「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(10/12分:巣くう会集会の巻&北朝鮮最新ニュース、ほか)(追記・訂正あり)

 巣くう会集会以外にも色々と書いています。
■朝鮮新報『台湾当局、国際学術セミナー朝鮮代表の入国拒否および許可取り消し』
http://chosonsinbo.com/jp/2017/12/1218pi/
 この記事が事実なら台湾当局の不当な措置に怒りを禁じ得ません。しかし台湾学術界に北朝鮮の研究者を招いて討議を行おうというリベラルな研究者がいることは喜ばしいことだと思います。


■産経『拉致啓発アニメ「いじめ生みかねない」 行橋市教育長が不適切発言』
http://www.sankei.com/region/news/171215/rgn1712150067-n1.html
 不適切どころか全く適切な発言でしょう。生徒の中には韓国、朝鮮の子どももいる可能性があるわけです(もちろん韓国と北朝鮮は別ですがそうした区別が子どもにできるかは疑問です)。教育長氏は巣くう会の恫喝によって発言撤回に追い込まれたようですが実に残念です。
 そもそも「拉致が解決するわけでもない」のに、学校でこんなアニメを流して何の意味があるのか。


■産経『朝鮮学校への補助金中止求める請願を採択 群馬県議会が閉会』
http://www.sankei.com/politics/news/171216/plt1712160014-n1.html

 自民党の臂泰雄県議が、北朝鮮の核実験やミサイル発射に触れ、「多くの国が制裁を強化。地方自治体でも、北と関係を持つ者に融和策をとってはならない」と賛成した。
 これに対し、共産党の酒井宏明県議は反対討論で、「核開発やミサイルの発射は断じで許せないが、そうした問題と朝鮮学校への補助金支出を関連づけること自体、全くのお門違い」などと主張。

 もちろん俺は共産党の主張に賛成します。国連人権理事会や国連難民高等弁務官も「朝鮮学校への補助金は当然のこと」との意見表明をしているわけです。補助金中止なんて何の意味があるのか。

 その後行われた請願採決では、公明党やリベラル群馬、共産党が反対したが、自民党などの賛成多数で採択された。

 公明党が珍しく自民党に反対している点はそれなりに評価したいと思います。


朝日新聞北朝鮮名目の防空網強化、真の狙いは中国 経費は膨大に』
http://www.asahi.com/articles/ASKDF65PLKDFULZU00Z.html
 これは日米ミサイル防衛網だけではなく韓国のサードもおそらく同じでしょう。
 だからこそ中国はミサイル防衛網計画に強く反発するわけです(そして中国だけでなくおそらくロシアもターゲットでありだからこそロシアも反発するわけです)。
 まあ朝日も書いていますが「金の問題(軍事に金を掛けることで福祉や教育の予算が縮減され弊害を生む))」という意味でも「安全保障の問題(かえって極東の緊張を高める)」という意味でもこうしたミサイル防衛網には朝日同様俺は反対です。


京都新聞蓮池薫さん「残された時間少ない」 滋賀で拉致被害講演会』
http://kyoto-np.co.jp/politics/article/20171216000135

 被害者は今も生存しているという前提で進めていかなければならない

 「前提」ですからねえ。要するに仮定の話でしかないわけです。「死んでるという前提だと生きてる人がいた場合にまずいだろう」程度の話でしかない。


■産経【拉致から40年 救出への道筋】相次いだ家族の死「放置と不作為もはや罪」 政府に求められる具体的結果
http://www.sankei.com/world/news/171216/wor1712160006-n1.html
 「ならばお前ら家族会や巣くう会はどんな作為を望んでるんだ」て話です。
 「小泉訪朝という作為」に散々悪口し、立役者の田中均氏を外務省退官に追い込んだ分際でふざけんなといいたくなります。
 あれで「下手に作為すると田中さんのような目に遭うから何もしない方がいいよ」「とりあえず家族会や巣くう会が希望してる経済制裁だけやっておけばいいよ」になってしまったわけです。


■産経【主張】安保理「北」討議 核放棄なき対話あり得ぬ
http://www.sankei.com/column/news/171217/clm1712170002-n1.html
 産経やトランプ政権のいう「核放棄なき対話あり得ぬ」とは

・「核廃棄」という結論でない対話はあり得ない

という意味ではなく

・「核廃棄」という条件を対話前に北朝鮮が実行しない限り、対話はあり得ない

という意味であることに注意が必要でしょう。俺は個人的には「もはや核廃棄は無理ではないか*1」と思いますが、それはさておき。
 「核廃棄という結論」を「妥協できない」と考える場合でも「核廃棄を対話の前提条件にすること」はすべきではないでしょう。それでは対話が全く進まないからです。
 「核廃棄しない北朝鮮が悪い」といったところで何もどうにもなりません。


■産経【北朝鮮情勢】米国が北との対話に前提条件は「残念」 ロシアのリャプコフ外務次官
http://www.sankei.com/world/news/171216/wor1712160062-n1.html
 「無条件の対話をすべき」と考える俺も全く同感です(なお、確か中国もロシアと同様の立場です)。
 そして中露が米国に同調したところで、北朝鮮が米国との交渉に応じる可能性は低いでしょうが、「米国に異論を唱えてる」のだからなおさら、交渉に応じる可能性は低いでしょう。


朝日新聞北朝鮮に「挑発停止が交渉の前提」 米長官が安保理演説』
http://www.asahi.com/articles/ASKDJ2Q10KDJUHBI00R.html
 何度も書きますがそうした条件付けはやめるべきでしょう。それはともかく「ミサイル発射、核実験」などは是非はともかく「かかってこい」と挑発してるわけではないので「挑発」という表現は不適切な気がします。


■産経『「問題沈静化の責任は中国にある」 トランプ大統領有力側近のバノン元首席戦略官インタビュー』
 http://www.sankei.com/world/news/171216/wor1712160067-n1.html
 ロシアゲートなどが理由で首席戦略官を事実上更迭されたバノンは「昔はともかく」果たして今側近といえるんですかね?
 まあインタビューするならマチス国防長官やティラーソン国務長官と言った現役政権幹部にすべきでしょうね。


■産経【北朝鮮情勢】元中国軍幹部、朝鮮半島軍事衝突「いつでも始まる可能性」 米国の武力行使を念頭に
http://www.sankei.com/world/news/171216/wor1712160041-n1.html

 朝鮮半島で戦争が起こるかどうかの鍵は米国が握っていると強調

 まあおっしゃるとおりで北朝鮮から開戦する可能性はまずありません。

 有事に対する心理的な覚悟だけではなく、軍事的にも備えなければならないと主張。必要な備えは「攻撃のための動員ではなく、防御的な動員」だと説明した。

 この元軍幹部氏の言ってる意味がよくわかりません。「防御的な動員」とは一体何なのか。
 いずれにせよ現実的な方策はやはり「米国の軍事力行使をあらゆる手段で封じ込めること」であって「米国の軍事力行使を前提とした話」は適切ではないでしょう。


■TBS『北朝鮮めぐり国際シンポジウム、拉致・核問題で突っ込んだ議論』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3241407.html

 「(拉致問題に関して)北朝鮮はタフな交渉相手です。交渉ですぐ成果が出ると期待せず、生産的であってもなくても、時間を費やすつもりで粘り強く交渉を」(米・ジョンズホプキンス大学 ジェニー・タウン米韓研究所副所長)

 まあ交渉以外に現実的な方策もないですからね。

 国連のキンタナ北朝鮮人権状況特別報告者は、拉致問題の進展のためには、2014年の日朝ストックホルム合意の見直しが必要だと述べました。

 「何をどう見直すべき」と考えてるんでしょうか。俺も「一切見直す必要が無い」とまではいいません*2がこの見直し論が巣くう会流の合意否定論なら話になりません。


■産経【北朝鮮拉致】北の国連資格剥奪提言 政府主催、拉致解決へ国際シンポ
http://www.sankei.com/world/news/171216/wor1712160039-n1.html

 パネルディスカッションで、韓国のイ・ジョンフン延世大教授は「北朝鮮の人権は世界最悪*3」と指弾。国連からの追放や国際刑事裁判所への人権問題での付託を提言した。
 東京国際大の伊豆見元*4(はじめ)教授も「国連決議を完全に無視する。(ボーガス注:追放はしなくても一時的な)資格剥奪はやるべきだ」と同意。

 記事が事実なら、正気かとしか言い様がありませんね。そんなことは現実的ではないし、しても意味も無いでしょう。
 そもそも何も決議無視は北朝鮮だけではなくイスラエルなどもそうですしね。
 つうかこの件であんまり無茶苦茶なことを言うと「国連勧告(例:慰安婦問題)無視して恥じない日本は一時的に資格停止しようぜby中韓」つうことにもなりかねない、と思いますがそういう理解はないんでしょうか。

 一方、北朝鮮が経済建設に転換し外交交渉に乗り出す可能性もあると分析した。

 「資格剥奪」と「外交交渉」は矛盾すると思いますが。記事が酷いのか、伊豆見氏が酷いのか、俺がバカなのかはともかく、言ってる意味がわかりません。

 米国のジョンズ・ホプキンス大米韓研究所、ジェニー・タウン副所長は各国で北朝鮮との関係に温度差があり、経済制裁の完全履行は困難と分析。「制裁目標を明確化し欠点を埋める。対話の可能性を常に伝え、それができなければ軍事的選択肢となる」と語った。

 おいおいですね。何があろうと軍事的選択肢なんかできるわけがないでしょう。


■産経『「嘆き共有し解決に努力」 拉致被害者家族会が国連特別報告者のキンタナ氏と面会』
http://www.sankei.com/world/news/171215/wor1712150052-n1.html
 この記事に「国連反日報告」なんてタグがついて吹き出しました。もちろんキンタナ氏は産経の立場でも反日ではないので明らかな誤記です。いずれ訂正するでしょうが「なぜこういう誤記が起きるのか」といえば「キンタナ氏のような例外」を除けば

慰安婦問題のクマラスワミ氏、マクドーガル氏
表現の自由問題のデイビッド・ケイ氏、ケナタッチ氏

などほとんどの「国連特別報告者」は産経にとって反日だからです。まあ、馬鹿馬鹿しい話です。
 彼らが反日なら「ケイ氏やケナタッチ氏同様、共謀罪法、特定秘密保護法などに批判的な野党とその支持者」も反日になります。あるいは「クマラスワミ氏やマクドーガル氏の立場」が反日なら「河野談話河野洋平*5官房長官や「アジア女性基金に関わった」村山富市元首相や和田春樹*6東大名誉教授も反日になります。まあ産経はためらいなく、「そうだ、枝野*7立民党代表や志位共産党委員長、あるいは河野元官房長官、村山元首相や和田名誉教授らは反日だ」というんでしょうね。


日経新聞中韓「半島で戦争認めず」 対北朝鮮で4原則:首脳会談、対話解決で一致』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24667770V11C17A2FF2000/
 「戦争しない」「対話で平和的に解決する」などは当たり前の話ですが、そうした確認が改めてできたことは良かったと思います。


朝日新聞北朝鮮ハッカービットコイン照準 盗んで資金源に?』
http://www.asahi.com/articles/ASKDJ2H1HKDJUHBI00L.html
 一応紹介しておきますが、ビットコインの仕組みが解らないので読んでも意味がさっぱりわかりません。まあ、ただこういうネット犯罪はもちろん北朝鮮限定じゃないですからねえ。北朝鮮をどうこうするという話とはまた違うような気はします。


■産経【WEB編集委員のつぶやき】今年の漢字は「北」 国民は左派マスコミより危機意識を持っている
http://www.sankei.com/world/news/171216/wor1712160015-n1.html
 まあ俺は小池共産党書記局長のあげた「偽」の方が適切だと思います。
 「偽」の理由としては

【日本】
・加計森友疑惑
歴史修正主義問題(南京事件慰安婦など)
・相次ぐ企業不祥事(日産自動車神戸製鋼所三菱マテリアル東レ
【米国】
・トランプロシアゲートやオルトライト

などですね。

参考
産経
今年の漢字は「偽」 共産・小池晃書記局長
http://www.sankei.com/politics/news/171211/plt1712110011-n1.html
■【三菱マテリアル不正】三菱マテ子会社社長が更迭、東レ子会社社長は引責辞任、検査データ改竄で
http://www.sankei.com/economy/news/171201/ecn1712010035-n1.html
■【車無資格検査】日産社長の西川広人氏、自工会として謝罪 無資格検査で
http://www.sankei.com/economy/news/171215/ecn1712150026-n1.html
赤旗
■主張『「森友」「加計」疑惑:解明は引き続き重要な課題』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-12-09/2017120901_05_1.html
■森友疑惑「口裏合わせ」、山添議員 同席の課長喚問求める
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-12-09/2017120902_01_1.html
日経新聞
三菱マテリアルの竹内社長「再発防止が私の責任」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23871570U7A121C1000000/
東レ、データ改ざん「神鋼や三菱マの問題受け公表」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23974940Y7A121C1000000/

 それはさておき。
 「北」が選ばれた理由は発表されてないのだから

 選出の理由は、北朝鮮のミサイル発射や九州北部豪雨、北海道日本ハム大谷翔平選手の大リーグ移籍、清宮幸太郎選手の(ボーガス注:北海道日本ハム)入団などが挙がったそうだが、筆頭は無論「北朝鮮」のそれだろう。

なんてことはいえません。また仮に「北朝鮮の北」が理由だとしてもそれは単に「テレビで話題になったから」程度ならそれは「危機意識」とはいえません。
 しかも

日本漢字能力検定協会によると、「北」の応募総数はは7104票。

なんだからほとんどの日本人はこの協会のイベントに何の興味も無く投票もしないわけです。
 いやそれどころかこのニュースについて知らない人も結構多いんじゃないか。
 いずれにせよ、たった「7104票」で日本人の意識を論じるなんて産経は馬鹿げています。いやそもそも「たかが漢字検定協会のどうでもいいイベント」とはいえ、たかが「7104票」で「今年の漢字」を選んでも今ひとつ説得力は無いでしょう。

 長距離巡航ミサイルの導入については、「必要だ」が39%、「必要ではない」が17%で2倍以上だった。 

 まあさんざんマスコミが北朝鮮の脅威をあおってますからねえ。とはいえ「必要39%」「不要17%」ということは残りの44%は「わからない、無回答」のわけです。まあ「必要39%」でも馬鹿馬鹿しい、そんなもん不要に決まってるだろ、と思いますが、少なくとも産経が言うほどの危機意識は国民にはないでしょう。

 NHKの12月世論調査によると、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、11月の調査より3ポイント増の49%だったのに対し、「支持しない」は35%だった。

 「北朝鮮問題が影響してる」のか、なかなか安倍内閣の支持率が落ちないことには俺も日本人として恥ずかしいですし、「第一次安倍から野田」までの歴代内閣に比べればまだ支持率は高いですが、とはいえ一時期に比べれば大分落ちています。
 むしろ「あれだけ選挙で大勝し」、かつ「選挙で一定の躍進をした立憲民主党はともかく、参院民進党希望の党が酷い醜態をさらしてる」のにこの程度の支持率というのは内心では安倍も産経も不安でしょう。

 各党の支持率は自民38・1%、民進が1・8%、立憲民主7・9%、公明4・1%、希望の党1・4%など。希望、民進はなぜ1%台に止まるのか精査すべきだ。残念ながらそれができるとは思えぬが。

 自民38%にげんなりしますがそれはさておき。産経の言うようなことより、むしろ
1)政策的には自民に近い「右の希望」が低迷し、共産、社民との連携を行っている立民の方が支持率が高いこと(共産の支持率を産経はなぜか書いていませんが、確か公明と同程度で、希望や民進を超えていたと思います)
2)自民と公明の支持率の差が30%以上あること
を産経は「精査したらどうなんですか」ね。「残念ながらそれができるとは思えぬ」が。
 まあ要するに「自民支持者の多くは安倍の右翼政策で支持してない」てことでしょう。おそらくは「地元の自民党の先生が箱物作ってくれた」とかその程度で支持してる。

 これら左派マスコミや議員さんと「座して死を待つ」のは御免こうむる。

 自衛隊在日米軍があっても「長距離巡航ミサイルがない」と「座して死を待つ」んだそうです。冗談も大概にしてほしいですね。


朝日新聞北朝鮮女子サッカー優勝に歓喜 労働新聞が異例の報道』
http://www.asahi.com/articles/ASKDJ3CHYKDJUHBI014.html
 いや、我が日本だってなでしこジャパンが優勝(東アジアではなく世界選手権ですが)したときは「ほとんどの日本人が女子サッカーになど今まで大して興味も無かったくせに」、突然、新聞やテレビで大々的に取り上げ、沢穂希なんか一躍有名人ですからねえ。そういう意味ではまあ「異例」ではあるのでしょうが、日本だってどこの国だって大して変わらないでしょう。


■産経【なでしこジャパン】日本、0−2で北朝鮮に完敗 優勝を逃す 東アジアE−1選手権
http://www.sankei.com/sports/news/171215/spo1712150024-n1.html
 アンチ北朝鮮の産経がどんな顔してこの記事を書いたのかと思うと黒い笑いがこみ上げてきます。
 しかしこれは「北朝鮮が強くなった」んでしょうか、「なでしこジャパンが弱くなった」んでしょうか。


■白頭の革命精神な日記『共和国の宇宙開発事業は健在、民生分野への応用の方向性も確固:クァンミョンソン3号−2号機発射成功から5周年』
http://rsmp.seesaa.net/article/455507084.html

 本日12月12日は、クァンミョンソン(光明星)3号−2号機発射成功から5周年の日です。そんななか、朝鮮宇宙協会は、去る11月18日から12月1日の期間において、「宇宙科学技術討論会2017」を開催したという報道が出てきています。

http://dprkanalysis.info/news/news_detail_376.html
■朝鮮の衛星技術はどの程度か
ニュースリリース北朝鮮 Live!| 2017年12月10日(日)
 北朝鮮の核やミサイル開発により緊張状態が続く中、北朝鮮は実用衛星の発射も計画しているようだ。ロシア紙によると、先月訪朝したロシアの軍事専門家は「北朝鮮はすでに2基の民需用実用衛星の発射を予定している」と言う。1基は地球観測用、もう1基は通信衛星だという。
 ちょうど平壌では、朝鮮宇宙協会が11月18日から12月1日まで、「宇宙科学技術討論会2017」を開催した。討論会のテーマは「自力自彊と朝鮮の宇宙開発」。同協会委員長で金策*8工業総合大学副総長のリ・ウォンチョル氏(58)に話を聞いた。

 実際問題どうなのかは俺には解りません。こう言ってるからといって「民生用衛星を打ち上げる気があるのか、打ち上げる能力があるのか」はこれだけでは解らないでしょう。
 ただはっきりしていることは北朝鮮は「宇宙開発には民生目的もあり軍事オンリーではない」とアピールしていると言うことです。北朝鮮が考えなし、計算なしに軍事的に暴走してるわけではないことだけは確かでしょう。


時事通信『対北朝鮮、圧力強化で連携=安倍首相、セネガル大統領と会談』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017121300901&g=prk
 北朝鮮に対して強い影響力を持つとされる中露ならまだしもセネガルではあまり意味も無いでしょう。


毎日新聞『国連事務次長:北朝鮮、具体的な提案行わず』
https://mainichi.jp/articles/20171214/k00/00m/030/129000c
産経新聞北朝鮮情勢】訪朝した国連事務次長、対話で一致も非核化は「約束事提示されず」
http://www.sankei.com/world/news/171213/wor1712130016-n1.html
 まあ事務次長が言うように「交渉する気が無いから提案しない」のではなく「交渉する気があるからこそ軽挙妄動しない」つうことでしょう。


■産経【北朝鮮情勢】「世界最強の核強国として前進」 金正恩氏が軍需工業大会の演説で宣言
http://www.sankei.com/world/news/171213/wor1712130019-n1.html
 世界最強てのはもちろんはったりですが改めて「米国による北朝鮮体制保障が無い限り」核廃棄しない意思を示した北朝鮮です。まあ米国にフセイン政権転覆みたいなことをされても向こうも困りますからね。


■産経【北朝鮮木造船】希望・玉木雄一郎代表、木造船漂着「難民を懸念」 秋田の現場視察
http://www.sankei.com/politics/news/171213/plt1712130032-n1.html
 まあくだらないパフォーマンスですね。


NHK北朝鮮訪問の国連事務次長「戦争防止の重要性で一致」』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171213/k10011257131000.html

 北朝鮮を訪問し、リ・ヨンホ*9外相らと会談した国連のフェルトマン事務次長が12日、記者会見を開き、「北朝鮮側と戦争を防ぐ重要性で一致した」と述べ、軍事衝突を回避するため、国連として今後も北朝鮮との対話を模索する考えを示しました。

 これに対し北朝鮮は「安保理制裁を解除もしないで何が戦争回避だ」と国連側に反感を示してるようです。とはいえ国連に一定の常識があって幸いです。


朝日新聞北朝鮮ミサイル、避難した人は5.6% 日本上空通過時』
http://www.asahi.com/articles/ASKDF5788KDFUTFK010.html

 避難しなかった人に複数回答で理由を尋ねると、「意味がないと思った」が46・3%、「どこに避難すればいいかわからなかった」が32・9%、「避難する時間がなかった」が22・3%だった。
 内閣官房の担当者は「避難の必要性や避難場所をもっと周知する工夫が必要だ」としている。

 安倍が「避難が有効」と強弁する以上、内閣官房もこういうしかないでしょうが、避難なんかしようがないでしょう。まあ「避難しなかった」俺の場合「朝の七時だと寝てた(Jアラートに気づかなかった)」なんですが。


■産経『衆参両院で21日に拉致問題特別委が閉会中審査 横田早紀江さんらを招致』
http://www.sankei.com/politics/news/171205/plt1712050060-n1.html
 彼らを国会に呼んで何の意味があるんでしょうか(しかも閉会中審査)。今求められてるのはこうしたくだらないパフォーマンスではなく実質的な対策でしょう。まあそれは俺の理解では日朝交渉の推進ですが。


NHK『「前提条件なしで北朝鮮と対話も」 米国務長官
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171213/k10011256981000.html
 事実なら大変いいことだと思いますが従来のトランプ政権の主張「まず北朝鮮は核廃棄せよ、でなければ対話する気は無い」とあまりに違いすぎるので眉唾せざるを得ません。
【追記】
NHK『米高官 北朝鮮への対応方針に変わりないと強調』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171214/k10011258171000.html

 アメリカのトランプ政権で安全保障政策を担当するマクマスター大統領補佐官は、北朝鮮の核・ミサイル開発問題でティラーソン国務長官が前提条件なしで対話に入ることも可能だという考えを示したことについて、北朝鮮への圧力を最大まで強め、核開発を放棄させるという方針に何ら変わりはないと強調しました。

 全く何が何だかさっぱり解りません。いずれにせよこれでは米国側に大きな変化はなさそうですし、それでは北朝鮮も交渉する気は無いでしょう。


■産経『ジェンキンスさん死去…「妻たちは拉致被害者」 証言で世界各地の事件を白日の下に』
http://www.sankei.com/world/news/171212/wor1712120063-n1.html

 ジェンキンスさんは曽我ひとみさんと、ラリー・アブシャー元上等兵(83年死亡)はタイ人被害者のアノーチャー・パンチョイさんと、ジェイムズ・ドレスノク元2等兵(2016年死亡)はルーマニア人被害者のドイナ・ブンベアさんと、ジェリー・パリッシュ元特技官(1997年死亡)はレバノン人被害者のシハーム・シュライテフさんとそれぞれ結婚した。

 で小生の理解では曽我さん以外は帰国できていない。つまりは「日本だけが拉致被害者救出に成功」し、タイ、ルーマニアレバノンは失敗したわけです。小泉訪朝はやはり高く評価されるべきでしょう。それは「彼のほかの政策(イラク戦争支持、郵政、道路公団民営化、靖国参拝など)」をどう評価するかとは別問題です。小泉政権について、ほとんどの問題で批判的な共産党も訪朝は評価してるわけです。


■加藤*10厚労相(拉致担当相兼務)記者会見から解る「やはり風化してる拉致問題
 まず「H29.12.5(火)」記者会見。

http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000187025.html
(記者)
 国連の事務総長が来週初来日し、安倍総理大臣とも面会をして、北朝鮮問題について協議をされる予定です。これについて大臣として期待されることがあれば教えて下さい。
(大臣)
 国連の事務総長がもともと私ども(厚生労働省)に関連して、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの会合にご参加いただけるということで、日本においでになるということは承知しておりますが、それ以上に、総理との日程等々については承知しておりませんので、何ともコメントしようがないのですが、ただ一般論で申し上げれば、総理もこれまで、事務総長も含め、拉致問題を含めた北朝鮮の状況、あるいは日本の立場、考え方、これはあらゆる機会を通じて説明をしておりますから、もし仮にそういうことがあれば、これまでと同様に対応されるのではないかと思いますが、その前提たる会談がセットされているかどうかは承知しておりませんので、これ以上のコメントはありません。

 「えー、あなた拉致担当相じゃなかったの?」と聞きたくなるナイス(?)な「グテレス事務総長の訪日ですが、厚労大臣としてお呼びしたこと(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの会合)についてなら、ともかく拉致関係についてはよく知りません」という回答です。
 まあこれが「安倍の側近・加藤氏」でなかったら家族会と巣くう会もマジギレしてるでしょう。
 なお、この「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの会合」については以下の記事を紹介しておきます。

https://mainichi.jp/articles/20171205/k00/00m/030/118000c
毎日新聞国連事務総長:13日に初来日 首相と会談へ』 
 国連は4日、グテレス*11事務総長が13、14日に日本を訪問すると発表した。今年1月の事務総長就任後、訪日は初めて。14日の安倍晋三首相との会談では、国連改革や持続可能な開発目標(SDGs)を話し合うほか、核・ミサイル開発を進める北朝鮮問題の平和的解決の重要性を強調するとみられる。
 グテレス氏は、全ての人が基本的な医療サービスを負担可能な費用で受けられる国際目標「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」(UHC)を推進するため、東京で開かれる国際会議「UHCフォーラム 2017」に出席する。上智大学での講演と記者会見も予定されている。

 どう見ても訪日のメインは加藤氏がいう「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」でしょうねえ。拉致じゃない。
 しかしこれが産経だと

http://www.sankei.com/world/news/171205/wor1712050010-n1.html
■産経『グテレス国連総長が13日に初訪日 安倍晋三首相と北朝鮮問題協議』
 国連は4日、グテレス事務総長が13〜14日に日本を訪問すると発表した。グテレス氏の訪日は今年1月の事務総長就任後初めて。14日に安倍晋三首相と会談する。北朝鮮の核・ミサイル開発や国連安全保障理事会改革などについて協議するとみられる。グテレス氏は誰でも負担が可能な費用で適切な医療が受けられる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」(UHC)推進のため、東京都内で開かれる国際会議に出席する。UHCは安倍政権が国際的な普及に力を入れている。

とまるで拉致がメインであるかのようです。また毎日の記事にある

北朝鮮問題の平和的解決の重要性を強調するとみられる

の「平和的解決」の5文字が見事に消えています。さすが「平和的解決を望んでない極右・産経」だけのことはあります。
 そしてまあ、「安倍がUHCに関心が無い」とはいいませんが、毎日記事にはなかった

UHCは安倍政権が国際的な普及に力を入れている。

という「安倍を露骨に賛美する言葉が登場する」いつもの産経です。
 それはともかく、次に「H29.12.8(金)」記者会見。

http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000187524.html
閣議等について》
(大臣)
 閣僚懇談会において、各大臣に「北朝鮮人権侵害問題啓発週間への協力」をお願いいたしました。毎年12月10日から16日までは、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」であります。
(中略)
 また、前回申し上げましたけれども、この期間中には政府主催の国際シンポジウムも開催することとしておりまして、多くの方にご来場いただければと思います。

 と拉致について言及した加藤大臣。しかし質問は

《質疑》
(記者)
 報酬改定について伺います。
(以下略)
(記者)
 障害者の事業所に提供されている食事提供体制加算について、先日厚労省の検討会で来年3月末までとなっている時限措置の廃止が提案されましたが、障害者団体や与野党の議員から反対、継続を求める声が出ていますが、今後継続すべきなのかどうかを含め、どういうあり方が望ましいとお考えでしょうか。
(記者)
 先ほどの閣議で、天皇陛下の退位日を2019年4月30日と定める政令が決定されました。
(中略)
 大臣のご所見があればお願いします。

と見事なまでに拉致についての質問はありません。


■産経『安倍晋三首相「今後も人道支援の責任果たす」WFP事務局長に伝える』
http://www.sankei.com/politics/news/171212/plt1712120040-n1.html
 「は?。韓国政府の北朝鮮人道支援に因縁つけてたのが手前だろ?」ですが、安倍ですから「人道支援は大事、ただし北朝鮮国民は除く」つうふざけた話なんでしょう。


■読売新聞『地村保志さん「市民は拉致問題忘れてきている」』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171211-OYT1T50003.html
 そりゃ当事者じゃありませんからねえ。何も「忘れ去られる悲劇」は拉致だけじゃない。例えば東日本大震災だのオウム地下鉄サリンだのを当事者以外のどれほどの人間が覚えてることやら。
 まあ拉致について言えば覚えていたところで何がどうなるもんでもありませんが。日朝交渉が進展しない限りどうなるもんでもない。にもかかわらず日朝交渉を事実上妨害してる家族会はアホとしか言い様がありません。


■日刊スポーツ『元NBAロッドマン氏、来年バスケ米−北朝鮮戦計画』
https://www.nikkansports.com/general/news/201712120000673.html
 つまり北朝鮮側から開戦することはあり得ないということです。まあ以前から分かりきってる話ですが。


■産経【北朝鮮拉致】相次ぐ被害者家族の死去に焦る政府 菅義偉長官「一刻の猶予もない」
http://www.sankei.com/politics/news/171212/plt1712120029-n1.html
 「何を今更」ですね。過去にだってこういう死者はいる。菅は何一つ焦ってはいないでしょう。
 しかし犯罪被害者の家族とはいえ「ここまで特別扱いされる」のは拉致被害者家族だけでしょう。
 ほかの未解決犯罪事件の遺族で「ホニャララ事件のご遺族ナントカさんが亡くなりました」なんてあるのか。
 言葉を選ばず言わせてもらえば、はっきり言って異常だと思います。まあこういうこというと横田の奥さんや増元照明なんぞはマジギレするのでしょうが。


NHK北朝鮮国連大使「条件整えば対話」核の認定要求』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171212/k10011255901000.html
 小生も何度も書いていますが、北朝鮮も「交渉する気満々・日曜日」のわけです。ただし交渉するからには「体制保障」、つまり「フセインイラク政権のような転覆行為を米国が仕掛けない」という保証(お土産)がほしいわけです。そのお土産が無い限り、この国連大使がいうように核廃棄する気は無いでしょう。 ある意味当たり前の話です。


■産経【北朝鮮拉致安倍晋三首相、拉致問題めぐり希望の党の元担当相と意見交換
http://www.sankei.com/politics/news/171211/plt1712110013-n1.html
 国会が終わってから会うというあたりが実にわかりやすいですね。
 つまりは安倍は本気じゃないわけです。国会会期中に会って騒がれたくなかったということでしょう。


ハンギョレ『米国は1994年に北朝鮮との戦争を計画…勝利確信したが多数の死傷者発生を憂慮』
http://japan.hani.co.kr/arti/international/29201.html

 2000年6・15南北首脳会談に対してスチーブン・ボズワース*12駐韓米国大使(当時、2016年1月逝去)は、国務省に送った電文で、金大中大統領と(ボーガス注:金正日国防委員長)の会談成果について「事実上、欠点を見いだせない」と評価した。彼はさらに「金大統領の政策の成功と、韓米両者の関係のために、公開的であれ私的であれ、米国は継続的かつ完ぺきに支持するという立場を送ることがとても重要だ」と強調した。

 つまり米国国務省などはボズワース氏のように太陽政策的な考えの持ち主が少なくないのでしょう。


朝日新聞『94年北朝鮮危機、日本に伝えた開戦準備 米元長官語る』
http://digital.asahi.com/articles/ASKCS7QSWKCSULZU011.html

 日本の首相(に内定していた羽田孜*13)と会い、実情を説明しました。私は『我々は戦争に突入することになるとは思わないが、その準備はしなければならない。もし戦争になった場合、在韓米軍への補給で日本の航空基地を使うことになる』と説明しました。首相には我々の計画を承知しておいてほしかったし、事前に承認を取り付けたかった。それで、私は、日本の航空基地を使うことで作戦計画が実行可能だと大統領に説明することができました。
 彼は『はい、分かりました』と言いましたが、私に、これを公表しないよう求めましたし、私も公表しませんでした。それは日本国民に不必要な心配を抱かせるということでした。

 羽田氏が故人になったからこうした発言ができるという面は明らかにあるでしょうが、それはともかく。
 こうしたペリー*14元国防長官発言は明らかに日米両国政府への牽制でしょう。
 クリントン政権時代にそうした「日米秘密合意」があるなら、安倍とトランプの間にそうした合意がされていても全くおかしくないわけです。

■記者
 「あなたは今年の夏、シュルツ*15国務長官らとトランプ大統領に書簡を送り、北朝鮮との議論を始めるよう、うながしました。トランプ政権の国防長官だったら、大統領にどのような助言をしますか。」
■ペリー
 「申し訳ありませんが、トランプ政権で国防長官を務めている自分の姿は想像できません。あり得ない話です。私がマティス国防長官に助言したのは、悲惨な軍事オプションになだれ込まないよう北朝鮮と議論や交渉する考えを持ってほしいということでした。彼は北朝鮮での軍事行動がどれほど深刻で、それを軽く見るべきではないと理解していると思います」

 まあトランプの下で国防長官をやりたい人間も少ないでしょう。
 ペリー氏も指摘していますがクリントン政権時代ですら「北朝鮮の反撃の恐怖」で攻撃ができなかったわけです。今や北朝鮮核兵器保有しています。なおさら攻撃なんかできるもんではありません。


■産経【野口裕之の軍事情勢】朝鮮戦争最大の危機「黒死病=ペスト蔓延」疑惑とは? 北の天然痘罹患工作員に備えよ!
http://www.sankei.com/premium/news/171211/prm1712110006-n1.html
 まあ馬鹿馬鹿しいですね。野口のいう「ペスト云々」が
1)北朝鮮は細菌兵器(ペスト)で攻撃してくる恐れがある、にせよ
2)北朝鮮ではペストが蔓延してるので、下手に軍事攻撃など仕掛けるとペスト感染者が難民として国外に出てきて収拾がつかなくなる、にせよ、常識があれば「そんなんだったら米軍が攻撃しなければいいだろ」つう話にしかなりません。
 しかし野口は「米軍攻撃を当然の前提として」、どうやってペストなど感染症の恐怖から身を守るかと言い出すから呆れます。
 「天然痘工作員」に至ってはもっと呆れます。
 ウィキペ「天然痘」によれば

・1977年のソマリア人青年のアリ・マオ・マーランを最後に自然感染の天然痘患者は報告されておらず、3年を経過した1980年5月8日、WHOは地球上からの天然痘根絶宣言を発するに至った。現在自然界において天然痘ウイルス自体が存在しないとされている。天然痘は、人間に感染する感染症で人類が根絶できた唯一の例である(人間以外を含む感染症全般ではウシなどに感染する牛疫が2011年に撲滅宣言されている。)。

ということで「天然痘は既に撲滅された」とされています。
 「でも、天然痘ウイルス株を持ってくる国はある*16みたいだし、そうした国から北朝鮮に流出した可能性はあるんじゃないか」。
 まあ「北朝鮮が持ってる可能性」ならあるでしょうね。ただそれは可能性でしかない。「持ってない可能性もある」わけです。
 かつ「現在、天然痘ウイルスは自然界には存在しない」。天然痘ウイルスなんか細菌兵器として使用したら、「未だ撲滅できてない」ペストと違って自然感染では無く「細菌兵器であること」がもろばれです。使えるわけがない。
 まあ、撲滅宣言が出された天然痘は「未だ撲滅できてないほかの伝染病」と違い、今や予防接種などの対策はほとんどされてません。したがって、実際に天然痘ウイルスが兵器として使われた場合はかなりの被害が出るからこそ、こうやって産経はあおるのでしょう。
 しかし「撲滅宣言がでたからこそ」かえって使えないわけです。


希望の党拉致問題対策本部立ち上げ、要請文を決定
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6247.html

希望の党 拉致対策本部長 松原仁*17

 松原仁なんてごろつき右翼が本部長とは失笑物です。

 日本政府が頑なに日朝平壌宣言及びストックホルム合意に固執することは、奇異なことであります。

 ばかばかしい。日朝平壌宣言ストックホルム合意を否定して何をどうするのか。

 政府は、昭和38年5月に発生した寺越事件の真相究明に努めるとともに、被害者である故寺越昭二氏及び故寺越外雄氏を拉致被害者に認定すること。

 馬鹿馬鹿しい。故人を拉致認定して何の意味があるのか。


トランプ大統領面会報告と緊迫する北朝鮮情勢−東京連続集会報告5
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6227.html

西岡力
 「全員一括帰国」というのは降ろさない。

 ばかばかしい。まず第一に西岡らのいう全員には「特定失踪者」なんてとんでもない代物が入っています。この時点で論外です。何せ「国内で生存者が何人も発見されてる」のが特定失踪者です。
 特定失踪者なんてインチキでしかない。
 第二に「特定失踪者でない政府認定拉致被害者なら全員一括帰国でいいか」といえばそれは違います。なぜなら
1)生きてる保証がないから
2)仮に生きているとしても「オールオアナッシング」としてしまうと「ナッシングになる危険性が高い」からです。
 別に拉致に限りませんが普通「オールオアナッシングは避ける」でしょう。拉致に近い事例としては「テロリストによる人質立てこもり」があるでしょうが、この場合に「全員一括解放を強硬に要求し、部分解放は絶対に拒否」なんてことは普通しないでしょう。ナッシングをもたらす危険性があってリスキーすぎるからです。
 「一括でなくてもいい、一部帰国でもいい」という形にしなければ拉致は絶対に解決しないでしょう。確信を持ってそう言えると俺は思います。

 田中均さんが2002年9月に失敗したのは、アメリカに根回しをしていなかったからです。

 西岡のいう「失敗」の意味がさっぱりわかりません。
 そもそも本当に米国に根回ししてなかったかどうかも疑問ですがそれはともかく。
 「5人しか帰国できなかったから失敗」というならそれは別に「米国への根回し」云々とは関係ないでしょう。おそらく「生存拉致被害者は5人しかいなかった」あるいは「ほかにも生存拉致被害者はいる*18が何があろうとあの段階では北朝鮮は5人しか返す気がなかった」と見るべきでしょう。
 ではその後「5人の帰国以外に拉致被害者の帰国がなかったこと」や「田中氏が外務省を退官に追い込まれたこと」が失敗なのか。
 しかし、この場合も「そうなった理由は巣くう会と家族会が田中氏を敵視したから」であって米国の影響ではないでしょう。
 基本的に米国は「米国の目指す北朝鮮の核廃棄に矛盾しない限り」、拉致問題などどうでもいいでしょう。
 「巣くう会や家族会の田中攻撃」に対する米国の態度は「田中氏を擁護もしないが巣くう会のような非難もしない」というものに過ぎなかったわけです。それは米国にとって「田中氏なり巣くう会なり」と必要以上に親密な関係を作る気がなかった、つまりは「拉致などどうでもいい」ということです。

 家族会・救う会アメリカに行った時、すごく待遇がよかったのです。
 それはアメリカの国益と我々がやっていたことが一致していたからです。

 全然違いますね(そんなことは西岡も本当は解ってるでしょうが)。
 「面会さえすれば、巣くう会や家族会は満足し、米国相手に特に厳しい要求をすることもない」ということもあって「巣くう会や家族会と敵対関係になってまで面会要請を断る理由がなかったから」です。
 それは「巣くう会や家族会と米国が敵対関係にない」とはいえても「巣くう会や家族会と米国の価値観が同じだ」とはとてもいえません。それがよくわかる形で表面化したのが「巣くう会、家族会の指定解除反対要請」を無視して実施されたブッシュ子政権の「北朝鮮に対するテロ支援国指定解除」です。


トランプ大統領面会報告と緊迫する北朝鮮情勢−東京連続集会報告2
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6206.html

本間勝
 日本のマスコミの取り上げ方は今一つ弱いかなと思っています。

 今や拉致問題なんかニュースバリューがないんだから仕方がない。

拉致被害者と言われる人以外に、同じような状況の人が900人近くいるわけですが

 やれやれですね。900人つうのは例の特定失踪者ですがこんなもんは日本政府は拉致認定してない上に、国内で何人も発見された人がでているつう、眉唾な代物です。特定失踪者なんて与太を持ち出してたらいつまでたっても問題は解決しません。

西岡力
 12月16日に、日本政府の拉致問題対策本部が主催でいくつかの行事があります。申し込みが必要です。今年は作文コンクールという今までにない試みをしてくださっています。飯塚繁雄さんも審査員になっています。

 やれやれです。そんなコンクールに何の意味があるのか。

「認定の有無に関わらず全員助ける」というのが政府の方針

 救出対象なら北朝鮮拉致認定すべきだし、「自発的失踪」「一般犯罪に巻き込まれた」などの可能性があり北朝鮮拉致認定できないなら救出対象にすべきではない。全く理屈になっていません。
 こんなんは「自殺や事故死かもしれませんが犯人逮捕に全力を挙げます」くらい無茶苦茶な話です。

 トランプ大統領はダンプカーで金正恩はバイクだ(笑)。ぶつかったら金正恩が死ぬだけでダンプカーは傷もつかない。そういうレースだ

 「金正恩時代どころか」金正日時代からそんな「安全なレース」なんかじゃありません。北朝鮮が破れかぶれになってミサイルでも撃ってきたら「遠く離れた米国はともかく」日本や韓国が大きなダメージを受けかねないという危険な話です。だからこそクリントン政権時代に一部で主張された北朝鮮攻撃論は政権内外の反対で、結局採用されずカーターが訪朝し米朝合意に至ったわけです。

 今アメリカが、すべての手段で北朝鮮核兵器をやめさせるというのも、大量破壊兵器を取り上げるために戦争をするというイラク戦争型なんです。ベトナム戦争などは、同盟国の南ベトナムに対して北ベトナムが攻撃したとか、トンキン湾アメリカの軍艦が攻撃されたということです。

 おいおいですね。イラク戦争ベトナム戦争を「米国の正義の戦争」とするのが巣くう会の立場なのか。拉致問題の話をするのに「拉致問題に関係ない」、しかも「米国に批判的な意見もあるであろうこと」について「米国こそが正義」と公言することが当然の前提になるのが巣くう会なのか。

 太平洋戦争でもパールハーバーがあったから自衛軍が戦争をするということでしたが、それだけではなくて、危険な兵器を持っていること、それがテロに使われるかもしれないと言って戦争の枠の中で攻撃した。

 いってる意味がわかりません。太平洋戦争における「(日本が)危険な兵器を持っていること、それがテロに使われるかもしれない」とは一体何のことなのか。まあ、731部隊で開発していた細菌兵器(コレラ菌炭疽菌チフス菌、ペスト菌など)は「危険な兵器」ですが別にそれを潰す理由で米国も「真珠湾攻撃した」日本相手に開戦したわけではないでしょう。そもそも開戦時に731部隊の細菌兵器開発を認識してないでしょうし。

(ボーガス注:ブッシュ政権が)イラクを叩いた時には、大義名分として国連の安保理事会の決議がされました。

 おいおいですね。米国のイラク攻撃を正当化する国連安保理決議なんかされていませんが。そのことが「大量破壊兵器がついに見つからなかったこと」「イラクがかえって混乱状態になったこと」とともに後に米国ブッシュ政権への批判理由になっていきますが、西岡ら巣くう会は歴史を捏造する気のようです。
 あくまでも当時でた国連安保理決議は「イラクに対する査察」を求めるものでしかありません。


トランプ大統領面会報告と緊迫する北朝鮮情勢−東京連続集会報告1
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6196.html

横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会事務局長)
 北朝鮮と付き合うにあたって、交渉そのものはあまり意味をなさない。

 小泉*19訪朝で拉致被害者5人がかえってこれたという事実を平然と無視できる家族会の馬鹿さにはいつもながら呆れます。小泉訪朝がなかったらあの5人は帰ってきてないんですが。
 あるいは金丸*20訪朝で北朝鮮に身柄拘束されていた「第18富士山丸乗組員が帰国できたこと」をどう思ってるのか。
 あるいは、モンゴルでなぜ横田夫妻は孫娘に会えたのか。
 あるいはなぜワームビア君が米国に帰って来れたのか。全部交渉の成果じゃないですか。交渉でなくてもこれらの成果が出たとでもいうのか。それともこれらの成果がくだらない無価値なものだとでもいうのか。

 今は、アメリカがテロ支援国に再指定することによって、オセロで言うと、だいぶ我々が勝ちにきている。しかも四隅を全部とったという感じがあります。

 いってる意味がさっぱりわからないですね。どこが「四隅を全部とったという感じ」なのか。小泉訪朝(2002年)から15年もたってよくもまあこんな脳天気なことがいえたもんです。

拉致の実行犯や幇助者を一人として日本は捕まえていないんです。

 やれやれですね。証拠がなければ逮捕できない、なんてのは拉致に限った話ではありません。

三億円事件(1968年)
・グリコ森永事件(1985年)
朝日新聞阪神支局襲撃事件(1987年)
・国松警察庁長官狙撃事件(1995年)

などたくさんあります。

 横田家の問題で言うと、「ウンギョンちゃんと会わせるからどうだろう」と、枝葉の問題でこの問題をすりかえてしまうような動きをする個人や団体があるとすれば、そういう妨害工作はやめてほしいと訴えたいと思います。

 おいおいですね。なぜ祖父母が孫と会うことが拉致解決の妨害工作になるのか。会ったところで妨害になどならないし、逆に会わないからといって解決が進むわけでもない。もちろん会えば解決するわけでもないですが。要するにウンギョンさんとの面会と拉致の解決など関係ない。まああえて言えばむしろ「会うことによって日朝間にある種の信頼関係が成り立ち、拉致解決に貢献する」可能性はあるでしょう。会えば拉致解決の方向に進むと断言はしませんが。
 いずれにせよそもそも俺が拓也の立場なら自分の両親とウンギョンさんが会うことに反対なんかしないし、それ以前に「自分の姪」なんですから自分としても会いたいと思うでしょう。
 自分の姪に対する愛情がないらしい拓也は俺には全く理解できません。理解したいとも思いませんが。


■トランプ政権の北朝鮮テロ支援国再指定を歓迎する−家族会・救う会声明
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6194.html
 予想の範囲内ですが頭痛がしてきますね。もはや家族会は拉致を解決したいのではなく「北朝鮮に嫌がらせがしたいだけではないのか」と疑いますね。


朝日新聞テロ支援国家再指定「何もしないよりいい」飯塚繁雄さん』
http://www.asahi.com/articles/ASKCP5JDGKCPUTIL04S.html
 「何もしないよりいい」という発言が興味深いですね。巣くう会に引きずられて勇ましいことをいっていても内心ではもはや何をどうしたらいいのか、わからなくなってるわけです。


■トランプ米大統領と面会2−家族会
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6186.html
 むしろこんな面会より、例の「イバンカ基金」のほうがよほど話題だったかと思いますが。

浜本七郎(帰国した浜本富貴恵さん兄、家族会副代表)
 2002年、ブッシュ大統領の「悪の枢軸」演説で、妹は帰ってこられたと思っています。

 いや仮に、「悪の枢軸発言」でびびった北朝鮮が小泉訪朝を受け入れる気になったのだとしても「小泉氏の外交努力」がなければ悪の枢軸発言なんて拉致解決には何らつながらなかったし、別にブッシュは拉致解決のためにああいう発言をしたわけでもない。
 小泉氏にろくに感謝の念を述べないくせにブッシュに感謝してるというのだから家族会の馬鹿さには呆れて二の句が継げません。

 2002年に帰ってきた時、報道陣の方々は今日の5倍以上ありました。

 つまり拉致問題なんかとっくの昔に風化してる、ニュースバリューなんかない、つう事です。


■【正論】未曽有の北朝鮮危機を直視せよ(西岡力
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6177.html

 わが国の歴史を振り返ると、朝鮮半島反日勢力によって統一されたときには、いつも重大な安全保障上の危機がやってきた。

 言ってる意味がさっぱりわかりません。
 朝鮮戦争は「重大な安全保障上の危機」かもしれませんが統一されてませんのでここで西岡が言う「危機」ではないでしょう。
 統一朝鮮(統一韓国)と日本のバトルなんて「古代の白村江の戦い」「鎌倉時代元寇」「豊臣秀吉の侵略」「韓国併合時の義兵闘争」くらいでしょうに。
 しかも
白村江の戦い
 日本(大和朝廷)が百済残党を押し立てて百済を復興しようとし唐・新羅連合軍と戦った戦争なので日本から仕掛けた戦争
元寇
 主たる脅威はモンゴル(元)であり、朝鮮(当時は高麗)は「モンゴルの命令」で仕方なくせめてきた
・秀吉の侵略や義兵闘争(李氏朝鮮時代)
 日本から仕掛けた侵略戦争
つうことでどれもこれも「朝鮮半島反日勢力によって統一されたときには、いつも重大な安全保障上の危機がやってきた」と言える代物ではありません。とはいえ「俺が上げたもの以外」に「朝鮮半島での戦争が日本に波及したモノ」なんかないでしょうし全く訳がわかりません。

 金日成による韓国への奇襲侵略はわが国安保を大きく脅かした。しかし、危機感を持ったのはわが国よりも米国だった。先祖伝来の危機意識*21が働いていたなら、そのとき国軍保持を明記する憲法改正を行うべきだったが、そうはならなかった。

 いやむしろならない方が自然だと思いますが。「改憲したら朝鮮半島有事が発生したら日本に関係なくても自衛隊が米国の要請で参戦することになるかも知れない」なんてのをプッシュする人は自民党支持者でも多くはないでしょう。何せ最悪の場合、その「朝鮮半島有事への自衛隊の参戦」にソ連や中国まで介入して日本を巻き込んだ第三次世界大戦になりかねませんし。


■家族会・救う会拉致議連 訪米報告 東京連続集会5
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6165.html

島田洋一
 オバマ政権が家族に、とにかくおとなしくしておけと言ったのも、「アメリカ人だから向こうも手厚く保護している筈だ。水面下で交渉をするから黙っていたほうがいいですよ」と。

 「北朝鮮が手厚く保護する」かどうかはともかくむやみに騒いだってワームビア君の身に危害が加わる恐れが高まるだけでしょう。

 アメリカ人に対しても、そんな拷問みたいなこと*22を連中はやったわけです。従って日本人の拉致被害者に対しても、何をするか分からないと見ておかなければいけない。

 おいおいですね。「何をするか分からない相手」に向かって島田は「米軍による金正恩の斬首作戦希望」などと放言し挑発していたのか。「何をするか分からない相手」に向かって島田は経済制裁を主張するのか。
 それは
1)島田は実際には「北朝鮮相手にどんなに悪口雑言しようと」北朝鮮拉致被害者に危害なんか加えられないと思って、北朝鮮を舐めてるか(つまり「何をするか分からない相手だ」なんて本当は思ってない)
2)島田にとって北朝鮮拉致被害者を殺そうが傷つけようが別に構わないので北朝鮮相手に悪口することに躊躇がないか
どちらかでしょう。どちらであれ島田はクズであり、こんな男が巣くう会副会長である事を容認できる家族会は全くもって馬鹿であほです。

 私が拉致被害者だったら、「とにかく軍事力行使を早くやってくれ」と。

 俺が拉致被害者なら全然そんな事は思わないでしょうね。蓮池薫氏も「米朝関係が緊張したときは戦争になったらどうしようと不安だった」と語っていたと思います。
 戦争になったら最悪死ぬ危険性があるわけです。
 一方「生活が不自由で不便」でも北朝鮮にいた当時の蓮池、地村夫妻、曽我さんのように「それなりの生活ができている」のであれば戦争なんか望まないでしょう。何せ蓮池、地村夫妻、曽我さんにはお子さんもいるわけで「結婚して子どもを作り、それなりに幸せな生活を送っていた」わけです。しかしこんな島田の暴言に良く家族会も怒らないもんです。

西岡力
 私が一番心配なのは、証拠隠滅のために殺すということさえありえるかもしれないことです。

 やれやれですね。島田の暴言「米軍による金正恩の斬首作戦希望」を容認しながら良くもふざけたことが言えたもんです。本気で「殺すことが心配」なら島田の暴言なんて到底許す気にはならないでしょう。

生命を奪う権限を持っている相手に対して、圧力をかけて返せと言うのは、本当に綱渡りのようなこと

 綱渡りつうより無謀な行為だと思いますが。そんなことではなく小泉訪朝のような「あめ玉付き(経済支援など)」の外交交渉を行うべきでしょう。

政権を倒すことの方が安全に全被害者を取り戻すよりも容易

 そりゃそうでしょう。「内戦が起きようと、北朝鮮が日本や韓国にミサイルぶち込もうと、大量の難民が出ようと、拉致被害者や日本人妻、ウンギョンさんや寺越武志さんが死のうと構わない」という立場に立てば、「北朝鮮政権は米軍の軍事力で倒せる」でしょう。つうか「政権が倒れればそれでいい、後は野となれ山となれ」という立場に立てば、北朝鮮に限らず、ベトナムだってミャンマーだってほとんどの国は米軍の軍事力で打倒できるでしょうが常識人はそう言う事はしません。

圧力をかけて、向こうが全被害者を返すと言ってきた時に初めて交渉が始まる。何人かと言ってくるかもしれません。それに絶対乗ってはならない。

 やれやれですね。北朝鮮が「何人見つかったから何人返す」といえばそれに乗ればいい。西岡みたいな事言ってたら今、日本にいる蓮池夫妻や地村夫妻、曽我さんだって未だに帰国できなかったでしょう。
 大体、西岡ら救う会の言う「全被害者」は「特定失踪者」なんてデタラメな代物を含んでいるから話になりません。

 松本京子さんとされる写真が出てきましたが、そういう写真を公開してマスコミに提供する崔さんという本人は分かりませんが、その後ろに北朝鮮が意図的に、そういう情報や写真を出している可能性はかなりあると見ています。

 やれやれですね。何を根拠に「バックに北朝鮮」云々というのか。単に松本さん(?)の写真が救う会にとって都合が悪いだけでしょう。というか「松本さん以外の拉致被害者」や「特定失踪者」について生存情報が出た、よく似た写真が出たなどと言ってきた救う会がこの件では松本さん(?)の写真に因縁を付ける理由はなんでしょうか?。崔氏と救う会のしてることに違いはないですし、崔氏は「韓国の拉致被害者家族会のメンバー」なのですが。

今回のチャンスを逃してはいけないんだと薫さんは言う

 自分に都合のいいところだけ「つまみ食い」で蓮池薫氏の発言を使う西岡です。
 蓮池薫氏は「経済支援などとのバーター取引でしか拉致は解決しないと思う」「制裁に固執すべきではない、拉致解決の見込みがあるなら制裁解除すべきだ」と主張しているのですがね。なお、透氏には敵対的な西岡ら救う会も薫氏はさすがに罵倒しません。まあ内心では彼らは薫氏も敵視してるでしょうし、薫氏もそんな事は分かっていて救う会にはほとんど協力しないわけですが。

全員一括帰国ということについて、絶対におろしてはならない。

 全員救出なんて掲げたらかえって拉致は解決しません。しかも救う会の場合「全員」に「特定失踪者800人」なんてインチキなもんが入ってるからなおさら解決しません。
 とにかく「1人でもいいから拉致被害者が見つかったら教えてくれ、帰国させたい」つう形でしか拉致は解決しないでしょう。つうかどう見ても救う会は「拉致を口実に国交正常化交渉を妨害してるだけ」ですが。

 人質事件が起きて、50人人質がいたとして30人助けたから警察署長は「よくやった」と言われるのか。20人死んでしまったら、「責任とれ」と言われるんです。

 建前では「全員救出が理想」だから死亡者が出たらたとえそれが不可抗力だとしても、たとえそれが1人だけだとしてもその警察署長は「署長辞任」などの責任はとらざるを得ないでしょう。
 しかし「20人死亡することはほとんど避けられない事態だった」「30人救出したことはむしろ奇跡だった」「50人全員死亡してもおかしくなかった」ら俺はむしろその署長を称えたい。「署長辞任なんかしなくていい」「むしろ出世させるべきだ」と思いますが、まあ建前では「全員救出が理想」だからそういうわけにもいかないでしょうが、俺はそういう考えです。

 ストックホルム合意の直後に、テレビに解説者が出てきて、「小泉さんは5人取り戻した。安倍さんは6人以上じゃないと成功と言えませんね」と言ったので、私は一緒にテレビに出ていたので、机をひっくり返してやろうかと思いました。
 全員です。

 おいおいですね。何度も繰り返しますが

 全員救出なんて掲げたらかえって拉致は解決しません。しかも救う会の場合「全員」に「特定失踪者800人」なんてインチキなもんが入ってるからなおさら解決しません。
 とにかく「1人でもいいから拉致被害者が見つかったら教えてくれ、帰国させたい」つう形でしか拉致は解決しないでしょう。つうかどう見ても救う会は「拉致を口実に国交正常化交渉を妨害してるだけ」ですが。

ですね。まあ、俺もそのテレビを見ていたら西岡とは逆の意味で憤慨したと思います。
 「1人だけでも帰ってくればそれは成功」「帰ってくる人間がいなくても死亡したことが動かぬ証拠で証明されればそれは成功」ではないのか。
 とにかく「拉致被害者帰国であれ、死亡認定でアレ、何らかの動きがあればそれは成功」だと俺は思います。今までなんの動きも出てこない情況で「6人以上帰国しないと成功じゃない」なんて言ったら安倍のような腰抜けは勿論、安倍でなくたって普通の政治家、官僚は「失脚を恐れて」拉致問題に積極的に手なんか出しません。そして日本政府が拉致問題に積極的に手を出さなければいつまで経っても拉致は解決しないわけです。
 ぶっちゃけ俺にとって拉致なんか解決しなくてもいっこうに構わない。むしろ拉致被害者家族会が「拉致被害者救出は全国民の願い」とか抜かしてるのを見ると「赤の他人の手前の家族のことなんか知るか。手前の家族が死んで北朝鮮の土になったって知るか。調子こいてんじゃねえぞ、この野郎!。」「手前ら家族会だって日本人妻の帰国や北朝鮮残留邦人の遺骨回収に無関心な自分の事だけが大事な糞野郎だしな!」と思うのがオレです。
 とはいえ拉致を解決するなら「日本政府が交渉に乗り出すしかない」し、であるなら「6人以上でないと成功じゃない」だの「全員帰国じゃないと成功じゃない」だの言うのは明らかに拉致解決に逆行するので「自分で言うのも何ですが」、「こう見えて人情に厚い、心優しい人間」としては救う会や家族会に駄目出しをしたくなるわけです。

 トランプ大統領が裏切ろうとしたら、「あなたは国連で言っただろうということまで日本は言いますよ」と。

 意味不明ですね。トランプみたいなデタラメな人間は裏切り、つまり筋の通らない前言撤回をすることになんの躊躇もないでしょう。だからこそトランプは批判されるわけです。

 安倍総理は国連の演説の最後に、「北朝鮮には資源もある。優秀な労働力もある。明るい未来を描きたいなら拉致被害者を全員返して核をやめなさい」と言ったわけです。

 で「優秀な労働力も資源もある」ので「冷戦時代からのしがらみ」や「米国との緩衝地帯がほしいということ」もあるでしょうが中露は「金儲けのため」に北朝鮮を支援するわけです。明るい未来とまでは言えないでしょうが、その結果、安倍が言うほどの暗い未来ではない北朝鮮です。

先ほど拓也さんが話しをされましたが、「家族としては心配だけれども、今この道しかない。日本と一緒に圧力をかけましょう」と。

 心配だと言いながら「この道しかない」と「自民党アベノミクスポスター」みたいなことを言い出す拓也の気持ちが分かりません。
 過去のしがらみで「救う会と縁切りすること」に恐怖を感じてるだけでしょう。本来主導権を握ってるのは当事者の「家族会のはず」なんですけどね。救う会なんて建前では「応援団に過ぎない」んだから家族会が「お前ら救う会の応援は要らない」「むしろ俺達は和田春樹氏のような日朝交渉派とともに歩んでいく」といえばそれで終わる話です。

本間勝(田口八重子さん兄)
 (ボーガス注:拉致被害者をいつまで経っても帰さないなら)正恩を斬首するしかない。
(中略)
 そういうことも脅しの材料に使えると思います。

 なんでそういう危ない結論になるのかさっぱりわかりません。金正恩暗殺なんてことがそもそも物理的にできるわけがないでしょう(物理的にできたとしてもすべきではありませんが)。


■家族会・救う会拉致議連 訪米報告 東京連続集会4
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6164.html

山谷えり子*23
 私は今日、池袋で拉致問題解決を訴えましたが、その時に憲法改正も話しました。

 やれやれですね。いい加減、改憲の口実に拉致を持ち出すのは辞めたらどうなのか。
 こういうことをするからこそ蓮池透氏は「俺達は改憲派右翼の改憲のダシにされてるだけじゃないか。俺達別に改憲派でもないのに」「救う会拉致議連にとって大事なのは改憲か」「日本には護憲派もいるからこんな事言ったら拉致の解決に逆行する。拉致と改憲なんか関係ないはずだ」と思って救う会拉致議連と袂を分かち彼らの批判を始めたわけです。
 大体憲法九条がない米国だってワームビア君救出に米軍を投入したりしないわけです。外交交渉で取り戻した。ワームビア君以外のケースだって身柄拘束された米国人の救出は全て外交交渉です。
 そして憲法九条があっても小泉政権は5人の拉致被害者を取り戻したわけです。
 あるいは、曽我さんの証言に寄ればルーマニア拉致被害者(女性)がいたそうですが彼女が拉致されたのも、ルーマニア政府が彼女を救えなかったのも別に「ルーマニア憲法に問題があるから(ルーマニア憲法に日本の憲法九条のような規定があるから)」じゃないでしょう。

 朝鮮半島有事の際は、もちろん自衛隊邦人救出するというのは当たり前だと思いますが、今の憲法では残念ながらそれができないのです。

 韓国在留邦人ならともかく、北朝鮮拉致被害者なんてのはそもそも物理的に救出なんか不可能です。
 それは憲法の問題ではない。


■家族会・救う会拉致議連 訪米報告 東京連続集会3
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6156.html

山谷えり子
 ロバート・ゲイツ*24元国防長官とか、ジェームス・クラッパー元国家情報長官、あるいはスーザン・ライス*25大統領補佐官などがメディアに、「北の核を認めて、お互いに管理をしていけばいいじゃないか」というような発言をされています。

 俺もその方が現実的だと思いますが、アンチ北朝鮮の右翼である山谷や救う会はそういう立場ではありません。

 私は訪米の時も、「そういう国ではないんだ」ということを説明してきました。
 今、核・ミサイル、拉致、人権問題に加えてサイバー攻撃を始めているんですよ。

 意味がわからないですね。「核・ミサイル、拉致、人権問題に加えてサイバー攻撃を始めている」なんてことと「交渉路線の是非」は全く関係ありません。

 ニューヨークでも、こちらについてくれるのではないかという国々の大使にもお会いしました。どこの国というと(ボーガス注:北朝鮮が?)またつぶしにかかるといけないので、具体的な国名は控えます

 いやいや「つぶし」と言う要素がないとは言いませんがむしろ山谷に「放言するほどの自信がない」んじゃないか。
 「お前、日本側につくと思うと言ったけど全然つかねえじゃん」つう批判を危惧してるんじゃないか。

 悪との戦いだということをきちんと見つめてほしい

 北朝鮮が善だの正義だのとは言いませんが山谷のように悪呼ばわりしてはとても日朝交渉は成り立たないでしょう。それで拉致が解決するのか。


■総選挙−各党公約集にみる拉致問題
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6151.html

日本のこころ」を除く全党が拉致問題の解決、全拉致被害者の帰国実現を主張している。主権と人権の重大な侵害事案であるから全党が解決を公約とするのは当然だ。
日本のこころ  総選挙重点政策に拉致問題の言及がない

 ウヨ仲間であるためか、「日ころ」をろくに批判しないのが滑稽です。これが立憲民主、共産、社民なら糞味噌でしょうに。

希望の党 政策集
北朝鮮に対しては、日米韓が中心となり中国・日米韓が中心となり中国・ロシアを含め国際社会と緊密に連携し、制裁の厳格な実施を働きかける。制裁、圧力はいたずらな挑発ではなく、対話を導く手段である。

 ウヨ政党の希望が「中露との連携」を語ってるのは意外です。

共産党 2017各総選挙/分野政策 拉致問題
 日本政府は、植民地支配という日本の"過去の遺産"が、いっさい清算されないまま残っている唯一の地域が北朝鮮であることを自覚し、歴史的責任を果たす立場でとりくむことが必要です。

 共産党が「植民地支配責任の精算」を語ってることは誇らしいですが、ほかの政党が全然語ってないことは嘆かわしいことです。

 日本共産党は以前から、ラングーン事件(1983年)など北朝鮮の国際的な無法行為を厳しく批判してきました。それに対し北朝鮮側が“日本共産党は敵の側だ”と攻撃・干渉してきたため、日本共産党は、北朝鮮の政権党・朝鮮労働党と30年以上前から関係を断絶しています。

 まあそうなんですが知らないで「北朝鮮日本共産党は親密だ」と勘違いしてる人間も未だ多いようでげんなりします。


■家族会・救う会拉致議連 訪米報告-東京連続集会2
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_6145.html

島田洋一
 安倍首相は、「すべてのオプションがテーブルの上にある」というトランプ大統領の姿勢を、「全面的に評価する」という言い方をします。
 元アメリカの国連大使でメディアにもよく出てくるジョン・ボルトンという人が、「先進国の首脳の中で安倍首相だけが事実上軍事オプションにも賛成だと言っている。これはやはり安倍が戦略的にものが分かっているからだ」と高く評価していました。

 極右のボルトンに褒められても少しもうれしくないんですが。
 つうか「先進国の首脳の中で安倍首相だけが事実上軍事オプションにも賛成だと言っている。」なんてのは単に安倍が非常識なだけです。
 なお、その安倍ですらトランプ支持とはいっても「軍事オプションに賛成だ」とはっきり明言はしていません。

「逆に、ドイツのメルケル(首相)なんかとんでもない」と。
「軍事オプションは絶対だめと言っている。ヨーロッパできれいごとを言うリベラルはどうしようもない」という正しい発言もしています。

 保守のメルケルですら「北朝鮮に甘い腰抜け」と罵倒するんだから本当に島田は異常です。つうかよく家族会もこんな極右を副会長にする巣くう会と付き合えるもんです。

「もしトランプ大統領が軍事オプションを発動したら、日本政府は全面的に支持すると思いますよ」と言いました。

 どうですかね。「軍事攻撃した場合に、北朝鮮の反撃で予想される被害のすさまじさ」や「安倍以外にそんな暴挙を支持する首脳がいないであろうこと」を考えたら安倍にそんなことができるかどうか。
 そして安倍が支持したとしても欧州首脳や中露、韓国はまず支持しないわけで安倍の支持だけでトランプも暴走できるかどうか。

アメリカが軍事力を行使することは絶対にない」とか、いい加減な評論家がテレビでしゃべったりしていますが、「絶対にない」となぜ言えるのか根拠は一切分かりません。

 いやいやそりゃ「北朝鮮の反撃による死者数」や「その結果、危惧される経済的ダメージ」とか考えたら常識があれば北朝鮮攻撃なんてリスキーなことは常識人はしません。まあ、トランプだとその常識があるか危ういですが、周囲の常識人(マチス国防長官、ティラーソン国務長官など)が止めるんじゃないか。

 アメリカで軍事オプションが発動されて、北朝鮮が混乱状態になった時に、日本は拉致被害者を救うためにどうするのか。

 そんなことになったら拉致被害者の居場所がわからないんだから救いようがありません。
 見捨てるしかない。実際、島田らウヨは拉致被害者を救う気なんかないでしょう。
 もちろんそんなことになったら「横田夫妻の孫・ウンギョンさん」や寺越武志さんも死ぬ危険性が高いでしょう。島田はどれほどクズなのか。
 一部報道によれば横田奥さんは「戦争だけは絶対にだめだ」といったそうですが、島田の暴言を容認してるんだから本当だかどうだか怪しいですね。
 本心では「戦争反対」なのに島田らに遠慮して沈黙してるのか、はたまた島田らと一緒に戦争を待望してるのか知りませんが「ウンギョンさんが死んでもかまわない」と事実上公言してる島田を容認してる横田夫妻は本当にバカだと思います。ウンギョンさんもこんなバカ二人が祖父母で本当にかわいそうです。なぜ島田のような暴論に対し「うちの孫が死んでもいいというのか!。ふざけるな!」といえないのか。

*1:仮に核廃棄を目指すとしたら「核を廃棄しても政権転覆はあり得ない」と安心するレベルの「お土産」、具体的には「朝鮮戦争正式終戦」「米朝国交樹立」「韓国が北朝鮮を正式に国家として認める」「在韓米軍の撤退」などが必要だと思います。

*2:ただし北朝鮮という相手がいることなので日本が「見直したい」といってもそれがストレートに通る話でもないでしょうが。

*3:いやー、そんなこともないんじゃないですかね。発展途上国独裁国家としては「普通」レベルじゃないのか。もちろん「最悪でなければ問題ない」つうことでもないですが、何を根拠に最悪呼ばわりしてるのか。

*4:著書『北朝鮮で何が起きているのか:金正恩体制の実相』(2013年、ちくま新書)など

*5:中曽根内閣科学技術庁長官、宮澤内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*6:著書『金日成満州抗日戦争』(1992年、平凡社)、『歴史としての野坂参三』(1996年、平凡社)、『北朝鮮:遊撃隊国家の現在』(1998年、岩波書店)、『朝鮮戦争全史』(2002年、岩波書店)、『朝鮮有事を望むのか:不審船・拉致疑惑・有事立法を考える』(2002年、彩流社)、『テロルと改革:アレクサンドル二世暗殺前後』(2005年、山川出版社)、『北朝鮮現代史』(2012年、岩波新書)、『領土問題をどう解決するか』(2012年、平凡社新書)、『「平和国家」の誕生:戦後日本の原点と変容』(2015年、岩波書店)、『慰安婦問題の解決のために:アジア女性基金の経験から』(2015年、平凡社新書)、『アジア女性基金慰安婦問題:回想と検証』(2016年、明石書店)、『スターリン批判 1953〜56年』(2016年、作品社)、『レーニン』(2017年、山川出版社世界史リブレット人)、『米朝戦争をふせぐ:平和国家日本の責任』(2017年、青灯社)など

*7:鳩山内閣行政刷新担当相、管内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)など歴任

*8:北朝鮮の副首相(産業相兼務)。死後「共和国英雄」とされ、出身地に近い城津市は、1953年に金策市に改名された。また、金策製鉄所(清津製鉄所から改名)、金策工業総合大学(平壌工業大学から改名)、金策軍官学校(第二軍官学校から改名、現・金日成政治大学)も改名されている。1956年に設立された空軍の教育機関金策航空大学と命名された。

*9:駐英大使、6カ国協議主席代表などを経て外相

*10:第二次安倍内閣官房副長官、第三次安倍内閣一億総活躍等担当相(拉致担当相兼務)などを経て、第四次安倍内閣厚労相(拉致担当相兼務)

*11:ポルトガル首相、国連難民高等弁務官などを経て国連事務総長

*12:チュニジア大使、駐フィリピン大使、駐韓国大使など歴任

*13:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、細川内閣副総理・外相を経て首相

*14:クリントン政権で国防長官

*15:ニクソン政権労働長官、財務長官、レーガン政権国務長官を歴任

*16:ウィキペ「天然痘」はロシアと米国をあげています。

*17:野田内閣で国家公安委員長

*18:個人的にはその可能性は低いと思いますが

*19:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*20:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)などを歴任

*21:そもそも日本への外国の侵攻なんて元寇ぐらいしかないでしょうに何が「先祖伝来の危機意識」なんでしょうか。

*22:遺族が解剖を希望せず、解剖がされなかったので拷問があったかどうかは分かりません。検視した医師は「少なくとも外見上は拷問の痕跡は見られなかった」としています。

*23:第一次安倍内閣首相補佐官教育再生担当)、第三次安倍内閣国家公安委員長など歴任

*24:ブッシュ父政権CIA長官、ブッシュ子、オバマ政権国防長官などを歴任

*25:クリントン政権国務次官補(アフリカ担当)、オバマ政権国連大使、国家安全保障問題担当大統領補佐官など歴任