今日の産経ニュース(9/17分)(追記・訂正あり)

安倍晋三首相、衆院解散を決断 10・29衆院選が有力
http://www.sankei.com/politics/news/170917/plt1709170008-n1.html
■【衆院解散】民主、自由、社民3党首会談は中止に 衆院選対応を優先
http://www.sankei.com/politics/news/170917/plt1709170021-n1.html
 なお、こうした解散論は
朝日新聞『首相、年内解散を検討 与党幹部に伝える 最短で今月末』
http://www.asahi.com/articles/ASK9J6G3NK9JUTFK00K.html
讀賣新聞『早期解散論、与党に浮上…竹下氏「遠くない」』
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170917-OYT1T50001.html
日経新聞『早期解散強まる 首相、10月衆院選を模索か』
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H1X_W7A910C1MM8000/
東京新聞『与党、年内解散へ準備本格化 臨時国会冒頭想定も』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201709/CK2017091702000127.html
NHK臨時国会の冒頭 衆院解散の見通し』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170917/k10011142751000.html
■日テレ『臨時国会冒頭か 衆院の早期解散論が急浮上』
http://www.news24.jp/articles/2017/09/17/04372756.html
時事通信
衆院解散「常在戦場の構え」=帰国後早期に党首会談−公明代表
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017091600676&g=pol
■「解散そう遠くない」=自民・竹下*1総務会長
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017091600564&g=pol
週刊朝日『安倍政権が9月解散 10月22日総選挙を断行? “加計疑惑”封じか』
https://dot.asahi.com/wa/2017091700001.html
など他メディアも報じています。
 都議選で自民が惨敗したとは言え、「将来的にはともかく現時点では」小池*2新党がぱっとせず*3、一方、「前原*4民進党代表が野党共闘に否定的な態度をとってる今」「山尾*5不倫騒動が騒がれてる今」が有利だ、世論調査では「森友・加計疑惑などで支持率と不支持率が拮抗している」とはいえ「支持率も若干回復傾向にある」し,北朝鮮問題も追い風になる*6という判断でしょうか。こうなると前原、枝野*7等による「蓮舫*8おろし(幹事長就任要請拒否)」での蓮舫氏の代表辞任が痛かったと改めて思います(言っても仕方ないことですが)。
 とはいえ、10月選挙などすれば森友・加計学園疑惑は選挙戦で野党に追及されることは確実*9でしょうし、仮に「なんとか衆院過半数を確保し政権維持できたとしても」自公が議席を増やせるとはとても思えません。むしろ野党(ただしインチキ野党の維新は除く)が微増であっても議席を伸ばすでしょう。「改憲派が2/3議席確保で改憲」という戦略は白紙にならざるを得ないでしょう。
 しかも10月22日or10月29日選挙設定にすれば当然、10月22日のトリプル補選は「10月22日or29日選挙に吸収されて」チャラになります。
 普通に考えれば解散する場合でも「まずトリプル補選で2勝1敗以上にして、その勢いで解散(逆に2敗、3敗ならひとまず解散を見送る)」でしょう。解散理由にしてもいざとなればなんとでもこじつける*10のでしょうが、どうこじつける気なのか。
 正直、ブラフではないかと思います(有田芳生参院議員など「解散時期はともかくここまでマスコミ各社が書くと言う事は早期解散はほぼ確実じゃないか。もはやこうなって早急に臨戦体制構築(野党共闘候補決定含む)だ」と見る方もいますが)。まあ、安倍が何を仕掛けようとも立ち向かうだけです。ただ日本人はバカなので本当に早期解散して安倍が高笑いとなる危険性も否定できないところが怖いところです。俺も日本人の理性を最近では全く信用しなくなっていますね(もちろん逆に早期解散が政権交代に至らない場合でも安倍政権自体はかえって苦境に立ち退陣に追い込まれる可能性もありますが)。


■たたき潰される「核武装論」 自由な発言阻むタブーの風潮(大橋拓史)
http://www.sankei.com/politics/news/170917/plt1709170006-n1.html
 むしろ

たたき潰される「北朝鮮制裁解除論」 自由な発言阻むタブーの風潮

でしょう。「拉致が解決するなら制裁解除してもいいんじゃないか」といったら蓮池透*11が家族会を除名されたことについて産経は「自由な言論への弾圧だ」とは全く言わないわけで本当にデタラメきわまりない。
 そもそも核武装論が批判されるのは現実性がないからです。米国、中国、ロシア、南北朝鮮といった国々がそんな事を容認するとも思えない。そして国防という観点なら核を持つ必要は別にない。北朝鮮どころか、「北朝鮮以上に核を保有していた」旧ソ連が健在の時ですら日本は核保有などしなかった(まあ「米国の核の傘」問題がありますがそれはひとまずおきます)。
 大体「国防に核が必要」ならウクライナ(ロシアとの間にクリミア問題)や韓国(北朝鮮問題)が核保有することも認めることになりかねません。それを認める覚悟が産経があるのか。「認める」という場合も政治的に問題*12ですが、一方で「認めないなら」何故「ウクライナや韓国は核保有してはいけないが日本は持っていいのか」説明できるのか、つう話です。

 非核三原則の見直しを検討するよう求めた自民党石破茂*13元幹事長の問題提起に対し、政府・自民党の反応が鈍い。目立った賛同者は出ておらず、核武装を訴える声は皆無だ。
(中略)
 岸田文雄政調会長は「米国の核抑止力を信頼している。非核三原則を維持した上で考えるべきだ」と石破氏の提言を否定した。

石破がどれほど極右かと言う事です。こんなんが「自民党幹事長経験者」で「ポスト安倍の有力者の一人」だと言うから頭痛がしてきます。

 平成11年10月には、小渕恵三*14内閣の防衛政務次官だった西村真悟氏(旧自由党)が週刊誌で核武装について「国会で検討してはどうか」と発言し、辞任に追い込まれた。

西村の場合、辞任理由には核武装発言もありますがそれだけではなく、

http://www.asyura2.com/sora/bd4/msg/26.html
大東亜共栄圏、八紘一宇(はっこういちう)を地球に広げる(ボーガス注:のが私、西村の政治目標)
・(ボーガス注:北朝鮮工作船と見られる不審船が来たら)今の段階では海上警備行動の発令でしょう。でも、今度はホンマにやる。ホンマに撃って、そんで撃沈する*15
・強姦(ごうかん)してもなんにも罰せられんのやったら、オレらみんな強姦魔になってる*16やん

などという暴言もあるので「核武装発言だけ」で引責辞任したわけではありません(まあ核武装発言だけでも辞任に追い込まれたでしょうが)

 第1次安倍政権時代の18年10月には、自民党中川昭一*17政調会長(当時)が「核保有の議論はあっていい」と発言*18すると、野党は首相に対して中川氏の更迭を求めた。当時の米国のブッシュ大統領も「中国の懸念を知っている」と過敏に反応し、急遽来日したライス*19国務長官が「核の傘」の提供を明言して日本の核保有を牽制した。

米国ですら核保有論なんか希望してないわけです。

 核武装を論じることさえタブーとなったのは米ソ冷戦が終わってからのことだ。安倍首相の祖父、岸信介*20元首相は昭和32年5月、参院予算委員会で「核兵器と名前がつけば憲法違反かというと、憲法の解釈論としては正しくない」と答弁し、核兵器保有は合憲との認識を示している。

 「核武装を論じることさえタブーとなったのは米ソ冷戦が終わってからのこと」ってのは大嘘ですね。
 少なくとも佐藤栄作首相が「NPT加盟」と「非核三原則」を国策とした時点で、「核武装論」は自民党内でも「非現実的」として議論の対象にはならなくなったわけです。

 42年12月に佐藤栄作*21元首相が非核三原則を表明し、45年2月には日本が核拡散防止条約(NPT)に署名したことで政策判断として核保有は否定された。

と産経が書くとおりです。

 核武装論者だった中曽根康弘*22元首相は回顧録で、自民党ハト派の代表格・宏池会(現岸田*23派)の池田勇人*24元首相が核兵器保有が必要だと語ったことを明かしている。

 産経が中曽根に寄れば「いつ何処で池田が誰にどんな文脈でそう言ったのか*25」「その時の池田は首相だったのか、それとも首相就任前だったのか」「中曽根は池田本人からそう聞いたのか、それとも池田の首相秘書官だった政治評論家・伊藤昌哉*26など、池田周辺からの又聞きか*27」などという詳しい「5W1H」を明らかにしない上、中曽根著書の題名も明示しない*28のは何故でしょうか?。
 産経自らも「核武装論者・中曽根の主張は自己を正当化するためのウソの可能性*29がある、そんな池田発言はないかも知れない」と思ってるからじゃないのか。まあ仮に中曽根が紹介する池田発言が事実だとしても産経は「ハト派核武装発言」としては池田の発言しか出せません。
 また、仮に池田発言が事実でも、「池田死去後」の佐藤首相の「NPT加盟」と「非核三原則」で池田のような核武装主張が自民党内において「非現実的」という結論を出されたことには変わりはありません。

【追記】
 中曽根の話ですがググったところ

http://www.sankei.com/politics/news/130323/plt1303230019-n1.html
 首相は酔っていたのかもしれない。宴席で口を滑らせるのは誰にでもあることだ。それでも、現役首相のその一言は穏やかでなかった。
 「中曽根君、やはり日本も、核を持たなくては駄目だね」
 当時首相だった池田勇人自民党総務会の宴会で、後に首相となる中曽根康弘氏にこうつぶやいた。昭和30年代後半*30なので、まだ核拡散防止条約(NPT)がなかった時代の話だ。中曽根氏は『中曽根康弘が語る戦後日本外交』(新潮社)の中で「私は驚いたね。岸(信介)の安保に対抗して、経済オンリーを主唱し低姿勢でやってきた池田だったから、腹の中ではそう考えていたとは意外だった」と語っている。

だそうです。「宴席でのつぶやき」だそうですから仮に事実だとしても中曽根しかその場にいなかったんでしょう。真偽の確かめようのない話であり、こんなあやふやなもんをもとに「池田は核武装論者だった」という産経はデマ屋と言っていいでしょう。
 一方で自分に都合が悪い富田メモだと「富田宮内庁長官のメモが彼のウソでない保障がない」と言い出すのだからまあデタラメです。その場に発言者(昭和天皇と池田首相)と証言者(中曽根と富田氏)の二人しかおらず、第三者がいない、と言う意味では中曽根回顧録富田メモも違いはないのですが。
 まあ富田メモの場合は「昭和天皇A級戦犯合祀後、靖国参拝しなかった」という傍証がありますが、そんなもんが産経の「池田核武装論者論」にはあるんでしょうか。
 たぶんないでしょう。あったら池田本人の著書や講演録、あるいは元池田首相秘書官・伊藤昌哉の『池田勇人とその時代』(1985年、朝日文庫)など中曽根本より信用できそうなものを根拠に持ってくるでしょうから。


■【書評】京都大学名誉教授・竹内洋*31が読む『コミンテルンの謀略と日本の敗戦*32』江崎道朗*33著 戦前、右翼左翼に取り込まれなかった真の保守本流の姿
http://www.sankei.com/life/news/170917/lif1709170033-n1.html
 まあまじめに突っ込む気すら薄れますね。どう見てもコミンテルン陰謀論本ですから。竹内某は以前「河合栄治郎がいなかったことが旧民社の不運だった」というトンデモ文章書いてました(たとえばid:Bill_McCrearyさん記事『第二自民党あるいは自民党補完政党もしくは極右政党の解党・壊滅的打撃を嘆く産経新聞』(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/f075c64937099a8db5b87062763591b3)参照)がそれと比べても酷いですね。
 「日本会議系列の極右活動家・江崎」のコミンテルン陰謀論なんて「ただのデマ」ですからね。
 日本があの戦争に突入していったのはコミンテルンの謀略でもなんでもない。中国や米国相手の戦争について「中国なんて弱いから怖くない。すぐに降伏するよ」「米国は大国だけどこっちにはドイツがついてるんだ。ドイツはフランスを降伏させたし、英国の降伏も間近だ」などと甘い考えで戦争に突入していくバカだったからです。
 「ロシアは大国だけどこっちには日英同盟で英国がついてる(日露戦争)」的なノリだったんでしょうねえ。
 大体「コミンテルンの陰謀」という一方で「アジア解放の聖戦、大東亜共栄圏だ」と一方では言い出すのだから「嘘八百のデマ野郎」としかいいようがない。「アジア解放の聖戦」と「コミンテルンの陰謀」が両立するわけがない。
 無理矢理両立させたら「コミンテルンが日本を罠にはめて戦争をさせたお陰で東南アジアが独立できました。東南アジア独立の功労者はスターリン閣下です」つう意味不明なことになる。
 竹内が本気で江崎本を評価するならバカだし、ウソと知りながら高評価ならクズです。まあさすがに「ウソと知りながら高評価」のクズでしょうけど。
 しかも一般的な保守本流という言葉の使用法を無視して江崎曰く「俺達(日本会議?)こそが保守本流だ」そうです。そしてそれを好意的に評価する竹内。もう何と言っていいのやら。
 なお、保守本流とは具体的名前としては「吉田茂*34」「吉田に重用された池田勇人佐藤栄作」「池田の流れを汲む宏池会の政治家(大平正芳*35鈴木善幸*36宮沢喜一*37など)」「田中角栄*38竹下登*39及びその流れを汲む政治家(橋本龍太郎*40小渕恵三*41など)」、政策的には「安保条約、自衛隊は認めるが明文改憲はせず軍事費も一定程度に抑える」「中国や韓国への侵略、植民地支配の非をそれなりに認める」「出自は官僚出身が多い」といったところでしょう。産経とは真逆の路線です。
 一方保守傍流は2パターンあって「右の傍流」が「岸信介及び岸の流れを汲む政治家(福田赳夫*42森喜朗*43小泉純一郎*44安倍晋三*45福田康夫*46など)」「中曽根康弘」で政策的には「明文改憲、軍拡、戦前無反省の極右傾向」「台湾ロビーが多い」ということで産経に近い路線です。
 「左の傍流」が「石橋湛山*47」「三木武夫*48」といったところでしょう。彼らの多くは「自民党最左派と言われた宇都宮徳馬日米安保廃止派)」を除いて「日米安保」は認めるものの軍事的にはハト派の訳です。


■【歴史戦】9月22日=「慰安婦の日」決議案採決へ 米サンフランシスコ市議会
http://www.sankei.com/world/news/170917/wor1709170019-n1.html
 サンフランシスコ市のあるカリフォルニア州はあの「マイク・ホンダ氏の選挙区」なので予想の範囲内です。そして産経のような極右でない限り別にどうでもいいことです。


■【茨城「正論」友の会】田中寅彦九段・講演要旨 将棋で大切なのは「自分の失敗を認めること」
http://www.sankei.com/life/news/170917/lif1709170027-n1.html
 米長みたいなウヨかと思いましたが、ググってもその辺り分かりません。講演内容は是非はともかく特に右翼的ではありません。

 藤井四段以前にも谷川浩司九段や羽生善治二冠ら中学生でプロになった棋士が4人いた。
 進路に悩んでいるようだが、高校に進学せず、将棋の神髄を極めてほしい。

 いや普通は進学するんじゃないですかねえ。

将棋で一番大切なことは「負けました」と声に出して伝えること、つまり自分の失敗を認めることだ。人間は挑戦すれば失敗するし、競えば負ける。それを認め、乗り越えることで一流の人間になれる。

 「極右で愛人がいた米長邦雄とか、林葉直子と不倫してた中原誠とかが一流の人間なんですか?」「お前ら将棋がうまいだけの人間ジャン。いやそれは素晴らしいことだけど一流とか抜かすなよ」と思う俺です。

*1:第二次安倍内閣復興相、自民党国対委員長(第二次安倍総裁時代)などを経て総務会長

*2:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*3:つまりは「安倍に近い極右」とはいえ、ポピュリストで民進にすり寄る可能性のある小池が躍進することはできれば望んでないわけです。「元自民だから自民議席が減った分を小池新党がとっても別に問題ねえよ」とまでは思ってない。

*4:鳩山、菅内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相などをへて民進党代表

*5:民進党政調会長岡田代表時代)

*6:本当に北朝鮮が脅威なら解散して政治空白をつくってる場合ではありません。つまりは安倍は脅威などとは思ってないわけです。

*7:鳩山、菅内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)を経て現在、民進党代表代行

*8:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)を経て民進党代表

*9:国会の参考人招致でなきゃ気楽でいい、て話でもないでしょう。

*10:ただし「加計森友疑惑は無実であると信を問う」だけはないでしょうが。

*11:著書『13歳からの拉致問題』(2013年、かもがわ出版)、『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(2015年、講談社)、『拉致と日本人』(共著、2017年、岩波書店)など

*12:俺個人は日本もウクライナも韓国も核保有を認める気はありません。

*13:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相を歴任

*14:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

*15:産経だとその後実際に、九州南西海域工作船事件で海保が撃沈したこと(当時、小泉政権)で居直りそうですが「無神経な西村の放言」がそんな事で正当化出来るわけもありません。

*16:西村はそうなんでしょうが、男性皆がそうだと思われてはたまったもんじゃありません。

*17:小渕内閣農水相小泉内閣経産相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、麻生内閣財務相など歴任

*18:なお、安倍自体が小泉内閣官房副長官時代に核武装発言をしています。

*19:ブッシュ子政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)、国務長官を歴任

*20:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相。戦後、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*21:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*22:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*23:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)

*24:吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相などを経て首相

*25:例えば「米国が核の傘を提供しない恐れがあるなら核保有せざるを得ない(実際は核保有したいわけではなく米国へのブラフ)」「ソ連や中国の核開発に対抗するために核開発を検討したい(中ソへのブラフ)」などブラフ(はったり)や牽制、あるいは岸内閣閣僚時代の「核武装論者・岸へのへつらい(今、安倍に岸田氏が媚びてるように)」なら核武装発言していいとは言いませんが、池田発言が「ブラフやへつらいであって本気でははないのか、本気か」で評価は大きく違ってきます。

*26:著書『池田勇人とその時代』(1985年、朝日文庫)など

*27:当然、又聞きなら信用性は落ちます。

*28:中曽根には『政治と人生:中曽根康弘回顧録』(1992年、講談社)、『天地有情:五十年の戦後政治を語る』(1996年、文藝春秋)、『自省録:歴史法廷の被告として』(2004年、新潮社)、『中曽根康弘が語る戦後日本外交』(2012年、新潮社)と回顧録にあたるものが複数存在しますので、回顧録というだけではどれだかわかりません。【追記】http://www.sankei.com/politics/news/130323/plt1303230019-n1.htmlによれば『中曽根康弘が語る戦後日本外交』(2012年、新潮社)だそうです。

*29:中曽根の有名なウソとしては著書に書いた「軍人時代の慰安所設置」について後で追及され「良く覚えてない」とすっとぼけてることがあります。

*30:「昭和30年代後半」とは随分アバウトな記憶です。

*31:著書『革新幻想の戦後史』(2015年、中公文庫)、『立志・苦学・出世:受験生の社会史』(2015年、講談社学術文庫)など

*32:2017年、PHP新書

*33:著書『戦後教育を歪めたGHQ主導の教育基本法』(共著、2006年、明成社)、『コミンテルンルーズヴェルトの時限爆弾:迫り来る反日包囲網の正体を暴く』(2012年、展転社)、『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』(2016年、祥伝社新書)など

*34:東久邇、幣原内閣外相を経て首相

*35:池田内閣官房長官、外相、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*36:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相、自民党総務会長(大平総裁時代)などを経て首相

*37:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*38:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*39:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*40:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相

*41:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

*42:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*43:中曽根内閣文相、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*44:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*45:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*46:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*47:吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相などを経て首相

*48:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣経済企画庁長官(科学技術庁長官兼務)、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相