今日の産経ニュースほか(5/14〜20分)(追記・修正あり)

菅義偉長官「沖縄県知事選は身近な地域経済が争点」
https://www.sankei.com/politics/news/180520/plt1805200020-n1.html
 基地問題を徹底的に隠そうといういつもながらの汚い態度です。つうか基地をどうするかだって「基地周辺住民」にとっては「身近な生活問題」のわけです。


■藤野氏が無投票3選 武蔵村山市長選
https://www.sankei.com/politics/news/180520/plt1805200021-n1.html
 まあ地元の事情もあるのでしょうが、こういうときに自民・公明系の現職に対し、対立候補を立てられないのは非常に残念ですね。


■【主張】マレーシアと日本 強権政治の排除へ連携を
https://www.sankei.com/column/news/180520/clm1805200004-n1.html

 マレーシア総選挙で野党連合が勝利し、知日家として知られるベテラン政治家のマハティール氏*1が首相に復帰した。
 ナジブ前政権は、中国が提唱する広域経済圏構想「一帯一路」を積極的に受け入れ、中国の協力による巨大インフラ整備を進めてきた。マハティール氏はこれを「不健全」と批判して勝った。

とはいえマハティールは「ナジブの対中国外交には問題があった」としてるだけで別に産経のような「中国封じ込め」がやりたいわけではないでしょう。
 「一帯一路」についても「ナジブの対応には問題があった」とするだけで参加自体はおそらく続くのではないか。

 東南アジアでは、総選挙を前に野党を排除したカンボジアのフン・セン政権や、タイの軍事政権などでも強権政治がはびこる。
 背後には中国の影響力増大がうかがえる。強権や人権軽視を批判することもせず、勢力圏拡大のために都合良く支援している。いかに食い止められるか。

 おいおいですね。もちろん中国に責任がないとは言いません。
 しかし事態は「欧米や日本、東南アジア諸国などはカンボジアやタイを批判してるのに中国だけが支えてる」つう話ではない。産経のように「中国批判だけしかしない」のは馬鹿げています。

 高齢のマハティール氏は、1〜2年先にアンワル*2元副首相に首相の座を譲るとしている。同性愛行為の罪で服役中だったアンワル氏は、国王の恩赦で釈放された。

 ナジブの手法を独裁的としながらも「アンワルの有罪判決」について「アンワルは同性愛行為をそもそも否定している*3。逮捕当時、アンワルとマハティール(当時首相)は政治的に対立していた。これはアンワルの政治的抹殺を狙ったマハティールのでっち上げ、捏造ではないか」「だからこそ(マハティールとアンワルが反ナジブで手を組み、90歳代と高齢のマハティールがアンワルを事実上後継指名したから)今回の恩赦ではないのか」つう指摘に触れないのはさすが産経です。


■【米中通商協議】日米、揺らぐ「対中共同歩調」…トランプ政権の対日強硬姿勢、足かせに
https://www.sankei.com/economy/news/180519/ecn1805190048-n1.html
 「対中共同歩調」とか関係なく「トランプ政権の対日強硬姿勢(報復関税)」は困ったもんです。
 しかし「トランプとの友情」を安倍がアピールしながら、結局これとは
1)トランプも完全に安倍をなめてる
2)安倍も本当に無能
3)安倍以外なら首相を批判してるであろう産経が本当に安倍に大甘
ですね。


朝丘雪路さん死去 82歳、映画・テレビで活躍 津川雅彦さんの妻
https://www.sankei.com/entertainments/news/180520/ent1805200003-n1.html
 先日は西城秀樹が亡くなったし「昭和の芸能人がどんどん死んでいくなあ」感がありますね。
 なお、最近テレビで見ないなあと思ったら「アルツハイマー認知症で闘病中だった」そうです。
 ちなみに朝丘が死んだと言うことは「夫・津川もいつ死んでもおかしくない」わけですが奴が死んだら「右翼文化人的な意味」で産経なぞが「惜しい人が亡くなった」とか言い出すんですかね。

日本画伊東深水を父に持ち
・夫は俳優、津川雅彦さん。長女、真由子さんも俳優として活動している。

と親族のことを書きながら義兄夫妻「長門裕之南田洋子夫妻」について何も書かないのはなぜなんでしょうか?(ちなみに産経以外の新聞も書いてないようです)。「津川と長門が仲が悪いらしい」からか。


■【朝丘雪路さん死去】夫の津川雅彦さん「全てに対して感謝」 会見詳報
https://www.sankei.com/entertainments/news/180520/ent1805200016-n1.html

 朝丘さんは最近どんな様子だったのか
 「病気の状態のことは、なるべくしゃべりたくありません」
 アルツハイマーはいつから
 「4〜5年でした。だんだん悪くなった」
 津川さんのことはわかっていたのか
 「それもね、だんだん…なるべく、それ以降の話は勘弁してほしい」
 亡くなった当日、話は
 「全然、できない」
 最後に話をしたのは
 「いつごろかな、それもオレとわかって話したのかな」
 そのときの言葉は
 「『あら』って。オレの顔を見てね」
 数カ月前のことか
 「そうですね」
(中略)
 朝丘さんは2014年に夫婦で舞台に一緒に出演して以降、仕事を休んでいたが、体調を悪くしていたのか
 「そうですね」
(中略)
 津川さんは最期に間に合ったのか
 「はい」
 声を掛けたりは
 「声を掛ける状態ではない」
 娘の真由子さんは
 「ママと呼ぶだけのようなもんですね…返事をしませんからね」
(中略)
 介護生活はどんな様子だったか
 「周囲がよくやってくれましたよ。だから僕が先に死んで(朝丘さんの)看病を残すよりは良い結果になりましたよね」
 一時期、別居していたというが、いつから再び一緒に住んでいたのか
 「3〜4年前から」
 どうして
 「アルツハイマーで面倒をこれ以上見られない、と預かっている方がおっしゃって、引き取れと」 
 朝丘さんの姿を見て辛いという思いもあったと思うが、闘病生活をどういう思いで過ごしていたか
 「辛いよね」
 (津川さんと)認識されなくて辛いのか
 「そういう段階じゃない」
(中略)
 (もし朝丘さんが生きていたら)今の津川さんを見て、体の心配をされるのではないか
 「それは(認知症のせいで)気がついてなかったですね」

 相当病状が悪かったこと、それを「人の情として」夫・津川があまり話したくないことがうかがえます。まあ、「死んでうれしい」つうこともないでしょうが、こうなると介護も大変だし、津川が「僕が先に死んで(朝丘さんの)看病を(ボーガス注:周囲に)残すよりは良い結果になりましたよね」つう話にはなるでしょう。


■【産経抄】5月19日
https://www.sankei.com/column/news/180519/clm1805190004-n1.html

 「私の知る限り歴代自民党総理で安倍総理が最悪です」。
 菅直人*4元首相(立憲民主党最高顧問)が14日付の自身のブログで安倍晋三首相について、こうこきおろした

 なお、菅氏の「私の知る限り歴代自民党総理で安倍総理が最悪です」は、正確には

https://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-12375925928.html
(ボーガス注:加計森友疑惑などで)まともな答弁をせず、議論をはぐらかす総理は、私の知る限り歴代自民党総理で安倍総理が最悪

だそうです。つまり「無能であるなど、能力云々*5」「加計森友疑惑は過去の田中ロッキード、竹下リクルート疑惑などと比べても最悪だなど、疑惑云々*6」という話ではなく「国会答弁での誠実な受け答え」が菅氏によって問題にされてるわけですが、産経がそのように正確に引用したうえで「総理の答弁は誠実であり、はぐらかし呼ばわりされるいわれはない」と反論しないのはやはり、安倍のことを「まともな答弁をせず、議論をはぐらかす総理」と認識してるからでしょう。
 かつ「この駄文(産経抄)の後の方」で産経は「菅こそ最悪」呼ばわりしていますが、それは「東日本大震災処理の不手際*7」云々であって「答弁が不誠実だ」という非難ではありません。正確に引用した場合「菅の方が安倍より答弁が不誠実だ」とはいえないことを産経も自覚してるのでしょう。
 こういうのを「問うに落ちず、語るに落ちる」といいます。しかし仮にも新聞の1面コラムが、詐欺的引用をして恥じないとはとんでもない話です。
 さて菅氏の安倍批判をいくつか紹介しておきましょう。

https://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-12375925928.html
 今日の予算委員会での安倍総理の答弁は、ごまかし、すり替え、居直りのオンパレードで、聞くに堪えないものでした。
(中略)
 一期目の安倍総理は少しはまともに答弁しようと努力していました。そのため嫌な答弁をせざる得なくなる場面も多く、それが体調不良による退陣*8につながったように思えます。安倍総理はその経験からか、いやな質問には初めから真正面からは答えず、質問者を逆に攻撃するというスタイルになりました。私も多くの自民党出身の総理と国会で議論しましたが、まともな答弁をせず、逆襲することで議論をはぐらかす総理は、私の知る限り歴代自民党総理で安倍総理が最悪です。

https://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-12376147444.html
 安倍総理は(ボーガス注:加計森友など)一連の政府の不祥事について「膿を出す」と言っていますが、「膿」とは何を意味するのでしょうか。最大の膿は安倍総理本人であることは誰の目にも明らかです。膿を出すとは安倍政権が退陣することです。

 さてこの際ですから菅氏の他の記事も見てみましょう。

https://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-12375506467.html
 日本の共産党は今や共産主義革命を標榜する「共産主義の党」ではなく、社会民主主義的政策を掲げる政党になっています。
(中略)
 共産党との選挙協力自民党に対抗して政権獲得を目指す選挙戦略上の判断であり、労働運動内部の競合を超えた課題です。

 まあそういうことですね。野党としては支持率第二位(とはいえ2桁ではなく1桁台なのであまり自慢もできませんが)は共産党*9ですし、当然ながら「最大野党」「野党支持率第一位」立憲民主党が今後、政治活動をしていく上においては共産党との共闘は不可避ではあるでしょう。
 であるなら共産に「立民党最高顧問」菅氏が悪口など「政治的合理主義の観点から」あり得ません*10が、それを割り引いても菅氏のこの主張は本心でしょうね。
 今の共産党を「右傾化した」と否定的に見なすか、はたまた「現実化した」と肯定的に見なすかはともかく今時共産党を「長期ならともかく」、「短期のスパンで共産主義を目指してる政党」とはまともな人間は誰も思ってないでしょう。
 長期ならともかく短期においてはもはや「福島瑞穂氏らの社民党」や「西欧社民政党」などと大して大きな違いもないでしょう。
 あえて言えば「軍事力行使に否定的なところ」は「西欧社民政党(英国労働党ブレア政権はイラク戦争に参戦し、ドイツ社民党シュレーダー政権はユーゴ空爆を支持しました)」との大きな違いですが、これは「是非はともかく」別に「共産主義云々」つう話ではありません。
 共産主義であっても旧ソ連はアフガン侵攻など武力行使に躊躇がなかったわけです。そして自民党議員でもいわゆるハト派河野洋平官房長官など)は武力行使には否定的です。

https://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-12375506467.html
 国民民主党は連合の原発容認グループに依存しすぎです。

 何も連合が「共産党や市民団体を敵視し、野党共闘をぶち壊しにする希望の党騒動を仕掛けた」「希望の党結党時において民進党リベラル派(枝野立民党代表、菅元首相など現在の立民党メンバー)を排除しようとした」のは「原発問題が全てではない」でしょうがそれは大きな理由の一つではあるでしょう。
 「共産党野党共闘を進める多くの市民団体」「枝野氏、菅氏ら立民党メンバー」が脱原発を目指すのに対し連合は「電力労組」に引きずられて「未だに原発推進」です。それが菅氏がいうように「国民民主の原発政策」にも影響してるわけです。
 さて菅氏の文章引用は終わりにして産経批判に話を戻します。

「あなたがそれを言うのか」という反応が目立つ。

 「産経の同類の世界」ではそうなんでしょう。まともな人間にとっては「菅氏と安倍を比べて菅氏を低く評価する」なんてことはありえませんが。つうか「歴代最低」とまではいわないものの、加計森友疑惑での「石破や石原」の安倍への態度は「干されてる」ということを割り引いてもかなり手厳しいのであって何も今や安倍批判者は野党支持者に限定されません。

 8人の衆参両院議員を支えたベテラン政策秘書、朝倉秀雄さんの著書『戦後総理の査定ファイル*11』(彩図社)は、戦後歴代首相31人を「能力」「資質」「手腕」*12など5項目にわたりチェックし、採点している。結論から言えば菅氏は歴代最低の計25点だった。

 この彩図社は「ガチでバカウヨ」なのか「商売ウヨ」なのかはともかく

・岩田温『だから、改憲するべきである』(2013年)、『人種差別から読み解く大東亜戦争』(2015年)、『「リベラル」という病』(2018年)
・薩摩雅隆『本当に怖ろしい中国の歴史』(2016年)
・田代正廣『台湾はなぜ親日なのか』(2017年)
・崔碩栄*13『韓国人が書いた韓国が「反日国家」である本当の理由』(2012年)、『韓国人が書いた韓国で行われている「反日教育」の実態』(2014年)
・豊田隆雄『本当は怖ろしい韓国の歴史』(2016年)、『誰も書かなかった日韓併合の真実』(2018年)
・三品純『民主党「裏」マニフェストの正体:水面下で進行する危険な法案』(2011年)
三橋貴明『本当はヤバイ!韓国経済』(2007年)、『完全にヤバイ!韓国経済』(2009年)
・宮越秀雄『言いがかり国家「中国」を黙らせる本』(2014年)、『言いがかり国家「韓国」を黙らせる本』(2017年)
・吉井英一『韓国はなぜ反日なのか』(2008年)

といったバカウヨ本を多数出版していますし、朝倉某氏とは、要するに産経の同類なんでしょう。菅氏が安倍よりも格下扱いだのまともに相手にするだけ馬鹿馬鹿しい。
 そもそも「8人の衆参両院議員を支えたベテラン政策秘書」といいながら、その議員の名前を産経が一人も出せないあたり「ろくでもない議員の秘書だったんだろう」と想像がつきますし、そもそも本当に「実力派秘書」なら「八人もの議員を渡り歩くこと」もないでしょう。むしろ「一人の議員に仕える秘書」のほうがまともでしょうにねえ。
 まあ、そもそも「政治家秘書」でも「安倍や稲田なんぞの秘書」と「枝野氏や菅氏の秘書」とでは全然違うし「政治家秘書も過去から現在に至るまで山程いる」ので産経のように朝倉某氏をありがたがる必要もどこにもないわけですが。

 安倍事務所で陳情処理に当たっていた元公設秘書は、17日付の自身のフェイスブックで訴えていた。「加計理事長は獣医学部の申請に際して安倍総理や安倍事務所に陳情したことなど一切ない」。
 加計孝太郎理事長と何度も飲食し、ゴルフもしたが、「頼み事をされたことなど全くない」という。

 馬鹿馬鹿しい。政治家秘書なんて「あの政治家には愛想が尽きた、内部告発して世間に断罪してもらいたい」つう場合でもない限り「この安倍の元秘書」に限らず、政治家の不利になることなど言うわけもないでしょう。
 つうか産経もこの元秘書もバカですよねえ。こんなん「安倍狂信者以外信用するわけもない」でしょうに。


■【風を読む】西郷さんにしかられぬよう 論説委員長・石井聡
https://www.sankei.com/column/news/180515/clm1805150006-n1.html

 西郷隆盛*14が眠る南洲墓地を会場に、ある知識人らのグループが大久保利通*15の法要を行おうとして待ったをかけられた。
 南洲墓地には、西南戦争で敗れた薩軍側の死者ら約2千人が弔われている。官軍に対して「賊軍」と呼ばれる人々だ。
 それでも、西郷とともに戦った末に敗れる歴史を生きた。多くの遺族は賊軍の子孫と呼ばれても恥じることはなく、誇り*16さえ感じている。
 だから、西郷らの聖地である場所で「敵」となった大久保*17のために行事をするなど、我慢がならない。

 「そんなんどうでもいいやん、西郷信者ってバカ?」、つうか「和解の象徴として大久保の法要がしたかった」んでしょう。
 それはともかく、こうした大久保法要への非難に「大久保と西郷を一緒に法要しないでほしい」といって産経が賛同することで「靖国A級戦犯を祀ってるのは戦争美化ではありません」「敵も味方もないというのが日本の伝統」つう産経の「A級戦犯合祀正当化」の言い訳が大嘘だとモロバレです。
 しかし「ある知識人らのグループ」て「名前ぐらい書けよ、お前ら産経って本当に無礼だな」ですね。
 でこの際「大久保、法要」でググってみます。

https://www.asahi.com/articles/ASL4W432XL4WTLTB002.html
 明治維新の立役者である薩摩藩大久保利通の没後140年の法要を、西郷隆盛が眠る鹿児島市の墓地で催そうとした有志のグループが反発を受け、法要の名称などを変更していたことがわかった。西郷と幼なじみだが、西南戦争で西郷を敗死させた大久保への風当たり*18は今も強い。法要は西南戦争戦没者を政府軍、薩摩軍問わず追悼するものとして、6日に開催される。
 大久保と西郷は同じ鹿児島・加治屋町の出身。徳川幕府を倒し、明治維新を成し遂げた2人だが、新政府の政策をめぐって対立。1877年に薩軍を率いて反乱を起こした西郷を鎮圧した大久保の人気は、西郷に比べるといま一つだ。
 明治維新150周年の今年は、西南戦争の翌年に東京で暗殺された大久保の没後140年にもあたる。
 そこで、西郷らが葬られている同市の南洲墓地に昨年9月、政府軍と薩軍を一緒に弔う慰霊塔を建立した有志の団体「西南之役官軍薩軍恩讐(おんしゅう)を越えての会」が、大久保の命日である今月14日に近い6日に、「大久保利通公没140年法楽」を慰霊塔前で催そうと計画した。同会の会長は、NHKの大河ドラマ西郷どん」で時代考証を担当している鹿児島県立図書館の原口泉*19館長が務めている。
 しかし、東京・上野の西郷像の清掃や西郷の研究活動などに取り組む市民グループ敬天愛人フォーラム21*20」(東京)が、「大久保は西郷を死地に追いやった人物」と反発。南洲墓地での大久保の法要を取りやめるよう求めた。内弘志・代表世話役は「大久保は南洲墓地に葬られているわけでもない。賊軍の汚名を着たまま眠る人々や遺族の思いを考えてほしい」と話す。
 同会事務局を務める鹿児島市大雄山南泉院の宮下亮善住職は「法要は大久保だけのためでなく、官軍側、薩軍側の分け隔てなく平等に供養したいだけ」とするが、反発を受けて、法要の名称を「西南之役官軍薩軍恩讐を越えての法要」に変更。予定していた原口会長の講演のタイトルも「明治維新と大久保甲東」から「大河ドラマの中の西郷と大久保」に変えた。原口会長は「対立を深めるようなことは好ましくないと判断した」と話した。
 南洲墓地での法要には、西郷の子孫らを含めて110人ほどが出席する予定という。

https://www.asahi.com/articles/ASL567TTPL56TLTB003.html
 西南戦争戦没者を追悼する有志グループによる法要が6日、西郷隆盛が眠る鹿児島市内の墓地で開かれた。当初は大久保利通の没後140年を前面に出していたが、西郷を信奉するグループの反発もあり、法要の名称は変更。明治の遺恨はなお続いているようだ。
(中略)
 法要に出席した大久保のやしゃご、東京都の大久保洋子さんはあいさつで反発に触れて、「色々な意見を出し合って、一歩ずつ前に進めたらいい」。原口会長は「西郷さんの子孫からそっとしておいてほしいと言われたが、この地から平和のメッセージを発信していくことこそ西郷さん、大久保さんが喜ぶと思う」と語った。

だそうですね。


■野球経験など「人生に無駄ない」 アニメ「グラゼニ」の主演声優、落合福嗣さんが積み重ねた“努力”
https://www.sankei.com/premium/news/180519/prm1805190012-n1.html
 落合福嗣ももう三十歳なんですね。
 もちろん「落合博満の息子」ということは彼の仕事において明らかに有利に働いてるでしょうが、岸信介*21元首相の孫、安倍晋太郎*22元外相の息子と言うだけで政治家になれた「安倍晋三*23じゃあるまいし」、「親の七光りだけ」でアニメ声優ができるわけもないでしょう。
 しかし「親の七光りだけ」で政治家になれるのだから日本という国も全くろくでもない国だと呆れざるを得ません。


■【安倍政権考】尖閣竹島の資料集めた「領土・主権展示館」
https://www.sankei.com/premium/news/180519/prm1805190015-n1.html
 やれやれですね。国民相手に「尖閣竹島は日本の領土だ」なんていくら宣伝したって問題の解決には全く役立ちません。一方で「慰安婦問題など過去の戦争犯罪には無反省」なんて安倍の態度は「領土問題の解決の阻害要因」にしかなっていません。領土問題を解決するためには安倍のような極右をまずは今の地位から引きずり下ろすことでしょう。もちろん「まともな総理なら外交交渉で解決する」つう簡単な話でもないですがあんなバカ右翼が総理では交渉以前、解決以前の話です。


■【TPP11】承認案が衆院通過、野党は茂木氏*24不信任案で対抗
https://www.sankei.com/politics/news/180518/plt1805180035-n1.html
 やることが全く無茶苦茶ですがこうした暴挙は「既成事実をつくれば国民は諦めると、国民をなめてる」反面、「審議が進めば進む程反対意見が強まるかもしれない」つう弱さの表れでもあるかと思います。本来安倍に自信があれば、こんな無茶をする必要はどこにもないわけです。


■【単刀直言】自民・石破茂元幹事長「国民の共感呼ぶ自民党でありたい」同い年の岸田政調会長と「理念共有」
https://www.sankei.com/politics/news/180519/plt1805190006-n1.html
 まあ岸田と組んで安倍おろししたいと言うことでしょうね。もう本当に「とりあえず安倍でなければ誰でもいい。とにかく安倍は下野させんといかん」と思っている俺ですね。

 自民党がなぜ自民党たり得るかといえば、特定のイデオロギー政党でなく、男女、あらゆる年代、職業、地域を代表しているからです。ならば、可能な限り多くの人に政治に参加してもらい、情報の共有をしないといけない。

といいながらこの記事で石破がもっぱら主張してることは「九条改憲したい」なんだから「何が特定のイデオロギー政党じゃない、だよ(苦笑)」と呆れます。
 俺が石破なら「特定のイデオロギー政党じゃない」と言ったらその後で「共産党などでも異論ないであろう話(例:少子化克服だのCO2削減だのの話題)」をしますけどねえ。
 まあ、ハト派三木武夫が首相になった時代は「国民政党」といえるかもしれませんが、今は安倍が首相ですからね。自民党は極右政党化したと言っていいんじゃないか。


■インドで女性への暴行が絶えず 年間4万件発生、生後4カ月の乳児も被害に 男性優位社会で「意識改革」を求める声
https://www.sankei.com/world/news/180519/wor1805190003-n1.html

 インド国内では4月以降だけでも、少女(16)を集団でレイプした後に殺害したとして15人逮捕▽宗教指導者が「悪霊払い」と称し、10代の女性信者に性的暴行を加えたとして終身刑判決▽生後4カ月の乳児を性的暴行後に死亡させたとして親族が逮捕−など、凄惨な事件が絶えない。
 最近特に激しい非難にさらされたのが、北部ジャム・カシミール州で1月に起きた事件だ。馬を放牧していたイスラム教徒の女児(8)がヒンズー教至上主義者のグループにレイプされた上で殺害された。グループは地域からイスラム教徒を排除するために犯行を計画。犯人を擁護する集会には、国政与党インド人民党(BJP)の州政府閣僚が参加し、批判を集めた。
 国際通貨基金IMF)トップのラガルド*25専務理事もこうした状況に「職務とは関係ないが」と前置きしながら、「モディ首相は女性への犯罪に注意を払わなくてはならない」と苦言を呈した。

 ヒンズー主義者のモディが首相だつうのも、こういう事態を助長してよろしくないんでしょうか。

 高まる批判を受けて、モディ政権は、12歳未満の女児への暴行罪に死刑を適用することを認める政令を承認した。

 いやいや「死刑にすればいい」つう話じゃないでしょうよ。「女性への差別意識がインド人は酷いんじゃないか。その原因はヒンズー教じゃないか」つう話でしょうよ。まあ、ヒンズー主義のモディにとって「ヒンズー批判はタブー」でしょうけど。


愛媛県との面会確認困難 加計問題で政府答弁書
https://www.sankei.com/politics/news/180518/plt1805180033-n1.html
 本当にそうだったらセキュリティ上、極めて問題でしょう。よくもまあこんなモロバレの嘘がつけるもんです。


■「麻生氏は(ボーガス注:セクハラ被害者に対し)想像力不足」自民・鴨下氏*26が苦言
https://www.sankei.com/politics/news/180518/plt1805180034-n1.html
 率直にいってぬるい批判ですが、まあ批判しただけ批判しない連中よりはいくらかましでしょう。


■31年度当初予算 初の100兆円超へ 消費税後の景気対策
https://www.sankei.com/economy/news/180518/ecn1805180065-n1.html
 大幅景気対策を打つと言うことは
1)事実上アベノミクスの失敗を認めてる
2)支持率の落ち込みをばらまきでごまかそうとしてる(安倍も支持率低下にかなり危機感を感じてる)
つうことでしょうね。まあ先日の李首相訪日も「中国ビジネスで支持率を上げたい」つう安倍のスケベ心も大きいでしょうね。


■【森友問題】財務省、佐川宣寿氏ら処分へ 改ざん関与、減給か戒告 前官房長も監督責任
https://www.sankei.com/affairs/news/180518/afr1805180030-n1.html
 佐川氏も「国税庁長官」という一時の出世からずいぶんな目に遭ってますが、それでも「減給か戒告」であって「免職や刑事処分」ではないですからね。
 まあ、安倍もいざとなれば「保身のため」に平気で「免職や刑事処分」をするでしょうが。


■【コリア実況中継!】暴かれた韓国世論操作軍団、ボスは与党党員 “情治国家”が危機を迎えた
https://www.sankei.com/premium/news/180518/prm1805180003-n1.html
 少なくとも現時点では政府高官が関与したなんて話ではありません。
 この程度で「韓国与党の道義的責任」を問うなら「加計森友での安倍や政府・自民党の責任」など「万死に値する」といっていいでしょうがそういう論理整合性は産経には無論ありません。


■【天皇陛下譲位】新元号公表は平成31年4月1日を想定 改元の1カ月前 情報システム改修期間見込み
https://www.sankei.com/politics/news/180517/plt1805170013-n1.html
 いつ改元したところで不便ではありますが「1月1日」「4月1日」ではなく「5月1日」つうあたりが実に不便です。


西城秀樹さん死去 63歳 「YOUNG MAN」など昭和に多数のヒット
https://www.sankei.com/entertainments/news/180517/ent1805170008-n1.html
 人生80年時代では明らかに若死にです。西城とともに「新御三家」と呼ばれた郷ひろみ(1955年生まれ)、野口五郎(1956年生まれ)はまだ健在ですし。
 しかし、西城秀樹(1955年生まれ)ももうそんな年齢なんですね。


■【追悼】西城秀樹さん 訳詞・天下井隆二さんが明かす「ヤングマン」誕生秘話
https://www.sankei.com/entertainments/news/180519/ent1805190003-n1.html

 一部には、この曲の発売に反対するファンも。もともとヴィレッジ・ピープルはゲイをイメージしたユニットだったため、「ヒデキにこんな歌を歌わせるなんて許せない、とカミソリ入りの手紙を送ってきたファンもいた」と天下井さん。だが、西城さん本人は「大丈夫大丈夫、一生懸命歌うよ」と逆に天下井さんらを励ました。

 ゲイ云々については

■YOUNG MAN (Y.M.C.A.)(ウィキペ参照)
西城秀樹の28枚目のシングルである。1979年2月21日にリリースされた。アメリカの音楽グループのヴィレッジ・ピープルがヒットさせた「YMCA」のカバー曲。
・西城が1978年に渡米した際にヴィレッジ・ピープルの「Y.M.C.A.」を知り、カバー曲を提案した所、周りのスタッフからは、(西城のオリジナル曲ではなく)カバー曲になることやゲイ・イメージを売りにした曲であることなどから猛反対を受けたという(読売新聞社文化部『この歌この歌手:運命のドラマ120〈下〉』(1997年、社会思想社・現代教養文庫))。

ヴィレッジ・ピープル(ウィキペ参照)
 ゲイ・マーケットをターゲットにして売り出され、メンバーそれぞれが、ゲイ受けを狙ったアメリカの職業等のコスプレをしている。ポップス史上、ゲイ・イメージを表面に出して音楽活動を行った最初のグループといわれ、アメリカにおけるゲイの理解向上に貢献したとの評価もある。また実際にリードボーカルのヴィクター・ウィリス以外は全員ゲイであったといわれているが、真偽は定かではない。

■YMCA(曲)(ウィキペ参照)
 アメリカの音楽ユニットであるヴィレッジ・ピープルが1978年にリリースしたディスコソングのシングル。
 なお「Y.M.C.A.」とは、キリスト教青年会による若者(主に男性)のための宿泊施設のことを指すが、ユースホステルのようなドミトリー(相部屋)の部屋もあるため「ゲイの巣窟」とされ「Y.M.C.A.」はゲイを指すスラングでもある。この楽曲も、題材をゲイにおいた「ゲイソング」であり、歌詞の中には様々なキーワードが隠されているという。

という指摘があります。まあ、西城が「ゲイに理解があったかどうかはともかく」、そしてカバーに当たって「米国のゲイミュージックであることは宣伝されなかったとはいえ」、『ゲイミュージックだろうとカバー曲だろうといいものはいいんだ』という価値観だったのは事実なんでしょう。
 しかし今や「ヤングマン」といえば

https://www.sankei.com/entertainments/news/180519/ent1805190003-n1.html
 同曲は見事1位を獲得。誰でもまねできる振り付けとともに、社会現象となった。

■YOUNG MAN (Y.M.C.A.)(ウィキペ参照)
西城秀樹の28枚目のシングルである。1979年2月21日にリリースされた。アメリカの音楽グループのヴィレッジ・ピープルがヒットさせた「YMCA」のカバー曲。
・累計売上80.8万枚を記録した西城の最大のヒット曲で、「新御三家」の全てのシングル曲の中でも最大のセールスを誇る。

■YMCA(曲)(ウィキペ参照)
・日本では1979年2月21日に西城秀樹がカヴァー曲『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』を発売し、公称140万枚、オリコンでは80万枚を超すセールスを記録した。
・1979年に第10回「日本歌謡大賞」、第8回「FNS歌謡祭」グランプリを受賞し、翌1980年の春には第52回選抜高等学校野球大会の入場行進曲にも選ばれた。
・現在に至るまで様々な場所で使用されている、両手で「Y」、「M」、「C」、「A」の4文字を表現する振付は、ヴィレッジ・ピープルが始めたものではなく、西城秀樹が1979年1月4日〜6日開催の大阪・厚生年金ホールでの新春コンサートで初披露したもの。原曲のゲイ・イメージを払拭し、スポーティで健康的な印象を強調するために、西城が考案したとされる。しかし現在ではライブでヴィレッジピープルのメンバーが観客に対して西城流の振付のレクチャーを行うことが恒例になっており、実際に殆どの観客がこの振付を行う。

となり、「西城秀樹の代表作」ですからねえ(苦笑)。そして今YMCAといって「ゲイソング」だの「ヴィレッジピープル」だのを連想する人がどれだけいるか。

参考

http://bring.under.jp/jinsay/entry/001322.html
■YMCAは誤解されている
 「ヤングマン さあ立ち上がれよ ヤングマン 〜 素晴らしいY.M.C.A. Y.M.C.A. 若いうちはやりたいこと 何でもできるものさ」でおなじみヒデキ西城(*1)の『ヤングマン (YMCA)』。この曲の印象的なリフレイン「YMCA」ですが、これがキリスト教青年会 (Young Men's Christian Association) の略だと知っている人は少ない。
 あ、今ウソだと思ったでしょ。百歩ゆずって別の意味でY.M.C.A.があると思ってるでしょ。でもこれは本当です。まあ正確にはキリスト教青年会「の宿泊施設」なんだけど。ますますわからない?
 もともとこの曲、原曲は VILLAGE PEOPLE というアメリカのゲイをイメージしたダンスミュージックユニット(*2)の曲です。そんなキワモノっぽいイメージの彼らだけに歌詞もお笑いウィズゲイテイストっぽいものが多く、それでいて英語なんざわかりゃしねえ日本人はオッケーてなもんでアイドルの曲としてカバーしたりしていたものです。同じ VILLAGE PEOPLE の、海軍こそはマッチョの殿堂! 海軍に入って母なる祖国を護ろうではないか、という歌詞の『IN THE NAVY』をピンクレディーが『ピンク・タイフーン』として歌ってたりしました。「They want you, they want you, They want you as a new recruit (募集中、募集中、海軍新兵募集中)」のサビを「やっちゃいな、やっちゃいな、やりたくなったらやっちゃいな」と歌ってしまうんだから、日本人もなかなか捨てたものじゃありません。
(中略)
 で、キリスト教青年会キリスト教圏だとメジャーな話なんですけど、YMCAの宿泊施設は安いのです。日本でも留学経験ある人とか、YMCAにお世話になったことあるって人多いんじゃないでしょうか。内容はまあ、そこそこなんですけど。そこはまあキリスト教青年会だけあって、ちょっとお堅いというか精神的マッチョイメージもあるんですけど。そんなわけでわりと金ない若い旅人の利用する宿、そんな具合のYMCAなわけです。
 そして VILLAGE PEOPLE の『YMCA』。
「若者よ、さあ旅立とう。悲しい思い出に別れを告げて、新しい町に踏み出そう。YMCAに泊まろうじゃないか。自由な若者同士の触れ合いがある、YMCAは素晴らしい」
 そんな歌詞だったのでした。そうやって考えると「素晴らしいY.M.C.A. Y.M.C.A. 若いうちはやりたいこと 何でもできるものさ」っていうヒデキ版も、歌詞の流れとしてはそう筋違いでもなかったりする。しかしあの曲を歌うヒデキのあふれんばかりの笑顔はちょっと違うんじゃないかとも思う。
*1 ヒデキ西城
 西城秀樹
*2 ゲイをイメージしたダンスミュージックユニット
 なんでゲイなのかっつうと、当時ゲイ=いいダンスミュージックを演る。という迷信があったからです。考えてみるとひどい話だが。ほら『君の瞳に恋してる』の BOYS TOWN GANG とかさ。


■日刊スポーツ『「ヤングマン」製造工場のミカン箱で歌った 秘話』
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201805180000094.html

 天下井さんには1つ心残りがある。「(87年NHK大河ドラマ)『独眼竜政宗』の主演のオファーが来たんですよ。でも独立したばかりだったから、会社がつぶれてしまうとお断りしたんです。(秀樹さんも)納得していたのですが…。借金してでも受ければ良かったと思っています」と、残念そうに振り返った。

 イヤー、さすがに大河主演はリスキーすぎるでしょう。渡辺謙で良かったと思いますよ。


■【萌える日本史講座】古代の「聖帝」裏付け? 仁徳天皇陵は500メートル以上の超巨大古墳だった
https://www.sankei.com/west/news/180518/wst1805180005-n1.html

 エジプトにあるクフ王のピラミッド、中国・秦始皇帝陵(しんのしこうていりょう)と並ぶ世界三大墳墓とされる同古墳。500メートルの大台を超える規模は、「仁に篤(あつ)く徳が高い」という名の聖帝にふさわしい威容を示したともいえる。

 意味がわからないですね。徳が高かったら国民の負担にしかならない、でかい墓なんかつくらないでしょうに。なお、現在では「天皇陵か不明」ということで大仙古墳と呼ばれることが多くなっています。しかし「昔は、世界各地において墓が権力のシンボルだった」というのは面白いと思います。

「宮殿から国を眺めると、人家から炊煙(すいえん)が上がっていない。人民が貧しく飯を炊くこともできないのだ。苦しみをやわらげるため3年間課税を免除した」
 古事記日本書紀は、仁徳天皇が人々の生活を何より大切にしたことを記す。

 まあ大人げないマジレスすれば伝説でしかないですし、そもそも「3年間課税を免除しないと生活が成り立たないこと自体悪政と違うのか」て話です。


■神津里季生連合会長「高プロ」反対を自粛!? 菅義偉官房長官と面会
https://www.sankei.com/politics/news/180517/plt1805170018-n1.html
 産経記事を信じれば明らかに管は神津との面会を「連合と自民との友好関係の証明」として宣伝しています。連合執行部の政治音痴ぶりには改めて呆れますね。


■安倍首相「拉致問題解決、最終的に日朝で片付ける」 国家基本問題研究所の10周年記念レセプションで意欲を強調
https://www.sankei.com/politics/news/180517/plt1805170014-n1.html
 国基研なんて極右団体の集会に平然と出るのだから非常識な男です。
 しかし「日朝で片付ける」て果たしてそんなことが可能なんでしょうか。南北、米朝首脳会談が決まるまでは「日朝首脳会談」など口にしてなかった男が思いつきでこんなことを言ってもどうにもならないでしょう。


■韓国への高速船就航「活性化期待」 長崎・対馬市長ら協定締結
https://www.sankei.com/west/news/180517/wst1805170107-n1.html
 「対馬が危ない」などという産経の与太はこうして対馬市当局によって当然のように無視されるわけです。


■産経『韓国、慰安婦問題研究所を8月開設 女性家族相が見通し「戦争と女性の人権弾圧問題は韓国が中心」』
https://www.sankei.com/world/news/180517/wor1805170029-n1.html
時事通信『韓国、慰安婦研究所を8月開設』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018051700753&g=int
 安倍や産経といったウヨが発狂することは間違いないですが、むしろ連中の自業自得ですね。
 「河野談話アジア女性基金が一応実施されたから」と、日韓関係を配慮してそうしたことを自重していたら、かえって安倍が図に乗って慰安婦否定論に加担しようとすれば、「それなら我が国は慰安婦の歴史を子々孫々語り継ぐことによって安倍に対抗しよう」となるのは当たり前の話です。まあ、小生も「人間ができてない」ので正直愉快ではないですが、「安倍のバカが先にケンカを売った話」なので韓国を批判する気は全くないですね。そもそも安倍が「反省してる」つうなら都心の一等地に国費で慰安婦博物館を建設して開館の日に文在寅大統領を招待するぐらいでないとだめでしょう。
 日本のマスコミがこれをどう報道するかが気になりますが、最近のマスコミの嫌韓国ぶりは酷いので正直あまり期待していません。


■産経『菅義偉官房長官、韓国の慰安婦問題研究所開設を牽制「日韓合意は国と国の合意」』
https://www.sankei.com/world/news/180518/wor1805180017-n1.html
 日韓合意のどこにも「慰安婦研究所を開設してはならない」なんて書いてないので菅の主張はただの言いがかりに過ぎません。


■【大阪都構想住民投票の今秋実施は断念 松井大阪府知事 「2度目」先見通せず
https://www.sankei.com/west/news/180517/wst1805170013-n1.html
 未だ油断はできませんが「維新の野望が現時点では挫折してる」という意味でひとまずは明るいニュースですね。


■【アメフット悪質反則】負傷学生の父が会見「加害者、なぜ追い込まれた」「(内田)監督に言ってほしかった」
https://www.sankei.com/west/news/180521/wst1805210062-n1.html
 「追い込まれた」というあたり明らかに、父親は「学生が自分の一存で愚かにも反則をやった」などとは全く思っておらず、むしろ「監督やコーチに命令されて精神的に追い込まれて断れなかったのだろう、ある意味彼も被害者で最大の悪は監督、コーチら指導者たちだ」と思ってるのでしょう。当たり前の話です。


■【アメフット】内田監督、日大役職辞任の言及避ける
https://www.sankei.com/west/news/180519/wst1805190071-n1.html

 日本大の内田監督は羽田空港でも取材に応じ、日大の常務理事など大学内の役職辞任の可能性には「それは違う問題ですので」と言及を避けた。

 普通は監督だけでなくそれも辞めると思うんですけどね。続ける気なのか。しかも辞めると言っても「反則を指示したのかどうか」について曖昧にごまかしてるのだから全くお話になりません。


■【日大監督辞任】報道陣に謝罪も問題核心には「臆測に対応し切れない。心外だ」
https://www.sankei.com/west/news/180519/wst1805190082-n1.html
 まあ加計森友で辞任も謝罪もしない安倍に比べたら誠実な態度ですね。
 しかし産経も「安倍以外」にはずいぶんと手厳しいもんです。

「『1プレー目で壊してこい』との指示は実際にあったのか」との問いには、「精査して、関東学連関西学院大に答えようと思っている」。
 反則行為をした選手を咎(とが)めなかったのか問われると、「そのときは(選手を)注意しておりません」としたが、なぜかと問われると、「将来のアメリカンフットボールの練習、教育にも関連するので、連盟、関西学院大の方にお答えしようと思っている」と述べ、「私の責任」と繰り返すばかりだった。

 自分のした行為(あるいはしなかった行為)について、それも「反則を指示したのかどうか」なんて簡単な質問について「精査」の必要もないでしょうに。
 これが「あなたにはホニャララという犯罪の容疑がかかっています。事件のあった約1年前の2017年5月10日のアリバイを聞かせてください」とかなら「ちょっと手帳を見て精査しないと解らない」つうこともあるでしょうが。
 これは「結局指示したんじゃないか?」と疑われても仕方ないでしょう。

 反則行為をした選手については「非常にめいっている印象」と明かし、退部するとの情報は「まだ連絡が来ていない」とした。

 まあ、問題は「監督やコーチの命令があったかどうか」でしょうね。個人的暴走なら退部させるという選択肢もあるでしょうが、そうでないなら「当人が在籍し続けたい」なら退部させるという選択肢はないでしょう。
 「監督やコーチに逆らうことが難しい」わけですから、「反則へのペナルティ(当面、試合に出さないなど)」はやむを得ないにしても退部させるなどとんでもない話です。とはいえ「反則を命令するような監督やコーチがいた部」など選手の方が「もういたくない」かもしれません。


■【アメフット】日大監督辞任表明「反則行為問題…全て私の責任です」
https://www.sankei.com/west/news/180519/wst1805190051-n1.html
 対応があまりにも酷すぎましたからね。
 「監督が命令してやらせていた疑いがある」なんて話も出てきたし辞任するしかないでしょう。最初の対応がまともならこうはならなかった可能性もありますが。


■【主張】悪質タックル スポーツ界の常識を疑う
https://www.sankei.com/column/news/180517/clm1805170001-n1.html
 現時点では疑われるのは「日大アメフト部の常識」ですね。
 「スポーツ界の常識疑う」つう程の話ではないでしょう。


■野党混迷の根源は連合にあり 「希望」結成後押しして消滅
https://www.sankei.com/politics/news/180516/plt1805160039-n1.html
 別に共産や社民は混迷していません。
 混迷してるのは「解党した最大野党だった民進党」と「民進党解党によってダメージを受けた野党共闘」ですね。まあ、連合執行部の政治センスのなさは論外ですね。せめて「立憲民主党が残ったこと」が不幸中の幸いでしょう。

 平成5年の細川護煕非自民連立政権樹立の立役者は、当時連合会長の故山岸章氏だった。現在の連合執行部の混迷を見る限り、政権交代を牽引する労働運動は過去のものになったように思える。

 イヤー、山岸連合も「国民福祉税騒動」での「小沢一郎社会党新党さきがけの対立」を収拾できずに、小沢に肩入れしたあげく、反発した社会党やさきがけを連立から離脱させて、村山自社さ政権誕生のきっかけをつくっていますから今の連合と政治センスのなさは大して変わらないでしょう。そして当時の細川政権が「非共産*27」であることでわかるように連合なんぞ執行部は昔から非常識な反共主義でしょう。


■【警察官射殺】19歳容疑者の実名報道に抗議 滋賀弁護士会
https://www.sankei.com/west/news/180516/wst1805160087-n1.html
 全く同感ですね。特に逮捕後の写真掲載などただののぞき見趣味でしかないでしょう。


■IR実施法案 政府・与党が今国会成立方針 公明が容認へ転換
https://www.sankei.com/politics/news/180516/plt1805160032-n1.html
 まあ、「当初、反対とか抜かしながら結局賛成する」いつもの公明党ですね。良くも創価学会員もこんな詐欺師政党を支持できるもんです。
 加計森友で安倍が追い詰められてる以上、公明党が突っぱねれば、「少なくても」今国会は不成立でしょうが「公明もカジノ利権に食い込みたい」し、こうした「不人気法案」は「ポスト安倍より、落ち目の安倍にやってもらった方がありがたい(全部安倍に責任転嫁すればいい)」つうことでしょうか。


■選挙候補の「男女均等」、政党に努力義務 政治分野の共同参画法成立
https://www.sankei.com/politics/news/180516/plt1805160031-n1.html
 努力義務に過ぎないのでどこまで効果があることやら。日本人も人権意識が低いというか、「政治に限らず」女性の社会進出なんて問題にあまり興味もないですしねえ。
 なお一般論で言えば「女性の政治参加」はいいことだと思いますが、とはいえさすがに「文在寅>越えられない壁>朴クネ」でしょう。そして「野田聖子ならまだしも」稲田*28元防衛相だの高市*29総務相だの杉田水脈だの「安倍チルドレンのウヨ女性」を評価する気は俺にはありません。
 ろくでもない女性政治家がいてもなあ(ため息)とは思います。

 全会一致で可決、成立した。

 まあこういう法律で反対する政党もあまりないでしょう。例えば共産党などだと「不十分な点はあるが今よりマシ」つうことでしょうね。
 ちなみにこの件での女性議員のツイート。

福島みずほ*30
・本日、参議院で、政治分野における男女共同参画に関する法律が成立します!。嬉しいです!

蓮舫*31立憲民主党
 この法律は、日本で初めて「女性の議員を増やすこと」を促す法律です。
 残念ながら義務規定ではないのですが、努力している政党が見えることにもなります。選挙で男女の候補者数をできる限り「均等」にするよう我が党も最大限取り組みます。

 法案作成に関わった野田聖子*32男女共同参画担当相は16日、記者団に「必ずやこの法律で日本の政治は大きく変わると期待し、信じている」と強調した。菅義偉官房長官は記者会見で「政府の責務として情報収集や発信などにしっかり取り組む」と語った。

 こうしたときに「福島社民党副党首」など、野党の女性政治家に意見を聞かないあたりはさすが産経です。
 ちなみに他の政党の反応については

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018051601316&g=pol
福山哲郎*33幹事長は16日、記者団に「政治を変えたいという女性は大歓迎だ。どんどん扉をたたいてほしい」と訴えた。

を紹介しておきます(ちょっと他に記事が見つからなかったもので立民だけ紹介になります)。
 なお、野田からすれば「来たるべきポスト安倍での総裁選立候補」に向けて「宣伝できる政治的手柄が一つできた」というところでしょうか。
 つうか「日本の政治を変える(野田)」とかいうなら「別にこんな法律を作らなくていい」ので、とっとと安倍なんぞ引きずり下ろしてほしいもんです。
 つうかこんな法律を作るより「小選挙区制度と供託金制度の廃止」で「政党のバックがない普通の女性でも立候補しやすくした方」がよほど女性の政治進出に貢献すると思いますね。まあ、そういう考えは野田にはないのでしょうし、そういう意味で野田の「女性政治家を増やす」云々はインチキ主張だと俺は思いますが。

 政府の第4次男女共同参画基本計画は(ボーガス注:平成*34)32年までに国政選挙の女性候補者を30%に引き上げる目標を掲げている。昨年10月の衆院選は約17.7%だった。

 目標期限が平成32年、今が平成29年ですからねえ。4年で30%までいくか、おそらく相当怪しいでしょう。


■“女性宰相”候補は挫折の歴史 おたかさんブームや小池フィーバー、起きては消え
https://www.sankei.com/politics/news/180516/plt1805160040-n1.html
 上で紹介しましたが、「政治分野の共同参画法成立」とやらを受けての記事ですね。
 「おたかさんブーム」について俺は解りますが、最近の若者だとわからないでしょうねえ。
 今思うに「最大野党党首が女性」のインパクトは当時においてやはり大きかったと思います。
 それはともかく、私見では一番可能性があった女性首相候補はやはり最大野党・社会党委員長の土井氏で、次が同じく最大野党・民進党代表の蓮舫*35でしょうか。他(田中真紀子*36外相など)はそれほどでもないでしょう(土井氏、蓮舫氏についてそんなに高い可能性だとは思ってませんが)。例えば今の野田聖子に「ポスト安倍の目がある」とは正直あまり思いませんね。
 小池*37に「ポスト安倍」の可能性があったとも俺は思っていません。まあアンチ小池の俺にとっては幸せなことに、「小池・希望の党*38」は見事にぽしゃりましたが、別にぽしゃらなくても首相の可能性があったとは思いませんね。
 しかし

・英国のメイ首相が女性
・ドイツのメルケル首相が女性
・台湾で今蔡英文総統が女性
・韓国で「崔順実ゲート(韓国版・加計森友)やらかした、ろくでもないゴミみたいな政治家」「ただの親の七光り」、つまり「韓国版・安倍晋三」とはいえ前韓国大統領朴クネが女性

で日本だけ「未だに女性首相なし」ですか。まあ女性なら小池でも稲田でも高市でも誰でもいいとはさすがに思いませんが「なんだかなあ」とは思います。

 父・小渕恵三*39元首相の地盤を継いだ小渕優子衆院議員(44)は20年、戦後最年少の34歳9カ月で(ボーガス注:麻生内閣少子化等担当相として)入閣したが、26年の経済産業相就任直後、不適切な政治資金支出で辞任し、現在も自粛の日々を送る。

 イヤー、あの疑惑があろうとなかろうと「親の七光り」小渕なんぞ首相候補だなんて俺は全く思いませんが。

 安倍晋三首相に「首相候補」と目をかけられたのは稲田朋美衆院議員(59)だ。党政調会長などの要職に抜擢され続けたが、昨年7月、自衛隊の日報問題に絡み防衛相を引責辞任した。

 安倍は「稲田を重用した」とはいえ「総理候補などとは考えてなかったでしょうが」、それはさておき。
 やはり産経だとこういうとき「稲田の名前はお約束」ですね(ちなみに「稲田と同じ安倍チルドレンのはず」の高市の名前は出てきません)。とはいえ「防衛相を引責辞任」してからの「産経や安倍による稲田への扱い」は「今現在の籠池への扱い」並に冷たくなったと思いますが。

 9月の自民党総裁選への出馬を明言しているが、果たして(ボーガス注:野田氏は)自らの手で女性首相ゼロの歴史に終止符を打てるか。

 ただの軽口でしょうが安倍応援団・産経がこういうことを書くとは意外です。


■【高校野球】日本高野連が「200年構想」…子供の野球離れに
https://www.sankei.com/west/news/180516/wst1805160079-n1.html

 連盟によると、中学の軟式野球部員は2001年度の約32万人から17年度は約17万人に減少。

 まあサッカーなどライバルの登場と言うことでしょう。「野球狂信者でない限り」、一概に悪いことではないと思います。


■【サッカー日本代表本田圭佑、W杯「出る以上は優勝」 都内でイベント出席
https://www.sankei.com/sports/news/180516/spo1805160034-n1.html

 1パーセント以下かもしれないが

と断ったところで非常識にもほどがありますね。リップサービスでも許されるレベルではないでしょう。俺はサッカーに全く興味がないので本田某という選手を知りませんし、知る気もないです。しかし、こんなバカなことは未だかつて聞いたことがありませんし、この一件だけで「本田はバカだ」と断言していいかと思います。


■【正論】「総裁候補」に求められる器量 文芸評論家・小川榮太郎
https://www.sankei.com/column/news/180516/clm1805160005-n1.html
 安倍に「総理総裁の器量などかけらもないこと」は今更言うまでもないでしょう。
 しかし「安倍万歳が一番の売り」のくせに「文芸評論家」を小川が名乗るあたりが滑稽ですね。
 安倍万歳のどこが文芸なのか。
 せめて「文芸なしの評論家」を名乗ったらどうなのか。

 多くのメディアが狂奔した「安倍疑惑」は虚偽であつた。
 それがどのやうに危険な手法による疑惑の捏造(ねつぞう)だつたかは、拙著「徹底検証『森友・加計事件』 朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」(飛鳥新社)に詳述してゐる。

と小川がいったところで、まともな人間は誰も相手にしません。しかしよくもまあこんなデマが未だにほざけるもんです。そもそも「多くのメディアが狂奔した」と書きながら「朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」と一方では書くのは明らかな論理矛盾です。最初の加計森友スクープが朝日とはいえ、新聞、テレビ各社が朝日を後追い報道しているものの何が「朝日の報道犯罪」なのか。

 しかも、これだけの安倍たたきでも直近の支持率は40%台で踏みとどまつてゐる。

 実際には近年の支持率は30%台がほとんどですね。まあそれでも俺のような安倍批判派からすればまだ高いですが。

 実は歴代のほとんどの政権支持率よりは高い。
 ちなみに、近年の政権末期の支持率は森喜朗*40政権7%、小泉純一郎政権51%、第1次安倍政権34%、福田康夫*41政権20%、麻生太郎政権15%、鳩山由紀夫政権21%、菅直人*42政権18%、野田佳彦政権20%(NHK放送文化研究所「政治意識月例調査」)である。

と産経や小川が言い訳したところで安倍の支持率が「もはや不支持率を下回っている」事実は否定できません。しかし正直、安倍のひどさに比べれば「森政権の方がずっとましだった」と思いますね。
 安倍の支持率はもっと落ちてしかるべきでしょう。

 4月23日に発表されたロイター通信による企業アンケートでは、安倍政権の続投支持は73%に及ぶ。

 まあ事実なら正気じゃないですね。安倍によって景気が良くなってるという事実はないと思いますが。そして景気が良ければ安倍でいいという態度はいかに企業家でもまともな態度ではないでしょう。

 現在の安倍政権に関して言へば*43、後継者に絶対不可欠なのは、アベノミクス安倍外交の継承である。

 安倍をたたえてるとはいえ、あの小川が産経を舞台に「ポスト安倍の最有力候補は安倍総理云々」と言い訳しながらも「後継者云々」といいだしたことには驚きですね。産経も小川も「安倍が終わること」もそろそろ考慮に入れた方がいいと思い出してるようです。
 まあ、それはともかく小川や産経にとって大事なのは「安倍極右外交の継承」とやらであって正直アベノミクスなどどうでもいいでしょう。
 なお、「改憲」と書かないのは「現状では改憲アピールは得策ではない」という判断でしょうか。

 中国包囲網を敷きながら自由経済を主導し、アメリカと対立してでも多国間自由貿易の枠組みを維持する安倍外交の腰の強さ*44を継ぐ意思はあるのか、中国寄りに切り替へるのか。

 小川が安倍万歳することに何ら意外性はありませんが、あの「李首相*45北海道訪問への安倍の同行」でも明々白々な「最近の安倍による中国への接近」を無視してこんなデマ「中国包囲網」を書き飛ばせる神経にはいつもながら呆れます。


■長崎女性県議「結婚出産は自由意思」 3人以上出産発言に
https://www.sankei.com/west/news/180516/wst1805160076-n1.html

 送付したのは自民、民進、共産各党の3人。長崎県庁で記者会見した自民の江真奈美県議は、不妊に悩む県民から批判が寄せられていることを紹介。「自民内からも(抗議の気持ちを)発信しないと、世の中は変わらない。(加藤氏は)意識を正してほしい」と苦言を呈した。

 まああまりにも非常識ですからねえ。自民党からも批判の声は出るでしょう。


中央アジア親日国確保「意義大きい」 ウズベキスタン、日本にラブコール
https://www.sankei.com/world/news/180516/wor1805160009-n1.html
ウズベキスタンで進む親中化
https://www.sankei.com/world/news/180516/wor1805160013-n1.html

 中央アジアコーカサス研究所*46田中哲*47所長は、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を進める中国などが対日強硬姿勢に傾いた場合、「(中露の)間にある国が日中露どちらにつくか*48、その動向が物事を決めることにもつながる。中央アジア親日的な国があることは意義が大きい」と強調。

 産経らしい記事ですが、中国と対抗してウズベキスタンを日本に取り込むなんてことは無理でしょうね。田中氏の発言も「産経文化人らしい反中国与太」と見るべきでしょう。
 まあ、ウズベキスタンについて言えば、「中国にも日本にも恨まれないよう八方美人的態度」が一番あり得る可能性でしょう。
 ウズベキスタンの日本ラブコールは少なくとも「反中国」ではないでしょう。


安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相が「発言に注意」と申し合わせ
https://www.sankei.com/politics/news/180516/plt1805160014-n1.html
 お互い失言常習のバカ政治家がこんなことを申し合わせたところで何の意味もないでしょう。とはいえこういう申し合わせをする程度には自分らのバカさについて自覚があるようです。


■【野党ウオッチ】新党「国民民主党」の無残な船出 合流前より低い「支持率1%」の惨状
https://www.sankei.com/premium/news/180516/prm1805160006-n1.html
 合流前より支持率が低くなるとは思っていませんでしたが、
1)合流前より大きく支持率が高くなるとは思えない(特に立民党を上回るとは思えない)
 まあそういう理解の元、野田*49元首相や岡田*50民進党代表などは不参加だったわけです。もちろん立民も参加要請には応じなかった。
2)その場合、産経が悪口雑言するだろう
つうことは全く予想の範囲内で意外でもありません。


■【主張】新潟女児殺害 悲しい事件を防ぐために
https://www.sankei.com/column/news/180516/clm1805160001-n1.html

 4月には別の未成年者に対する県青少年健全育成条例違反容疑で書類送検されていた。
 逮捕に至らぬ事案で報道発表もなく、近所の住民も、その事実を知らなかった。

 ただの痴漢行為をそうそう周囲に流すわけにもいかないでしょう。殺人とは大分差がありますから。
 正直今回の逮捕がえん罪でないと前提した上での話ですが、なぜ「殺人などと言う大それたこと」に発展してしまったのか。

 13歳未満の被害者に対する性犯罪で服役した出所者については、法務省警察庁に情報を提供し、地元の警察本部、警察署が定期的に所在を確認する出所者情報提供制度がある。だが服役に至らなかった事案は対象とならない。

 うーん、どうなんですかね。対象にした方がいいのかどうか。人権面の問題もあるし、警察の負担を安易に増やせないという問題もあります。

 米国では全州で、性犯罪者は顔写真と個人情報がネットで公開される。韓国では13歳未満の児童に対する性暴力犯罪者に衛星利用測位システム(GPS)の足輪を装着することが義務づけられ、成果が上がったことから、現在では未成年者誘拐、殺人、強盗などに罪種を拡大させている。

 産経らしいと言えば産経らしいですが人権面を考えればそう簡単に賛成できる話ではありません。
 特に情報共有が役所に限定されるGPS足輪はともかく、ネット公開などしたら、外部にどんどん情報が拡散して更生しても死ぬまで、『あいつは性犯罪者だ』と非難され続けることにもなりかねません。足輪にしても「外部から目立たないサイズ」ならともかく外部からすぐ解るような代物*51では入れ墨や「いわゆるダビデの星」みたいなもんで「私は性犯罪の前科者です」と触れ回ってるようなもんです。その場合「成果が上がった」と手放しで喜べる話ではないでしょう。外から見てすぐ解る足輪なんかして性犯罪行為に及ぶ人間も、またそんな足輪をしている人と付き合いたがる人間も多くはないでしょう。
 かつ今回の事件のような場合、もっと簡単に被害を防止する方法があってそれが「生徒が一人で帰宅しないこと」ですね。まあ難しい面もあるでしょうが親御さんなど大人がつきそうということです。
 かつ、産経の言う方法「ネット公開やGPS足輪」は前科者にしか通用しないわけです。


■【神戸「正論」懇話会】「国際情勢は激変期、日本は歴史上の分岐点に」 阿比留瑠比論説委員兼政治部編集委員
https://www.sankei.com/west/news/180515/wst1805150101-n1.html
 名誉毀損訴訟で敗北した男が処分されるどころか「論説委員兼政治部編集委員」に出世というのだから呆れて二の句が継げませんね。

 野党が森友、加計(かけ)学園問題を主眼に置く国会の現状について「(日本の)国際社会での発言力が低下しかねない」と批判した。

 「そんなことはあり得ませんが」仮に野党が追及しなくても「加計森友疑惑の安倍」なんぞ国際社会がまともに扱うわけがないでしょう。つうかそもそも安倍に何の国際的発言力があるのか。
 「文*52大統領の対北朝鮮外交」「習*53主席のAIIBや一帯一路」「鳩山一郎首相の日ソ国交回復と国連加盟」「佐藤栄作*54首相の日韓国交回復と沖縄返還」「田中角栄*55首相の日中国交回復」「小泉*56首相の訪朝」などにあたるような外交功績はあの男に何もないでしょう。
 大体「細川政権の佐川急便疑惑」「民主党政権下の小沢幹事長・西松疑惑」は騒ぎ立てた新聞がよくも言ったもんです。
 つうか自民党政権下の「竹下*57政権のリクルート疑惑」「小泉政権での鈴木宗男疑惑」などでもここまで産経が詭弁でかばったことはないんじゃないか。
 それにしても産経は自分らの加計森友での主張が「自分たちが批判する北朝鮮の主張」『拉致問題はもはや過去の問題』『日本はそんなことを騒ぎ立てるな』とまるきり似てることをどう思ってるんですかねえ。
 産経の北朝鮮への批判「過去の問題ではない」と同じことを言ってるのが野党なのですが。

 今秋の自民党総裁選に関しては、安倍晋三首相(党総裁)の3選は濃厚だと分析

 まあ誰が考えても「その可能性は完全には否定できない」が、「濃厚ではない」でしょうね。良くもこんな与太がかっ飛ばせるもんです。


■【加計学園問題】疑惑めぐる首相対応不十分 自民・小泉進次郎筆頭副幹事長
https://www.sankei.com/politics/news/180514/plt1805140023-n1.html
 ぶっちゃけ安倍に対する物言いは、野党などに比べ、腰は引けてるものの、小泉jrも安倍なんぞかばってもメリットにならないとは思ってるのでしょう。
 正直世論調査によっては彼は「次の自民党総裁になってほしい人」上位(石破の次の2位)で、それはもちろん「安倍批判票によるもの」でしょうからね。


■【自民党総裁選】山崎拓*58「今回名乗りを上げた人が3年後は絶対有利」
https://www.sankei.com/politics/news/180515/plt1805150038-n1.html
 つまりは「加計森友の腐敗政治家・安倍*59を早く引きずり下ろせ」という山崎氏なりの悲憤慷慨でしょうね。
 本来、「国会議員を辞めた」彼もこんなことは言いたくないでしょうが、自民党内においてまだ安倍おろしの動きが今ひとつで「冗談抜きで」安倍三選の可能性すらある中、山崎氏も黙っていられないのでしょう。
 もちろん山崎氏にとっては「子分・石原*60の名乗り」を希望してるでしょうが、この期に及んでは石破*61でも岸田*62でもいいという思いじゃないか。


■【衆院予算委員会麻生太郎*63やじで予算委紛糾 質問中の玉木雄一郎氏に「自分がしゃべりたい人」
https://www.sankei.com/politics/news/180514/plt1805140014-n1.html

 麻生太郎副総理兼財務相が14日の衆院予算委員会で、質問中の玉木雄一郎*64国民民主党共同代表に「自分がしゃべりたいんだよ、この人は」と閣僚席からやじを飛ばす一幕があった。野党側は「質問者を侮辱する発言だ」と抗議し、質疑が一時紛糾した。

 仮にも大臣がヤジ飛ばすとはどれほどバカなんでしょうか。


■【政界徒然草】イメージダウン狙う野党議員は公明・山本香苗*65議員&世耕弘成*66経産相の「神質疑」を見習え!
https://www.sankei.com/premium/news/180514/prm1805140008-n1.html
 タイトルだけで大笑いですね。こんなん産経読者ですらどれだけの人間が賛同するんでしょうか?


■【財務次官セクハラ】麻生太郎氏、福田淳一前次官のセクハラ問題を初めて謝罪
https://www.sankei.com/politics/news/180514/plt1805140018-n1.html
 「やっとかよ」ですね。「撤回した方がまし」とはいえ、もちろん今更撤回したところで何がどうなるもんでもありません。そもそも麻生もまともに反省してるわけではなく、単に批判世論に抵抗しきれなくなっただけですし。

*1:教育相、副首相などを経て首相

*2:文化・青年・スポーツ相、農業相、教育相、財務相、副首相などを歴任

*3:まあ、そもそも同性愛を犯罪行為として処罰すること自体が人権上問題ですが。

*4:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相、首相など歴任

*5:まあ能力だって安倍は最低でしょうが

*6:不誠実な答弁はもちろん疑惑逃れが理由ですが、菅氏が問題にしてるのはあくまでも「疑惑が事実かどうかはひとまずおいて」の話です。

*7:まあ不手際がなかったとは言いませんが、未曾有の大災害ですからねえ。正直、菅氏以外の総理なら不手際がなかったとは俺は全く思いません。例えば当時、安倍が総理だったら菅氏以上にまずいことになったでしょうね。

*8:体調不良が退陣に影響しなかったとは言いませんが、直接の退陣理由は「支持率低迷とそれによる党内からの安倍辞任を求める声」に安倍が抵抗できなかったと言うことでしょう。そもそも「支持率低迷とそれによる党内からの安倍辞任を求める声」が体調不良の理由ですし。

*9:国民民主党議席数は第二野党でありながら、支持率が野党第二位ではなく共産を下回る惨状です。

*10:裏返せば共産党を異常に敵視し「希望の党騒動」などやらかして安倍を利した連合執行部や前原、細野などがいかにバカかと言うことです。

*11:2013年刊行

*12:そもそも「能力」「資質」「手腕」という意味不明な項目分け自体が「はあ?」ですね。一般的な日本語では「能力≒資質≒手腕」なんですが。まともな人間なら、「政策立案能力」「交渉能力」などもっとまともに項目分けするでしょう。

*13:著書『「反日モンスター」はこうして作られた・狂暴化する韓国人の心の中の怪物〈ケムル〉』(2014年、講談社プラスアルファ新書)

*14:参議、陸軍大将、近衛都督を歴任

*15:参議、大蔵卿、内務卿を歴任。いわゆる「紀尾井坂の変」で不平士族に暗殺されている。

*16:どう言い訳しようと「軍事反乱という犯罪行為」なのに何の誇りでしょうか?。「西郷さんのやることなら無条件で正しい」つう盲従か?。別に「犯罪者の子孫として先祖を恥じろ」とまではいいませんが誇れる話じゃないでしょうに。

*17:大久保からすれば「勝手に内乱を起こしたのは西郷の方だろ!。なんで俺が悪者扱いなんだよ(困惑)」でしょう。

*18:西郷が勝手に反乱したのに、「裏切り者扱い」とは大久保もいい迷惑です。まあ、俺の「独断と偏見」ですが西郷って明治維新の立役者であるが故に「俺ほどの大物が反乱すれば日本中で士族反乱が起こる」だの「大久保が自分から頭を下げてくる(大久保の方が年下ですし、もともとは西郷の方が大久保より格上の存在として周囲に扱われていました)」だの自分を過信してたんじゃないですかね?。かつそんな西郷にダメ出しするような人間(典型的には大久保ですが)は鹿児島に帰郷した彼の周囲にはいないわけです。

*19:鹿児島大学名誉教授。NHK大河ドラマ翔ぶが如く(1990年)」、「琉球の風(1993年)」、「篤姫(2008年)」、「西郷どん(2018年)」で時代考証を担当。著書『篤姫』(2007年、グラフ社)、『龍馬を超えた男 小松帯刀』(2010年、PHP文庫)、『西郷隆盛53の謎:知っているようで知らない「せごどん」の真実』(2017年、海竜社)、『西郷家の人びと』(2017年、角川書店)、『西郷隆盛はどう語られてきたか』(2017年、新潮文庫)、『西郷どん(せごどん)とよばれた男』(2017年、NHK出版)、『明治維新はなぜ薩摩からはじまったのか』(2018年、パンダ・パブリッシング)など(ウィキペディア『原口泉』参照)

*20:市民グループと言えば聞こえはいいですが右翼的団体じゃないですかね?

*21:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任

*22:三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)など歴任

*23:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*24:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相などを経て第四次安倍内閣経済財政担当相

*25:ドビルパン内閣農水相、フィヨン内閣財務相などを経てIMF専務理事

*26:第一次安倍、福田内閣環境相自民党国対委員長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*27:まあ当時は共産党にも連立参加の用意はなかったですが、仮にそうした方向性を当時の共産がとったとしても反共主義から連合は「今と同様に」共産を排除しようとしたでしょう。

*28:第2次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第2次安倍総裁時代)、第3次安倍内閣防衛相を歴任

*29:第1次安倍内閣沖縄・北方等担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第3次安倍内閣総務相を歴任

*30:社民党幹事長、党首、鳩山内閣少子化等担当相などを経て現在副党首。

*31:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表などを経て立憲民主党参院国対委員長

*32:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣消費者問題等担当相、自民党総務会長(第2次安倍総裁時代)などを経て第4次安倍内閣総務相男女共同参画担当相兼務)

*33:鳩山内閣外務副大臣菅内閣官房副長官民主党政調会長(海江田代表時代)などを経て立憲民主党幹事長

*34:まあ「平成32年」は「現天皇の退位による改元」でありませんけど。もうこれからは「平成32年」でなくて「2020年」でいいんじゃないですかね。たとえば「2020年東京五輪」と呼ぶことはあっても「平成32年東京五輪」とはもはやあまり言わない気がします。

*35:なお、蓮舫氏が二重国籍などという言いがかりをつけられたあげく、党代表を辞任し、後釜が前原で、無茶苦茶な解党劇という例の一件には未だに怒りを禁じ得ません。

*36:村山内閣科技庁長官、小泉内閣外相、野田内閣文科相を歴任

*37:小泉内閣環境相、第1次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*38:やはり「女性首相」が小池の野望だったんでしょうか、どうでしょうか?

*39:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

*40:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮澤内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*41:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*42:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相

*43:小川のように意味もなく「旧仮名遣いを使う行為(本当に小川の記述法が正しいか疑問ですが。旧仮名遣いを正確に使うのは結構難しいですからね)」は本当に馬鹿馬鹿しいですね。

*44:安倍のどこが「アメリカと対立してる」んですかね。例の報復関税の件ならEU諸国(英国、フランス、ドイツ)もトランプを批判していますし、誰がポスト安倍になろうともEUなどと連携してのトランプ批判は行うでしょう。「安倍だから云々」という話では明らかにない。

*45:中国共産主義青年団共青団)中央書記処第一書記、河南省長・党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て首相(党中央政治局常務委員兼務)

*46:この研究所、内閣府ホームページ(https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/013001023)によると小池百合子が代表だそうです。

*47:著書『キルギス大統領顧問日記:シルクロード親日国で』(2001年、中公新書

*48:まあ基本的には「ある特定の国からよほどの利益でも与えられない限り」は、「等間隔外交」でしょうねえ。特定の国に密着しても、他の国の恨みを買うだけですし。

*49:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)など歴任

*50:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、代表など歴任

*51:そのあたりがこの産経記事だけでは解りませんが

*52:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領

*53:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席。

*54:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相

*55:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*56:宮澤内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*57:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*58:宇野内閣防衛庁長官、宮澤内閣建設相、自民党国対委員長(河野総裁時代)、政調会長(橋本総裁時代)、幹事長、副総裁(小泉総裁時代)など歴任

*59:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*60:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*61:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第2次安倍総裁時代)、第3次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*62:第1次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第2〜3次安倍内閣外相を経て自民党政調会長

*63:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*64:民主党政調副会長、民進党幹事長代理、希望の党代表などを経て国民民主党共同代表

*65:福田内閣経産大臣政務官、第3次安倍内閣厚労副大臣公明党参議院政策審議会長など歴任

*66:第一次安倍内閣首相補佐官(広報担当)、第二〜三次安倍内閣官房副長官などを経て第4次安倍内閣経産相