今日の産経ニュース(4/15分)(追記・修正あり)

■印ヒンズー教徒グループがイスラム教徒の8歳少女殺害 目的は異教徒「排除」 蛮行に各地で抗議デモ
http://www.sankei.com/world/news/180415/wor1804150052-n1.html

 インドで8歳のイスラム教徒の少女が、国内最大宗教であるヒンズー教徒のグループに性的暴行を受けて殺害されるなど、女性への暴行事件が相次いでいる。
(中略)
 12日深夜には首都ニューデリーでも集会が開催され、参加者は「差別には厳罰を」などと訴えた。
 8歳の少女が殺害された事件は今年1月に北部ジャム・カシミール州で発生した。印PTI通信などによると、ヒンズー教徒のグループは約1週間にわたり、少女を寺院に監禁して殺害したという。少女には薬物が投与され、遺体は森林に放置された。
 これまでに元州政府関係者や警察官を含む8人が逮捕された。犯行の残忍さもさることながら、イスラム教徒の一団を「地域から排除するため」脅迫の意味で事件を計画したと供述しており、怒りが広がっている。国政与党のインド人民党(BJP)所属の政治家*1が、犯人を擁護する集会に出席したことも反発を招く要因となった。
 これとは別に、北部ウッタルプラデシュ州では13日、少女(16)に性的暴行を加えたとしてBJPの地元議員が逮捕された。同事件をめぐっては、進まぬ捜査に少女の父親が抗議。警察に拘束されて重傷を負い、死亡したという。

 「元州政府関係者や警察官が関与」「8歳の少女に薬物投与し監禁し、性的暴行を加えたあげく死体遺棄」「犯行動機をイスラム差別と自供」などとは邪悪としか言い様がないですね。事件の徹底究明と関係者の厳罰を望みたいと思います。


■脱走事件で法務政務官が刑務所視察し謝罪 開放的施設は否定せず
http://www.sankei.com/west/news/180415/wst1804150047-n1.html
 今のところワイドショーなどで「開放的施設否定論が大規模にかまされる」ようなことはないようで幸いです。まあ「逃げてもいい」とはいいませんが今のところ、凶悪犯罪などに発展していないことも大きいのでしょう。まあ「凶悪犯じゃないからこそ開放的施設」つう面もあるわけですが。
 むしろ凶悪犯罪と言ったら「現職警官による上司(巡査部長)射殺事件」などの方が騒がれてますね。
 ちなみにこの射殺事件での読売社説。

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20180413-OYT1T50114.html
 警察学校時代の巡査の生活態度なども検証する必要がある。厳しい団体生活を通じて、警察官に必要な知識や技術を教え込む場だが、適性が疑問視されるような行動はなかったのだろうか。
 結果として、巡査を採用したこと自体に問題があったと言わざるを得ない。県警の責任は重い。
 警察官の志望者は減少傾向にある。採用数を維持するために、選考基準を甘くすれば、不適格者が警察組織に入るケースが増えよう。優秀な人材をどう確保するのか、警察全体の課題である。

 まあ何というか「射殺していい」わけではもちろんないんですが、「射殺犯人が全て悪い、最初から警官に採用すべきじゃなかった」みたいな論調を今の時点でするのはおかしいと思いますね。
 「果たして上司の指導はパワハラに当たらなかったのか」とか「入学時や採用時に問題があったというよりも、むしろ警察学校生活や就職後の警官生活で人間性がゆがんでしまったんじゃないか」とか「こうしたトラブルを避けるため、1対1指導ではなく2対2指導とか複数の関係で指導した方がいいんじゃないか」とかいろいろ調査分析しないで、犯人一人今から悪者にするのはおかしいでしょう。もちろん「パワハラがあろうと何があろうと殺人は絶対に許されない」つうことは当然の前提ですが。


内閣支持率26・7%に NNN調査 朝日調査は31%
http://www.sankei.com/politics/news/180415/plt1804150021-n1.html
 日本テレビの調査結果であり、他マスコミはまた違うのでしょうが、ついに政権支持率が「我々安倍批判派熱望の20%台」に突入しました。
 朝日新聞も「31%」と「今後の情勢では20%台突入が見えてきた」数値です(とはいえ、日本テレビも朝日も不支持50%台というのはなんなんだろうと思います。残りの20%台は「無回答」「解らない」でしょうか?。)。「まんじゅうの次はお茶が怖い」ではありませんがこうなると「他のメディアでも20%行ってくれ」「20%の次は10%台で」と夢は膨らみます。
 これは安倍にとってやはりショックじゃないか。こうなるとそろそろ「主流三派(細田、麻生、二階派)」からも「安倍でいいのか」つう声が出そうですね。
 何せ世論調査結果によっては「自民政治家の支持率」は「石破>小泉jr>安倍」です。かつ自民の支持率は「低下傾向とはいえ相対的には野党より高い*2」し、低下してる大きな理由は「それが全てではない」にせよ、誰が考えても加計森友です。
 「加計森友で党の足を引っ張る安倍を切って捨てて、石破、小泉jr、石原、岸田とかに代えた方がええのと違うか」つう声はいい加減、主流三派からも出てくるでしょう。
 実際自民党は「ロッキード田中*3の後をクリーン三木*4」「リクルート竹下の後をクリーン海部*5」で乗り切った過去もあります。
 まあ、「安倍が辞めること」は大変いいことです。「俺の願望込みとはいえ」、まだ「辞めてない」とはいえ、ほぼ辞任確定でしょう。
 そうなるとそろそろ「安倍が辞めた後のこと」も「自民はもちろん野党側も」いろいろと考えないといけないわけです。
 自民としては「アベノミクス中韓との関係を悪化させたウヨ路線(九条改憲慰安婦問題など)」など安倍路線のどの部分をどう転換するのかつうところでしょう。
 野党としては「誰がポスト安倍になるか、ポスト安倍が何を言うか、わからないと批判しづらい」つうところですが、「安倍の反動でご祝儀相場」になることを警戒せざるを得ないでしょう。今の支持率低下は「全てが加計森友」とはいわないまでもその要素は大きいですから。そして加計森友は「安倍をかばい続けた以上自民も同罪」ですが、
1)中曽根*6元首相、竹下*7首相、宮澤*8蔵相、安倍*9幹事長、渡辺*10政調会長など、自民党ぐるみのリクルートと違い安倍の個人的犯罪(今のところ加計森友から安倍以外に賄賂がわたったなどという話は出ていない)
2)ポスト安倍になるであろう石破、石原、岸田はこの件で安倍から距離をおいていた
つうことでポスト安倍に対する風当たりは弱まりそれなりのご祝儀相場が出る可能性はあります(ロッキード退陣、リクルート退陣後も無視できない一定の政治力を保有した田中や竹下と違い安倍にはそんな力はないでしょうから、三木や海部が田中や竹下との対応に苦慮したようなことはポスト安倍にはないでしょう)。
 まあ、それはともかく、安倍が終われば「財務相としての責任もありますし」麻生も終わりでしょうね。麻生派でも麻生は引退して、河野太郎(外相)だか誰だかに世代交代でしょうか?
 二階幹事長(二階派)と細田派がどうなるかは解りません。まあ、二階幹事長(二階派)は元々安倍に近いわけでもないので、何とか生き残るかもしれませんが、安倍の出身派閥と言うことで細田派は当面冷や飯でしょうか。


安倍晋三首相の説明「納得できず」79% 加計・柳瀬唯夫氏「喚問を」66%、内閣支持37%に下落 共同通信世論調査
http://www.sankei.com/politics/news/180415/plt1804150007-n1.html
 いい加減、支持率20%台に突入してほしいんですが、未だに安倍を支持するつう人間は何を考えてるんですかね?。まあ20%に突入すれば、安倍おろしが主流三派(細田*11派、麻生*12派、二階*13派)ですら起こるでしょう。
 ただ現状でも「支持37%、不支持52%」「首相の説明納得できず79%、納得できる13%」「柳瀬喚問必要66%、不要27%」ですからね。
 マスコミ批判報道、野党の追及は当面やまないでしょうし、反主流派、非主流派(石破派、石原*14派、岸田派)も安倍から距離を置き、可能ならば安倍おろしに動くでしょうね。

 9月に実施される自民党総裁選について次の総裁に誰がふさわしいか*15を問うと、石破茂元幹事長が26.6%でトップを維持。小泉進次郎筆頭副幹事長25.2%、安倍首相18.3%と続き、前回と同様の順位だった。

 俺はハト派として石破*16元幹事長など支持しません。あえて言えば「岸田政調会長(前外相)支持」ですが、まあ加計森友のような不正がないだけ安倍よりは石破の方がマシでしょう(かつ安倍に比べたら石破の方がいくらかまともなタカ派でしょう)。
 正直「安倍内閣支持37%」で「石破茂元幹事長が26.6%でトップを維持。小泉進次郎筆頭副幹事長25.2%、安倍首相18.3%」つうのは訳がわかりませんが、「アンチ安倍の俺の願望込み」ですがこれは『安倍総理に辞めてもらって一向にかまわないが、今辞めて、辞任が自民党にダメージ、野党に有利だと困る。三選を諦めて石破総裁ならOK』つう人間が「内閣支持37%」の大半を占めるであろう自民支持者に結構いる」つうことじゃないですかね?。
 俺の願望込みですが安倍の三選はかなり可能性が低くなってきたのではないか?


■【加計学園問題】柳瀬唯夫氏招致不可避に 自民・森山裕*17国対委員長「来週にも」 公明代表は「見過ごせない」
http://www.sankei.com/politics/news/180415/plt1804150009-n1.html
 批判の中、「因果を含めて口裏合わせをした上で呼ぶことにしよう」「佐川のように証言拒否連発させればいい」「一部の国民は喚問さえすれば納得するかも」という話でしょう。いずれにせよ喚問を拒否できない程度には自民、公明も追い込まれてるわけです。野党やマスコミの徹底追及を期待したい。
 しかし佐川や柳瀬は呼んでも、昭恵は「いかなる形でも呼ばない」つう自民、公明の態度は本当にわかりやすいですね。


■公文書管理、「早急に再発防止策」と与党 野党は「全容の解明が必要」 NHK番組で
http://www.sankei.com/affairs/news/180415/afr1804150003-n1.html

 自民党の公文書管理改革検討委員長を務める新藤氏*18は再発防止策について「メモの取り扱いや、保存文書の範囲、組織共有のルールを定めたい。電子決裁も取り入れたい」と表明し、幅広く公文書管理の在り方を見直す意向を明らかにした。

 そういう一般論の問題じゃねえだろて話ですよねえ。
 「なぜこのような事件が起こったのか真相究明し、再発防止策を考える」つう話ですが、まあ「安倍が主犯であることが明白になるだけ」なので真相解明したくないわけです。


■【書評】『現代国際刑事法 −国内刑事法との協働を中心として−』
http://www.sankei.com/life/news/180415/lif1804150023-n1.html

 元最高検検事が法科大学院の講義で使用してきた資料をまとめた。

なんて専門書を

 予断を許さない北朝鮮情勢の中、多くの人が学ぶべき知識だ。

なんていう産経には「法科大学院テキストなんか一般人が読んでも解るわけないだろ、なめとんか」と思いますね。


■【編集局から】ハリルホジッチ*19前監督の言い分も聞くのが筋では?
http://www.sankei.com/column/news/180415/clm1804150004-n1.html

 新聞報道では、争いごとについて、一方の主張だけではなく、双方の立場を取材し、伝えるのが原則です。解任通告に驚きと怒りを見せたというハリルホジッチ氏の言い分を聞く必要があります。

 吹き出しました。言ってることは正論でしょうが
1)協会の言い分ばかり流してるつう点ではフジサンケイグループのスポーツ報道も同罪ではないのか
2)南京事件否定論河野談話否定論など明らかに間違ってる主張を「批判派を無視して」垂れ流してる産経がよく言うよと言う意味で「なんだかなあ」と呆れますね。


■【花田紀凱の週刊誌ウオッチング〈664〉】週刊誌よ、そんなことより、今は北朝鮮だろう
http://www.sankei.com/premium/news/180415/prm1804150009-n1.html
 いつもの「文春や新潮は、加計森友をネタにするな」という安倍擁護芸人・花田の嘆きです。
 ジャーナリズムが首相の疑惑を追及するのは当然の話です。
 花田はそれならトランプのロシアゲートについても「追及するな」というのか。
 ましてや「追及すれば売れる」のなら商売的な意味でも追及しない理由はありません。要するに北朝鮮ではもはや売れないわけです。まあ断言してもいいでしょうが今花田が週刊文春編集長なら間違いなく加計森友で記事をつくってるでしょう。


731部隊、人体実験か 軍医論文「不自然」と研究者有志
http://www.sankei.com/west/news/180415/wst1804150014-n1.html
731部隊の実名開示 国立公文書館
http://www.sankei.com/west/news/180415/wst1804150042-n1.html

http://www.sankei.com/west/news/180415/wst1804150014-n1.html
 旧日本軍の関東軍防疫給水部(通称731部隊)所属の軍医将校が博士号を取得した論文について、人体実験に基づいている疑いがあるとして、研究者らが14日、京都大(京都市左京区)で講演した。研究者らは論文の不自然さを指摘し、学位を授与した京大に検証を求めるための署名を呼びかけた。
 滋賀医科大の西山勝夫名誉教授らが設立した「満州731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」が主催。同部隊の研究を続けてきた神奈川大の常石敬一*20名誉教授が講演した。
 論文は、サルを使って蚤(のみ)の一種「イヌノミ」によるペストの媒介能力を研究した内容。昭和20年5月31日付で旧京都帝大(京大)に提出された。筆者の軍医将校は直後に死亡したとされるが、同大は同年9月に文部大臣(当時)の認可を受けて医学博士の学位授与を決定した。
 常石氏は論文内の「サルが頭痛を訴えた」との記述について、「頭痛を訴えるサルがいるのか」などと不自然さを指摘した。
 同会は6月末までに署名を集め、7月にも京大に検証を行うよう申し入れする。

http://www.sankei.com/west/news/180415/wst1804150042-n1.html
 旧日本軍の関東軍防疫給水部の中心部隊だった「731部隊」の隊員ら3607人の実名が記載された名簿が国立公文書館から開示されたことを、滋賀医科大の西山勝夫名誉教授が明らかにした。部隊は先の大戦中、満州(現中国東北部)で細菌戦研究を行ったとされ*21、西山氏は「隊員ほぼ全員の実名や構成が判明するのは初めて。研究に役立ててもらうため、今後ホームページで公開する」とした。

 産経だと「自虐と罵倒」するか「徹底的に無視」しそうですが、普通に紹介してるのはどういうことでしょうか?

*1:片山さつきレベルのとんちきですね。

*2:自民批判派として残念ですが

*3:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*4:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼務)、池田内閣科学技術庁長官、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相

*5:福田、中曽根内閣文相を経て首相

*6:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*7:田中、佐藤内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*8:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相。

*9:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)などを歴任

*10:福田内閣厚生相、大平内閣農水相、鈴木内閣蔵相、中曽根内閣通産相自民党政調会長(中曽根、竹下総裁時代)、宮澤内閣副総理・外相など歴任

*11:小泉内閣官房長官自民党幹事長(麻生総裁時代)、総務会長(第二次安倍総裁時代)を歴任

*12:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*13:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*14:小泉内閣国交相自民党政調会長(第1次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第2次安倍内閣環境相、第3次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*15:個人的には「野党支持層もいる国民」にこんなことを聞くのはおかしいと思いますが。聞くなら「首相になってほしい人は誰ですか?」でしょう。個人的にはそうした質問で「枝野立民党代表」の支持がどの程度か知りたいところですが、立民が前回衆院選で誕生したばかりで「海のものとも山のものともつかぬ状況」なので、マスコミ的には興味ないんですかね?

*16:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*17:第3次安倍内閣農水相

*18:第2次安倍内閣総務相

*19:ユーゴスラビア代表選手。コートジボワール代表監督(2008〜2010年)、アルジェリア代表監督(2011〜2014年)などを経て日本代表監督(2015〜2018年)

*20:著書『消えた細菌戦部隊:関東軍七三一部隊』(1993年、ちくま文庫)、『七三一部隊』(1995年、講談社現代新書)、『医学者たちの組織犯罪:関東軍七三一部隊』(1999年、朝日文庫)など

*21:「行ったとされ」というあたり「えーと、産経的には行ったと認めたくないの?」「細菌兵器を実戦使用したかどうかには争いはあっても、研究自体には争いはないはずだけど?。」感がありますね。