「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/17分:「天を回せ」&北朝鮮・韓国最新ニュースの巻、その他色々)(追記・訂正あり)

ハンギョレ『釜山の市民団体、危機に直面した朝鮮学校を支援』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181130-00032249-hankyoreh-kr
 こうした動きには日本人として感謝の念を感じると共に「申し訳ない」という屈辱の思いを禁じ得ません。


■産経『大阪朝鮮学園の敗訴確定 大阪府市の補助金認めず』
https://www.sankei.com/affairs/news/181130/afr1811300037-n1.html
 「行政に対してダメ出しすることが珍しくない米国や韓国最高裁とは違い」、「法の番人」ではなく「権力の飼い犬」に転落、腐敗した日本の最高裁においては「予想の範囲内」ですが怒りや悲しみといった感情を禁じ得ません。
 もちろんこれで諦めるわけにはいきません。今後の裁判闘争、そして政治的運動とあらゆる運動を強めていかなければならない。無能な小生には何も出来ませんが「くじけず頑張ってほしい」と願わずにはいられません。


■読売新聞『朝鮮学校「学費補助支給を」弁護士会が県に警告』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181116-OYT1T50109.html
■朝鮮新報『県の不当な補助金減額に抗議/兵庫の研究者有志が声明発表、374人が賛同』
http://chosonsinbo.com/jp/2018/11/hyogo-hojokin/
神戸新聞朝鮮学校補助金減額 研究者らが抗議声明』
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201811/0011794057.shtml
 全く同感なので紹介しておきます。


■朝日『北朝鮮体育相、沈黙貫き帰国 入国禁止中、例外的な来日』(鈴木拓也)
https://www.asahi.com/articles/ASLD153DLLD1UHBI018.html

 日本の政界関係者との面会も模索していたという。
 30日には日本の政界関係者との面会も模索したが、事前に日本政府側に情報が漏れて断念したとされる。

 で実際に会えたのか、記事にあるように断念したのか。会えたとして誰と会ってどういう会話をしたのか、会えなかったとして誰と会うつもりだったのか、が気になりますね。
 そのあたり、「完全に秘密主義」でしょうが。
 まあ俺的にはベストが「安倍首相、菅官房長官、河野外相」「二階幹事長、山口公明党代表」といった政府・与党幹部。
 ベターが
1)芝山文科相桜田五輪相といったスポーツ関係
2)衛藤元衆院副議長(日朝国交正常化議連会長)など日朝国交正常化議連関係者
3)枝野立民党代表、志位共産委員長など野党幹部
ですね。俺の考えに関係なく、北朝鮮体育相もそのあたりとの面会計画じゃないか。

 日本政府は、独自制裁で北朝鮮籍の人の入国を原則禁止している。今回は例外的に認めたが、金氏には五輪関係外の行動を控えるよう強く求めていた。

 馬鹿馬鹿しい。そんな入国禁止はとっととやめるべきです。「五輪外の行動」もやって何が悪いのか。むしろピンポン外交みたいにどんどんやってもらうべきじゃないか。

 ラヂオプレスによると、北朝鮮の閣僚が訪日したのは1991年以来27年ぶりという。

 「へえ?」ですね。誰がどんな目的で来日したのか?


■産経『拉致解決訴えタペストリー 早紀江さん「国民一丸で」』
https://www.sankei.com/world/news/181201/wor1812010021-n1.html
 つくりたければタペストリーでも何でもつくればいいですが、こんな「拉致解決に直接はつながらない」「ある意味どうでもいいこと」を記事にしないといけないくらい、拉致ってネタがないんですかねえ。


■朝日『韓国生まれの米国人キム・ドンチョル博士、北朝鮮抑留から釈放まで「31ヶ月の悪夢」』
https://globe.asahi.com/article/11979802

 キム博士はドナルド・トランプ米大統領金正恩朝鮮労働党委員長が初めて首脳会談(6月12日)をシンガポールで開くことを合意した後、キム・ハクソン氏、キム・サンドク氏と共に解放された。

 つまりは米国が外交交渉で取り戻したというわけです。日本人拉致にしてもこうした交渉以外に現実的策などありません。


週刊文春『安倍首相は「蚊帳の外」 北朝鮮とロシアの“蜜月”をウラジオストクで考えた:エネルギー利権、北朝鮮労働者。不気味なまでに利害を一致させている』中村逸郎*1
http://bunshun.jp/articles/-/9777

 大統領に就任した2000年、プーチン*2が外交デビューの舞台として選んだのが北朝鮮だった。金正日総書記との会談では、北朝鮮が抱えるロシア(ソ連時代を含む)にたいする累積赤字110億ドル(1兆1220億円)の軽減について協議を開始し、ロシア連邦議会は2014年、累積債務の90パーセントを帳消しにすることを承認した。その引き換えにウラジオストク市に隣接する北朝鮮羅津港の使用権を獲得、さらに2013年には羅津港とロシアは一本のレールで繋がった。ロシアは新たな不凍港を取得し、シベリア産の石炭などを一年中アジア諸国に輸出できるようになった。
 プーチン氏が不凍港の取得以外にもロシア極東に力を入れているのはもう一つ理由がある。天然ガスをめぐるエネルギー利権の問題である。
 プーチン氏の構想では、サハリン北部で採掘されている天然ガスのパイプラインは現在、ウラジオストクまで敷設されているが、さらに北朝鮮から韓国、そして中国東北部に延長し、莫大なエネルギー利権を確立したいのだ。
 北朝鮮側にもメリットがある。電力不足を解消できるだけではなく、韓国と中国へのパイプラインを流れる天然ガスの通過料を徴収できる。つまり、大きな外貨収入になるのである。韓国にとっても、メリットは大きい。タンカーによる液化天然ガスに代わって、ロシア産天然ガスをパイプラインで輸入できれば、電気料金は今よりも40パーセントも安くなると試算されている。
 さらには朝鮮半島とロシアを結ぶ高速道や鉄道網を整備する計画があり、さらに中国が加わる計画が進行中だ。
 私は9月、「東方経済フォーラム」開催前のウラジオストク市を歩いた。そこで目の当たりにしたのは、北朝鮮労働者とロシア人の深い結びつき、そして彼らが北朝鮮にもたらす「経済貢献」の実態だった。
「(ボーガス注:ロシアに出稼ぎに来ている)北朝鮮人の工事代金はとても安い。たとえばキッチンやバスのタイルの張替えを依頼すると、1平方メートル当たりの単価は800ルーブル(約1600円)。でもロシア人に依頼すると、3000ルーブル(約6000円)に跳ね上がります。だから北朝鮮人だと、4分1の料金に節約できます」
 北朝鮮人の仕事は、住居のリフォームだけではない。ソ連時代の荒廃した国営農場でロシア人に代わって農作業をしており、さらに森林地帯の奥深くで木材の伐採をしたり、建設や漁業に従事したりしている。
 郊外からスイカを売りにきている60代の男性はこう豪語した。
「自分は北朝鮮人が大好きだ。ロシアでは朝鮮人(コレエーツィ)といえば、北朝鮮人のことをいう。韓国人のことではないのがポイント」
 ロシア人にとって、北朝鮮人は身近な存在だという印象を抱かせる。確かに北朝鮮人の評判は良いようだ。
 私はウラジオストク滞在中、沿海地方の朝鮮協会会長のヴァレンティーン・パク氏と面会した。彼は、プーチン政権に通じ、まさにロシアと北朝鮮の「パイプ役」で、今年5月には人道支援と称して*3食料を緊急輸送している。日本人のインタビューに応じるのは初めてのことだ。
「ロシア企業は月給として北朝鮮労働者一人当たり、平均して6万ルーブル(約12万円)ほどを支払っています。ただ詳細は知りませんが、労働者の手取りは1万ルーブル(約2万円)のようです。でも、祖国で暮らすには十分なお金です」
 (ボーガス注:真偽は不明だが)ウォール・ストリート・ジャーナルは、「北朝鮮の労働者は金政権に年間で最高20億ドル(約2200億円)の収入をもたらしている」(2018年8月3日付)と報じている。
 北朝鮮は2017年7月、大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功したと発表。9月には水爆実験を断行した。12月に国連安全保障理事会は厳しい経済制裁を採択した。賛成にまわったロシアや中国が制裁決議を遵守すれば、北朝鮮の経済は疲弊し、体制崩壊も現実味を帯びるはずだった。
 しかし、先のウォール・ストリート・ジャーナル*4は、「ロシアが新たに多数の北朝鮮労働者を受け入れ、国連安全保障理事会の制裁決議に違反している可能性がある」と報じ、「昨年9月以降、1万人以上がロシアで新たに登録された」と伝えた。ロシア政府は国連の経済制裁に基づいて北朝鮮労働者の流入は減少傾向にあると発表しているが、どうやら二枚舌外交を展開しているようだ。
 経済的にも、歴史的にも深いつながりをもつロシアと北朝鮮。そしてそれを結びつける舞台となったウラジオストク市で、プーチン氏から平和条約を提言された安倍首相は、果たして「蚊帳の外」に置かれずにリーダーシップを発揮できるのだろうか。

 まあ、この中村氏、「袴田茂樹*5木村汎*6などのようなアンチロシア文化人、アンチプーチン文化人で産経にもよく出ている」事を割り引く必要はありますが、確かに北朝鮮とロシアの関係は「冷戦時代からのつながりもあり、今も極めて密接」でしょう。
 にもかかわらず安倍は「北朝鮮には敵対的なのにロシアにはなぜか甘い」。不可思議な話です。
 なお「借金を大幅に棒引きするから、羅津港の使用権がほしい(ロシア)→わかりました(北朝鮮)」的なバーター取引を拉致でやれよと「改めて思いますね」。「いつも書いてる、代わり映えのしないこと」で恐縮ですが。


■朝日『政府の拉致担当者、北朝鮮側と10月に接触 モンゴルで』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00000010-asahi-pol

 拉致問題対策本部の石川正一郎*7事務局長が10月下旬、モンゴル・ウランバートル北朝鮮宋日昊(ソンイルホ)朝日国交正常化交渉担当大使と接触したと、日朝交渉の経緯を知る北朝鮮関係筋の一人が明らかにした。

 とはいえ、北朝鮮も「お土産(制裁解除、朝鮮総連幹部の渡航容認、朝鮮学校の無償化など)もないのに日本の要求に応じる理由はない」でしょうね。結局「お土産を出すこと」を決断できない限り、問題は何一つ解決しないでしょう。そして安倍にはその決断はできないでしょう。ただし「福田*8、麻生*9政権、民主党政権」もその決断は出来なかったので「ポスト安倍(石破元幹事長であれ、石原*10元幹事長であれ、岸田*11政調会長であれ、枝野*12立民党代表であれ誰であれ)なら出来る」ともいえない点がつらいところです。


週刊ポスト2018年12/7号『北方領土に留まらない、拉致・改憲の目標下方修正する首相』
https://blogos.com/article/341842/

 総裁選3選を果たした安倍晋三*13・首相の在職日数は、このままいけば来年のうちに吉田茂*14・元首相や佐藤栄作*15・元首相を抜いて歴代1位となる。

 勘弁してほしいですね。今ですら「うんざり」ですが。

 だが、過去の長期政権が打ち立てた「サンフランシスコ平和条約(1951年、吉田茂内閣)」や「沖縄返還(1972年、佐藤栄作内閣)」といった、日本史の教科書に記されるほどの“偉業”が、この政権にはない。
 そこで“残り任期のうちに”とギアを上げたのが北方領土の返還交渉

 なるほどねえ、安倍や支持者的には「やはり?」そうなるんでしょうか?
 第一次では教基法改悪を、第二次以降では「戦争法制定」「特定秘密保護法制定」「ホワエグ導入」等の成果(?)をあげ、今現在「入管法改悪により野放図な移民導入」を実現しようとする安倍ですが、それが後生「批判派どころか、自民党支持者(極右の安倍支持層除く)からも」支持されるか疑問に思ってるのでしょうかね。
 つまり後世「期間だけは長かったけど、何の功績もないよね、マスコミと野党の力不足とか、自民党支持者がバカだったとかそういうくだらない理由による長期でしかないよね」となることを恐れてると。
 なお、佐藤の「偉業」としては他にも日韓国交正常化をあげることができるでしょうね。
 また「日本史の教科書に記されるほどの“偉業”」としては他の内閣としては「鳩山一郎*16内閣(日ソ国交正常化と国連加盟)」「池田*17内閣(高度経済成長、まあ池田だけの手柄でもないですが)」、「田中内閣(日中国交正常化)」などがあげられるでしょう。

 4島一括返還ではなく「2島返還でもいい」とロシアのプーチン大統領に申し入れた。妥協とはいえ、在任中に北方領土が返還される道筋をつくった。

 プーチンは「2島なら返す」とは何一ついっておらず曖昧なのらりくらりな態度なので道筋などどこにも出来ていません。
 大体、浅井基文*18先生、五十嵐仁*19先生なども指摘しますが
1)返還した島に米軍基地を置くのか置かないのか(ロシアはもちろんおいてほしくない、返還前に『置かない』と確約しろとしている)
2)今島に住むロシア人をどうするのか、全員ロシア本土に帰ってもらうのか。それともロシア系日本人として、日本国籍を与え、今後も居住を認めるのか(ロシア本土に帰ってもらう場合は、一部であれ日本によるその費用負担は不可避でしょう)
を解決せずして島なんか帰るわけがない。
 「1)、2)についてどれほどの覚悟が安倍政権にあるのか。1)で置かないとした場合、米国の反発、2)で今後も居住するとした場合、元島民(日本人)や日本右翼(産経など)の反発は不可避だろうがそれを安倍は封じ込めることが出来るのか?。しかし、1)で置くこともあり得る、2)でロシア本土に帰ってもらうとした場合、ロシアが反発*20して島の返還に応じない可能性が高い」として浅井氏や五十嵐氏は「島が帰るとは思わない」としていますが俺も同感です。

「私の内閣のうちに拉致被害者全員を帰国させる」
「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」

 よくもまあこんな放言が出来るもんです。今までこうしたことに何も手をつけてなかったのにねえ。
 もちろん改憲してほしいわけでは全くありませんが、「過去の5年間」に「改憲案を国会に提出したわけでもない」のによくもいったもんです。拉致被害者にしても何を根拠にこんなことがいえるのか。

 (ボーガス注:2島先行返還論にたった北方領土問題だけでなく)拉致問題でも、「被害者全員帰国」という安倍首相のスタンスに変化があった。北朝鮮問題に詳しい伊豆見元・東京国際大学教授が指摘する。
「安倍首相は今国会の所信表明演説の中で、『拉致、核ミサイル問題を包括的に解決し、不幸な過去*21清算して国交正常化をめざす』と語った。“不幸な過去の清算”というのは経済支援のことで、北にすれば非常に魅力的な発言ですが、安倍首相はこの言葉をずっと使わなかった」
 北朝鮮側は日本政府にひそかに「拉致被害者2人の存在」を伝えている。今年3月に共同通信が2014年の日朝交渉の際、北朝鮮側から政府認定拉致被害者の田中実さんと特定失踪者の金田龍光さんが「入国していた」との情報が伝えられたこと*22を、実名をあげて報じた。
 北朝鮮側は米朝首脳会談(6月12日)前後に行なわれた日朝の接触で、その2人以外に「新たな入国者はいない」との説明を変えていないと報じられている(7月21日付、共同通信47NEWS)。北は「帰国させるとしても2人で終わり」という姿勢なのだ。
 それにもかかわらず、安倍首相が所信表明で「不幸な過去の清算」に言及したのはなぜか。金正恩との首脳会談に乗り遅れた安倍首相が、拉致被害者「全員帰国」の目標を、とりあえず「2人帰国」から始めるという外交的妥協に傾いたからではないか。
 それは「4島返還」がとりあえず「2島返還」になった北方領土交渉と同じ構図に見える。歴史に名を残すことを焦るあまり、「合格ライン」を下げていくことは、国家を大きな危険に晒す。

 週刊ポストには「おいおい(呆)」ですね。本当に「この2人が生存拉致被害者で、北朝鮮から日本に帰ってくるかどうか」なんか俺には分かりません。しかしそれが事実なら「とにかく日本に帰国させるべき(もちろん当人が帰国を希望すれば、ですが)」ではないのか。
 「2人で打ち止めでは困る」だのよくもまあ馬鹿なことがいえたもんです。まあ、最近のポストはサピオの影響で右翼化してたかと思いますのでそういう思惑でしょうが。


■日経『北朝鮮外相、経済改革を学びにベトナム訪問 』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3837224030112018I00000/

 ベトナムの経済専門家は、今の北朝鮮は1980年代のベトナムと重なる点がいくつかあると指摘する。
 ドイモイが始まった時点で、まだカンボジアに派兵していたベトナムは欧米諸国や中国に対しても外交的に孤立し、市場と資金へのアクセスを欠いていた。
共産党指導部は国がとてもひどい経済危機にあることを認識した」と、90年代にベトナム政府に助言したエコノミストのファム・チ・ラン氏は言う。「経済を崩壊から救うには改革が唯一の道だった」

 当時はボートピープルなんてもんがありましたからね。脱北者みたいなもんです。

 ベトナムは外国との貿易と外資に経済を開放し、米国との国交を正常化させ、主要国営企業の民営化を始めた。ベトナムや韓国のエコノミストは、北朝鮮も同様の策をとらなければ経済再建は苦しいだろうと述べている。

 ということで中国やベトナムを模範に経済改革・解放を模索する北朝鮮です。ここで「日本版太陽政策」をとることは拉致解決という意味でも大変いいことだと思いますが、それに反対するのが家族会と救う会です。


■毎日『北朝鮮弾道ミサイル、1年間発射なし』
https://mainichi.jp/articles/20181130/ddm/007/030/040000c
 要するに南北首脳会談、米朝首脳会談に配慮し、北朝鮮が自重してるつう事です。
 つまりは北朝鮮はそれなりに計算して動いてるし、当然ながら拉致問題においても「日本がそれなりのお土産を出せば」解決に向けて動くことが期待できます。まあ、「お土産」に反対するのが救う会と家族会ですが。


聯合ニュース『南北山林協力 北朝鮮に害虫防除剤50トン引き渡し=韓国』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181129-00000045-yonh-kr
 南北友好、南北緊張緩和への動きとして、ひとまず素直に喜んでおきたいと思います。こうしたことの積み重ねで少しでも南北友好、南北緊張緩和につながってほしい。


朝鮮日報『南北鉄道連結共同調査、国連が特例で経済制裁を免除』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/26/2018112680013.html
時事通信『南北共同調査、30日開始=鉄道連結に向け北朝鮮区間
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018112800833&g=prk
 現時点では「調査」であって、鉄道建設ではありませんが、南北友好、南北緊張緩和への動きとして、浅井基文先生が■南北鉄道共同調査(http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2018/1081.html)で喜びの念を表明しているように、小生もひとまず素直に喜んでおきたいと思います。


テレビ朝日『伝統格闘技「シルム」 南北がユネスコに初共同登録』
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000141689.html
 共同申請というのが大変喜ばしいですね。こうしたことの積み重ねで少しでも南北友好、南北緊張緩和につながってほしい。


■朝日『北朝鮮体育相ら週明け訪日へ 五輪関連の会議出席のため』
https://www.asahi.com/articles/ASLCS6VJ1LCSUHBI024.html
 こうしたことを契機に水面下で拉致等の交渉でもしてほしいんですがね。
 残念ながら「IOCなどが入国不許可にすべきでないと言うから入れた」程度でしかないんじゃないか。


福井新聞『地村保志さん地元小中生に拉致語る、巡回講座「おじさんの話思い出して」』
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/746353
 まあ拉致の解決というのは「外交交渉しかない」のであって「子どもに啓発する」とかそういう話じゃないでしょう。


聯合ニュース『北が米制裁に不満あらわ 「子どもの文具・おもちゃまで対象」』
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20181123000700882?input=tw
 事実であるならば「その限りにおいて」北朝鮮の「反教育的」という批判は正しいかと思います。


中央日報『日本の大学の引き出しで眠る北朝鮮文化財…返還問題が近いうちに浮上』
https://japanese.joins.com/article/358/247358.html
 日朝平壌宣言にも

https://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_koi/n_korea_02/sengen.html
 双方は、在日朝鮮人の地位に関する問題及び文化財の問題については、国交正常化交渉において誠実に協議することとした。

として略奪文化財の問題は出てきますし、韓国にも朝鮮王室儀軌など、略奪文化財を返還している以上、北朝鮮にも当然返還すべきです。「きれいごとになりますが」筋論としてはこれは拉致問題とは関係なく、日本側から進んで率先して返還すべきでしょう。むしろそうすることによって日朝間の信頼関係を築き、拉致解決にもつながると思います。とはいえ巣くう会と家族会は反対するのでしょうが。


■朝日『軍事境界線近くの哨戒所、北朝鮮が爆破 南北合意受け』
https://www.asahi.com/articles/ASLCN5TCFLCNUHBI01Z.html
 様々な合意が着実に進んでいるようで大変嬉しいですね。もちろんこれで「劇的に南北関係が改善する」と思うほど脳天気ではありませんが、こうしたことの積み重ねで南北関係を改善する以外に現実的策はないと思います。


■毎日『拉致問題米子市長「軍事行動を全面的に支持」発言撤回』
https://mainichi.jp/articles/20181130/k00/00m/010/046000c
中日新聞米子市長、軍事行動支持発言撤回 「誤解与えた」と』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018112901001806.html
日本テレビ『伊木市長が「軍事行動支持」発言を撤回』
http://www.news24.jp/nnn/news1637862.html
 「撤回すればいい」つうもんでもないですが、世論の批判で暴言が撤回されたことは素直に喜びたい。


朝日新聞『「安倍内閣が(ボーガス注:拉致被害者救出のために自衛隊で)軍事行動なら支持」拉致問題めぐり米子市長』
https://www.asahi.com/articles/ASLCN5GG7LCNPUUB003.html
毎日新聞鳥取米子市長、(ボーガス注:拉致被害者救出のための)政権の軍事行動支持 拉致問題集会で発言』
https://mainichi.jp/articles/20181121/ddm/012/010/043000c
東京新聞『(ボーガス注:拉致被害者救出のための)安倍政権の軍事行動支持 拉致問題集会で米子市長』
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018112001002801.html
 非常識すぎて唖然ですね(もちろん朝日や毎日、東京もそうした批判的意味合いでの報道でしょうが)。巣くう会みたいな「自衛隊で救出」でも妄想してるのか。本気なのか、はたまた右翼支持層や安倍へのこび*23米子市長は自民系です、まあ米子は石破*24元幹事長の地元ですからね)かはともかく、本当に唖然です。米子市ってそんなに危ない自治体なのか。
 安倍ですら「無役の時ならともかく」今となってはこんなこと言われても「はい、喜んで」ではないでしょう。むしろ「余計なこと言うな」じゃないか。

https://www.asahi.com/articles/ASLCN5GG7LCNPUUB003.html
 伊木市長は朝日新聞の取材に、「被害者家族も高齢化し、解決するのは今しかないという思いを込めた。軍事行動せよと言っているのではない。時の政府が、軍事行動や、軍事行動ができるよう憲法改正をするというなら、問題解決のために私は支持したいと言った」と発言の趣旨を説明した。

 「軍事行動しろとは言ってない、そういう選択肢も考えていいと言っただけ」とは、見苦しい言い訳ですね。軽い気持ちで受け狙いで放言したら各方面から批判されて焦ってるんでしょうか?。大体、「軍事行動」なんかで救出できるわけがない。拉致被害者の居場所も分からないのにどこに自衛隊を送るのか。「世界最強の軍事大国」米国ですら例えばワームビア君救出は外交です。
 でも、こういう発言をうれしがって、米子市長が批判されたらかばい出すのが「今の巣くう会&家族会」なんでしょう。巣くう会なんざただの右翼団体なので期待してませんが家族会の惨状にはげんなりします。

 シンポは政府や鳥取県米子市などが主催して2010年から毎年開催し、今回は300人(主催者発表)が参加した。

 こうした主催者発表は「水増しはあり得ても過小発表はまずあり得ない」事を考えれば300人は「上限」でしょう。300人より少ない「250人」等の可能性は当然ある。
 そしてこの「300人」には「主催者(国、鳥取県米子市)関係者」「巣くう会&家族会関係者」が含まれてるでしょうから「一般参加者がどれほどいるか」というところですね。拉致の風化を象徴してる人数かと思います。

 シンポには、米子市出身で拉致被害者に認定されている松本京子さん(拉致当時29)の兄孟(はじめ)さん(71)や、政府の拉致問題対策本部事務局の西泉彰雄・総務・拉致被害者等支援室長らが出席した。

 右翼化してる家族会の一員である孟氏はともかく、政府関係者は「弱ったことを言ってくれた」でしょう。出来る話ではないし、世論の批判を受けるだけですから。


■産経『拉致被害者松本京子さんら救出へ 鳥取県米子市で「早期解決を願う国民のつどい」』
https://www.sankei.com/west/news/181120/wst1811200044-n1.html
 米子市長の暴言が出た集会についての産経記事ですが、朝日や毎日、東京が報じた市長発言は何一つ出てきません。産経ですら「市長よく言った!。これは我々の手で日本中に広めよう」ではなく「あの発言はなかったことにしよう、米子市長(自民系)や安倍総理が野党やマスコミなどに非難されてはかなわん」なんでしょう。まさに「問うに落ちず語るに落ちています」。つまり産経も「自衛隊で救出できる」なんて全く思ってない。


新潟日報『菅官房長官、拉致現場を視察、解決へ「全力で取り組む」』
https://www.niigata-nippo.co.jp/member/login/?mode=check
 まあ馬鹿馬鹿しいですね。
 拉致に限りませんが、事件発生後、40年もたって犯行の痕跡など何もないところを捜査の素人が見て何の意味があるのか。


■フジ『許せない!日本海の烏賊を獲り尽くす北朝鮮 止まらない”イカさま”密漁の実態』山田吉彦*25
https://www.fnn.jp/posts/00388490HDK
 途中までは「密漁を海保にきちんと取り締まってほしい」というまともな内容ですがそれで終わらないのがフジサンケイです。

 漂着船の数からすると、100人規模の密入国者がいてもおかしくは無い。
 北朝鮮は、イカ漁を隠れ蓑にして、日本への上陸を企てていると考えられる。今までの北朝鮮の行動から、覚せい剤の密輸やスパイ活動などが懸念される。

 「ろくな根拠もあげないで密入国とかでたらめなことほざいてんじゃねえよ!」ですね。正直、船が漂着した地域に対する風評被害じゃないか。


■産経『スポーツと外交問題分離を IOC、全競技団体に通達』
https://www.sankei.com/sports/news/181120/spo1811200003-n1.html
 もちろんこれは「2020年東京五輪北朝鮮参加」という話に限った通達ではありませんが、日本人の小生としてはそうした連想もせざるを得ません。
 普通に考えればIOCは「拉致を口実にした北朝鮮選手団参加拒否論」には否定的でしょうね。


■朝日『北朝鮮市民の正恩氏支持率、脱北者の回答は「75%」』
https://digital.asahi.com/articles/ASLBZ2H09LBZUHBI00K.html

 「北朝鮮市民の正恩氏に対する支持率」について、70%から90%以上と答えた人は全体の49・3%で、前年の36・3%を大きく上回った。

 アンチ北朝鮮が「多いはずの脱北者」ですらこういう認識をしてるという意味では興味深い調査です。
 ただし「金正恩政権になってから生活が前より楽になったので、北朝鮮国民の政権支持率は高くなったと思う」つうのは
1)高くなったという事実を示すものではない
2)脱北者金正恩政権を評価してるという事実を示すものではない
点に一定の注意は必要でしょう。
 「僕(脱北者)はホニャララさん(北朝鮮国民)はA(金正日時代より、北朝鮮政府に好意的)と思ってると思うんです」つうのはもちろん無価値な発言ではないですが、それは「僕もAだと思う」という話でもなければ「実際にホニャララさんがAだと思ってる」つう話でもないわけです。

 一方、脱北者自身の経験として、「肉類をどの程度食べるのか」という設問では、「毎月1〜2回」が37・9%で前年より5・4%増えた。「毎週1〜2回」は33%で同3・8%減だった。「季節ごとに服を1〜2着購入する」と答えた人は52・9%で前年より9・8%減り、経済制裁の効果とみられる結果になった。

 嘘や勘違いでない限り、信頼性が高いのは「価値評価についての回答」よりもこうした「事実についての回答」でしょう。
 「生活が良くなった、悪くなった」など価値観の場合、「人によって価値観の違いが大きい」からです。
 経済制裁の効果で衣服については不便さが増加したが「農業生産が一定の成果を上げてる」のか肉の消費は「減ってはいるが衣服ほどの不便さではない」ようです。


■産経『二階氏と玉木氏が和解? 日朝議連会合で「和気あいあいと」』
https://www.sankei.com/politics/news/181112/plt1811120033-n1.html

 「会合欠席騒動」の余波で関係がぎくしゃくしている自民党二階俊博*26幹事長と国民民主党玉木雄一郎代表が12日夜、東京都内で開かれた日朝国交正常化推進議員連盟衛藤征士郎会長)の役員会で同席した。

 産経のこの記事により、二階自民党幹事長と玉木国民民主党代表が「この議連の役員であること」、つまりは「積極的賛成かどうかはともかく」安倍自民と玉木国民民主がこの議連を「建前の上では」一応容認し敵視はしてないことが明らかになりました(玉木氏については知らなかったものの、二階氏の議連役員就任は俺は以前から朝鮮新報インターネット版などで知っていましたが)。
 まあ一帯一路もそうですが「方針変更したいときに二階氏を使う(うまくいかないようなら諦める)」つうのが安倍のやり口なんでしょう。二階氏もご苦労様です。

 衛藤氏によると、玉木氏は役員会に欠席する予定だったが、二階氏が出席すると伝えたところ、「なんとしてでも出なければいけない」と述べ、出席に転じたという。
 別の出席者によると、玉木氏は、今月6日に予定されていた二階氏ら自民党幹部との会食を欠席したことについて、二階氏に対し陳謝したという。

 うがった見方をすれば前原*27など党内の「こうした議連に否定的な右翼メンツ」に言い訳するために「二階氏への謝罪」を出席の口実に使った気がします。いやまあ謝罪は確かにしたのでしょうし、謝罪も「出席目的」ではあるのでしょうが。


■産経『めぐみさん拉致41年 新潟県警本部長「責務果たす」』
https://www.sankei.com/affairs/news/181115/afr1811150025-n1.html
 拉致被害者救出は外交でしか解決しないし、正直、拉致実行犯処罰などもはや無理でしょう。
 立場上「できることは何もない」とはいえないのでしょうが、事実上できることは何もありません。


■産経『横田めぐみさん拉致から41年 早紀江さんが会見 「元気でいると確信 被害者全員の帰国が願い」』
https://www.sankei.com/world/news/181115/wor1811150003-n1.html
 根拠もない確信には何の意味もありません。というかむしろ「小泉訪朝から15年たってもめぐみさんの確たる生存情報が何一つ出てこないこと」はむしろ「死亡を確信させます」。


■産経『「一日も早く闘い終えたい」 滋さん86歳の誕生日 早紀江さんと救出訴え講演1400回超』
https://www.sankei.com/world/news/181115/wor1811150004-n1.html
 単に「早く解決したい」というだけでは解決はしません。
 正直「バーター取引」以外に解決法はないでしょうが「それが嫌だ」というのでは事実上できることは何もありません。

 北朝鮮にはめぐみさんの娘、キム・ウンギョンさん(31)と家族がいる。26年に対面したウンギョンさんとの再会を問われた早紀江さんは「望みません。拉致被害者の皆が帰ってこない限り、会いません」ときっぱり答えた。

 意味不明です。「会わなければ拉致被害者が帰ってくるが会えば帰ってこない」という因果関係にないのだから会えばよろしい。大体そんなこというなら平成26年にだって会う必要はなかったわけです。
 それにしても初登場時には15歳の中学生だったはずの彼女ももう結婚し子どもも持つ30代の大人の女性ですか。時のたつのは早いもんです。

 天皇陛下の譲位を来年に控え先月、84歳の誕生日を迎えた皇后さまは拉致問題について「平成の時代の終焉とともに急に私どもの脳裏から離れてしまうというものではありません」と思いを示された。
 早紀江さんは、皇后さまが蓮池薫さん(61)ら被害者5人が帰国した14年にも、家族らをいたわる思いを示されたことに触れ「皇后陛下は本当にお優しい方。今回もお心を伝えてくださった」と感謝しつつ

 そんな皇后の言葉は拉致解決において全く無価値です。感謝するなら「拉致被害者救出という成果を上げた」小泉首相福田官房長官、田中外務省アジア大洋州局長(当時)に感謝したらどうなのか。小泉首相ら感謝すべき人に感謝せず、皇后や安倍などどうでもいい人に感謝する。それでは拉致は何年たっても解決しません。

 拉致を知らない若い世代への継承や、報道を通した啓発の重要性にも触れ、「いまだ解決しない拉致という恐ろしい問題を学校でも教えないといけない」と強調した。

 そんなことをしても拉致解決などしません。「女性差別」「外国人差別」「障害者問題」「労働紛争」など、一般的な人権教育ならまだしもそんなことは馬鹿馬鹿しい限りです。


■産経【書評】『北朝鮮がつくった韓国大統領*28』李相哲著*29 “国家破壊”の行方に強い懸念
https://www.sankei.com/life/news/181111/lif1811110024-n1.html
 馬鹿馬鹿しいですね。文在寅*30大統領を生んだのは北朝鮮ではなく、「朴クネの不正に対する怒り」です。
 例えるなら

ウォーターゲートへの怒り」がニクソン*31退陣とフォード大統領(ニクソン退陣による副大統領からの昇格)を
「田中*32金脈への怒り」が田中退陣と三木*33首相を
リクルート疑惑への怒り」が竹下*34退陣と海部*35首相を

生み出したような話に過ぎません。
 むしろ「あえて言うならば」、『北朝鮮がつくった大統領』とは朴チョンヒではないのか。
 もちろんこれは『朴チョンヒの政権奪取クーデターの黒幕が北朝鮮』だの『北朝鮮にとって朴クーデターが都合がよかった』とかいう意味ではありません。北朝鮮にとって都合がよくないからこそ青瓦台襲撃事件の訳です。
 ここでは「北朝鮮の脅威に立ち向かうには、強力な政権による韓国近代化が必要だ」という口実によって朴がクーデターを実行した、「北朝鮮の脅威」論によって朴が大統領になったことをオレ流に表現しています。
 そういう意味では拉致問題を悪用して首相に成り上がった安倍も「北朝鮮がつくった首相・安倍」といっていいでしょう。
 なお、小生は慰安婦問題など歴史認識での文政権の対日態度に問題があるとは全く思いませんがそれはさておき。
 「慰安婦問題などでの日本批判」は「是非はともかく*36」別に「親北朝鮮」ではありません。むしろ今が「極右」安倍政権だからこそああした対応なのであり、例えば、金大中大統領が訪日した小渕*37政権のような政権なら今のような状況にはなってないでしょう。もちろんそれは小渕政権が素晴らしいということ*38でも、「金大中政権が文在寅政権に比べ親日だ」ということでもなく「安倍が歴史修正主義嫌韓国」だという話です。


■日経『韓国、北朝鮮にみかん200トン マツタケの「お礼」 』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37634330R11C18A1000000/
 ベタな感想で恐縮ですがこうした取り組みによって南北間の緊張緩和が少しでも進めばいいと思いますね。


■読売『拉致進展なく母焦り募る 米朝首脳会談5か月』
https://www.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/news/20181107-OYTNT50198.html

 初の米朝首脳会談から、12日で5か月。北朝鮮による拉致問題の解決へ関係者は期待を高めたが、進展は見えてこない。(ボーガス注:山口県)旧豊浦町(現下関市)の特定失踪者、河田君江さん(失踪当時23歳)の母、奈津江さん(76)も「決着がつくかと思ったが……。月日がたつほど不安が強まる」と焦りを募らせている。

 何度も言いますが特定失踪者なんざ拉致じゃありません。何せ「国内で生存確認された人間が何人もいる」のが特定失踪者ですから。

 青森県・恐山に、「口寄せ」をするイタコを訪ねたこともある。

 つまりは「失踪の謎を解くものが何もない」つうことです。だからイタコなんてインチキにすがる。そのあげくが、イタコの方がまだましに見えるインチキ集団「荒木ら救う会一味」ですか。呆れて二の句が継げません。読売もこんな馬鹿げた記事を書いて恥ずかしくないのか。

 奈津江さんが代表となり、「県特定失踪者家族会」が発足。ビラ配りなどを通じて、解決へ世論の後押しを訴えている。
 だが、失踪は地元でも十分には周知されていない。今年9月、市議会定例会で、市議が市執行部*39に君江さんのことを知っているか聞いたところ、手を挙げたのは半数ほどだった。

 そんなのは当たり前です。特定失踪者なんか拉致じゃない。正直この種の馬鹿(河田某のこと)には「馬鹿はとっととくたばればいいのに」つう怒りと軽蔑の思いを禁じ得ません。読売も本当にこんなアホ記事を書いて恥ずかしくないのか。

 現在、夫と二人暮らしだが、娘のことが話題にあがることはない。
「けんかになってしまうから。ただ主人も毎日、君江の写真を拝んでいる」

 つまりは夫は「おまえは馬鹿か。北朝鮮拉致の訳がねえだろ」「世迷い言をほざいて世間に迷惑をかけるな、そんなことしても娘は帰ってこないし、俺が恥ずかしい」と思ってるのでしょう。
 この夫は「早紀江のいいなりの横田滋」とは違うわけです。
 だからけんかになる。だから「話をしない」ことになる。「YOUは何しに日本へ?」ならぬ「ユーはどうして離婚しない?」と夫に聞きたくなります。
 たぶん「余計なお世話だ」「他人にそんなこと言われたくない」「北朝鮮拉致だなんて馬鹿をいうあいつはアホだと思うが、それを除けばいい人間なんだ。俺はあいつが正常になる日を待ってるんだ」というのでしょうね。


■産経『拉致問題「政局的に取り上げないで」 安倍晋三首相、立民・有田芳生氏に反論』
https://www.sankei.com/politics/news/181107/plt1811070023-n1.html
 安倍らしい強弁ですね。仮に有田氏が「政局的に取り上げようとしたところで」安倍が淡々と「過去拉致解決のために何をしてどんな成果があったのか」「今現在、拉致解決のために何をしてるのか」「今後拉致解決のため何をしようとしてるのか」、つまり「拉致問題における日本政府の過去、現在、および未来」を説明すればいいだけの話です。それができないのはもちろん「安倍に語るだけの中身のあるものがないから」でしょう。
 であるならせめて「拉致問題の進捗状態を知りたいという有田先生の善意は疑わないが恐縮だがデリケートな問題なので詳細な答弁は控えたい」とでもいえばいいものを「政局云々」と有田誹謗に走るのだから心底呆れます。つうか本来は有田氏よりも救う会や家族会こそが安倍に「今まで何をしてきたのか。これから何をするのか」などを質問すべきなのですが、しないのだから呆れます。どれほど安倍に甘いのか。


■朝鮮新報『激動の現場に身を置き/訪朝した日本人士らの感激』
http://chosonsinbo.com/jp/2018/11/06suk-21/

 福岡県日朝友好協会代表団(団長=北原守・同会会長)が10月22〜26日、日朝友好連帯群馬県民会議代表団(団長=角田義一弁護士)が24〜30日にかけて訪朝。平壌大同江水産物食堂、玉流児童病院、チュチェ思想塔をはじめ平壌市内各所と板門店、妙香山などを見て回り、大マスゲームと芸術公演「輝く祖国」を観覧した。
 北原守会長は、「朝鮮障害者保護連盟中央委員会の金文哲副委員長と面会し、2020年東京パラリンピックの前後に九州で会って交流しようと話し合った」としながら、「代表団の所期の目的が達成できた」と満足を示した。
 一方、朝鮮被爆者協会関係者とは初顔合わせとなった。
 団の一員として訪朝した長崎県平和運動センター原水爆禁止長崎県民会議の平野忠司事務局長は、朝鮮被爆者協会の朴文淑書記長との面談で、2008年に生存していた被爆者が382人だったが、最近の調査でその数が激減していることを聞いた。
 平野事務局長は、「調査の途中ではあるが、確認が取れたのは111人で、60人が生存、51人が死亡したと聞いた」としながら、「人道的な医療支援をしようにもなかなか難しい問題。日本に帰って、いろんな団体と連携して日本政府に対し要望していく。朝鮮被爆者協会とはこれからもぜひつながりを持っていきたい」と話した。

 こうした交流で少しでも日朝間の懸案問題が解決に近づいたり、朝鮮半島の緊張が解消されたりすればいいと思います。
 もちろん「北朝鮮の2020年五輪参加」「北朝鮮在住の被爆者に対する医療支援」もぜひ実現してほしい。
 しかし「社民党出身の角田氏(元参院議員、村山内閣法務政務次官参院副議長など歴任)」が訪朝するのは「社民党朝鮮労働党との関係」を考えれば、特に意外ではないですが、「公明党出身の北原氏(元福岡県議会副議長)」が訪朝するのはどういうことなんだろうなとは思います。


■産経『「今は拉致問題解決のチャンス」 蓮池薫さん講演』
https://www.sankei.com/world/news/181106/wor1811060026-n1.html

拉致被害者は(北朝鮮中枢の)秘密を知っているので返したらまずい、という話も違う。私は北朝鮮の国家機密など何も知らない。韓国や米国に亡命した政府幹部の方がよほど秘密を知っているだろう」とし、「北朝鮮に恨みを持つ拉致被害者を政権中枢近くに置くはずがない。めぐみさんが(金正日(ジョンイル)総書記の子供の)家庭教師だったという情報もあるが、でたらめだろう」と続けた。

 「今が拉致解決のチャンス」とは全く思いませんが、はっきりと救う会の与太「めぐみさんは秘密を知っているので返したらまずいのだ」を批判した点は好感が持てます。ただそれだと結論は「北朝鮮提出の遺骨は偽物かもしれないが、それでも彼女はもはや生きてはいないのだろう」つう結論にしかならないと思いますが、そこまで言う度胸は蓮池氏にもさすがにないようです。


■毎日『桜田*40五輪相、北朝鮮含め多くの国参加を=大会前の拉致解決期待−新閣僚インタビュー』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110601060&g=prk

■記者
 北朝鮮東京五輪参加に対する見解は。
桜田
 一般論として多くの国の参加が望ましいが、まずは国際オリンピック委員会(IOC)と北朝鮮オリンピック委員会、大会組織委員会が調整する。政府としては動向を注視しながら対応していきたい。
■記者
 拉致問題がある中での参加をどう考えるか。
桜田
 五輪までに、喜んで日本人が北朝鮮の選手団を迎えられる環境が整ってほしい。北朝鮮の人が行進するときだけ拍手する日本人がおらず、ブーイングが出るなどすると、五輪のムードを壊してしまう。拉致問題を解決してほしいというのは切なる願いだ。

 「参加前に拉致が解決されていることが望ましい」「一般論としてだが北朝鮮に限らず多くの国の参加が望ましい」としながらも「北朝鮮なんか参加してほしくない」「拉致解決が参加条件だ」などといわなかったことは一定の評価をしたい。
 ちなみに桜田

桜田義孝ウィキペディア参照)
河野談話見直しに賛成
 2014年3月3日、日本維新の会が開催した慰安婦問題に関する河野談話の見直しを求める集会に出席し、賛意を示す発言を行ったと報じられた。安倍内閣が談話を継承する立場を取っていることから、内閣官房長官菅義偉は同日夜、桜田に電話で注意を行い、桜田は「政府の立場は理解している」と応じた。翌3月4日、桜田は記者団に対し、発言の趣旨は談話を検証する必要があるということであり、見直しに賛同したものではない旨を述べた。2016年1月14日、従軍慰安婦に言及して「職業としての売春婦だった。それを犠牲者だったかのようにしている宣伝工作に惑わされすぎだ」との発言をしたが、国内外の批判を受け、その日のうちに撤回した。
福島原発事故
 2013年10月5日、福島第一原子力発電所事故で発生した指定廃棄物の処理について「原発事故で人の住めなくなった福島の東京電力の施設に置けばいい」と発言した。桜田は発言について、「福島県全体を指したものではない」としたものの、指定廃棄物は発生した都道府県が処理することが国の方針となっていることもあり、双葉郡の首長や住民、福島県知事の佐藤雄平自民党福島県連などから批判された。文部科学大臣下村博文は10月7日、文科副大臣だった桜田に対し口頭で注意を行った。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-01-15/2016011501_03_1.html
赤旗桜田元文科副大臣慰安婦はビジネスだ」、日韓合意否定の暴言』
 14日の自民党の外交関係合同会議で、同党の桜田義孝元文部科学副大臣が、旧日本軍「慰安婦」問題に関し、「(慰安婦は)職業としての娼婦、ビジネスだ。犠牲者のような宣伝工作に(日本は)惑わされ過ぎている」と暴言をはきました。旧日本軍によって本人の意思に反して強制使役の下におかれ、性奴隷状態におかれた歴史的事実を否定するもので、「当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた」とする政府の見解すら覆す認識を示しました。
 桜田氏はさらに、「(慰安婦を)職業としての売春婦と言うことを、遠慮することない」と求めました。桜田氏はその後「誤解を招くところがあったので撤回する」とのコメントを発表しました。
 桜田氏の発言について菅義偉官房長官は同日の記者会見で、「いちいち議員の発言に答えることはすべきでない」と述べ、無責任な態度に終始しました。
 昨年末の日韓合意で政府は、旧日本軍「慰安婦」問題について、「当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である」と認め、「責任を痛感している」と表明。安倍首相も「心からおわびと反省の気持ち」を明言しています。その上で政府は「元慰安婦の方々の心の傷を癒す措置を講じる」と表明するとともに、同合意によって「慰安婦」問題が「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」としました。
 桜田氏の発言は、こうした合意を真っ向から否定し、不可逆的(蒸し返さない)とする言明にも反するものです。政府はこうした発言を許さない立場を内外にはっきりさせることが求められます。

ということで右寄りのかなり問題のある人物です。それでも条件付きではあれ「北朝鮮の参加が望ましい(要約)」としたわけです。救う会なんぞよりはずっとましですね。
 ちなみに桜田についてマスコミ報道を見てみます。

https://www.asahi.com/articles/ASLC652KQLC6UTFK00V.html
■朝日『桜田五輪相、大丈夫? 記者会見で「知らない」連発』
 国会の予算委員会で何度も答弁に詰まった桜田義孝五輪担当相が、6日の記者会見で五輪関係の質問に「知らない」を連発し、答弁能力を不安視する声が広がっている。予算委での答弁についても「(野党から質問の)事前通告がなかった」ためだと主張し、野党に責任を転嫁した。
 桜田氏は記者会見で、五輪関係の国際会議のため北朝鮮の体育相が来日するとの報道について問われ、「私は全然承知していない。全然知らない」と発言。「そういう報道も承知していない」と述べたが、直後に秘書官らに促されて「(ボーガス注:報道については?)人を通じて知っている」と“訂正”した。
 東京大会への北朝鮮の参加を、国際オリンピック委員会会長が金正恩(キムジョンウン)労働党委員長に要請したことについても「承知していない」「直接聞いていない」と回答。「私のところでとやかく言う内容ではない。分野外だと思っている」と話した。
 また、5日の参院予算委で答弁に詰まったことについて「事前通告がなく、なにも分からなかった」と主張。「簡単なことで(通告があれば)気持ちよく言えた」「残念な議会だった」とも語った。
 これに対し、5日に質問した立憲民主党蓮舫*41参院幹事長は6日、記者団に通告はしたと述べ、桜田氏の「事実誤認」と反論した。社民の又市征治*42党首は「人のせいにしてはいけない。本人の不勉強と言うしかなく見苦しい」と批判した。
 桜田氏は5日の参院予算委で、蓮舫氏から聞かれた東京大会の基本コンセプトなどを即答できず、大会予算の国の負担分「1500億円」を「1500円」(中略)と間違えた。

https://www.fnn.jp/posts/00404882CX
■フジテレビ『桜田大臣“汗だく答弁”釈明 蓮舫議員は反論』
 ほろ苦い国会デビューから一夜、あの大臣が自らの答弁に言及した。
 閣議後に行われた会見で、早速、記者から「基本コンセプトは通告がないと答えられない内容なんでしょうか?」と、5日の答弁について追及された。
 5日の国会では、蓮舫議員の追及に、何度も汗をぬぐいながら、官僚頼みの答弁を繰り返していた桜田五輪相。
 6日も、汗をぬぐいながら、自身の答弁について、「国会質問でどんなことを聞きたいと通告があるが、全然通告がなくて、何もよくわからない接触禁止という中で、残念な初議会だなと」と述べた。
 質問通告とは、質問者が質問内容を事前に大臣側に書面で提出したり、逆に質問を聞きに来た役所の官僚に伝えること。
 しかし今回は、蓮舫氏から接触禁止を言い渡され、事前にくわしい質問内容を聞くことはできなかったと釈明した。
 桜田五輪相は、「丁寧に答えるためには、ある程度事前通告していただければありがたい」、「(3つのコンセプトは通告がないと答えられない内容か?)丁寧に答えるにはそうだと思いますし」、「(基本コンセプトは1丁目1番地、大会の根幹となるが?)そういうこともまあ、そういう見方もあると思います」と述べた。この会見を受け、蓮舫議員は「わたしは(質問)通告をしています。(国の大会関連予算を)1,500億円という、そちらも事実誤認をされていたので、どうしちゃったんでしょうね」と述べ、オリンピック予算については、あらかじめ質問通告していたと主張した。
 すると6日午後、桜田五輪相は、報道各社に対し、「大会予算に関する質問の通告はあった」と午前の発言を修正する一方、「細かい通告はなかった」とした。

http://news.livedoor.com/article/detail/15555627/
東京スポーツ桜田義孝五輪相の答弁に笑いこらえ切れず ネットでは面白がる声』
桜田氏が答弁下手を露呈したのは立憲民主党蓮舫氏との参院予算委員会での質疑だった。東京五輪パラリンピック関連予算に関する質問攻めに窮し、国の支出分について1500億円を「1500円」と言い間違える場面も。これには茂木敏充*43経済再生担当相がこらえ切れない様子で笑っていた。
・答弁はしどろもどろ状態の上、自分の席に戻って顔の汗を拭いて眼鏡をかけ直す際、スムーズにかけられず、動揺した様子もうかがわせた。ネット上には「下手なコントより爆笑」などと面白がる声も寄せられた一方、資質に欠けるとして辞任を求める意見も相次いだ。
 共産党小池晃*44書記局長は会見で「桜田五輪相は基本的なことを問いただされてもすぐに答えられなかった。安倍晋三首相は『適材適所』と言っていたが、ちょっと不適切だ」と批判。
 桜田氏は予算委で、適材適所に関連して「なぜ私が選ばれたのか分からないが、立派に任務を果たすつもりだ」と理解を求めたが…。

http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2018110702000125.html
中日新聞社説『安倍内閣の閣僚 これが適材適所なのか』
 国会での答弁はしどろもどろ、口利き、金銭授受疑惑を払拭(ふっしょく)できなかったり、深酔いして裸で議員宿舎内をうろついていた閣僚もいた。これが安倍晋三首相の言う「全員野球内閣」の現実なのか。
 かつて「通称三行大臣」と揶揄(やゆ)される閣僚がいた、という。大臣の資質を欠くのに、派閥力学や当選回数の多さで大臣になった議員のことだ。所管分野の専門家でなく、もの覚えも悪いので、官僚が書いた答弁書を三行分しか言えない。以前存在した通商産業大臣をもじって、そう呼ばれた。
 桜田義孝五輪担当相がそれに当たるとは言わないが、国民に不安を抱かせるに十分な国会答弁の混乱ぶりだったのではないか。
 桜田氏は五日の参院予算委員会立憲民主党蓮舫参院幹事長から二〇二〇年東京五輪パラリンピックの基本コンセプトや大会ビジョンを聞かれたが即答できず、政府の最終負担額をただす質問にも直接答えず「東京都や組織委員会をしっかり支援したい」などと要領を得ない答弁を繰り返した。
 当初見込み額の「千五百億円」を「千五百円」と言い間違え、慌てて訂正する一幕もあった。
 桜田氏はきのうの記者会見で、答弁の混乱は事前に質問通告がなかったためと主張したが、基本コンセプトなどは通告の有無に関係なく、答弁の準備をしておくことが五輪相の心構えではないのか。
 五輪経費がどこまで膨らみ、税金をいくら投入するのかも国民の関心事だ。通告がないことを答弁できない理由にすべきではない。
 そもそも桜田氏は初入閣だが、専任の五輪担当である。就任から一カ月がたち、どの閣僚よりも五輪に精通していて当然だ。自身の答弁の混乱を野党のせいにするとは、閣僚の自覚が欠けている。
 片山さつき*45地方創生担当相も国税庁への口利き、百万円授受疑惑を国会答弁では払拭できず、四国を「離れ小島」と呼んだり、生活保護受給者を批判した過去の発言でも野党の追及を受けている。
 宮腰光寛*46沖縄北方相に至っては「全裸で衆院議員宿舎内の他人宅のインターホンを押した」との週刊誌の報道内容を認めた。「深く反省」とはいうが、閣僚はもちろん議員の資格があるのか。

 「知らない」のに無責任な放言するよりはましですが、桜田は「何だかなあ」ですね。中日が批判する片山の金銭疑惑や宮腰の全裸云々は桜田のトンデモ答弁以上にもっと論外です。

https://www.dailyshincho.jp/article/2018/11010557/?all=1
週刊新潮桜田義孝五輪相、「つくばエクスプレス」沿線の土地で“濡れ手で粟の1億4千万円”』
 自民党関係者が言う。
「2年前の『慰安婦は職業としての売春婦』という発言からもわかるように、彼は失言癖というレベルではなく、党内で『国会で答弁する能力に欠ける』とみなされていたため、これまで入閣が見送られていました。ところが本人は完全な大臣病で、たびたび周囲に『大臣になりたい』と漏らしていたのです」
 で、就任後にさっそく見せてくれた。
「10月3日、いち早く都庁を訪れ小池*47知事と面会した際のことです」とは、全国紙デスク。
「大臣は、知事のライフワークである『無電柱化』の重要性に触れ、五輪会場周辺での整備促進に言及。短期間で進めてほしいと要請したのですが、その際『東京は豊かな財政なので、ぜひよろしく』と言ってしまった。財源を巡っては、政府与党が東京都など都市の税収を地方に振り分ける検討をしており、小池知事は強く反発しています。そのさなかに神経を逆撫でされた格好となり『そう言われても困るんですが』と、憮然と応えていました」
 空気が読めず、不必要に知事の気分を損ねたことで、15分程度予定されていた対面は結局、10分弱で終わってしまった。

 桜田のこうした失言問題が果たして今後どうなるか。しかし桜田が酷すぎるせいか右派(自民シンパ)のはずの週刊新潮も冷たいですね。


■朝日『トランプ氏「忘れない」姿勢 北朝鮮から米兵遺骨戻る』
https://digital.asahi.com/articles/ASL9Z0207L9YUHBI02N.html?rm=227
 拉致問題もそうですが結局交渉でしか問題は解決しないわけです。交渉する際には北朝鮮に対し、それなりのお土産(経済支援など)が必要でしょう。
 もちろん「盗人に追い銭など嫌だ」というならそれは一つの価値観です。しかしその場合、拉致の解決は諦めざるを得ません。拉致被害者家族でもない俺にとってはそれでも「ある意味」何らかまわないですが。
 話はそういう意味では簡単です。「追い銭など嫌だから拉致解決は諦める」か「拉致解決のためなら何でもやる、経済支援もやる」のどちらかを選ぶだけの話です。
 「拉致を解決したいがお土産は出さない(家族会、救う会)」なんてのは無理です。


■日経『北朝鮮開放なら「北東アジアの潜在力に」 韓国SK会長』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37372380V01C18A1MM8000/

・韓国財閥大手SKグループの崔泰源(チェ・テウォン、57)会長は日本経済新聞との単独インタビューに応じた。
北朝鮮経済制裁下にある。「投資や経済協力についての話はなかった。そんな段階ではない」と前置きしたうえで、北朝鮮経済が開放された場合、「事実上の島国だった南北で人やモノが往来するようになり、ロシア東部から中国の東北3省にいたる地域に大きな可能性が開ける」と予測した。
 崔氏は北朝鮮のインフラが未整備である点に着目。「電気自動車を共有したり、すべての電力を再生可能エネルギーで賄ったりと、既存のインフラが整った我々とは違う形態の魅力的な都市になりうる。可能性は無限だ」と指摘した。「時間はかかるが、いつかはやってくる。SKにとっても宿題だ」と語った。

 「中国の改革開放」「ベトナムドイモイ」のような北朝鮮経済の本格的改革開放が一日も早く実現してほしいと思いますね。


■産経『徴用工問題で日本政府、国際司法裁に提訴へ 大使召還は行わず』
https://www.sankei.com/politics/news/181106/plt1811060004-n1.html
 記事が事実なら呆れるほかはありません(事実というよりは「提訴方針を既成事実にしたい」産経のあおりだと思いますが)。そもそも日本が勝てる保証がどこにもない。負けたらどうする気なんでしょうか。素直に受け入れるのか。
 そして勝ったところでそれで問題が解決するという単純な話でもないでしょう。ことは完全に政治化しています。穏便に話し合いで解決しようという気にどうしてならないのか、理解に苦しみます。
 もしかして「韓国が提訴に同意しない→訴訟が成立しない→ウヨ支持層相手に『韓国が逃げた、日本が勝利した』と大本営発表で受け狙い」なのか。
 ただし、仮に「大本営発表狙い」だとしても
1)韓国は同意しないだろうが絶対に同意しないという保証はない。同意すればマジで訴訟になるが本当にやる気なのか
2)安倍のウヨ支持層が喜んでも、日韓関係の改善など問題の建設的解決に何らつながらない
3)そんなことをしたら「日韓双方のタカ派(?)」を扇動することになり、話し合い解決が余計難しくなる
という意味では馬鹿げています。

 ICJで裁判を開くには原則として紛争当事国の同意が必要で、手続きには(1)相手国の同意を経て共同付託する(2)単独で提訴した上で相手国の同意を得る−という2つの方法がある。政府は韓国から事前に同意を得るのは難しいことから単独提訴に踏み切る。
 その場合も韓国の同意は得られないとみられ、裁判自体は成立しない可能性が高い。だが、韓国に同意しない理由を説明する義務が発生するため、政府は「韓国の異常性を世界に知らしめることができる」と判断した。

 やれやれですね。異常なのはむしろ日本の方です。「勝てるかわからない上に仮に勝っても日韓関係が悪化するだけに終わる可能性が高い行為」なんか進んでやる人間は普通いない。
 たとえば「兄弟での遺産相続裁判」なんてよほどのことがない限りないのと同じことです。
 勝っても「親族関係が最悪になる」のなら裁判して意味があるのかという話です。
 そもそも同意なんかしたら「日本を法廷で叩き潰してやる」とけんか腰*48だと韓国がアピールしたと受け取られかねません。
 勝ち負けに関係なく*49、「イヤー、事を穏便に済ませたいんで同意なんかする気はありません。国際裁判なんかしないですめばいいんですが、それですまないならもちろん必要な対応はしますが、我々から進んで事を荒立てるまねはしません」と「けんかを売られたけどできる限り穏便に済ます。それではすまない場合のみから渋々受けて立つ」つう形に持って行くのは日韓関係を考えたらある意味当然のことです。
 正直、国際社会も「そりゃ普通に考えて『勝ち負け関係なく』同意なんかせえへんやろ。それをやったら日韓関係が悪化の一途になりかねないやん。異常なのはむしろ日本(つうか安倍政権)の方やないか」「つうか、韓国が同意しないで訴訟不成立になるのを見越して『俺たちが勝利した』と安倍政権がウヨ支持層相手に大本営発表したいだけやないんか」と思うでしょうね。
 しかし常日頃、文在寅反日だとか抜かす産経ですがどう見ても文氏は反日ではないですね(当たり前ですけど)。むしろ安倍や産経の方が無意味に嫌韓国です。
 それにしても「竹島北方領土」ではこんな話(韓国やロシアの実効支配を違法行為としてICJ提訴)は出てこないのに全く何なんでしょうか?。意味がわかりません。
 

■産経『統一朝鮮は危険なファンタジー筑波大学大学院教授・古田博司
https://special.sankei.com/f/seiron/article/20181105/0001.html
 韓国に限らずベトナムにせよドイツにせよ分断国家で「統一したい」という考えが出てくるのは自然な話です。危険でも何でもない。

 前にこの「正論」欄で、「歴史には進歩も必然もない」と言ったのだが、ならば何が進歩するのかと言えば、人間に決まっているではないか。歴史は人間が書くのであり、人間が「歴史神」に書かれるわけではない。

 まあへりくつの世界ですね。「人間が進歩する」のなら「人間が作る歴史だって進歩する」わけです。
 「必然」が「人間がどう頑張っても歴史は変わらない」つう意味ならそんな必然はありません。「明日の天気は変えられないが、明日の政治は変えられる」つう言葉の通りです。
 しかし「歴史には何らかの必然性がある」。
 例えば「他の時代や場所でなく(例えば鎌倉時代日本でもなく、同時期の中国でもなく)」幕末日本で明治維新が起こったのにも、「他の時代や場所でなく」20世紀初頭のドイツやイタリアでファシズムが、20世紀初頭のロシアで共産主義が政権を取ったのにも、今、米国の大統領がヒラリーでなくトランプなのもそこには何らかの必然性(因果関係)があるわけです。
 別に「歴史の必然」といったからといってそれはマルクス主義のような「歴史法則がどうのこうの」つう話では必ずしもない。もちろん「必然だから正しい」「必然だから不可避」「必然だから進歩」つう話でもない。

 封建制と韓国人に言ってもわからない。そんな歴史はないからである。

 封建制が韓国にあったかなかったか無知なので知りません(日本には封建制があったと一般に理解されるわけですが)。しかし仮に「日本に封建制があった」としても、今の日本人に「封建制」といってもわからないでしょうね。少なくとも実感はない。
 封建制の存在した「江戸時代に生まれていた人間」なんて今生きてないからです。つまりは実体験じゃない。本の知識でしかない。であるのならば今の日本人の「封建制」に対する感覚は韓国人と大して変わらないでしょう。
 これは封建制があったとされるヨーロッパだって同じでしょう。

 日本民族の場合、分業好きでみんなが働いていたので「奴隷制」がわからない。

 おいおいですね。もちろん日本にだって昔は奴婢という奴隷制度が存在しました。いわゆる穢多・非人については「奴婢が起源だとする説」もあります。
 あるいは法的制度としては存在しないものの、「戦前のタコ部屋」なんかは奴隷労働と認識されていたわけです。

 だから敗戦奴隷としてシベリアに連れていかれても抑留にすぎないと思って働いてしまった。

 「アホか」ですね。働かないわけにはいかないから働いただけの話です。

 拉致奴隷がわからないから、韓国人に「女を拉致して性奴隷にした」と言われると、実は商業売春婦なのに、そんなもんかと思って濡れ衣を着せられてしまった。

 いい加減デマも大概にしたらどうなんですかね。「宮沢*50内閣が河野談話を出し、歴代内閣もそれを踏襲しました。村山内閣がアジア女性基金で元慰安婦を経済支援しました。また、米国下院議会が慰安婦決議をし、国連もクマラスワミ報告やマクドガル報告を出しましたがすべて濡れ衣なんです」なんて世間に通用すると本気で思ってるのか。
 なお、アジア女性基金が「インドネシアやフィリピン」など韓国以外も対象にしてることなどでわかるように、慰安婦とは何も韓国限定の話ではありません。
 なお「拉致奴隷がわからない」という古田の主張が「日本の歴史には拉致奴隷が存在しない」という意味ならそれは嘘です。
 たとえば戦国時代においては、「戦争による拉致奴隷」が存在していたようですので。
 ググったところ、このあたりは

藤木久志*51『【新版】 雑兵たちの戦場:中世の傭兵と奴隷狩り』(2005年、朝日選書)
・渡邊大門*52『人身売買・奴隷・拉致の日本史』(2014年、柏書房

という本を読めばいろいろと書いてあるようですね。

■藤木『雑兵たちの戦場』のアマゾンレビュー
■終活老人
 人身売買が戦国時代にあったという仰天の内容で、刺激的だった。世が世なら、私も臨時採用の足軽として、いっちょ奴隷狩りに行って一儲けしてくっか、という感じだったのだろうか。雑兵にとっては戦闘は出稼ぎで、勝ち戦のとき手当たり次第に略奪したり、まではまあ知っていたが、ついでに人間を捕獲して奴隷商人に売っていたなんてことは知らなかった。
 だから、南蛮貿易の帰り船のバラスト代わりにその日本人奴隷が積まれて、広く売られていたとは、驚きだった。

■渡邊『人身売買・奴隷・拉致の日本史』のアマゾンレビュー
■Edgeworth-Kuiper-Belt
・タイトル通りの本である。「後漢書東夷伝」には西暦107年に倭国王帥升等が106人の生口(人)を献上して後漢の安帝に拝謁を願い出たことが記録されているという。
倭寇においては大陸の人々の拉致も行われて、売買の末に戦乱によって不足していた農業や漁業や林業の働き手として利用され、一部は通訳になった。逆に日本人も中国や朝鮮で売買されていた。実際、李氏朝鮮は15世紀末に事実上禁止されるまで法律上の奴隷売買が認められてさかんに行われており、世襲的な奴婢も存在していた。
・戦国時代では人も「乱取り」の対象とされて売買された。値段は牛馬より安かったようだ。各武将達は一定のルールを作って法度を出している。豊臣秀吉は農村の荒廃を防ぐ為に人身売買に対して厳しい態度でのぞむ。一方、ポルトガル商人たちは日本人を安値で買って東南アジアなどに輸出しており、これが秀吉の怒りを呼ぶ。ちなみに、そのような日本人のうちのかなりの数の男子は、戦闘意欲が高いとして評価され傭兵として大活躍したようだ。
朝鮮出兵では、特にこう着状態となった慶長の役において数万人の朝鮮人が捕らわれて日本に送られ、中には陶磁器の発展に寄与したり、文官として活躍するものもいた。後に朝鮮通信使によってそれらの人々の帰国の便宜が図られるようになったが、その頃は既に約20年経っていて日本に根を下ろしており、応じるものは少なかったようだ。
・新たな研究成果を披露することが目的ではなく、このテーマに沿ったいろいろな研究成果を集めてまとめた本である。

 国庫が空になると日本に統治を丸投げした。

 おいおいですね。武力によって日本が韓国を植民地化したのに「統治を丸投げ」とはよくもいったもんです。


■読売『正恩氏、褒めちぎる「中国の芸能人は名優だ」』
https://www.yomiuri.co.jp/feature/TO000301/20181104-OYT1T50085.html
 中国で「観劇」したときの台詞だそうです。そりゃその程度のリップサービスはするでしょう。「それがどうかしたのか」で終わる話です。


ローマ法王が訪朝か?
http://kenkato.blog.jp/archives/77305197.html
 実際どうなるかは分かりませんが、こうした緊張緩和の動きは喜ぶことではあれ非難することではないでしょう。


東京五輪から北朝鮮を排除しよう!
http://kenkato.blog.jp/archives/77019806.html
 馬鹿馬鹿しい。そんなことをしても拉致などは解決しないし、そもそも「五輪憲章違反行為(スポーツへの政治の持ち込み)」ではないのか。
 FIFAサッカーで「北朝鮮チーム入国阻止」なんてことは結局「FIFA憲章違反行為でのペナルティ」を恐れて日本政府はできませんでした。
 そしてむしろ拉致解決という意味では訪日した北朝鮮関係者と積極的外交をすべきでしょう。つうか「東京五輪までまだ、1年ちょっとあります」からね。なんで「東京五輪まで拉致が解決しないこと」前提なのか。いや俺だって「東京五輪開催前に」解決できるとは断言しませんが、今の時点で「北朝鮮チームを入れない」と公言するというのは「東京五輪までに拉致は解決しない」と公言してるのも同然です。それが「拉致を早期解決したい」と建前では言ってる人間がやるべきことなのか。

 新たなタカリのネタ「強制連行」

 もちろん強制連行自体はたかりでも何でもなく事実です。「実態はただの反北朝鮮極右に過ぎない」とはいえ、自称人権活動家がこういう戦争犯罪に無反省なことがよく言えるもんです。


北朝鮮による海上保安官への殺人未遂
http://kenkato.blog.jp/archives/76716596.html
  何のことかと思ったら「2001年の九州南西海域工作船事件」だそうです。小泉訪朝前(2002年)の出来事であり、少なくとも現在においてはこういうことはあり得ないでしょう。そういう意味では「今もこうした事件が起こりうるかのように」騒ぎ立てるべき事件ではない。

*1:著書『帝政民主主義国家ロシア:プーチンの時代』(2005年、岩波書店)、『虚栄の帝国ロシア:闇に消える「黒い」外国人たち』(2007年、岩波書店)、『ロシアはどこに行くのか:タンデム型デモクラシーの限界』(2008年、講談社現代新書)、『ろくでなしのロシア:プーチンロシア正教』(2013年、講談社)など

*2:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、副首相、首相を経て大統領

*3:「称して」て(苦笑&呆)。「拉致の解決を願ってると称する救う会(本当は願ってない)」じゃあるまいし、本当に人道支援じゃないのか。つうか単に「人道支援として」て書けばええやん。どんだけアンチロシア、アンチプーチン、アンチ北朝鮮なのか。

*4:「ロシアや北朝鮮を誹謗する完全なデマ」つうことはさすがにないでしょうが、WSJウォール・ストリート・ジャーナル)は右寄りでアンチロシア、アンチプーチン、アンチ北朝鮮であることを割り引く必要はあるでしょう。

*5:著書『現代ロシアを読み解く』(2002年、ちくま新書)など

*6:著書『現代ロシア国家論:プーチン型外交とは何か』(2009年、中公叢書)、『プーチン〔人間的考察〕』(2015年、藤原書店)、『プーチン〔内政的考察〕』(2016年、藤原書店)、『新版・日露国境交渉史:北方領土返還への道』(2016年、角川選書)、『プーチン〔外交的考察〕』(2018年、藤原書店)、『プーチンとロシア人』(2018年、産経新聞出版)など

*7:秋田県警本部長、警察庁警備局公安課長、栃木県警本部長、警視庁公安部長、神奈川県警本部長などを経て拉致問題対策本部事務局長

*8:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*9:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相。現在、第二〜第四次安倍内閣副総理・財務相

*10:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*11:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相などを経て自民党政調会長

*12:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表

*13:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*14:戦前、天津総領事、奉天総領事、外務次官、駐伊大使、駐英大使など歴任。戦後、東久邇、幣原内閣外相を経て首相

*15:運輸事務次官から政界入り。吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*16:戦前、田中義一内閣書記官長、犬養、斎藤内閣文相を歴任

*17:吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相などを経て首相

*18:個人サイト(http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/)。最近の著書として『13歳からの平和教室』(2010年、かもがわ出版)、『ヒロシマと広島』、『広島に聞く 広島を聞く』(以上、2011年、かもがわ出版)、『すっきりわかる! 集団的自衛権』(2014年、大月書店)など

*19:法政大学名誉教授、全国革新懇代表世話人。個人サイト(https://igajin.blog.so-net.ne.jp/)。最近の著書として『対決 安倍政権:暴走阻止のために』(2015年、学習の友社)、『活路は共闘にあり:社会運動の力と「勝利の方程式」』(2017年、学習の友社)、『打倒安倍政権:9条改憲阻止のために』(2018年、学習の友社)など

*20:本心で「日本は自分勝手なことばかり言ってるんじゃねえ!。返還しようと思ってたがやっぱやめた!」と反発してるのか、最初から返さない気満々(何せプーチンの態度は曖昧です)で「返さない、いい口実が出来た」と思ってるに過ぎないのかはともかく。

*21:日本の朝鮮半島植民地支配のこと

*22:但し政府は公式にはこうした事実を認めていない。

*23:ただし今の安倍にとってこれは「こびではなく単に迷惑なだけ」でしょう。

*24:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*25:著書『海のテロリズム工作船・海賊・密航船レポート』(2003年、PHP新書)、『日本の国境』(2005年、新潮新書)、『日本は世界4位の海洋大国』(2010年、講談社プラスアルファ新書)、『日本国境戦争:21世紀・日本の海をめぐる攻防』(2011年、SB新書)、『国境の人びと:再考・島国日本の肖像』(2014年、新潮選書)、『侵される日本:われわれの領土・領海を守るために何をすべきか』(2014年、PHP研究所)など

*26:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て現在、幹事長

*27:鳩山内閣国交相菅内閣外相、野田内閣国家戦略担当相、民主党政調会長(野田代表時代)、民進党代表など歴任

*28:2018年、産経新聞出版

*29:著書『満州における日本人経営新聞の歴史』(2000年、凱風社)、『朝鮮における日本人経営新聞の歴史 (1881〜1945)』(2009年、角川学芸出版)、『金正日金正恩の正体』(2011年、文春新書)、『金正日秘録』(2016年、産経新聞出版

*30:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表などを経て大統領

*31:アイゼンハワー政権副大統領を経て大統領

*32:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*33:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼務)、池田内閣科学技術庁長官、自民党政調会長、幹事長(以上、池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相

*34:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*35:福田、中曽根内閣文相を経て首相

*36:俺は「非とする立場ではありません」が。

*37:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

*38:もちろん安倍よりは何倍もましですが、100点満点で完全無欠とはいえないでしょう。

*39:市長、副市長の他は誰のことでしょう?

*40:森内閣外務大臣政務官、第二次安倍内閣文科副大臣などを経て第四次安倍改造内閣五輪担当相

*41:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表など歴任

*42:社民党幹事長、副党首などを経て党首

*43:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融担当相、自民党政調会長(谷垣総裁時代)、選対委員長(第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相などを経て、現在、第四次安倍内閣経済財政等担当相

*44:共産党政策委員長、副委員長などを経て書記局長

*45:小泉内閣経産大臣政務官、第二次安倍内閣総務大臣政務官などを経て現在、第四次安倍改造内閣地方創生担当相

*46:小泉内閣農水副大臣などを経て第四次安倍改造内閣沖縄・北方等担当相

*47:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)などを経て都知事

*48:そもそも本当に提訴するなら日本が完全にけんか腰ですが

*49:もちろん絶対に韓国が勝つと言い切れないのは確かですが

*50:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*51:著書『戦国の村を行く』(1997年、朝日選書)、『飢餓と戦争の戦国を行く』(2001年、朝日選書)、『天下統一と朝鮮侵略』(2005年、講談社学術文庫)、『刀狩り』(2005年、岩波新書)、『土一揆と城の戦国を行く』(2006年、朝日選書)、『戦う村の民俗を行く』(2008年、朝日選書)、『戦国の作法:村の紛争解決』(2008年、講談社学術文庫)、『中世民衆の世界』(2010年、岩波新書)など

*52:著書『奪われた「三種の神器」:皇位継承の中世史』(2009年、講談社現代新書)、『戦国大名の婚姻戦略』(2010年、角川SSC新書)、『宇喜多直家・秀家』(2011年、ミネルヴァ日本評伝選)、『戦国誕生:中世日本が終焉するとき』(2011年、講談社現代新書)、『戦国の交渉人:外交官・安国寺恵瓊の知られざる生涯』(2011年、洋泉社歴史新書y)、『赤松氏五代』(2012年、ミネルヴァ日本評伝選)、『黒田官兵衛:作られた軍師像』(2013年、講談社現代新書)、『黒田官兵衛・長政の野望:もう一つの関ヶ原』(2013年、角川選書)、『秀吉の出自と出世伝説』(2013年、洋泉社歴史新書y)、『謎とき 東北の関ヶ原上杉景勝伊達政宗』(2014年、光文社新書)、『牢人たちの戦国時代』(2014年、平凡社新書)、『真田幸村真田丸の真実:徳川家康が恐れた名将』(2015年、光文社新書)、『真田幸村真田丸大坂の陣の虚像と実像』(2015年、河出ブックス)、『宮本武蔵』(2015年、平凡社新書)、『大坂落城:戦国終焉の舞台』(2016年、角川選書)など