランプの誤解、曲解の場合だって「WSJ報道を明確に否定すること」は中米両国ともしないでしょう。
 それをすれば習主席の面子は守られるがトランプの面子が潰れる。もちろんトランプが自分の面子を潰すのは嫌なのは当然ですが、中国側だって「トランプの面子を潰して、トランプに反発されるのは嫌」でしょう。
 トランプという男は「放言と暴言で悪名高い男」なんだから別に中国が否定しなくても「まあ、トランプはああいう男だから、デタラメほざいてるだけでしょ?」「中国もトランプの反感買うよりここで恩を売った方がいいと思って公式に否定しないだけでしょ?」と周囲は中国に対し善意に理解してくれる可能性も高い。
 つうかこの件、中国よりもむしろトランプが批判されてるんですが。もちろん「トランプの曲解」なら彼が批判されるのは当然ですが、「事実そうした習発言があったとしても」、『だから俺が習をその場で批判した』つうならともかくまるで「習のお陰で朝鮮半島の勉強ができた」みたいな物言いですからね。
 実際には

 漢王朝が紀元前後、朝鮮半島北半分を楽浪郡帯方郡として支配したことはある。

程度の話をトランプが誤解を招く物言いしただけでしょう。

 たぶん習近平は青春時代が文化大革命期に当り勉強する時間がなくて、ペキンの横町の老百姓(庶民)レベルの朝鮮認識しか持てなかったのである。

なんて話では全くない。大体「青春時代勉強できなくても」、その後いくらでも学ぶ時間はあるわけです。いくら我が国の安倍首相が不勉強なウスラバカだからといって習主席まで安倍と同列に扱うのは失礼の極みです。
 「いわゆる朝貢」を「中国の一部」とは習主席も思ってないでしょう。
 つうかこの阿部説だと「ペキンの横町の老百姓(庶民)レベルの朝鮮認識」つうのは「今はともかく」文革時代は「コリアは実は中国の一部だったことがある」だそうですが「ホンマかいな」ですね。文革当時ですら「楽浪郡帯方郡時代」はともかくそれ以降についてはそんな認識はしてないんじゃないかと思いますけど。まあ元時代の高麗支配は一寸微妙で阿部氏も

 1259年モンゴルが高麗を征服し、20世紀初頭から1945年まで日本が植民地にしたほかに、朝鮮半島がまるごと外国の直轄領になった歴史はない。

と書いてますけどね。まあ「元時代は高麗が外国(元)に征服されてた」と考える阿部氏ですが、「支配民族がモンゴル人」ということで「元の支配領域の大部分は今の中国であっても」コレは「中国による朝鮮直接支配」とは見なさないようです。

 中国は本気で朝鮮労働党の一党体制を守ろうとしている。
 その理由は、北の体制崩壊はただちに中国共産党の一党支配体制の危機をもたらすからである。

 おいおいですね。極端な話、北朝鮮体制が崩壊しようが中国体制は崩壊しないでしょう。中国が恐れてるのはそんな事ではない。
 先ず第一に非平和的崩壊による「イラク、アフガン、シリアのような内戦の発生」及び「それによる難民の大量発生(中国への難民流入)」を恐れてるでしょう。まあコレを恐れてるのは中国だけではないですが。日本、韓国、ロシアだって恐らく恐れてる。
 第二に平和的崩壊した場合でも「統一韓国」が中韓国境(今の中朝国境)に米軍を配備するなどの「反中国的行為」をすることを恐れてる。「北朝鮮と言う緩衝地帯」が「米国の同盟国・韓国」と中国の間にあることは、中国にとって都合がいいわけです。
 それは裏返せば「北朝鮮崩壊が平和的なもん」でかつ「統一韓国が中国にとって都合のいいもん(緩衝地帯としての北朝鮮がなくなっても何ら問題ない)」のであれば、中国にとって北朝鮮崩壊は何ら問題ないつうことです。まあ正直そう言う事態は想定しがたいのですが。

 中国国内には、(ボーガス注:北朝鮮に接する吉林省延辺朝鮮族自治州あたりを中心に統一朝鮮との統合を要求する動きが必ず生まれる。それは必然的に(ボーガス注:チベットウイグルなど)中国国内の他の少数民族運動を激励する。

 たぶんこの阿部説の元ネタは「似たようなことを以前言っていた」楊海英でしょうがどうなんでしょうかねえ。今さら「中国から独立して韓国と一緒になりたい」なんて動きが朝鮮族自治州から出てくるんでしょうか?
 出てこないんじゃないかと思いますけど。韓国の方も恐らくありがた迷惑でしょう。どっちにしろそんなことは「北朝鮮崩壊」に中国が否定的な理由のメインじゃない。メインは「内戦の恐怖」と「緩衝国としての北朝鮮の価値」でしょう。そして「緩衝国としての価値」はともかく「内戦の恐怖」は中国以外にとっても重要な話です。

 結局はアメリカが北朝鮮に歩み寄って、韓国とともに北朝鮮と直接対話し、「核・ミサイル」と「米軍の朝鮮半島からの撤退」を材料に交渉することのほか道はないとおもう。

 つまりは「北朝鮮の体制保障」を米国が確約し、北朝鮮の核開発とバーターする以外に解決策はない、つうのが阿部氏の結論です。
 そして「北朝鮮ではなく」、阿部氏においては「北朝鮮に体制保障を信用させる最低の条件」は「韓国からの米軍撤退」だと。
 まあ「韓国からの米軍撤退」が北朝鮮にとっての最低条件かどうかはともかく「米朝国交樹立」「朝鮮戦争正式終戦」などの「それなりに重いものがない」と北朝鮮は核廃棄しないつうのは俺も同感です。ただそうなるとこの記事タイトルは明らかにおかしいですね。
 それならこの記事タイトルは『習近平北朝鮮の核ミサイル問題を解決できるか』ではなく『トランプは北朝鮮の核ミサイル問題を解決できるか』、『トランプだけが北朝鮮の核ミサイル問題を解決できる』などとすべきです。
 なお、以上の阿部批判文をまたコメント欄に投稿する予定です。「どう見ても狭量な人格」の彼がコメント掲載拒否しないかが見物です。


■産経【国を守る覚悟】日本は「即応反撃力」を整備しなければ、北朝鮮のミサイル発射は止まらない(火箱芳文)
http://www.sankei.com/politics/news/170519/plt1705190001-n1.html
 北朝鮮を口実に軍拡を主張するのも大概にして欲しいですね。
 先ず第一に「即応反撃力(先制攻撃能力のことでしょうが)」なんてもんを持てばかえってミサイル発射が激化する恐れすらある。なぜならああした発射は「日本や米国、韓国が我が国を攻撃するなら反撃する」という政治的アピールだからです。むしろハト派政策をとった方が発射が自重されるでしょう。根拠は金大中盧武鉉政権時にはそうした発射が自重されていたことです。
 第二に敢えて言えば「北朝鮮のミサイル発射」なんてもんはそれほどの脅威ではない。なぜなら何度も言いますが北朝鮮から戦争をする選択肢はないからです。そんな事をしたら在韓米軍の反撃で国が滅びてしまう。
 第三にそうした攻撃力の整備は違憲の疑いが強く、財政を圧迫し、また「北朝鮮以外の近隣諸国(中露、韓国)」との関係を悪化させかねません。なぜなら物理的な意味で「北朝鮮しか攻撃しない、できない兵器」なんかないからです。北朝鮮を攻撃する兵器は中露、韓国を攻撃するかも知れない。そして産経のようなウヨが中露、韓国を非常に敵視してることは今さら言うまでもないでしょう。
 第四に現在の「在日米軍自衛隊だけ」でも十分な抑止力でしょう。「自分から戦端を開いたら在日米軍自衛隊の反撃で国が滅びかねない」というのは北朝鮮にとって充分脅威です。
 なお、この文の筆者は「元陸上幕僚長、国家基本問題研究所理事」だそうです。田母神が航空幕僚長だったことと言い自衛隊はまともな組織なのかと疑いたくなります。


東亜日報『「ゴキブリ」、「こん棒」…自由韓国党は「嫡統保守」を口にするな』
http://japanese.donga.com/List/3/0501/27/926702/1

 17日、自由韓国党の重鎮議員懇談会で、下劣な言葉が飛び交った。「ゴキブリだと。まともな精神状態なのか。昼間から酒でも飲んだのか」から「こん棒で後頭部をかち割れ」まで、公党の会議で出た言葉なのかと耳を疑うほどだった。米国にいる洪準杓(ホン・ジュンピョ)氏がフェイスブックに、「朴槿恵(パク・クンへ)を売って国会議員になり、弾劾の時はゴキブリのように隠れ、こそこそ這い出てくる人たちは実に卑劣だ」と書き込むと、親朴(親朴槿恵)が反発し、再び非朴(非朴槿恵)とけなし合いを始めたのだ。
(中略)
 韓国ギャラップが、選挙が終わった後、有権者に対して実施したアンケート調査の結果、洪氏に投票した理由は、△国家安保または国家観(23%)、△保守だから(17%)、△他候補より良かったから、または、他候補が嫌だから(12%)、△迫力があってよどみがない(12%)などの順だった。多くは候補や政党よりも単に保守候補という理由で選択をしたわけだ。

 保守新聞・東亜日報ですら呆れるほど「ゲスの極み」な自由韓国党(朴クネ残党派)です。
 これが「元政権与党」で「現最大野党」だと言うのだから呆れます。早く滅亡して欲しい。しかしこんなゴミ政党を支持する人間の気が全く知れません。


■朝鮮新報『総聯が「総聯、民団5.17共同声明」発表11周年に際してすべての在日同胞に送るアピール』
http://chosonsinbo.com/jp/2017/05/0017-2/
 総連・民団和解という歴史的快挙が「民団に巣くう珍右翼」により転覆され今や民団が「朝鮮学校無償化除外」を支持するまでに落ちぶれたことについては「部外者の一日本人にすぎない」とはいえ俺は怒りと悲しみを禁じ得ません。もはや民団は「社会的害悪」「存在自体が社会悪」といっても過言ではないでしょう。
 しかしそれでも朝鮮新報が言うように「今は死文化してしまった」とはいえ、この和解には一定の意義があったと思います。


■産経【朝鮮半島情勢】「挑発容認せず」と韓国の文在寅大統領 北朝鮮をけん制
http://www.sankei.com/world/news/170517/wor1705170062-n1.html
 少数与党であることを考えれば最初から高い期待はしませんが、「本当に太陽政策に転換する気があるのか?」「大丈夫なのか?」という危惧は否定できません。今のところあまりそうした動きが見えませんのでね。もちろんそれでも「朴クネ派の当選」よりはずっとましですが。


■韓国会長、2030年W杯の“4か国共催”への意思変わらず「日中韓北朝鮮が協力すれば誘致は可能」
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?216374-216374-fl

 大韓サッカー協会のチョン・モンギュ会長は、2030年W杯を日本、中国、韓国、北朝鮮の4か国共催で立候補すれば大会誘致の可能性は高いと考えている。

 この構想において、最大の問題は「中韓北朝鮮を異常に敵視する男が首相の日本」でしょう。安倍が北朝鮮を大いに敵視してることは言うまでもないですがコレが仮に「北朝鮮抜きの」『日中韓共催』『日中共催』『日韓共催再び』でも実現するか疑問です。
 確かに成功すれば「極東の緊張緩和に大いに役立つ」と思いますが。


■日刊イオ『東京無償化裁判、判決は9月13日に』
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/46e79758fcfee661d3c7892503e5a8d4
 大阪地裁で下った不当判決を考えると結審を素直に喜べないところが悲しいところです。ひとまずは「お疲れ様でした」と弁護士諸氏の労苦をねぎらいたいですね。


日経新聞万景峰号、17日に就航へ』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM05H4V_V00C17A5FF8000/
産経新聞『露と北朝鮮結ぶ初の貨客船就航 万景峰、羅津港を出発』
http://www.sankei.com/world/news/170517/wor1705170057-n1.html
 いよいよロシア、北朝鮮を結ぶ定期航路が開通するようです。まあ、それでも安倍がロシアにろくに抗議しないことは間違いないでしょう。
時事通信『政府、ロシアに懸念伝達へ=北朝鮮船就航で』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051800688&g=prk
NHK『政府 ロシアに北朝鮮への圧力強化すべきと伝える考え』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170518/k10010986041000.html
なんてのも「抗議しないわけに行かないから抗議する」だけで「ロシアとの経済交流を見合わせる」なんてことにはおそらくならない。


■「中国と北朝鮮の関係」に自公関係を連想する
 まあ要するに「既に腐れ縁」でそう簡単に切れない、つうことですね。「中国と北朝鮮の関係断絶」を想定するのは「自公関係の崩壊」を現時点で想定するくらいあり得ないことでしょう。


朝日新聞秋田県、高校生の韓国派遣中止 少女像設置など考慮』
http://www.asahi.com/articles/ASK5H4JH1K5HUBUB00G.html
 無茶苦茶ですね。「北朝鮮問題で安全を考慮した」はまだしも少女像なんて何一つ関係ないでしょうに。そんなんに納得する人間は「まともな脳みその人間」ならいないでしょう。
 安倍自民に忖度してる(あるいは忖度どころか露骨に恫喝がきた)のか、はたまた知事の本心なのか。


ライプツィヒの夏『つまらんことを大げさに騒ぐ馬鹿』
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/0b091b990818176c4faf161c9b688c54
 まあid:Bill_McCreary氏のように考えるかどうかは価値観の問題なのでひとまずおきます。
 問題はこういうニュースを能天気(?)に騒ぐメディアが本気で北朝鮮情勢を「危機だ」と思ってるとはとても思えないと言う事ですね。
 それと個人的には
1)こんなことより共謀罪や森友の報道でもしたら(以下略)
2)別に「当事者である皇室女子・真子氏(秋篠宮夫妻の長女)」の意思はともかくこの時期の発表って「森友などをごまかしたい」安倍の仕込みか(陰謀論になりますが)
つう気はしますね。


NHK『大規模サイバー攻撃 北朝鮮ハッカー集団使用のソフトと類似』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170516/k10010983511000.html
日経新聞『大規模サイバー攻撃北朝鮮が関与か 複数社が分析』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM16H17_W7A510C1MM0000/
 「真偽は不明ですが」最近話題のランサムソフト(身代金ソフト)やらの一部に「北朝鮮が関与してる疑いがある」んだそうです。


NHKプーチン大統領 北朝鮮のミサイル発射を厳しく非難』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170515/k10010982761000.html

 プーチン大統領アメリカなどの軍事介入によって政権が崩壊したイラクを念頭に、「近年、世界で起きた国際法違反や他国への侵攻、政権転覆は、軍拡競争を後押ししている」と述べ、北朝鮮が核・ミサイル開発を放棄しないのもアメリカが軍事的な脅威となっているためだという考えを示しました。
 そのうえで、「北朝鮮との対話に戻ることが必要だ。北朝鮮に対する脅しをやめ、問題の平和的な解決方法を見いだすべきだ」と述べ、北朝鮮の核開発問題の解決策を話し合うアメリカや中国、日本などによる6か国協議を再開すべきだと訴えました。

■産経【北朝鮮情勢】プーチン氏「核クラブ拡大は認めず」 でも「北をおびえさせるな」
http://www.sankei.com/world/news/170515/wor1705150049-n1.html
時事通信北朝鮮ミサイル、受け入れられず=圧力強化は反対−ロ大統領』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051501178&g=prk
等と比べても、政府御用放送化するNHKらしい反北朝鮮タイトルですが、本文見れば分かるようにプーチン北朝鮮批判だけしてるわけではありません。
 「イラクリビアなどの政権転覆が北朝鮮に恐怖感を与えてる」「6カ国協議再開で問題を外交的に解決しよう」つうプーチン主張には俺は大賛成です。それはプーチンの思惑が何かとか、プーチンが独裁的であるとか言うこととは関係ありません。


■朝鮮新報『「火星-12」、朝米対決総決算への揺るぎない意志』
http://chosonsinbo.com/jp/2017/05/0015/

 朝鮮には米国との最終決戦で勝利をもたらす力がある。それは他国を侵略し、支配するための力ではなく、米国の核戦争策動を破綻させる力だ。

 非常に重要な指摘ですね。つまり現実問題、北朝鮮には「他国(韓国)を侵略(先制攻撃)し支配するための力」などないからそんなことはしない、あくまでもやることは「米国の核戦争策動を破綻させる力」のわけです。
 つまり「米国が北朝鮮に先制攻撃をやるならまず韓国に反撃して被害を与える」つう力にすぎないわけです。そう言う力をアピールすれば米国も北朝鮮攻撃を躊躇せざるを得ない。
 この「米国の核戦争策動を破綻させる力」に「韓国に反撃する力」以外に「日本に反撃する力」や「米国に反撃する力(ICBM)」があるか知りません。「フカシか本気かはともかく」、ICBM開発のポーズを見せてることを考えれば「いざとなったら、米国は日本や韓国を見捨てて我が国を攻撃することがあり得る」「その米国の無情な判断を日韓政府は阻止できない」との判断をし「日本に反撃する力」や「米国に反撃する力(ICBM)」も準備してるのかも知れません。
 しかしとにかく「反撃すること」しか想定にはないわけです。

 半世紀以上も続く朝米対決が、首脳会談の可能性をほのめかすトランプ発言一つで解消されることはない。

 非常に重要な指摘ですね。つまり今まで散々、北朝鮮を敵視してきたのにいきなり「交渉の余地がある」といったって「信用できるか、バカ。まずサード中止とか何か土産もってこいよ。口先だけじゃ話にならない」つう話です。 


■産経【今週の注目記事】時差ぼけ10年…韓国文政権に根付く北朝鮮“包容”策 正男氏殺害も「非難すべきでない」
http://www.sankei.com/west/news/170514/wst1705140008-n1.html
 正確には「北朝鮮が犯行を否定していることも考慮し、非難は適切な限度にとどめるべし」程度でしょうね。むやみやたらに非難すればいいというモンではないでしょう。


■産経【北ミサイル】菅義偉官房長官弾道ミサイルは30分程度飛翔」 日本海に着弾
http://www.sankei.com/politics/news/170514/plt1705140010-n1.html
 正直、「ICBM」ではなく、よく発射することがある短距離のミサイルらしいので大して脅威でもありません。
 一方で大して脅威ではないとは言え「文大統領当選による南北宥和ムード」を壊す危険性がある。
 正直北朝鮮にとって「意味があるのか」と思いますが
1)北朝鮮の脅威をアピールしたいが
2)文大統領当選による南北宥和ムードを壊したくもない
という「矛盾する要請」を「うまく調和した策」つう認識でしょうか。俺にはとてもそうは思えませんが。


■産経『「北朝鮮」「拉致被害者」「救出」で検索→わずか3件… 問われる国会、拉致被害者救出へ政府を突き上げろ!』(政治部 田北真樹子)
http://www.sankei.com/premium/news/170512/prm1705120005-n1.html

「国会議員は何をしているんだ!」
 超党派の拉致救出議員連盟が4月20日に国会内で開いた役員会で、出席した家族会メンバーはこう声を張り上げた。
(中略)
 この日、役員会後に総会が開かれた。しかし、出席した国会議員は41人*10。議連所属の国会議員は273人(自民党200人、民進党31人、公明党20人、日本維新の会12人、日本のこころ2人、無所属8人)だから、出席率はわずか15%だった。
(中略)
 平成14年9月の日朝首脳会談前後の拉致議連の会合を取材したが、当時は国会内の一番大きな部屋から国会議員があふれ出ていた。
(中略)
拉致議連の会合に出席しない議員は人非人と指差されるような雰囲気があった」。
 ある自民党議員は当時を振り返る
(中略)
 自民党のベテラン秘書は「明らかにかつてのような盛り上がりがない」と語る。その雰囲気を被害者家族も感じているはずだ。

 拉致が完全に風化してることが伺えます。
しかし
1)共産、社民の不参加で拉致議連が完全に右翼団体化してることが見て取れます。最初から共産、社民には声をかけなかったのか、声をかけても参加拒否されたのか、「声をかけて共産、社民も当初参加したが、いづらくなって退会した」のか知りませんが。もちろんこの件で俺は社民、共産を非難する気はありません。
2)民進党の国会議員は「衆参両院では公明党や維新に比べもっと多いはず(詳しく確認はしていませんが)」のはずなので「随分少ないなあ」つう気はします。
 なお、少ない理由は「家族会、巣くう会が民進党を敵視してるから」かもしれませんし、その場合批判されるべきは家族会、巣くう会の方でしょう。ここでの感想は従って民進党を批判してる訳ではありません。
3)自由党の参加がないらしいのが意外です。これまたこの感想は自由党を批判してる訳ではありません。
4)自民党議員は「安倍のお声掛かりで全員参加か」と思いきやそうではないようです。
 まあ「拉致議連に参加しない議員は人非人と指差されるような雰囲気」なんてもんはなくなって良かったと思います。

「国会会議録検索システム」を使ってみる。これで実態が完全に把握できるわけではないが、国会でどれだけ議論されたか分かる。
 検索条件として、対象期間を今通常国会の「今年1月4日〜5月8日」とし、検索語に「北朝鮮」「拉致被害者」「救出」を入力すると、出てくるのはわずか3件だった。
(中略)
 それにしても3件は少なすぎる。改めて検索語を「北朝鮮」「拉致被害者」の2つにして検索した。それでも16件だった。
 比較するため、国有地の払い下げ問題をめぐる森友学園を検索してみると「森友学園」「土地」で63件もヒットした。拉致被害者の約4倍になる。

 「森友と比較する辺り」、『森友のことは追及するな!』という産経の立場がよく分かります。どっちにしろ拉致は風化してるわけです。仕方がないでしょう。質問しても「日朝交渉中のデリケートな問題なので、外交機密なので回答は差し控えたい」という回答しか来ない物で何をどう質問しろと言うのか。
 産経が「外交機密を理由に回答拒否とは、ふざけんな!」と騒ぎ立て、世論も「そうだ!」と成らない限り、質問しても意味がない。

 国会は拉致問題の真相究明に向けて大きな役割を果たすことができる。
 最も知られている例は、拉致問題が初めて国会で取り上げられた昭和63年3月の参院予算委員会だ。当時の共産党の橋本敦氏が追及し、梶山静六国家公安委員長が「昭和53年以来の一連のアベック行方不明事犯*11、恐らくは北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚でございます」との答弁を引き出した。
(中略)
 北朝鮮が国家ぐるみで日本人を拉致していた可能性が濃厚であると国会で明らかにされた意義は大きかった。

 珍しく「野党、特に左派政党は敵視している」産経が共産党を褒めています。ただし、残念ながら「共産党に対する世間の扱いの冷たさ(当時)」もあって、当時はほとんどこの答弁は世間に注目されませんでした。最近の若者は知らないでしょうが、当時は「共産党を除く与野党協議(当時の野党は社会党公明党民社党社民連)」なんて差別的なモンが平気でされてました。
 なお、産経は梶山氏の名前しか挙げませんが、宇野*12外相(当時、後に首相)の名前も忘れないで欲しいですね。
 また、この橋本質問のキッカケはいわゆる大韓航空機爆破事件がらみの李恩恵疑惑であって「李恩恵=拉致された日本人疑惑」についても政府は答弁で認めています。この答弁時点では李恩恵の正体は分かりませんでしたが現在では田口八重子さんと推定されています。
 なお、「橋本敦質問当時」、竹下*13内閣自治相・国家公安委員長だった梶山氏は、その後も「宇野内閣通産相」「海部*14内閣法相」「自民党幹事長(宮沢*15総裁時代)」「橋本*16内閣官房長官」と権力中枢に居続けます。それでも彼は「水面下では何かしていた」のかもしれませんが、「竹下内閣自治相・国家公安委員長時代に自ら認めた北朝鮮拉致疑惑」について生前目立った成果を上げられませんでした。
 なお、「別に拉致の件で産経その他に梶山氏を批判して欲しいわけではない」し「批判するのは酷だと個人的には思います」。俺は自民党は嫌いですがだからといって理不尽な非難をする気はないです。
 何度も言いますがこの件で梶山氏批判は酷でしょう。「拉致の件」で「無責任な事バッカいってんじゃねえよ!。お前ら拉致解決に何か貢献したのか!。口先だけだろうが!」と安倍や中山恭子を批判するのは正しいと思うオレですが。
 しかし「コレ梶山氏じゃなくて産経の嫌いな政治家なら、国家公安委員長時代の答弁をネタに『自民党幹事長、官房長官まで務めた男が何やってたんだ!』とつるし上げてるんだろうなあ」「巣くう会や家族会も『梶山は最低だ!』とか罵倒してるんだろうな」と思うとなんか理不尽な気がします。

 拉致問題を風化させず、拉致被害者の全員帰国を実現するため、政府を厳しく突き上げる“うるさ型”の役割が今こそ国会に求められているのではないだろうか。

 おいおいですね。今の自民党から安倍への突き上げなんかないでしょうし「森友疑惑などでの野党の突き上げ」を平気で無視するのが安倍ですが。そしてそんな安倍を応援してきたのが産経でしょうに「国会は拉致を風化させないよう政府を追及しろ」とはデタラメにもほどがあります。大体「外交機密なので答弁は控えたい」で答弁が終わる物をどうしろというのか。
 つうかそんなことを国会に求める前に産経が「拉致の解決はどうなってるんだ!」と安倍批判したらどうなのか。


■家族会が欧州議会に拉致で協力を訴え
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5912.html

飯塚耕一郎さん(政府認定拉致被害者田口八重子氏の長男、家族会事務局次長)スピーチ
 2014年2月公表されたCOI報告書では、マレーシア、シンガポール、フランス、イタリア、オランダ、中国といった欧州も含めた諸国にも拉致被害者が存在するとされております。

 「ホンマかいな?」ですね。少なくとも俺の知る限り「マレーシア、シンガポール、フランス、イタリア、オランダ、中国」が自国の北朝鮮拉致被害者救出で動いてるなんて話は聞いたことがありませんので。
 つうか、それだったらフランス、イタリア、オランダはもちろんEU加盟国なので「EUにとっても他人事じゃないはず」なんですけど、この訴えを報じるマスコミの記事からは「EUの他人事感」をひしひしと感じるんですよねえ。
 まあ、曽我夫婦の目撃情報があるルーマニア*17やタイなんかは確かに拉致被害者がいる(あるいは「既に病死してる場合は」いた)のでしょうが。
参考
朝鮮日報『「北朝鮮ルーマニア、タイ女性も拉致」ジェンキンス氏手記』
http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=68389

北朝鮮が1970年代に日本人以外にもタイやルーマニア女性を拉致したという証言が挙がっている。
(ボーガス注:2005年10月)7日、日本で発売されたロバート・ジェンキンス氏の手記『告白』からだ。

 まあ、もしかしたら確かにフランス、イタリア、オランダに拉致被害者はいるが

http://nabesada.cocolog-nifty.com/meme/2007/07/post_8760.html
 曽我ひとみさん夫妻の証言によって、北朝鮮に拉致された疑いが明らかになったルーマニア人女性について、1990年代初めにピョンヤンルーマニア大使館が、この女性の存在を確認して本国に報告したものの、政府は何も対応しなかったとルーマニアの新聞が伝えました。
 ルーマニア人の女性、ドイナ・ブンベアさんは、1978年にイタリアで行方不明になり、おととし*18曽我ひとみさん夫妻の証言がきっかけで、北朝鮮に拉致された疑いがあることがわかりました。ルーマニアの新聞「エベニメントゥル・ジレイ」が、かつてピョンヤンルーマニア大使館で勤務していた元外交官の話として伝えたところによりますと、ブンベアさんとみられる女性が、1991年と92年に、ピョンヤンにある外国人向けの商店で3回目撃されました。また、この元外交官の同僚が女性に接触して話を聞いた際、女性は自分がブンベアさんだと確認したうえで、「秘密警察が監視する隔離された区域に住み、尾行されているため、大使館とは接触できないと話した」ということです。元外交官は、92年に本国の官房長官内務省にこうした事実を報告しましたが、本国から調査の指示は受けなかったということです。ブンベアさんについて、ルーマニアの外務省は「調査は外務省の権限を越えている」という内容の文書を家族に送っており、家族は「拉致問題の解決にあまりにも後ろ向きだ」と批判しています。

みたいな話(ルーマニア同様あきらめてる)かも知れませんが(ちなみに俺の理解ではタイも拉致問題に対してルーマニア同様、それほど動いてはいません)。どっちにしろどう見てもEU諸国は「拉致問題って日本だけの話でしょ?」的な他人事感がありありです。
 まあ、それはともかく。前も指摘しましたけど「ジェンキンス証言があっても、事実上何もしてくれないタイやルーマニア」に比べたらもう、どんだけ小泉総理(当時)が拉致被害者のために動いてくれたかつう事ですね。家族会はもっと小泉氏に感謝しないといけない。何もしてない安倍を褒めるとかお話になりません。

 横田拓也さん(政府認定拉致被害者横田めぐみ氏の弟。家族会事務局長)スピーチ
 日本政府が認定している方及び非認定の方を含めた拉致被害者の約870人のうち5人しか帰国する事が出来ていません。

 「政府非認定の拉致被害者=特定失踪者」です。特定失踪者家族があの怪しい与太話にすがるのはわかりますが「政府認定拉致被害者」めぐみ氏の家族がすがる理由が全く分かりません。正気で言ってるのなら拓也はバカだし、しがらみで「怪しいと思いながら言ってる」のなら別の意味でバカです。俺が拓也の立場ならあんな怪しい話には乗りませんよ。姉(めぐみさん)がかわいそうじゃないですか。つうか両親まで拓也と同じで特定失踪者なんて主張を支持してますから呆れますが。めぐみさんも馬鹿な親と弟を持って本当にかわいそうです。そしてウンギョンさんもバカな祖父母とおじを持って(以下略)。

 いかなる手を使ってでも、拉致を解決せず今も捕えたままとしている金正恩委員長を処罰する必要があります。

 「え、何でそんなに処罰したいの?」ですね。
 俺だったら
「申し訳ないんだけどアタシにとっては、家族の帰国が大事なんで私個人は処罰はノーサンキューですね。そう言う事言ったら交渉が挫折して帰って来れないかもしれんですから」
「アタシはだから処罰なんて言う気ないですから」
「そういうことなんで政府としても処罰なんてことは言わないで欲しい」て言いますね。本当、拓也が何考えてるんだか理解できません。ちなみに飯塚の方は彼個人のスピーチでは「拉致被害者帰国を果たしたい」というだけで処罰なんて一言も言ってません。


■参考情報・金元弘前保衛部長*19が軍で(ボーガス注:軍総政治局組織副局長として)復権、後任(ボーガス注:の保衛部長)は日本人拉致秘密交渉代表
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5910.html
 まあ「だから何?」ですね。その情報が救う会にとって拉致解決にどう役立つのかさっぱり分かりません。


■国民大集会全記録5
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5902.html

生島馨子(生島孝子さん姉)
 いわゆる特定失踪者には家族会がありません

 何でないのかと言ったら恐らく家族の間で温度差があるんでしょう。
 ほとんどの家族は「多分北朝鮮拉致じゃないと思うけど、何もしないと不安だし、何かすると情報が出るかも知れないし」レベルで救う会に協力してる。
 そうであれば「特定失踪者家族会つくってがんがん出て行こう」つう生島氏のような家族には「えー、そこまでしなくてもいいんじゃない?」「しても意味あるの?」「むしろ政府認定拉致被害者家族に迷惑じゃない?」と一歩引くでしょう。

 官房長官の記者会見の中で、特定失踪者も北朝鮮が出してくれば拉致被害者として扱うという言葉がありました。非常に消極的です。

 消極的も何も拉致と認定する証拠がないんだから当たり前です。
 生島氏が言ってることは「警察は私の妹の死亡を自殺と発表してるが、絶対に他殺で犯人がいるから逮捕して下さい」「警察は私の家の火事を事故と判断したが絶対に放火だから(以下略)」レベルの暴論です。それに対しては当然「他殺(放火)を裏付ける証拠が出れば他殺(放火)と判断するがそうでなきゃ自殺(事故)という発表は撤回できない」「だから犯人なんか逮捕できない」というしかないでしょう。「自殺(事故)判断を撤回しないが犯人は逮捕する」なんてそんな馬鹿な話はない。
 しかし「政府拉致認定しないが救出対象にはする」つうそんな馬鹿な話がまかりとおってるのが「特定失踪者」です。

北朝鮮による拉致は朝鮮戦争後から始まっていると聞きました。

 そんなんは救う会が放言してるだけで根拠がある話じゃありません。

荒木和博
 島田室長はいるだろう。
司会・西岡力
 荒木さん、そういう場所ではないので。

 吹き出しました。こんなのは文字化するときにむしろ省略した方がイメージダウンにならなくていいでしょうに。
 事情がよく分かりませんが、「官僚らしい」島田室長なる人物*20に何か含むところがあった荒木が彼を罵倒だのつるし上げだの、するような乱暴な態度をとったため*21「あまりにもまずすぎる」と思った西岡が駄目出ししたということでしょう。お仲間のはずの西岡にすら駄目出しされる荒木はどう見ても異常です。

荒木和博
 今の状態では、政府の方は、相手国の承認がどうとか言って、やろうとしない。
(ボーガス注:北朝鮮有事の際は)もしこの中でご協力いただける方があれば、どこかで船を出してもらえるのであれば、民間で船を出して助けに行く。

 「アホか」ですね。「やる気もないこと」を良くも言えたモンです。大体自衛隊の艦船ですら戦場なんか危険でおいそれとはいけないだろうになんで「民間の船で行く」なんてバカを言うのか。
 俺が拉致被害者家族なら「自衛官ならともかく素人が戦場に行っても死ぬだけじゃないですか?」「そもそも本当にやるんですか?。口から出任せですよね!」と憤激してるところですがコレを容認するのが家族会だから呆れます。大体そこまで荒木がいうなら「誰かが出してくれるなら」じゃなくて荒木が「購入であれレンタルであれ」自分で船を調達すればいいじゃないですか。
 なんで「誰かが出してくれるなら」なんて人任せの他力本願なのか。

 この間の宋日昊ごときの偉そうな口ぶりに怒らない方がおかしい。あんなのは1時間半のヤクザ映画だったら、最初の5分で殺されておしまいという、そういうチンピラです。

 むしろ荒木の方が「雑魚でチンピラ」だと思いますがそれはさておき。
 北朝鮮の日朝交渉担当大使・宋日昊氏を糞味噌に罵倒しても何がどうなるわけでもありません。

 (ボーガス注:何故自衛隊北朝鮮に突撃しないのかなど政府に対し)終始失礼なことを言いましたが、これから私もどんどん嫌われていきますので、ご協力を宜しくお願いいたします。

 意味がわかりませんね。「政府に対して悪口」し「反感を買ってること」を自覚しながら誰に「協力を要請する」のか。いずれにせよ俺についていえば「無意味に政府に喧嘩を売るようなバカ=荒木」には協力なんかしませんよ。


■国民大集会全記録4
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5892.html

 まず最初に、今日ここに来ることができなかった家族会前代表の横田滋さんの映像メッセージを見たいと思います。

 「完全に体が弱ってるんやなあ」感が半端ないですね。

司会・西岡力
 私は少し反省をしています。我々はこの間20年間運動をしてきましたが、家族の人を先頭に立てすぎたのではないだろうか。
(中略)
 横田滋さんは、どこに呼ばれても行く。もう手帳がまっ黒でした。今あれだけしかしゃべれないようになられたのは、歳相応の老いではない。自分の身をすり減らして、ここにも来れないような身体になられた。しかし、それでよかったのか。家族が身をすり減らさなければならないような運動を我々がしてきたとしたら、反省しなければならない。

 まあ心にもない虚言ですが、滋氏の体調の衰えを前に西岡もこういう弁解を多少はせざるを得ないわけです。

有本明弘(有本恵子さん父)
 アメリカの軍事攻撃に北朝鮮が反撃すれば、何十万の人が死ぬという話が出て来ています。
 私は、こんな話をするマスコミは北朝鮮の代弁者だと思っています。
(中略)
 家族会は、北朝鮮の代弁をするようなマスコミの話に迷うことなく、 トランプ大統領北朝鮮の対決を静かに見守って行くことが大事だと思っています。

 おいおいですね。そう言うコトを言う有本は何が言いたいのか。
 「何十万も死なない」といいたいのか。ならば有本は何人の人間が死ぬと思ってるのか。一人も死なないとでも思ってるのか。
 それとも「何十万死んでも構わない」と思ってるのか。
 いずれにせよ「何十万死ぬかもしれない」という指摘が「デマだ」と有本が言うならともかく「事実ならば*22」それを指摘することは何ら北朝鮮の代弁者ではありません。
 「日本は国力の差があるから米国に勝てない、対米戦争はやるべきではない」といった戦前の一部インテリに対し、反米右翼が「この米国の手先め、腰抜けめ」と罵倒して太平洋戦争に突入したのと同じレベルの愚劣な事を有本はやっています。
 大体「何十万死ぬかも知れない」という事実はトランプにも伝えられてるでしょうし、にもかかわらず、北朝鮮に軍事攻撃するほどトランプも無謀ではないでしょう。
 そして、こういう馬鹿な事を有本らが言うからこそ「多くの人間が有本たちに呆れ」拉致は風化の一途をたどるわけです。
 つうか「北朝鮮に軍事攻撃」なんかしたら有本の娘「有本恵子」も死にかねないんですけどね。
 有本はもはや「娘は死んでる(病死か自殺か事故死か、他殺かはともかく)」という認識の元に北朝鮮に復讐を願ってるようにしか見えません。ただし、有本がそう公言しないのはそう公言することは「ウンギョンや寺越武志、日本人妻が死んでも構わない」ということと同じでありさすがに躊躇してるのでしょう。どっちにしろ有本は俺にとって「バカでクズ」であり何ら共感や同情の対象ではありません。軽蔑や憎悪といったネガティブな感情しか有本にはわいてきません。いや有本だけでなく家族会会員全てにそう言う感情しか俺は湧いてきません。

参考
赤旗『対北朝鮮 被害想定が警告する軍事力行使の危険性』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-28/2017042804_01_1.html

 1994年、当時のクリントン米政権が、先制攻撃も含む軍事的選択肢を検討しました。
 元ワシントン・ポスト紙記者のオーバードーファー氏は、著書『二つのコリア』*23で、94年に当時のラック在韓米軍司令官が次のように予測したことを紹介しています。
 「朝鮮半島で全面戦争が再発した場合、死者は100万人にも上り、うち米国人も8万〜10万人が死亡する」「戦争当事国や近隣諸国での財産破壊や経済活動中断による損害は1兆ドルを上回るだろう」
 当時の金泳三(キム・ヨンサム)韓国大統領は、99年に韓国誌『月刊中央』のインタビューで、米国が北朝鮮への先制攻撃を選択肢としていることを知り、レイニー駐韓米大使に抗議したと語っています。
 金氏は「戦争の一歩手前までいった」と回想し、レイニー氏に「どうしてクリントン米大統領)はこんなことをするんだ。直ちに中止せよ。中止しなければならない」と迫ったといいます。
 2006年に北朝鮮は初の核実験を強行。朝鮮半島での核戦争という最悪の事態を懸念する声も出始めました。
 韓国国防省が管轄する放送局「国防TV」のウェブサイト上に公開されている映像資料「朝鮮半島核戦争シナリオ」は、ソウルに北朝鮮の核爆弾1発(広島型原爆1個分=15キロトン級=と想定)が投下された場合、爆発による死者が約40万人に達し、放射能被害による死者も含めると、計約125万人が2〜6週間以内に死亡すると推計しています。
 「国防TV」によると、この映像は米国防総省による「朝鮮半島核戦争シミュレーション資料」を基に作成されたもので、09年の「国軍放送第3回創作映像公募展の受賞作」だといいます。
 米国のランド研究所が10年に発表した報告書「北朝鮮核脅威の不確実性」は、ソウルに10キロトン級の核兵器1発が投下された場合、約12万5000〜20万人が死亡。負傷者を含めれば約29万〜40万人の死傷者が出ると推計しています。
 また、重傷約31万人、軽傷約20万人のほか、被爆した恐れのある約80万人の計約134万人が治療を必要とすると指摘。しかし、ソウル首都圏の病床数は約23万3000床しかないため、多くの負傷者や被爆者が死亡する恐れがあるとしています。
 経済的な損害も巨額です。国内総生産(GDP)は毎年、10%ずつ減少し、損失総額は約1兆5000億ドルに達するといいます。

 負ける戦をする国の指導者はいないのです。70年前、わが国軍事力はハワイの真珠湾を攻撃しました。ご承知の結果に終わりました。このことを金正恩に伝えなくてはなりません。

 「はあ?」ですね。「負ける戦いをする指導者はいない」といいながら「負ける戦いをした指導者(昭和天皇)」を上げるつうのは意味がわかりません。まあ、当時の日本は「ドイツに期待するあまり」ドイツが英国に勝てば、最悪でも米国相手に引き分けに持ち込めると都合のいい妄想して「負ける戦いに突入していった」わけですが。
 なお、マジレスすれば「負ける戦いをする国の指導者」は昭和天皇ヒトラーなどたくさんいます。
 理由は簡単で「主観的に勝てると思えば」客観的には負ける戦争でも戦争に突入していくからです。
 全ての「国家指導者」が「事実を適切に認識できれば」負ける戦いをする指導者はいないでしょうが残念ながらそうとは限りません。
 それはともかく、北朝鮮が米国や韓国相手に全面戦争を仕掛けるなんて思う人はいないでしょう。
 もちろん北朝鮮は「自分から先制攻撃」なんて負ける戦いはしません。
 一方で「米韓の侵攻」を防ぐために核ミサイル開発をしているわけです。
 正直「体制の保障」さえされれば北朝鮮は核ミサイル開発を辞めるでしょうし「拉致被害者が今もいきていれば」ですが、拉致被害者を日本に帰すでしょう。家族会は拉致被害者を帰して欲しいと本気で思うなら「北朝鮮の体制保障」を主張すべきです。まあこういう事を言えば有本らによってめでたく「こんな話をする人間は北朝鮮の代弁者だと思っています」と罵倒されるのでしょうが。

増元照明(増元るみ子さん弟)
 つい先日マレーシアで金正男暗殺がありました。北朝鮮政府がマレーシア人9人の出国を禁止しました。それに対して即座にマレーシアは、在マレーシアの北朝鮮国籍を持つ1千人にのぼる人たちの出国を禁止しました。後から数百人くらいは帰したんですが*24。なぜマレーシアにできることが日本にできないんでしょうか。

 やれやれですね。
 マレーシアについては

http://chosonsinbo.com/jp/2017/04/0001-2/
マレーシアの警察が「殺人事件」の「容疑者」とした駐マレーシア朝鮮大使館2等書記官と高麗航空の従業員は朝鮮に帰国した

ことで
1)西岡力が『マレーシアはテロ支援国に成り下がった』(https://jinf.jp/feedback/archives/20288参照)と罵倒し
2)朝鮮新報が『「北朝鮮犯行」説が事実上否定された』(http://chosonsinbo.com/jp/2017/04/0001-2/)と主張し
3)週刊現代は『北朝鮮に外交的敗北を喫するマレーシア』(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51476参照)と評価してることを増元は公然と無視する気のようです。西岡らの指摘で分かるようにマレーシアもどう見ても「ある種の政治決着」をしており増元が言うほど毅然となどしていないのですが。さすがに増元もこうした報道の存在は知っているでしょう。増元は故意にデマを飛ばしてるわけでどうしようもないバカです。

 なぜ日本の在日北朝鮮の人たちは声を挙げて北朝鮮を訪問できるんですか(拍手)。
 ぼくは出国禁止をしろとは言っていません。それは新たな法律がいるでしょう。それでも私たちの国は独自で、わたしたちの国にふさわしくない人が再入国することを拒否することはできるんですよ(拍手)。

 おいおいですね。日本を「事実上の祖国(というか生活の拠点)」としている在日に対し「再入国禁止」などすることは事実上の出国禁止と同じでしょう。いや在日を持ち出すまでもなく俺や増元が日本政府に「お前が出国したいなら出国しろ、でも再入国はできないぞ」といわれたら、それは「出国禁止」と同じです。「しばらくの間、外国で居住する覚悟がないと出国できない」わけですから。
 「ベニスの商人」で「私は殺すとは言ってない、肉1ポンド自由に切り取る権利を保有しただけだ」という位酷い詭弁です。
 あるいは「お前が会社批判したいならしろ。それは自由だ。だがこの会社で定年まで無事に勤められると思うなよ」といったらそれは「会社批判の禁止」と同じでしょう。
 どっちにしろ正当な理由無しでは再入国禁止にせよ入国禁止にせよできるもんではありません。大体「わたしたちの国にふさわしくない人」とはなんのことなのか。
 在日の再入国禁止を実行して拉致解決であれ何であれ、一体なんの建設的意味があるのか。単に「北朝鮮嫌いの増元らウヨ」が「北朝鮮と関係があると見なした個人、団体」を敵視し嫌がらせしてるにすぎません。

 朝鮮総連の解体です(拍手)。破防法をかければいいじゃないですか。

 何を理由に破防法なんか発動するのか。朝鮮総連がいつ何処で破防法の適用対象になる行為をしたというのか。そんなことに一体なんの建設的意味があるのか。単に「北朝鮮嫌いの増元らウヨ」が「北朝鮮と関係があると見なした個人、団体」を敵視し嫌がらせしてるにすぎません。

 (ボーガス注:ストックホルム)合意の時にも言っていました。北朝鮮が何を望んでいるか。在日朝鮮人総連合会の地位の安泰です。そしてあの本部を保全することです。それを日本政府がおそらく呼応して今の状況になっているんでしょうけども。なぜこんな状況を続けるんですか。

 そりゃ朝鮮総連に嫌がらせしても何の意味もないからです。むしろそんなことをしたら北朝鮮が反発して日朝交渉が破綻しかねません。日朝交渉を否定してどうやって拉致を解決するのか。もはや増元らは「生存拉致被害者はいない」「だから日朝交渉なんかしなくていい」という判断の下に「北朝鮮及び北朝鮮と密接な関係であると見なした個人、団体」に対し嫌がらせをすることしか考えてないとしか思えません。

寺越昭男(寺越昭二さん長男)
 家族会というのは本当に待つだけなんですね。待つのがしんどいから皆で頑張って署名活動をしたり、そんなふうにやってきたんだと思います。

 そういうのを「空しいオナニー行為」といいます。「待つのが辛いから署名活動してきた」なんて馬鹿な事を言うようでは拉致なんか100万年たったって解決なんかしません。
 「風が語りかけます、バカだ、バカすぎる、極右集団家族会と救う会」ですね。


■国民大集会報告3
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5884.html

塚田一郎拉致議連事務局長)
 それでは私から本日出席の拉致議連の先生方をご紹介させていただきます。
 拉致議連顧問、内閣総理大臣衆議院議員 安倍晋三*25(拍手、以下略)。
 拉致問題担当大臣衆議院議員加藤勝信*26
 内閣府副大臣衆議院議員、石原宏高
 内閣府政務官参議院議員豊田俊郎

 現役の政務三役が首相・安倍と拉致担当政務三役しかいないつう辺りが興味深いですね。それ以外の面子は

拉致議連会長、衆議院議員平沼赳夫(村山内閣運輸相、森*27内閣通産相、小泉*28内閣経産相を歴任)
拉致議連会長代行、衆議院議員古屋圭司(第二次安倍内閣国家公安委員長
拉致議連会長代行、参議院議員山谷えり子(第三次安倍内閣国家公安委員長
拉致議連会長代行、衆議院議員渡辺周(鳩山*29、菅*30内閣総務副大臣、野田*31内閣防衛副大臣を歴任)
拉致議連副会長、参議院議員中山恭子(福田*32内閣拉致担当相)
拉致議連副会長、衆議院議員、漆原良夫(公明党中央幹事会会長)
拉致議連副会長、衆議院議員上田勇小泉内閣財務副大臣公明党広報委員長など歴任)
拉致議連副会長、衆議院議員原口一博(鳩山、菅内閣総務相
拉致議連幹事長、衆議院議員松原仁(野田内閣国家公安委員長
拉致議連事務局長代理、衆議院議員笠浩史菅内閣文科大臣政務官、野田内閣文科副大臣を歴任)
拉致議連事務局長次長、衆議院議員鈴木馨祐(第三次安倍内閣国交大臣政務官
衆議院議員木原稔(第三次安倍内閣財務副大臣
衆議院議員土屋正忠(元武蔵野市長、第三次安倍内閣総務副大臣
衆議院議員山田美樹(第三次安倍内閣外務大臣政務官) 
参議院議員赤池誠章(第三次安倍内閣文科大臣政務官
衆議院議員衛藤晟一(第三次安倍内閣首相補佐官

など、大物とは言い難い連中ばかりです。

 本日は小池*33知事からメッセージを預かってきましたので代読させていただきます。
(中略)
 東京都においては、平成22年度以降、朝鮮学校に対する運営費補助金を一切支出しておりません。平成25年に都がまとめた調査では、朝鮮学校及び朝鮮大学校を運営する朝鮮学園と、朝鮮総連との密接不可分な関係、さらに朝鮮学校の教科書には、北朝鮮の指導者を礼賛する内容が記述されていたことが明らかとなりました。こうした点が抜本的に改められないうちに、都民の税金を支出するといったことはもってのほかであります。

 バカバカしい。民族学校が民族団体と密接な関係にあることの何が問題なんでしょうか。
 そのうち「韓国学校と民団が密接な関係にあることは問題だ」とか言い出すのか。
 そして独裁国家であろうと「国家元首を礼賛すること」の何が問題なんでしょうか。
 どっちにしろそんなことは補助金不支給という不当な差別を正当化しませんし、そんなことは拉致の解決にも全く関係ありません。

東京にも4人の拉致被害者と、拉致の可能性を排除できない46人の特定失踪者がいらっしゃいます。

 バカバカしい。特定失踪者なんか拉致じゃありません。

 山内修一京都府副知事、中島正信神奈川県副知事も来てくださいました(拍手)。

 副知事って辺りが興味深いですね。京都や神奈川の知事はこんな右翼集会には出席したくないわけです。まあ京都だと遠いってのもあるでしょうが。


■国民大集会報告2
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5872.html

渡辺周民進党拉致問題対策本部長)
 申し上げたいのは、なぜ朝鮮総連にもっと圧力をかけないのか(拍手)。

 ばかばかしい。そんな事と拉致解決と何の関係もない。

松浪健太日本維新の会拉致問題対策本部長)
 かつての「よど号事件」の山村新治郎*34議員ではありませんが、我々はこの身に代えても被害者の皆様を返していただきたい。

 よくもまあ言いますよね。ここにいる連中のウチで山村氏(当時、佐藤内閣運輸政務次官)のようなことができる奴がどれほどいることやら。

中山恭子日本のこころ代表)
 平壌宣言、ストックホルム合意という形の日朝関係、外交関係にのっとっていますと、拉致被害者の解決はまったくできません。

 おいおいですね。外交以外にどうやって解決するのか。


■国民大集会報告1
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5862.html

西岡力(総合司会、救う会会長)
 お手元の資料では、司会は櫻井よしこさんとなっていますが、先ほど電話があり、「どうしても来られない事情が生まれた」ということで、私救う会会長の西岡が司会をさせていただきます。

 別によしこに司会をしてほしいわけではないのですが「パンフによしこの名前が印刷された」時点でドタキャンというのは社会人として許される行為ではありません。
  もちろん「どうしても来られない事情」という事情がなんなのか、が問題になります。
 「40度の高熱でぶっ倒れた」「よしこの実母が急死した」などそれ相応の理由でなければ「無責任だ」という批判は避けられないでしょう。

拉致問題を最優先にして今年中に全被害者を救え!国民大集会」なのです。一緒に、「最優先だ」「今年中に救う」という声をあげていきたいと思います。

 こうした西岡に対し、何故か

http://araki.way-nifty.com/araki/2017/04/news244529424-4.html
 そういえば昨日の国民大集会では「最優先課題」という言葉が飛び交っていました。
 しかし「最優先課題という割に切迫感が無かった」

という荒木和博です。

飯塚繁雄(家族会代表、田口八重子さん兄)
 「こうしておけばよかった」、「あの時こうしておけばもっと解決したのではないか」というあらゆる経過の中で、反省点みたいなものがたくさんあります。
 しかし、今この時期、それをいちいち取り上げても前には進みません。

 そういうことをいって過去の反省がないから前に進まないんじゃないんですかねえ。

*1:「大統領として立候補するかどうか」「立候補して当選するかどうか」という現実を無視しすれば文氏以上に融和的な政治家もいるでしょうが。

*2:そう俺は理解しています。

*3:一般向けのイベントとは言い難いですが

*4:毎日新聞系列のスポーツ新聞。なお、日刊スポーツ新聞(朝日系列)、スポーツ報知(読売系列)、サンケイスポーツ(産経系列)、東京中日スポーツ東京新聞系列)、デイリースポーツ(神戸新聞系列)である。

*5:フジテレビ系列

*6:日本テレビ系列

*7:テレビ朝日系列

*8:新潟県民エフエム放送の愛称

*9:佐渡市のケーブルテレビ局

*10:何で内訳を書かないんでしょうか?

*11:蓮池夫妻、地村夫妻、市川修一さん&増元るみ子さんの失踪について、です。

*12:田中内閣防衛庁長官自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*13:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相などを経て首相

*14:福田、中曽根内閣で文相

*15:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も、小渕、森内閣で蔵相。

*16:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相などを経て首相。首相退任後も森内閣で沖縄・北方等担当相。

*17:ちなみにEU加盟国

*18:2005年のこと

*19:中国、台湾、韓国、北朝鮮での「部」は日本の「省」に、「部長」は日本の「大臣」に当たります

*20:勿論、島田洋一巣くう会副会長ではありません

*21:その場に島田氏がいたのかいなかったのか知りませんが。

*22:俺は事実だと思いますが

*23:邦訳は2002年、共同通信社

*24:千人出国禁止でも「後から数百人は出国させた」のなら全然毅然とした態度じゃないでしょう。

*25:小泉内閣官房副長官官房長官自民党幹事長(小泉総裁時代)を経て首相

*26:第二次安倍内閣官房副長官を経て第三次安倍内閣一億総活躍等担当相

*27:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*28:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*29:新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官民主党幹事長(小沢代表時代)などを経て首相

*30:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相などを経て首相。現在、民進党最高顧問。

*31:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相を経て首相。現在、民進党幹事長

*32:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*33:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*34:中曽根内閣農水相、宇野内閣運輸相を歴任