「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(12/3分:荒木和博の巻)&北朝鮮・韓国ニュースほか(追記・訂正あり)

 荒木への批判以外にも色々書いています。
毎日新聞朝鮮学校:補助復活訴え 県などに保護者ら /山口』
https://mainichi.jp/articles/20180215/ddl/k35/100/493000c

 会見に参加した支援者の一人で、宇部緑橋教会(宇部市常盤町)の小畑太作牧師は「補助金を出さないのは民族教育への不当な介入で、直ちに改めるべきだ」などと訴えた。

 毎日のこうした記事については高く評価したいと思います。


■朝鮮新報『国側、教育基本法もちだす/大阪無償化裁判控訴審第2回口頭弁論』
http://chosonsinbo.com/jp/2018/02/il-1346/

 書面では雑誌「法学セミナー」2018年2月号に掲載された2人の研究者による論文についても言及された。論文は、各地裁判決などを分析したもので、大阪の一審判決が最も説得力があり妥当であること、高裁でもしっかりとした判断をすべきだという方向で書かれている。

 機会があったら読んでみたいと思います。
 なお、https://www.nippyo.co.jp/shop/magazine/7634.htmlによれば

・司法は行政による差別を追認するのか:「朝鮮高校無償化訴訟」の現状(李春熙*1
・高校授業料無償化法の立法経緯と朝鮮学校除外問題(石井拓児*2
・朝鮮高校就学支援金不指定事件を考える:3つの地裁判決を素材に(中川律*3

のようです。


日経新聞『対北朝鮮、「真の対話プロセス」訴え 安保理で前事務総長』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27231640S8A220C1000000/
 全く同感なので紹介しておきます。


■加藤*4大臣への面会について
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/02/news266830221-1.html

 先日の特定失踪者家族会のICC国際刑事裁判所)への申立について、明日加藤勝信拉致問題担当大臣への報告及び要請を行います。

 で、この「報告及び要請」のメンツで家族会関係者があの増元しかいないのが興味深いですね。
 要するに家族会は「救う会との関係上公言できない」ものの『特定失踪者なんて与太話には付き合えない』と思ってるのでしょう。


■アサヒ芸能『元国連捜査官が見た北朝鮮ブラックホール」(12)「古川*5メモ」が法律を変えた』
http://www.asagei.com/excerpt/98218

 昨年1月、古川氏は安倍政権の主要人物である政府高官*6と面談するため、永田町の総理官邸を訪ねた。手に握られていた6ページのメモには貨物検査特別措置法の改正、北朝鮮特定船舶に対する資産凍結措置、科学技術制裁など、直ちに講じるべき措置が8項目にわたってまとめられていた。
「私が『国連安保理決議の履行について、日本政府には重要な問題点が見受けられます』と指摘すると、高官は開口一番、『何言っているの? 日本はすでに完全履行しているでしょ?』との反応でした。関係省庁は『制裁は全て、ちゃんと履行しています』としか報告していなかったようです」
 そこで古川氏が具体例を交えて説明。ようやく問題の重大さを察した高官は「まず調べさせます。安保理決議はちゃんと完全に履行しなければなりません」と調査を約束したという。
(中略)
 結果、昨年4月、自民党拉致問題対策本部が作成した制裁強化のための提言が安倍総理に提出され、6月27日、安倍政権はようやく貨物検査特別措置法の政令改正を閣議決定。「いかなる貨物」であっても、検査・押収の対象とすることを決めた。つまり、「古川メモ」が法律を変える礎を作ったのである。

 こういう自慢は話半分に聞いた方がいいでしょうね(苦笑)。


テレビ朝日北朝鮮求める米韓軍事演習中止には応じず 米国務省
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000121351.html
 なぜそんなに軍事演習に米国はこだわるのかと実に不思議に思います。
 

日経新聞米朝会談、北朝鮮が直前キャンセル 五輪で訪韓時』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27182030R20C18A2000000/ 
 会談したからといって成果が出るとは限りませんし、でないと思った*7から北朝鮮はキャンセルしたのでしょうが、それはともかく。
 米国は安倍政権に比べたらずっと対話志向だとはいえるのでは無いか。


■国基研『三浦瑠麗氏のNPR認識は疑問だ』太田文雄(元防衛庁情報本部長)
https://jinf.jp/feedback/archives/22431

 三浦氏は最近も、北朝鮮スリーパーセルに関する発言で批判を受けているようである。平時は眠った振りをして市民生活にまぎれ、有事に起き出して後方を撹乱する北朝鮮工作員が日本国内にも多数いることは確かである。しかし、彼等の任務は在日米軍基地での破壊活動にあり、氏が指摘するように「とりわけ大阪が危険」と言うことはない。

 ずっこけました。
 何を根拠に「潜伏工作員がいて有事には在日米軍基地で破壊活動をやる」というのか。三浦が間違ってるのは確かですが、元防衛官僚・太田が根拠レスでデマを垂れ流すのだからなんともかんともです。


■産経【平昌五輪】アイホ南北合同チームのマリー監督、北朝鮮選手との涙の別れを覚悟 「いつまた会えるかわからないから…」
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180220/pye1802200041-n1.html
 当初

 南北の合同チーム結成が決まった際は「韓国選手の一部には犠牲を強いることになる」「政治的な目的に自分たちのチームが使われていることはつらい」と発言するなど、必ずしも合同チーム結成を好意的には受け止めていなかった。

というマリー監督が「リップサービスもあるでしょうが」

「とても悲しい。私は泣かないほうだけれど、泣いちゃうかもしれない。(五輪後も)親善試合などがあればいい。北の選手たちをサポートし続けたい」

と発言するようになって大変良かったと思います。


毎日新聞『欧州中銀:ラトビアの銀行、支払い停止措置 北朝鮮資金洗浄か』
https://mainichi.jp/articles/20180220/ddm/002/030/059000c
日経新聞北朝鮮資金洗浄 関与疑惑を否定 ラトビアの銀行』
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2712493020022018EAF000/
 現時点では真偽不明ですが事実ならば意外ですね。「バルト三国ソ連からの独立」を考えると、「北朝鮮に限らず」共産圏との付き合いは廃れてるのかと思っていました。


■産経【平昌五輪】「五輪より簡単だ」 北朝鮮のIOC委員、冬季アジア大会共催に前向き姿勢
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180220/pye1802200039-n1.html

 韓国の聯合ニュース(日本語電子版)によると、北朝鮮の張雄・国際オリンピック委員会(IOC)委員は(中略)崔文洵(チェ・ムンスン)江原道知事が提唱している2021年冬季アジア大会の南北共同招致について、「十分に可能だ。アジア大会は開催希望国が少ないため五輪よりも簡単だ」と前向きな姿勢を示した。
(中略)
 崔氏は「朝鮮半島の緊張緩和に対する政府や国際社会の意思も明らかで、共同誘致に向けた雰囲気も十分だと考える」との認識を示している

 さらなる南北関係融和のためにも是非実現してほしいもんです。


■読売新聞『小平*8に李*9「あなたが誇らしい」韓国で大きく報道』
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2018/skate/20180220-OYT1T50012.html
 要するに韓国は反日ではないと言うことです(前から解ってることですが)。批判されてるのは安倍のような嫌韓国極右、戦前美化極右、歴史修正主義極右、河野談話否定極右などであって、だからこそ小平の金メダルに対して「日本人ごときにメダルを奪われて悔しい」などという反応は「一部の極右韓国人はどうか知りませんが」ほとんどの韓国人からは出ないわけです。


■朝日『自衛隊北朝鮮派遣「韓国の許可が不可欠」 国防相
https://www.asahi.com/articles/ASL2N551JL2NUHBI01X.html
 まあ当たり前の話ですね。安倍もそこまで非常識では無いと思いますが韓国政府としても一応釘を刺したと言うことでしょう。


■産経【北朝鮮情勢】河野太郎外相 北の核開発は「南北統一の野心」
http://www.sankei.com/politics/news/180220/plt1802200018-n1.html
 本気でこんなこと言ってるならただのバカですね。いや本気でなくてもバカですが。まさに不肖のバカ息子です。河野洋平元外相には心から同情します。
 核兵器なんておいそれと使える兵器じゃない。そんなもんで「南北統一」ができるわけないでしょう。そして北朝鮮のように「米国からならず者国家呼ばわりされてた」リビアやイランが核開発を計画していたことも考慮すれば「米国からの防衛用の核保有」なんてことは普通に思いつく話です。
 つうか、まさかとは思いますがこんなことを抜かす河野は「中国の核保有は台湾統一の野心」とでも思ってるんでしょうか?
 大体北朝鮮の「統一云々」てのは「嘘とまでは言いませんが」、日本政府の「北方領土返還は国民の悲願」と同じである種の建前的な話でしょうに。


毎日新聞
■モンゴル:北朝鮮で「暴政続かぬ」 2013年、当時の大統領講演
https://mainichi.jp/articles/20180219/ddm/001/030/092000c
■検証:モンゴル前大統領講演 北朝鮮、響かぬ「自由」 聴衆200人、困惑の表情
https://mainichi.jp/articles/20180219/ddm/003/030/095000c

https://mainichi.jp/articles/20180219/ddm/001/030/092000c
「国を動かすということは、必ずしも政治指導者だけがやることではない。市民が参加し、動かすことができる」
「いかなる暴政も永遠には続かない」
 2013年10月31日、発言者は当時のモンゴル大統領、エルベグドルジ*10だった。金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長の招きで訪朝していた。滞在最終日、希望が受け入れられ、総合大で講演することになった。
 北朝鮮はなぜこの刺激的な発言を許可したのか。
 実はこのころ、北朝鮮指導部は試行錯誤していた。疲弊した経済を立て直すために、どこまで対外開放に踏み込むことが可能か。国を開いた結果、外から入る体制批判の声に、体制はどこまで耐えられるのか……。モンゴル大統領の発言は、その試金石だった。
 講演後の11月21日、最高人民会議常任委員会が全国13カ所に「経済開発区」を設置することを決めた。経済改革によって国を近代化するという模索だ。主導していたのが、ほかならぬ金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長(当時は党第1書記)だった。

 つまりは北朝鮮とて改革開放を模索してるわけです。
 そこで中国やベトナムといった「一党独裁で改革開放を進めた国家」ではなく、民主化運動の指導者だった、つまりこうした「北朝鮮批判と理解できる言葉」をはくであろうエルベグドルジ氏を呼んだのか知りませんが。
 こうした改革開放の模索の一環が「現在、行われてる平昌五輪への北朝鮮の参加」でしょう。改革開放を進めるには「外資の導入」が望ましいでしょうがそれをやるには隣国韓国との関係を改善しておいた方がいいわけです。

https://mainichi.jp/articles/20180219/ddm/003/030/095000c
 エルベグドルジ氏はその後のモンゴルの発展の経過を説いた。
 国家財産だった家畜を民間に与えた▽外国の歌や反体制の書籍に触れたことで刑務所行きになる時代を終わらせた▽死刑を廃止した*11▽92年には、核兵器を持たず他国による通過や持ち込みも認めない「一国非核の地位」を宣言*12し、その後に国連安全保障理事会常任理事国がこれを支持する共同宣言に署名した

 中には「民主国家・日本や米国は死刑制度あるし、民主国家米英仏は核保有してるし民主化関係ないやん」つう話もありますが、まあこういう講演をしたそうです。

https://mainichi.jp/articles/20180219/ddm/003/030/095000c
 モンゴルを訪問した北朝鮮高官から、こう問いかけられた。
 「あなたの国では(政権から降りた)旧体制の指導者たちはどうなったんだ?」
 高官の頭の中にあったのは、ただ「体制が変われば、旧体制の人は処刑される」という発想だった。
 「旧体制の時と変わらず普通に生活している。粛清なんかない。みんなライバルとして、普通に政治活動をやっている」

 なるほどそれは当然気になるでしょうね。


■国基研『第10回会員の集いシンポジウム「北朝鮮危機 日本よ目を醒ませ」詳報』
https://jinf.jp/report/archives/22400
 中谷元防衛相というのはもう少しまともかと思っていたのですがねえ。このウヨ集会のシンポジストだそうです。


日経新聞拉致問題で教員向け研修 政府、若者への啓発強化』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27064190Y8A210C1000000/
 教育への不当介入も大概にしろと怒りを覚えますね。そもそも拉致の解決は「啓発」云々という話ではない。
 「領土問題の解決のために啓発事業」並に馬鹿げています。領土問題も拉致問題外交問題であって啓発でどうにかなる話じゃない。こうした安倍の無法を助長してる飯塚繁雄横田早紀江ら「家族会一味」、西岡力島田洋一ら「救う会一味」には怒りを禁じ得ません。


■朝日『北朝鮮と韓国、秘密接触を重ねる 昨年、五輪参加協議か』
https://www.asahi.com/articles/ASL2J4RX4L2JUHBI011.html
 まあそりゃ接触はするでしょうね。しないで協議はできないし、協議しないで北朝鮮の参加はあり得ないでしょう。


■産経【iRONNA発】平昌五輪 金与正「アイドル外交」の空疎な現象 田中秀臣*13
http://www.sankei.com/premium/news/180218/prm1802180005-n1.html
 空疎なのは北朝鮮専門家ではなく「一経済学者に過ぎないはず」なのに専門外の北朝鮮問題について放言する田中の方でしょう。


■金メダル
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/02/news266530217-f.html

 羽生選手にしても怪我をしたとき、あきらめる口実はいくらでもあったと思います。次のオリンピックにもう一度挑戦しなくても十分に栄誉は与えられていたはずです。それでも彼はやりとげました。

 そりゃあもちろんメダルがほしいからでしょう。もちろん諦めたっていいし、別に「諦めること」に荒木の言う「口実」は必要ないわけですが。「努力したが力及ばず、メダル獲得のための五輪出場は諦めることにした」で終わる話です。
 一方荒木ら救う会には羽生や宇野のような真剣味は全く感じられません。
 解決できない理由を全て日本政府など外部に責任転嫁して終わりですから。

 日本の法律は憲法も含め真面目に守っていたら拉致被害者を取り返すことはできません。

 いつもの自衛隊で救出という与太です。あの世界最強の軍事大国アメリカですら、「憲法九条などないアメリカ」ですら、北朝鮮に身柄拘束されたワームビア君の救出は外交でした。軍での救出なんか現実的じゃない。

 被害者が帰ってきても失われた時間は取り返せません。おそらくは国家の不作為(その責任は当然私も含めて全国民が負うべきものでしょうが)が明らかになるだけで何の名誉も得られないと思います。

 負う気もないくせによくもいったもんです。しかも荒木の建前では「荒木らは拉致問題の専門家」ですからその負う責任も一般国民よりは「重いはず」なのに「私の責任は一般人に比べて重い」の言葉は何一つ出てこないあげく「全国民」とほざいて一億総懺悔にしようというのだからふざけています。


朝日新聞『「美女軍団」は韓国で何を見た 池上彰さんの心配』
https://www.asahi.com/articles/ASL2H460VL2HUTQP00S.html
 池上なんてこの問題の専門家でもないでしょうにねえ(呆)。


■産経【平昌五輪】21年冬季アジア大会 韓国知事、北との共催検討
http://www.sankei.com/world/news/180217/wor1802170026-n1.html
 緊張緩和のためにも是非実現してほしい。


■【平昌五輪】江原道知事の冬季アジア南北共催構想に反発続々 「宣伝のための大会はうんざりだ」 知事と北の“関係”疑う声も
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180218/pye1802180038-n1.html
 小生はこうした言動を緊張緩和の観点から高く評価しますが、アンチ北朝鮮だと評価は確かにしないでしょうね。


朝日新聞『河野外相、北朝鮮との対話「得るものないと共通認識」』
https://www.asahi.com/articles/ASL2L02QJL2KUTFK00F.html
 「金丸元自民党副総裁や小泉元首相の訪朝を成果と認めないの?」「第18富士山丸乗組員や蓮池夫妻、地村夫妻らは帰国しなくても良かったとでも?」と聞きたくなります。
 しかし「日米韓の共通認識」とは吹いたもんです。米国はひとまず置くとしても韓国はそういう立場じゃ無いと思いますけどね。


時事通信『河野外相、北朝鮮との接触否定せず=「要求の伝達大事」』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018021800033&g=prk
 馬鹿馬鹿しい。今更「拉致被害者の帰国を求める」なんて安倍が金永南最高人民会議常任委員長に言わなくても向こうも解ってるでしょう。そして伝達だけしてどうするのか。交渉しないでどうやって問題が解決するのか。


■ロイター『日ラトビア、対北朝鮮で緊密連携』
https://jp.reuters.com/article/idJP2018021701001915
 6カ国協議参加国でもないラトビアと一体何を緊密に連携するのか(呆)。

 ラトビア北朝鮮と国交を結んでいる。

 むしろ国交がない国の方が珍しいと思いますが。


■ロイター『東京五輪でも北朝鮮参加を推進』
https://jp.reuters.com/article/idJP2018021601002110
サンケイスポーツ『IOC・バッハ会長、東京でも北朝鮮参加を推進「平昌と同じようにアプローチしていく」』
http://www.sanspo.com/pyeongchang2018/news/20180216/pye18021619440078-n1.html
 まあそりゃそういうでしょう。平昌と態度が違ったらその方が変です。
 問題は「安倍は論外」としても「ポスト安倍自民党」はもちろん、最大野党である立憲民主党ですら、こうしたバッハ氏の態度に「我々もバッハ会長と同意見です」という態度がとれるか残念ながら怪しいと言うことでしょう。


■TBS『“融和”ムードに横田早紀江さん「北朝鮮にだまされないで」』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3293767.html
 何でこの人ってこういうバカなことしか言わないんですかね。そうやって北朝鮮を敵視する事が拉致の解決につながると本気で思ってるのか。


■産経『米政権「鼻血作戦」否定 対北朝鮮上院議員に説明』
http://www.sankei.com/world/news/180216/wor1802160005-n1.html

 米国のシャヒーン(民主党)、リッシュ(共和党)両上院議員は15日の外交委員会公聴会で、北朝鮮のミサイル関連施設などに限定攻撃を加える「ブラッディ・ノーズ(鼻血)作戦」は(ボーガス注:実行可能性が将来的にある現実的な作戦という意味では)存在しないとホワイトハウス当局者から説明を受けたと明らかにした。
 東アジア・太平洋地域を担当する国務次官補に指名され、承認に向けて公聴会に出席したソーントン同職代行も、シャヒーン氏に問われ、同様の認識を示した。

 それが事実なら大変いいことではあるのですが。


■産経【安倍政権考】リーダーとして決断した訪韓の評価は(政治部 田北真樹子)
http://www.sankei.com/premium/news/180216/prm1802160005-n1.html
 散々訪韓反対と抜かしてたくせに、実際に安倍が訪韓し、世論調査でも訪韓支持が高く、与党内でも批判の声などほとんど聞かれなくなるや「文在寅韓国大統領、ペンス米国副大統領、金永南北朝鮮最高人民会議常任委員長に会えて良かった」と安倍の訪韓をたたえ出すいつもの産経です。

 9日夜の平昌五輪開会式前に開かれた文氏主催のレセプションが終わりにさしかかったころ、首相ら日本政府関係者は一気に金氏を取り囲んで拉致被害者全員の一刻も早い帰国を訴えた。
 もっとも金氏は象徴的な存在に過ぎないため、どれだけ首相の接触が有効かは疑問が残る。ただ、首相が金氏と話したことは韓国政府が日本政府に先んじて公表し、日韓メディアが大々的に報じていることから、北朝鮮金正恩朝鮮労働党委員長が接触を知らないはずがない。

 ばかばかしい。今更、金永南最高人民会議常任委員長相手にそんなことしなきゃ、北朝鮮拉致問題解決への思いを伝えられないなんてことは無いでしょう。
 問題は「アポなしでいきなり『拉致被害者の帰国をお願いしたい』なんて言い出すこと」ではなく意味のある外交交渉でしょう。
 当然、金永南にどれほどの実権があるかなど全く関係ない。大体、文在寅氏訪朝に反対するなど、安倍政権の態度はおよそまともに拉致の解決を考えてるとは思えない。結局「北朝鮮高官にガツンと言ってやりました」つうただのパフォーマンスでしょう。拉致被害者家族と日本国民も全く安倍になめられたもんです。

 何よりも今回の首相の訪韓の成果は、北朝鮮金永南氏や、金正恩氏の妹の金与正・党中央委員会第1副部長を送り込んで、南北融和の雰囲気を盛り上げ、五輪開会式を「ハイジャック」しようとしたのに対し、訪韓したペンス米副大統領とともに日米共闘で対抗したことではなかったか。

 「日米共闘で対抗」してどうするのか。単に北朝鮮の反発を買うだけではないのか。


■ニューズウイーク日本版『広がる「工作員妄想」:三浦瑠麗氏発言の背景』古谷経衡*14
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9531.php
 仮にも東大講師の三浦がネット右翼上がりの古谷に「根拠のない妄想で大阪を誹謗するな」と批判されるとは。

 北の特殊工作員が大阪に「潜んでいる」と三浦氏は断定したのだろうか。その背景には、大阪という土地に対する隠せざる偏見が存在しているように私には思える。
 大阪は日本最大の日雇い労働者の街「あいりん地区」を有し、在日コリアンが多く住む街として知られる。実際、逃亡を要する犯罪者が、「あいりん」の雑踏の中に一時隠れていたことは事実(リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件における市橋達也受刑者)であり、大阪最大のコリアンタウンである鶴橋を擁する同市生野区等に、在日コリアンのコミュニティが古くから形成されていることは事実である。
 このような大阪=猥雑・雑多なイメージが、「犯罪者や工作員が隠れるに都合が良い街」というイメージを形成したのであろう。

 なるほどそういうことはあるのかもしれません(ただし市橋受刑者はあいりん地区のみに長期滞在したわけではないのですが)。


■産経『杉山晋輔*15駐米大使インタビュー「米慰安婦像は遺憾。誤解を解く」』
http://www.sankei.com/politics/news/180215/plt1802150026-n1.html
 安倍が駐米大使に「出世させるような人間」はこういうあほな輩しかいないわけですが、まあ米国でこの輩が、拙エントリ(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20180218/5421309876)で紹介した『篠塚隆アトランタ総領事』のようなことをやらかせばそれこそ日本の国益が大いに害されるでしょう。篠塚レベルですら大騒ぎです。「前外務事務次官で現役の駐米大使」が何かやらかしたら、考えるだけで恐ろしい。
 とはいえ「安倍にこびへつらって出世した御仁」なので「やりかねない」ところが恐ろしい。
 そもそも産経のインタビューで

 私自身、2016年の国連女子差別撤廃委員会で、慰安婦に関する日本の考え方を説明しました。
 あのときに言った内容は鮮明に頭に入っています。日本政府の立場は、あれに尽きています。ああいう日本の非常に明確な確固たる立場があるので、皆さんにわかってもらう努力をするのが大使の重要な役目の一つだと確信しています。
 《杉山氏は外務審議官だった平成28年2月、国連女子差別撤廃委で、軍による慰安婦強制連行を報じた朝日新聞の誤りを指摘し、「性奴隷」との表現にも「事実に反する」と主張した》

などと放言してる時点でだめな人間です。
 国連の場で外務審議官が「慰安婦は性奴隷じゃない」などとデマを飛ばしたことがいかに日本の名誉を傷つけたか。杉山のような馬鹿者には怒りと悲しみを禁じ得ません。


産経
武装工作員を制圧せよ! 陸自茨城県警が治安出動訓練
http://www.sankei.com/politics/news/180215/plt1802150025-n1.html
自衛隊愛媛県警、テロ対策強化で共同実動訓練
http://www.sankei.com/west/news/180216/wst1802160061-n1.html
 こういうくだらない訓練は大概にしてほしいですね。一体どこから武装工作員とやらが来るのか(大体予想がつきますが)。こうした愚行が「三浦瑠麗の例のヘイトスピーチ(差別暴言)」のような代物を助長してるわけです。

http://www.sankei.com/politics/news/180215/plt1802150025-n1.html
 県警の川上和夫警備部長が「わが国へのテロの脅威は現実のものとなっている。緊急事態への対処能力向上に努めてほしい」と述べ

 冗談も大概にしてほしいですね。警察ならまだしも自衛隊が治安出動しないと行けないようなテロの脅威がどこにあるのか(茨城県警や自衛隊の考えはなんとなく想像がつきますが)。
 こうした愚行こそが三浦瑠麗*16の例の暴言を助長してるわけです。

 自衛隊への治安出動命令は、自衛隊法に基づいて、警察力で治安を維持することができない場合に適用されるが、これまで一度も出されたことはない。

 そりゃ当たり前でしょう。そんな事態は未だかつて一度も無いからです。
 そもそも戦前だって軍隊が治安維持に出動したのは「明治時代の日比谷焼き討ち事件」「大正時代の米騒動」などレアケースでしょう。
 なお、安保闘争の時に岸信介*17首相がデモ隊相手に治安出動命令を発動しようとしたところ、赤城宗徳*18防衛庁長官が反対して潰したことは割と有名な話です。


■韓国大統領が指示続ける「革命的政変」 わが国の憲法改正は隣国の危機踏まえよ(櫻井よしこ
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/02/17/7298

 文氏は6月の地方自治体選挙に合わせて社会主義国家としての憲法を作ることを目論んでいると言われる。

 ここでよし子が言う社会主義を「欧州型社民主義(英国労働党、ドイツ社民党など)」と理解しない限り、そんなことはありえない話ですね。
 そして「欧州型社民主義」にすぎないなら是非はともかく悪口するような話でもない。

 長年韓国で使われていた親北朝鮮の左翼史観に基づく教科書

 そんなもんがあるわけないでしょう。そんなもんがあってなんで朴クネが大統領に当選するのか。つくる会の「反日自虐の左翼歴史教科書」と同レベルの与太です。


■戦中世代の歴史証言を真摯に聞け(櫻井よしこ
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/02/15/7280
 もちろんよし子の言う戦中世代の証言には「中国帰還者連絡会の証言」などあの戦争を反省し批判する証言は含まれません。
 あの戦争を居直り、正当化する証言だけがよしこのいう「戦中世代の歴史証言」のわけです。馬鹿馬鹿しい話です。


■布きれ
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/02/news266430215-a.html

 韓国で慰安婦問題とか、それが怪しくなると徴用工問題*19とかで騒ぐ人々の中心には北朝鮮につながった勢力が少なくありません。おそらく日本の「人権問題」を誇張捏造して騒ぎ立てる理由の一つは北朝鮮の人権問題を隠すためだろうと思います。

 もちろん近年こうした問題が話題になってるのは北朝鮮云々ではなく「これらの問題を否定したがる歴史修正主義ウヨ政治家・安倍が首相だから」です。谷垣*20総理や石破*21総理、石原伸晃*22総理ならばこんなことにはならなかったでしょう。
 そもそも「国連クマラスワミ報告」「国連マクドガル報告」「米国下院決議」という「誰が考えても北朝鮮シンパではあり得ない団体、個人」が慰安婦問題で日本批判してるのに良くもでたらめなことがいえたもんです。
 大体、「慰安婦が一番多いのは朝鮮半島」ですが、中国や台湾、フィリピンやインドネシアにも慰安婦はいます。
 しかし「拉致問題についてのメルマガ」で拉致と関係ない歴史修正主義放言を平然と書ける荒木には呆れます。そんな荒木と付き合って恥じない家族会にも呆れますが。


■産経『密告で北朝鮮張成沢氏粛清の報道 「でたらめ」と中国外務省』
http://www.sankei.com/world/news/180214/wor1802140058-n1.html

 北朝鮮の実力者だった張成沢*23元国防副委員長が粛清されたのは中国側からの密告が原因だったなどとの一部報道について、中国外務省の耿爽副報道官は14日の記者会見で「全くのでたらめな話」と否定した。
(中略)
 報道によると、張氏は12年に胡錦濤*24国家主席(当時)と会談した際に故金正日総書記の後継には金正恩朝鮮労働党委員長ではなく、異母兄の金正男氏=17年2月殺害され死亡=を就かせたいとの意向を伝達。中国の最高指導部メンバーだった周永康*25収賄罪などで無期懲役=が会談内容を金正恩氏側に伝え、13年の張氏粛清につながったとしている。

 もちろん真偽は不明です。
 ただし、これが事実なら張粛清には「それなりの合理性があった」わけです。一概に正恩を非難できない。張を放置してたら正恩打倒のクーデターを起こしかねませんのでねえ。
 ただしこれを報じてるメディアの思惑は「張粛清の正当化(北朝鮮シンパ?)」ではなく「中朝関係が悪化してる*26」つうアンチ北朝鮮的思惑でしょうが。


■ニュースウイーク日本版『米ペンス副大統領、前提条件なしで北朝鮮との対話の可能性示す』
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9514.php
テレビ東京『米 ペンス副大統領「北と対話の用意」』
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_149414
時事通信『日米の温度差浮き彫り=北朝鮮「対話」めぐり』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018021501147
赤旗朝鮮半島情勢 圧力一辺倒 安倍外交の孤立、米韓 対話模索の一方』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2018-02-16/2018021602_02_1.html
■産経【北朝鮮情勢】韓国の文在寅大統領、米国に北朝鮮との対話を提案 8日のペンス氏との会談で
http://www.sankei.com/world/news/180214/wor1802140060-n1.html
 これらの報道が伝えるペンス発言をどう理解するかは現時点では困難ですが、「言葉通りに理解する」ならば、文政権ほど対話路線ではないにせよ、対話の可能性をほとんど否定していると言っていい安倍政権よりは対話路線でしょう。産経が言うほど安倍とペンスが北朝鮮問題で同じ意見かは怪しいのではないか。


■産経【平昌五輪 政治祭典の舞台裏】「安倍−ペンス*27」共に遅刻、緊密さ見せつけ 文在寅氏から笑み消えた、首相「高支持率なんだから決断を」(田北真樹子、阿比留瑠比)
http://www.sankei.com/politics/news/180213/plt1802130004-n1.html

 急激な軟化は、国連の経済制裁が効いていることの証左だといえる。

 仮にそうだとしても「そうであるならばこの機会に外交で成果を」という考えもあり得ますが、産経などウヨは「外交交渉すれば丸め込まれだまされるだけだ、とにかく制裁を続けよう」だから呆れます。何のための制裁なのか。ただただ制裁で痛めつけることが目的か。

 「遅刻」も予定通りだった。スピーチ前の集合写真に金永南*28らと一緒に写りたくなかったのだ。
 安倍とペンスは、スピーチを終えた文在寅を別室に招き入れ、日米韓の3人だけで写真を撮影した。「3カ国の連携を絵に残る形で打ち出したい」という米側の意向の表れだった。

 米国に「こうしてくれ」といわれればそれを拒否することは「安倍に限らず」歴代自民党総理にはおそらくできない*29のでしょうが「それにしてもそこまで北朝鮮を敵視しなくても」とは思います。

 写真撮影を終えるとペンスはレセプション会場で数人と言葉を交わした後、5分ほどで会場を立ち去った。金永南が座るテーブルにはペンスの席も用意されていたが、ペンスは最初から北朝鮮を無視する腹づもりだったとされ、着座する考えはさらさらなかった。文在寅による「米朝対話」実現への露骨な演出はお見通しだったのだ。

 やれやれですね。着席ぐらいしてもいいでしょうに。

 安倍とペンスは開会式までの間に2時間も一緒に過ごし、韓国や北朝鮮に対して日米の緊密さを見せつけた。

 安倍がトランプべったりなんてことは今更わかりきったことですが。

 安倍は冒頭の写真撮影からほとんど笑みを見せず、穏やかな口調ながらその一言一言は怒気をはらんでいた。
 これに対して、文在寅は愛想笑いを浮かべて相づちを打ち、日米韓の連携の重要性を口にするが、具体性に乏しく曖昧な表現ばかりだった。

 これ読んだら普通の人間は「文氏がそれなりの礼儀を示してるのになんだ、安倍は!」と呆れるでしょうが、まあ安倍支持者は違うんでしょうね。「毅然な安倍は偉い」とか思うんでしょう。

 会談の同席者は「文在寅は『北の非核化まではちゃんとやる』と言うが、まるで非核化への道筋の中に対話があるような言いぶりだった」と打ち明ける。

 いやいやそもそも対話しないでどうやって非核化する気なんでしょうか?

 日米が描く対北朝鮮のシナリオは、制裁・圧力で北朝鮮を徹底的に追い込み、核・ミサイル開発方針を転換させるならば「ご褒美」として対話にも応じるという筋書き。文在寅のシナリオとは正反対

 日米のシナリオとやらでは「北朝鮮は先出しじゃんけんで、やらずぼったくりになる恐れがある」のだから応じるわけがないでしょう。
 こちらから先にお土産を出す以外に手はないでしょうね。

 安倍が、在韓日本大使館前の慰安婦像撤去など合意の速やかな履行を迫る

 そんなもんは公表された合意のどこにも存在しません。存在しない合意を「存在する」として履行を求めるのは
1)安倍が嘘をついてる
2)安倍が合意内容をまともに理解してない(バカだから)
3)密約(裏合意)がある
のどれかでしょうがどれであれそんなもんに韓国政府が応じる必要は無いでしょう。

 韓国政府は翌10日に「大統領は『われわれの主権の問題であり、内政問題だ』と述べた」と公表したが、他の案件ではほとんど反論できなかったことを自ら明かしたといえなくもない。

 産経も解っててこう書いてるでしょうが、単に韓国側が自重しただけでしょう。「他の案件」とやらで安倍と対立したことを全部表に出せば、安倍のメンツは丸つぶれ、日韓関係が悪化の一途をたどりかねません。
 とはいえ、文政権も安倍を牽制するために「文政権にとって最もアピールしたいことに限って」安倍批判をしたと言うことでしょう。
 つまりは文政権は安倍に対し軟弱な政権だと思われたくはないが、だからといって、全面対決して関係悪化の一途も避けたいと言うことです。つまり文政権は全然反日じゃない。

 安倍はたたみかけるようにこう言った。
 「朴槿恵前政権の時に(10億円など)取るものは取っておいて実行できないというのはありえない」

 そういうことをいうと「それなら10億は返す」ということになりかねないんですけどねえ。10億なんて「個人にとってはともかく」政府予算全体で見れば、ぶっちゃけそれほどの大金ではないですから。そして「繰り返しますが」実行できないも何も銅像撤去なんてもんは発表された合意のどこにもありません。

「あなたも国民の高い支持があるんだから決断しなければならない」

 国民の支持がいかに高かろうと「国民の支持が得られないこと」は普通実行できないでしょう(国民が支持しないことの是非はひとまずおきます。まあ俺個人は「日韓合意への韓国民の批判」について言えば何ら問題だとは思いませんが)。
 例えば小泉政権拉致問題についてやる気を失ったのはそういうことです。 
 あるいは安倍が「政権発足当初、アベノミクス人気があった」にもかかわらず拉致に積極的に動かなかったのもそういうことです。

 今回の訪韓で安倍には、もう一つ狙いがあった。金永南拉致問題の解決を迫ることだった。
 好機は9日夜の文在寅主催のレセプションの最後にやってきた。来賓が席を立ち始めたとき、タイミングを見計らって安倍ら日本政府関係者が金永南を一気に取り囲んだ。首相秘書官の一人が周到に安倍用の椅子を用意し、安倍は金永南の隣に座って、こう訴えた。
 「拉致問題を解決し、横田めぐみさんをはじめ、すべての拉致被害者を返してもらいたい」
 時間にして10分未満。この時の金永南の対応は一切明かされていないが、ある政府高官は「拉致問題解決に向けた安倍の強い意志は十分伝わった。金正恩の元にも届くのではないか」と期待を寄せた。

 やれやれですね。記事を信じれば事前に「この件でお話ししたい」とアポを取ったわけでもなく*30、「話ができそうなときに話そう」という出たとこ勝負で、場所は「他の国の人間もいる」歓迎レセプション会場。時間もたった10分。これで拉致問題が解決すると思うのは脳天気でしょう。
 つうか当初は欠席したいなんて言ってた男がよくも言うもんです。
 米国トランプ政権、自民党公明党の幹部(二階自民党幹事長や山口公明党代表)、財界など各方面から出席を働きかけられた上に、世論調査でも出席支持が多いことで変節(?)したことは見え透いています。


松岡伸矢さんの情報について
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/02/news26593027-f9.html

 ご家族は当初から別人の可能性が高いと思っておられたようです。

 いやー、DNA鑑定したわけだからそんなこともないんじゃないか。

 私たちとすれば、北朝鮮に拉致されていたことが確定したからといって「良かった」ということにはならない

 いやいや北朝鮮に拉致されていたことなんか何ら確定していませんが。

 「特定失踪者」はあくまで拉致の可能性の排除できない失踪者です。

 そんなもんを北朝鮮相手に持ち出せとはふざけていますね。


■元自衛官予備自衛官等の皆様へ
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/02/post-6d16.html

 予備役ブルーリボンの会では下記の署名を集めることとなりました。

 「拉致被害者救出のために自衛隊を利用することを求める署名」だそうです。拉致被害者の居場所がわからないのにそんなことができるわけないでしょう(呆)。


■「死亡」
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/02/news26583026-86.html

 横田めぐみさんについては早紀江さんが皇室の血を引いているとか、めぐみさんが金正恩の母親だとか、わけの分からない情報が散々流れてきました。これもおそらく情報謀略戦の一環なのでしょう。

 いやいや普通に考えて頭のおかしい人が変な妄想を流してるだけでしょう。
 まあ、「めぐみさんが金正恩の母親だ」つうのは「金正恩に対するポジティブイメージを生み出すための北朝鮮の謀略*31」と「こじつけることも可能」かもしれませんが「早紀江さんが皇室の血を引いている」なんてのは一体どんな謀略になるというのか。
 まあ救う会が「皇室の血を引く早紀江様に敵対するなど国賊」とか言い出すことはもしかしたらあるかもしれませんが(皮肉のつもり)。

 昔救う会の事務局長をしていた当時(つまり金正日が白状する前)、夜事務所に電話がかかってきて「俺は横田めぐみを殺して山に埋めた男だよ。北朝鮮のせいにしてくれてありがとうよ」と言って切れたことがありました。

 ただの愉快犯、嫌がらせでしょうね。「北朝鮮の謀略」と見なす根拠は何もありません。

 基本的に北朝鮮は臆病ですから、これだけ注目されている人を簡単に殺すなどできるはずがありません。

 なるほどそのように北朝鮮をなめてるからこそ、荒木ら救う会金正恩暗殺などの暴論が放言できるのでしょう。
 なお、仮に「殺してない」にしても当然ながらそれは「生きてる証拠にはなりません」。
 別に北朝鮮が殺さなくても自殺、病死、事故死といった死亡の可能性は当然あるからです。

 金正恩には相応の報いがあってしかるべきです。

 結局この男は拉致被害者を救出したいわけでは全く無いわけです。


桜井よしこ北朝鮮の船多数が漂着、備えを急げ』
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/02/08/7259
 いやいや備えってよし子は何をしろと言いたいのか。さっぱり解らないですね。
 「北朝鮮有事が起きれば5万人の北朝鮮難民が日本に来るかもしれない」とただ危機感を煽るだけです。しかもその難民について根拠もなく

数千、数万の難民の中には感染症を患っていたり、工作員としての密命を帯びている者も、必ずいるはずです。

と放言するよし子です。


桜井よしこ『反対強い中での安倍首相の訪韓決意 政治家としての判断しっかり見守りたい』
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/02/03/7266
 当初は訪韓(ピョンチャン五輪開会式出席)に反対していたくせに掌返しで英断と言い出すいつものよし子です。なお「反対強い中で」と書くよし子ですが反対してるのはよし子らウヨであり、世論調査ではむしろ出席支持派が多数だし、自民党内でも二階*32幹事長、竹下*33総務会長などは出席を主張していました。


■寺越武志さんのこと
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/01/news265030129-5.html

 1月28日に金沢テレビ(日本テレビ系)で「拉致と言えなくて〜寺越さん母子の55年〜」という番組をやっていました。
 この番組には私はまったく関わっていないのですが、お母さんの寺越友枝さんとは拉致としてクローズアップされた平成9年(1997)からのお付き合いで、その間本当に色々なことがありました。

 いやー荒木の不満が伝わってきます。「俺と付き合いがあったはずなのに、俺に相談もなしにこんな番組をつくるなんて!」と。まあ、荒木に協力してもらわなくても番組がつくれるなら協力してもらう必要も無いんですが。
 しかし「拉致と言えなくて〜寺越さん母子の55年〜」という番組タイトルはいかがなもんでしょうか?。
 少なくとも建前では「立場上いえない」わけではなく「拉致じゃないから拉致と言ってないだけ」つう話の訳です。

 番組の中でも出てきますが、家族会ができたとき、友枝さんは一度加入しようとしました。しかし、初めて新潟での集会に出た後それをあきらめます。武志さんから「家族会に入ったら会えんようになる」と言われたそうですが、別のところでは政治家からの圧力もあったように聞いています。

 いやー「圧力」はないでしょう。武志さんのことについて相談された政治家*34が「彼の言うとおりじゃないかと思います」といっただけでしょう。実際それ以外に言い様がないでしょう。
 まあ荒木にとってはそれでも圧力なんでしょうが。しかしこういうことは言っても仕方がないつうか、「言わない」という判断をしたはずでしょうに、お母さんにも悩みがあるんですかねえ。

 その2〜3年後だったか、当時救う会事務局長だった私は「すべてぶちまける」との友枝さんからの電話を受け、金沢にすっ飛んでいって大口英夫さん(現救う会石川代表)の協力を得て緊急の記者会見を開きました。ところが会見場で友枝さんは言葉を翻し結局何も語りませんでした。

 まあ、荒木ら救う会なんぞとつきあっても政治利用されるだけでしょうから、この判断で良かったでしょうね。

 寺越事件は、本当は日本政府が当初から拉致だとして北朝鮮に対するべきだったと思います。

 当人が「拉致じゃない」といってるのにそんなことができるわけないでしょう。荒木が「北朝鮮をたたくことしか考えてないこと」がよくわかります。


■国基研『偏見に満ちた英誌の明治維新批判』冨山泰
https://jinf.jp/feedback/archives/22313
 明治維新は日本を「富国強兵」に導いたがその「強兵」は近隣諸国(中国、韓国)にとっては侵略という不幸をもたらした、つうのは別に偏見でも何でも無く事実です。
 「英国だって植民地支配してたじゃないか」なんて居直りはくだらないだけです。英誌エコノミストは何も「英国の植民地支配はすばらしかった」といってるわけでもないでしょう。

 記事は、沖縄住民をアイヌ民族と並べて、明治政府に土地を奪われ、文化を抑圧された少数民族として扱うなど、他にもおかしな点がある。

 これまたおかしいことでは全くなく事実でしょう。


■ロウソク
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/01/news264830126-c.html
 極右・荒木の立場では文大統領のような「光州事件民主化運動の誇り」という立場をとらないことは解りますが、「拉致の解決」を表看板にしてるのなら、拉致と全く関係ない光州事件への悪口雑言など慎むべきでしょうにねえ。いつもながら非常識な男です。


ICCと拉致に関する国会質疑
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/01/icc-news2642301.html

 日本国がICC国際刑事裁判所)に加入する平成19年(2007)、3月20日衆議院本会議でICC拉致問題に活用すべきという質疑が行われています(正式加盟は10月1日)。民主党(当時)の笠浩史*35議員が質問し、麻生太郎*36外務大臣が答弁しています。
 この中ではすでに今回問題となる時間的な管轄権(加盟以前のことは対象にならない)のことも議論されており、笠議員は
拉致事件では、仮に北朝鮮工作員による略取という行為がICC設立前に実行されていたにせよ、被害者を御家族のもとへ戻していないという意味での監禁行為は現在に至るまで継続中であり、私は、拉致事件についてICCの条文は適用されて当然と思いますが、大臣いかがでしょうか」
と質しており、これに対して麻生外相の答弁では
「日本のICC加盟によりまして、北朝鮮による日本人拉致事案が直ちにICCで裁かれるというわけではございません」と、直ぐに対象となることについては否定しているものの、「直ちに」との文言が入っており、可能性はあるとの内容になっています。
 実はこのような本会議の質疑があったことは私自身承知しておらず、質問の作成に直接携わった友人から教えてもらいました。あらためて考えるともっと前から進めておけば良かったと思います。

 麻生も「救う会や家族会の意向」を考えれば、そしておそらく「法律的にはICC提訴できる余地が完全には否定されないこと(ただし麻生答弁時点では、北朝鮮ICC加盟していないなどの問題があり提訴の可能性が全面肯定できるわけでもなく争いの余地がある)」から「提訴の可能性それ自体は否定しない」ものの「外交交渉してる相手を提訴してどうするんだ?」という思いから「直ちにICCで裁かれるというわけではございません」としたのでしょう。
 まあ実際問題、提訴しても「拉致被害者の救出」という意味では意味は無いでしょう。
 しかし荒木も「そういう質疑内容があったことを知らなかった」なんて恥ずかしいことを公言しなくてもいいでしょうにねえ。
 最後に笠や麻生の発言を見てみましょう。


 アメリカがこれに消極的であることが我が国の対応をおくらせてしまった大きな要因であり、私は、そのような政治に甘んじてよしとする現在の我が国の政治状況に歯がゆさを禁じ得ません。
(中略)
 政府はこれまで、国内法の未整備を表向きの理由として加盟をおくらせてきましたが、今回の法案を見る限り、国際刑事裁判所への協力に関する手続的な事項や同裁判所の運営を害する罪の新設などにとどまっており、本当のおくれの原因は別にあったように思えてなりません。ICCで規定されている戦争犯罪、集団殺害罪、人道に対する罪などについて、例えば、アメリカのブッシュ大統領がそれらを問われかねないことについて遠慮しているのではないかとすら思えます。そのような政府の及び腰は美しくありません。外交のみならず経済においてもアメリカに追随するだけの政治では、美しい日本をつくることはできないのではないでしょうか。このことこそが今の自民党政治の大きな問題点であります。

 笠の言うような話(米国への忖度)はありそうなことですが、さすがに麻生も「ブッシュ政権戦争犯罪を裁くわけには日米友好上いかないのです」などとはもちろん言いません。
 しかし笠も「お前、本気でそんなこと言ってるのかよ?」と聞きたくなりますね。共産党あたりならまだしも笠のようなウヨに「本当の意味での米国批判」ができるとは俺は思ってませんので。


■地村さんの拉致現場
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/01/news264130120-9.html

2人は軽トラックが放置されていた展望台ではなく、他の場所から拉致されたことが、その後の捜査で明らかになっている

 「?」ですね。そんなことを警察や地村夫妻が言っていたんでしょうか?
 実際、こうした「産経の阿部雅美」の主張について島田洋一などは

 産経に連載中の阿部雅美「私の拉致取材」は正に必読の優れた回顧録だ。ただ本日の「注」にある「2人は…展望台ではなく、他の場所から拉致されたことがその後の捜査で明らかになっている」というのは誤りで、地村夫妻の証言を疑う合理的な理由はありません。 (救う会副会長島田洋一

として荒木とは違いを阿部を批判するツイートをしています。
 いずれにせよ、今更そんなことを追及して一体何がどうなるんでしょうか。拉致の解決に役立つわけでもないでしょう。
 仮に阿部に対し警察なり地村夫妻なりがオフレコを条件にこう発言したのだと「阿部に好意的に解釈したところで」公式な発表は「展望台からの拉致」ですしね。


櫻井よしこ北朝鮮と中国を恐れる韓国の文大統領 日本は弱気と見られぬよう主張押し通せ』
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/01/20/7243

 日韓関係について意見交換してきた統一日報論説主幹の洪熒(ホン・ヒョン)氏も断言した。
「文大統領の決定は無視すればよい。平昌五輪には行かないのが正解です。」

 ばかばかしい。そんなことをやったところで何がどうなるもんでもない。安倍が恥をさらすだけです。

 韓国のメディアがいわゆる左翼陣営に席巻されていることは本欄でも報じてきたが、洪氏は韓国の世論調査会社も左翼陣営の掌中に握られていて、信用できないのだと、次のように語る。

 朝鮮日報中央日報東亜日報の韓国三大紙は明らかに保守系なのによくもまあこんなデマが飛ばせるもんです。世論調査にしてもそうそう捏造なんぞできるわけがないでしょう。

 平昌五輪後に実施されることになった米韓合同軍事演習でさえ行われなくなるかもしれない

 むしろそうなったら緊張緩和という意味で大変いいことでしょう。残念ながらそこまで米韓両国が踏み切れるかは現時点では解りませんが。

 文大統領は外交政策においては、明らかに中国との共闘関係を望んでいる。

 というほど彼の外交が中国よりとも思えませんがいずれにせよ「中国を無視した韓国外交」というのはありえないでしょう。何もこれは韓国に限らない。日本にせよロシアにせよ「隣国にして大国」の中国を無視することは到底不可能です。


櫻井よしこ『己への信頼を憲法改正で勝ち取れ』
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/01/18/7234

 大東亜戦争は「好戦的な日本」が無謀にも始めた邪悪な戦争*37ではないのだ。

 いつもの「ハル*38ノートを出した米国が悪い」という居直りです。
 こんな居直りを公言しながら

 日本は価値観を共有するそのアメリカを大事にしなければならない

というから呆れます。「あの戦争は日本が起こした侵略戦争であった」が米国の認識なのに、その認識を否定しながら何が「価値観共有」なのか。
 しかし改憲というタイトルでこれです。少なくともよし子や安倍にとっては改憲することは「戦前賛美」とつながってるわけです。
 「まともな改憲派*39」ならば「戦前礼賛改憲派」などノーサンキューでしょうが、日本右派には「戦前礼賛改憲派」しかいないようですからげんなりします。


櫻井よしこ『中国の野望の牽制へ十分な抑止力を 現実主義で対峙する日本政府は評価に値』
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/01/13/7230

 日本人が覚悟しなければならないのは、南シナ海東シナ海の運命は重なるという点だ。南シナ海を奪い、軍事拠点とし、これからも奪い続けると言明する中国は、近い将来、必ず同じことを東シナ海のわが国領海でも行おうとする。

 イヤー東シナ海でよし子の言うような軍事行動はしないでしょう。そもそも南シナ海だってそんなことはしてないと思いますが。
 領土問題で対立していてもフィリピンやベトナムが「一帯一路やAIIB」に参加してることにも注目すべきでしょう。まあ、本当はよし子らウヨもそんなことは百も承知での中国誹謗でしょうけど。単に「日本の軍拡のネタにするのに小国北朝鮮では力不足」てだけでしょう。


櫻井よしこ『歴史戦、徴用工で本格的情報発信』
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/01/11/7218
 小生も軍艦島端島炭鉱)の件については無知なのでよし子らウヨをうまく批判できませんがそれはともかく。
 日本は「軍艦島登録」の際に「韓国の要望(強制連行、強制徴用の歴史を伝える学習施設をつくる)に応えるかのような態度」をとったわけです。それを反古にしろというよし子らウヨの主張は無法と言っていいでしょう。
 と同時によし子らの言うように「軍艦島での労働に何の問題も無い」のなら、日本政府が「韓国の要望(強制連行、強制徴用の歴史を伝える学習施設をつくる)に応えるかのような態度」をとるのは不自然です。
 南京事件慰安婦同様、よし子らウヨがデマを飛ばしてる、軍艦島の強制労働、強制徴用は違法行為だったとみるべきでしょう。
 それにしても「軍艦島世界遺産登録」など申請しなければ「韓国から批判も来ることはなかった」わけです。そもそも韓国どころか、「地元長崎はともかく」日本国内ですら軍艦島知名度は低かったわけですし。
 「観光のために軍艦島を登録したいが、負の歴史は伝えたくない」というよし子らウヨの身勝手が韓国の批判を呼んでるわけです。


■700万人
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/01/700-news2636301.html

 去年1年の韓国からの訪日者数は700万人を超えたと推定されています。

 日本旅行するのと慰安婦問題で安倍政権批判するのと両立しますのでねえ。

 慰安婦問題など典型的ですが、韓国の反日には明らかに北朝鮮の日韓分断という意向が入っています。

 やれやれですね。「小渕*40内閣時の日韓ワールドカップ共催」「菅*41内閣時の菅談話とそれに基づく韓国への文化財返還」など「日韓友好の過去の動き」を無視してこういうことをいえる神経には呆れます。
 そもそも慰安婦問題は「百点満点ではない」にせよ「河野*42談話(宮澤*43内閣)とアジア女性基金(村山内閣)」で一定の決着がついていたのを安倍が「河野談話を撤回したい」などとバカなことを言い出すから「ならもう一度あの件を一からやり直そうじゃないか」つう話になっただけです。
 で日韓合意になったものの「慰安婦や支援団体の了解を事前に得ていない」わ、「日韓国内からの批判を恐れて、朴・安倍両政権がきちんと文書化しない(内容は記者会見を見れば解ると強弁)」わ、「裏合意でもあったのか、公表された合意にはないはずの銅像撤去を安倍政権が声高に求める」わで、かえって韓国の反発が高まるのだからなんともはやです。
 そもそも慰安婦なんて「過去のこと」なんだからここまで必死にその違法性をデマで否定する理由もない。まあ、「昔の自民党関係者」には「慰安婦犯罪に加担した人間」もいるかもしれませんが、「自民党が組織として加担した」わけでないですしねえ。
 たとえば中国共産党が「大躍進や文革」批判をしながらも「初代党主席・毛沢東の権威」に引きずられて批判が今ひとつ及び腰*44などというのとは訳が違うでしょうに。


太陽政策
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/01/news263330112-0.html
 荒木が太陽政策金大中盧武鉉文在寅*45)に悪口してるだけの駄文です。呆れるのはどうみてもトランプ政権も容認してるであろう文在寅政権の南北交渉に悪口しながら、その悪口が「韓国政府限定」というところですね。

 西岡力さん(現救う会会長)は旅人がマントを脱いだのは暑くて我慢できなかったからであり、日差しが気持ち良いだけならマントを脱ぐことはない(つまり援助するだけで変えることはできない)と言っていました。

 まあくだらないですね。問題は「北朝鮮の反発を買わない形で緊張を緩和し、かつ可能な限り『統一時の経済負担を減らすために』北朝鮮経済を立て直す」つう話のわけです。くだらないこと抜かす前に、手前は朝鮮半島問題をどう考えてるんだって話です。太陽政策以外の手なんかしたら、統一時の経済負担がものすごくなると思いますが、そんだけの覚悟が荒木や西岡にあるのか。まあ、ないでしょうね。金大中氏などと違いそんなこと何一つ考えてないでしょう。

 北朝鮮としては金正恩の新年辞のひと言で次から次へとプレゼントが届き、日米との間も分断できて

 トランプは将来はともかく「少なくとも現時点では」南北交渉を容認してますから分断されてない。
 むしろ「太陽政策に必ずしも好意的か疑問」のトランプ政権を今の時点では文在寅政権がうまく納得させてるわけです。「米国に対し、言うべきことを言いながら友好関係は維持する」「米国にへいこらだけしてるわけではない」という文政権のスタンスは日本も見習うべきところでしょう。
 日韓の分断は「河野談話否定」なんてバカなことをやろうとする安倍の責任です。
 いい加減、荒木も「国連クマラスワミ報告」「国連マクドガル報告」「米国下院慰安婦決議」「サンフランシスコ市の慰安婦記念碑」などが何を意味するかわかれと言いたいですね。つまりはあえて「極端に二分化すれば」明らかに国際社会は安倍や荒木ではなく韓国政府を支持してるわけです。


■「近づかない!」と言ったって
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/01/news26303018-79.html
 まあ「荒木の言うのとは別の意味で」馬鹿馬鹿しいですね。海の近くに行かない限り「見かけない船」なんてことはないですから。
 「見かけない人」つうのも「何だかな」ですね。別に「北朝鮮漂流民」じゃなくても不審者なら誰も近づきませんし、一方で不審なところがなければ積極的に近づくことはないにせよ、遠ざかる理由もない。


憲法改正の機会は2018年しかない 成し遂げねば日本の真の再生は難しい(櫻井よしこ
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/01/06/7224
 頭痛がしますね。
 「2018年しかないつうなら2018年に改憲できなかったら潔く諦めるんだろうな」と聞きたくなりますがそういうことでもないでしょう。
 たしかに「2019年も安倍政権」つう可能性は「無いとは言わないものの低い」し、仮に「安倍政権」だとしても「ポスト佐藤(田中角栄*46福田赳夫*47)」が騒がれた「佐藤栄作*48政権末期」のようにレイムダック化が進んでる恐れがある。
 もちろんポスト安倍が石破*49元幹事長か、石原*50元幹事長か、岸田政調会長(前外相)か、野田総務相(元自民党総務会長)か、誰になるか解らないし、次期総裁がどういう考えかも解らない。
 だからこそよしこが扇動する気持ちもよくわかりますが。
 それにしても「日本の真の再生(?)」ねえ。そんなことより「景気回復」や「待機児童問題」などといった日常生活に関わる課題でもまともに考えたらどうなのか。

無謀な挑発を日本に仕掛けても、それを退けるだけの力が日本にあること

 「既に自衛隊在日米軍があるのに何言ってるの?」で終わる話です。そもそも中国にせよ北朝鮮にせよロシアにせよ、よしこのいう「無謀な挑発」などしてはいませんが。
 「尖閣付近の中国艦船航行」にせよに「北朝鮮ICBM発射実験」せよに「ロシアの北方領土支配強化」せよ是非はともかくよしこのいう「無謀な挑発(軍拡しないと対応できないような有事)」ではないし、どっちにしろ現状で十分対応できます。

イージスアショアなど、1セット1000億円といわれる高額な買物もせざるを得ないのだ。

なんてことをしないといけない必要はどこにもありません。つうか「金が無尽蔵に政府にあるわけではない」のだから当然軍事費に金をぶち込んだら教育、医療、福祉など何かを削らざるを得ません。そのあたりよし子はどう考えてるのか。


■漁民以上、工作員未満
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/01/news26273015-3c.html
 根拠レスで工作員呼ばわりしてるんじゃねえよ、で終わる話です。つうか拉致と関係ねえし。


■約束
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/01/news26263014-d6.html
 文政権が日韓合意見直しを主張してることを許せないと言い出す荒木です。
 俺は許せないとは全く思いませんし、「日韓合意に明らかに反する」河野談話撤回*51を主張する荒木が何抜かしてるんだ、お前の主張こそ日韓合意違反だろとしか思いませんがそれはさておき。
 こんなん拉致と全く関係ない。
 で荒木もそれを気にしてるのか無理矢理こじつける。
 「これだから朝鮮・韓国人は信用できない」だの言って「文政権が日韓合意を守らないのだから、同じ朝鮮・韓国人の金正恩政権だって日朝間、米朝間の合意を守るかわからない」と言い出す。
 おいおいですね。文政権と金正恩政権と何の関係があるのか。
 たとえるなら

・トランプや安倍晋三ベルルスコーニが非常識極右だから米国人、日本人、イタリア人は皆非常識極右
安倍晋三が加計森友という不正を働いていたのだから、自民党議員は例外なく全員ああいう不正をやってる*52。いやそれどころか日本人皆がああいう不正を常日頃やっているのではないか。
日産自動車(検査不正)や三菱自動車リコール隠し)は過去に不正行為を働いていた。だから同じ日本の自動車メーカーのトヨタマツダも信用できない

つう位の珍論です。
 金正恩と文大統領は別人なんだから全く関係ない。文政権の日韓合意見直し論を否定、批判する立場に立ったとしてもこんな話には全くならない。
 つうか「これだから朝鮮・韓国人は信用できない」て、完全な民族差別(朝鮮・韓国人差別)のヘイトスピーチです。
 かつこんなことをいって「もはや日朝平壌宣言ストックホルム合意は無効だ」などといって日朝交渉を否定してどうするのか。何もどうにもならないわけです。家族会が巣くう会と付き合ってる限りこういう暴論を容認せざるを得ないんだからつきあいなんかやめるべきですね。


■荒浜
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/01/news26253013-ba.html

 柏崎市荒浜と言えばピンとくる人が少なくないと思いますが、昭和59年(1984)6月4日に山梨県甲府市で失踪した山本美保さんのセカンドバックが見つかったところです。

 「巣くう会関係者&美保さんのご家族以外」ほとんどの人間はピンとこないでしょう。何せ美保さんは「特定失踪者」にすぎないですから。

 美保さんと荒浜はまったく結びつきがなく、明らかに偽装工作と思われます。

 やれやれですね。何を根拠に偽装呼ばわりするのか。そもそも偽装と言うには「美保さんの死去は他殺」とでも評価すべきでしょうが警察は事件性なし(つまり自殺か事故か病死かはともかく殺人ではない)で処理しています。
 つうか失踪者が訪れる場所は全て「過去に訪れた場所」なのか。そんなことはないでしょう。

 海岸に遺留品があればそこから入水自殺したと、誰でも考えるからです。

 いやそんなことも無いと思いますが。遺体が発見されない限り、遺書など「入水自殺を疑わせる何か」があれば話は別ですが、「遺留品があるだけ」では「海岸に来たこと」は証明されても「入水したこと」は証明されません。
 単に「セカンドバッグを捨てた(または落とした)」とも理解できるわけです。

 山本美保さんの失踪からちょうど20年経った平成16年(2004)3月、山梨県警の丸山潤警備1課長*53が突然の記者会見で山形県遊佐町で美保さん失踪17日後に発見された漂着遺体がDNA鑑定の結果本人であることが分かったと発表しました。

 腐乱していて1984年当時身元がわからなかったもんが、20年後に解るのだから「DNA鑑定ってすごい!」と素直に感動します。まあ特定失踪者認定なんてアホなことしてなければ「警察には感謝します。ありがとうございます(ご遺族)」で終わったんでしょうけどね。

 これは後に全くの別人であることが分かっており

 もちろん「別人だ」などとは解っていません。荒木ら巣くう会がそう主張してるだけに過ぎません。
 警察発表が撤回されたわけでもなければ、美保さんの生存が別途判明したわけでもなければ、「裁判所判決で警察発表が誤りだと認定された」わけでもありません。
 誰しも不思議に思うのは「なぜ荒木は警察を民事訴訟で訴えないのか」ということでしょう。
 荒木が美保さんのご家族を説得し「警察の誤った発表で私たち家族は精神的苦痛を受けた。あの遺体は美保ではない。精神的苦痛に対する慰謝料を求める」として民事訴訟を起こせば法廷で決着がつくわけです。
 なぜ荒木はそうしないのか。
 一番あり得る答えは「勝つ見込みがないから(遺体が美保さんでないと証明できないから)」でしょう。

 要は警察(というより当時の官邸の意図*54でしょう)がDNAデータを偽造して山本美保さんが自殺*55したかのように見せかけ、当時関心が非常に高まっていた特定失踪者の問題、ひいては拉致問題を沈静化させようとしたものでした。

 これが「DNA鑑定の結果、北朝鮮が提出した横田めぐみさんの遺骨は本物でした!」なら「拉致問題沈静化」の効果もあるかもしれない*56でしょうがねえ。
 美保さんなんて特定失踪者に過ぎず、警察の遺体発見発表当初、大騒ぎしたのは巣くう会だけです。マスコミもろくに報じてない。
 ほとんどの日本人は「山本美保」なんて人間のことは知らないでしょう。特定失踪者に対する関心なんてもんもほとんどの日本人にはない。
 そもそも特定失踪者の問題なんて世間は「政府認定拉致じゃないから真偽が怪しい」としか思ってません。美保さんの件(警察が遺体発見を発表)を知ったところで「特定失踪者認定て怪しいね、巣くう会て怪しいね」とは思ってもそれで何で「拉致問題沈静化」になるのか。
 つうか美保さんの件以降も「国内で相次いで特定失踪者が発見されてる(それも生存の形で)」「もちろん拉致ではない」ので美保さんの件がどうであろうと特定失踪者認定がインチキであることはもはや明白です。

 その証拠に日弁連の勧告やたび重なる要請にもかかわらず警察はDNA鑑定書を開示できずにいます。

 開示しない警察の態度はどうかと思いますが、そのことは別に「遺体が美保さんでないこと」を意味しません。ましてや「遺体が美保さんでない」としてもそのことは「誤鑑定でなく故意の虚偽鑑定」「美保さんの失踪は北朝鮮拉致」なんてことを意味しない。
 つうかそこまで言うなら荒木も美保さんのご家族を説得し「DNA鑑定書の公開を求める」民事訴訟をおこせば法廷で決着がつくわけです(断言はしませんが、公開を認める判決が出る可能性は十分あると思います)。
 なぜ荒木はそうしないのか。
 一番あり得る答えは「そうなったときに荒木にとって公開が有利か保証がないから」でしょう。
 「もめ事を避けたい警察は公開拒否が可能な限り拒否し続けるだろう(なお、本当に公開された場合、公開が巣くう会にとって有利か解らない)」という考えだから荒木は「警察に対する強制力のある訴訟(公開せよという判決が出たら公開義務がある)」ではなく「強制力の無い日弁連勧告」しか使わないのでしょう。


■大森勝久ブログ『アメリカの対「北」抑止は効いており金正恩は核ミサイル等で米日韓を先制攻撃しない』
https://ameblo.jp/omorikatsuhisa/entry-12340194988.html
 まあ確かに「抑止は効いており先制攻撃はしない」でしょう。
 米国と北朝鮮では軍事力が全然違います。北朝鮮が米国に先制攻撃するなど、たとえるなら「新十両白鵬相手に戦うようなもん」「ワールドカップ予選で日本が優勝候補(ブラジル、ドイツなど)と激突するようなもん」です。差がありすぎて勝てる可能性なんかほぼありません。
 北朝鮮の行為はあくまでも「やられたらやり返す」という自衛目的です。

 もしもアメリカが北朝鮮の「非核化」を目的にした先制攻撃をしたとすれば(私はこれはないと考えているが)、「朝鮮半島有事」は直ちに北朝鮮の反撃のロフティッド軌道と通常軌道で撃つ各種のミサイル攻撃(核・化学・細菌弾頭)によって「日本有事」になる。そうなったら日本では数百万人の死者が出ることになってしまうのである。

 「北朝鮮への先制攻撃論」を主張するウヨへの大森氏の批判です。
 確かに「北朝鮮は何でもありの野蛮国家だから、やられる前に先制攻撃するとあんたらは言うが、もし北朝鮮がそうした野蛮国家なら、先制攻撃への反撃の時にABC兵器を日本や韓国に使うかもしれないではないか。先制攻撃で反撃能力をゼロにできる保証はないし、そうしたら、最悪、何万人の死者が出るか解らない。あんたらの主張は論理的に矛盾している。」つう大森氏の主張は全く正論だと思います。ただ大森氏の場合、話がこうした正論で終わらないから困りますが。

 安倍首相は11月11日ベトナム・ダナンで習近平*57と日中首脳会談を行なったが、「来年の日中平和友好条約締結40周年を見据えて、両国の関係改善を力強く進めていきたい」と習近平に述べ、来年の「相互訪問」を提案している。

 「中国にこびる安倍総理を許さない!」と憤激する大森氏です。全く非常識ですが、「安倍総理は中国に毅然とした態度をとってる」と強弁する安倍信者ウヨと比べたらある意味まともかもしれません。


■今年しかない
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/01/news26233011-c0.html
 「お前、毎年そんなこと言ってるけど、毎回、何の成果もないまま終わって来年頑張るとか抜かしてるだろ、ふざけんな」ですね。


■いよいよ鳥取県まで
http://araki.way-nifty.com/araki/2017/12/news2621291230-.html

 このようなことが誰のどのような意図で行われているのかについてはもっとしっかり検証する必要があります。少なくとも一攫千金を狙ってとか、過大なノルマを課されてイカ釣りに出た漁船が遭難しただけなどということでないのは明らかです。

 いやいや一攫千金でも「過大なノルマ」でも十分説明はつくでしょう。説明がつかないとする荒木の主張には何ら根拠はありません。

*1:著書『ヘイトスピーチはどこまで規制できるか』(共著、2016年、影書房)、『《自粛社会》をのりこえる:「慰安婦」写真展中止事件と「表現の自由」』(共著、2017年、岩波ブックレット

*2:名古屋大教育学部准教授

*3:埼玉大教育学部准教授

*4:第二次安倍内閣官房副長官内閣人事局長兼務)、第三次安倍内閣一億総活躍担当相(拉致担当相兼務)を経て、第四次安倍内閣厚労相(拉致担当相兼務)

*5:著書『北朝鮮 核の資金源:「国連捜査」秘録』(2017年、新潮社)

*6:「一体誰よ?」ですね。

*7:その判断の是非はひとまず置きます。

*8:バンクーバー五輪女子スピードスケート団体パシュート銀メダル、平昌五輪女子スピードスケート500メートル金メダル、1000メートル銀メダル

*9:バンクーバー五輪ソチ五輪女子スピードスケート500メートル金メダル、平昌五輪女子スピードスケート500メートル銀メダル

*10:首相、大統領など歴任

*11:もしかしたらこの死刑廃止は「旧体制要人を死刑にはしない」という政治的アピールの思惑もあったのかもしれませんね。

*12:モンゴルが米国と軍事同盟を結び核の持ち込みをすることを恐れる中露への政治的アピールでしょうか?

*13:著書『経済論戦の読み方』(2004年、講談社現代新書)、『経済政策を歴史に学ぶ』(2006年、ソフトバンク新書)、『ご当地アイドルの経済学』(2016年、イースト新書) など

*14:著書『左翼も右翼もウソばかり』(2015年、新潮新書)、『「意識高い系」の研究』(2017年、文春新書)、『「道徳自警団」がニッポンを滅ぼす』(2017年、イースト新書)、『日本を蝕む「極論」の正体』(2018年、新潮新書)など

*15:外務省アジア大洋州局長、外務審議官、外務事務次官などを経て駐米大使

*16:著書『シビリアンの戦争』(2012年、岩波書店)、『日本に絶望している人のための政治入門』(2015年、文春新書)、『「トランプ時代」の新世界秩序』(2017年、潮新書)など

*17:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相などを経て首相

*18:岸内閣農林相、官房長官防衛庁長官、池田、佐藤内閣農林相など歴任

*19:もちろん慰安婦問題は怪しくなっていません。徴用工問題が浮上したのは「安倍政権が軍艦島(徴用工問題の舞台の一つ)を世界遺産登録申請したから」「しかも申請時に徴用工問題を無視した申請の仕方をしたから」です。その結果、韓国側の反発を招き「徴用工問題に注目が集まった」わけです。)

*20:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第2次安倍内閣法相、自民党幹事長(第2次安倍総裁時代)などを歴任

*21:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第3次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*22:小泉内閣国交相自民党政調会長(第1次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第2次安倍内閣環境相、第3次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*23:国防副委員長、朝鮮労働党行政部長など歴任。

*24:中国共産主義青年団共青団)中央書記処第一書記、貴州省党委員会書記、チベット自治区党委員会書記などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*25:国土資源大臣、四川省党委員会書記、公安大臣、党中央政法委員会書記(党中央政治局常務委員兼務)など歴任

*26:「周氏が密告」つうことは周氏の通報は「胡錦濤氏の指示ではなかった」わけです。つまりは「なぜ胡錦濤は張の裏切りを知らせない→金正恩激怒」つうのがこれを報じたメディアが言いたいことでしょう。あるいは「周の密告」が「彼が後に汚職容疑で失脚することの一因」ともいいたいのかもしれません。なお、産経によればこの話、既に以前から噂として流れてる話ではあるようです。

*27:インディアナ州知事などを経て副大統領

*28:朝鮮労働党国際担当書記、副首相(外相兼務)などを経て最高人民会議常任委員会委員長

*29:とはいえ安倍のトランプべったりぶりは相当に異常でしょう。

*30:もちろん実際にはアポを取ったがウヨの反発が怖くてそうはいえない可能性もありますが

*31:まあそんなことはないでしょうが。

*32:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て幹事長

*33:第3次安倍内閣復興相、自民党国対委員長などを経て自民党総務会長

*34:北朝鮮と歴史的に付き合いのある社会党社民党)か、与党自民党(例えば石川選出の森元首相)か、そんなところでしょうか?

*35:菅内閣文科大臣政務官、野田内閣文科副大臣など歴任

*36:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第1次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)、首相を歴任。現在、第2〜4次安倍内閣副総理・財務相

*37:「好戦的」「邪悪」はひとまず置くとしても「勝ち目のない戦争をすること」は無謀以外何物でもありません。「米国が挑発したから、日本は無謀でない」なんて変な話はない。まあ制裁したら挑発だというなら、よし子らが正当化する「米国のイラン、キューバ、ロシア、北朝鮮などへの制裁」も挑発になるわけで、よし子らはでたらめにもほどがありますが。

*38:ルーズベルト政権国務長官。1945年ノーベル平和賞受賞者(国連創設の功績で受賞)。

*39:俺個人は護憲派ですが

*40:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相を経て首相

*41:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相

*42:中曽根内閣科学技術庁長官、宮澤内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*43:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相

*44:とはいえいずれは「中国共産党が与党のまま」でも「あれは毛の特異な個人性にも影響されてる」ということもあって「過去の歴史化」して批判は徐々にであれ進んでいくでしょうが。むしろ当面「批判が難しそうなのは」天安門事件でしょう。

*45:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領

*46:岸内閣郵政相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*47:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*48:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相

*49:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*50:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*51:日韓合意にははっきりと「河野談話を堅持する」旨が表明されてるし、だからこそ日本は慰安婦経済支援として10億拠出したわけです。荒木らは「10億出すから韓国は今後騒ぐな。日本が慰安婦問題で何やっても容認しろ」という合意だと無理矢理曲解しますが、そこまで酷い合意の訳がないでしょう。

*52:まあ仮にそうだとしても何ら驚きませんが根拠レスでそう決めつけるのはいくら相手が自民党でも不当でしょう。

*53:「失踪者(もちろん政治活動家ではなく事件性もない)の死亡」は「警備1課」なんて公安マターでないはずですがこうなったのは「特定失踪者認定があるから」でしょうか。

*54:山梨県警(あるいは警察庁)の意図」でも十分気は狂っていますが、「(山梨県警とは直接のつながりはない)官邸の意図」と根拠レスで断言するところが気が狂っています。当時は小泉内閣ですが、荒木は「官邸の誰の意図」という気でしょうか?

*55:事件性なし(少なくとも殺人ではない)で処理したとはいえ警察は「自殺した」などとは認定していませんが?。まあ可能性として一番あるのは確かに自殺でしょうが。

*56:まあ、もしそうなら「めぐみさんを死なせた北朝鮮許せない、制裁だ!」と巣くう会が叫んで、沈静化しなかった可能性もありますが。

*57:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席