「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(3/10分:島田洋一の巻)ほか韓国・北朝鮮最新ニュースなど(追記・訂正あり)

 島田以外にも色々とネタにしています。
■日刊イオ『大阪補助金裁判控訴審、敗訴』
https://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/0a9c88066908463816f5f1cfed339af4
 危惧が現実になりなんとも苦い気持ちです。「また日本の裁判所は司法の信頼を破壊した」という怒り、悲しみ、嘆きと言ったネガティブな感情を禁じ得ません。最高裁での勝利を期待したいところですが、とにかく朝鮮学校関係者諸氏の労苦を少しでもねぎらいたいと思います。
 これ以上言うべき言葉も思いつかないので、今後は、日刊イオ、朝鮮新報の記事を適宜紹介することにしたいと思います。

参考

https://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/fecb55a9128f31c97825d12ff4a0935c
■日刊イオ『「絶対にやめない」:大阪補助金裁判控訴審判決を受けて』
・丹羽弁護団長は引き続き、「1965年に日韓基本条約が結ばれた時、日本政府が朝鮮学校の民族教育は各種学校としても認めるべきではないという趣旨の通達を各自治体に発した。それを跳ね返したのは自治体。朝鮮学校は地域社会を構成する子どもたちの場所であって、日本の教育水準に相当するし、アイデンティティ教育もなされる貴重な場として支えるべきだという風潮が全国で広がった。しかし無償化不指定の動きも相まって、多様性を認め合いながらあらゆる子どもたちの学ぶ権利を守っていこうという自治体の理念がどんどん後退している。その中での今回の判決は、こうした社会状況により加担するものだと思う」と強調した。
・無償化連絡会大阪の藤永壯共同代表は、「ほとんど居直ったような司法の態度。敗れたのは朝鮮学校ではなく日本の民主主義であり人権意識。そのことをもう一度ここで確認したい。『民主主義』を盾に、国家自らがヘイトをまき散らしている。しかし、こんなことでへこたれていては、朝鮮学校支援の道に私を導いて下さった大村淳先生に申し訳ない。みなさん、阪神教育闘争という厳しい試練を受けながら、その後の民族教育を再建した歴史的な経験を、もう一度かみしめましょう。歴史を踏まえて、いまこそ未来のために最後まで闘い続けましょう!」と発言した。

http://chosonsinbo.com/jp/2018/03/il-1371/
■朝鮮新報〈大阪補助金裁判〉“植民地主義的な不当判決”、最高裁に上告を/高裁が学園の請求を棄却
 高裁は、補助金は「根拠となる法令の存在しない贈与の性質を持つもの」であるため、府や市の不交付決定は裁量権の逸脱にはあたらないとした。補助金は高校無償化法に基づく「支援金とは性質を異にする」として本件を大阪地裁で歴史的勝利を勝ち取った無償化問題と切り離した。
 丹羽弁護団長は、「権利性がないのだから法律を上回って交付要綱に何を書いても、どんなことを規制しても自由なのだという論理は到底認められない。判決は国の主張を鵜呑みにし、行政にいっそう広範な裁量権を与えるもの。これは補助金を利用した政治政策、治安管理的政策、植民地主義的な政策だ」と語気を強めた。

http://chosonsinbo.com/jp/2018/03/il-1372/
■朝鮮新報〈大阪補助金裁判〉不屈の精神、団結の力で勝利を/控訴審判決の報告集会に500人
 「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」の藤永壯*1共同代表は、朝鮮学校が置かれている状況を歴史的な脈略の中で捉えなくてはいけないと指摘した。
 朝鮮学校の民族教育権をめぐる裁判において、日本は民主主義教育の基盤となってきた教育基本法を振りかざし、同法が禁ずる「不当な支配」を主張している。遡ること70年前、「4.24教育闘争が繰り広げられた時も旧・教育基本法を盾にして朝鮮学校の閉鎖が命じられた」。藤永共同代表は、国家自らが公然とレイシズム政策を執っているのが日本の本質だと警鐘を鳴らしながら、「4.24教育闘争という厳しい試練を受けてなお民族教育を再建した歴史的な経験を今こそ振り返ろう」と語った。


■日刊イオ『3月20日、大阪補助金裁判高裁判決』
https://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/ce49ff1843ba27cbf7d654130fffc838
 「歴史学的にはえん罪であることが通説である大逆事件横浜事件についに再審無罪判決を出さなかったこと」「砂川訴訟での田中最高裁長官と政府との密談」などを考えると二審でも酷い判決が出る*2のではないかという恐怖感、危惧がどうしても否定できませんが、ひとまず紹介しておきます。3/20になったら別途コメントすると思います。できれば喜びのコメントをしたいところです。
 もちろん俺が喜びのコメントをできる「正当な判決」がでたところで「安倍政権が上告すること」はほぼ確実ですし「裁判所の力でないと」、つまり日本人マジョリティの力ではこうした差別が止められないという問題点は残るわけで、そういう意味では「手放しでは喜べない」ですが。
 「やや話が脱線しますが」民事と刑事という違いはあれ、「裁判所が行政に不当な配慮をしているのではないか」という意味では3月18日に最終回となったTBSドラマ「99.9 -刑事専門弁護士」シーズン2の描写には複雑な思いがしますね。

参考

http://realsound.jp/movie/2018/03/post-172474.html
■『99.9』最終話、真犯人を明かさなかった理由とは? 現実にも通ずる“司法の深い闇”を考える
 「(ボーガス注:裁判所や検察と言った)司法への信頼は揺るがしたらいかん」と語る(ボーガス注:再審無罪判決に否定的な)川上に問いかける深山の言葉が本作の、シーズン1と2を通しての最大のテーマだ。
「司法とは一体誰のためにあると思っているんですか?」。
 今回のエピソードのように再審請求がスムーズに通ることは、非現実的かもしれない。それでも、より多くの事件が“事実”にたどり着くことができて初めて“司法への信頼”は生まれるものなのだろう。

http://biz-journal.jp/2018/03/post_22683.html
■『99.9』、ここが「あり得ない」? 裁判官と検察の「知られざる関係」
 これまでの法廷ドラマであまり見られなかったが、『99.9』には笑福亭鶴瓶が演じる川上憲一郎という東京地裁所長代行が登場する。甲本雅裕が演じる遠藤啓介という裁判官の上司に当たる存在だ。
(中略)
「1969年に『平賀書簡問題』というのがありました。北海道夕張の長沼に航空自衛隊のナイキJ地対空ミサイル基地を建設するために、その予定地に対して、農林大臣が国有保安林の指定解除したんです。これに対して一部の地元住民が、自衛隊違憲だから国有保安林の指定を解除を取り消せ、という訴訟を起こしたんです。札幌地方裁判所で争われたんですが、平賀健太という所長が担当裁判官に対して、原告の申し立てを却下する方向で、こうしたほうがいいよという詳細なメモを渡したんです。これが発覚して日本国憲法が規定している『裁判官の独立』を犯したということで、平賀所長は最高裁事務総局から注意処分を受けました。
 こういうかたちで明確に指示するとアウトです。ドラマでは、政府が少年法の犯罪の厳罰化を進めていく方針があって、鶴瓶演じる所長代行がそれに沿った判決を出させようと画策するという構図になっています。実際にはそういうことはないんです。所長代行が裁判官同士の集まりのなかで『いい判決、重い罪を書いてくれることを期待してます』みたいなことを言って、その後で『まあ、彼の事件ですから』みたいに付け加えるんですね。『厳罰の判決書けよ』と直接言ったりはできないですが、それを期待していて、なんとなくプレッシャーを与えている。あの感じは、現実の司法の世界をうまく描いていて、法曹関係者にとっては本当におもしろいシーンでした」
(中略)
「しかし裁判官の独立が謳われていても、それがどこまで貫かれているかというと疑問です。
(中略)
 最高裁事務総局というところは人事権を持っていますから、怖いですよ。変な判決書いたら飛ばされますから」
 福井地裁で14年に大飯原発差し止め判決を出し、15年に高浜原発差し止め判決を出した樋口英明裁判長は、名古屋家裁に異動させられた。
「裁判官の内情を描こうとしているのが、『99.9』の新しいところですね。これまでの法廷ドラマというのは、検察官が『おまえ、やったんだろ!』『有罪だ!』みたいに鬼みたいに攻めて、弁護人ががんばって、最後はおおらかな裁判官が大岡裁きをするっていう構図でしたが、裁判官が胡散臭い感じで描かれているのは珍しいですね」

http://www.tbs.co.jp/999tbs/story/5.html
■第5話
 公判では、裁判官の遠藤(甲本雅裕)は弁護側に一貫して頑なな姿勢で弁護側の主張を採用しようとしない。
 この事件、裁判所と検察のある思惑が一致して、両者が半ば結託するような形で進められていたのだ。

http://www.tbs.co.jp/999tbs/story/
■最終話
 深山(松本潤)たちのもとに、死刑囚・久世貴弘(小林隆)の再審請求の依頼がきた。
 依頼人は、久世の息子・亮平(中島裕翔)。久世は8年前に妻を殺害後、放火したとして「建造物放火及び殺人罪」で死刑判決を受けていたが、息子の亮平は「両親は仲が良く、父が母を殺すわけがない」と言い切っていた。深山と舞子(木村文乃)は、自分自身の経験もあり、久世の無実を立証するために調査に乗り出すことに。
 しかし、再審請求は『開かずの扉』と呼ばれるだけあって、一度最高裁で結審した判決を覆すことはほぼ不可能に近く、苦戦を強いられる。その上、再審請求を審理する裁判長に川上(笑福亭鶴瓶)が就任する。 久世の無実を立証すべく奮闘する深山たちに、(ボーガス注:過去に無罪判決を何度も出さざるを得なくなり)辛酸をなめさせられ裁判所内で後がない川上は、建前では公平に審議するためと言いつつ、(ボーガス注:再審請求を潰すため)深山たちに無理難題を押しつけるのだった。


東京新聞朝鮮学校に関心持って 祖国訪問追ったドキュメンタリー 茨城大で上映会』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201803/CK2018031902000148.html
 こうした朝鮮学校支援の動きが少しでも大きくなることを期待し、紹介しておきます。


東京新聞『群馬朝鮮初中級学校 県補助金受給を断念』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201803/CK2018031302000154.html
 「断念」といっても「2017年度内の受給断念」です。2018年3月も、この東京記事時点で約2週間が過ぎ、2017年度はもはやほとんど日がないのだから仕方がないでしょう。「2018年度」に問題は持ち越されるわけです。

 支給条件として、同校が在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)と関係がないことを明確にするようにも要求。これに対し、同校は県に財務情報を示し、朝鮮総連から資金支援がないことを説明してきた。

 正直こんなことを支給条件にするのは民間団体への不当な政治介入であり、言いがかりも甚だしいですが、群馬の朝鮮学校関係者がそうした県の要望に「可能な限り応じる」というのであれば、一日本人に過ぎない「部外者」の小生としては「無法な要求に応じるべきではない」などと彼らを批判する気はありません。
 ただ「このような愚劣な行政の行為」に怒りと申し訳なさを覚えるだけです。


毎日新聞『高校無償化:朝鮮学校適用外訴訟 原告卒業生ら出廷へ 前次官は持ち越し 地裁小倉 /福岡』
https://mainichi.jp/articles/20180309/ddl/k40/040/523000c

 朝鮮学校への無償化法適用に前向きな前川喜平・前文部科学事務次官と、2013年に文科相として適用外とした下村博文衆院議員の証人尋問の採否は、5月10日の弁論まで判断を持ち越した。

 前川氏や下村が本当に法廷で証言したらかなりのビッグニュースでしょう。どうなるか注目したい。


日経新聞北朝鮮への宣伝放送を中断 韓国国防省
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29710360T20C18A4EAF000/
 そりゃ南北首脳会談前にこんなことを続行していたらケンカを売ってるのも同然ですからねえ。
 「アンチ北朝鮮活動家」id:noharra先生あたりだと「続行して何が悪い」といいそうですが。


■浅井基文ブログ『朝鮮労働党中央委員会総会決定の重要な意味』
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2018/1014.html

 韓国、中国、ロシアはもちろん、EU、イギリスも上記第二の点について高く評価する声明を発表しました。トランプ大統領ツイッターで歓迎する言葉を発しました。ところが、アメリカ及び日本国内では、「北朝鮮はこれまでにも約束を破ったことがある」として、今回の朝鮮の発表を懐疑的に受け止める向きが多いのが実情です。
 しかし、このような受け止め方はまったく的外れです。「北朝鮮はこれまでにも約束を破ったことがある」という受け止め自体も実は大きな問題がある(これらの懐疑的見方は、米朝枠組み合意及び9.19合意を朝鮮が「破った」という断定、あるいは、かつて金正日が冷却塔を爆破しておきながら核開発は継続したという一方的断定に基づいていますが、これらの断定については議論の余地が大きい)ことについては、ここでは立ち入りません。
 過去における朝鮮の約束・行動は、いうならば金正日の一存で行われたのですが、今回の決定は金正恩の独断ではなく、朝鮮の最高意思決定機関である朝鮮労働党中央委員会総会の全会一致の決定です。もちろん、「そんなのは金正恩独裁体制の下におけるお飾りに過ぎない」という反論は直ちに行われるでしょう。しかし、そのような反論があることは認めた上で私が指摘しなければならないのは、今後仮に朝鮮が以上の決定内容と異なった行動を取るためには、再び朝鮮労働党中央委員会総会による決定という手続きを踏む必要があるということです。つまり、金正恩の一存で今回の決定を覆すことはないということを、金正恩は正規の意思決定機関の決定という手続きを踏むことで対外的にコミットしたということなのです。したがって、「過去の事例」をもとに朝鮮の今回の決定の意味を疑ってかかる見方は決定的に間違っています。
(中略)
 今回の決定は非核化について触れていないという軽率を極める批判が出ていますが、非核化について触れていないのは当たり前です。この問題は正にこれからアメリカを相手に交渉する事柄であり、朝鮮がボトム・ラインとする休戦協定の平和協定への転換及び米朝国交正常化にアメリカが応じる場合にのみ、朝鮮も最終的に非核化するということであり、その点については金正恩と直接交渉したポンペオ(したがってトランプ)も当然認識しているでしょう。
 私が今回の朝鮮労働党中央委員会総会に関する労働新聞及び朝鮮中央通信の報道を読んで改めて確認できたのは、並進路線はあくまで「経済建設と核武力建設並進路線」であって、「核武力建設と経済建設並進路線」ではないという李敦球の指摘の重みです(3月1日のコラム参照)。私流に言い換えるならば、経済建設が目的(主)であり、核武力建設はそのための手段(従)であるということです。アメリカに対する交渉力を確立するために核武力建設に邁進する(その間は中国及びロシアの批判にも一切耳を貸さない)、しかし、核武力(デタランス)が確立した上は、「非核化に応じること」を最大の交渉上の武器(手段)として経済建設という目的を実現するための最大限の外交上の成果を獲得する。これが金正恩の戦略であると私は指摘しました(2月3日及び3月8日のコラム参照)が、今回の決定を読んで、私の判断は的を射たものであったと確認できます。

 概ね同感なので紹介しておきます。浅井先生が言うように「党委員会決定」という部分は非常に重要かと思います。


■産経【北朝鮮拉致安倍晋三首相「拉致問題前進が極めて重要だ」 拉致被害者家族との面会発言要旨
https://www.sankei.com/politics/news/180422/plt1804220019-n1.html

 文在寅*3大統領と電話会談したときも、中国の王毅*4国務委員が来日した際も、拉致問題の重要性を話し、協力を要請した。

 大事なのはあの安倍ですら拉致解決には中韓の協力が重要だとしていることですね。
 そのくせ南京事件否定論河野談話否定論に加担したり、靖国参拝したりするんだから安倍には呆れますが。


■産経【北朝鮮拉致】救出へ「千載一遇の好機」「具体的な道筋を」 被害者家族、重大局面に期待と不安
https://www.sankei.com/affairs/news/180422/afr1804220013-n1.html
 米朝首脳会談を「拉致解決の千載一遇の好機」と評価するならこうした状況を作り上げた一人・文在寅韓国大統領に巣くう会や家族会は感謝すべきでしょうが、巣くう会自体が慰安婦問題などで文氏を敵視するウヨの集まりなのでまあ感謝しないんでしょうね。

 米国も拉致問題での協力を約束しながらほごにしてきた歴史がある。
 平成18年、訪米した横田めぐみさん(53)=同(13)=の母、早紀江さん(82)とホワイトハウスで面会した当時のジョージ・W・ブッシュ大統領は家族の努力に共鳴し、北朝鮮を厳しく指弾した。だが、北朝鮮が核開発で譲歩を見せると、米国はテロ支援国家の指定を解除。拉致は置き去りにされた。

 家族会が「テロ支援国家指定を維持せよ」と要望したのにブッシュに無視された有名な話です。まあ米国にとっては優先順位は「核ミサイル問題>拉致」でしょうからねえ。

「(北朝鮮は)嘘とだましの繰り返しだ。全被害者が帰国するまで絶対、制裁を緩めてはならない」。めぐみさんの弟、拓也さん(49)は怒りを込める。

 そんなバカなことを言っていたら一人も帰ってきませんよ。「一人でも帰ってきたらお土産を出す」でないとどうにもならないでしょう。それが小泉訪朝あるいは「第18富士山丸船長が解放された金丸*5訪朝」だったわけです。もはや横田拓也は「姉は生きていない」と判断の下に北朝鮮に復讐がしたいだけのように見えます。
 とはいえ「姉・めぐみさんの娘」があの国にいるのに「お前何考えてるんだ!。姪をなんだと思ってるんだ!」ですが。

 めぐみさんのもう1人の弟、哲也さん(49)は「交渉決裂なら軍事衝突もあり得る。被害者をどう救出、保護するのか」と、政府に有事への備えを問うた。

 軍事衝突なんかしたら救出しようがないし、当然、選択肢は「軍事衝突しない」しかありません。
 俺は護憲派ハト派ですが以上の指摘はそういうこととは関係ありません。「軍事衝突を容認する」とは「拉致被害者が死んでもかまわない」という意味にしか現実問題なりません。
 なんでこう横田一家ってのはお父さん除いてバカばかりなのか。まあウヨの母親の影響なんでしょうが。

 集会で家族は国民の後押しも切望し、早紀江さんはこう呼びかけた。
「拉致が解決できない日本の国はおかしい。心を一つに、日本のため、二度と同じような悲しみ*6が起きないようにするためにも、力添えください」

 力添えといったって俺のような一般人にできることは何もありませんよ。外務省の外交努力に期待するしかないですが、しかし家族会は大恩人の田中均氏に因縁つけて外務省から追放した前科がありますからねえ。アレを見た外務官僚の多くは「田中さんのようにはなりたくない」「障らぬ神にたたりなし」「とにかく家族会や巣くう会に恨まれないことだ」と思って「制裁だけやってればいいんだ、家族会も巣くう会もそう言ってるし」としか思わなかったでしょうね。俺が外務官僚なら保身のためにそうしますから。それで「拉致が解決できない日本の国はおかしい」と横田母がいったところで「拉致が解決しないのはお前ら家族会がバカだからだろ!、ふざけんな!」ですね。


朝日新聞『米市民3人、北朝鮮が解放方針 トランプ氏訪朝なら』
https://www.asahi.com/articles/ASL4P4WF8L4PUHBI01W.html
 解放方針が事実ならば、北朝鮮の思惑が何でアレ大変いいことです。


産経
■【北の核実験場廃棄声明】中国外務省は「歓迎の意」表明
https://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210031-n1.html
■【北の核実験場廃棄声明】「前向きな一歩」 EUのモゲリーニ*7外交安全保障上級代表は歓迎
https://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210043-n1.html
 まあ普通の人間は一応は歓迎するでしょうね。
 産経のように
■産経【主張】北朝鮮の表明 核保有国宣言ではないか
https://www.sankei.com/column/news/180422/clm1804220003-n1.html
なんてまるで評価しないのは全く非常識です。


■産経『北朝鮮が核実験場を廃棄、ICBM発射中止 党中央委総会で決定』
https://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210004-n1.html
 もちろん「朝鮮戦争正式終戦」「米朝、南北国交樹立」など「米韓のそれなりのお土産」を前提としての話でしょうから過大評価は禁物でしょうが、思い切った決断としてそれなりに評価したいと思います。まずは韓国や米国の適切な対応を望みたい。「お土産なし」なんてのは論外でしょう。
 なお、例の黒井文太郎のツイート(面倒なので引用はしませんが)を見てみましたが「まだ口頭発表だけだから信用できない」云々とかもう「本当、お前らアンチ北朝鮮って北朝鮮に対して悪口雑言って結論ありきなのな(苦笑)」つうツイートで吹き出しました。
 まあ小生も過大評価はしませんが黒井ほど否定的には評価はしません。 


■【北の核実験場廃棄声明】「並進路線終結で新たな段階に」 慶応大の礒崎敦仁准教授
https://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210048-n1.html

 拉致問題を抱える日本としては、日本独自でさらに積極的に外交を展開する必要がある。拉致問題は核・ミサイル問題とともに包括的解決を目指してきたが、事実上、拉致問題は(ボーガス注:米国や韓国、中露にとってはどうでも良く)わが国の懸案だからだ。

 礒崎氏が何言ってるかと言えばまず第一に「今回の北朝鮮発表が本気なら米韓としては万々歳。日本が何言おうと無視して制裁解除や国交樹立などに動く可能性がある」つうことです。
 第二に「結局、拉致で頼りになるのは日本にとって自分だけなんだよ、日朝交渉だけなんだよ」つうことです。
 「この北朝鮮の発表が結局米朝交渉の結果、ぽしゃるかもしれんやん」つう主張については磯粼氏は
1)ぽしゃるかもしれんがぽしゃらないかもしれん。ぽしゃらないこと前提に拉致について考えるべき
2)そもそもぽしゃること期待するのはおかしくね?(ぽしゃらない方が緊張緩和的な意味でいいんじゃねえの?)
としています。


■日経『北朝鮮の非核化「2020年までに」 河野外相』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29643720Q8A420C1MM8000/
 果たしてそんなことが可能か疑問ですが、それはさておき。
 安倍政権外相・河野ですら「2018年度中に非核化」なんて言わないわけです。ある程度のスパンを設けることが当然の前提になっている。


■産経『拉致解決、全職員で祈る 兵庫県庁がブルーリボンバッジ配布 全国で初、家族会も歓迎』
https://www.sankei.com/world/news/180421/wor1804210002-n1.html
 笑えない冗談も大概にしてほしい。そんなことと拉致解決と何の関係があるのか。「家族会も歓迎」ていつもながらバカなことしかしない、言わない「バカの集団・家族会」ですね。
 家族会のバカどもには「死ねばいいのに」と言いたくなります。
 まあ「バッジ着用は強制ではなく任意だ」というのはせめてもの救いですが、でも「つけたくない」とはいいづらいでしょうし、「同調圧力」であまり意味もないかな?。
 元兵庫県職員だというid:noharraこと八木孝三先生が現在も在職だったらバッジをつけたんでしょうか、どうなんでしょうか?

 海外では、さまざまな色のリボンにメッセージを込めて身に着ける「リボン運動」がある

 有名なところでは

アウェアネスリボン(ウィキペディア参照)
グリーンリボン
 移植医療普及または環境保護活動
・レッドリボン
 薬物乱用の防止またはエイズの理解・支援
ピンクリボン
 乳がんの予防啓発
・オレンジリボン
 国際的には反人種差別。日本では児童虐待防止。

などがあります。

参考
毎日新聞ピンクリボン活動、今季も 日ハム・田中内野手 1安打で1人に乳がん検診/北海道』
https://mainichi.jp/articles/20180417/ddl/k01/050/103000c

 27年、民放で、制作側が意味を理解せずにブルーリボンバッジを着用した政治家が汚職*8で逮捕されるドラマを放送。局は「配慮に欠けた」とホームページ上で陳謝した。

 陳謝する必要なんかどこにもないんですけどね。「ブルーリボン着用者」安倍が加計森友疑惑で騒がれてる今、このドラマはむしろ正しかったんじゃないか(皮肉のつもり)。
 ちなみにこのドラマ『SP八剱貴志』で逮捕される政治家は「元都知事で今は代議士(寺田農が演じる。明らかに、石原慎太郎都知事がモデル)。自分の都知事時代の不正を追及しようとする正義派の新都知事の女性(萬田久子が演じる。明らかに小池百合子都知事がモデル)を暗殺しようと画策する悪党」つう設定だからそういう意味でも「ブルーリボン」には問題ないでしょう。石原はリボン着用者ですから。
 まあ実際のところは深い意味も考えず「ああいうリボンつけてると政治家っぽくてリアルに見える」つう制作者ののりなんでしょうけどね。
 俺個人はリボンについては
東洋経済オンライン『TBSドラマの「問題演出」は、なぜ起きたのか:裏には「下請構造」と「甘いチェック機能」』(水島宏明*9・法政大学教授)
https://toyokeizai.net/articles/-/83309
と水島氏がいう程問題だとは思いません。あえて言えばむしろ「小池百合子万歳」と認識されかねない点が問題かと思いますが、まあ所詮娯楽作品ですしね(なお、水島氏自身はウヨではなくむしろ穏健保守ないし左派の方です)。
 まあ

https://toyokeizai.net/articles/-/83309?page=3
 『SP八剱貴志』ではエンドクレジットの最後には「監督 村田忍」と出てくる。
(中略)
 ちなみに村田忍氏は(ボーガス注:TBS社員ではなく)フリーランスの映画監督だ。
 また番組の著作権や責任の所在を示す「製作」という最後のクレジットは「オスカープロモーション」と「TBS」の連名である。「オスカープロモーション」は大手の芸能プロダクションで上戸彩*10剛力彩芽*11武井咲*12らの大物タレント*13を数多く抱えている会社だ。
 同社のホームページにも4日からTBSの公式ホームページに掲載されているのと同じ謝罪文が「お知らせ」という形で掲げられている。なお、エンドクレジットに「企画」として登場する古賀誠一氏は、ネットで調べるとオスカープロモーション代表取締役社長だとわかる。
 つまり番組制作はTBSからオスカープロモーションに丸投げされているのだろう。

と水島氏がいうような問題、つまりTBSが細かいところまではチェックしてない、つう問題はあるのでしょうが。 
 ちなみにこのドラマ「SP八剱貴志」で「石原がモデルの元都知事」を追い詰める主人公は皮肉にも石原軍団の舘ひろしです。


朝日新聞北朝鮮で拘束の米国人3人、解放に向け協議 トランプ氏』
https://www.asahi.com/articles/ASL4M3CSHL4MUHBI00J.html
 世界最強の軍事大国アメリカですらこういうときは外交で取り戻すわけです。
 巣くう会の「自衛隊拉致被害者を取り戻す」がいかに暴論かと改めて思います。


日経新聞ランド研究所 ジェフリー・ホーナン氏 拉致解決、米の本気度に疑問』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2959272019042018PP8000/

 トランプ米大統領米朝首脳会談で日本人拉致問題を取り上げると明言したが、(ボーガス注:リップサービスであって)どこまで本気か疑問だ。米国にとっては朝鮮半島の非核化が最優先事項だ。
(中略)
 拉致問題の解決には日朝首脳会談を開くしかない。その前提として、まず日本は米国や韓国から北朝鮮問題の当事者と認識される必要がある。日本は政府開発援助(ODA)や技術協力で強みがある。こうした分野で問題解決に貢献できると訴えるべきだ。

 まあ常識で考えればホーナン氏にいわれるまでもなく分かりきった話です。ただしこうした事実を家族会や巣くう会は必死に否定しようとしますが。


■国基研『拉致解決はなぜ日米共同の課題か』島田洋一福井県立大学教授)
https://jinf.jp/feedback/archives/22615
 もちろん拉致問題は「日米共同の課題」などではありません。なぜなら日本人拉致など米国人にとってはどうでもいいでしょう。日本人など所詮外人です。

 拉致被害者の未解放は、テロ・破壊工作をやめるつもりがないことの証左である。

 ばかばかしい。生きてる拉致被害者が今もいる保証などどこにもないし、仮に生きていたとして「解放しない=テロ・破壊工作をやめるつもりがない」つうのはまるきり意味不明です。


■河野外相が逃げてはならないこと(島田洋一
http://japan-indepth.jp/?p=39257
 現状だって安倍首相、河野外相の慰安婦問題に対する態度は被害者(元慰安婦)や被害国民、慰安婦問題に取り組んできた政治家や研究者やジャーナリスト(マイク・ホンダ元米国下院議員、吉見義明・中央大学名誉教授、植村隆元朝日新聞記者など)を侮辱した酷いもんですが、それにしたって島田らウヨが希望する「河野談話公式撤回」は安倍や河野にはできないでしょう。そんなことをやれば、日韓関係は修復不能になるし、欧米や中国などからの厳しい批判も避けられないからです。

 父の住居を訪ねて膝詰め談判を行い、「日本軍は慰安婦を強制連行していない。性奴隷という表現は間違っている。記者会見での発言は舌足らずだった」との言葉を洋平氏自身が公に発するよう、「言わないならここで刺し違える」くらいの気迫で押すべきだろう。

 そもそも河野談話は洋平氏の個人的発言ではなく「宮澤内閣官房長官としての公的発言」であり、宮澤内閣が終了後も、「細川内閣」「羽田内閣」「村山内閣」「橋本内閣」「小渕*14内閣」「森*15内閣」「小泉*16内閣」「安倍内閣」「福田内閣」「麻生内閣」「鳩山内閣」「菅内閣」「野田内閣」といった歴代内閣が談話の「堅持」を主張しています。河野洋平*17が意見変更することはあり得ないでしょうが、今更、洋平氏が意見変更したところで何がどうなる話でもない。
 まあ、いずれにせよ、「実の息子」河野太郎*18はもちろん安倍ですらそんなことを洋平氏相手にやる気があるかどうか。洋平氏は「バカなことを言うな」「そんなくだらない理由で君らと会う気はない。俺は河野談話が間違ってると思ってない」「そんなにあの談話が間違ってると思うなら君らが政治家としての自分の責任で談話を廃棄したらいいだろう。俺はそんなもんに付き合う気はないしもちろん本当に廃棄したら、『廃棄すべきでない』と君らを批判するが」と一喝して終わりでしょう。

 慰安婦問題について問われたティラーソン米国務長官は「日韓だけが解決できるものであり、さらになすべき事があると認識している」(It’s one that only they can resolve. And we know that there’s more that needs to be done.)と語っている。

 日本とも韓国とももめたくないという米国の逃げ腰ぶりがよくわかります。


オウンゴール続ける日本政府の「歴史戦」(島田洋一
http://japan-indepth.jp/?p=38834
 そもそも「南京事件否定論」「河野談話否定論」という歴史戦自体が「進化論否定論(天地創造説支持)」「ホロコースト否定論」なみの愚行でオウンゴールだという認識はやはり島田にはないわけです。

 強制や誘拐、詐欺などを伴わない18歳以上の婦女子による売春は、国連の定義でいう「人身取引」には当たらない(特に欧州には売春を合法化している国があり、売春自体を「人身取引」とする定義は採用し得なかった)。すなわち、旧日本軍の慰安所利用は、現在の「国際的かつ普遍的な基準」に照らしても国際組織犯罪たるhuman traffickingには該当しないのである。

 「お前は何を言ってるんだ?」ですね。
 日本軍慰安婦には「強制や誘拐、詐欺を伴う売春」も「18歳未満の婦女子による売春」も存在していたのですが。吉見義明氏*19マイク・ホンダ氏などは島田らに対し「バカなのか嘘つきなのか」と困惑するだけでしょう。まあどっちであれ迷惑なだけですが。

 明確なオウンゴールを近年外務省はおかしている。2015年に「明治産業革命遺産」がユネスコ世界遺産に登録された際、韓国のクレームに屈して、外務省は、軍艦島などで朝鮮人が「労働を強制された(forced to work)」という事実に反する記述を書き加えた。この件で調整に当たった加藤康子*20内閣官房参与は、韓国が反対しても票は足りる、遺産の名誉を傷つけるような譲歩はすべきでないと主張したが、外務省に押し切られたという。

 外務省の上には岸田外相(当時、現在自民党政調会長)と安倍首相がいることを平然と無視し「官僚が悪い」と言い出すいつもの島田です。


■前川氏の天下り引責辞任について思うこと
 まあ天下りへの関与はもちろんいいことではありません。しかしそれでも「退官後、夜間中学や朝鮮学校無償化問題に取り組む彼」を見るに彼はやはり「それなりに魅力のある人間」なのでしょう。
 その点は、「秘書給与詐取」をしていいとはもちろん言いませんが、現在、政治家として活躍してる立民党の辻元氏なども同じでしょう。
 まあ、その点は「ウォーターゲートニクソン」「ロッキードの田中*21」なんかもそうでしょう。
 一方、その種の魅力を全く感じないのが「加計森友」安倍ですね。
 しかし安倍の疑惑は詭弁でかばうくせに、辻元氏や前川氏に対しては「秘書給与詐取」だの「天下り」だのいう島田ら安倍信者には全く呆れますね。


■島田のツイート

早目に辞めておかないと、どんな「罪」で逮捕投獄されるか分からないという判断だろう。
@「ナッツ姫」と妹、韓進グループの全役職辞任: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29701050S8A420C1FFE000/

 もちろんそんなことではなく、「辞職させないと国民的な不買運動が起きかねない」つう話でしょう。もちろん彼女のパワハラ行為が犯罪に該当するとして処罰される可能性はゼロではないでしょうが、そんなことは辞任理由のメインではないでしょう。

 崩壊させる以外ない相手。米朝首脳会談の決裂こそが事態を進める「前向きな動き」 。

 おいおいですね。「巣くう会副会長」という立場の男が言う発言じゃないですね。北朝鮮を崩壊させてどうやって拉致被害者を救出するのか。家族会もよくこんな男が巣くう会副会長であることを容認できるもんです。

 日本政界の最も濃厚なウミは野党だ。辻元清美が野党の顔として安倍首相をウミ呼ばわりする異常が連日ニュースとして流される。日本は相当危ない。
@安倍首相は「うみ出す行動を」=喚問・麻生氏辞任を要求−野党:時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042100467&g=pol

 辻元氏ら野党の「柳瀬喚問、麻生更迭要求」に対してまともに反論できず、名誉毀損にも該当するであろう、くだらない悪口雑言に走る島田です。
 つうか記事(https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042100467&g=pol)に名前が出てくるのは辻元氏(立憲民主党国対委員長)だけでなく

・枝野立憲民主党代表
・小池共産党書記局長
・増子*22民進党幹事長

もいるのに辻元氏にだけ悪口とは、島田はどれほど辻元氏を嫌ってるんでしょうか?
 それはともかく、むしろ「相当危ない」のは「今更の話ですが」、島田のような非常識人が「巣くう会副会長」であることを容認する拉致被害者家族会の惨状でしょう。

島田洋一リツイート
 女性として全く魅力がないどころか、寄って来るなら逆にこちらにとってセクハラになる連中という長尾議員の素直な感想。
■長尾たかし
 セクハラはあってはなりません。こちらの方々は、少なくとも私にとって、セクハラとは縁遠い方々です。私は皆さんに、絶対セクハラは致しませんことを、宣言致します!

 バカかとしか言い様がありません。
 まず第一に「#MeToo」パフォーマンスしている福島瑞穂氏、辻元清美氏、蓮舫氏らは「私にセクハラしないで」「私は自分に対するセクハラを告発する」などセクハラ被害者として発言してるわけではありません(もちろん「私もセクハラされたので告発する」などという「セクハラ被害者の発言」という意味での「#MeToo」パフォーマンスも一方ではありますが)。この場合の「#MeToo」パフォーマンスとは「私もセクハラされた」という意味ではなく「私もセクハラ被害者を支援する、彼らの仲間となりたい」という意味でしょうに。そういう意味では俺も「#MeToo」のわけですし、ほとんどの人間はセクハラ擁護なんかするわけがないので「#MeToo」でしょう。
 第二に「島田や長尾の性的関心」イコール「皆がそう思う」ではない。福島氏、辻元氏、蓮舫氏らに性的魅力を感じる人もいくらでもいるでしょう(当たり前ですが。不細工をネタにしてるお笑い芸人・山田花子のような人間にも配偶者はいるわけですし、世の中、そんなに美男美女だらけでもない。つうか福島氏、辻元氏はともかく蓮舫氏はそもそも「性的魅力を売りにするキャンペーンガール出身」なのですが)。
 第三に「この島田や長尾の言動」のような「ブスは黙れ」「お前なんか誰が痴漢するか」などという「性的な表現による侮辱行為」も立派なセクハラ(性的嫌がらせ)です。何もセクハラとは「魅力を感じた異性に対する強制性暴力行為(痴漢や強姦)」のみを意味するわけではない。
 第四にこの長尾や島田の発言は「魅力を感じる異性にはセクハラ(強制性暴力行為)するかもしれない」という自白、あるいは「魅力を感じる異性にはセクハラしても仕方がない」という居直りと理解されても仕方がないでしょう。まあ、長尾(自民党代議士)のようなバカを野放しにして、福田次官に何ら懲戒処分をしないのでは安倍や麻生、ひいては自民党が、「セクハラに甘い女性差別集団」と認識されても文句は言えないでしょう。
【追記】

https://www.sankei.com/politics/news/180422/plt1804220018-n1.html
■産経【財務次官セクハラ疑惑】「セクハラ縁遠い」と投稿 自民・長尾氏、女性議員を揶揄
 自民党の長尾敬衆院議員(大阪14区)が、野党の女性議員らがセクハラ撲滅を訴える場面の写真を添付して「私にとって、セクハラとは縁遠い方々」と揶揄する投稿を自身のツイッターにしていたことが22日、分かった。「私は皆さんに、絶対セクハラはいたしません。宣言いたします」とも記していた。
 閲覧者から「その発言こそがセクハラだ」との批判が集中。長尾氏は投稿を削除し、自身のホームページで「写真に掲載されている女性議員の皆様に、心からおわびを申し上げる」と謝罪した。
 添付した写真は、福田淳一財務事務次官のセクハラ疑惑を巡り、野党の女性議員が20日、黒い服を着て「#MeToo」と書かれたプラカードを掲げて財務省に抗議に向かう際のものだった。

 普通に考えて批判が出るのはわかりきったことです。はっきり言って長尾はバカすぎです。なお、長尾が小物ウヨであることもあって産経も冷たい扱いですね。しかし長尾も大阪、橋下維新も大阪。大阪人ってのは常識がないんでしょうか?

 セクハラ問題の対処に当たって最も重要なのは常識とバランス感覚だ。この連中には、そのどちらも滑稽なまでに欠けている。
【財務次官セクハラ疑惑】辻元清美氏、蓮舫*23福島瑞穂*24…野党女性議員が黒服で抗議「#MeToo」運動にならい
https://www.sankei.com/politics/news/180420/plt1804200018-n1.html

 「でそういうあんたは福田のセクハラ疑惑は奴が言うように事実無根だと思ってるの、テレ朝報道局長や週刊新潮のように事実だと思ってるの、どうなの?」「具体的にこの件をどうすればいいと思ってるの?。セクハラ認定して今からでも福田を懲戒免職にすればいいと思ってるの?。麻生が財務省を代表して被害者に謝罪すればいいと思ってるの?。安倍が麻生を大臣から更迭すればいいと思ってるの?」などと聞かれても島田にはまともに答えられないでしょうねえ。
 島田の言いたいことは単に「この件で安倍や麻生を非難するな」つうだけのことでしかないからです。そしておそらくこれが「自社さ政権や民主党政権時代の財務省(大蔵省)でセクハラ発覚」なら「村山首相、武村*25蔵相」「橋本首相、久保*26蔵相」「鳩山首相、菅財務相」「菅首相、野田財務相(後に首相)」などを悪口していたでしょう。
 あるいは自民党政権でも島田が嫌ってるであろう「宮澤蔵相(中曽根*27、竹下*28、小渕、森内閣)」「谷垣財務相小泉内閣)」などなら財務相(蔵相)に悪口していたでしょう。
 どっちが「常識とバランス感覚がない」のか。まあ、安倍や麻生がきちんと福田を処分すれば島田らウヨも「よくやった」「福田は処分されて当然だ」だったんでしょうが何をとち狂ったかかばうから、島田らも一緒になって福田をかばうわけです。
 なお、小生は素人ですので以下は「素人の思いつき」にすぎませんがセクハラ問題で大事なことは「セカンドレイプしないこと」でしょうね。
 被害者の言うことに何でも従えばいいわけではないでしょうし、場合によっては「セクハラの虚偽申告」もあるでしょう。
 とはいえ被害者の多くは「セクハラに対して必ずしも理解があるとはいえない日本社会」において「こんなのセクハラじゃないといわれないだろうか」など恐怖感や悩みを抱えてるでしょうからそれを助長しない対応が必要でしょう。

「女性の貧困調査」などと言い訳しない分、前川よりはマシだ。今のところ
【新潟知事女性問題】ネット通じ複数の女性と関係 就任後も「短い期間に数回ある」
https://www.sankei.com/affairs/news/180417/afr1804170025-n1.html

 今の時期、女性問題がらみで出てくる話は「前川潰しを狙った官邸が結局、彼を潰すことができなかった」、つまり「前川はもしかしたら買春していたかもしれない」など、前川氏にどう悪意に理解しても「少なくとも官邸側に前川主張を覆す証拠が何らなかった」例のバー通いの話ではなく

http://lite-ra.com/2018/04/post-3955.html
「だから浮気しようね」「おっぱい触っていい?」「抱きしめていい?」といった露骨なセクハラ発言

が音声データで暴露された福田財務事務次官の方でしょうに。福田事務次官の「言葉遊び」というくだらない言い訳でしょうに。
 暴露したのが「ウヨ系の週刊新潮」つうのが重要ですね。つまりウヨお得意の「朝日ガー」「左翼ガー」「アンチ安倍の野党支持者ガー」が使えないわけです。
 しかし「買春したかどうか疑わしい前川氏の話(少なくとも例のバーはそういうことに使われることもあるだけでそれが主目的ではありません)」ではさんざん彼を非難した連中が「音声データまで暴露された真っ黒なセクハラ男・福田」に対してはだんまりなんだから呆れます。まあ、安倍と麻生が彼を今のところ更迭しないからで、更迭すれば福田氏に悪口雑言でしょうが。しかし安倍と麻生も良くこんな人間をかばえるもんです。そして自民党公明党幹部もさすがに安倍や麻生に「福田切り」を主張したらどうなのか。

http://lite-ra.com/2018/04/post-3955.html
「福田次官を告発したのは、民放の複数の女性記者だといわれていますが、それ以外でも、財研(財政研究会=財務省記者クラブ)に所属して、福田次官を取材したことのある女性記者はほとんどが同様のセクハラを受けている。これは各社経済部では有名な話です」(全国紙経済部記者)

 リテラの記事が事実ならマスコミも腰抜けとしか言い様がないですね。
 朝日、読売、毎日、日経など各社が共同で「我が社の女性記者たちに確認したところ、皆が『あの種のセクハラ発言をされたことがある』と証言しました」と発表したらどうなのか?
 そして福田という輩も人格が破綻している。準強姦で逮捕された内柴みたいなもんでしょう。周囲が彼らの権威や権力に忖度するからつけあがるわけです。

http://lite-ra.com/2018/04/post-3955.html
 財務省が全面否定している根拠というのがひどい。財務省は、福田次官への聴取結果として〈女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない〉としたうえで、〈時には女性が接待しているお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある〉などというのである。
 財務省と福田次官は「女性が接待しているお店」なら「おっぱい触っていい?」が許されるとでも思っているのか。

 ですよねえ。例えばフーターズで、いやキャバクラだって「おっぱい触っていい?」はまずいでしょう。それが許されるのはイメクラやソープランドファッションヘルスといった完全な「セックス目的の風俗店」だけだと思いますが。それこそ「福田の言う店とはどこなのか?」つう話です。
 しかし「三流官庁と言われる」「大臣経験者で首相になった人間がほとんどいない*29」政治力の乏しい文科省の元事務次官の前川氏が「退官後、夜間中学設置運動にコミットしたり、加計告発したりして」それなりに評判を高めてるのに対し、「予算握ってる最強官庁」「大臣経験者が首相になることが多い*30」「大蔵官僚出身者から首相(池田勇人*31福田赳夫*32大平正芳*33宮澤喜一)がでている」最強官庁の事務次官がセクハラを起こしたあげく、暴露されても居直り。全く人間性というのは「世間的な権力や地位とは必ずしも関係ない」ということを実感します。
 いや前川氏の「文科事務次官」というのは世間的には立派に高位高官ですけど。

http://lite-ra.com/2018/04/post-3955_2.html
 きょうの『とくダネ!』(フジテレビ)では、コメンテーターの為末大氏が「記者さんじゃないですか。自社で(告発報道を)出さなかった理由が知りたい。なんでわざわざ『新潮』に。自分のところで出したらこれスクープだと思うんですけど」などと発言していた。

 リテラも指摘していますが、そりゃ「女性記者の所属するメディアの上層部が権力者・福田次官に忖度して、出したくても出せないから」でしょうね。それ以外に何かあるのか。
 為末が「忖度する上層部はおかしい」という意味合いで発言したのならともかくそうでないならリテラが批判するように為末はバカです。

 政界における辻元清美は、人体で言えば鼠蹊部にできた腫瘍に当たる。

 完全な誹謗中傷ですね。
 しかも誹謗の理由が「加計森友問題で安倍批判するから」つうから呆れます。今やあの問題では石破や石原伸晃ですら安倍に批判的なことを言い出してるのに。
 まあ、あえて言えば「人体で言えば鼠蹊部にできた腫瘍に当たる」のは加計森友なんて無法をやらかした安倍でしょうね。悪政か善政かというのは意見の争いがあり得ますが、加計森友のような不正には本来意見の違いなどあり得ません。
 「あんなもん許したら政治がゆがむ」のでまともな人間なら容認できませんが島田ら安倍シンパ右翼はまともじゃないから擁護するわけです。
 島田らにとっては「石破や石原、岸田じゃ極右度が足りない」んでしょう。まあ「極右でありさえすれば汚職しても容認する」なんてまともな人間にはとれない態度です。

自民党議員がなぜ全員、維新松井のような論陣を張れないのか
「首相案件」問題なし=松井維新代表
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041100918&g=pol

http://www.sankei.com/politics/news/180412/plt1804120053-n1.html
 自民党伊吹文明*34衆院議長は二階*35派(志帥会)の総会で、一連の問題が「法律的に批判されるものではない*36」と述べた上で「これは道義の問題だ。ありていに言えば、安倍さんには大変な道義的責任がある*37」と明言した。
 石原伸晃*38前経済再生担当相も石原派(近未来政治研究会)会合で「権力を持つ側は絶えず謙虚であって、道義的な責任も国民に謙虚に示す姿勢が大切だ」と語った。
 石破茂*39元幹事長は石破派(水月会)会合で「『批判するな』という人もいるが、自浄作用を失うほうがよほど怖い」と安倍政権にクギを刺した。谷垣*40グループ(有隣会)の逢沢一郎*41国対委員長は「国民は怒りを通り越してあきれ返っている」と述べた。

という状況が島田的には不愉快なのでしょう。ぶっちゃけ「伊吹、石破、石原、逢沢の発言」なんて、まだまだ安倍批判としてぬるいですけどね。しかし維新もなんでこんな問題で安倍をかばいますかね。

 どうでもよい些事。騒ぐ者の愚かさが際立つだけ。
NHK加計学園文書「県職員が報告のため作成」愛媛県知事
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180410/k10011397681000.html

 「首相案件発言」について事実無根といえないあたり島田らしい無様です。もちろん些事ではない。
1)本当に首相案件なら「加計認可にノータッチ、認可は公正に行われた」という安倍の主張が嘘になるし
2)首相補佐官が「首相案件」と嘘をついていたなら「なぜ嘘をついたのか」「加計と個人的に癒着していたのか」「そうした無法は彼一人の個人的犯行に過ぎないのか、共犯者がいるのか」という話になるから
です。また1)の場合はもちろん、2)の場合でも「首相補佐官(官僚)のそうした無法」について安倍の管理監督責任は免れないでしょう。

 玉木雄一郎は「記憶もない、モラルもない」と安倍批判していたが、希望の党をまた民進党に合併させる自分のことではないのか。

 犯罪行為の疑い濃厚な加計森友疑惑とは全然レベルの違う話です。

朝刊に週刊文春、新潮の広告があるが、モリトモの文字がない。さすがにもう引っ張るネタがないわけだろう。元々空虚な「疑惑」だから当然だ。

 という島田ですが新潮はともかく、文春広告には

「安倍政権 テレビ制圧計画」。今井秘書官作成ペーパーを入手!

という文字があります。島田が言うほど週刊誌が「安倍の疑惑」から手を引いたかどうかはなんともいえないでしょう。

 司法に任せて本来の仕事に戻れ。

 詭弁で安倍に対する追及を否定しようとする島田ですが、加計森友疑惑追及は「必ずしも刑事責任を追及してるわけではない」。追及されているのは政治責任です。
 また、司法(検察)がこうした「与党の犯罪」を追及したがらないことも今更言うまでもないでしょう。そして島田は「細川首相の佐川疑惑」「小沢民主党幹事長の西松疑惑」「猪瀬、桝添知事の金銭疑惑」のときは国会や地方議会での「自民党を含む野党」の追及を容認し「司法に任せて余計なことはするな」などと言ってないのだからまあでたらめです。大体この島田の主張では、ロッキード疑惑、ダグラスグラマン疑惑、リクルート疑惑など過去の疑惑での国会証人喚問も全て不要と言うことになってしまう。

「安倍政権は民主主義を破壊し、政治に対する信頼を壊したと思っており、今すぐ、安倍内閣はその責任をもって総辞職すべきだ」(福島みずほ*42)。野党、特に福島を見ていると目が腐るほど、失礼、くらむほど愚かと言わざるを得ない。なぜここまで愚かな人間が弁護士、国会議員たり得たのか。日本社会の深刻な欠陥として検証すべき。 
@文書書き換えで与野党議論 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180325/k10011378061000.html

 「なぜここまで愚かな人間が弁護士、国会議員たり得たのか」が一番該当するのは誰が考えても稲田朋美元防衛相でしょうよ。「国会議員ではなく政治家」であるならば稲田の代わりに橋下元大阪市長をあげてもいいですが。
 なお、総辞職を明確に主張してるのは福島氏以外では

共産党の井上*43参議院幹事長「国民主権の根幹を崩す歴史的犯罪で内閣全体の責任で総辞職にも値する。」
自由党の森*44参議院会長「国がひっくり返るような、議会制民主主義が完全に壊された状況であり、この責任をとって内閣はすぐさま退陣すべきだ」

だそうです。まあ、立憲民主党民進党、希望は「総辞職しなくていい」といってるわけではなく「まず迫田*45元理財局長、佐川*46前理財局長、昭恵夫人などを証人喚問をすべきだ」としているだけですが。

君自身は何に真剣に、必死に取り組むのか。 
自民党大会】小泉進次郎党筆頭副幹事長 立て直す「組織の根本」が何なのか「注目している」 - 産経
http://www.sankei.com/politics/news/180325/plt1803250029-n1.html

 もちろん島田の場合「党執行部(安倍や二階幹事長など)に批判的であるかのような物言いをする小泉jr」に安倍信者として単に逆ギレしてるだけですが、一方で「まだ若手とはいえ、国会議員である小泉jr」が、『党執行部が立て直すという「組織の根本」が何なのか国民は「注目している」と思う』などと「他人事みたいな発言をする」のも極めて問題でしょう。
 「小泉jr自体は一体何をするのか、野党の昭恵証人喚問要求などを支持するのか」つう話です。
 もちろん「安倍擁護なんかしてももはやメリットがないが、とはいえ安倍が完全に終わる前に下手にガンガン安倍批判すると安倍に報復されかねないから、安倍批判と理解できるような曖昧なこと言ってお茶を濁しておこう。俺、父親が元首相でも、俺個人は石破元幹事長、石原元幹事長などのような大物じゃないし」つうのがjrの立場の訳ですが。

その通りだ。堂々と論陣を張ってほしい。
@前川氏講演照会の池田議員「地元の懸念届けるのは当然」:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL3Q4F5KL3QUTFK00G.html

 理由が何でアレ、教育介入自体が問題ですが介入動機が何かと言ったら「加計告発した前川氏への嫌がらせ」ですかららねえ。居直れば居直るほど非難されるし、「加計森友疑惑への注目」も集まるでしょう。
 当然野党も「地元の懸念とは何なのか、国会で問いただす必要がある」と赤池や池田の国会招致を要求するでしょう。

渕辺氏も私と同じ、国家基本問題研究所の評議員
@代表幹事に渕辺美紀氏  沖縄経済同友会 - 琉球新報
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-686481.html

 国基研役員なんて極右が沖縄経済同友会代表幹事とはびっくりですね。

 モリカケ問題を執拗に追及して安倍*47政権を倒し、福山哲郎首相、辻元清美官房長官をぜひ実現させよう。そこまで愚かな日本人がどこまでいるかだ。

 言ってる意味がさっぱりわかりません。
 まず第一に今の国会議席数では安倍辞任直後は、誰がポスト安倍になるにせよ「自民党からポスト安倍」でしょう。
 野党に政権が来る可能性は
1)安倍が衆院解散し、自民・公明が過半数割れ、最大野党立民が単独過半数or「他の野党と連立を成立させる」
2)第一次安倍政権で『安倍が小沢民主党相手に画策した大連立』のようなもんを自民党ポスト安倍が画策、自社さ連立・村山政権のように首相ポストを立民あたりにわたす
3)自民が二つに分裂、一方が立民など野党と連携する*48(そしてその場合首相ポストを立民あたりに提供)
くらいしかないでしょう。
 そして1)〜3)になる可能性は決して高くないし、まあ、安倍退陣を求める世論だって必ずしも1)〜3)を望んでるわけでもないでしょう。
 「安倍が辞めたら石破*49元幹事長、石原*50元幹事長、岸田*51政調会長あたりの自民有力者がポスト安倍になる*52」可能性が大きいわけです(まあそれだって島田は不満でしょうが)。大体、第一次安倍が終わったときだってポスト安倍自民党の福田氏*53だったわけです。
 大体、党ぐるみの汚職で「安倍*54幹事長、渡辺*55政調会長、宮澤*56蔵相」など軒並み政府・党幹部が謹慎を余儀なくされ、竹下*57首相辞任後、誰を首相に担ぐか、混迷を極めた異常事態のときですら「傍流の宇野氏*58、海部氏*59」を急遽担いで乗り切った自民党です。今回なんか安倍の個人犯罪なんですからリクルートに比べたら全然危機的状況じゃないでしょう。
 大体過去の自民党政権においてポスト「ホニャララ」が野党政権になったのは「ポスト第1次吉田*60内閣の片山*61内閣(しかし芦田*62政権を経て後に吉田に政権を奪還される)」「ポスト宮澤の細川内閣(しかし羽田*63非自民政権、村山自社さ政権を経て、後に橋本*64自民に政権を奪還される)」「ポスト麻生*65の鳩山*66内閣(菅*67、野田*68内閣を経て安倍自民に政権を奪還される)」しかありません。
 第二に、立民が政権を仮に奪還するとしても普通に考えて

福山哲郎首相、辻元清美官房長官

はないでしょう。立民の代表は枝野氏、ナンバー2の幹事長が福山氏です(ちなみにその他の幹部としては長妻昭*69政調会長(代表代行兼務)、近藤昭一*70副代表(選対委員長兼務)、菅直人海江田万里*71最高顧問など)。
 「国対委員長の辻元氏が仮に入閣するにしても」普通に考えれば

枝野幸男*72首相、福山哲郎*73官房長官

でしょう。
 島田の脳内構造は理解不能です。枝野氏以上に福山氏や辻元氏を憎んでいるのか。
 はたまた安倍支持層には枝野氏よりも福山氏や辻元氏の方が憎悪されてると思っているのか?

 生徒に聴かない自由はない。

といって前川講演に因縁つける島田ですが「拉致講演」に「生徒に聴かない自由はない」「拉致被害者家族のお涙頂戴や巣くう会幹部の右翼与太に聞く価値などない」といわれたらマジギレするんでしょうねえ。「聞くのは国民の義務だ」とかぬかして。いや俺は正直、横田奥さんだの西岡力だの、拉致被害者家族会、巣くう会関係者の講演に教育的価値があるとは全く思っていませんが。

 「総理夫人」との関係を利用しようとする人々が左右を問わず*74いること、その点で昭恵氏の言動が慎重を欠いたこと、などは分かりきった話だ。本人が反省しないなら追及する必要があるがそんな状況ではない。

 「昭恵が反省してるかどうか」など追及の必要性とは全く関係ないですが、それはともかく。どう見ても昭恵は反省なんかしてないでしょう。

 前川のような、最も児童が見本にしてはならない男*75を学校がなぜ招くのかという疑問を議員が抱くのは当然だ。

 「加計問題で我らが安倍様を批判し、敵対する前川は許さない」「前川を呼ぶ学校も許さない」という「質問を口実としたただの嫌がらせ、恫喝」をよくもまあ強弁するもんです。
 矢張り文科官僚の学校への質問は「財務官僚の森友国有地安値払い下げ、公文書改竄」同様の政治家の圧力だったわけです。
 しかし「安倍のウヨ仲間で文教族議員」赤池誠章(第二次、第三次安倍内閣文科大臣政務官。現在、自民党文科部会長)という名前が出てしまったのは安倍にとって痛手でしょう。こんなおいしいネタを野党が見逃すわけもなく、早速
■産経『野党6党*76が自民の赤池誠章参院議員ら参考人招致求める方針で一致 前次官授業の照会めぐり』
http://www.sankei.com/politics/news/180320/plt1803200024-n1.html
となってしまったわけです。

 モリカケ騒動で安倍退陣を迫っている勢力と対北宥和・自虐史観勢力は重なる。

 もちろんそんな事実はありません。たとえば「希望の党」もこの件では安倍批判していますがあの党のどこが「対北宥和」なのか。
 まあ、常識のある人間なら「河野談話自虐史観だ」「南京事件は中国の捏造だ」だの「北朝鮮相手に米朝交渉だの馬鹿げてる、北朝鮮の政権転覆しかない」「日朝平壌宣言など公式に廃棄すべきだ」だの島田のような暴論ははきませんのでそういう意味では「重なっています」がそれ単に偶然(?)に過ぎませんから。
 島田のまねすれば「モリカケ擁護勢力(安倍)は消費税増税派で、批判勢力(野党)は増税反対派」だともいえますがこれまた「偶然」にすぎません。
 大体安倍の支持率が30%後半にまで落ち込んでるのに何を抜かしてるのか。

 かつて西岡力氏を代表に拉致・北朝鮮研究プロジェクトでささやかな額の科研費申請をしたが簡単に却下された。

 普通に考えて「学問的価値が低いから」却下されただけでしょうが、根拠レスで因縁つけるのだから島田にはいつもながら呆れます。つうか研究費は何も国からもらわなくてもいい訳で、いっそのことフジサンケイや日本会議にでも研究費の提供を求めればいいでしょうに。

 谷岡郁子氏は元民主党議員。非常にアクの強い左翼で、毛沢東夫人の江青に雰囲気が似ている。表に出れば出るほど大学のイメージが悪くなるだろう。

 まあこの島田のツイートで賛同できるのは「谷岡・至学館大学学長がろくな根拠もあげずに伊調*77に対するパワハラを否定すると、栄氏に対する身びいきだとして非難される」つうところだけですね。
 江青にどこが似てるのかさっぱり解りません。むしろ日本で江青に似てるのは「安倍の威光で図に乗る昭恵」でしょうよ。まあとはいえ「昭恵=日本の江青」といえば島田はマジギレでしょうが。
 谷岡氏が元民主党議員なのは事実ですが、彼女のどこが左翼なんでしょうか。まあ島田のような極右でないことは確かですが。
 つうかまあ、確かに谷岡氏は非常識でしょうが「根拠もまともにあげずに事実無根と主張して呆れられる」つう意味では谷岡氏のパワハラ否定と、安倍夫婦および安倍取り巻き連中(例:島田洋一)の「安倍夫婦の森友問題への関与否定」は大して変わりません。
 あえて言えば「被害者が伊調しかいないパワハラ」より「国有地がたたき売りされて国民が被害者」の森友の方がより問題です。
 なお、この件は谷岡氏の至学館大学も絡みますが、他にも「レスリング協会」「告発状を提出された内閣府内閣府が適切な対応をするかどうか)」も絡んでくる話です。谷岡氏や至学館大学だけ批判するのはもちろん適切ではない。

 出会い系バー通いは仮に個人の自由としても、それを女子の貧困調査と言い募って恥じないゲスさはおよそ教育の場の講師にふさわしくない。

と言いつのる島田ですが高世仁が言うように週刊文春記事を信じる限りむしろ

http://d.hatena.ne.jp/takase22/20170601
 私の今があるのは前川さんのおかげ、と彼女に言わしめる前川喜平氏は、「調査」ばかりか人生を教え、人を救っていたのである。すばらしい教育者であり、まれにみる人格者ではないか。
 本来、前川氏の加計学園問題にかんする証言と出会い系バー通いはべつべつの話なのだが、こうして、出会い系バー問題の真相がはっきりしてくると、前者の証言の信憑性がいっそう高まってくる。

でしょう。巣くう会とズブズブの高世でもさすがに島田に調子を合わせないわけです。
 まあ、出会い系バーで仮に前川氏が買春していてもそのことと加計告発の信憑性と全く関係ないですが。大体、今回の「公文書改竄」の告発者は明らかに「財務省関係者」であって前川氏じゃないですしね。こういう詭弁で安倍をかばおうとする島田の方こそ「福井県立大学教授」などという「およそ教育の場」にふさわしい人間ではないでしょう。まあ島田を教授にして恥じない福井県立大なんてまともな大学じゃないんでしょうが。何せ福井と言えばあのデマ極右・稲田朋美*78の選挙区ですしね。

「国会でなぜ『いいね』をしたか聞きたい」。野党が事実愚かだから賛意を表したわけだろう。何を改めて聞くことがあるのか。
【森友文書】安倍昭恵首相夫人「いいね」に野党幹部が反発 辻元清美*79「感覚が理解不能
http://www.sankei.com/politics/news/180314/plt1803140044-n1.html

 「で、その賛意とやらを国会で昭恵にしゃべられたら島田ら安倍シンパのウヨはなんか困ることでもあるの?。なんで国会招致に反対するの?」ですよねえ。
 まあ、島田も「どのあたりが野党が馬鹿馬鹿しいと思うのかはっきり言ってください」と昭恵が野党に質問されたあげく、「昭恵がしどろもどろになる」「昭恵が過去の安倍答弁などと違うことを主張して、追及される」「昭恵が野党やマスコミを誹謗する暴言を吐いて安倍批判が高まる」なんてことを恐れてることはモロバレです。

5月までに首脳会談というトランプ発言で一番驚き、右往左往しているのは北朝鮮だろう。

 言ってる意味がわかりません。「トランプ発言には驚いた」でしょうが右往左往はしないでしょう。そもそも対話を呼びかけたのは北朝鮮の方だからです。

「事実なら安倍内閣は総辞職をしなければならない」(共産党小池晃*80書記局長)。党史の不都合な部分の書き換えを続けてきた共産党はどうなるのか。

 「公文書書き換え(公文書改竄)が事実でも違法行為の隠蔽などが目的では無く善意の修正」「書き換えは財務官僚が勝手にやったことで首相には関係ない」という言い訳は予想していましたが、このいいわけには呆れました。
 「お前も書き換えてるじゃねえか!」なんてのは「野党にも収賄議員がいるから与党議員が収賄議員がいて何が悪い」レベルのトンデモ発言でしょう。 
 しかも島田の言う「党史の書き換え」つうのは例えば「野坂参三*81除名によって党史の野坂氏評価を変えた」つう話ですからねえ。是非はともかく違法行為ではない*82し、書き換えの事実は「書き換えました」と断り書きがある場合はもちろん、ない場合も過去の党史と見比べればわかる話です。
 今回なんか「朝日のスクープ記事」がなければ書き換えの事実は「書き換えた人間以外には解らない」のだから、話は全然違います。

 田村憲久*83財務省の決裁文書が書き換えられていたなれば(内閣の)最大級の危機だと思う」。自民党幹部が野党と一緒になって何を煽っているのか。

  いやいやまともな人間なら自民党幹部でも「書き換えが事実でも大した問題じゃない」とはいえないでしょう。

*1:著書『日本の植民地支配:肯定・賛美論を検証する』(共著、2001年、岩波ブックレット)、『「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ』(2006年、コモンズ)など

*2:当初、一審勝訴判決と誤解していましたが、これは一審も敗訴判決だったんですね。書き直しましたが大変失礼しました。

*3:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表などを経て大統領

*4:国務委員(外交担当)兼外相。駐日大使、中国共産党中央台湾工作弁公室主任(国務院台湾事務弁公室主任兼務)など歴任

*5:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)を歴任

*6:二度というのが「北朝鮮拉致」なら小泉訪朝で拉致を認めた以上、そんなことはありえません。まあ、「犯罪被害者の家族の苦しみ」なら今後もいくらでもあるでしょうが、それは北朝鮮拉致という特殊なケースとはまた話が違うでしょう。

*7:イタリア外相を経てEU外交安全保障上級代表(外相)

*8:正確には汚職プラス「政敵に対する殺人教唆(ただし未遂)」ですが

*9:日本テレビディレクター。著書『内側から見たテレビ:やらせ・捏造・情報操作の構造』(2014年、朝日新書)など

*10:1985年生まれ。1997年、「第7回全日本国民的美少女コンテストオスカープロ主催)」で審査員特別賞を受賞。2001年、ドラマ『3年B組金八先生』第6シリーズで性同一性障害を持つ生徒役を演じ注目を集めた(ウィキペディア上戸彩』参照)。

*11:1992年生まれ。2002年の第8回全日本国民的美少女コンテストのオーディションにも参加していたが、2次選考で落選したという。ただし、その会場においてスタッフにスカウトされた。2008年2月〜2013年5月まで、ファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルとして活動。(ウィキペディア剛力彩芽』参照)。

*12:1993年生まれ。2006年、「第11回全日本国民的美少女コンテスト」でモデル部門賞と、マルチメディア賞を受賞。2007年2月〜2012年10月まで、ファッション雑誌『Seventeen』専属モデルを務めた。2008年、映画『櫻の園』で女優デビュー。(ウィキペディア武井咲』参照)。

*13:俺的にはオスカープロを代表するタレントと言えば「後藤久美子(1974年生まれ)」ですが、まあ彼女も今は事実上引退してますからねえ。

*14:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

*15:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮澤内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*16:宮澤内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*17:中曽根内閣科学技術庁長官、宮澤内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*18:第三次安倍内閣国家公安委員長を経て第四次安倍内閣外相

*19:著書『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『毒ガス戦と日本軍』(2004年、岩波書店)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)、『焼跡からのデモクラシー:草の根の占領期体験(上)(下)』(2014年、岩波現代全書)など

*20:中曽根内閣農水相などを務めた加藤六月代議士(故人)の娘。加藤勝信・第四次安倍内閣厚労相の義姉。彼女については■週刊朝日「前川氏が新証言「安倍首相肝いり『明治日本の産業革命遺産』でもゴリ押し“人事介入”」(https://dot.asahi.com/wa/2017061300025.html?page=1)参照。前川証言は真偽不明ですが加計森友での安倍の「オトモダチ優遇」の無茶苦茶ぶりを考えれば十分あり得る話でしょう。

*21:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*22:鳩山、菅内閣で経産副大臣

*23:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表を経て現在、立憲民主党参院国対委員長

*24:社民党幹事長、党首、鳩山内閣少子化等担当相など歴任。現在、社民党副党首。

*25:八日市市長、滋賀県知事を経て国政進出。新党さきがけ代表、細川内閣官房長官、村山内閣蔵相を歴任

*26:社会党書記長、社民党副党首、民主改革連合(連合出身の参院議員がつくる「連合の会」が改称、後に民主党に参加)最高顧問、民主党参院議員会長などを歴任。

*27:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*28:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*29:文相・文科相経験者で首相になった数少ない人間としては西園寺公望(第2次、第3次伊藤内閣文相)、犬養毅(第1次大隈、第2次山本内閣文相)、鳩山一郎(犬養、斎藤内閣文相)、海部俊樹(福田、第2次中曽根第2次改造内閣文相)、森喜朗(第2次中曽根内閣文相)がいます。

*30:蔵相・財務相経験者の首相としては松方正義(第1次伊藤、黒田、第1次山県、第2次伊藤、第2次山県内閣蔵相)、若槻禮次郎(第3次桂、第2次大隈内閣蔵相)、高橋是清(原、田中義一、犬養、斎藤、岡田内閣蔵相)、濱口雄幸加藤高明、第1次浜口内閣蔵相)、石橋湛山(第1次吉田内閣蔵相)、池田勇人(第3次吉田、石橋、第1次岸内閣蔵相)、佐藤栄作(第2次岸内閣蔵相)、田中角栄(第3次池田、第1次佐藤内閣蔵相)、福田赳夫(第3次佐藤、第2次田中角栄第1次改造内閣蔵相)、大平正芳(第2次田中角栄第2次改造、三木内閣蔵相)、竹下登(第2次大平、第1次、第2次中曽根内閣蔵相)、宮澤喜一(第3次中曽根、竹下内閣蔵相)、橋本龍太郎(第1次、第2次海部内閣蔵相)、羽田孜(宮澤内閣蔵相)、菅直人鳩山内閣財務相)、野田佳彦菅内閣財務相)がいます。

*31:吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相などを経て首相

*32:岸内閣農林相、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*33:池田内閣官房長官、外相、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*34:橋本内閣労働相、森内閣国家公安委員長、第一次安倍内閣文科相自民党幹事長(福田総裁時代)、福田内閣財務相衆院議長など歴任

*35:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て幹事長

*36:いやいや「安倍の背任や収賄」といった法律的な疑義もあるでしょうよ。

*37:で、伊吹氏的には「その道義的責任を安倍がどうとればいいと思ってるのか」や「安倍や麻生が道義的責任を否定していることをどう思うのか」聞きたいところです。

*38:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*39:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第一次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生等担当相を歴任

*40:小泉内閣国家公安委員長財務相自民党政調会長(福田総裁時代)、福田内閣国交相、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*41:自民党国対委員長、総裁特別補佐(谷垣総裁時代)など歴任

*42:社民党幹事長、党首、鳩山内閣少子化等担当相などを経て社民党副党首

*43:日本共産党参議院幹事長兼国会対策委員長

*44:野田内閣文科副大臣、「国民の生活が第一」幹事長代行、日本未来の党副代表、生活の党代表代行などを経て自由党参議院会長

*45:財務省理財局長、国税庁長官など歴任

*46:財務省理財局長、国税庁長官など歴任

*47:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*48:いわゆる自民党40日抗争や小沢新生党なんかはこれに近いでしょう。

*49:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*50:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*51:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二、第三次安倍内閣外相を経て自民党政調会長

*52:官房長官が誰になるかまでは解りませんが。

*53:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*54:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)などを歴任

*55:福田内閣厚生相、大平内閣農水相、鈴木内閣蔵相、中曽根内閣通産相自民党政調会長(中曽根、竹下総裁時代)、宮澤内閣副総理・外相など歴任

*56:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相。

*57:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*58:田中内閣防衛庁長官自民党国対委員長(三木総裁時代)、福田内閣科学技術庁長官、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*59:福田、中曽根内閣文相を経て首相

*60:東久邇、幣原内閣外相を経て首相

*61:日本社会党書記長、委員長、首相、民主社会党常任顧問などを歴任

*62:幣原内閣厚生相、片山内閣副総理・外相を経て首相

*63:中曽根、竹下内閣農水相、宮澤内閣外相、細川内閣副総理・外相を経て首相

*64:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相などを経て首相

*65:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*66:細川内閣官房副長官新党さきがけ代表幹事、民主党幹事長などを経て首相

*67:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相を経て首相

*68:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)を歴任

*69:鳩山、菅内閣厚労相民進党代表代行(岡田代表時代)、選対委員長(前原代表時代)などを経て立憲民主党政調会長

*70:菅内閣環境副大臣民主党幹事長代理(岡田代表時代)、民進党副代表(蓮舫代表時代)などを経て立憲民主党副代表

*71:菅内閣経産相民主党代表など歴任

*72:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)などを経て立憲民主党代表

*73:鳩山内閣外務副大臣菅内閣官房副長官民主党政調会長(海江田代表時代)などを経て立憲民主党幹事長

*74:いやー「左」で昭恵を利用しようとする人はまずいないでしょう。

*75:おそらく「出会い系バーがー」という今や読売や産経ですらほとんど言わなくなってる例の話でしょう。もちろん「天下り引責辞任」の問題はありますが、それで加計告発を否定できるわけもないでしょう。そんなこと言ったらリクルート灰色高官の加戸なんかどうなるのか。

*76:立民、希望、民進、共産、社民、自由の6党。

*77:アテネ・北京・ロンドン五輪女子レスリング63㎏級金メダル、リオ五輪女子レスリング58㎏級金メダル。姉の伊調千春アテネ北京五輪女子48kg級銀メダル

*78:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相など歴任

*79:社民党政策審議会長、国対委員長鳩山内閣国交副大臣、巣が内閣首相補佐官(災害ボランティア担当)、民主党政調副会長、幹事長代理、役員室長、民進党幹事長代行、立憲民主党政調会長などを経て立憲民主党国対委員長

*80:共産党参院議員団長、政策委員長などを経て書記局長

*81:共産党第一書記、議長などを歴任するが、ソ連機密文書の公開により、党に隠れてソ連共産党と内通していたことが発覚し、1992年に除名された。

*82:つうか「書き換えが基本的に認められてない公文書」と「(書き換えた内容の是非はともかく)書き換えそれ自体には何の問題もない党史」と全然違うでしょうに。もし共産党云々を持ち出すなら「書き換えが基本的に認められてない共産党関係の公的文書(例えば党所属議員の政治資金規正報告書)」でも持ち出すべきでしょうが、まあ島田には思いつかなかったんでしょうね。

*83:第二次安倍内閣厚労相