今日の産経ニュース&人民日報ニュースほか(9/21分)(追記・訂正あり)

■リベラル21『科学的常識*1から権力犯罪を疑う:青山透子『日航123便 墜落の新事実』(河出書房新社、1,600+税)を読む』小川洋*2
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-4100.html
 小川書評からは、彼の紹介する青山本が「御巣鷹山への墜落」を「全日空機雫石衝突事故*3」「なだしお事件*4」「えひめ丸事故*5」「あたご事故*6」などのようなケース(自衛隊や米軍の過失による事故?)で、それを当時の中曽根政権以下歴代自民党政権が隠蔽してきたのだと認識していることが伺えます(そして彼もそうした青山説に好意的です)。
 ただそれはまずないでしょうね。
 そんな大事件をいつまでも隠蔽できるとも思えない。そしてそうした不祥事を示す確実な証拠があれば「不祥事をおこした側(米軍か自衛隊?)」も逃げられやしないでしょう。国内外の主要メディアが追及するに決まってる。
 青山、小川氏は「男組(影の総理が登場)」「ゴルゴ13」など「その種の陰謀論が登場する劇画や映画」の見過ぎじゃないか。
 なお、こうした陰謀論については、たとえば

http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/osutaka-no-nazo.html
■米田憲司『御巣鷹の謎を追う』*7
 本書では、「123便撃墜説」にたいして、やや憎しみをこめて批判をぶつけている。
「当時のさまざまな報道をもとに書かれた出版物が、十分に裏打ちされた取材や真偽の検証・分析もないまま、自衛隊のミサイルによる撃墜説など“荒唐無稽”としかいいようのない結論に導くものが多い。謎が多く、真相が解明されていないだけに、これらの出版物が遺族の一部にも影響を与えているのが実情である」(p.9)
(中略)
 米田は、この“荒唐無稽”な議論にも1節とって批判を加えている。
 かんたんにいうと、ミサイルがあたれば空中分解してしまう、という事実である。
 事実を隠すために発表現場をおくらせその間に不都合な証拠を拾って集めた、なる推論にたいしても、広範囲に散乱する現場でそんなことができるわけがないと一蹴する。
 ミサイル撃墜説、証拠隠滅説は、ぼくもまったく検討には値しないと思う。

という批判を紹介しておきます。
 一般的にはこれは
1)おそらく「ボーイング側&日航側の問題(ボーイングの整備不良に日航が駄目出しできなかった)」による事故だが
2)「刑事、民事責任追及」や「ジェット機が売れなくなることを恐れる」ボーイング社の非協力的な態度とそれを事実上容認した日米両国政府の態度もあって真相追及が不十分なままに終わったと理解されてるわけです(ただしそれでも事故原因として「老朽化による圧力隔壁の破壊」の疑いが指摘されましたが)。
 にもかかわらず根拠レスで「自衛隊(あるいは米軍)陰謀論」を唱えることは「不当にボーイング日航を免罪すること」でしかありません。仮に「政府や与党・自民党、官僚に罪があるとしたら」、青山、小川氏の言うようなことではなく、米国政府に配慮してか、ボーイングの非協力的な態度を是正できなかったことでしょう。
 まあ「アホの子」「無名人」小川氏や青山氏が与太飛ばそうとある意味どうでもいい。問題は「小川氏や青山氏に共感してる」のか、はたまた「彼らとしがらみがある*8」のかはともかくこんな陰謀論を掲載し、リベラル21全体の評判や、「小川論文以外のリベラル21掲載論文」の評判を落としかねないリベラル21運営者達のくだらなさです。週刊金曜日911陰謀論*9といい、自称リベラル、自称左派の陰謀論は見ていて空しいものがあります。 
 最後に小川氏の駄文に軽く突っ込んでおきます。

 事故報告書では、事故機はボーイング社による修理を受けていたが、その修理にミスがあったのが原因だったとする。羽田から大阪に向かうべく上昇していた事故機の後部隔壁に亀裂が入り、加圧されていた客室から垂直尾翼に向けて激しい空気の流出があり、垂直尾翼を破壊し、油圧系統もすべて使えなくなった結果、操縦不能となり墜落に至った、というものである。我々は高層ビルでエレベーターに乗れば、耳の異常を感じる。高度一万メートルで、突然、機内から大量の空気が流出すれば、激しい耳の痛みを生ずるだけでなく、酸素不足から直ちに意識を失うはずである。しかし、生存者*10の証言や(ボーガス注:フライトレコーダーに残された)機長らの交信記録から、(ボーガス注:酸素不足による失神や耳の痛みなど)そのような状況が発生しなかったことは明らかだ。

 こうした小川氏の事故調査報告書批判(事故調査報告書が正しければ機長は圧力隔壁破壊直後、酸素不足ですぐに失神して、事故発生時に機長によって行われた墜落回避の行動はあり得なかった)が正しいかどうかは無知な俺には分かりません。
 確かなことは
1)事故調査報告書批判は「自衛隊や米軍の過失説」を意味しないし
2)実際に事故調査報告書批判派において「まともな調査をしてないんじゃないか」「日航ボーイングを免罪するため結論ありき*11じゃないか」と言う人はいても、こんな陰謀論*12を唱える人はほとんどいない
ということです。

 新たな情報の一つは遺族の吉備素子さんから得た情報である。事故後の遺体などの処理について日航の態度に不満を抱いた吉備さんは、当時の日航の高木*13社長との直談判に臨んだ。「現在の作業を中止するよう、一緒に首相官邸に行って中曽根首相に直訴しましょう」と言ったところ、高木社長がブルブル震え出して「そうしたら私は殺される*14」と激しく怯えたなどの証言は興味深いものがある。

 仮にこれが事実だとしても*15、「中曽根内閣がすすめる事故処理を批判することを高木社長が恐れていた」ということしかもちろんわかりません。それを「中曽根内閣の事故処理は、事故原因の結論ありきだ」と見なすだけではなく、「そうした結論ありき調査は単にボーイング日航を免罪し、その経営を守るためではなく、自衛隊や米軍の犯罪を隠蔽するためだった」とまで結論づけるのは明らかに論理が飛躍しています。

 事故当時運輸大臣だった山下徳夫*16からも接触があって会食している。山下元運輸相が何を考えて青山氏との面談機会を自ら設定したかはわからない。その後14年に亡くなられているが、感触としては青山氏の事故原因追及の姿勢を、暗黙の裡に支持する意図があったのではないかと思われる。

 「面談した意図が分からない」と前半で書きながら根拠も上げずに後半で「青山氏の主張を支持していたのではないか」というのは論理飛躍が酷い上に、山下氏に対する侮辱と言っていいでしょう。


【ここから人民日報です】
■人民日報『いつまでも変わらないことで伝えるもの 女優・松峰莉璃さん』
http://j.people.com.cn/n3/2017/0921/c94473-9271806.html

 1997年から中央戯劇学院に留学した松峰さんは中国語もゼロから学ぶなど、最初は苦労が絶えなかったそうだが、在学中から数々の舞台を経験。2011年のドラマ「鋼鉄年代」の鈴木加代役で見せた一途な日本人女性の姿で一躍注目を集めるようになる。

 つまりは日本の芸能事務所に所属し、日本を主たる舞台として活躍する日本人女優が中国に進出したのではなく、「中国の演劇学校」に留学した日本人女性が「中国に定住し、中国のテレビや映画、舞台でもっぱら活躍」というなかなか変わったケースです。
 ウィキペディア(日本版)にも『松峰莉璃』という項目がありますし、その項目において彼女のブログ(http://liliematsumine.com/)も紹介されています。以前も拙エントリ(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20150720/5210278609)で指摘したことですが、こうした人民日報の記事から「毛沢東主席時代から」の中国の公式的見解「中国の敵は『A級戦犯』『A級戦犯を美化する神社本庁日本会議』など日本軍国主義反動分子であり、平和を愛する善良な日本人民ではない」ということが改めて分かります。

参考

https://ameblo.jp/imajunjinjing/entry-10773019210.html
■「鋼鉄年代」から見た中国(7:その1)戦後中国での新しい日本人の描かれ方
 今日まず最初に取り上げるのは、鞍山製鉄工場再興のためにそのまま残ることになった日本人技術者、ドラマ前半を多彩に彩った、日本人技術者「鈴木加代」の存在です。
 中国で活躍する日本人女優、松峰莉璃さんが演じる加代は、父親と同じく技術者としての道を歩み、居残る日本人技術者が中国人労働者・経営者と付き合いを深くしない中、中国人コミュニティーの中に入りこみ、次第に工場長である尚鉄龍を愛するようになります。最初は加代の勝気な態度に同じく勝気な工場長も反発していきましたが、彼女の提案する各種の高炉改造案などを議論する中で、徐々に好感を持つようになっていきます。そして、ついには結婚一歩手前というところまで来るのですが、その時に日中戦争後の残留日本人を捜索する日本からの代表団に入って訪中した母親が彼女を日本につれて帰ろうとやって来て・・・。
 あんまり書くとネタばれし過ぎるのでこのくらいにしますが、この一連のストーリーの中での加代の描かれ方は非常に好意的なもの、かつ前半では準主役といっても良いくらいの中心的役割です。
 (ボーガス注:毛沢東主席時代から)「日本ファシズムが悪いだけで、日本人が悪いわけではない」というトーンは、まあ政治・外交的には常に言われてきたことなのですが(中略)加代は松峰さんの流暢な中国語もあってか、普通にストーリーの中の一員となっている感じです。
(中略)
 ドラマの感想を語り合う「百度張吧」には多くのスレッドが立っているのですが、その中でも「鈴木加代がでなくなった前半だけでドラマを見るのを止めた、とても惜しい!」「日本の母親はこんなに「中国のかあちゃん」みたいに我がままで娘のことを考えなくは無いだろう」「この女優さんは演技がしっかりしている。中国のたいていの女優より良いのでは?」などと、中心人物のひとりであった鈴木加代を巡って、議論が繰り広げられていました。しかも、多くはこの鈴木加代に対して好意的な意見で、ドラマの中での存在を認知しているようでした。


【ここから産経です】
■【衆院解散】自民・石破茂元幹事長「何のための解散か、何を問うのか明確に」 解散理由の明示を要求
http://www.sankei.com/politics/news/170921/plt1709210045-n1.html
 正論ですが政界引退した河野洋平*17とは違い、ポスト安倍有力候補と言われる石破*18の場合、やはりそれなりの思惑があっての発言でしょう。


■【衆院解散】与野党の攻防激化 民進党議運委理事会欠席し「日程闘争」に終始…裏を返せば危機感が  
http://www.sankei.com/politics/news/170921/plt1709210064-n1.html
 というより「首相演説だけで代表質問なし」だの「それどころか首相演説すらなしで速攻解散」だのと言った無茶苦茶なもんを画策しているといわれてるのに、やすやすと実行されたら面目が立たないつう話*19でしょう。むしろなんで安倍側がそんなもんを画策するんだ、なんでそんなに急いで解散したがるのか*20という話です。
 「筋が通らない*21」と主張するもんをろくに抵抗もせずに実行されたら物笑いの種です。
 つうか同じことを政権与党時代の民主党がやってれば文句言ってるだろうに産経もいつもながらいい度胸です。


■【正論】「加計」批判にみる危うさ 「証拠主義」無視など「礼節の欠如」が日本にも生じている 東洋大学教授・竹中平蔵*22
http://www.sankei.com/column/news/170921/clm1709210004-n1.html
 安倍政権において政府審議会委員を務めるなど安倍と親密な関係にあるとはいえ竹中も全く非常識な男です。


■【石平のChina Watch】「日中友好」は死語となった 国交正常化45年、中国の脅威から日本は平和を守るためにどうすべきか思考の時
http://www.sankei.com/column/news/170921/clm1709210006-n1.html
 もちろん「日中友好が死語になること」はないでしょう。別にきれいごとではなく、「日中対立などできないほど」経済的に密接な関係にあるからです。
 まあ石だってそんなことは百も承知の上で反中国ウヨ相手に商売をやってるだけでしょう。


■【衆院解散】中曽根*23元首相の孫、康隆氏が出馬表明へ 衆院群馬1区、保守3分裂の可能性も
http://www.sankei.com/politics/news/170921/plt1709210040-n1.html
 なぜ中曽根弘文*24が鞍替え出馬しないのか、親子仲が悪いのか、それとも自民分裂選挙になり落選の危険性も否定できないなので孫なのか、と聞きたくなります。
 なお、産経記事も書いていますが自民党群馬県連は「尾身幸次*25の娘・尾身朝子氏」の公認を決めています。


■「吐き気」「反吐」*26ツイッターで噛みつく米山隆一知事 新潟と関係なく「政治家として」投稿の思惑は?
http://www.sankei.com/premium/news/170921/prm1709210006-n1.html
 「大阪市政」と関係ないツイートを市長時代の橋下がしても容認した癖にこれです。
 真意も何も石平*27の望月記者非難が酷いと思ったから批判しただけでしょう。それを「噛み付く」と否定的に表現する辺り産経らしい。なお、この石平の件、米山氏は数回批判したに過ぎないこと、米山氏は知事としての活動報告もツイッターでしていること(むしろその方が多い)は、米山ツイート(https://twitter.com/ryuichiyoneyama?lang=ja)を見れば分かります。むしろしつこく噛み付いてるのは産経の方ですね。

 昨秋の知事選に出馬して当選するまで、米山氏は衆参院選に計4度挑戦するなど本来は国政志向が強い。批判を浴びてでも知名度を上げ、影響力を高めて政治家としての自らのステータスを上げるというのが、米山氏がツイッターで次々と論争を仕掛ける狙いのようだ。

 国政から地方首長に転じた輩なんて「我が埼玉の上田知事」「舛添*28都知事」「保坂*29世田谷区長」とか珍しくないですけどね。そういう人間は「今の小池都知事*30」「昔の石原都知事*31」など一部例外を除いて国政進出なんか考えてないでしょう。現実的じゃないからです。実際、石原の計画は「少なくとも彼個人にとっては」政界引退という失敗に終わりました。米山氏も未だ1期目の途中ですし「よほど国政進出を要請する声が出ない限り」国政進出なんか考えてないでしょう。
 また何もツイッターをしている政治家も、ツイッターにおいて他者批判をしている政治家も米山氏だけでもない。ツイッターの目的が「知名度を上げ、影響力を高めて政治家としての自らのステータスを上げる(ただしその「ステータスをあげる」とは米山氏にとって国政進出ではないでしょうが)」というのは大なり小なりどの政治家だって同じでしょう。
 石平の件は米山氏にとって論争ではないでしょう。そもそもこんなん注目してるのは産経らウヨだけです。「狂信的安倍支持者」を除いて、ほとんどの人間は「米山氏は当然のことを言っただけだ」としか思いませんので、こんなことに対してそれほど注目しません。他のツイートならまだしも米山氏もこんな「当たり前のツイート」で注目が集まるとは思ってないでしょう。


■【産経抄】「13歳少女誘拐」に言及した、トランプ大統領の国連演説は名演説になり得るか 9月21日
http://www.sankei.com/column/news/170921/clm1709210003-n1.html
 もちろんなりえないことは

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20170920
 19日、トランプ大統領が国連総会で演説。酷かったな。
 《米国が「自分や同盟諸国を防衛するしかない状況になれば、我々は北朝鮮を完全に破壊するしか、選択の余地はない」と述べた。
(略)
 イランが「見せかけの民主主義*32のふりをした、腐敗した独裁国家」で、「主要輸出品は暴力と流血と混沌だ」と名指しで非難し、2015年のイランとの核開発合意は「米国にとって最悪で最も片務的なやりとりのひとつだ」と批判。ベネズエラ政府についても、腐敗した「社会主義独裁国家」で、米国は行動に出る用意があると警告した。》(BBC
 ともに理想に向かって進もうというアピールが全くなく、気に入らない対象を罵るばかり。あまりにも品がない。アメリカファーストまで言及している。国連総会で、である。
 スウェーデンのワルストローム外相がBBCに対して、「あの場所であの時に、あの聴衆を前に、あのような演説をすべきではなかった」と批判したというが、そのとおり。

という高世仁の指摘で明白でしょう。


斉藤由貴さんの出演番組を変更 NHK・BSの教養番組
http://www.sankei.com/entertainments/news/170921/ent1709210003-n1.html
 小生が斉藤由貴ファンであることは否定しませんがそれにしても酷いですね。不倫していいとは言いませんが、その程度でこんなことをするのか。


斉藤由貴さん、NHK大河ドラマ西郷どん」の出演を辞退 代役は未定
http://www.sankei.com/entertainments/news/170921/ent1709210012-n1.html
 辞退する必要などないと思うので本当に残念です。いやもしかしたら「出ないほうがいい三流ドラマ」になる可能性も無論ありますが。というか斉藤由貴を不当に降板させたことで俺的に「低視聴率でつぶれろ」という思いが強くなってきました。

*1:こんなくだらない陰謀論の何処が「科学的常識」なんでしょうか。むしろ「そんな巨大陰謀が隠せるわけがない」というのが「合理的常識」でしょう。

*2:著書『なぜ公立高校はダメになったのか』(2000年、亜紀書房)、『消えゆく「限界大学」:私立大学定員割れの構造』(2016年、白水社)など

*3:1971年(昭和46年)7月30日に発生した航空事故。岩手県岩手郡雫石町上空を飛行中の全日本空輸の旅客機と航空自衛隊の戦闘機が飛行中に接触し、双方とも墜落した。自衛隊機の乗員は脱出に成功したが、機体に損傷を受けた旅客機は空中分解し、乗客155名と乗員7名の計162名全員が死亡した。1985年(昭和60年)8月12日に日本航空123便墜落事故が発生し520名の死亡者を出すまで、日本国内の航空事故としては最大の犠牲者数を出した事故であった。この事故の責任を取る形で、当時の防衛庁長官(佐藤内閣)増原惠吉と航空幕僚長・上田泰弘が辞任した。

*4:1988年(昭和63年)7月23日に海上自衛隊潜水艦なだしおと遊漁船が衝突し、遊漁船が沈没し30名の死亡者を出した海難事故。この事件によって当時防衛庁長官(竹下内閣)であった瓦力引責辞任した。

*5:2001年2月10日、アメリハワイ州オアフ島沖で、愛媛県宇和島水産高等学校練習船えひめ丸」にアメリカ海軍の原子力潜水艦グリーンビルが衝突し沈没させ9人の死亡者を出した事故。これについては例えば赤旗の■『民間人搭乗で混乱、えひめ丸事件、米海軍認める』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-10-24/21_1502.html)、『えひめ丸事件10年の航跡、米原潜、9人の命奪う 遺品に重油 今も、安保優先で再発防げるか』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-02-09/2011020915_01_1.html)、■産経『えひめ丸事故から16年 在校生ら「風化させない」 宇和島水産高でも追想式 愛媛』(http://www.sankei.com/region/news/170211/rgn1702110014-n1.html)など参照

*6:2008年(平成20年)2月19日に海上自衛隊所属のイージス艦あたごと漁船が衝突して発生した海難事故。漁船乗組員2名が行方不明となった。これについては例えば、赤旗の■主張『イージス艦衝突:回避義務の違反は免れない』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-02-20/2008022002_01_0.html)、『自衛隊に秘密体質、イージス艦衝突事件 市民が検証シンポ』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2009-03-08/2009030814_01_0.html)、『自衛艦あたご衝突事故 控訴を棄却 東京高裁、遺族 納得できない』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-06-12/2013061215_03_1.html)、『「あたご」上告を断念、東京高検 不当判決が確定』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-06-26/2013062614_01_1.html)など参照

*7:2005年、宝島社→2011年、宝島SUGOI文庫

*8:たぶん「同意見ではなくしがらみ」だと思いますが。しかし「リベラル21と小川氏の不適切な関係(123便事故についての自衛隊(または米軍)陰謀論の容認)」は「ダライラマ一味のウヨとの野合」「その野合をしがらみから批判出来ない阿部治平やI濱Y子、id:Mukke」並みに醜悪ですね。まあ、冗談ぬきで例のid:Mukkeさんは小川氏との間にしがらみがあればI濱について「立派なチベット学者だ」と強弁したように「小川氏は『なぜ公立高校はダメになったのか』(2000年、亜紀書房)、『消えゆく「限界大学」:私立大学定員割れの構造』(2016年、白水社)」といった著書がある立派な教育学者だ」といってI濱を擁護したように小川氏を擁護するのでしょうが。

*9:さすがに最近は週金も言わなくなりましたが公式に非は認めてないと思います。

*10:524名のうち520名が死亡したが、幸いにも4名(乗客の川上慶子さん(当時12歳)、吉崎博子さん(当時35歳)、美紀子さん(当時8歳。博子さんの娘)、乗務員の落合由美さん(当時26歳))が生存した。

*11:仮に「結論ありき」「陰謀」を想定する場合でも「ボーイング日航の免罪・陰謀説」という「自衛隊(あるいは米軍)陰謀説」よりも「説得力のある想定」があります。

*12:中には「生存者以外にも事故直後は生きてる人間がおり口封じのために毒ガスや火炎放射器で殺した」などというトンデモ論まであるようです。なお、「事故直後は生きてる人間が生存者4名以外にもいたのではないか(救出が遅れたため救えなかったのではないか)」という批判自体は存在しますし、それは一概には間違ってるとは言えないでしょう。

*13:日航初の生え抜き社長。香港支店長、総務部長、常務、専務、副社長などを経て社長。

*14:さすがにこの発言が事実でも「物理的に」ではなく「政治的に(日航社長更迭など)」でしょう。

*15:事実かどうか分かりませんが

*16:中曽根内閣運輸相、総務庁長官、海部内閣官房長官、宮沢内閣厚生相など歴任

*17:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任。

*18:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生相など歴任

*19:とはいえ「理事会を欠席する民進」に対し「少なくとも現時点では理事会には出る共産」というスタンスの違いはあるようですが。まあ別に共産が正しいとか民進が正しいとかいう気はないですね。戦術が違うだけで安倍の無法な解散論を批判してることに変わりはないからです。

*20:まあそのほうが有利だと思うからでしょうが。

*21:実際通りませんが

*22:小泉内閣で経済財政担当相、総務相を歴任。第二次安倍政権で政府審議会である産業競争力会議委員、「国家戦略特区・特区諮問会議」委員を歴任

*23:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*24:小渕、森内閣文相・科学技術庁長官、麻生内閣外相など歴任

*25:橋本内閣経済企画庁長官、小泉内閣沖縄・北方等担当相、第一次安倍内閣財務相など歴任

*26:そもそも「吐き気」「反吐」といいだしたのは「石平の望月氏非難」のほうで、米山氏は「むしろ私は石平氏の方に吐き気や反吐を感じる」と突っ込んだに過ぎません。

*27:『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(2013年、PHP新書)、『世界征服を夢見る嫌われ者国家 中国の狂気』(2014年、ビジネス社)、『なぜ中国人にはもう1%も未来がないのか』(2014年、徳間書店)、『習近平にはなぜもう100%未来がないのか』(2015年、徳間書店)、『なぜ中韓はいつまでも日本のようになれないのか:わが国だけが近代文明を手に入れた歴史の必然』(2017年、KADOKAWA)、『朝鮮半島はなぜいつも地獄が繰り返されるのか:中国人ですら韓民族に関わりたくない本当の理由』(2017年、徳間書店)、『冗談か悪夢のような中国という災厄』(2017年、ビジネス社)など反中国、反韓国のクズ本、デマ本著書多数

*28:第一次安倍、福田、麻生内閣で厚生相

*29:社民党副幹事長。著書『いじめの光景』(1994年、集英社文庫)、『年金を問う:本当の「危機」はどこにあるのか』(2004年、岩波ブックレット)、『闘う区長』(2012年、集英社新書)、『相模原事件とヘイトクライム』(2016年、岩波ブックレット)など

*30:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を歴任

*31:福田内閣環境庁長官、竹下内閣運輸相、維新の会共同代表、次世代の党最高顧問を歴任

*32:別エントリ(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20170907/5064208022)でも批判しましたが、「宗教指導者」など非民主的な制度があるとは言え、選挙が全く無意味というわけではないので「見せかけの民主主義」は明らかに言いすぎでしょう。