■台湾で陳水扁氏*1の「特赦」問題浮上 蔡政権に頭痛の種
http://www.sankei.com/world/news/170621/wor1706210061-n1.html
何故問題になるかといえば陳水扁が政治活動しているからです。
「病気を理由に恩赦したはずなのに政治活動なんておかしい」「仮病じゃないのか」という批判の声が出るのは当然でしょう。
■【主張】米駆逐艦事故 哀悼と敬意を共有したい
http://www.sankei.com/column/news/170620/clm1706200002-n1.html
事故原因は未だ不明ですが米側の責任の可能性もある時点で無神経に「哀悼と(その活動への)敬意」のみ口にするのは問題がありすぎでしょう。もちろん米側に問題があれば「ただただ非難していい」つう話でもないですが。
■【政界徒然草】蓮舫*2民進党が消滅危機
http://www.sankei.com/premium/news/170620/prm1706200008-n1.html
小池*3新党の煽りを受けて、都議会における大敗の危険性があるからと言うことです。
従って消滅危機とは民進党そのものではなく「都議会民進党」あるいは「民進党蓮舫執行部」ですね。
そういうのは「小池を評価してない」「野党共闘を支持する(したがって蓮舫退陣など望んでない)」俺としては本当に困りものですが、ただ不幸にしてそうなっても「保守党第一党の地位はキープしたとは言え、やらなくてもいい選挙をやったあげく議席を大幅に減らした(一方労働党が大幅に議席を増やした)英国のメイ*4首相が今も居座ってる」ように、蓮舫退陣という事にはならないんじゃないか(俺の願望込みですが)。
というのもメイ同様「後釜どうするか」という問題がある。森友・加計疑惑追及で追い風に乗りつつある今、蓮舫おろしはやりづらいでしょう。
また「地方選挙であり、第一義的に責任は都連にある」といえるからです。
と同時に正直、自民の劣化コピーでしかない「小池新党」の躍進とかやめてほしいですが、自民に対する風向きが少し変わりつつある今、「都議選で自民が議席を維持できる保障がない」。
「安倍首相や菅官房長官は都議選の応援演説に来ないで欲しい」なんて声もあるようです。
まあ自民第一党の地位はキープできるかも知れませんが、自民が議席を減らせば、かりに小池新党が伸びても「森友・加計のせいだ(自民)」「我々は小池新党との争いで敗れたが自民が議席を減らしたと言う事は自民批判が強まっていると言う事(民進党)」で「産経の喜ぶような事態・蓮舫おろし」には成らないかも知れない。
個人的にはもちろん共産が議席増かキープして欲しいですね。不幸にして減少するとしても小幅にとどめて欲しい。そうすれば民進が仮に議席を減らそうとも「産経の喜ぶような事態・蓮舫おろし」は起きにくいでしょうし「小池新党のストッパーになり得る」のは共産党しかないからです。石原*5の新銀行東京や築地市場・豊洲移転を容認した民進党(民主党)では頼りになりません。