■【田村秀男のお金は知っている】外貨準備増は中国自滅のシグナル 習近平氏の野望、外部からの借金なしに進められず
http://www.sankei.com/premium/news/180113/prm1801130007-n1.html
日本は一帯一路など手助け無用だ。
一帯一路への参加は「手助け」ではなく「日本企業の金儲けのため」ですが。
■中日新聞の前社長で主筆「愛知県知事は性同一性障害」…その後、発言撤回
http://www.sankei.com/west/news/180113/wst1801130055-n1.html
まあ前後の文脈から見て「そうした知事がでてもおかしくないマイノリティに寛容な県民性」とでもいいたかったようですが、確かに不適切な発言かと思います。
これが「性同一性障害」ではなく「障害一般」や「障害ではない属性(例:女性、同性愛、日本に帰化した元外国人など)」ならまた話も別だったかもしれませんが。
なお、俺個人は愛知がマイノリティに寛容な県民性とは全く思ってません。例の名古屋市長など南京事件否定論を放言するクズですし。
■センター地理Bにムーミン ネットでは戸惑いも
http://www.sankei.com/life/news/180113/lif1801130047-n1.html
アニメは、スウェーデンの「ニルスのふしぎな旅」が示され、ムーミンと「小さなバイキングビッケ」のどちらがフィンランドかを選ぶよう求めた。
代々木ゼミナールの担当者は「もう一つの選択肢のバイキングからノルウェーが推測できる。手が込んだ問題だが、ムーミンを知らなくても答えは導ける」と解説した。
さすがに「ニルス」「ムーミン」「ビッケ」の知識は求めてないでしょうから記事が指摘するように「ニルスはスウェーデンと示されてる。ビッケの職業(?)であるバイキングはノルウェーだ。消去法でムーミンはフィンランドと出せるはず。バイキングはノルウェーというのはセンター地理B受験生に求めて当然の知識*1」ということでしょうが問題としてどうなんでしょうかね?。まあこれが仮に「いわゆる奇問、難問、悪問」だとしてもこの一問で合否が左右されることなんてまず、ありえない*2ので
つうのは違うと思いますが。
なお、この3つのアニメは
・ニルスのふしぎな旅
1980年、NHK。原作はセルマ・ラーゲルレーヴ*3の『ニルスのふしぎな旅』(岩波少年文庫、偕成社文庫など)。
・小さなバイキングビッケ
1972年のフジテレビ版(水曜19時から19時半放送*4)と2011年のディズニーチャンネル版の2種類がある。原作はルーネル・ヨンソンの『小さなバイキングビッケ』シリーズ(評論社)
・ムーミン
1969年、1972年のフジテレビ『カルピス・まんが劇場(後の世界名作劇場)』版と1990年、1991年のテレビ東京版の2種類がある。原作はトーベ・ヤンソンの『たのしいムーミン一家』(講談社文庫)などのムーミンシリーズ
です。出題者は「これらのアニメが放送されたとき(1970年代)に子どもだった世代(50代前半?)」ですかね。なお小生はムーミンは見たことがありますがほかはないです。
フジテレビ版「ムーミン」は結構、再放送されてますがニルスやビッケはそうではないからかと思います。
しかしフジテレビで『世界名作劇場』(前身の『カルピス・まんが劇場』を含むと1969〜1997年の約28年間)の放送が1997年に終了してから、昔は良くあったこういう「海外の児童文学のアニメ化」って本当にほとんど無くなった気がしますね(NHKで多少やってるかもしれませんが)。
昔は「子どもがアニメ見る→原作の児童文学に興味持つ→原作を読む」という形での「読書のかたち」もあったと思うんですがね。
ムーミン公式サイトは「まだまだ知られてないんだな、と反省」とつぶやいた。
ちなみに実際のつぶやき(ツイッター)は以下の通り。
■ムーミン公式サイト@moomin_jp
ムーミンの舞台はフィンランドかノルウェーか…という問題がセンター試験で出てお怒りのみなさんも多いようで…。まだまだ知られてないんだな、と反省、もっと知ってもらえるよう公式サイトもがんばります!これを機にムーミンの世界について知ってもらえると嬉しいな。
■駐日フィンランド大使館@FinEmbTokyo
・おほ!。センター試験にムーミン!。フィンランド語!。北欧の言語がでるなんて。ここまでメジャーになったの⁈。ムーミンの原作者はフィンランド出身、ぜひ覚えてね!
・ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンはフィンランド人なので、ノルウェーに変えられないけど、フィンランド大使館も今後周知に努めます。
・確かにムーミンの原作者トーベ・ヤンソンはフィンランド人だけど、スウェーデン語を母語としていたんだ。フィンランドの公用語は(ボーガス注:フィンランド語とスウェーデン語の)二つ。馴染みがないと、フィンランド語を選択するのは難しいよね。
大丈夫!。受験生の皆さん、これを間違えても人生はまだこれから。応援してるよ!
■通常国会でも質問時間配分を見直し 自民・森山裕*5閣国対委員長
http://www.sankei.com/politics/news/180113/plt1801130012-n1.html
森山氏は「国民が判断を間違えないよう、一方的に(野党の)話だけを聞かせる国会であってはならない」と述べた。
そもそも野党の質問に与党は反論できるのだから「一方的に(野党の)話だけを聞かせる国会」なんてことにはなりません。酷い詭弁です。
近年、配分は「与党2割対野党8割」が慣例となっていたが、昨年11〜12月の特別国会の予算委員会で「3・6割対6・4割」に見直した。
そもそも「2対8」になったのは「野党時代の自民党の要望を当時の民主党政権が受け入れたから」なのですが。野党時代の主張を与党になれば否定するというのだからいつもながらでたらめな政党です。
■加計学園補助金「妥当」報告に今治市長「意見を尊重する」
http://www.sankei.com/west/news/180113/wst1801130031-n1.html
どうせ今治市が御用学者を集めたお手盛りのインチキ検証委員会でしょう。今後は行政訴訟が起こるんじゃないか。
■落語家・柳家小蝠氏が死去 42歳
http://www.sankei.com/life/news/180113/lif1801130043-n1.html
「インフルエンザをこじらせての肺炎」だそうです。インフルエンザも肺炎もなめてはいけない怖い病気だと言うことですね。
小生も「1970年代後半生まれ」で小蝠氏に近い年齢なので背筋が寒いですね。
■柳家小蝠(5代目:1975年11月16日〜2018年1月12日:ウィキペ参照)
・1994年5月:桐生第一高校卒業後7代目立川談志に入門し「立川志っ平」。
・2001年:談志から破門される。上納金の元金は収めたものの、罰金三倍付けの二倍分が払えなかったためだという。10代目桂文治門下に移籍し、「桂前助」に改名。
・2004年:文治没後、兄弟子2代目柳家蝠丸預かり弟子になる。
・2005年2月:二つ目昇進し師匠蝠丸の前名「柳家小蝠」襲名。
・2014年5月:同名のまま真打昇進。
・2018年1月:肺炎のため12日午後3時50分、都内の病院で亡くなった
■【大相撲】セクハラ行為の式守伊之助、3場所出場停止 処分明けの5月に辞職へ
http://www.sankei.com/sports/news/180113/spo1801130020-n1.html
辞職願が出ているのであれば、すぐさま辞職させればいいと思うのですがね。5月まで放置する理由がわかりません。
■【編集者のおすすめ】習近平*6の独善性が深刻な軋轢を生んでいる…現地の実態交えリスクを検証 宮崎正弘著『習近平の独裁強化で世界から徹底的に排除され始めた中国』
http://www.sankei.com/life/news/180113/lif1801130019-n1.html
宮崎『習近平の独裁強化で世界から徹底的に排除され始めた中国』(2017年、徳間書店)だそうですが、宮崎、徳間書店のコンビは過去にも
・宮崎『人民元大崩壊:中国発「世界連鎖恐慌」の衝撃』(1998年、徳間書店)
・宮崎『中国は猛毒を撒きちらして自滅する:全世界バブル崩壊の引き金を引くのも中国』(2007年、徳間書店)
・宮崎『「中国の終わり」にいよいよ備え始めた世界』(2015年、徳間書店)
・宮崎『世界大乱で連鎖崩壊する中国 日米に迫る激変』、『「中国大恐慌」以後の世界と日本:各国に広まるチャイナショックの現実と今後』(2016年、徳間書店)
・宮崎『米国混乱の隙に覇権を狙う中国は必ず滅ぼされる:保護主義化する世界で高まる「中華帝国」への敵意と嫌悪』(2017年、徳間書店)
ですからねえ。
徳間書店に限定しなければ宮崎は
・宮崎『瀕死の中国』(2005年、阪急コミュニケーションズ)
・宮崎『中国瓦解:こうして中国は自滅する』(2006年、阪急コミュニケーションズ)
・宮崎『北京五輪後、中国はどうなる?:中国崩壊これだけの理由』(2008年、並木書房)
・宮崎『中国が世界経済を破綻させる』(2012年、清流出版)
・宮崎『中国バブル崩壊が始まった』(2013年、海竜社)
・宮崎『「中国の時代」は終わった』(2014年、海竜社)
・宮崎『中国大破綻』、『アジアインフラ投資銀行の凄惨な末路』(2015年、PHP研究所)
なんて本もあります(ウィキペ「宮崎正弘」参照)。
約20年間(1998〜2017年)も毎年のように「中国はもうすぐ終わる」と言い続けてきたというのはどうみても故意のデマ以外の何物でも無いでしょう。それでも本が売れるらしいと言うのが恐ろしいですが。
まあ、そもそもAIIBや一帯一路を見ても「世界から徹底的に排除」なんて事実はどこにもありませんが。
■【今週の注目記事】登校中児童ら6人負傷の事故、なぜ〝2度〟も無罪?
http://www.sankei.com/west/news/180113/wst1801130001-n1.html
検察の立証では有罪が認定できないと裁判所が思えば無罪判決が出ると言うだけの話です。まあ被害者は納得いかないでしょうが悪いのは裁判所ではなく検察です。
■【主張】高齢者の運転免許 強制返納の仕組み検討を
http://www.sankei.com/column/news/180113/clm1801130001-n1.html
強制返納させることの是非はともかく、強制返納させてもどれだけの成果があるかどうか。
なぜなら「免許がなくても運転はできるから」です。まあ、家族にとっては酷ではあるんですが「家族にしっかり高齢者を監視してもらう」「鍵を管理して車が簡単に使えないようにする」しかないんでしょうか。
■【主張】尖閣に潜水艦 中国の本性を見過ごすな
http://www.sankei.com/column/news/180113/clm1801130002-n1.html
正直「暴挙だ」と叫ぶ産経ですが何が暴挙だか解りません。もちろんそれは「俺が国際海洋法に素人だから」であり、かつ「産経が国際海洋法を説明しないから」です。
中国海軍の水上艦と、潜ったままの外国潜水艦各1隻が尖閣周辺の接続水域を同時に航行しているのを自衛隊が見つけ、追尾した。初めてのことである。潜水艦は後に公海で浮上し、中国の国旗を掲げた。
接続水域は領海のすぐ外側の海域だ。政府は、領海へ侵入してくれば自衛隊に海上警備行動を発令する構え*7だった。
で領海には入ってこなかったわけです。ということは「中国も一定程度自制してる」とはいえるでしょう。
で思うのは「接続水域て何?」てことですね。まあ素人の俺でも「領海に入ったらまずいのだろう」とは思いますが「接続水域」といわれてもさっぱり解らないわけです。
「領海でないのなら接続水域に入っても違法とまではいえず、ここまで騒ぐことじゃないんじゃないか」と思っても、「そういう考えでいいかどうか」はわかりません。なぜなら産経が接続水域について何一つ説明しないからです。
ほかのメディアもこんな感じで「接続水域について説明してない」んですかね?。「日本政府が批判してるから問題なんだろう」レベルで記事を書くなと言いたいですね。
*1:あくまでも「センター地理B受験生」が前提の話です。世間的に「バイキングはノルウェー」が常識かどうかは知りません。少なくとも俺は「バイキングはノルウェー」とは知りません(センター試験(今から約25年前)は世界史で受験しました)。
*2:「いわゆる奇問、難問、悪問」は見捨てて、確実に点が取れるところで点を稼ぐというのも大事な受験テクニックです。
*3:なおラーゲルレーヴは日本では「ニルス」が一番有名だが大人向け小説も書いている。女性初、スウェーデン人初のノーベル文学賞受賞者(1909年)。現行の20スウェーデン・クローナ紙幣には、表にラーゲルレーヴの肖像、裏にニルスが描かれている。
*4:この時間帯はフジでは『ジャングル大帝(1965〜1966年)』から『ONE PIECE(1999年〜2001年)』まで約36年にわたってアニメが放送された。つまりは2001年になると「水曜7時にアニメ」では視聴率がとれなくなっていたわけです(ONE PIECE自体は放送時間帯をかえて今もフジで放送されています)。ウィキペ「ONE PIECE」によれば『ONE PIECEはこれまでに水曜19:00→日曜19:30→日曜19:00→日曜9:30と放送時間を移動しているが、その理由はいずれも当時間帯におけるアニメ枠の廃止(アニメからバラエティーへの置き換え)によるものである』。
*6:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席