今日の産経ニュース(8/21分)(追記・修正あり)

■「神仏は習合するもの」関西プレスクラブで興福寺の多川貫首が講演
http://www.sankei.com/west/news/180821/wst1808210108-n1.html
 まあ「神仏習合」とは「仏教の日本化」「日本における仏教の土着化」という歴史的産物に過ぎません。オリジナル仏教からすれば「ゆがみ」といってもいいかもしれない。
 たとえが悪いですが「西洋料理→日本の洋食(オムライス、ハヤシライス、ナポリタンスパゲティなど)」のような話でしかない。
 つまり「当然の話」ではまったくない。そういう意味で多川貫首の話は違和感がある。
 が一方で「神仏分離」も「尊皇思想の高まり」による明治以降の歴史的産物に過ぎずこれまた「当然の話」ではありません。
 特に日本の神仏分離の場合「廃仏毀釈」という破壊的な代物ですのでとても手放しで評価できるようなもんじゃありません。


プラハの春、軍事介入50年 チェコスロバキアで追悼 大統領は式典欠席
http://www.sankei.com/world/news/180821/wor1808210033-n1.html

 チェコのバビシュ首相が「自由と民主主義は異論を認めることで成立する」とスピーチ、抑圧に立ち向かった人々をたたえた。
 ただ、バビシュ内閣はボヘミアモラビア共産党の閣外協力を得ていることもあり、市民らは演説中に批判の声を上げた。

 共産党と言っても今時、「チェコに限らず」複数政党制の国でスターリン共産党なんかあるわけもない。フランス共産党だの日本共産党だののような党でしょうに、これは明らかにおかしいですね。ただの愚劣な反共主義でしかないでしょう。


■サバ缶の人気沸騰、生産数量でツナ缶しのぐ 健康志向が追い風
http://www.sankei.com/economy/news/180821/ecn1808210038-n1.html
 健康志向という要素がないとは言いません。しかしぶっちゃけサバ缶人気は「安いから」ですよねえ。つまりは国民の懐が寂しいと言うことです。
 まあ、「アベノミクスで景気回復」と強弁する産経にとって「安いから」つう事実は認められないのでしょうが。