「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/3分:島田洋一の巻)ほか韓国・北朝鮮最新ニュースなど(追記・訂正あり)

 島田*1以外にも北朝鮮、韓国関係で色々とネタにしています。
毎日新聞『大量懲戒請求、在日弁護士への不法行為認定 男に賠償命令』
https://mainichi.jp/articles/20181023/k00/00e/040/290000c
 まあ勝って当然ですが吉見義明氏や菅元首相を不当敗訴させた日本の裁判所だと控訴してひっくり返る可能性がゼロと言えないあたりがなんともかんとも。まあ、さすがにないとは思いますが。
 しかし光市事件騒動でこうした無法のきっかけを作った橋下には改めて怒りを禁じ得ません。


■日刊スポーツ『前川喜平氏訴え「外国人に日本語教える仕組み必須」』
https://www.nikkansports.com/general/news/201810130000858.html

 元文部科学事務次官前川喜平氏(63)が13日、東京都江東区の東京朝鮮第二初級学校で講演し、朝鮮学校の高校無償化排除や補助金廃止の動きを「国が率先して行っている官製ヘイトだ」と述べ、差別だと指摘した。外国籍の市民が増える中、日本語教育と同時にルーツを教える民族教育が大切だと訴えた。
 前川氏は文科官僚時代、高校無償化の制度設計に関わった。「朝鮮高校も対象として作業したが、排除された。他の外国人学校は対象となり、法の下の平等にも反する」と批判した。
 現在、外国人生徒の多い自主夜間中学でボランティア活動をしていることに触れ、生徒のアイデンティティーを形成する仕組みが必要だと強調。「少子化で日本は移民を受け入れなければ成り立たなくなる。外国人に日本語を教える仕組みは必須だが、同時に母語教育、民族教育も重要だ」と話した。
 前川氏が朝鮮学校で講演するのは初めて。在日コリアンや一般市民約350人が参加した。前川氏は「複数のアイデンティティーを持つ人が増えれば、ヘイトや日本至上主義の考えが減り、社会が安定するだろう」と語り掛けた。

 前川氏は「日本語教育の重要性(日本で生活する以上当然のことです)」だけでなく「民族教育の重要性」にも触れてますので、単なる「同化教育のすすめ」と誤解されかねない日刊スポーツ記事のタイトルは不適切だと思いますがそれはさておき。
 前川氏の「朝鮮学校無償化除外批判」は単に朝鮮学校限定ではなく「日本において外国人の子どもをどう扱っていくか」という問題と密接に関わっているわけです。
 ググったところ、前川氏には前川『前川喜平が語る、考える。 学ぶことと育つこと、在日とアイデンティティー、あなたと私。』(2018年、本の泉社)、『前川喜平 教育のなかのマイノリティを語る:高校中退・夜間中学・外国につながる子ども・LGBT・沖縄の歴史教育』(2018年、明石書店)という著書があるようで、彼にとって「外国人の子ども」は重要な関心事、ライフワークの一つであるのでしょう。
 そういえば前川氏の退官挨拶も

http://chikyuza.net/archives/73123
・つらい立場、つらい境遇にある人たちに手を差し伸べることは、行政官の第一の使命だと思います。
・様々なタイプの少数者の尊厳が重んじられ、多様性が尊重される社会を目指してほしいと思います。

という言葉がありましたね。
 しかし

http://chikyuza.net/archives/73123
 ひとつお願いがあります。(ボーガス注:文科省という)私たちの職場にも少なからずいるであろうLGBTの当事者、セクシュアル・マイノリティの人たちへの理解と支援です。

というのは「本当にそういう人がいて前川氏が在任中何らかの配慮をしたのか」、単に「いてもおかしくない」程度の話か気になるところです。もちろん前者(実際にいる)だとしても職員当事者がカミングアウトしていない限り、前川氏が前者だと認めることはあり得ませんが。


朝日新聞特別支援学級在籍率、外国人の子が日本人の倍 民間調査』平山亜理*2
https://www.asahi.com/articles/ASL4T43HKL4TUHBI01G.html

 ブラジル人ら外国人が多く住む地域の小学校で、外国人の子どもが日本人の2倍以上の比率で障害児らを教える特別支援学級に在籍していることが、民間団体の調査で分かった。日本語が十分にできないために障害があると判断され、特別支援学級に入れられている例もあるといい、調査した団体は「実態把握と支援が必要だ」としている。
 調査したのはNPO法人「国際社会貢献センター」(ABIC)。2015年に三重、愛知、群馬、静岡の4県で外国人児童が多い113小学校を調べたところ、日本人の児童は4万9159人中730人(1・48%)が特別支援学級に在籍し、外国人は1886人中116人(6・15%)だった。
 16年は岐阜県を加えた5県の117校を調べ、特別支援学級在籍率は日本人2・17%、外国人5・94%。17年は滋賀県を加えた6県の355校を調べ、日本人2・26%、外国人5・01%だった。
 外国人児童が多く通う学校の校長らによると、「日本語ができないことは特別支援の対象」としている例や、日本語が理解できないため、障害があるかどうかの見分けが難しいケースがある。ただ、文科省特別支援教育課はこうした実態を「調査しておらず、理由は分からない」としている。ABICは「特別支援学級に在籍している外国籍の子どもの現状や、指導状況の実態調査が必要だ」として、子どもたちの出身国の関係者の協力も求めるべきだと指摘している。

 「特別支援教育=知的障害児、身体障害児(視覚障害聴覚障害言語障害を含む)への教育」なので現状はちょっとまずすぎるでしょう。 
 「日本語ができない」というのは特別支援教育が本来想定している「障害」には該当しません。
 それはともかく日本も国際化していけばこういう問題が表面化していくわけです。
 最近、安倍が表明したように「労働力不足解消のために積極的に外国から移民を受け入れる」なんてことを実行するならば、なおさらです。
 もちろん「日本で生きていく以上」外国人の子どもであっても日本語教育は大事*3でしょうが一方でブラジル人の子どもについて「朝鮮学校」「韓国学校」「華僑学校」のような民族教育の場も必要だろうと思います。


■産経『ムスリムの子供*4増加 学校で理解と折り合いを』(加藤聖子)
https://www.sankei.com/life/news/180926/lif1809260010-n1.html

 日本で暮らすムスリムの実情に詳しい早稲田大学人間科学学術院の店田廣文*5(たなだ・ひろふみ)教授によると、現在日本にいるムスリムは約17万人。そのうち、おおむね20歳未満の子供は2万〜2万5千人と推計される。特に都市部では、同じ学校にムスリムの子がいてもさほど珍しい光景ではなくなった。
 日本でイスラムの戒律と学校生活を両立するには、工夫が必要だ。具体的にどうしているのか、東京都豊島区にあるモスク「マスジド大塚」に集うムスリムの母親たちに聞いた。
 まず食事。イスラム教では豚肉と酒が禁じられ、ラードやハム、ゼラチン、みりんなど豚や酒が原料となるものも口にできない。給食をそのまま食べるのは難しいから、ほとんどが「毎日弁当を持たせている」。
 服装は、主に女児に関わる。大人の女性はヒジャブというスカーフで頭髪を覆うなどするが、学校でのヒジャブは「小さいうちはかぶらせない」という方針の母親もいて、まちまちだ。指定の制服や体操服の場合は、スパッツを履く、長袖長ズボンに代替するなどして工夫しているという。
 礼拝は一日5回。学校にいる正午過ぎの礼拝は、校長室などで行う。また、断食は体に負担がかかるため、低学年ではさせない家庭も。断食する子は給食時、別部屋で過ごすことが多いという。
 音楽や図工には参加させない家庭もある。音楽は「楽器は悪魔の呼びかけ」という記述がハディース預言者ムハンマドの言行録)にあるため、図工は絵や粘土の制作などが「偶像崇拝の禁止」にあたるとの考えからだ。授業中は図書室などで過ごすことが多いという。
 いずれのケースも、入学前に家庭と学校が相談し、無理のない範囲で工夫されたものだ。母親たちは「学校には予想以上に柔軟に対応してもらった。理解していただけて、感謝している」と口をそろえた。

 日本も国際化が進んできたと言うことでしょうか。


■毎日『まず国交正常化交渉を 拉致問題解決の早道だ』衛藤征士郎・元衆院副議長
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20181026/pol/00m/010/001000d

 日朝国交正常化推進議員連盟の会長として日本は北朝鮮と国交正常化交渉に入るべきだと主張している。
 拉致問題が解決していないのになぜ正常化交渉を始めるのか、という批判がある。しかし、それは正常化交渉に入った方が拉致問題の解決が早くなるからだ。拉致問題解決のためにこそ、正常化交渉を始めるべきだ。
 そもそも、2002年の日朝平壌宣言には拉致、核、ミサイル、そして経済協力の問題が明記されている。だからこの宣言に立ち返って、これらを包括的に扱う交渉に入るべきだ。

 小生も全く同感ですね。


■産経『北に核技術移転か 朝鮮総連系企業、レアアース抽出』
https://www.sankei.com/affairs/news/181028/afr1810280023-n1.html

・政府関係者によると、貿易会社は「国際トレーディング」(東京都文京区)。
・同社は登記簿上、昭和62年に成立、平成19年に解散しているが、関係者が完全に活動を止めたかは不透明だ。

 「公安警察=政府関係者」でしょうが言ってる意味がまるきり意味不明です。
 貿易会社が登記簿上解散したのになぜ「その残党(?)がしてることがわかるのか」。
 尾行でもつけてるんですかね?

 取り締まりの法律や体制が整わないため実態把握すら難しく、摘発もできてこなかったが、北朝鮮が仕組んできた合弁の本質は戦略的技術や知識、資本の持ち出しだった。北朝鮮の核・ミサイル開発は、そうした流出の結果の集積である。

 いやいや取り締まりようがないから取り締まってないだけでしょう。産経みたいに適当な放言するならともかく法律で禁止なり処罰なりするにはそれなりの根拠が必要です。


中日新聞北朝鮮東京五輪に意欲 闘病の松浪氏訪朝終える』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018102601002582.html
朝鮮新報
■サッカーで親善交流/日体大が4回目の訪朝
http://chosonsinbo.com/jp/2018/10/29suk-16/
■“スポーツ交流続けていく”/具志堅幸司*6学長の言葉
http://chosonsinbo.com/jp/2018/10/29suk-17/

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018102601002582.html
 北朝鮮を訪問していた日本体育大サッカー部の男女の選手ら代表団約40人が26日、帰国の途に就いた。代表団を率いた松浪健四郎*7・同大理事長は、金日国体育相ら北朝鮮側が2020年の東京五輪参加へ強い意欲を示し、日体大として練習場提供など支援の用意があることを伝えたと明らかにした。
 日本政府が国民に北朝鮮渡航自粛を要請している中での訪朝。松浪氏は経由地の北京国際空港で記者団の取材に対し、スポーツ交流を通じた相互理解の意義を強調した。さらに、がんの治療を受けていることを明らかにした上で「私のライフワークだ。平和のために協力したい」と語った。

http://chosonsinbo.com/jp/2018/10/29suk-16/
 松浪理事長は「今、日朝関係は良くないが、われわれは希望を持っている。東京五輪(2020年)開催時に日本を訪問するであろう朝鮮選手団の便宜を図りたい」としながら、日体大の練習場と練習相手を提供する意思を示した。

http://chosonsinbo.com/jp/2018/10/29suk-17/
 私は1980年モスクワ五輪の日本代表選手(体操)だった。しかし米国がボイコットして(西側諸国は)出られなかった。こういう体験をしているだけに、スポーツを通じて平和に貢献することが大事だと人一倍認識している。
 とくに隣国とは仲良くしないと。
 2020年の東京五輪を見据えて、気持ちよく朝鮮の選手たちが東京に来れるように、私たちが出迎える体制を整えておきたいと思っている。
 スポーツの力というのは言葉を超え、国境を超えるということを改めて感じた。このような交流を続けていく必要がある。

 こうしたスポーツ交流は本当に大事だと思います。そして2020年五輪についてはやはり緊張緩和のためにも北朝鮮に参加してほしい。最後に松浪氏の健康回復を祈念しておきます。


■フジテレビ『拉致被害者は「数多く年月も」早紀江さん複雑な心境』
https://www.fnn.jp/posts/00404109CX

 25日に帰国したジャーナリストの安田純平さん*8がシリアで拘束されていた事件を、日本の警察当局が捜査へ。
 今後、国外犯規定に基づいて調べを進め、逮捕監禁容疑などの適用を検討するものとみられる。

 こういうのは本当にバカバカしいですね。確かに条文上はヌスラ戦線の処罰が可能なんでしょう。
 とはいえ、現実問題、「安田さんを監禁したヌスラ戦線兵士」や「蓮池夫妻を拉致した北朝鮮工作員」や「後藤健二さん*9を殺害したIS兵士」を逮捕起訴できるのかと言ったらまず無理なわけですから。
 実際問題、国外犯人処罰規定が想定しているもんは「海外マフィアなどの民間犯罪組織」であって、「北朝鮮のような国家」だの「ISやヌスラのような武装勢力」だの入ってないでしょう。ただ「捜査せよ」と上から命令が来れば「やってるふりに過ぎない」でしょうがやらざるを得ないわけです。宮仕えのつらさですね。

 今回の(ボーガス注:安田さん)帰国を受け、40年以上前に娘のめぐみさんが北朝鮮に拉致されたままの、横田早紀江さんは26日、「この間、1人お帰りになりましたよね。きのうですか?。 ああいうようなこともあるので、もっと(人の)数が多い、年月が長すぎることが大変なことなのに、どうしてこんなにみんな、帰ってこれないのか」と語った。

 「安田さんの場合、カタール武装勢力に身代金を払ってくれたらしいですけど、あなたの娘さんの場合、そういう見返りがないからですよ。中国かロシアがカタールみたいに北朝鮮に払ってくれればいいのにねえ。でもそういうこと言っていてもらちがあかないので、今からでも遅くないので、制裁解除して北朝鮮に経済支援したらどうでしょう?。もちろん朝鮮学校無償化や朝鮮総連幹部の渡航制限解除もした方がいい」といったらマジギレするんでしょうね、この人。
 しかし「北朝鮮拉致被害者の方が数が多い」だの「拘束期間がもっと長い」だの安田さんとそのご家族にマジで失礼ですよねえ、この人。
 そこは「私も子どもを拉致された人間として、安田さんの親御さんの気持ちが痛いほどわかります。本当に生きて無事にお帰りになられてよかったです。健康を大きく害したわけでもないようでうれしいです」とか、なんで言えないんですかね。
 正直、俺が安田さん本人やそのご家族なら横田奥さんの「常識のなさ」「人間性欠如」にマジギレですよ。まあこんな奥さんのふざけた言葉を記事にしちゃうフジテレビも気が狂ってますが。同情するとでも思ってるのか。「こんな、安田さんとご家族に失礼な酷い言葉はく奴・早紀江に同情なんかしねえよ、フジテレビはアホか」ですね。
 「言葉を選ばず言えば」こういうアホなこと言うのは横田奥さんがバカで屑だからでしょうけど。周囲に「お子さんが拉致されてかわいそうですね、頑張って」と言われてるうちに、思い上がって性格がゆがんだんでしょうね。子どもが拉致される前から、元からゆがんでたのかも知れませんけど。
 もう俺は横田奥さんのような調子こいてる人間は大嫌いですから、つい悪口しちゃう。
 クリスチャンだと奥さんは自慢されてるようですが、こんなんじゃ横田奥さんは信仰の意味がないですね。まあ「移民差別者」トランプや「デマ右翼」曾野綾子ですら自称クリスチャンですけど(毒)。
 ヒトラーやムソリーニ、赤狩りマッカーシーも自称クリスチャンでしたっけ?


■産経【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】(42)慰安婦問題の原点「サハリン裁判」
https://www.sankei.com/life/news/181027/lif1810270021-n1.html
 デマも甚だしい文章ですね。
 「日本側が韓国側から戦争責任追及をされた」という以上の共通点はサハリン残留韓国人問題と慰安婦にはありません。そういう意味では原点でも何でもない。
 もちろん「どちらも日本の戦争責任」という共通点があるので「支援者、活動家が共通する」つうことはあったでしょうが、それは「この2つの問題に直接的なつながりがあること」をもちろん意味しません。
 たとえば「731部隊」と「バターン死の行進」は「日本の戦争犯罪」という共通点はあっても、そこに「直接的なつながり」はないでしょう。
 そしてサハリン残留韓国人問題も慰安婦問題も産経の言う「日本は全く政治的、道徳的、法的に無罪」なんて話は成り立たないわけです。つうか「安倍が総理になったこと」で慰安婦だけでなく他の問題(たとえばサハリン残留韓国人問題)についても因縁つけて日本に問題がなかったことにしてしまおう、つうのが産経の企みでしょう。安倍なんぞ総理にならなければ産経もこんな因縁をつけようとは思わなかったでしょう。
 なお、小生も慰安婦については、ネットや本である程度の知識があります。
 ネットとしては例えば『永井和*10』(https://ianhu.g.hatena.ne.jp/nagaikazu/)、林博史*11サイト(http://www.geocities.jp/hhhirofumi/)などがあります。
 本としては吉見義明*12従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)、林博史『『日本軍「慰安婦」問題の核心』(2015年、花伝社)などがあります。
 ただサハリン残留韓国人問題つうのは、そのあたり、俺はまるで知識がないし、サイトや本として何が参考になるかよくわからない。ググっても「日本は悪くない」なんてウヨの居直りサイトばかりヒットするので何かいい資料をどなたかにご教示いただければ幸いです。


■浅井基文ブログ『ロシア−朝鮮−韓国「ガス・パイプライン」構想(ハンギョレ)』
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2018/1073.html
■日経『韓ロ、インフラ整備で連携 北朝鮮
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32121670S8A620C1EA1000/
■朝日『プーチン氏、北朝鮮の安全保証は「米中ロが保証国に」』
https://www.asahi.com/articles/ASLBM1TTMLBMUHBI004.html

 浅井氏がブログ記事で指摘するように

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32121670S8A620C1EA1000/
 ロシア訪問中の韓国の文在寅ムン・ジェイン)大統領は(ボーガス注:6月)22日、プーチン大統領と会談した。ガスパイプラインや鉄道などのインフラ整備での協力推進で合意。北朝鮮への制裁が緩和されれば南北ロの3者協力に切り替える。

https://www.asahi.com/articles/ASLBM1TTMLBMUHBI004.html
・ロシアのプーチン大統領は(ボーガス注:10月)18日、北朝鮮の非核化が進展した場合、「ロシアは中国、米国とともに北朝鮮に安全を保証する役割を担うことができる」との考えを明らかにした。ロシア南部ソチで開かれていた国際有識者会議「バルダイ・クラブ討論会」で会場からの質問に答えた。
・ロシアから北朝鮮を経て韓国まで天然ガスパイプラインを敷設するため合弁会社を作ることができるともし、「経済での共同作業が政治、安全保障の問題を解決する条件を生み出す」と述べた。

として「こうしたガスパイプライン構想を主張するプーチン政権のロシア」が北朝鮮崩壊を希望するわけがないでしょう。
 中国はもちろん北朝鮮を支援していますし、韓国・文在寅政権も北朝鮮打倒なんて立場ではない。
 それで北朝鮮が早晩崩壊すると思ったら気が狂っています。


■産経『「めぐみへの誓い−奪還−」松山で上演、国と県共催』
https://www.sankei.com/west/news/181020/wst1810200018-n1.html
 ばかばかしい。ウヨ連中が「客にチケット販売して」こういう演劇をやるのは連中の勝手です(俺は見る気はありませんが)。
 しかしこんなもんに国や県が税金を出す意義がどこにあるのか。拉致が解決するわけでもなし、呆れて二の句が継げません。なるほどウヨ連中が拉致で税金あさりするのもわかる気がします。

地元の中学生、高校生約700人をはじめ満席の会場

 学校経由で動員がかかったんでしょうね。中高生にとっては迷惑な話だし、彼らはむしろこうした動員への反発から拉致への関心を失うんじゃないか。

 山口真司・県保健福祉部長は「この問題は人ごとではないと、声を広げていくことが大切だ」と呼びかけた。

 いや他人事ですから。俺は拉致被害者が帰ってこなくても一向にかまいません。拉致被害者は俺の家族でも友人でも何でもないからです。
 同じ人権問題でも「交通事故で障害者になるかも」「警察の見込み捜査でえん罪被害に遭うかも」などという話と違い、今後拉致被害が発生する可能性もないわけです。


■産経【正論11月号】対談 櫻井よしこ横田早紀江 闘いと祈りのなかで めぐみさん拉致から42年 「拉致」私達は取り戻せるか! 「言論テレビ」6周年の集い
https://www.sankei.com/premium/news/181020/prm1810200004-n1.html

 9月16日に櫻井よしこ氏が主宰するインターネット番組「言論テレビ」の6周年の集いで行われた櫻井氏と、拉致被害者横田めぐみさんの母、横田早紀江氏の対談を再構成したものです

 櫻井よしこのような「南京事件否定、慰安婦否定」のデマ極右と喜んで対談するというのだから、横田早紀江はバカとしか言い様がありません。

横田
 いろんな宗教の方が来ました。誰もいなくなった自宅で私は一人で泣いていました。そういうときに入ってこられる。ものすごいお金積めば消息わかりますとか言われました。

 で今「私たちに任せれば娘さん(めぐみさん)は帰ってくる」といわれて、いいように右翼団体・巣くう会に政治利用されてるわけです。寄付金という形で、巣くう会に金もそれなりに払ったんじゃないか。
 インチキ宗教に「ものすごいお金積めば消息わかります」といわれてカネ払うのと、横田奥さんが巣くう会の言いなりになってるのと本質的には大して変わりません。

横田
 そんななかで、一人の友達が「聖書読んでね」と玄関にポンと置いていかれた。イエス様とのめぐりあいの最初です。ヨブ記から始まって詩篇、ローマ書など次々読んでみると、神の存在は人知に及ばないところにあって、人間の罪とか愛を超えたものがある。この世の悲しみ、苦しみすべてを呑みこんでいらっしゃる。

 横田奥さんの「田中均氏などへの態度」を見るに奥さんがとてもそんなまともな心の持ち主とは思えませんが。「北朝鮮が憎いから、北朝鮮に甘いとあたしが思う人間(例:田中均氏)は罵倒する」つうゲスがこの人でしょう。そんな人間に「キリスト教の信仰が」とか抜かされると本当に腹が立ちますね。
 「左のほおを打たれたら右のほおを差し出せ(報復を戒める寛容主義)」「あなた方の中で罪のないものだけがこの女に石を投げよ(完全無欠の人間などいないという謙虚さ)」なんてキリスト教の精神は自称キリスト教信者のこの奥さんにはかけらもないでしょう。まあ、曾野綾子やトランプですら「自称キリスト教信者」ですからね(苦笑)。

横田
 何でこんなに動かないかわからない。

 「北朝鮮経済制裁してるからだろ!」「あんたが金正日金正恩の立場で、経済制裁してくるような相手と交渉したいと思うのかよ!」「交渉しないで拉致が解決すると思ってるのかよ!」ですね。
 こういう御仁には「バカは救いようがない」「バカは死ななきゃ治らない」「バカは死んでも治らない」つう言葉を贈呈したい。


■島田のツイート

 かつて首相の菅直人胡錦濤*13の前でずっと官僚のメモを棒読み*14し、その不見識*15に驚いたことがある。この防衛相も同じ。親北日朝議連の幹部でもある。大丈夫か。 
■岩屋防衛相 北朝鮮の完全非核化へ 韓国と連携確認 | NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181020/k10011679391000.html

 島田の方こそ「お前の頭は大丈夫なのか?」でしょう。安倍支持者を公言しながら、安倍が任命した岩屋大臣を「あいつは日朝国交正常化議連の幹部だ!*16」と悪口する。
 個人的行為ではなく防衛相としての公的行為、つまり安倍の了解を得ているはずの行為について「何だ、あれは!」と悪口する。
 「島田らウヨって自民党議員内で安倍ほどの極右が他にいないから、島田らと親密交際してくれる極右が他にいないから安倍を持ち上げてるだけで内心は安倍なんか全く評価してねえんじゃねえの?」と改めて思います。
 普通に考えて安倍支持者なら、安倍が選んだ大臣についてここまで悪口しないでしょう。
 「ああ、ウヨ連中って内心では安倍を小馬鹿にしてるんだろうな」と思わずにはいられません。
 なお、岩屋氏は韓国国防相との共同記者会見で

 韓国が行った国際観艦式で国旗以外の掲揚を認めない通達を出し、自衛艦旗である旭日旗の掲揚が認められず、自衛隊の艦船派遣を見送ったことについて、岩屋大臣は「非常に残念に思っている」と述べました。

と改めて「日本の立場」とやらを主張したそうです。俺はこの「日本の立場」とやらには全く反対で「当面掲揚を自粛すればええがな」「戦争加害国が被害国の感情に配慮するのは当然やろ」「廃止しろとか、韓国以外でも掲揚するなとか言うとるわけと違うがな」と思いますがそれはさておき。
 島田にとっては「共同記者会見なんかやること自体が間違ってる」のであってこの程度の発言では評価に価しないのでしょうね。

「“意地”とか言うなら自分をシェイプアップしろ」。これはよく分かる。 
■デイリースポーツ『中尾ミエ 後輩・沢田研二に喝「意地があるなら痩せろ!」…TVで』

 「歌手としての後輩」てだけでなく、このデイリー記事やウィキペディアによれば二人とも昔は事務所が「渡辺プロ」だったんですね。
 「痩せた方が健康にいいことは認めた上での話」ですが、今回の「直前キャンセル」の件でのコメントとしては完全にずれています。余計なお世話ですね。別に今回の件は痩せる痩せないと関係ないでしょうし。まあ、小生だと理由がどうであれ、こういうキャンセルは勘弁してほしいですし、これでファンをやめるかもしれません。しかし、基本的にはこれは「沢田と関係者(所属事務所、今回のイベントを企画した興業会社、ファンなど)」の話であって、我々部外者が「キャンセルすべきではない」「いやキャンセルしていい」とか言う話ではないでしょう。モリカケ疑惑や「サウジの記者暗殺問題」のような「責任者の処罰なしで終わっていい話」と全然違う。その種の公共性は何もない話です。
 「私なら客が7000人いればキャンセルしない」とか「いや極端な話70人でもキャンセルしない(70人だとメンツ以前に完全に赤字でしょうが)」とかいうのは中尾ミエなり、他の芸能人なりの個人的見解に過ぎないわけです。
 あるいは逆に「キャンセルしても仕方がない。ジュリーのようなスターなら仕方がない」つうのもジュリーファンの個人的見解に過ぎない。
 しかし中尾はともかく島田だと

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-02-15/2014021501_01_1.html
赤旗集団的自衛権容認に抗議、著名829氏がアピール賛同、「九条の会」 安倍首相を批判』
 賛同人には、有馬頼底(臨済宗相国寺派管長)、岡野俊一郎国際オリンピック委員会名誉委員)、沢田研二(歌手)、田中優子*17(法政大学教授)、山田洋次(映画監督)の各氏ら多彩な顔ぶれが名を連ねました。

つうことを根に持って沢田研二に悪口してるんじゃないかと疑いますね。島田らウヨってのはそういうゲスでしょう。

この男はどこまで転落するのか。もう社民党から立候補するぐらいの末路しかないだろう。 
■「無償化排除は官製ヘイト」前川喜平氏が朝鮮学校で講演: 産経
http://www.sankei.com/life/news/181013/lif1810130040-n1.html

 「朝鮮学校無償化除外批判」は国連や日弁連も批判しており左翼云々という話ではない。
 また、「自民党総裁選に敗れ、失意のあげく首つり自殺した中川一郎*18」「アル中による醜態で選挙に敗れ、失意のまま、病死した中川昭一*19」「事務所費疑惑、緑資源機構疑惑で灰色高官として名前が浮上し、ついに首つり自殺した松岡利勝・第一次安倍内閣農水相」などならまだしも「社民党から立候補すること」の何が「末路」「転落」なんでしょうか?
 また、前川氏は「内藤誉三郎*20」、「高石邦男*21」、「加戸守行*22」など「政界入りした文科(文部)官僚」と違い今のところ政界進出の意向など表明していません。
 彼の言動を信用する限り、前川氏には高石や加戸のような政界への野心はないのではないか。
 大体、日本のような在日差別の酷い国においては、朝鮮学校支援など、むしろ政界進出したいなら、しない方がいい。石原慎太郎*23が、新井将敬相手にばらまいた「朝鮮総連云々」のデマビラを選挙戦でばらまかれかねません。
 また「大企業・前川製作所の御曹司」「妻は中曽根康弘*24元首相の娘」という前川氏が左派の訳もない。
 そういう意味で「島田の悪口」はくだらないですが、それはともかく。正直、島田のようなウヨ連中に比べて、前川氏の方がずっと輝いて見えますね。それはもちろん俺が彼の主張の多く(モリカケ告発、夜間学校支援、朝鮮学校支援、安倍自民流の道徳教育への批判)に賛同してるからですが、それだけでなく彼が「拉致被害者家族会を去った蓮池透氏」のように組織から自立しているからでしょう。
 古巣である文科省には今も恩義も魅力もあるでしょうが、それでも文科省の問題点は指摘し、批判する。一方島田らウヨ連中の多くは「組織のしがらみなどから醜態をさらす」わけです。明らかな不正であるモリカケすら「安倍批判したら右翼業界でたたかれる」「安倍は俺たちウヨにとって石破や岸田より都合がいいから不正も黙認しよう」などのくだらない理由で醜態をさらす。前川氏とは偉い違いです。

 調べるなら、訴えた女性の行状・背後関係の方も同時に調べろというのが米保守系トークラジオの意見だ。女性が虚言で人を貶めた例も多数ある。 
■カバノー氏疑惑、FBIが追加調査へ 人事承認の本会議採決は延期 - 産経
http://www.sankei.com/world/news/180929/wor1809290020-n1.html

 完全にセカンドレイプですね。「日本の安倍」ではない、「米国のトランプ」ですらこれです。
 たぶん安倍御用記者・山口敬之(元TBS)を「準強姦」で告発した女性・伊藤詩織さんについてもそういう差別的な見方を島田ら安倍万歳ウヨはしてるのでしょう。
 安倍の「ダチ公・山口を守るための準強姦捜査もみ消し疑惑(警察に捜査するなと安倍が圧力)」についても島田らは「野党やマスコミの言いがかりだ」とためらいなく言うのでしょう(もちろん根拠レス)。しかしモリカケといい、山口疑惑といい、安倍のせいで、もはや法治国家とは呼べない笑えない状況になっています。
 なお、伊藤さんについては高世仁の記事『伊藤詩織さんがドキュメンタリー作品で受賞』(http://d.hatena.ne.jp/takase22/20180720)を紹介しておきます。高世記事を信じるなら有能な方のようです。
 一方で島田らウヨ連中の嫌いな人間(例:モニカ・ルインスキー問題のクリントン大統領、都知事選でセクハラ云々の記事が週刊文春に載った野党共闘候補の鳥越氏)が「セクハラ云々」などで騒がれると平然と「重大な疑惑だ」とか言い出す。絶対に「訴えた女性(例:ルインスキー)の行状・背後関係の方も同時に調べろ」とは言わない。全くもってご都合主義です。

今日出た一文です。
【正論】ロシアゲートは実体なき疑惑だ 福井県立大学教授・島田洋一(1/2ページ) - 産経ニュース
http://www.sankei.com/column/news/180919/clm1809190006-n1.html

 「実態ない疑惑」のわけがないでしょう。むしろ実体のない疑惑、言いがかりというなら「蓮舫民進党代表(当時)の二重国籍が―」などのほうがよほどそれに該当します。しかし、島田もなんでここまでトランプを擁護しますかね。

 ボヤくのではなく、なぜ安倍より石破が首相にふさわしいと思うのかしっかり国民に説明すべきだ。 何を甘えているのか。
■「石破氏応援なら辞表書け」…農相に「圧力」か:読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20180914-OYT1T50104.html?from=tw

 安倍にとってさすがに「斎藤*25農相に辞表要求して何が悪い」とは公言できないだろうことで「石破支持だから要求されても仕方がない」といえる島田も相当の馬鹿です。
 島田がまだ「斎藤氏によれば発言者は安倍総理ではなく応援団の一人だというのだから首相に責任はない」というならまだわかりますが。

 要するに舐められているわけだ。倍返しするくらいの姿勢が必要だ。
プーチン大統領はなぜいつも遅刻するのか? 今回は2時間半待たされた安倍首相
https://newsphere.jp/world-report/20180914-2/

 といったところで安倍は今後もなめられ続けるでしょうし、なんだかんだいっても島田らは「九条改憲のため」に安倍がプーチンからなめられることを容認し続けるわけです。

 例えばこの人物が、日本の名誉を守る立場から、慰安婦問題について英語でしっかり説明した例を知らない。
河野太郎外相苦言 日本メディアは「政局、北朝鮮ばかり」 取材は「外相会談冒頭の英語を理解する人に」
https://www.sankei.com/politics/news/180914/plt1809140070-n1.html

 そもそも安倍だって慰安婦問題では「河野談話堅持」を「舌先三寸とはいえ主張している」のですがね。河野は批判しても安倍は批判できないでたらめな島田です。

 脱退すればよい。巨額の運営資金を負担させられつつ、不合理な非難を浴び手を縛られる。愚かな外交に終止符を打つべきだ。
商業捕鯨再開案を否決=日本、IWC脱退示唆−欧米など反発強く:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018091401043&g=eco

 脱退すれば商業捕鯨できるかもしれません。問題は「そうすることに何のメリットがあるのか」ということです。
 そんなことをすれば国際的批判は避けられません。一方で日本において捕鯨はもはや「ビジネスとして成立するか」疑問です。
 「単に鯨肉を食べたいだけ」「単に鯨肉料理で商売したいだけ」なら何も日本が捕鯨する必要もない。「将来的にはいろいろ問題があるかもしれませんが」、短期的には「アイスランドなど捕鯨する国からの鯨肉輸入」でまかなえるわけです。当面はアイスランドなどが捕鯨をやめることはなさそうですし。
 もちろん「アイスランドからの鯨肉輸入」だって当然非難されますが「日本のIWC脱退で公然と捕鯨」よりはまだましでしょう。

 ほのぼのとした部分が全くない。
■中ロ首脳が一緒にクレープ 蜜月アピール:産経フォト
https://www.sankei.com/photo/daily/news/180912/dly1809120003-n1.html
 ロシア極東ウラジオストクで開催中の「東方経済フォーラム」に出席している中国の習近平国家主席とロシアのプーチン*26大統領が11日、エプロン姿でロシア風クレープ「ブリヌイ」を焼いて食べる一幕があった。安全保障、経済両面で結束を強める両国の蜜月ぶりをアピールした。
 ブリヌイは、薄い生地に野菜や肉、果物などを包んで食べるロシア料理。手慣れた様子でフライパンを振るプーチン氏が習氏に手ほどきをする場面も。焼き上がった生地にキャビアを包んだ“高級ブリヌイ”をウオッカと共に楽しんだ。
 アジア重視を打ち出すプーチン政権にとって、対米国で立場を同じくする中国は最大のパートナー。11日の中ロ首脳会談や、その後の共同記者発表でも、プーチン氏は習氏を「最も重要なゲスト」「友人」と称した。

 「『ほのぼのさがなくて、殺伐としてる』なんて、そんなプーチン大統領と習主席への悪口なんかどうでもいいから、プーチンの『島の返還は脇に置いてとにかく年内に日露平和条約』発言とそれに対し、現時点では安倍政権が抗議どころかコメントすらまともにしないで逃げてることについて語れよ」と思いますが、まあ安倍万歳の安倍信者として「プーチン発言はなかったことにする」んでしょう。
 これが安倍でなく「島田が嫌ってる」福田康夫*27首相だの菅直人*28首相だのなら「プーチンになめられてる、外交失敗だ」と悪口してるでしょうが。
 「5月の李首相訪日時の安倍の大歓迎」や「そのときの一帯一路参加発言」をなかったことにしてるのと同じ話です。前からわかりきってますが、島田は学者ではなく完全な右翼活動家ですね。

 本来なら日本もやるべき話だ。 
■正恩氏暗殺計画で空軍が極秘訓練 昨年10月、米政権の内幕本:国際:中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018091101002208.html
 トランプ米政権の内幕を描いた米紙ワシントン・ポストの著名記者ボブ・ウッドワード*29の新刊「恐怖」が11日、出版された。米朝の緊張が高まっていた昨年10月、米空軍が中西部ミズーリ州北朝鮮金正恩朝鮮労働党委員長を暗殺する訓練を極秘に実施していたと記述。有事に備える選択肢の一つとして実施されたとしている。
 訓練は北朝鮮と地形が似ているミズーリ州の高原で行われた。爆撃機や早期警戒機、給油機の暗号交信がうまく機能せず、軍の周波数を監視していた地元住民に交信が漏えいした。ある交信では「北朝鮮指導部」などの言葉が飛び交っていたという。

 いつものことですが島田という男も完全に常軌を逸していますね。
 まあ、「『大統領の陰謀』で大いに名を売った名物記者ウッドワードの著書*30」「訴訟大国米国ではうかつな本を書くと巨額賠償訴訟でまずいことになる」「特に相手は政敵相手に何をやらかすかわからない怖いところがあるトランプ」ということで「訴訟されても大丈夫なようにそれなりの根拠がある」と思いたいところですが真偽は不明です。
 しかし、これが事実としてこういう情報をリークした人間とリーク情報を基に本を書いたウッドワードの目的は「暗殺という暴挙の阻止」でしょうか。いずれにせよ祖父や父の時代ならまだしも「金正恩時代」にそんなトランプ政権の「暗殺計画があった」なんてことが表面化した以上、北朝鮮としては「事実関係が明白にならないと非核化できない。暗殺すら計画する人間相手に無条件で非核化などできない」「事実関係が明確にできないならせめて体制保障の確約をはっきりしてくれ。終戦宣言すら出さないなんて受け入れられない」といってもおかしくないでしょうね。
 真偽はともかくさすがにトランプもこれは「たとえ事実でも」、真実と認めるわけにはいかず、「ウッドワードのフェイクニュースだ!」「北朝鮮に非核化拒否の口実を与えた!」「ウッドワードは北朝鮮シンパなのか!」とでも言うんでしょうか?。あるいは単に「ノーコメント」「コメントする価値もない」などで逃げるか。
 なおいくつか気になったところをコメントしておきます。

軍の周波数を監視していた地元住民に交信が漏えいした

 「地元住民の周波数監視」とは日本の基地反対運動のような平和団体でしょうか?
 それにしても「漏洩が事実なら」ずいぶんとお粗末なことです。
 なお、北朝鮮攻撃話については別にこんな記事もあります。

https://www.asahi.com/articles/ASL9D4F61L9DUHBI00Q.html
朝日新聞北朝鮮へ先制攻撃「鼻血作戦」 トランプ氏暴露本で判明』
 ニクソン米大統領を辞任に追い込む「ウォーターゲート事件」を暴いた、米紙ワシントン・ポストボブ・ウッドワード氏によるトランプ政権の内幕本「FEAR(恐怖)」が11日、発売された。描かれたのは、北朝鮮への先制攻撃計画の策定やシリア大統領の殺害指令など、即興的、感情的なトランプ大統領の姿だ。米政権の安全保障政策は危うい綱渡りを続けている。
■先制攻撃計画
 FEARによると、トランプ氏は就任1カ月後の2017年2月、米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長に対し、北朝鮮への先制攻撃計画を作るよう指示をした。ダンフォード氏が当時、共和党の重鎮グラム上院議員に体を震わせながら打ち明けた。
 同年10月、北朝鮮と地形が似ている米ミズーリ州のオザーク高原で、爆撃機を使った空爆のシミュレーションが行われた。米空軍には、指導者を殺害する複数のプランがあった。パイロットは「北朝鮮の指導者がいると思われる場所」と交信し、最大の威力が発揮できるよう低空から爆弾を投下。同年4月にアフガニスタンで過激派組織「イスラム国」(IS)の地下施設を破壊するために投下された大型爆弾も使われた。
 マクマスター大統領補佐官(当時)が強硬派で、ホワイトハウス内では「もし大統領が攻撃するならば、北朝鮮が核ミサイル兵器を向上させる前が良い」と主張していたという。
 政権内で検討された先制攻撃計画は「鼻血(Bloody nose)作戦」と呼ばれた。その後の米朝の緊張緩和がなければ、何らかの誤算で軍事行動が取られた可能性も否定できない。

島田洋一
‏・日経ビジネス泊原発が動いていれば、苫東厚真をフル稼働させる必要はなく、脱落による供給の急減は起きなかった」。しっかり検証すべきポイントだ。
日経ビジネス『北海道のブラックアウト、なぜ起きた?』
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/022700115/090700147/?n_cid=nbpnbo_twbn

 「地震被害を泊原発正当化にこじつけよう」とは島田も本当にふざけていますね。
 なお、島田以外のウヨも
■産経『【主張】北海道の電力危機 安定電源の確保に全力を』
https://www.sankei.com/column/news/180912/clm1809120001-n1.html
■国家基本問題研究所『全道停電は泊原発の停止も一因』奈良林直(東京工業大学特任教授)
https://jinf.jp/feedback/archives/23439
櫻井よしこ『全道停電は原子力規制委の知的怠惰が原因』
https://yoshiko-sakurai.jp/2018/09/20/7641
などで「安定電源の確保=泊原発再稼働」という島田と同様の火事場泥棒的主張をしています。
 なお、コメ欄でid:Bill_McCrearyさんから指摘がありますがこれについてはinti-sol氏の■泊原発を再稼動しろ、という暴論(修正あり)
https://plaza.rakuten.co.jp/intisol/diary/201809080000/
を紹介しておきます。
 ここでinti-sol氏は

https://plaza.rakuten.co.jp/intisol/diary/201809080000/
 本質的には、泊原発にしろ苫東厚真発電所にしろ、北海道の電力需要に比べて、1基辺りの出力が過大に過ぎるところに問題があります。だから、1基止まっただけでも需給バランスが崩れる。より小出力の発電所を多数、地域的にも1箇所にかたまらないようにして稼動するほうが、今回のような不測の災害に対する備えとしては優れているのです。

と書いていますが、これは後で紹介する日経ビジネス

https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/022700115/090700147/?n_cid=nbpnbo_twbn
 電力網(系統)が大きすぎることだ。大規模集中の電力システムは、大規模で高効率な発電所から、広域に送電することを前提として作られている。だからこそ、苫東厚真のような大規模な発電所が脱落したときには、連鎖的に停電が広がる範囲が大きい。
 近年、再生可能エネルギーの普及拡大は凄まじい勢いで進んでいる。配電網内に設置した分散電源を融通しながら利用する系統技術も開発が進んできた。例えば、大規模な発電所が脱落して送電ができなくなった時に、すべてを停電させるのではなく、分散電源を備えた配電網を一時的に送電網から切り離せば、完全な停電にならずに済む。

と同様の認識かと思います(つまり後でも指摘しますが日経ビジネス記事は島田ほどの泊原発万歳論ではありません)。
 そもそも「今回は泊原発付近は震度3程度で済んだ」のですが、泊原発震度7レベルが襲ったらまずいから停止してるんですが。
 そもそも仮に「泊原発停止が不適切な政策」だとしても、それを前提に震災対策なり送電対策なりを考えるのが当たり前であって「泊原発が稼働してれば苫東厚真は止まらなかった」なんてのは詭弁でしかありません。いやそもそも「泊原発ガー」は泊が地震で停止する可能性を考えれば正しいのか疑問ですが。
 なお、日経ビジネス記事をよく読んだところ、

https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/022700115/090700147/?n_cid=nbpnbo_twbn
 なぜ今回、ブラックアウトが起きたのか。原因を端的に言えば、北海道電力・苫東厚真火力発電所厚真町)の一極集中だ。
 では、なぜ苫東厚真の一極集中は起きたのか。理由は、推測も含めて様々ありそうだ。
 まず第1に、苫東厚真が高効率な石炭火力発電所であったことだ。発電所の効率性は規模に比例する。道内最大規模の苫東厚真は、発電コストが安価で、北電にとって競争力のある電源だったはずだ。
 ある大手電力幹部は、「電力自由化が進む中、発電コストが安い発電所を稼働させたいと考えるのは普通のこと。苫東厚真発電所は北電エリアで最も大規模な石炭火力。これを動かしたいと思うのはよく分かる」という。
 第2が、北電・泊原子力発電所が稼働していなかったこと。「泊原発が動いていれば、苫東厚真をフル稼働させる必要はなく、脱落による供給の急減は起きなかった」という声も聞こえてきた。ただ、泊原発地震検知によって停止する可能性があり、これが根源的な解決法になるのかどうかは分からない。
 第3が、本州との連系線の強化だろう。北海道と本州をつなぐ北本連系線の現在の容量は60万kW。東日本大震災後の議論を経て2019年には90万kWに拡張することが決まっている。
 仮に、苫東厚真の脱落による影響が、北本連系線の容量以下であれば、本州からの送電によってブラックアウトを回避できた可能性がある。
 そして第4が、電力網(系統)が大きすぎることだ。大規模集中の電力システムは、大規模で高効率な発電所から、広域に送電することを前提として作られている。だからこそ、苫東厚真のような大規模な発電所が脱落したときには、連鎖的に停電が広がる範囲が大きい。
 近年、再生可能エネルギーの普及拡大は凄まじい勢いで進んでいる。配電網内に設置した分散電源を融通しながら利用する系統技術も開発が進んできた。例えば、大規模な発電所が脱落して送電ができなくなった時に、すべてを停電させるのではなく、分散電源を備えた配電網を一時的に送電網から切り離せば、完全な停電にならずに済む。

ということで日経ビジネスは島田ほど「泊原発プッシュではありません」。

例えば、大規模な発電所が脱落して送電ができなくなった時に、すべてを停電させるのではなく、分散電源を備えた配電網を一時的に送電網から切り離せば、完全な停電にならずに済む。

日経ビジネスは書いていますから。この「分散設備」とは別に原発を意味しません。
 島田が日経ビジネス記事をよく読んでないのか、はたまた島田ツイートを見た人間がリンク先を見ないで島田ツイートを鵜呑みにすると思っているのか。いずれにせよ島田ツイートは「日経ビジネス記事の適切な紹介」とはとても言えません。

 台湾と国交を持つナウルが中国代表団に外交旅券でなく一般旅券での入国を求めたことに対し。中共がより大規模かつ執拗にやっていることだ。鑑に向かって発言せよ。
■中国、ナウルに猛反発=「稚拙な茶番」、退席も
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018090501101&g=int
 中国外務省の華春瑩・副報道局長は5日の記者会見で、太平洋諸島フォーラム首脳会議の開催国ナウルが中国代表団の外交旅券での入国を拒否したことなどに、「国際的慣例やフォーラムの規定に背き、稚拙な茶番を演じた」と激しい反発を示した。
 華氏は、中国と国交がないナウル側が開会前日、中国代表団に一般旅券での入国を要求し、会議中も「中国代表の発言を妨害した」と主張。中国側は退席して抗議し、「多くの国家代表団も会場を離れ、ナウルに強烈な不満を示した」と説明した。

 さすがの島田も「中国だって似たようなことをやってる」とは言えても「ナウルの行為に問題はない」とは言えないようです。

ムン・ジェイン*31よりはましだったということだ。
■朴前大統領、元徴用工勝訴懸念か 「国が恥かく」、韓国紙報道 - 共同通信
https://this.kiji.is/409267150308394081?c=0

 真偽のほどは不明ですが

https://this.kiji.is/409267150308394081?c=0
 3日付の韓国紙ハンギョレは、植民地時代に動員された元徴用工らが日本企業に損害賠償を求めた訴訟の進行を朴槿恵前政権と韓国最高裁が遅らせていたとの疑惑に関し、16年に朴前大統領が「(元徴用工側勝訴の)判決が確定すれば国が恥をかく」と懸念していたと報じた。疑惑を深める報道で対日世論を悪化させる可能性もある。
 日韓両政府とも元徴用工の問題は「解決済み」との立場だが、韓国最高裁は12年に元徴用工側敗訴の控訴審判決を破棄、高裁が差し戻し審判決で日本企業に賠償を命じた。日本企業側が上告して再び最高裁に舞台が移ったものの、確定判決が出ない状態が続いている。

なんて事実なら「行政の司法介入」というとんでもない話なんですが、朴批判するどころか褒めるのだから島田は正気ではありません。
 一方で「日本政府や中国政府に忖度して故意に最高裁が訴訟を引き延ばしてるとしか思えない光華寮訴訟」について「自民党から最高裁に『日中関係に配慮してほしい』との要望があった」なんてことが仮に証拠付きで報じられれば『三権分立の侵害だ』と言い出すのが島田でしょう。全くでたらめです。なお、「証拠がない」とはいえ光華寮訴訟が未だに終わってないなんてのはどう考えても不自然ですよねえ。
 何せ1審判決が1977年、2審判決が1987年で、ずーっとほったらかしで2007年に突然最高裁判決ですからねえ。しかもそれが「破棄差し戻しで、また地裁から審理」。未だに裁判が終わってないわけで、1977年の1審判決から既に40年経過してます。こんなんは不自然過ぎて「証拠などなくても」普通に考えて「政治的忖度以外あり得ない」でしょう。

参考

https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180419000014
京都新聞2018年04月19日朝刊『廃墟、元留学生寮の内部に 京都、「二つの中国」問題象徴』
 老朽化が進むが無人で、近隣住民から崩落などを懸念する声がある京都市左京区北白川西町の元中国人留学生寮「光華寮」に、京都市が立ち入り調査していたことが18日までに分かった。京都市空き家の活用・適正管理条例に基づき本来は市が所有者に改善を指導できるが、「二つの中国」と日本をめぐる外交問題の象徴となってきた「光華寮訴訟」が半世紀以上続き、京都地裁で「塩漬け」状態のため所有者は宙に浮いている。指導相手が未定のまま、市は今年1月に初めて調査に踏み切った。
 光華寮は1932年建築で鉄筋コンクリート造り5階建て。戦争末期に日本政府の指示で各地の中国人留学生が入居した。戦後、中国共産党との内戦に敗れた国民党政府の台湾(中華民国)が購入した。72年に日本が台湾と国交断絶したため、提訴から半世紀を経た今も所有権をめぐる訴訟が京都地裁で係争中。
 裁判で所有者は確定していないが、中国政府を支持する「京都華僑総会」(左京区)が実質的に管理してきた。不審者対策で塀を設置、落下しそうな窓ガラスやアンテナは撤去した。元寮生の同会関係者(72)は「近隣住民の命が何より大事。地震で倒れる恐れもあり心配」と危ぶむ。
 京都市の空き家条例は、管理不全状態解消のため市が所有者を指導できると定める。2015年には空き家対策特措法も施行された。管理が行き届かない空き家に自治体が建築基準法により行政代執行した例もあるが、デリケートな外交問題だけに市は慎重な姿勢だ。
 調査は今年1月に技術職員が建物内に入った。コンクリートがはがれ、鉄筋がむきだしの箇所も確認したという。市まち再生・創造推進室は「裁判の結果が出ないと指導の相手が決まらない」としながらも、「見るからに危険な状態。どういうことができるのか考えたい」と対応を模索する。

 もう取り壊した方がいいんじゃないですかね。つうか最高裁が狙ってるのはそれじゃないか。取り壊せば「寮がなくなったから判決出す意味がなくなった」で片付けられるわけです。
 あるいはいざとなったら取り壊してなくても「事実上廃墟だから判決出す意味がなくなった」で片付けるのかもしれません。まあ関係者からすれば「誰のせいで廃墟になったと思ってるんだ!。最高裁がすぐに判決を出さないからだろうが!」でしょうが。

ポスト安倍について「誰かが育てるのではなく自ら育ってくるものだ」。その通りだ。
安倍晋三首相 産経単独インタビュー
https://www.sankei.com/premium/news/180902/prm1809020018-n1.html

 もちろん安倍がこんなことを言ってるのは「安倍にポスト安倍を育てる能力どころか、意思もないから」「安倍好みのウヨがポスト安倍になる可能性がほとんどないから」でしょう。島田とてそんなことはわかっている。
 たとえば安倍の祖父・岸*32元首相などは子分の福田赳夫に派閥を継がせ、「岸内閣農林相、佐藤*33内閣外相、自民党幹事長(佐藤総裁時代)」などをやらせてポスト佐藤栄作として積極的にプッシュしていたのですがね(「池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを歴任した」田中角栄との首相ポスト争いでは福田は敗れるが、その後田中、三木*34退陣後に首相に就任)。
 一時は「政調会長をやらせた稲田が安倍のお気に入り」だったのかもしれませんが防衛相を不祥事で事実上首になって以降は、安倍にとって「稲田に代わる人間」はいないのでしょう。
 もちろんいかに「安倍政権で政府や党の要職を務めたことがある」からといってたとえば岸田政調会長(前外相)や野田総務相(元自民党総務会長)などを育てる(?)気は安倍にはないでしょう。岸田らの側も「ノーサンキュー」でしょうが。
 しかし

ポスト安倍」について「誰かが育てるのではなく自ら育ってくるものだ。自民党は多士済々だし、人材の宝庫だ。首長にも優れた人材がいる」と述べた。

という安倍の「首長」とは誰のことなんですかね?。都知事の小池*35のことか?。まあ誰にせよ本心と言うよりは「適当な思いつき発言」でしょうが。
 「ポスト安倍に名が上がってる首長」「ポスト安倍にしたいと安倍本人が思ってる首長」なんてもんはいないでしょうから。橋下も大阪市長を辞任に追い込まれてからは「国政進出に転じることなどもできず」全く存在感がなくなりましたしね。
 それにしても島田がリンクを張る産経インタビューで安倍は

https://www.sankei.com/premium/news/180902/prm1809020018-n1.html
 10月下旬に訪問予定の中国との関係については「5月に李克強*36首相が来日し、日中関係は完全に正常な軌道に戻った」と断言した。「訪中を楽しみにしているし、その次は習近平*37国家主席を日本に招きたい」とも述べた。

というのにその点について島田が何一つ触れずに逃げてるのが実に滑稽です。
 いやそもそもこの産経記事のタイトルが

安倍晋三首相 産経単独インタビュー『対中改善に自信「完全に正常な軌道に戻った」』

なのに島田がツイートでリンクを張るときに

『対中改善に自信「完全に正常な軌道に戻った」』

を完全にツイートでの引用文から落としてることも実に滑稽です。ツイートでの引用から外したところで、リンク先を見ればすぐにわかることですが、それでも島田は「安倍の親中国発言(?)を隠したかった」のでしょう。まあそんな「明らかに不自然な紹介」をするくらいだったら、最初から産経記事なんか紹介しない方がいいでしょうにねえ(苦笑)。
 これが安倍以外なら島田は「中国にこびてる」と確実に悪口してるでしょうに島田も全くでたらめな野郎です。
 まあ島田らウヨ(他にも櫻井よしこ福島香織など)が触れないと言えば「安倍訪中の下準備」とされる二階*38幹事長や秋葉*39外務事務次官の訪中についても島田らは黙りで何ら触れないわけですが。

*1:著書『アメリカ・北朝鮮抗争史』(2003年、文春新書)など

*2:著書『ゲバラの実像:証言から迫る「最期のとき」と生き様』(2016年、朝日新聞出版)

*3:これは日本に限らず中国なんかでもまさか「ウイグル語、チベット語だけ教育(中国語は教育しない)」つうわけにもいかないでしょう。要するに「バイリンガル教育」ですね。

*4:同業他社の多くは「子ども」表記なのに産経だけは「子供」表記にこだわっています。

*5:著書『エジプトの都市社会』(1999年、早稲田大学出版部)、『日本のモスク:滞日ムスリムの社会的活動』(2015年、山川出版社

*6:ロス五輪男子体操個人総合、吊り輪金メダル、跳馬銀メダル、鉄棒、団体総合銅メダル。

*7:小泉内閣外務大臣政務官、第一次安倍、福田内閣で文科副大臣。現在、日本レスリング協会副会長

*8:著書『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(2010年、集英社新書)など

*9:著書『ダイヤモンドより平和がほしい:子ども兵士・ムリアの告白』(2005年、汐文社)、『エイズの村に生まれて:命をつなぐ16歳の母・ナターシャ』(2007年、汐文社)、『ルワンダの祈り:内戦を生きのびた家族の物語』(2008年、汐文社)、『もしも学校に行けたら:アフガニスタンの少女・マリアムの物語』(2009年、汐文社

*10:著書『近代日本の軍部と政治』(1993年、思文閣出版)、『青年君主昭和天皇と元老西園寺の日記』(2003年、京都大学学術出版会)、『日中戦争から世界戦争へ』(2007年、思文閣出版

*11:著書『沖縄戦と民衆』(2002年、大月書店)、『BC級戦犯裁判』(2005年、岩波新書)、『シンガポール華僑粛清』(2007年、高文研)、『戦後平和主義を問い直す』(2008年、かもがわ出版)、『戦犯裁判の研究』(2009年、勉誠出版)、『沖縄戦 強制された「集団自決」』(2009年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『沖縄戦が問うもの』(2010年、大月書店)、『米軍基地の歴史』(2011年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『裁かれた戦争犯罪:イギリスの対日戦犯裁判』(2014年、岩波人文書セレクション)、『暴力と差別としての米軍基地』(2014年、かもがわ出版)、『沖縄からの本土爆撃:米軍出撃基地の誕生』(2018年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)など

*12:著書『草の根のファシズム』(1987年、東京大学出版会)、『毒ガス戦と日本軍』(2004年、岩波書店)、『焼跡からのデモクラシー:草の根の占領期体験(上)(下)』(2014年、岩波現代全書)

*13:共青団中央書記処第一書記、貴州省党委員会書記、チベット自治区党委員会書記などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*14:島田の主張が事実かどうかは不明です。

*15:そんなことより安倍の「工藤会を使った下関市長選挙デマビラ疑惑(あげく成功報酬をケチったことで工藤会に火焔瓶を安倍事務所に投げ込まれる)」、「統一教会への祝電」、「ニッキョーソ」ヤジ、「安倍御用記者・山口某のレイプもみ消し疑惑(安倍が山口を逮捕しようとした警察に圧力をかけた)」やモリカケ疑惑の方がずっと不見識ですし、そんな安倍をかばう島田らウヨの方がずっと不見識です。しかし安倍のでたらめさには改めてうんざりしますね。

*16:島田の主張が事実かどうかは不明です。つうかさ、島田さんよお、あの議連は岩屋さんより大物の「二階幹事長」「岸田政調会長」が幹部なんだけど、それはええんかい?。

*17:著書『江戸の想像力:18世紀のメディアと表徴』(1992年、ちくま学芸文庫)、『江戸の音』(1997年、河出文庫)、『江戸の恋』(2002年、集英社新書)、『樋口一葉「いやだ!」と云ふ』(2004年、集英社新書)、『江戸の懐古』(2006年、講談社学術文庫)、『未来のための江戸学』(2009年、小学館101新書)、『春画のからくり』(2009年、ちくま文庫)、『江戸っ子はなぜ宵越しの銭を持たないのか?:落語でひもとくニッポンのしきたり』(2010年、小学館101新書)、『江戸百夢:近世図像学の楽しみ』(2010年、ちくま文庫)、『グローバリゼーションの中の江戸』(2012年、岩波ジュニア新書)、『張形と江戸女』(2013年、ちくま文庫)、『カムイ伝講義』(2014年、ちくま文庫)、『芸者と遊び』(2016年、角川ソフィア文庫)など

*18:福田内閣農水相、鈴木内閣科学技術庁長官を歴任

*19:中川一郎の息子。小渕内閣農水相小泉内閣経産相麻生内閣財務相を歴任

*20:元文部事務次官。後に参院議員。大平内閣で文相

*21:元文部事務次官リクルート事件で逮捕起訴され有罪判決。 1990年の第39回衆議院議員総選挙に福岡3区から無所属で出馬したが落選している。

*22:高石次官の側近。文部省官房長時代に、リクルートからの過剰接待で引責退官。日本芸術文化振興会理事長、JASRAC理事長を経て愛媛県知事。県知事在任中、県立高歴史教科書につくる会教科書を採用。また「第二次安倍内閣教育再生実行会議委員」をつとめ、日本会議愛媛県支部相談役という極右。加計疑惑でも愛媛県知事という立場から、加計と癒着し、獣医学部の愛媛進出をプッシュしたと疑われている。

*23:福田内閣環境庁長官、竹下内閣運輸相、都知事、維新の会共同代表、次世代の党最高顧問など歴任

*24:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*25:第二次安倍内閣環境大臣政務官、第三次安倍内閣農水副大臣を経て第四次安倍内閣農水相

*26:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*27:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*28:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相などを経て首相

*29:著書『グリーンスパン』(2004年、日経ビジネス人文庫)、『大統領の陰謀ニクソンを追いつめた300日(新装版)』(カール・バーンスタインとの共著、2005年、文春文庫)など

*30:どこかの出版社が翻訳すれば日本でもかなり売れそうですがどうなることか。なお、ウッドワードの本は過去には「日本経済新聞社」「早川書房「文藝春秋」から邦訳がでています。

*31:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領

*32:自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*33:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*34:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼務)、池田内閣科学技術庁長官、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相

*35:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)など歴任

*36:共青団中央書記処第一書記、河南省長・党委員会書記、遼寧省党委員会書記、副首相などを経て首相(党中央政治局常務委員兼務)

*37:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*38:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て幹事長

*39:外務省国際法局長、総合外交政策局長、外務審議官などを経て外務事務次官