今日の産経ニュース(8/29分)(追記・修正あり)

■【障害者雇用水増し】衆院、裁判所も障害者の雇用報告で水増し
http://www.sankei.com/life/news/180829/lif1808290036-n1.html
 中央省庁や衆参両院事務局なら「水増ししていいわけではありません」が裁判所ってのは行政訴訟において行政の不正をただす立場ですからねえ。そんなところが公然と水増し(違法、不正行為)ってのはちょっとげんなりです。


■【トランプ政権】「検索、悪い記事ばかり」 トランプ大統領の不正疑う グーグルは操作を否定
http://www.sankei.com/world/news/180829/wor1808290020-n1.html
 まあ「悪い意味で」いつものトランプですね。冗談でも笑って済ませられる話じゃないですが、冗談じゃないらしいのがなんともかんとも。さすがに本気ではなく「支持者受け狙い」の故意のデマでしょうが。これが米国大統領かと思うと頭痛がします。


■自民、外国人の国保悪用防止へ検討を開始 ワーキンググループが会合
http://www.sankei.com/politics/news/180829/plt1808290026-n1.html
 そもそも悪用なんて事実があるのか。自民党お得意の外国人差別の疑いを危惧しますね。


■ストーカー容疑の埼玉・伊藤雅俊県議、急性一過性精神病性障害と診断 1カ月の静養
http://www.sankei.com/affairs/news/180829/afr1808290018-n1.html

 埼玉県警によると、伊藤県議は22日、元交際相手の40代の女性に嫌がらせのメールを送信するなどのつきまとい行為を繰り返していた疑いで書類送検

 県議とは言え、政権与党所属の議員を送検し、議員当人は雲隠れ、所属政党・自民党も「処分しないが擁護もしない」とはこれはどう見ても真っ黒ですね。
 埼玉県の恥だからとっとと辞めろとしか言い様がないですね。自民党埼玉県連も党から除名したらどうなのか。


■中国、本紙の代表取材拒否 日本人記者会がボイコット
http://www.sankei.com/world/news/180829/wor1808290017-n1.html
 もちろん「デマ記事常習」産経だから「取材拒否OK」つうわけにもいかないでしょうが、「産経のデマ記事体質」を考えれば「お前らさ、こういうときに中国の取材拒否を批判するのはいいとして常日頃、産経のデマ記事を批判してるのかよ?」とマスゴミ連中には説教したくなります。と同時に安倍批判をろくにやらないテレビ局連中には「お前ら中国相手にはでかい態度がとれるけど、これが安倍政権の行為なら借りてきた猫みたいに黙りなんだろ?」感が否定できません。


■【体操】宮川紗江選手「納得いかない」 暴力で体操コーチに無期限登録抹消処分
http://www.sankei.com/sports/news/180829/spo1808290042-n1.html
 協会の処分が正しいと前提するなら、彼女がコーチによってある種の洗脳状態にあると言うことでしょうか?
 もし、そうなら彼女はある種の「被害者」のわけですから協会には温情のある措置を望みたいもんです。「協会を誹謗した、厳罰だ」などと言う態度をとれば洗脳が深刻化するだけでしょう。


■【体操】「自分自身が行った暴力行為に真摯に向き合いたい」 速見佑斗コーチの謝罪文要旨
https://www.sankei.com/sports/news/180831/spo1808310025-n1.html
 当のコーチが結局は、非を認めている以上暴力行為はあったし、協会の処分も適切だったという理解でいいのでしょう。

 この度は全ての体操関係者、国民の皆様に多大なるご迷惑と不快な思いをさせてしまい心よりおわび申し上げます。

 そんな人々よりもむしろ宮川選手と彼女の両親にもっと明確にお詫びすべきじゃないのか。

 宮川選手および宮川選手の保護者にも「今後成長するためにも自分には必要な処分です」ということを理解してもらい処分内容に対しては納得していただきました。

 加害者が「厳罰を求めない」被害者を「処罰を自分は受け入れるつもりだ」と説得するというのも実に変な話だと思います。


■【体操】協会、第三者委設置しパワハラ調査 宮川紗江選手主張で方針転換
https://www.sankei.com/sports/news/180830/spo1808300042-n1.html
 「速見佑斗コーチから体罰はあったがパワハラとは思ってない。愛の鞭だと思ってる。むしろ塚原千恵子女子強化本部長、塚原光男*1副会長の塚原夫妻からパワハラを受けたと思ってる」という宮川選手の主張について「調査もせずに放置したら協会が実力者の塚原夫妻を不当に擁護してるとの誤解を受ける」ということで塚原夫妻の調査に乗り出すそうです。果たしてどうなることか。


高市早苗*2衆院議員、不起訴 所得税法違反罪で告発も 奈良地検「嫌疑なし」
http://www.sankei.com/west/news/180829/wst1808290012-n1.html
 モリカケですら逮捕者ゼロですから検察の処分に説得力は皆無です。

*1:ミュンヘン五輪(1972年)、モントリオール五輪(1976年)に出場、男子鉄棒で2大会連続で金メダルを獲得。妻は元メキシコ五輪女子体操日本代表の塚原千恵子(旧姓:小田)、長男は同じく体操選手の塚原直也の体操一家。長男は2004年のアテネ五輪体操男子団体メンバーとして金メダルを獲得しており、日本五輪史上初の父子金メダリストとなった。2009年秋の褒章で紫綬褒章を受章。2004年に受章した長男と共に親子での紫綬褒章受章者となった(ウィキペディア塚原光男」参照)。

*2:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣総務相など歴任