「珍右翼が巣くう会」に突っ込む・番外編(8/1分:常岡浩介と黒井文太郎と桜木武史の巻)(追記・訂正あり)(追記・訂正あり)

 常岡*1らを取り上げますが主として「安田氏問題」について触れる予定です。
【安田問題関係】
ウイグル研究家・M谷N子氏のツイート

M谷N子*2
 (ボーガス注:イスラム武装勢力からの人質救出に成功した欧米政府のように日本の)政府は安田純平氏帰国に向けて、「解決への努力」をして欲しいと私は思っている。

 別に安田氏の知人・友人でなくても、普通はそう思うでしょうねえ。自称とは言え「友人・知人」のくせに、そうは思わないらしい常岡や藤原亮司は実に異常だと思います。


アエラ『シリアで凶弾に倒れた山本美香さん*3七回忌 パートナーが語る戦場の真実「安田純平さん問題は自己責任が政府の逃げ道に」』
https://dot.asahi.com/dot/2018081800012.html?page=1

 パートナーというのが「仕事のパートナー」にとどまるのか、事実上の夫婦を意味するのかよくわかりませんが。

 安田さんが拘束されて約3年が経つ。同じ時期にシリア北部で拘束されたスペイン人ジャーナリスト3人は、既に解放されている。詳細は公表されていないが、トルコ紙などによれば、スペイン政府が各所に協力を要請し、1人につき370万ドル(約4億円)を払ったとも言われている。

 まあ結局そういう手法しかないんじゃないですかね。


毎日新聞『<安田純平さん妻>政府に早期救出行動求める』
https://mainichi.jp/articles/20180808/k00/00m/040/017000c
■読売新聞『安田純平さん妻会見「主人を一日も早く帰して」』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180807-OYT1T50104.html

https://mainichi.jp/articles/20180808/k00/00m/040/017000c
 妻はこの映像を見て「状況が切迫しているのではないか」と懸念し、会見したという。妻は冒頭で「日本中の皆様にご心配とご迷惑をおかけしたことを心からおわび致します」と頭を下げ、「家族としては一刻も早く帰ってきて、日本の地を踏んでほしい」と訴えた。 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180807-OYT1T50104.html
 安田純平さん(44)の妻で、歌手のMyu(ミュウ)さんが7日、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、「主人を一日も早く帰してほしい」と訴えた。

 今まで姿を現していなかった「安田氏の妻」がなぜ登場したのか気になるところです。今までは「あえて沈黙していた」が我慢しきれなくなったということでしょうか。
 いずれにせよ言ってること「日本政府による一日も早い救出を求める(救出に乗り出してるとは思うが既に身柄拘束から3年もたってるので不安な思いからあえて言いました)」はまともな発言です。「安田救出に日本政府が乗り出す必要はない」と放言していた常岡や藤原亮司は今後は黙りなんですかねえ。それとも妻に対し「間違ってる」と誹謗中傷をするのか。なお「わびる必要」など何もないのですが、例の自己責任論による今井紀明*4郡山総一郎*5高遠菜穂子*6に対する不当なバッシングがトラウマなのでしょうね。


高世仁の「諸悪莫作」日記『気になる安田純平さんの動画』
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180803
 高世はこの件については触れずに逃げるかと思いきや予想が外れました。高世の記事については別エントリでコメントします。


■『「助けてください」と訴えた安田純平さんの自己責任論と、報道という仕事』木村正人*7
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20180802-00091669/

・ご家族、友人の方々のご心労はいかばかりかとお察します。安田さんの無事を祈らずにはいられません。
・(ボーガス注:しかしご家族には申し訳ありませんが)1977年のダッカ日航機ハイジャック事件福田赳夫*8首相(当時)が「一人の生命は地球より重い」と述べ、身代金支払いと超法規的措置として過激派メンバーを釈放し、国際的な批判を浴びた日本は今では、英国や米国と同じスタンス*9を取っており、テロリストとの交渉に応じて譲歩することはありません。
・(ボーガス注:しかしご家族には申し訳ありませんが)日本政府がイスラム過激派に譲歩して安田さんの解放を求めることはありません。イスラム過激派が根負けして安田さんを解放するのを待つしかないのが現実です。


 常岡がリツイートしていたので気づきました。
 いくら何でも、木村(元産経・英国支局長)は言ってること酷すぎでしょう。
 向こうが根負けして解放する保証などどこにもありません。ずっと身柄拘束する可能性もあるし、場合によってはぶっ殺す可能性だってあるでしょう。
 俺が「誘拐犯の立場なら」、『金払わなくても向こうが根負けしていずれ解放する』なんて思われては「身代金目的誘拐が成り立ちません」から絶対にそんなことはしません。当たり前でしょう。考えなくてもわかることです。
 そして川上泰徳氏が言うように少なくとも建前では「交渉とは必ずしも身代金支払いではない」し、そもそも「交渉しないでは身代金支払いだの、人質解放どころか、無事かどうかの確認すらできません」。また英米がどんな交渉をしたのかはともかく彼らは交渉で「人質にされた自国民」を解放させています。木村や常岡の交渉否定論は完全に崩壊しています。
 そのうち木村や常岡は

日本政府が北朝鮮に譲歩して拉致被害者の解放を求めることはありません。北朝鮮が根負けして拉致被害者を解放するのを待つしかないのが現実です。

とでも言い出すんでしょうか?
 ちなみにこの木村の主張を常岡は支持する気のようです。常岡といい木村といいどんだけ非道なんでしょうか?。俺が安田氏の知人・友人なら絶対に木村と常岡を許しません。そして俺が安田氏なら仮に生きて帰ってきたなら絶対に木村と常岡を許しません。
 「お前らが拉致されても同じことが言えるのか?、木村、常岡?」「ああ、お前らは安全地帯しか行かないから、拉致されないのか?。良かったな、臆病者。それとも危険地帯にいって拉致されたらヨット遭難・辛坊次郎みたいに前言撤回して『日本政府は交渉で僕を助けてください』といって恥さらすのか?」と言いたくなります。


ニューズウィーク日本版『安田純平さん拘束から3年と、日本の不名誉』(川上泰徳)
https://www.newsweekjapan.jp/kawakami/2018/08/3-1_1.php

・ジャーナリストの安田純平さんが2015年6月にシリア北部で行方不明になって3年が過ぎた。6月、7月に安田さんと見られる新しい動画と画像が出てきた。7月31日には、銃を突き付けられ、オレンジ色の囚人服を着せられた、これまでにない姿に衝撃を受けた。
 日本人の海外での誘拐・拘束事件で、安田さんの拘束は最長となった。邦人保護について日本政府の責任と真剣度が問われる緊急な問題となっている。
・安田さんを拘束していると見られたシリア解放機構(元ヌスラ戦線)は、外国人ジャーナリストを人質としていることを公式に認めてはいない。しかし、「交渉代理人」を名乗る人物がいて、人質の母国政府との交渉窓口になっていた。今年6月までに出てきた動画は、交渉代理人の指示を受けて自称「ジャーナリスト」のフェイスブックで公開されてきたものだった。
 紛争地にいる武装組織にとって、人質は、身代金目当てと同時に、対立する他の組織や政府との間の捕虜交換の交渉材料である。人質は極秘の場所で拘束され、外部から簡単に接触できることは考えられない。自称代理人といっても、安田さんの映像を入手して、公開できるということは、拘束組織の指導部とつながり、その意を受けて動いていると考えるしかない。
・安田さんの後にシリア解放機構に拘束されたとされる3人のスペイン人ジャーナリストやドイツ人の女性ジャーナリストが、それぞれスペイン政府、ドイツ政府が動いて、代理人との交渉を通していずれも10カ月で解放されている。報道を見るかぎり、単純な身代金交渉ではなく、人質が引き渡されるトルコや、シリア反体制組織に影響力を持つアラブ・湾岸諸国と連携した上で人質の解放が実現している。
 問題は、なぜ、安田さんだけが解放されないまま3年も過ぎてしまっているのか、ということである。私はジャーナリスト有志でつくる「危険地報道を考えるジャーナリストの会」に参加し、紛争地などでのジャーナリスト活動の在り方を考える活動の一環として、5月に開催された報告会で安田さん問題も取り上げた。
 報告会で発表した日本政府に向けた声明文の中では、「私たちの独自の情報収集では、日本政府が救出や解放交渉に動いているという情報は得られませんでした。日本政府が安田さんを一日も早く無事に帰還させ、邦人保護の責務を果たすためには、シリアと国境を接するトルコや反体制勢力を支援する湾岸アラブ諸国などとの協力が不可欠です。日本政府としての情報収集と交渉が求められます」とした。
 会では安田さん問題の対応をしている外務省の邦人テロ対策課の担当者に面会し、政府の対応を聞いた。邦人テロ対策課の担当者は何を聞いても「事案の性格上、詳細については答えられない」の一点張りだった。それは予想した通りだったが、答えないとしても、何か動いている感触が得られるのではないか、と期待したが、何の感触も得ることはできなかった。
 同時に安田さんのシリア入りを助けた現地のシリア人や、代理人と連携して安田さんの映像を公開しているジャーナリストと接触するなど、情報取集をした。現地の関係者から安田さんの消息に結び付くような情報は得られなかった。それも予想したことだが、安田さんがシリア入りした経緯などを詳しく知ることができた。
 日本政府が安田さん解放のために動くとすれば、基本的な情報の確認が必要なはずだが、主要な情報確認先で、日本政府が接触してきたという感触は得られなかった。
 会の声明で「日本政府が救出や解放交渉に動いているという情報は得られなかった」というのは、外務省の担当課と現地調査を合わせて判断したものである。
・スペインでは政府とメディアが協力して拘束されたジャーナリストの解放を実現したことは知られており、ドイツでは政府とメディアの間で、事件解決まで人質関係の報道を控えるという取り決めがあったと報じられている。安田さんの件では、日本政府とメディア、ジャーナリストの間で、協力関係はない。
 メディアやジャーナリストが一方的に報道を自粛するという話ではなく、人質が安全に解放されることを最優先として、政府とメディア、ジャーナリストが情報を交換しながら、協力するということである。
 メディアが動くことで、安田さんの救出に悪い影響を与えるのではないか、という議論もある。
 しかし、私がこの3年間の動きを見る限り、拘束されたスペインやドイツのジャーナリストが1年以内に解放されているのに、安田さんが3年を過ぎても解放されず、解放に向けた手がかりもない最大の理由は、政府がこの問題で真剣に動いていないことだと考えるしかない。本来ならとっくに解決しているはずの問題であろう。
 自称「代理人」を相手にするな、という議論もある。しかし、スペイン人やドイツ人ジャーナリストが、代理人を窓口とした交渉で無事に解放されていることを考えれば、代理人経由のルートは、拘束組織とつながっているルートであり、まやかしのルートではない。もちろん、代理人と交渉すれば問題がすぐに解決するというほど単純ではなく、拘束組織の指導部の意思を確認するためにも、トルコや湾岸諸国などを含めて、幅広く働きかけていく必要がある。
 代理人との交渉を忌避する理由に、「テロ組織との身代金交渉はしない」という議論があるが、どのような解決策があるのかは、情報収集や交渉をしてみなければ分からない。ましてや、安田さんの場合は、拘束している組織は「シリア解放機構」と言われているが、同組織の公式な意思表明がないため、拘束組織の確認から始めなければならない。解放のための条件にしても情報収集をしてみなければ分からない。
 イスラム武装組織に拘束された事例としては、1999年8月にキルギス国際協力事業団(JICA)の日本人技師4人が通訳らと共に拘束され、2カ月後の10月に解放された事例がある。
 当時の小渕*10首相がキルギスの大統領と電話会談するなど働きかけを行い、キルギスや隣国タジキスタンに現地対策本部を置き、積極的な情報収集にあたった。キルギスタジキスタン両政府を通じての働きかけによって、人質全員が無事解放された。
 この時の事例を振り返れば、武装組織に拘束された邦人を安全に解放するためには政府による真剣な働きかけが重要だと痛感されるが、安田さんの事例では、そのような政府の真剣な対応を感じることはできない。
 日本政府の対応の差が、公務員に準じるJICA関係者とフリーランスのジャーナリスの違いからくる*11とは考えたくないが、日本政府の対応が、ジャーナリストの解放を実現したスペイン政府やドイツ政府と真剣度で異なることは明らかである。
 日本政府がテロ対策でも協力関係にある米国でさえ、ヌスラ戦線に拘束されていたフリーランスのジャーナリスト、テオ・カーティス氏を2年の拘束を経て、2014年8月に解放を実現した。
 解放にあたって、当時のケリー国務長官は声明を出し、「2年間、米国政府はテオの解放を実現し、さらにシリアで人質になっているすべての米国人の解放を支援する力になってくれる者、影響力を持っている者、手段を有するかもしれない者たちに緊急の助力を求めて、20カ国以上の国々と連絡をとった」と明らかにした。
 菅義偉官房長官は2016年5月に安田さんの画像がネット上で新たに公開された時、「邦人の安全確保は政府の最も重要な責務だ。さまざまな情報網を駆使して全力で対応している」と強調し、今回の動画についても全く同じ言葉を繰り返した。しかし、これまでのところ言葉だけに終わっている。
 安田さんが3年にわたってシリアで拘束されていることは、日本にとって不名誉なことであり、一日も早い解放を実現することは、中東に重大な関心を寄せてきた安倍政権にとっての重要課題と認識すべきである。

 引用が長くなりましたが重要な内容と思い引用させていただきました。全く同感ですがこの川上文章に

・なぜ、取材せず、事情も知らず、デマカセを平気で書けるのか?。無能過ぎる
・ここで繰り返しておきますが、この人たちがやっている「危険地報道なんちゃらの会」は有害無益な団体です。協力しないでください

という意味不明な悪口ツイートをする自称ジャーナリスト「常岡浩介」という男には心底呆れます。
 何が「でまかせ」なのか、なぜ「取材もせず事情も知らず」だの「有害無益」だの、常岡が川上氏や彼がメンバーである「危険地報道の会」を酷評するのか全く理解不能です。
 むしろ常岡こそが「取材せず、事情も知らず、デマカセを平気で書ける無能」「有害無益」ではないのか。だからこそ西谷氏に提訴され事実上敗訴したのではないのか。
 常岡は、ならば安田氏をどう救出する気なのか。
 そして「ドイツ人が解放されたのはドイツ政府が武装勢力と交渉したからじゃないよ。川上は間違ってる。日本政府も交渉する必要はない」とでも常岡は強弁する気でしょうか?。
 あるいは逆に「日本政府は水面下交渉をして着々と成果を上げつつある。解放は間近だ。だから川上の日本政府批判は間違ってる」とでもいうのか。
 とにかく常岡は川上氏や「危険地報道の会」の何が「でまかせ」「有害無益」なのかそう判断した根拠も含めて明言すべきでしょう。まあ常岡にそんなことができるとは全く思いませんが。
 おそらく常岡は「常岡という名前を出さなかったとは言え」、川上氏が

・自称「代理人」を相手にするな、という議論もある。しかし、スペイン人やドイツ人ジャーナリストが、代理人を窓口とした交渉で無事に解放されていることを考えれば、代理人経由のルートは、拘束組織とつながっているルートであり、まやかしのルートではない。
代理人との交渉を忌避する理由に、「テロ組織との身代金交渉はしない」という議論があるが、どのような解決策があるのかは、情報収集や交渉をしてみなければ分からない(ボーガス注:代理人経由の交渉は身代金支払いとイコールではない)。
・ましてや、安田さんの場合は、拘束している組織は「シリア解放機構」と言われているが、同組織の公式な意思表明がないため、(ボーガス注:シリア解放機構と何らかのルートで接触すること、あるいは代理人を通して身柄拘束者と接触することにより)拘束組織の確認から始めなければならない。解放のための条件にしても情報収集をしてみなければ分からない。

として「代理人を相手にするな」と放言してる常岡を批判したことが気にくわなかったのでしょう。なお、こうした「代理人を相手にするな」論は高世も過去に言っていたことです。今のところ高世は、安田氏の件については自分のブログやツイートでは触れずに逃げる気のようですが。
 それはともかく、そこで冷静に「これこれこういう理由で代理人は相手にしなくていいのです、川上氏は間違っています」と冷静な対応ができず悪口雑言に走るあたり常岡もどうしようもないバカです。おそらく常岡も本心ではまともに川上氏らに反論することはできないと自覚してるのでしょう。
 だから悪口雑言に走る。
 俗に言う「弱い犬ほどよく吠える(自分の主張に道理がないと思ってる奴ほど恫喝や悪口雑言に走る)」つう奴です。
 やはり常岡が「長崎放送をやめたこと」は重大な過ちだったのでしょう。産経を辞めた福島香織もそうですが「志や道徳、良心のない無能」が自己過信して会社を辞めて独立するとこういう転落をする羽目になるんでしょう。もちろん「朝日や毎日をやめてキャスターとして成功した筑紫氏や鳥越氏」のような成功例もありますが(もちろん例は筑紫氏や鳥越氏でなくてもかまいません)。
 そこで常岡や福島は「武士は食わねど高楊枝」ができる人間ではない。ちなみに今気づいたんですが「鳥越氏のセクハラ疑惑」とやらの真偽はともかく、常岡がやたら鳥越氏に「セクハラ」云々で絡むのは「セクハラは許せない」という正義漢というより「世間的には明らかに鳥越氏が常岡よりも成功者であること」に対する「挫折者」常岡のひがみじゃないか。
 常岡は鳥越氏ほど有名なジャーナリストではありませんからねえ。常岡も実は名誉欲とひがみ根性は相当なもんではないか。
 それはともかく、正直、川上氏と「危険地報道の会」は西谷文和氏が常岡を名誉毀損で訴えたように常岡を民事提訴した方がいいんじゃないか。
 まあ、

・「それなりの根拠を提出する冷静な論調の川上氏」と「ろくに根拠もあげず、無能だの有害無益だの悪口しかできない常岡」
・『現地発 エジプト革命:中東民主化のゆくえ』(2011年、岩波ブックレット)、『イスラムを生きる人びと:伝統と「革命」のあいだで』(2012年、岩波書店)、『中東の現場を歩く:激動20年の取材のディテール』(2015年、合同出版)、『「イスラム国」はテロの元凶ではない:グローバル・ジハードという幻想』(2016年、集英社新書)などコンスタントに著書を出すとともに、ニューズウイーク日本版コラムや『危険地報道の会』などでも活躍する川上氏と『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)以降、一冊も本を出さないなど明らかに活動の量が川上氏に劣る常岡*12

では「常識人には常岡が論理的に敗北してることは明白」「菅官房長官すら『救出に全力を尽くす』とし、代理人を相手にするとは言わなかったものの、常岡のような代理人との接触否定論も口にしなかった」以上、常岡なんぞ相手にしなくても問題ないつう評価も一応可能でしょうが。


■産経『「今すぐ助けて」シリアで拘束の安田純平さん*13か ネット上に新映像「疑わしい」の声も』
https://www.sankei.com/world/news/180731/wor1807310023-n1.html

「私の名前はウマルです。韓国人です」と自己紹介

 まあそりゃ確かに疑わしいでしょうね。「言うのも馬鹿馬鹿しいですが」、なぜ「安田」を名乗らず「ウマルという名の韓国人」を名乗ってるのか、つう話です。あれが安田氏だとすると、当人が何らかの思惑で言ってるにせよ、テロリストたちが何らかの思惑で言わせてるにせよ、その理由がわかりません。


■フジテレビ『“映像は安田純平さん本人” 菅長官、解放に向け全力』
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180801-00397710-fnn-pol
 「ウマルという韓国人」云々には疑問を感じますがさすがに菅も根拠レスでこんなことはいわないでしょう。そんなことをして「安田氏でなかった」ら「無責任発言だ」「安田氏についてきちんと情報収集をしてるのか、見殺しにしてるんじゃないのか」などということで菅の責任問題になってしまう。
 場合によっては安倍が菅を更迭することもあり得るでしょう。
 菅も「菅の周辺」もそこまでバカではないでしょうから、事実、安田氏なのでしょう。
 「ウマルという韓国人」の謎については今後わかっていくのでしょう。
 これについて西谷文和氏は

西谷文和*14
 安田純平さんに関して、政府が会見し、救出に向けて努力すると言明してくれた。拉致されて3年以上、心身ともに疲弊の極地に達しているだろう。一刻も早い救出を願う

とツイートしていますが全く同感です。
 さて、この菅が「安田氏映像と判断する」と明言した動画について、菅の発言前に

https://www.sankei.com/world/news/180731/wor1807310023-n1.html
 安田さんと親交があるフリージャーナリストの藤原亮司さん*15は、「言葉のなまり*16や韓国人と名乗っていること、それに日本語でしゃべらせていることなどからみて、本物かどうかは疑わしい」と話している。

と産経の取材に答え、自らのツイッターhttps://twitter.com/jp_fujiwara)に置いてはもっと断定的に「あれは安田ではないと思う、マスコミは安田だと騒ぎ立てないでほしい。かえって安田が迷惑する」などと言う趣旨のツイートをしていた自称「安田の友人」藤原亮司のツイートを見たら、見事に該当ツイートを削除した上、「結果として誤った事実認識のツイートをして申し訳ない」などの釈明一つしない。しかも菅長官発言について西谷氏のような「一日も早い救出を望む」などのツイートもしてないので吹き出しました。
 さすがに「菅長官は間違ってる、あれは安田ではない」という度胸は藤原にはなかったようですが「一日も早い救出を望む」というツイートすらせずに逃亡するとかどんだけ恥知らずなんでしょうか。
 「予想の範囲内」だけど、うわ、最低やな、お前。
 本当、俺もお前のツイートをきちんと記録に残しておけば良かったわ、藤原ちゃん(上のツイート内容の記載は俺のうろ覚えであり、必ずしも正確ではありません)。
 そりゃお前も「騒ぎ立てると安田がかえって迷惑する」「関西なまりがあるから安田じゃないと思う。安田には関西なまりはないから」とまでツイートした後に菅発言では恥ずかしいだろうよ。削除したくなる気持ちもわかるが、卑怯すぎるだろ、手前。
 実際、お前の読み通り、あれを「安田氏でないと思う」と菅が発表したらお前、今頃どや顔だろうに。
 とはいえ、産経が藤原の回答を元にこうした記事を書いてしまった以上、藤原が今更ツイートを削除しようとも「藤原があの映像について安田氏ではないという見解を菅発言前に公言していた」という事実は証拠付きで残ってしまったわけです。藤原も今では後悔してるでしょう。
 つうか「記事にすることが前提の産経の取材」に堂々と「安田否定論」とか藤原は暴挙過ぎますよねえ。どんだけお前、自信家なんだよ、あとあと「安田氏の疑いが濃厚」と政府なりマスコミ各社なりが判断する事態を全く予想してなかったのかよって話です。まあ、これで藤原の信用性(取材能力や分析力)と誠実性にも大いに疑問符がついたわけです。
 なお、藤原が削除したツイートには「常岡もリツイートしていた」のに今や常岡もそのことには黙りです。全くふざけた野郎共です。いずれにせよ、今頃常岡は「俺は藤原みたいに産経の取材とか受けたりして安田否定論が記事にならなくて良かった」と安心してるかもしれません。


■フジテレビ『「名前はウマル。韓国人です。」安田純平さんの公開された動画の“真意”を専門家はこう見る』
https://www.fnn.jp/posts/00344730HDK

・中東情勢に詳しい日本エネルギー経済研究所中東研究センター研究理事の保坂修司さん*17に伺った。
■フジ
 「ウマル」と名乗ったのはなぜ?
■保坂氏
 もちろん確かなことは分からないんですが、それを聞いたときにパッと思ったのはイスラム教に「改宗したのかな?」ということです。「ウマル」というのは第二代カリフ(イスラーム国家の指導者)の名前なんです。
 ムスリム名は、当人が「私がウマルです」と名乗るケースと、誰かに名前を付けてもらうケースがあります。
 安田さんはアラビア語ができて、この地域での経験もずいぶんあるわけですから、自分で名前を選んだ可能性も十分あるし、拘束した組織が名付けた可能性もあると思います。
■フジ
 韓国人と言っているのはなぜ?
■保坂氏
 正直いって、これについては全く分からないですね。

 コメント抜きで紹介だけしておきます。


時事通信『不明の安田さんか、新映像=「6月撮影」―シリア』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180717-00000129-jij-m_est
 常岡が「いつものように」、『身代金目当ての身柄拘束犯グループの恫喝だから無視しろ、マスコミは報道するな』『報道は身代金目的誘拐の助長、加担だ』と言う趣旨の寝言をツイッターでほざいていていつもながら唖然としました。こんなんが自称「安田の友人」です。まだ「もはや安田氏について何も言わなくなった」高世仁の方がましじゃないか。
 まあ「報道すればそれだけで助かる」わけではない。結局、「日本政府が交渉する以外にない」でしょうが、マスコミが報道も何もせずに無視したら「世間に忘れ去られて」もっと助からなくなるでしょうね。最悪の場合、犯人グループが「金にならないからもはやお荷物、後腐れなくぶっ殺すか」つうことになりかねません。
 まあ常岡的には「俺が安田を助ける」と放言したことがトラウマなのでこういうことを言い出すんでしょう。


■常岡らのツイート(安田氏関係)

常岡浩介
 (ボーガス注:常岡に)デマを指摘されて(ボーガス注:常岡を)ブロックするシヴァレ*18。だがしかし、オレはデマ流すやつには容赦せんのであった

などと居丈高なツイートをする常岡です。

 「デマ流す奴は西谷文和氏を『西谷はデマ屋』と、それこそデマで誹謗中傷したあげく、西谷氏に裁判起こされて彼に賠償金払う羽目になった手前だろ。どんだけ面の皮が厚いんだよ、手前」
「しかし裁判に負けたらツイッターでのお前の西谷氏へのデマ中傷がピタリとやんだな。わかりやすすぎるな、お前のクズぶり。相手をなめてかかると誹謗中傷三昧だが、都合が悪くなると黙りだろ。お前、仮にお前が『デマ屋』云々と誹謗する志葉氏や川上泰徳氏に裁判に訴えられてまた惨敗したら、ツイッターで志葉氏や川上氏に悪口することをぴたりとやめるだろ?」
「つうか、なんで西谷氏に裁判で惨敗したお前が志葉氏や川上氏を『デマ屋』呼ばわりできるの?。また裁判起こされて負けたらどうしようと考える脳みそもないの?。あれか『裁判に負けたっていい、俺を講演などで使う奴はいくらでもいるから金儲けに支障はない』、『裁判で負けた段階で負けた相手限定で誹謗やめればいいんだ』『むしろこういう誹謗が俺の読者には受ける』とでも思ってるのか?。お前、精神構造が何度裁判に負けてもデマ中傷やめない阿比留にそっくりだな。長崎放送在社時代からそんなにクズだったの?。それともフリーになってから劣化したの?」

ですが、それはさておき。
 しかし、常岡がしたことが何かといえば根拠もあげずに志葉氏の文章
■安田さん解放のカギは?なぜ何度も拘束されてもシリアに行ったのか?知人のジャーナリストが語る(志葉玲*19
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20180807-00092134/
にデマ云々と悪口しただけの話です。何か具体的根拠をあげたわけでも何でもない。
 根拠をあげていないただの悪口は「是非以前に」そもそも「事実の指摘」とは言いません。
 まあ、反論してもいいのでしょうが志葉氏も常岡のような腐れカスを相手にする時間が惜しいと思ってブロックしたのでしょう。個人的には「反論してほしいところ」ですが、気持ちはわからないでもありません。
 そしてこうした「デマ」云々という根拠レスの「常岡の悪口」は志葉氏だけでなく西谷文和氏、川上泰徳氏など他のジャーナリストに対しても常岡がやってることです。もはや常岡は「そのジャーナリズム(?)活動自体が社会悪」といっていいでしょう。常岡の講演をセッティングしたり、聴いたり、常岡に執筆を依頼したり、常岡にインタビューしたり、常岡の本を購入したりすることはもはや「仮に善意だとしても」まさに「地獄への道は善意が舗装してる」「常岡という言論詐欺師の犯罪的行為への共犯」でしょう。
 常岡が一日も早くすべきこと、それは「ジャーナリストとやらを廃業し、二度と文筆活動などしないこと」です。そして社会が一日も早くすべきことは常岡の「ジャーナリズム活動」などというものを「廃業に追い込むこと」です。まあ常岡に仕事を依頼する人間がいなくなればいいだけの話なのですがね。
 一時は常岡と共著も出した高世仁が今や明らかに常岡から距離をおいてる理由もよくわかります。
 常岡は気に入らなければすぐに相手に無茶苦茶な悪口して敵を増やす男です。高世の「何気ない言動」を常岡が悪口し、高世が憤慨したのではないか。そもそも「むやみやたらに無茶苦茶な悪口をし敵を増やす男常岡」はつきあっていても「ハイリスクローリターン」でしかありません。
 常岡と付き合っていれば「常岡と対立関係にある人間」に「常岡の類友」として敵視されるリスクを負うことになる。
 常岡はそのリスクを「無視できるほどジャーナリストとして有能で魅力的(金になりそう)」では全くない。
 常岡が志葉氏の文章の何が気にくわなかったのかはよくわかりません。
 もしかしたら志葉氏が

https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20180807-00092134/
 身代金が目的なのであれば、安田さんを殺す可能性は低い。ただ、現地情勢を鑑みると、安田さんの状況は以前よりも切迫していると言える。
 安田さんは現在、シリア北西部のイドリブ県に拘束されているものと見られる。同県は、シリアにおける反アサド政権勢力の「最後の砦」。アサド政権は、近々、イドリブ県へ大規模な攻撃をしかける可能性が高い。(ボーガス注:反体制派打倒のためには手段を選ばない傾向のある)これまでの振る舞いから見て、アサド政権は、市民の犠牲もいとわない無差別攻撃を行うだろう。この攻撃で安田さんも巻き添えで被害を受けるのではないかと、筆者は大いに懸念している。

と書いたことが「安田のことは気にするな、身代金目的ならすぐには殺さない」と放言する常岡にとって不愉快だったのかもしれません。
 なお、この志葉氏の指摘からは安田氏を拘束する武装勢力が「アサドの空爆を避けるための人間の盾」として安田氏を使う気ではないのか、そのための動画公開ではないのかと言うことが当然に予想できます(身代金も目的かもしれませんが)。もちろんそれをアサドが無視して空爆すれば志葉氏が危惧するように安田氏が死亡する危険性は高いでしょう。
 後「志葉氏を常岡が罵倒する理由」としてはウヨの常岡にとって、左派の志葉氏が気にくわないと言ったところか。
 「アサド政権は野蛮であり、反政府派打倒のためなら何でもする危険性が高い」とアサドを罵倒する常岡の立場ならむしろ「安田という人質がいようともアサドは安田を拘束していると見られる反体制武装勢力を容赦なく空爆し、その結果、安田が死ぬ危険性は否定できない。安田の救出の必要性は高い」という志葉氏の主張には賛同すべきでしょう。
 しかし常岡にそんな論理一貫性や常識は期待できません。結果「安田が危ないかもしれないと騒ぎ立てるな→志葉はデマ屋」つう暴論なのでしょう。話になりません。

常岡浩介
 ブローカーのパシリやってるタリク・アブドルハックのテキトーな話を、「独自取材」と称して垂れ流すフジ。ぼくもこいつには会ったけどさあ。犯行グループ側の人間じゃん。自殺未遂、三回繰り返してなぜ死ななかったのか、そもそも自殺方法は何か、突っ込んで聞いてみろよ
■フジテレビ【独自】安田純平さん撮影直前「3度自殺未遂。精神的に疲弊」
https://www.fnn.jp/posts/00398054CX

 やれやれですね。「犯人側の人間だから自殺未遂など嘘に違いない(だから安田の身の安全は気にする必要はない?)」と印象操作に必死な常岡です。よほど「安田問題がマスコミにクローズアップされること」が嫌なようです。まあさんざん「俺が安田を救う」と放言していたデマ屋が常岡ですからねえ。
 しかし「犯人側の人間」であろうともこうした情報源しかない以上、報道せざるを得ないでしょう。
 もちろん自殺未遂は嘘かもしれませんが嘘だと断言できる根拠はない。かつ嘘だとしても「自殺既遂として犯人グループが今後、安田氏を殺害したり」、自殺未遂という主張に信用性を持たせようと安田氏に危害を加えたりする危険性も否定できないでしょう。
 「突っ込んで」という常岡ですが「突っ込んで聞いてない」と思う根拠は何なのか。
 そもそもフジ記事には

安田さんの情報を知る男性は、撮影直前の安田さんの様子について、「安田さんは肉体的に疲れ果て、精神的にも疲弊した状態。彼は3度自殺未遂したそうだ。精神的にやられてしまっている」と聞いたという。

とこの「自殺未遂発言」が伝聞発言であることをきちんと明確にしています。である以上、突っ込んだところで「犯人グループからそう聞いた。犯人グループが同席の場でしか安田に会えないし、それ以上のことはわからない」で終わってしまう話でしょう。

黒井文太郎*20
 主旨の妥当性は自分にはわかりません。なぜなら日本政府の対応の実態を知らないからです。

 上で紹介した川上氏のニューズウイーク日本版記事への黒井の因縁ですが「状況がわからないなら黒井は黙ってろ」て話です。
 結局、黒井って安田事件での日本政府批判をどんな形であれ認めたくないんでしょうねえ。正直「水面下交渉をしてるのだとしても」、それについてろくに情報提供もせず「実は日本政府は何もしてないんじゃないか」という疑念を招いて、「身柄拘束から3年経過」では川上氏のような日本政府批判はむしろ自然でしょうにねえ。

黒井文太郎
 報道、議論、人質奪還のどれを優先するのか、各人で考えは違うでしょう。
 仮に人質奪還を優先するなら、現在は事件中なので、ジャーナリストはそれぞれの手法で情報を集め、人質に関する情報があればそれを公開する前に政府に提供して頂きたい。
 報道・議論は人質奪還後に大いにやりましょう。批判も

 もちろん「人質救出」と「報道、議論」は何ら矛盾するものではありません(矛盾するケースはあり得るでしょうが当然に矛盾するわけではない)。こんなことをいって議論や報道を否定したがる黒井が何を考えてるか知りませんが実に馬鹿げています。つうか「報道も議論もしなくても情報提供すれば政府が動く。そしてその動き方には何の問題もない」つう前提に立たない限り、黒井の主張はそもそも成立しませんし。たとえば、そもそも政府が動くことに及び腰なら報道や議論をせざるを得ないわけです。

Ryoji Fujiwara
‏(ボーガス注:動画での安田の)「あきらめないで」は、「私の解放をあきらめずにやってくれ」と言ってるんじゃなくて、「取材を終えて帰るまであきらめずに待っててくれ」と言ってるんだよ。著しく言葉を理解する能力のないやつらめ。

 すごいですね。
 以前、拙記事
■「安田純平救出を政府に求めるな」と放言する藤原亮司とそれを正論として宣伝する常岡浩介(珍右翼が巣くう会・番外編シリーズ)
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20170428/5064208022
でも批判しましたが未だに藤原は「安田は日本政府の交渉による救出を望んでいない」と強弁する気のようです。
 もちろんそう認識する根拠は何もない。
 つうか以前も指摘しましたが、こういうのは「望んでないから救わない」つう話じゃないでしょうに。
 例えば、洪水時に中州に取り残された人間が「避難が遅れたのは私の責任だから消防は助けなくてもいい」といったら見殺しにしていいかといったら、そんなことないわけです。道徳上の問題はもちろん、法的にも場合によったら刑事、民事責任が生じるでしょうね。
 もちろん「助けようがない場合」は仕方がないでしょうが基本は救うのが義務ですから。
 あるいはエホバの証人が「輸血なしで手術してくれ」といったら、藤原が医師なら「当人がそう言ってるから」「当人が死んでも俺の責任じゃない」で輸血なし手術を強行するのか。正気じゃないですね。

常岡浩介がリツイート
NHK@首都圏
 シリアで武装組織に拘束されているとみられるフリージャーナリストの安田純平さんを撮影したとされる映像がインターネット上に投稿されたことについて、安田さんと親交があるフリージャーナリストの常岡浩介さんは、解放に向けた働きかけを粘り強く続けるべきだと訴えた。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180801/0015905.html

 NHKも常岡なんぞに取材するなよ、奴の売名に利用されるだけヤン、と思いますがそれはさておき。
 常岡もNHK報道のリツイートじゃなくて自分の言葉でツイートしたらどうなんですかねえ。
 そしてこの男が安田氏についてツイッター上(https://twitter.com/shamilsh?lang=ja)でほとんど触れず今日も「プーチンガー」「アサドガー」と言うこと(常岡が嫌いらしいプーチンやアサドへの悪口)や「常岡が以前テレビで共演したらしいタレント安住麻里のツイート紹介」ばかりにいそしんでるのは本当になんなんでしょうか。「プーチンやアサド>越えられない壁>安田氏」「安住麻里>越えられない壁>安田氏」なのか。
 一時期は「俺が安田を救う」と放言してたのに安田氏に対して冷たすぎるだろ、手前。まあ常岡に人情、良心、善意、常識といったものがあるとはかけらも思ってませんが改めて呆れました。
 なお、NHKによれば、常岡は

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180801/0015905.html
 安田さんの解放に向けて国内外への働きかけを続けるフリージャーナリストの常岡浩介さん

だそうですが「国外への働きかけ(って何?)」はひとまず置くとしても「国内への働きかけ」て何のことでしょうか?(ちなみに常岡ツイートがNHK記事のこの部分は引用しないのも興味深い。NHK相手には適当なことを放言したものの、本当は働きかけなどろくにしてないので紹介を躊躇したんでしょうか?)
 普通に考えて「日本政府へ交渉するよう常岡が要請」でしょうが、そんなことをいつ常岡がやったんでしょうか?。俺の知る限りそんな事実はありませんが。
 そうした要請を日本政府に対し『危険地報道を考えるジャーナリストの会』(http://www.kikenchisyuzai.org/)が行ったことは知っていますが、常岡はこの会のメンバーじゃないですしねえ。むしろ何があったのか知りませんがツイッターでこの会や「会のメンバーである川上泰徳氏*21」などに最近も

常岡浩介
 「危険地報道なんちゃらの会」は有害無益な団体です。協力しないでください

などと無茶苦茶な悪口していたのが常岡です。むしろ「有害無益」なのは常岡の方でしょうにねえ。
 常岡のこうした「名誉毀損で訴えられかねないやばさ」と「にもかかわらず無能であること」、つまり「ハイリスク・ローリターン」であることからか今や常岡と共著「イスラム国とは何か」(旬報社)を出版した高世仁すら常岡を「敬遠してる」ようです。
 なお、こうした常岡の悪口は「危険地報道の会」およびそのメンバーからは俺の知る限り「常岡に反論しなくても奴の主張がでたらめであることは常識人にはわかる」「常岡の相手をすることはむしろ炎上商法になって常岡が喜びかねない」と言う認識からか、徹底的に無視されています。個人的には「会として、あるいは会のメンバー個々人が」常岡相手に反論、あるいは場合によっては名誉毀損訴訟など法的措置を執ってもいいと思いますが。
 『危険地報道の会』メンバーからすれば「口に出すかどうかはともかく」、おそらく『常岡はふざけるな』『安田で売名するのも大概にしろよ』『我々への誹謗中傷も大概にしろよ』でしょうね。
 もはやまともな人間にとって常岡を支持するなどキチガイの沙汰です。
 正直「安田氏の解放を望む」と建前ではさすがにいう常岡ですが、実際彼が帰ってきたら困るのは常岡じゃないですかね。常岡も本当は恐怖心でいっぱいじゃないか。
 おそらく常岡は安田氏救出につながるようなことは何一つしてないでしょう。むしろ逆効果になるようなことしかしてないんじゃないか。下手したら常岡の愚行に激怒した安田氏が面と向かって常岡を批判するかもしれませんし、そうなれば安田氏への「判官贔屓(?)」で常岡が干されることにもなりかねません。まあそうならないように今から安田氏丸め込みを常岡なりに計算してるのかもしれません。

常岡浩介がリツイート
・黒井文太郎
 安田純平さんの件は営利目的誘拐事件。
 新たな動画について、自分は事情を全く知らない立場ですが、同じように事情を知らない方々は、本人の身にどういった影響が生ずるか不明なので、なるべくSNSでの言及は慎重にして頂けたらと希望します。個人的な考えです。

 常岡には「おいおい」ですね。当初「ただでも解放が可能なのに、西谷のせいでー」はどこ行ったのか。最初から営利目的、つまり身代金目的だろうと言うことはわかりきったことです。
 そして黒井にも「おいおい」ですね。たぶん「一般的な身代金目的誘拐罪」での「警察との報道協定(当面報道を自粛する)」的なイメージを相手に持ってもらおうと思ってるのでしょうが「はあ?」ですね。
 せいぜい報道協定だって事件発生から数日が限度だし、あくまでも「協定」です。警察が「事件捜査に支障が出かねないので当面報道しないでほしい」と要望して、それにマスコミが応じる。
 今回の安田氏なんか「数日」どころではない。日本政府が動いてるかどうかもわからない。そういう状況で「慎重」云々なんて安田事件の風化が進むだけです。そして風化が進んだ方がそれこそ「何が起こるかわからない」でしょう。金目当てならばそれこそ「金が取れないなら殺すか」つうことにもなりかねない。まあ、よほど酷い言及でない限り、つまり「安田氏の事が心配だ」「日本政府は交渉で取り戻してほしい」などという常識的内容なら何の問題もないでしょう。
 まあ、常岡や黒井は「風化してほしい」のでしょうが。常岡の場合「俺が安田を救う」とデマを放言したことが風化希望の理由でしょうか。黒井はよくわかりません。


■常岡らのツイート(安田氏関係以外)

常岡浩介がリツイート
・ユーリィ・イズムィコ*22
 想定される限り最悪のやつ来たなこれ。(ボーガス注:中国)人民解放軍がロシアの極東大演習ヴォストーク2018に参加する。それも人員3200人、車両900両、航空機30機という大部隊。

 誰(日本?、それともクリミア問題でロシアと対立するウクライナ?)にとって何が最悪だかさっぱりわからないあたり、常岡と類友らしいツイートです(苦笑)。
 なお、■産経『露軍事演習に中国参加へ 米国にらみ結束誇示』
http://www.sankei.com/world/news/180820/wor1808200029-n1.html
によればモンゴルも参加するそうです。

黒井文太郎
ん?
「ムン大統領が「非核化を1年以内に実現しよう」と呼びかけたところ、キム委員長も「はい」と応じ」たから「北朝鮮が1年以内に非核化を実現する考えを示した」て、なる?
NHK『米補佐官 “南北会談で北朝鮮が1年以内の非核化示す”』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180820/k10011582681000.html

 いやいや「それが事実なら」普通に考えて「なる」でしょうよ。
 「ならないと黒井が思う理由」がさっぱりわかりません。それともこの場合の「はい」が「わかりました、お互いその方向で行きましょう」ではなく、日本語でも「はい」の用法としてある「ただの相づちに過ぎない」とでもいう気でしょうか?
 しかしNHK記事を読む限りはそうは読めませんよね。まあ、これはあくまでも「私はそう文大統領から話を聞いた。だから(南北会談から?)1年以内の非核化実現を期待しているbyボルトン米国大統領補佐官」なので今後、文氏や金正恩氏の言動を見定めないとなんとも言えませんが。まあ文氏らから「そんなこと言ってない」という反応が出ない限り、ひとまずボルトン発言を信用すべきではないか。

常岡浩介
「旅券返納命令」という制度の正しい使い方があるとすれば、鳩山由紀夫氏や木村氏に対して出すべきではないのかなあ

 冗談でもこんなことは言っていいことではないでしょう。そもそも過去に常岡が非難していた旅券返納命令は「たとえジャーナリストの取材でも、内戦下シリアのような命の危険がある場所に日本国民を渡航させて死の危険を冒させるわけにはいかないから」という理由で出されています。つまり旅券保有者の命を守るために出されている。
 それですら常岡は「そういう判断は我々ジャーナリストが自分の判断でする。政府に判断していただかなくていい」「報道の自由、権利を侵害する」といってきたわけです。
 その男が「鳩山氏や木村三浩氏のロシア訪問時の言動は極端にロシア寄りで日本の国益を害してるから旅券返納命令を出すべきだ」とは冗談でも正気の沙汰ではありませんね(もちろん鳩山氏や木村氏がロシアの依頼で違法行為をしてる事実を常岡がつかんでるのならこんな与太飛ばしてる場合ではなく、常岡はそうした違法行為を批判報道するとともに捜査当局に「正式依頼があれば情報源を秘匿した上で捜査協力する用意がある」とでも連絡すべきでしょう。まあそんな事実がないからこその常岡の与太ですが)。
 その常岡の理屈ならそれこそ「命の危険があるから旅券を返せ」に反対できないでしょうに。
 このように「嫌いな人間(鳩山氏や木村氏)に悪口するためには」、過去の自分の主張との整合性など全く無視するバカが常岡です。話になりません。
 それはともかく、そのうち「アントニオ猪木氏を訪朝させないため旅券返納命令を出すべきだ」とか言い出すんでしょうか?

常岡浩介
 語ってること、全部デマカセの佐藤優AERA。まあ、佐藤優週刊金曜日から正論まで、まんべんなくデマ並べているけど
佐藤優*23が解説「ロシアを巡る国際政治」 北方領土北朝鮮問題の行方は?
https://dot.asahi.com/aera/2018062800035.html?page=1

 イヤー常岡らしい本当に酷いツイートです。
 佐藤氏の主張(例:プーチンがそれなりにロシア国民に支持されるのはエリツィン時代が経済的な意味であまりにも酷かったし、反体制派側も必ずしも団結しておらず、明確なリーダーがいないことが大きい。その結果「今の与党しかない」「(与党がプーチン支持で一枚岩なので)プーチンしかない」になってしまうことが一因)が正しいか間違いか、間違ってるとしてそれが「誤認識なのか故意のデマ」かは素人の俺にはわかりません。だから俺は「佐藤氏の主張はすべて正しい」なんて佐藤擁護、常岡批判はしません。
 ただし佐藤氏の主張をどう評価するにせよ「根拠もあげずにデマ呼ばわりしてどや顔」つう常岡の態度が異常であることだけは確かでしょう。つうか「すべて正しいかどうかはともかく」本当に「全部でまかせ」なんですかね。
 「プーチン支持」についての佐藤氏の説明「エリツィン時代の負の記憶と、野党の力不足が一因」は彼以外もよく言ってることだし「でまかせではない」ように思いますが。少なくとも根拠もあげずに「でまかせ呼ばわりしていい」話ではないでしょう(なお、佐藤氏は「プーチンによる反体制派弾圧やメディアコントロール」を否定してはいません。それだけではプーチン支持は説明がつかない、それだけで説明するのはプーチンの過小評価、ロシア政治の不適切な理解だという話です)。
 単に「一部否定、一部肯定より全部否定の方が受ける」と思って常岡が「佐藤の言ってること全部でたらめ」と放言してるだけじゃないか。
 いずれにせよ、仮にも常岡もジャーナリストの看板掲げてるのなら「こういう佐藤氏の主張がこういう理由で間違いです」くらい説明したらどうなのか。こんな批判(?)は佐藤氏にとって全く痛くないでしょう。
 「説明しないでデマ呼ばわり」が許されるのはせいぜい「温暖化CO2原因否定説」「ホロコースト否定説」「南京事件否定説」などの「世間的にデマであることがもはやほとんど争いのないもの」くらいでしょう。で、佐藤主張はそこまで「デマ扱いされてる代物」ではないでしょう。まあそもそも「温暖化CO2原因否定説」などでも「ホニャララという本を読んでみてください」などそれなりの根拠をあげた方がいいですけどね。たとえば南京事件の場合だと笠原『南京事件』(岩波新書)とか。
 まあ今の常岡が置かれてる状況がよくわかるツイートでもあります。今や常岡は「こうした変な常岡を評価する変な人」しか支持者がいない。まあ、まともな人間なら「別に佐藤氏の支持者でなくても」、この常岡ツイートで「根拠もあげずに他人をデマ呼ばわりしてどや顔なんて異常すぎ」と常岡なんぞ評価しないでしょう。しかし常岡はそのように「評価しない人間がでてもかまわない」わけです。
 もはやまともな人間相手に手間暇掛けて、根拠をあげて自分の主張を訴えようなんて常岡は考えてない。「常岡信者とでも言うべきメンツ」で金が稼げればそれでいいし、そういう信者相手には説明の手間などいらないのでしょう。単に「あいつは間違ってる!」といえば信者は「常岡様の言うとおり」といってくれる。
 そもそもそんな常岡は「佐藤氏など常岡がデマ呼ばわりする人間」について「考えを自主的に改めてほしい」わけでもなければ、彼らの支持者が減って、彼らが「メディアなどの表舞台から消えてほしい」わけでもない。単に悪口して金儲けしたいだけです。だから彼らが考えを改めようが改めなかろうが、消えようが消えまいが一向にかまわない。だから根拠もあげずに悪口するなんてくだらないことができる。
 消えれば「俺のホニャララ批判の成果だ、あいつを表舞台から消した俺すごい」と自慢し、消えなければ「メディアの売れっ子を批判する俺かっこいいだろ。それに比べて日本のメディアはなってない!」とこれまた自慢するだけの話で、どっちにしろ常岡は信者相手に金は儲かるわけですから。
 まあ健全じゃないですね。

黒井文太郎
 文在寅が仮に「北朝鮮核武装は解除できないが、戦争になれば韓国の被害が甚大すぎるので緊張緩和しかない」との判断であれば一理ありますが、彼は「北朝鮮は核放棄する意思がある」との判断なので、明らかに間違い

 おいおいですね。北朝鮮は十分「核廃棄する意思はある」でしょうね。ただそれは「イラクフセイン政権のように政権転覆しない」という「体制保証とのバーター」であり問題はトランプや文在寅氏に「体制保証する意思があるか」、あるいは仮にあるとしても「それを北朝鮮に信用させることができるか」という問題でしょう。
 北朝鮮も「大枚はたいてわざわざ保有した核兵器」を「体制保証の確約もない」のに廃棄するほどお人好しでもないでしょう。実際「我々の核は米国からの防衛用だ」という「つまり米国が政権転覆しないという確信が持てればいつでも廃棄するんだ」という趣旨の発言は北朝鮮側も何度もしている。
 まずは北朝鮮が要求する「終戦宣言」でしょうね。事実上終戦している上に「正式な終戦協定ではない」ので、「米国の一存でできる」ので、たいして高いハードルでもないその程度のことすら「米国が先行実施できない」のでは北朝鮮も「核廃棄しても米国がお土産出すか不安だ」として核廃棄など到底しないでしょう。
 まあ、現時点で北朝鮮が「終戦協定」「米軍縮小or撤退」「国交樹立」ではなく「終戦宣言」にとどめてるのは「まずその程度の低いハードルすらやってくれないのでは核廃棄などできはしないつうアピール」でしょう。
 まあそれでも「アンチ北朝鮮」黒井はどんな事情があれ、北朝鮮が核廃棄しなければ「北朝鮮は最初から核廃棄する気がないんだ」と言いつのるでしょうけどね。
 正直「経済小国、軍事小国」で「核カード」以外に強力なカードがない北朝鮮にとってそのカードはそう簡単に廃棄できるもんではないでしょう。
 つうか

 文在寅が仮に「北朝鮮核武装は解除できないが、戦争になれば韓国の被害が甚大すぎるので緊張緩和しかない」との判断であれば一理あります

と黒井が本気で思うのならそれ以降の黒井のツイートは全く無意味ですよねえ。
 極論すれば「交渉路線という結論が正しければそれでいい(ある意味その結論に至る道筋はどうでもいい)」とも言えます。また、仮に「北朝鮮は核廃棄する意思がない」「ただし戦争という最悪の事態を避ける必要があるから交渉せざるをえないという考えには一理ある」という黒井の見方が正しいにしても当然ながら「文大統領も実は黒井と同意見だが、公然とそういった場合、国民の支持が得られるかわからないので現時点ではあえて『核廃棄を目指す』としてる可能性」もあるわけです。
 黒井とて「政治家の表向きの言動を鵜呑みにはできないこと」ぐらいわかってるでしょうに、文大統領の時だけ「彼をたたくためにあえて鵜呑みにする」とはまあ、いつもながらでたらめな野郎です。

常岡浩介
 追い払え
■国末憲人*24
 ジェラール・ドパルデューが日本を訪れ、各地を訪れたドキュメンタリーを、欧州テレビのアルテが9月に1週間連続で放映する。「日本文化の愛好者」と紹介しているが知らなかった。日仏修好通商条約160年記念で、福井の寺を訪問し、京都で芸者遊び、広島で被爆者にも会う

 「追い払えも何ももう撮影済みじゃん?」「つうか海外広報できるんだから追い払うどころか自治体的にはウエルカムだろ?」ですがそれはさておき。
 「何で追い払うの?。理由は何?。常岡は日仏修好通商条約160年記念を評価しないの?。それともドパルデュー氏が嫌いなの?。つうかドパルデュー氏って誰?」ですね。
 ろくな説明もしないでただ悪口雑言してどや顔つう、毎回「わけわかめ」な常岡のツイートも本当なんとかならないもんでしょうか?。
 「ツイートはお前の秘密日記や友人との交換日記じゃねえだろ、全世界に公表されてるんやで。しかもお前、プロのライターのはずと違うのか?」ですね。
 でまずは「ドパルデュー」でググります。

ジェラール・ドパルデュー(1948年〜:ウィキペディア参照)
 フランスの俳優。日本では、映画『カミーユ・クローデル*25』(1988年)のロダン役、『シラノ・ド・ベルジュラック』(1990年)のシラノ役(セザール賞主演男優賞、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞)や、『1492 コロンブス』(1992年)におけるコロンブス役などが有名である。
 フランスのオランド政権は2013年度予算で年収が100万ユーロ(当時のレートで約1億1200万円)を超す国民に対しその75%を課税する方針を決定。2012年12月9日、ドパルデューはフランス国境に近いベルギー領の村ネシャンに家を購入して移住し、これがマスコミの知るところとなった。エロー*26首相はドパルデューに対し「税金逃れ」と非難を浴びせ、これに反発したドパルデューは12月16日、フランスの日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュ上で「フランスのパスポートと社会保障を返還する」とするエロー首相宛の公開文書を発表した。この書簡でドパルデューは、「2012年には収入の85%を、過去45年間には合計1億4500万ユーロ(約162億4000万円)を納税している」と述べ、国民の義務を果たしているとエロー首相に反論。富裕層に対して重税を課そうと計画する政府に対し「首相は成功や創造力、才能で抜きんでた人を罰するべきだと考えており、だから私は外国に移住する」と強く非難。ベルギー国籍取得に動き出したと報じられた。12月21日にはロシアのメドヴェージェフ*27首相がドパルデューを招待し、富裕層に対する特別課税は行わない旨を表明。かねてからプーチン*28大統領と親交があったこともあり所得税率が一律13%のロシアの国籍取得を申請、2013年1月3日に国籍取得申請が受諾された。

 なるほど「アンチ・ロシアプーチン政権」常岡的には「ロシア国籍を取得したこと」でドパルデューが嫌いなのでしょう。だったらせめてそうツイートすればいいのに。
 なお、ロシア国籍ではなく「ベルギー国籍」だったら常岡はドパルデュー非難はしないのかもしれません。まあ、ロシア国籍をもらった以上、ドパルデューもプーチン批判はしないのでしょうが、ことの経緯から考えて彼は「別に熱心なプーチン支持者」でもないでしょう。
 ちなみにググったところ
1)ロシア移住はさすがに支持しないフランス人が多いが「それでもドパルデューは俳優として好きだ(政治的見解はまた別の話だ)」として大半のフランス人が未だ彼のファン。そのためロシア国籍取得後もフランスで芸能活動
2)ロシア移住はさすがに支持しないものの「金に汚いと非難されたくないから公言できない」が「フランスの税金は高すぎる。ドパルデューの気持ちはわかる。独裁的なロシアはともかくワシもベルギーにでも移住したい」と内心、彼に好意的な、彼と同様の考えの「ドル箱スター俳優」は少なくない
ようです。
 最後にググって見つけたドパルデュー訪日記事を紹介しておきます。

http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/316240
福井新聞『仏大物俳優、TV番組で福井ロケ:座禅や漆器、酒蔵を取材』
 福井県福井市が昨年7月、パリで開かれた日本文化の博覧会「ジャパンエキスポ」に出展したことがきっかけで、フランス屈指の大物俳優ジェラール・ドパルデューさん(69)の福井ロケが実現した。4月7日から10日にかけ、同市の国の名勝、養浩館庭園などを訪問。伝統と文化が息づく福井に感動し、「世界に素晴らしさを伝えたい」と話していた。
 ドパルデューさんは映画「シラノ・ド・ベルジュラック」で、カンヌ国際映画祭やフランスのアカデミー賞に当たるセザール賞の主演男優賞に輝いた国民的な俳優。日仏友好160周年イベント「ジャポニスム2018」の一環で、日本の文化と伝統を欧米で紹介するテレビ番組「ドパルデューの冒険」撮影のため来日した。
 番組でドパルデューさんの相方を務めるフランスで活躍する女優の武田絵利子さん=兵庫県出身=がロケ地選びについて、福井市がエキスポで出展したパビリオンの運営企業のディレクターに相談。「美しい日本の条件が整っている」として福井市を提案された。
 ロケ地の条件は▽座禅▽漆器▽酒蔵、の三つ。福井がぴったり当てはまりロケが決定。「インバウンド推進につながれば」と、市が取材の日程調整や案内に全面協力した。
 ドパルデューさんらは7日に来福。一乗谷朝倉氏遺跡や鯖江市で漆器作り、越前市で紙すきを見学した。大本山永平寺に宿泊し座禅にも挑戦。9日夕に養浩館を訪れ茶道を体験し、藪内流福井支部のメンバーがたてた抹茶を味わった。10日には市内の酒蔵で日本酒の製造工程を学んだ。
 ドパルデューさんは何度も来日しているが「福井は伝統や文化が残っている素晴らしい場所。世界に知られていないのが残念」と手放しで感動。武田さんも「いつか福井で映画を撮りたい」と話していた。
 一行は福井のほか東京で築地市場、京都で芸者、岡山で日本刀などを取材。26分番組5本にまとめ、約2億5千万人が視聴可能なチャンネルで9月に放送する。市国際室の担当者は「福井の取材に相当時間を割いてもらった。魅力が世界に広まり、実際に外国人旅行者の増加につながれば」と期待を寄せている。

常岡浩介
 これ、テレ朝が流したの?わざわざ北京で取材して?凄まじいな
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000133895.html
■テレ朝『鳩山氏が安倍総理を痛烈批判「世界から失笑を…」』
 鳩山元総理大臣は北京で行った講演で安倍総理大臣の対中政策に触れ、「右手で握手しながら左手でげんこつを握れば真の友情は生まれない」などと痛烈に批判しました。
鳩山元総理大臣:
「安倍首相は、常に東アジアの安全保障状況はますます厳しさを増すばかりとのうたい文句で、日米同盟の強化や自衛隊の配備の増強を図っている」
 11日、北京で開かれた国際シンポジウム*29に出席した鳩山元総理は尖閣諸島について、日中間では事実上棚上げされてきたと指摘し、「歴史に照らして今一度、棚上げすべき」と話しました。中国が進める一帯一路構想については「習近平*30主席は、目的は平和をもたらすことだと述べた」として、日本は大いに協力すべき*31と強調しました。さらに、安倍総理の対北朝鮮政策についても、「対話の時代は終わったなどと述べ、(ボーガス注:その後、南北、米朝首脳会談があった上に掌返しで安倍政権がこれらの会談を歓迎したことで「無定見だ」と)世界から失笑を買った」と批判しました。

 「鳩山氏に限らず」元首相が発言すればテレビが取り上げるのはむしろ当たり前の話です。日本での鳩山氏は政界引退したこと、彼の政界引退後、彼の所属政党・民主党民進党を経て、「国民民主党立憲民主党に分裂したこと」で政治力がかなり失われたかもしれませんが、それでも彼は「AIIB国際諮問委員会委員」として中国にパイプも持っています。
 まあ、安倍や支持層は「反中国」の上に「反民主党、反鳩山氏*32」なのでこういう指摘には耳を貸さないでしょうが。
 常岡のようなウヨは「お仲間右翼」とともに鳩山氏をルーピー呼ばわりしてるのでこういう反応なんでしょうが、「わざわざ」というほど手間のかかる取材でもないでしょう。講演を聴いてメモをとるとともに「重要部分を撮影すればいい」だけの話です。講演もせいぜい2時間ぐらいでしょう。
 別に鳩山氏に直接取材をしたわけではなさそうです(直接取材してももちろんいいんですけどね、というか直接取材すべきでないか)。
 元首相の講演を聴かなかったらその方がおかしいのではないか。よほど多忙でない限り、そのくらいの取材はするでしょう。そしてテレ朝も中国支局くらいあるでしょうから、「わざわざ日本から中国へ渡航」という手間もないでしょう。また『北京での国際シンポジウム』という記事の記載からは「鳩山氏オンリーではなくシンポジウムへの取材がメインではないか」とも想像できます(まあ元首相の訪中ですから『日本から渡航』という手間を『鳩山氏オンリーの取材』で掛けても別におかしくはないですが)。
 なお、この鳩山氏出席の国際シンポジウムですが、

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201808/CK2018081202000126.html
 条約締結四十年を記念して十一日、北京市内で開かれた国際シンポジウムでは、中国外交のトップだった戴秉国*33(たいへいこく)元国務委員が「関係が正常な軌道に戻る時期だからこそ、双方が敏感な問題に取り組まないといけない」と基調講演で強調。横井裕*34駐中国大使は「日中は『競争から協調へ』をキーワードに、相手を正しく理解し、優れた点を学び合う関係が重要だ」と応じた。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180812/k10011573971000.html
 2008年から5年間、外交を統括する国務委員を務めた戴秉国氏は条約の意義を強調したうえで「中国と日本のような影響力のある隣国の関係には平和、友好、協力のほかに選択肢はない」と述べ、歴史問題などに適切に対応し、経済や文化の交流を通じた関係強化を呼びかけました。
 また、中国駐在の横井裕大使は「大切なのは日中平和友好条約の初心を忘れないことだ。『競争から協調へ』をキーワードとして、日中関係を発展させていきたい」と述べ、年内の安倍総理大臣の訪中やその後の習近平国家主席の訪日に向け調整を進める考えを示しました。

ということで日中両国政府の主催のようです。日本政府の関与したシンポで鳩山氏が講演し、そこで安倍批判が許されたなら「日本政府も懐が深いもんだ」と感心しますが、「あの安倍」ではたぶんそうではないでしょう。
 「シンポの出席」と「安倍批判講演」は多分別なんでしょう。
 まあ安倍だと「シンポに鳩山氏を呼びたくもなかった」んでしょうが中国側が「AIIB国際諮問委員会委員なので是非、鳩山氏を来賓として呼びたい」といって「呼ぶか!、ぼけ、ふざけんな」などとけんか腰の態度もとれず、渋々でしょうねえ。安倍だとその際、「シンポ出席時に絶対に鳩山に政権批判させるな」と外務省に命令し、「外務省→中国政府→鳩山氏(あるいは直に外務省→鳩山氏)」という形で安倍の要望が伝えられ、鳩山氏が「安倍という人間も本当に狭量な人間だ」と思って、目を丸くしながら、『まあ、あなた方外務省職員に迷惑掛けてまで安倍総理の批判はしないから安心してください』なんて言う場面があったかもしれません。
 それはともかく、鳩山氏の発言内容も「一部を除けば」変ではない(「どこが変と思うのか」は後で指摘します)。むしろこの常岡ツイートでは「常岡のようなウヨの異常な反鳩山」が露呈されてて、「常岡の方が恥さらし」なのですが、まあ常岡にはそういう認識はないでしょうね。
 今の常岡は付き合ってる連中が黒井文太郎だのモーリー・ロバートソンだの、アンチ中国、アンチ鳩山、アンチ民主党のウヨばっかですから。むしろ鳩山氏を何でもかんでも罵倒した方が常岡的に金儲けにつながる。
 なお、鳩山氏のような指摘とは別に安倍は「既にモリカケ疑惑と歴史認識問題(南京事件慰安婦靖国に対する態度)で『政治を私物化する腐敗政治家』『戦前礼賛の非常識な極右政治家』として世界の失笑を買ってる」と思いますね。まあ安倍が失笑を買おうと「奴が首相などの要職でない限り」、『大阪市長を辞めた今の橋下徹』が失笑を買うようなもんで、どうでもいいのですが首相ですからねえ。げんなりします。
 さて「一部を除けば鳩山発言は変ではない」と書きましたが、俺が「変」というか「何だかなあ」と思う部分は以下の部分です。

 「歴史に照らして今一度、棚上げすべき」

 誤解がないように書いておきますと「棚上げすべきでない」とか「棚上げしたことなど過去にない」とか言う意味ではありません。「田中*35内閣の国交正常化」「福田*36内閣の日中平和友好条約」においては明らかに棚上げされてるでしょう。
 そして俺も「棚上げすべき」と思っています。では鳩山発言の何が問題か。
 安倍政権で「靖国問題」など安倍の極右性もあって、尖閣が「民主党政権時代」よりもより深刻な問題になったことは確かですし、それはもちろん鳩山氏ら民主党政治家のせいではありません。しかし、そもそも「鳩山氏が首相時代に、尖閣に侵入した船長を即時国外退去(歴代自民党の立場)ではなく逮捕したこと」で尖閣問題が深刻になったのではないか、そうした面についてどう考えてるのかつう疑念です。
 とはいえこのあたりは鳩山氏も今では「菅*37副総理・財務相、岡田*38外相、千葉*39法相、前原*40国交相、小沢*41幹事長らで船長逮捕意見が多かったのでそうしたが今では失敗したと思ってる」のかもしれません。
 いずれにせよこの件、鳩山内閣の政府、党幹部の共同責任なので、鳩山氏だけを過剰に責める気はありません。その後の野田*42政権の尖閣国有化の問題もありますし。

常岡浩介
 木村三浩*43サダム・フセイン*44バース党秘密警察に雇われて日本でスパイやってたぐらいだから、愛国者とは呼べないよねえ

 フセイン政権に好意的だった木村氏(新右翼団体・一水会幹部、文筆家)に対して「そうした噂があったこと」は事実です。またフセイン政権に好意的であることは「フセイン独裁を肯定するのか」などと批判を浴びても仕方はないでしょう。
 ただし単に「好意的なだけではスパイとは呼べない」でしょう。例えば「バース党から裏で金をもらいながら、それを隠して政治活動していた」ということでもない限り。
 そして木村氏はそうしたスパイ的活動の事実を否定していますし、そうした「スパイの事実」を裏付ける決定的証拠もない。
 木村氏のフセイン評価を批判したいなら「木村はフセインに甘すぎる」といえばすむ話であって「日本社会党日本共産党ソ連KGBのスパイ」「自民党は米国CIAのスパイ」的な暴論「木村はフセインのスパイ」をはく必要もない。
 常岡はどうも「裁判に訴えられない限り何言ってもいい。確定的証拠がない、噂レベルでもかまわない。文句があるなら俺相手に名誉毀損の裁判すればいい。裁判しないのは後ろ暗いところがあるからだ」つうとんでもない価値観であるようです。「あまり実害もないし、常岡を訴えるのにかかる時間と金がもったいない」のか、「スパイではないが、フセイン支持については反省しておりそうした自分の恥ずかしい過去をあまり蒸し返したくない」のか、今のところ常岡を訴えない理由が何か知りませんが、個人的には木村氏が常岡を訴えてもいいと思うのですがね。西谷文和氏の常岡相手の裁判でわかるように、訴えない限り、デマ流し続ける(ただし裁判で負けるとぴたりとデマの流布をやめる)のが常岡ですので。
 まあ、この一件だけでも常岡がまともでないことは明白です。木村氏が「愛国者かどうか」はともかく常岡ごときに木村氏もそんなこと言われたくはないでしょう。

*1:著書『ロシア 語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2011年、アスキー新書)、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社

*2:著書『中国を追われたウイグル人:亡命者が語る政治弾圧』(2007年、文春新書)など

*3:著書『中継されなかったバグダッド』(2003年、小学館)、『ぼくの村は戦場だった。』(2006年、マガジンハウス)、『世の中への扉 戦争を取材する:子どもたちは何を体験したのか』(2011年、講談社)、『これから戦場に向かいます』(2016年、ポプラ社)など

*4:著書『自己責任:いま明かす「イラク拘束」と「ニッポン」』(2004年、講談社)、『ぼくがイラクへ行った理由』(2004年、コモンズ)

*5:著書『人質:イラク人質事件の嘘と実』(共著、2004年、ポプラ社)、『戦争の後に来たもの:カンボジアが映す時代』(2005年、新日本出版社)、『原発と村』(2011年、新日本出版社)、『FUKUSHIMA×フクシマ×福島』(2013年、新日本出版社)など

*6:著書『戦争と平和:それでもイラク人を嫌いになれない』(2004年、講談社)、『破壊と希望のイラク』(2011年、金曜日)など

*7:著書『EU崩壊』(2013年、新潮新書)、『見えない世界戦争:「サイバー戦」最新報告』(2014年、新潮新書)など

*8:岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*9:英国や米国は人質解放に成功しています。そしてそれは明らかに外交交渉によるものです。この一時をとっても木村や常岡の主張「交渉否定論」は崩壊しています。英米が「身代金支払い以外の交渉をしたか」、あるいは「建前では否定しながらも実際には秘密裏に金を払ったのか」はともかく。

*10:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

*11:いやそうではなく「有能で責任感ある小渕政権」と「無能で責任感ゼロの安倍政権」の違いでしょう。「小渕総理と安倍総理」「野中官房長官と菅官房長官」では格が違うと言うことでしょう。自民党も劣化したもんです。

*12:まあ量だけでなく「質も劣る」でしょうが、常岡の場合、極端に活動量が少ないですからねえ。質を云々する以前の話でしょう。

*13:著書『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(2010年、集英社新書)など

*14:著書『後藤さんを救えなかったか:政府は何をし、何をしなかったのか?』(2015年、第三書館)、『戦争のリアルと安保法制のウソ』(2015年、日本機関紙出版センター)、『「テロとの戦い」を疑え』(2017年、かもがわ出版)、『戦争はウソから始まる』(2018年8月刊行予定、日本機関紙出版センター)など

*15:著書『ガザの空の下』(2016年、インプレス

*16:俺のうろ覚えでは自らのツイートにおいて藤原は「あの動画には関西なまりがあるが、安田には関西なまりはないから安田だとは思わない」とどや顔でツイートしていました。まあ確かにウィキペ「安田純平」によれば『埼玉県入間市生まれ。埼玉県立川越高等学校一橋大学社会学部卒業。1997年信濃毎日新聞入社、松本本社配属』なので「生まれてから就職するまで」「東京、埼玉、長野」に住んでいた彼には関西なまりはありそうにはないですけどね。もし菅長官の発表が事実なら、「関西なまり云々は藤原の空耳」か「藤原の主張とは違い安田氏には関西なまりがある(関西出身の親族や知人友人の影響?)」かどっちかなんでしょうね。

*17:著書『サウジアラビア:変わりゆく石油王国』(2005年、岩波新書)、『イラク戦争と変貌する中東世界』(2012年、山川出版社世界史リブレット)、『ジハード主義:アルカイダからイスラーム国へ』(2017年、岩波現代全書)など

*18:後でくわしく触れますがフリーライター志葉玲氏のこと。

*19:著書『たたかう!ジャーナリスト宣言:ボクの観た本当の戦争』(2007年、社会批評社

*20:著書『イスラムのテロリスト』(2001年、講談社プラスアルファ新書)、『日本の情報機関』(2002年、講談社プラスアルファ新書)、『イスラム国の正体』(2014年、ベスト新書)など

*21:著書『現地発 エジプト革命:中東民主化のゆくえ』(2011年、岩波ブックレット)、『イスラムを生きる人びと:伝統と「革命」のあいだで』(2012年、岩波書店)、『中東の現場を歩く:激動20年の取材のディテール』(2015年、合同出版)、『「イスラム国」はテロの元凶ではない:グローバル・ジハードという幻想』(2016年、集英社新書)など

*22:小泉悠の別名(?)。著書『ロシア軍は生まれ変われるか』(2011年、東洋書店ユーラシア・ブックレット)、『軍事大国ロシア』(2016年、作品社)、『プーチンの国家戦略:岐路に立つ「強国」ロシア』(2016年、東京堂出版

*23:著書『国家の罠:外務省のラスプーチンと呼ばれて』(2007年、新潮文庫)、『自壊する帝国』(2008年、新潮文庫)、『獄中記』(2009年、岩波現代文庫)、『国家の自縛』(2010年、扶桑社文庫)、『甦るロシア帝国』(2012年、文春文庫)、『創価学会と平和主義』(2014年、朝日新書)、『佐藤優の沖縄評論』(2014年、光文社知恵の森文庫)、『日露外交:北方領土とインテリジェンス』、『国家の攻防/興亡:領土、紛争、戦争のインテリジェンス』(2015年、角川新書)、『「資本論」の核心』(2016年、角川新書)、『外務省犯罪黒書』(2018年、講談社プラスアルファ文庫)、『高畠素之の亡霊:ある国家社会主義者の危険な思想』(2018年、新潮選書)など

*24:朝日新聞記者。パリ支局長、外信部次長など歴任。著書『自爆テロリストの正体』(2005年、新潮選書)、『サルコジ』(2009年、新潮選書)、『ミシュラン』(2011年、新潮新書)、『ポピュリズムと欧州動乱:フランスはEU崩壊の引き金を引くのか』(2017年、講談社プラスアルファ新書)など

*25:女性彫刻家。彫刻家ロダンの弟子で愛人。

*26:オランド政権で外相、首相を歴任

*27:プーチン政権大統領府長官、国営企業ガスプロム会長、第一副首相などを経て、現在、首相

*28:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*29:後で触れますがこのシンポジウムは日中両国政府取材のようなので鳩山氏の講演はおそらく「シンポジウムとは別の場所」でされたものではないか

*30:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家副主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*31:ただし「AIIBにはまだ参加してない」とはいえ一帯一路については先日(2018年5月)の李首相訪日の際に安倍は明らかに「疑いの余地など全くない形で」一帯一路支持の立場を表明しています。

*32:基本的に安倍とその支持層は「反中国」の上に、批判を嫌う連中なのでこれが「元民主党の鳩山氏」でなくて「自民の小泉元首相、山崎元副総裁、河野元衆院議長」などでも反発はするでしょう。

*33:外相、国務委員(外交担当)、中国共産党外事工作弁公室主任など外交の要職を歴任

*34:上海総領事、駐中国公使、駐トルコ大使などを経て駐中国大使

*35:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*36:岸内閣農林相、佐藤内閣外相、田中内閣蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*37:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相

*38:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、民主党代表を歴任

*39:社会党副書記長、社民党副党首、民主党総務委員長、鳩山、菅内閣法相など歴任

*40:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相、民進党代表など歴任

*41:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党党首、民主党幹事長などを経て自由党代表

*42:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)を歴任

*43:著書『鬼畜米英:がんばれサダム・フセイン ふざけんなアメリカ!!』(編著、2002年、鹿砦社)『「男気」とは何か』(2007年、宝島社新書)、『お手軽愛国主義を斬る:新右翼の論理と行動』(2013年、彩流社)、『スゴイぞ! プーチン:一日も早く日露平和条約の締結を!』(2017年、鹿砦社)など

*44:イラク大統領(首相兼務)、イラクバース党書記長