朝鮮学校差別反対と森友ウヨ教育批判は何ら矛盾しない

 まあ矛盾するかのように理解して「サヨはダブスタだ」とか抜かしてるバカウヨがいるようですが「朝鮮学校差別(無償化除外、補助金不支給、減額など)に反対」とは「朝鮮学校の教育は非の打ち所がないスバラシイもん」といってるわけではない。「不当な差別反対」といってるだけにすぎないわけです。
 たとえば小生は何も朝鮮学校でなくて「幸福の科学学園高校」「塚本幼稚園(森友学園)」だって不当な差別は反対です。しかし、「個々の生徒や保護者はともかく」塚本や幸福(経営陣とか運営方針とか)などは大嫌いです。
 まあ、少なくとも今のところ幸福や、森友に不当な差別などないでしょうが。「幸福の科学学園大学(仮称)不認可」も「森友の経営危機」も別に差別ではないでしょう。むしろ経営危機になる前は不当な優遇を受けていたのが森友で、野党などの批判によって、政府が森友に掌返しし、その「不当な優遇がなくなったら」途端に経営が傾いたにすぎません。
 それはともかく、似たような話としてはたとえばもう昔のことですが「オウム破防法訴訟」つうのがあり、それに多くの法学者は「破防法は適用すべきでない」としましたが、これまた「オウムはスバラシイ宗教だ」といってるわけでもない。
 あるいは、イラク戦争に世界の平和団体が反対したのも「フセイン大統領は立派な人だ」つう話ではない。
 ただそう言うコトが分からないバカも残念ながら結構いるわけで疲れる話です。