■【田村秀男の日曜経済講座】「経済敗戦」に終止符を 成否の鍵は財政出動にあり
http://www.sankei.com/premium/news/170813/prm1708130023-n1.html
「経済敗戦=デフレ=不景気」は今も続いており、それを克服するには財政出動が必要だというのだから田村がどう言い訳しようとも内容はアベノミクス批判です。
■日航機墜落32年 「息子が山で待っているから」高齢夫婦、体力衰えても墓標へ一歩ずつ
http://www.sankei.com/life/news/170813/lif1708130010-n1.html
3人きょうだいの末っ子だった次男、裕史君=当時(11)=は負けず嫌いで目立ちたがり屋。
(中略)
兵庫の親戚宅に1人で行きたいと訴えた。「度胸があるところを見せたかったのでしょう」と政則さん。急いで航空券を予約した。
小生、アラフォーですので年齢的には裕史君(存命なら43歳?)に近い年齢です。
「お前一人で行かせられるわけがないだろ、俺も行くから」となればお父さんも死んでいたし、逆に、「俺も一緒に行く。でも今すぐは無理」と延期になれば裕史君は死ななかったわけです。
何というか運命というか理不尽というか。
■両親がわが子の犯行を偶然目撃→110番通報 強盗致傷容疑で大学生逮捕 東京・東村山市
http://www.sankei.com/affairs/news/170813/afr1708130005-n1.html
自首したところでどれほど罪が軽くなるか疑問ですが、「親が自首をさせずに通報」てのも「自首を勧めても無意味だと言う事なんだろうな」と思うとなんか空しくなります。
それとまあ「自宅から遠く離れたところでやればいい」つう話でもないですが
同署によると、スーパーは中村容疑者の自宅近くにあり、買い物に来ていた両親が犯行を偶然目撃。
という無計画ぶりには頭痛がしてきます。自宅近くなら別に両親が目撃しなくても「知人による目撃→発覚」の恐れは高いわけです。
■【主張】18歳成人案 少年法適用も引き下げよ
http://www.sankei.com/column/news/170813/clm1708130002-n1.html
何でそんなに少年法の成人年齢を引き下げたがるのかさっぱり分かりません。
なお法律の通説的見解では「民法」「公選法」「少年法」「たばこや酒についての法」などの成人年齢は立法目的が違うのでズレがあってもいっこうに構わないことになっています。
現行の法制下でも死刑を禁じているのは17歳以下だ。究極の刑があり得る18、19歳に少年法が適用されるのは、大いなる矛盾がある。
そこで「そもそも死刑など廃止しよう」とか「死刑の適用年齢を引き上げるべきだ」とかならないのがさすが産経です。もちろん褒めてません。
なお、産経は矛盾だと言いつのりたいようですが何が矛盾だかさっぱり分かりません。
是非はともかく、現行の少年法でも「刑事処分が必要と考えられるケース」では検察が起訴し刑事裁判が行われるし、その場合「19、20歳の場合は死刑適用も可能」と判断することは一つの価値観としてあり得るでしょう。
適用年齢の引き下げと厳罰化は時代の要請である。
単なる産経の願望を「時代の要請」などといわないでほしいもんです。
大体「核兵器廃止は世界の潮流であり時代の要請。核兵器禁止条約に日本が参加しなかったことは重大な過ち」「AIIB参加は(以下略)」「死刑廃止は(以下略)」「外国人参政権は(以下略)」「同性婚容認は(以下略)」などという主張には怒り出す癖に何を言ってるのか。
成人年齢の引き下げをめぐっては、20歳未満の飲酒や喫煙を禁じる未成年者飲酒禁止法と未成年者喫煙禁止法については、健康被害や非行防止などの観点から慎重な意見が多い。競馬や競輪など公営ギャンブルでも同様である。
物事の判断能力を認めて選挙権を付した以上、民法や少年法の改正と併せ、18歳以上には自己の判断に任せるべきだろう。
なお「繰り返しますが」法律の通説的見解では「民法」「公選法」「少年法」「たばこや酒についての法」などの成人年齢は立法目的が違うのでズレがあってもいっこうに構わないことになっています。