「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(10/16分:島田洋一の巻)ほか韓国・北朝鮮最新ニュースなど(追記・訂正あり)

 島田*1以外にも北朝鮮、韓国関係で色々とネタにしています。
■産経『安倍晋三首相×バイオリニスト・五嶋龍氏 新春対談(1)拉致問題解決へ 新時代作る』
https://www.sankei.com/column/news/190101/clm1901010004-n1.html
 安倍や櫻井よしこなんぞと喜んで対談してる時点で「ああ、五嶋龍もこいつの家族も安倍や桜井と同レベルのバカウヨなんだろうな」と思いますね。

五嶋
 拉致問題をリアルタイムで知らない若い人の意識を高めようと、プロのオーケストラではなく、僕の世代よりもっと若い世代のメンバーのオーケストラと一緒に問題に取り組んでいこうと考え、大学のオーケストラと企画しました。

 「だからそんなことやってどう拉致の解決に役立つのか言ってみろよ!」ですね。単に五嶋が「拉致右翼」か、「売名行為してる」としか見えません。

櫻井
 安倍首相になって初めて首相を本部長とする拉致対策本部をつくり、ようやく日本が国家としてこの問題に取り組むことができるようになった。

 おいおいですね。小泉訪朝をなかったことにする気なのか。

櫻井
 拉致被害者北朝鮮にいることが分かったときから20年以上たっていますが、今が一番、解決に近づいているのでは。

 もちろん「一番解決に近づいた」のは小泉*2訪朝の時です。今はもちろん何一つ解決に近づいていません。

首相
 昨年6月にシンガポールで行われた米朝首脳会談は一つの大きな変化です。

 「それお前の手柄でも何でもねえだろ。直接の手柄はトランプだし、トランプに働きかけたのは文在寅*3大統領だろ。何どや顔してるんだよ、手前!」ですね。

五嶋
 日本はアメリカと違って軍事力で北朝鮮に力をかけることは不可能だし、複数の国で経済制裁したとしても、北朝鮮はずっと制裁を受けてきた国ですからあまり影響がないかもしれない。それぞれの国には思惑があり、例えばアメリカはまず、米兵の遺骨を返還させる問題がある。その中で日本が拉致被害者を返すよう要求するのは難しいのではないでしょうか。

 まあ五嶋の言うとおりですね。6カ国協議参加国(米国、韓国、中国、ロシア)にはそれぞれ思惑があり、「日本人拉致」にこだわってるのはぶっちゃけ日本だけです。 


安倍晋三首相×バイオリニスト・五嶋龍氏新春対談(2)首脳同士の信頼関係醸成にはコツが
https://www.sankei.com/column/news/190101/clm1901010005-n1.html

首相
 私は北朝鮮の問題について、これまで100カ国以上の首脳と会談し、説明してきました。北朝鮮に対してヨーロッパの国々は関心が薄い。脅威と感じてませんからね。ましてや拉致問題は同情してはくれますが、残念ながら他人事だったし、ほとんどの国は知らなかった。
 しかし、今は日本に対する支援を明言した国は相当の数に上っています。

 イヤー今だって北朝鮮問題について関心があるのは「6カ国協議参加国(米国、韓国、中国、ロシア)」くらいでしょう。
 今だってほとんどの国は「他人事」でしょう。「支援を明言」たって「まあ日本から拉致問題について何か依頼があって我々で出来ることがあれば協力しますよ」程度の話でしょう。
 そして「ほとんどの国は北朝鮮とパイプも何もない」のだから何も出来やしないでしょう。

 日本が主導し、いわゆる「瀬取り」を阻止するため自衛艦を派遣し、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランドも参加している。

 「瀬取り」阻止をどう評価するにせよ、あれは「核開発に対する国連安保理制裁」であって拉致は関係ありません。

 今後は五嶋さんの指摘通り、拉致問題について日朝間で話をしなければ解決しないと思っています。

 「お前本気で対話する気あるのか?」「だったら制裁解除しろよ!。制裁なんかされて対話したがる奴がいると思ってるのか?」「ロシア相手には対話に影響が出るとか言って、プーチンが何言ってもろくに抗議もしねえし、交渉ムードを高めるためと言って経済支援までしてるのに北朝鮮にそうしない理由は何なんだよ?」ですね。

五嶋
 ただ、北朝鮮は明らかに独裁政権で、制裁をかけるだけではなかなか折れないと思います。折れたとしても、向こうは日本が何をよこしてくるかを考えている。
 北朝鮮のリーダーである金委員長は経済的に国を変えて救世主になりたい。だから彼の求めているうちのインセンティブがあるもの*4のみに耳を貸すのだと思います。

 と五嶋がバーター取引論を言ってるのに

櫻井
 向こうの独裁者の耳には届かないかもしれないけれど、私たちは被害者全員を即時に返せとずっと要求し続けています。

ととんちんかんな応答をするよしこです。
 さて五嶋に対しての安倍の応答。

首相
 彼らがまともな行動をとっていけば今の制裁は緩和していく。核、ミサイル、拉致問題を包括的に解決すれば、日本と北朝鮮は不幸な過去を清算し、国交正常化する。韓国は日本と1965(昭和40)年に締結した日韓基本条約で関係を正常化し、経済支援を受けて高度経済成長を果たした。北朝鮮は日本と国交正常化できれば韓国と同じように夢を描くことができる。北朝鮮には国民のためにそういう判断をしてもらいたいです。

 「ええ?」ですね(びっくり)。「北朝鮮がまともな行動をすれば」という条件付きであること、安倍の言う「まともな行動とは何なのか?(「特定失踪者込みで日本に返せ」なんてのなら話になりません)」が問題ではありますがついに「イヤー、北朝鮮拉致被害者を帰せば国交正常化も経済支援もウエルカムですよ。私は何も北朝鮮を叩き潰したいわけじゃないんです」「日本の経済支援を受けて北朝鮮が発展するのは何らかまわない。韓国だって日本の支援もあって発展したわけですし」といいだした安倍です。
 正直、この安倍発言をよしこがどんな顔して聞いていたのか気になります。

首相
 ルールを無視すればそれはジャングルと同じで、世界は発展できない。ある国が「この海は私のものだ」と宣言し、強い軍事力を持っていれば他の国は黙るしかない。しかし、国際社会のルールでは、例えば国際海洋法条約に基づいた裁判があるし、ルールを守らない国*5は評判が悪くなってくる。評判が悪くなっている国は、評判が悪いことを実は意外と気にしているんですよ*6

 そうすね、

・「商業捕鯨がいつまでたっても出来ないのならIWCを脱退する」とか抜かして本当に脱退宣言した国(日本)
・「パレスチナが加盟するのならユネスコを脱退する」と抜かして本当に脱退宣言した「イスラエルシンパ」の国(米国)
・米国の大統領選挙に不正介入したり、リトビネンコ氏を暗殺した疑いのある国(ロシア)
・領事館にきた政府に批判的なジャーナリストを暗殺した国(サウジ)

なんか「自分勝手だ!(日米)」「国際社会のルールをなんだと思ってるんだ!(日米)」「お前らがやってることは完全に犯罪じゃねえか!(ロシア、サウジ)」とすごく評判が悪いですよね。ああ、でも首相が問題視してる国って「中国と北朝鮮限定」でしたっけ。首相ってプーチンとはお友達らしいし。

首相
 昨年アルゼンチンでのG20首脳会議で、トランプ大統領とインドのモディ首相と3人で初めて日米印首脳会議を開きました。リーダー同士の個人的な関係をつくっていくことは非常に大切です。

 トランプやモディとの首脳会談なら中国の習近平主席もしていますが?

五嶋
 確かに日本は世界でリスペクトされていますが、中国は今、世界中で仲間をどんどん増やそうとしている。経済的にもアフリカ、南米、東南アジアでもすごく力を発揮している。好かれていなくても、経済力でねじ伏せようとしているわけですよね。

 思い切りウヨ発言ですね。何を根拠に日本がリスペクトされてると思うのか。少なくとも安倍外交なんざリスペクトされてないでしょうよ。リスペクト対象が「日本企業のサービスガー」「日本文化ガー」つうなら「中国企業のサービスや中国文化」がリスペクトされてないつう証拠でも挙げてほしいもんです。
 つうか基本『俺はお前にカネだしてるんだから俺の言うことは何でも聞け』的な、「よほど無茶苦茶な横暴なことしない限り」、中国の思惑がなんだろうと「カネだしてくれてウエルカム」でしょうよ。嫌う理由がない。
 つうか「カネでねじ伏せる」つうのはむしろ「慰安婦銅像なんか建てたら後でどうなるか分かってるのか」とフィリピンを恫喝してる安倍の態度じゃないのか。

櫻井
 お二人は宿命の人というか、天から与えられた課題を背負ってる人たちではないかなと思いますが、いかがですか。

 五嶋はまだしも、安倍相手によくもまあここまで気持ちの悪いおべっかが言えるもんです。多分本気じゃないでしょうが。

五嶋
 天才とか神童という言葉がありますが、僕はそういうことを信じたことがない。

 まあ謙虚な発言で大変よろしいかと思います。

首相
 私とプーチン大統領が会談を重ね、領土問題に何とか答えを出していく。日露双方が受け入れ可能な解決に至るために全力を尽くす。

 「全力を尽くす」つうあたり、「ああもう、早くもやる気を失いつつあるな」「プーチンの『米軍置くな』要求がそんなに痛かったのか」感がありますね。


■産経【横田めぐみさんへの手紙】「怒りと悲しみが」東京都八王子市 前田千代恵さん 小学5年
https://www.sankei.com/world/news/190101/wor1901010010-n1.html

 横田めぐみさん(54)=拉致当時(13)=らすべての拉致被害者への思いをつづる「めぐみさんへの手紙」にはこれまで、小中高生ら約250通の応募があった。

 まあ、ばかばかしいですね。「作文応募者」の善意は疑いません。しかしこんな作文を大人が子どもに書かせたところで何がどうなるもんでもないわけです。拉致が解決するわけでも何でもない。
 つうか、拉致被害者は他にもいるのに「めぐみさんだけ特別扱い」て時点で「何だかなあ」「他の拉致被害者とその家族に失礼と違うのか」ですね。まあ、「一五歳の少女を暴力的に連行(めぐみさん)」の方が他の拉致被害者、例えば「成人女性がだまされたとはいえ、自分から北朝鮮へ行った(有本恵子氏)」よりも同情買いやすい、政治利用しやすいつうのは分かりますけど。

 めぐみさんはクラブ活動で、バドミントンをやっていたそうですね!私も父に教えてもらいながらバドミントンをやっています。いつか、日本に帰って来たら一緒に、バドミントンをしたいです。

 「何だかなあ」ですね。悪意はないのでしょう。ただ仮に生きてるとしても「バドミントンできる健康状態」かわかりませんし、出来る健康状態でも「見ず知らずの人間とやりたいとは多分思わない」わけです。


■産経【横田めぐみさんへの手紙】英語で… 堺市 亀川乃晶さん 高校2年
https://www.sankei.com/world/news/190101/wor1901010012-n1.html

 私の母と私は、拉致問題について話し、母が私にある話を教えてくれました。ウサギの母親は、とても遠い場所に子ウサギが離れていたとしても、その生死を感じとることができるという説*7がある。
 皆さんはこれをどう考えますか。
 私の母は私に言いました。
「少なくともめぐみさんのお母さんと私は、この母ウサギと一緒だと思っている。だから、めぐみさんのお母さんが、めぐみさんはちゃんと今も生きている!と信じているのなら、めぐみさんは必ず生きているはず」
 私はこの話を聞いて思いました。ウサギでも人間でも母親が子を思う愛は限りなく強く、激しくて、深いものだと。お母さんってすごい!

 高世仁も似たような寝言をブログでほざいてた記憶がありますけど、こういうの読むと「うわ、くだらねえ」「バカじゃねえの?」「寝言は寝てから言えよ」「いくら親子だからってそんなもん分かるわけねえだろ、エスパー魔美かよ」「亀川よう、お前らは親子して産経に採用されようとして奥さんにこびてるだろ。本心でそんなこと言ってねえだろ。それともお前らって巣くう会や産経に価値観が近い右翼親子なのか?。どっちにしろ親子して腐れカスとしか言いようがねえな。お前ら親子が普段心にもないこと周囲にほざいて生きてるのかと思うと心が寒くなるわ」と思う俺です。生きてる根拠なんか何もないわけですからね。
 むしろ死んでる可能性の方が高い。
 「ボーガスは横田奥さんに冷たい」「他人事だからそんなことがいえるんだ」ですか?
 そうですね。俺も「他人事だから冷たくなれるんだ」と自覚しています。「自分のことだったら奥さんのように発狂してる」かもしれない。
 俺は正直、自分のことを「自分や身内には甘い」けど「他人にはすごく冷たい人間だ」と自分でも自覚しています。
 でも「他の件はともかく」この件については「冷たい方が正しい」んじゃないですかね。それが本当の「暖かさ」じゃないのか(いや俺に限れば単に「横田の奥さんの馬鹿さ」が不快だから批判してるだけで、あの奥さんは反吐が出るほど大嫌いですが。テレビであの奥さんの顔を見ると速攻でチャンネル変えますし。暖かさなんかかけらもないんですが。でも俺の方が「巣くう会の奴ら」や「亀川親子」よりはむしろましだと思っています)。
 冷静になれる立場の他人がそういうこと言わないで誰が言えるんですか?。
 「生きてると思うんです!(横田奥さん)」に「そうですよね、きっと生きてますよ」と無責任に言って何か意味があるのか。そんなことより「孫娘のウンギョンさんともっと会った方がいい」つうのが本当の人情だと思います。とはいえ俺もブログではこんなこと書いてますけど、「小心者のへたれ」なんで面と向かって横田奥さんにこういうこという勇気はないですが。だって感謝してしかるべき田中均氏にすら感謝しないし、昔の同志だった蓮池透氏すら敵視するような人ですよ。有田芳生氏に「週刊文春」への写真掲載を依頼しながら、巣くう会や家族会から「何であんなことするんだ」と突き上げ食らったら、「有田氏がしたことは私たち関係ない」といいだして有田氏を攻撃する巣くう会を容認して有田氏のメンツを潰して恥じないような人ですよ。
 俺みたいな全くの他人が何か言ったて聞く耳ないでしょ、あの人。俺も正直「横田奥さんはバカだとは思うけど、どうせ自分の馬鹿さに気づかないんだから死ぬまでそうしてればいいんじゃねえの?。どうせ自分の都合のいい発言しか聞く気ねえんだし。あの人は身内でもねえ、赤の他人だしどうでもいいがな」つう冷たい気持ちしかありません。


■産経『金正恩氏が文大統領に親書「ソウル訪問できず残念…」』
https://www.sankei.com/world/news/181230/wor1812300014-n1.html
 この親書を素直に信じれば当面は北朝鮮は「米国、韓国に対して対話路線で臨むつもり」なのでしょう。そして金正恩君の訪韓も一応実現に向けて動いてはいると。
 俺の願望込みですが「来年早々にでも訪韓が実現すればいいな」とは思います。


■TBS『金正恩氏 農業に携わる人たちを激励、北朝鮮国営メディア報道』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3561692.html

 北朝鮮の国営メディアを分析したラヂオプレス*8によりますと、今年初めから27日夜までに報じられた正恩氏の動静132件のうち、経済関係の報道は33件(25%)となり、正恩氏が最高指導者となって以来、過去最高の割合となりました。一方で、例年4から5割を占めていた軍関係の割合は8件で、およそ6%と過去最低となっています。

 つまりはおそらくは米朝首脳会談、南北首脳会談以降、軍事イメージを払拭しようと動いてるわけで、朝鮮半島の緊張緩和という意味で大変いいことだと思います。


■産経『北朝鮮旅行を推奨の広告 英国、サッカー試合で』
https://www.sankei.com/world/news/181229/wor1812290010-n1.html

 サッカーのイングランド6部に相当するリーグ戦で、ピッチサイドに「北朝鮮を訪れよう」と書かれた広告看板が登場したと28日、複数の英メディアが報じた。北朝鮮への旅行を取り扱う代理店が同リーグのブリス・スパルタンズとスポンサー契約を結び、26日の試合で看板を掲出した。
 英外務省は北朝鮮への渡航を「必要不可欠でない限り推奨しない」としている。

 つまりは国際社会における北朝鮮認識なんてそんなもんだということです。巣くう会などが言うほど北朝鮮が孤立しているわけでもない。
 そして英国政府も「積極的に推奨はしない」が「渡航禁止もしない」わけです。「渡航自粛要請くらいはやってる」んでしょうか、どうでしょうか。


■産経『「次の首脳会談楽しみ」 トランプ氏、イブに北朝鮮情勢の説明受ける』
https://www.sankei.com/world/news/181225/wor1812250011-n1.html

 トランプ米大統領は24日、ツイッターで「クリスマスイブに北朝鮮担当チームから『事態は進展している』との状況説明を受けた。金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長との次の首脳会談を楽しみにしている!」と述べた。

 素直に解釈すれば「俺のような交渉論者」にとっては「ほっと一安心(当面、「ファーウェイ副社長逮捕問題」などで揺れる現在の米中のような米朝の対立などない)」ですが、相手があのトランプなので言葉を全面的には信用出来ないのがなんともかんともです。しかし「交渉論者である俺の希望が叶い」、トランプによる「制裁一部解除」「終戦宣言」など「対北朝鮮融和策」があった場合、巣くう会や家族会がどういう反応をするのか気になるところです。


■産経『データで読み解く北朝鮮 公式報道検証重要性増す』(水沼啓子*9
https://special.sankei.com/f/international/article/20181225/0002.html

 長年、公開情報を通じて北朝鮮情勢を分析してきた礒崎敦仁*10(いそざき・あつひと)・慶応大准教授が25日までに、金正恩キム・ジョンウン)政権7年間の特徴をまとめた。父親の金正日(ジョンイル)前政権と違い、政策のパターン化分析が難しいばかりか、脱北者が激減して金正恩朝鮮労働党委員長を直接知る大物脱北者が不在となった。このため、公式メディアが発する情報を検証し、情勢を把握することが重要だという。
 韓国統一省の発表資料によると、韓国に亡命した脱北者金正日時代と比べ、最近は3分の1ほどに減少している。礒崎氏は「(1990年代後半の多くの餓死者を出した)苦難の行軍が続いていた時代には、国境警備に当たる兵士が賄賂を受け取って脱北者を逃すなどしていたが、(対北制裁が続く中でも)北朝鮮なりに経済が回復傾向にあるため、統制が行き届くようになった。そのことも脱北者激減の一因」とみている。
 金正日時代に黄長●(=火へんに華)(ファン・ジャンヨプ)元党書記が亡命したような政権中枢の側近らの脱北も金正恩時代に見られず、核心的証言を得られなくなった。2016年に韓国に亡命し、高官クラスの脱北者として注目されている太永浩(テ・ヨンホ)元駐英公使も直接、金正恩氏に会ったことはない。
 礒崎氏は、「限界はあるものの、北朝鮮自身が発信する情報を読み解く重要性が増した」と説明し、旧ソ連時代に用いられた手法「クレムリノロジー」のように、労働新聞などを分析する「ピョンヤノロジー」に回帰せざるを得ないと指摘する。
 礒崎氏は、金正恩政権の特徴の一つとして、切り替えの速さを挙げる。金正恩氏は昨年夏には軍関連施設だけを訪れていたが、同年9月下旬からは果物畑や化粧品工場などで現地指導を行い、民生中心に転換したという。
 2月16日の金正日誕生日や12月17日の命日などに合わせて実施している錦繍山(クムスサン)太陽宮殿訪問にも変化が表れている。昨年までは党幹部のほか軍服姿の軍幹部もともに整列している様子が映し出されていたが、今年はスーツ姿の政府幹部のみが整列している。
 礒崎氏は、この変化について「経済建設への移行の意思を象徴している。(金正日時代の軍事優先の)『先軍政治』からの脱却を意味する」と分析した。前政権下では金正日総書記が兼任していた国防委員長が「国家の最高領導者」だったが、金正恩政権下の16年6月に開催された最高人民会議で国防委員会は廃止されている。

 産経には珍しくまともな記事かと思います。まあ荒木和博ら巣くう会右翼なんぞよりは磯崎氏の方が信頼できるでしょう。


■朝日『北朝鮮に550億円賠償命令 米地裁「大学生を拷問」』
https://www.asahi.com/articles/ASLDT2DMKLDTUHBI00M.html
 まあ北朝鮮側が争わなかったからとはいえ「五五〇億円」とは法外ですね。
 小生も法学部卒とはいえ、大学で学んだのは日本法であって、「米国法」については「雑学本程度の知識」しかありませんが、こうなるのは米国に「懲罰的賠償」つう考えがあるからで、そうした考えが「将来はともかく」現時点では採用されてない日本ではいかに「相手(被告)が争わなくても」こんな法外な金額の賠償は、原告が請求しても、制度上認められませんし、従ってまともな弁護士ならこんな請求はしません。まあ、この米国判決は北朝鮮から取り立てようがないので、政治的な意味しかないですけど。
 なお、米国で得た懲罰的賠償判決を日本で民事執行できるかというと小生の理解では、『全額執行できる』という説は日米では法制度が違うため、さすがにほとんど支持されておらず、『一円も執行できない(日本で執行したいなら日本の裁判所に提訴せよ、執行できるのは米国国内限定*11だ)』とする説が確か、通説・判例で、『日本の裁判所でも請求が認められるであろう金額の範囲で執行できる』とする折衷的な説が有力説です。そういう意味でも実はこの判決は『法理論上、全額、北朝鮮で執行出来るか』疑問のわけです。日本で全額執行できない以上、北朝鮮でも全額執行できなくてもおかしくはありません。
 なお、争わなかったから「原告の言い分が容認されただけ」であり、解剖がされなかった以上、この判決で「拷問がされた」と見なすことは到底適切ではないでしょう。正直、ご遺族も「拷問云々」つうなら解剖に同意してほしかったですね。


■産経『徴用工判決 新日鉄住金の「回答」なし 原告側、週内にも資産差し押さえ』
https://www.sankei.com/world/news/181224/wor1812240023-n1.html
 「協議(対話)を求める原告の要請書に応答すらしない」とは、安倍の恫喝があったとしても無責任極まりない新日鐵住金の対応としか言い様がありません。これでは原告が「新日鐵住金」に誠実な対応を求めるため、差し押さえに踏み切るのは仕方ないでしょう。安倍風に言えば「対話のための圧力」ですね。まあ安倍の場合、北朝鮮と対話する気があるとは思えませんが。
 原告は「差し押さえは本意ではない」「まずは新日鐵住金と対話したい」といっていたことを我々日本人は無視してはいけないでしょう。


夕刊フジ『「専守防衛」は無意味な言葉…拉致被害者憲法の被害者 「憲法改正」で国家の安全と国民の生命を守れ!』加瀬英明
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/181223/soc1812230001-n1.html
 憲法九条のない韓国*12レバノン*13ルーマニア*14にも拉致被害者が存在すること、「拉致」ではないが「北朝鮮に不当に身柄拘束されたワームビア君(米国人)」のことを考えれば悪質なデマとしかいいようがありません。もちろんこうしたデマを批判することは護憲、改憲とは全く別の話です(小生は護憲派ですが)。

参考
ルーマニア人女性拉致】

https://www.nikkei.com/article/DGXLASGM1301H_T10C14A8FF1000/
■日経『「拉致」女性の母親死去 ルーマニア』2014/8/13付
 北朝鮮に拉致されたとみられるルーマニア人女性、ドイナ・ブンベアさんの母親ペトラさんが4日にルーマニア南部クライオーバの自宅でがんのため死去した。84歳だった。ドイナさんの弟ガブリエルさん(47)が13日、明らかにした。
 日本人拉致被害者曽我ひとみさんと夫ジェンキンスさんは、脱走米兵と結婚した「ドイナ」と名乗るルーマニア人女性と北朝鮮で出会い、この女性が1997年に病死したと証言。ドイナさんは1950年生まれ。イタリア留学に向かい、78年に失踪した。

レバノン女性&韓国の映画監督・女優夫妻の拉致】

https://www.jcp.or.jp/activ/active60-ratimondai/1988-0326.html
赤旗参議院予算委員会での橋本敦議員の質問:1988年3月26日(抜粋)』から一部引用
◆橋本敦君
 外務省に伺いますが、同じ昭和五十三年、私が問題にしている一連の事件*15と同じ年ですが、レバノンでも女性の誘拐事件があったというそういう情報を御存じですか。
◆政府委員(恩田宗君*16
 昭和五十三年の十月三十日から十一月九日までの間に、数回にわたりまして「アンナハール」、それから「ロリアン」というレバノンの日刊紙が誘拐事件について報道している、その報道内容は承知しております。
◆橋本敦君
 説明してください。
◆政府委員(恩田宗君)
 内容は、昭和五十三年の春にレバノン人女性五名、これは四名と言っている新聞もございます、が、東京または香港のいずれかのホテルで働くためと言われ、レバノン人に連れられて出国し、最終的には平壌に連れていかれ、訓練キャンプにおいて柔道、空手、諜報技術等を学ばされたが、昭和五十四年秋までにすべての女性がレバノンに帰国した、こういう事実が報道されております。
◆橋本敦君
 その事実が発覚をして、レバノンのブトロス外務大臣北朝鮮に厳重に抗議をして、ようやくみんなレバノンに帰ることができたというのが事実じゃありませんか。
◆政府委員(恩田宗君)
 私どもが承知しておりますのは新聞の報道でございまして、新聞の報道によりますと、レバノン外務省儀典長が当時の北朝鮮通商代表部、レバノンにある通商代表部に申し入れたということだそうでございます。
◆橋本敦君
 だから、基本的に私が言っている事実に合っているわけです。
 もう一つ、外務省、こういう事実を知っていますか。つまり、昭和五十三年六月のことですが、韓国の映画監督の申相玉*17とその夫人の崔銀姫、この二人、これの拉致事件が起こっていた。この二人はその後脱出をして今アメリカに在住しているようですが、御存じですか。
◆政府委員(藤田公郎君*18
 私ども承知いたしておりますのは、女優の崔銀姫さんが五十三年の一月、映画監督の申相玉さんが同じ年の七月にそれぞれ香港で北朝鮮に拉致をされ、特に監督の方は後を追って行かれたわけですが、投獄をされたりしてしばらく北鮮におられた後映画作製に従事をされ、すきを見て昭和六十一年三月、オーストリアにおきまして米国大使館に逃げ込まれた、日本のジャーナリストの協力を得て逃げ込まれたそうですが、ということが三月に報道が行われまして、五月にお二人が米国において記者会見をされて詳細な事実関係の発表をしておられます。
 ちなみに、明らかになります前に、五十九年には韓国の国家安全企画部が既にこのお二人が北朝鮮に拉致されたという発表を行いまして、これがうそだという応酬などが双方であったわけですが、結果的にお二人が出てこられた。それで、真相と申しますか、韓国側の発表どおりのことをお二人が詳細に説明をされたということでございます。
(中略)
◆橋本敦君
(前略)
 本当に心痛というのはもう大変なものですね。上海でああいう悲惨な事件*19も起こりましたけれども、家族や両親にとっては耐えられない思いです。
(中略)
 捜査を預かっていらっしゃる国家公安委員長として、こういう家族の今の苦しみや思いをお聞きになりながらどんなふうにお考えでしょうか。
国務大臣梶山静六*20
 昭和五十三年以来の一連のアベック行方不明事犯、恐らくは北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚でございます。解明が大変困難ではございますけれども、事態の重大性にかんがみ、今後とも真相究明のために全力を尽くしていかなければならないと考えておりますし、本人はもちろんでございますが、御家族の皆さん方に深い御同情を申し上げる次第であります。
◆橋本敦君
 外務大臣、いかがでしょうか。
国務大臣宇野宗佑*21
 ただいま国家公安委員長が申されたような気持ち、全く同じでございます。もし、この近代国家、我々の主権が侵されておったという問題は先ほど申し上げましたけれども、このような今平和な世界において全くもって許しがたい人道上の問題がかりそめにも行われておるということに対しましては、むしろ強い憤りを覚えております。
(中略)
◆橋本敦君 
(前略)
 これらの人たちが救出されること、日本政府が毅然とした対処をとることを重ねて要求したいのでありますが、そういう問題について法務大臣の御意見を伺っておきたいと思います。
国務大臣林田悠紀夫*22
 ただいま外務大臣国家公安委員長から答弁がありましたように、我が国の主権を侵害するまことに重大な事件でございます。現在警察におきまして鋭意調査中でございまするので、法務省といたしましては重大な関心を持ってこれを見守っており、これが判明するということになりましたならばそこで処置をいたしたいと存じております。


朝日新聞『米韓、北朝鮮へのインフルエンザ薬提供支援で合意』
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN1OK0II.html

 李氏は、韓国が計画している北朝鮮への「タミフル」提供を支援することで、米国が合意したと述べた。

 こういう動きは大いに歓迎したいですね。制裁の結果、インフルエンザが蔓延するようでは何のための制裁なのかと言うことです。


新潟日報拉致問題の政府見解「納得し難い」、特定失踪者家族会が会見』
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20181221440473.html
 「特定失踪者を拉致と認めろ」といういつもの寝言ですが、さすがに安倍政権もこんな寝言は相手にしないわけです。


時事通信北朝鮮ミサイル、関心急落=対米関係「良好」が低下−内閣府調査』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122106352&g=pol
 そもそも北朝鮮米朝首脳会談、南北首脳会談以降、ミサイル発射などしてないのだからある意味当然の話です。むしろ俺的には「59%ではまだ高い」ですね。


■産経『拉致被害者蓮池薫さん 解決訴え 大阪』
https://www.sankei.com/west/news/181218/wst1812180053-n1.html

 蓮池さんは「米朝会談で北朝鮮の非核化が進んでも、日本政府は拉致問題が解決しないと国交正常化しないという姿勢を堅持すべきだ」と訴えた。

 蓮池薫氏はもう少しまともな人間かと思っていたのですが「おいおい(苦笑)」「やれやれ(呆れ)」ですね。むしろ「国交正常化とのバーターでしか拉致は解決しない」でしょうに。俺的には「むしろ国交正常化を先行させるべきではないか」と思っています。


■朝日『北朝鮮弾道ミサイル発射の日を宣伝 扇動資料を入手』
https://digital.asahi.com/articles/ASLDK53F5LDKUHBI01R.html
 これについては
■白頭の革命精神な日記『チュチェ朝鮮の戦略的地位を最上の境地に引き上げた国家核武力の完成1周年』
http://rsmp.seesaa.net/article/462984285.html
の分析を紹介しておきます。俺も概ね、同意見ですので。北朝鮮にとって核保有は目的を達するための「道具」「手段」でしかなく「目的ではない」ということです。黒井文太郎のような反北朝鮮ウヨの主張「北朝鮮は絶対に非核化しない」とは違い「米国が体制保障を確約するならば」いつでも北朝鮮は非核化するでしょう。
 核保有は「目的ではなく、目的を達するための手段に過ぎない」からです。

http://rsmp.seesaa.net/article/462984285.html
 今年に入ってから共和国の平和外交が目覚ましく、久々の北南首脳会談と史上初の朝米首脳会談が開催されましたが、それらは国家核武力の完成の賜物であります。すべてのスタートラインなのです。軍事力の担保があるからこそ外交交渉が成り立つ好例であります。
 KBSが報じているとおり、本日の共和国メディアは、国家核武力完成1周年は誇っているものの、対米批判論調は抑えています。攻撃的言動によって対話局面を壊したくないという共和国政府の意志を読み取ることができますが、この抑制っぷりは、やはり共和国の核武力整備は、あくまでも外交交渉のためのカードであることを示していると考えられます。平和を担保するための核武装であります。
 安全保障が確立されたがゆえに、共和国は社会主義経済建設に全力を集中できるようになり、革命の前進速度をさらに加速していくことができる断固とした担保ができました。


■朝日『北朝鮮「非核化の道行き詰まるかも」 米国の制裁批判』
https://www.asahi.com/articles/ASLDK34G2LDKUHBI007.html
 そりゃ北朝鮮が要求する体制保障の約束は何もしないで、経済制裁強化では「体制保障するかのような態度を米国がとるから、非核化してもいいって俺は言ったんじゃねえか。約束が違う。誰が非核化するか」つうことになるでしょう。
 つうか米国が何考えてるかさっぱり分からないのですが。


■産経『仙台市の拉致啓発展示で古い資料使い回し判明』
https://www.sankei.com/world/news/181217/wor1812170019-n1.html
 そもそも最近の重要情報なんかどこにもないでしょうに。つうかこんな啓発展示したところで拉致が解決するわけでもない。全く馬鹿馬鹿しいにもほどがあります。


■AFP『韓国と北朝鮮が2月にIOCと協議へ、2032年五輪共催に向け』
http://www.afpbb.com/articles/-/3202251
 困難な問題は多々あり、当然ながら「2032年五輪を共催出来る保証」は現時点では何もありません。しかしこうした南北融和の動きが進展することを強く期待したい。


東洋経済オンライン『北朝鮮で拡張進む「高級ゴルフ場」の高級具合』
https://toyokeizai.net/articles/-/254501
 やはり「ゴルフ観光旅行を外国人客に売ろう」つう話のようです。それが成功するかどうかは分かりません。「経済制裁の問題」を一応無視するとしても、当たり前の話ですが「ゴルフコースとして魅力がなければ」客は来ません。
 しかしここからは北朝鮮が「改革開放をそれなりに目指してること」がうかがえます。
 北朝鮮がそれなりに現実主義であると言うことであり大変いいことかと思います。


テレビ朝日『「北朝鮮は勇気ある判断を」横田めぐみさん弟が訴え』
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000143216.html
 むしろ家族会の方が「蓮池透氏との和解」「田中均氏への謝罪」や「16年実施して何の成果もない制裁路線からの撤退(交渉路線への転換)」という「勇気ある判断」をしたらどうなんですかねえ。期待してませんけど。


■産経【主張】訪韓団「産経拒否」 一体何をしに行ったのか
https://www.sankei.com/column/news/181216/clm1812160002-n1.html

 日韓議連と韓日議連が14日にソウルの韓国国会で開いた合同総会の閉会式と記者会見について、本紙政治部記者の取材が許可されなかった。産経記者に手続き上の瑕疵(かし)があったためだという。

 産経の右翼質問で話がごたつくのを恐れたのでしょう。
 日韓議連会長が額賀元財務相、幹事長が河村元官房長官という自民議員と言うこともあって憤慨しまくる産経です。


■産経『菅官房長官拉致問題解決に向け日米緊密連携をアピール』
https://www.sankei.com/politics/news/181215/plt1812150017-n1.html
 まあばかばかしいですね。核、ミサイル問題ならともかく拉致問題は米国は当事者ではありません(もちろんスネドン君拉致疑惑などデマでしかありません)。
 そういう意味で、「核、ミサイル問題での日米連携」ならともかく「拉致問題での日米連携」等は存在しません。存在しないものをあると言うことがいかに馬鹿げてるかは言うまでもないでしょう。


■産経『拉致家族と救う会が国際セミナー  即時一括帰国訴え 被害救出の方策も議論』
https://www.sankei.com/world/news/181214/wor1812140029-n1.html
 「即時一括」なんてもんにこだわればかえって問題は解決しないでしょう。救う会は「即時一括」に「特定失踪者」なんてインチキを含めていますからなおさらです。もちろん「拉致を解決させず、それを口実に日朝国交正常化を妨害する」という反北朝鮮右翼団体救う会だからこうなるわけですが、それに家族会も賛同するのだから心底呆れます。


沖縄タイムス『拉致「日朝の実質協議進めて」 被害家族が国会内で集会』
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/359668
 本当に実質的協議を進めてほしいなら経済制裁解除を主張すべきだし「日朝交渉が進展して、拉致が解決するなら制裁を解除してもいいと思う」と言ったがために不当にも家族会を除名された蓮池透氏に謝罪し、彼と和解すべきでしょう。それが出来ない時点で家族会はどうしようもないバカ集団ですが。


■産経『自民党拉致対策本部 北朝鮮拉致被害疑いの米国人家族と意見交換』
https://www.sankei.com/world/news/181214/wor1812140020-n1.html
 小泉訪朝後の失踪であるスネ夫(スネドン君)が北朝鮮拉致の可能性はまずありません。そもそも失踪先の「中国政府」も、彼の母国である米国政府(CIA、FBI、国務省)も北朝鮮拉致だとは認定していません。全く馬鹿馬鹿しい限りです。


朝日新聞『「北朝鮮絵画」韓国の芸術祭に出品 実は日本画に近いその特徴』
https://dot.asahi.com/aera/2018121100060.html?page=1

 日本はもちろん、韓国でもなかなかお目にかかれない北朝鮮絵画(朝鮮画)が、11月上旬まで開かれていたアジア最大級の国際芸術祭「光州ビエンナーレ」に22点出品された。

 こうした南北交流の積み重ねによる緊張緩和でしか問題は解決しないと改めて思いますね。


■産経『埼玉・浦和駅で拉致解決の署名活動 知事も呼びかけ』
https://www.sankei.com/world/news/181210/wor1812100001-n1.html
 小泉訪朝前はまだしも訪朝後は署名してどうこうなる話ではないでしょう。
 仮に署名するとしたら「安倍総理は日朝交渉にもっと本格的に取り組むべきだ、日露交渉との違いは何なのか」でしょうが、そんなことを上田も救う会ももちろんしないわけです。

 救う会埼玉の竹本博光代表(61)は「拉致問題が風化していくことで北朝鮮が拉致を再開する可能性もある。拉致を他人ごとと思わず、愛する家族らを守るためにも関心を持っていただきたい」と話した。

 よくもまあこんな「自分でも信じてない出任せ」が言えたもんです。小泉訪朝後に拉致なんかするわけがないし、仮に拉致をしようとしてもそれを日本の警察当局が許すわけもない。大体「風化したら再開する」つうのも無茶苦茶です。
 まず第一に拉致はもはや現時点ですでにかなり風化しています。第二に「再開する」も何も救う会は現時点で「小泉訪朝後の一部失踪」についてすでに北朝鮮拉致呼ばわりしています。
 第三に「自らのやらかした悪事」について「風化していくなら」、大抵の組織、人間は「風化して忘れ去られて良かった。もう二度とあんなことはしないぞ」でしょうね。
 まあ、安倍みたいな馬鹿は「モリカケが風化して良かった(注:一時期に比べれば批判が残念ながら減ったとはいえ、風化まではしていないと思いますが)。また、ああいう便宜を図ろう」と思うのかもしれませんが。
 第四に、したがって拉致は「大多数の日本人」にとって他人事でしかありません。


南日本新聞『拉致解決訴え 日置署などチラシ配布』
https://373news.com/_news/?storyid=99621

 日置署の鋪根重雄署長は「どんなことでも気付いた点、思い出したことがあれば、連絡してほしい」と話した。

 30年もたって今更そんな連絡があるわけもないのですが、「救う会や家族会がやれとうるさいから」やってるのでしょうね。署長さんもいい迷惑です。


■産経『新潟県議らが拉致被害者の早期救出訴え街頭活動 知事も参加』
https://www.sankei.com/world/news/181212/wor1812120030-n1.html
 まあ馬鹿馬鹿しいですね。県議や知事がこんなことしてもただの売名でしかない。
 まあ、拉致問題で世論への訴えをやるとしたら「安倍総理は日朝交渉にもっと本格的に取り組むべきだ、日露交渉との違いは何なのか」でしょうが、そんなことをこの「自民系の県議と知事」はしないわけです。


■産経『「被害者を忘れないで北朝鮮を動かそう」 本紙社会部長が中学生に出前授業』
https://www.sankei.com/world/news/181212/wor1812120029-n1.html
 中学生にこんなことをいっても何もどうにもなりません。彼ら選挙権もないし、もちろん政財官のオピニオンリーダーでも何でもないですから。
 まあ、産経的には「大人が子ども相手に教育名目で説教する」つう行為が「気持ちいい」んでしょうけど。子ども側から産経に反論や批判が出ることはまずないですからね。


朝日新聞北朝鮮ベトナムに非公式で謝罪 金正男氏の殺害事件』
https://www.asahi.com/articles/ASLDD3G7HLDDUHBI00L.html
 実際のところそういう謝罪があったのかは分かりません。なお、これを朝日など「反北朝鮮」日本マスコミは「やはり北朝鮮はやっていた」だの「ベトナムに抗議されてわびざるをえなかった」だの「北朝鮮への悪口ネタ」にするわけですが、まあ、それは非常に一面的ですね。
 これが仮に事実だとしても「わびは非公式」だったわけです。「表向きはわびてない」わけで北朝鮮はわびたとは認めないでしょう。
 一方、ベトナムも「わびたか、わびないか」については公式には「そのような事実はないと否定する」か、「ノーコメントという曖昧な態度をとる」でしょう。いずれにせよそうした事実の存在を公式には認めない(追記:■時事通信ベトナム「情報はない」=北朝鮮の非公式謝罪−正男氏事件』https://www.jiji.com/jc/article?k=2018121200891&g=intによれば、やはりベトナムは公式にはそうした事実は認めないわけです)。そうした曖昧な態度でごまかすことができるつう事は考えようによっては「北朝鮮のある種の政治的勝利」とも見なせるわけです。
 そしてベトナムも「公式謝罪を求め、一方的に北朝鮮を非難することを躊躇する(しかし一方では非公式な謝罪があったとリークして、米国など北朝鮮に批判的な国に対して言い訳する?)何らかの理由」があるわけです。


■朝鮮新報『キョレマル大辞典法、22年4月まで延長/南*23の国会で改正案が通過』
http://chosonsinbo.com/jp/2018/12/11suk-13/

 南の報道によれば、有効期間を3年延長した「キョレマル大辞典南北共同編纂事業会法 一部改正法律案」が7日、国会の本会議で通過した。
 法律案を代表して発議した共に民主党の金荕俠議員は同日、報道資料を通じて「この度の改正案の通過により、キョレマル大辞典の南北共同編纂事業会の有効期間を2022年4月まで3年延長したことで、編纂事業完了のための原稿の合意、校正、校閲など主な作業を完了できるようになった」と明かした。

 ひとまず南北共同事業が継続されることを緊張緩和の観点から喜びたい。


■朝鮮新報『李石基元議員の釈放求め2万人結集/ソウル・光化門広場で集会』
http://chosonsinbo.com/jp/2018/12/11suk-16/
 小生もこの件は「朴クネ一味のでっち上げ」と思っていますので一日も早い釈放を望みたい。
 当然ながら、李元議員の北朝鮮認識が適切かどうかと彼が「処罰に値する犯罪を行ったかどうか」は全く別問題です。ごちゃごちゃにして恥じない「李元議員を北朝鮮シンパだと悪口して終わり」というアジアプレス・石丸次郎のような馬鹿もいますが。


■日刊スポーツ『横田めぐみさん母、政府へ拉致被害者の早期救出訴え』
https://www.nikkansports.com/general/news/201812090000589.html

 北朝鮮人権侵害問題啓発週間を前に、拉致被害者の早期救出を訴える写真展が9日、横浜市で開かれ、横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(82)が「被害者全員を取り返すため、政府に全力で取り組んでほしい」とビデオメッセージで訴えた。

 さあ皆様、また「年に1度の法務省北朝鮮人権侵害問題啓発週間(今年は12/10(月)〜16(日))」がやってまいりました。
 皆様は何をするご予定でしょうか。和田春樹先生の新刊『安倍首相は拉致問題を解決できない』(2018年11月刊行、青灯社)の読書でしょうか?
 12月15日(土)には

http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken103.html
■パネル・ディスカッション
モデレーター: グレッグ・スカラトー氏(米国北朝鮮人権委員会事務総長)
パネリスト : エバンズ・リビア*24(米国元国務次官補代理) 
        ボン・ヨンシク氏(韓国延世(ヨンセ)大学教授) 
         薬師寺公夫氏(立命館大学教授)

という法務省主催のシンポジウムもあるそうです。
 それにしても「神奈川県川崎市在住」なのに「同じ県である神奈川県横浜市」のイベントでビデオメッセージですか?
 早紀江本人の体調が悪いのか、夫滋氏の介護で手が離せないのか、何なのか気になるところです。

【追記】

https://www.abductees2018.jp/
(2)北朝鮮人権侵害の被害者の御家族からの「生の声」の訴え
<登壇者>
フレッド・ワームビア氏(オットー・ワームビア氏父)
ジェームズ・スネドン氏、マイケル・スネドン氏(デビッド・スネドン氏兄)
飯塚繁雄氏(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表)
横田拓也氏(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長)
大澤昭一氏(特定失踪者(北朝鮮による拉致の疑いを排除できない*25失踪者)家族有志の会会長)

「一寸待てよ、ワームビア君は北朝鮮の不当な身柄拘束の被害者ではあるけど、拉致じゃねえし、亡くなったのに今更何をどうしろと?。どっちにしろワームビア君はアメリカ国民なんだから何かやるとしたら日本政府でなくて米国政府だろ。なんで日本に来る?」
「一寸待てよ、スネ夫(スネドン)は失踪時期が小泉訪朝後で、失踪場所が中国雲南省だぞ。米国政府(FBI、CIA、国務省)だって失踪先の中国政府だって北朝鮮拉致って認めてねえんだぞ。」
「それで日本政府主催の北朝鮮拉致啓発イベントにスネ夫の家族呼んでくるとかなめてんのか」
「どっちにしろスネ夫アメリカ国民なんだから何かやるとしたら日本政府でなくて米国政府だろ。なんで日本に来る?」
「特定失踪者家族会会長って何だよ!。政府が拉致認定してねえ奴だろ!。国内でゴロゴロ生存者が発見されてる奴だろ!」
「よくもまあ飯塚や横田拓也もこんなふざけた話を容認できるな」

ですね。
 それにしても政府の表記がマジでおざなりですね。俺はスネドン君(アメリカ版特定失踪者の一人)を知ってますよ。でもほとんどの人間は説明もなしに「スネドン」なんて名前出したってわかんねえって。
 「救う会とか家族会とかが呼べとうるせえからスネドン君の家族を呼ぶけど、スネドン君の肩書きのつけよう、説明のしようがないじゃない。米国政府は拉致認定してねえし」と政府担当者が思ってるのを感じますね。


■判事「性暴行」騒動で米上院共和党勝利
https://japan-indepth.jp/?p=42989
1)下院では民主党過半数を確保する勝利
2)マスコミ世論調査などによれば、選挙民が民主党に投票した理由の一つとしてあげられるのがこの問題。
 「性的暴行疑惑があるような人間を判事にしようとするトランプ共和党が許せない」
3)上院は「一部のみの改選(日本の参院選と同じ)」だが、下院は「すべて改選(日本の衆院選と同じ)」。上院はそもそも民主党過半数を奪還しづらかった。
ということを考えれば島田の主張は全くのデマでしょう。
 いやそもそも、選挙云々で「性的暴行疑惑判事」なんか認められるか、つう話でもありますが。


■島田のツイート

 朝日は海外派兵に反対ではないのか。トランプから「では自衛隊も戦いに参加せよ」と言われたらどう答えるのか。いつもながらの御都合主義。朝日らしい。
■(社説)米シリア撤退 戦略なき独断の危うさ:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/DA3S13822573.html

 朝日に対する悪口しかせず「トランプの撤退発表をどう思うのか」「支持するのか、批判するのか」を全く述べないあたり実に「島田らしい」(一見『トランプ撤退を支持してる』ようにも見えますが、『撤退論に懐疑的な朝日』への悪口しかせず、トランプ支持を明言していないのでそのあたりはよく分かりません)。
 島田にはこの問題への定見がなく「日本国内や米国国内、あるいは欧米首脳の反応」を見てから結論を述べようと思ってるのでしょう。完全な日和見です。にもかかわらずシリア問題をネタに朝日への悪口だけはしたいというのだから、いつもながらくだらない男です。

 相手も馬鹿ではない。会えば会うほど河野氏の人格的欠陥に気づいていく。早く更迭すべきだ。せめて、むしろ外遊を減らさせるべきだ。
■河野外相専用機は見送り=チャーター費6倍増で代替−外務省:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122400129&g=pol

 例の「次の質問どうぞ」以降、島田もずいぶんと河野に悪口するもんですが、『河野をかばい続ける安倍』を何一つ批判しないあたり島田らしいでたらめさです。
 そして

 相手も馬鹿ではない。会えば会うほど人格的欠陥に気づいていく。早くやめるべきだ。

にあたるのはむしろ河野より安倍でしょう。例のプーチン発言「領土問題は棚上げにして平和条約」も「安倍の人格的欠陥(平たく言えば馬鹿でくず)」を見抜いたプーチンによる「安倍を完全になめ腐った行為(つまりは日本を完全になめ腐った行為)」といっていいでしょう。

「私は鳩山由紀夫政権の外相として辺野古移設を決断しました。…このまま辺野古移設を進めることには反対。…米国と再協議すべきだと思います」。無責任極まりない男だ。【単刀直言】岡田克也*26元副総理
https://www.sankei.com/politics/news/181223/plt1812230009-n1.html

 島田の場合「単に岡田氏に悪口したいに過ぎない」のですが、珍しく島田が正論ですね。外相時代に「辺野古移設反対」を訴える福島少子化担当相(当時、社民党党首)更迭に加担した人間がよくもこんなことがいえたもんです。「恥を知れ」といいたい。

逆風? 国連などに期待し、毎年巨額の税金を渡している方がおかしい。
■産経『国連分担金で日中逆転 中国2位浮上、日本に逆』
https://www.sankei.com/world/news/181222/wor1812220020-n1.html

 と強弁する島田には「ということは日本は国連安保理常任理事国入りなんて目指さなくていいんですよね?(安倍政権は目指してるそうですが)。国連なんか期待できないんですもんね?」「いっそのこと最近の安倍政権(IWC脱退を表明)みたいに、あるいは戦前の松岡洋右国際連盟脱退)みたいに国連脱退を主張したらいかがですか?(もちろん皮肉ですが)」と聞きたくなります。
 たぶん
1)国連での中国の地位向上を認めたくない
2)慰安婦問題などで国連人権委員会に批判されてる事への逆ギレ
が故の放言でしょうが。
 まあ、「国連での地位」云々だけではなく

https://www.sankei.com/world/news/181222/wor1812220020-n1.html
 分担率は国民総所得(GNI)などから3年に1度、改定される。
 日中逆転で、世界第2位の経済大国となった中国の肥大ぶりが改めて示された形だ。

なのだからこれは「中国の経済力が日本を追い越した」という話ですが、そこは徹底的に無視する島田です。

日本の「人権弁護士」はなぜ黙っているのか。熱心なのは反日案件だけか。
■人権弁護士の妻、髪そって抗議=拘束の不当性訴え−中国:時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018121703023&g=int

 やれやれですね。日本の人権弁護士の中にもこうしたことについて中国批判をしてる人はいるでしょう。
 ただし
1)日本の戦争賠償裁判(島田の言う反日案件)のような形で、弁護士として関わることはこの場合非常に困難、ないし不可能(一般市民と同様の批判くらいしか現実的に無理)
2)多くの人権弁護士は国内問題(国内とて当然いろいろ人権問題はあります)で忙しく、外国のことまで手が回らない
つう事はあるかもしれません。当然ながら「批判しない」つうことは「支持する」つうことを意味しません。
 つうか「中国の人権問題」をこういう形で利用する島田には反吐が出ますね。奴は「中国の人権問題を改善しよう」なんて考えは全くないでしょう。奴にとって「中国の人権問題」は、単に「中国たたきのネタ」や「奴が嫌いな人間に向かって中国批判が足りないとたたくためのネタ」でしかないわけです。

 ようやく視野に入ってきた中共独裁政権崩壊を実現させねばならない。

 呆れて二の句が継げませんね。一体いつそんなもんが視野に入ってきたのか。トランプの対中国制裁関税はせいぜい「1980年代米国の日本に対する報復関税」と大して変わりません。ファーウェイ副会長逮捕にしても別に中国政府打倒が目的の訳もない。

 まるで米当局が殺したとでも言わんばかりの(ボーガス注:番組の)作りだが、NHKは何が言いたいのか。日本は不法移民をいくらでも受け入れろというのか。無責任なインテリのきれい事。 
■移民の7歳少女 アメリカで拘束後に死亡 | NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181216/k10011749131000.html

 島田らしいクズぶりです。拘束直後に死亡すれば、当然ながら「拘束時に体調の異常に気づいてきちんと医者に診せたりしたのか?」「不法移民だから扱いがぞんざいだったのではないか?。避けられた死ではないのか」「そうしたぞんざいさはトランプ政権の移民敵視によって助長されてないか」つう批判が出るのは当たり前でしょう。
 それは「不法移民をどんどん受け入れる」つう事とは違う。不法移民だろうが、何だろうが「病人の命はきちんと守る(特に子どもの命は守る)」なんてのは当たり前です。
 彼女が不法移民かどうか、その後、不法移民としてグアテマラへ送還されるかどうかとは全く関係ない。
 死刑囚ですら、死刑執行前までは、「体調管理がキチンとされる」のがまともな国家です。「どうせ死刑にするんだから病気で死んだっていいじゃん、治療しないで放置して死なせて何が悪いの?」つう話ではない。この件だってそれと同じでしょう。
 島田が反論するなら「医者に診せたがもう手遅れだった」「突然、体調が急変した」などという反論しかあり得ないでしょうね。
 まあ、たぶん
1)「医者に診せたが手遅れ」「体調が急変した」なんて事はなく、見せれば死なずにすんだ
2)とにかく、トランプ政権批判や「移民問題」に対しては、感情論で応じるバカが島田
のどっちか(あるいは両方)なんでしょうが。
 大体、トランプ政権は

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181216/k10011749131000.html
 ホワイトハウスのギドリー副報道官は14日、記者団に対して「悲劇的な状況だ」と述べ、哀悼の意を示した一方で、「合法的に入国していれば防げたはずの死だ」として、トランプ政権には責任はないという認識を示しました。

だそうですからねえ。非常識なことこの上ない。「違法移民なら死んでも自業自得だ」なんてまともな人間は言わない。こんなことを言えば「人の命をなんだと思ってるのか!」つうトランプ批判が強まることはバカでも分かります。よほど狂信的なトランプ支持か、狂信的な移民敵視者(排外主義者)でもない限り、こんな発言は容認しない。
 まともな人間なら本心はともかく「拘束後の行政当局の対応が適切だったか、まずは調査したい」くらいのことはいうでしょう。
 いずれにせよこんな発言を容認することで島田が「救う会副会長」なんぞと人権派面してますが、そんな立派な代物じゃないと「前から分かっていますが改めて」わかるわけです。
 こんな非常識な外道「島田」が副会長を務めるような組織「救う会」と家族会が付き合っていて「拉致が解決するわけがない」。
 そして以前、id:noharraなどは「脱北者をどんどん受け入れれば北朝鮮が崩壊する」とか抜かしてましたが、島田なんかはそういう価値観では明らかにないでしょう。
 「無責任に北朝鮮打倒を叫びながら、それによって生まれるであろう北朝鮮難民には無関心。絶対に難民なんざ引き受けたくないと思ってる」つうのが島田であり、当然ながら、現状ですら「脱北者は韓国で引き受けろ」が島田であり、島田のお仲間右翼(荒木和博、西岡力櫻井よしこなど)でしょう。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181216/k10011749131000.html
 今月1日に就任したメキシコのロペスオブラドール*27大統領は、移民に対して寛容な政策を掲げていて、今回の中米からの移民たちに対しても、一定の条件を満たせばメキシコ国内で合法的に滞在・就労できる許可を与えるとしています。
 また、アメリカへの入国を目指す移民が後を絶たないのは、ホンジュラスエルサルバドルなど中米地域の貧困が根本的な原因だとして、積極的に経済支援を打ち出す方針を示し、アメリカにも協調を呼びかけていました。

 メキシコの大統領はトランプとは偉い違いですね。ご指摘の通りで「不法難民を生み出す構造(中南米の貧困)」を放置しても問題は解決しないでしょう。

 中共*28の弾圧など真の問題に取り組まない国連人権理事会などアメリカ同様脱退し、日本独自の見識で人権外交を展開すべきだ。

 国連人権理事会で「沖縄基地問題」「慰安婦問題」などで日本への批判が行われたことに逆ギレする島田です。なお「中国のチベット問題、ウイグル問題」などについてもこの理事会は批判を行っていますので「取り組まない」というのは端的に言って島田のデマに過ぎません。
 ただし「理事会の批判」には法的拘束力がないため、安倍政権が「慰安婦や沖縄基地問題での理事会の批判は不当だ」と居直ると理事会に打つ手が乏しいのと同様に、中国に「チベットウイグル問題での理事会の批判は不当だ」と居直られると打つ手に乏しいのに過ぎません。
 問題は「理事会の批判は不当だ」という居直りにどう対応するかという話の訳です。
 なお、「チベットウイグル問題での理事会の批判は不当だ」と居直る中国ですら脱退などはしていなかったかと思います。トランプ政権のような無茶苦茶な政権でない限り、そういうことは普通しない。

 中国旅行は今や地獄の淵を廻るような危険な行為だ。いつ奈落に落ちるか分からない。

 過去に(尖閣問題での船長逮捕への報復で?)フジタ社員が一時身柄拘束*29されたり、現在、一部の日本人がスパイ容疑で実刑判決を受けたり、一部のカナダ人が(ファーウェイ副会長の逮捕への報復で?)スパイ容疑で身柄拘束されたりしたことをネタに悪口する島田です。ただし、一般日本人、一般カナダ人が「ビジネスであれ、留学であれ、旅行であれ」こういうことにあうことはまずあり得ないでしょう。当たり前であってそうそうむやみに向こうも身柄拘束なんかしません。もちろん「中国によるスパイ容疑主張が事実と見なさない限り」フジタ社員などが悪いわけでは全くない*30でしょうから、「自己責任論」なんか俺も主張しませんが、身柄拘束されるにあたって「フジタ社員など」がセレクトされたのにはおそらく「何らかのそれなりの理由がある」わけです。今時フジタ社員でなくても日本人のビジネスマン、旅行客、留学生は中国に山ほどいるわけですから。
 そして「日本にせよカナダにせよ他の国にせよ」ビジネスマンなんか典型的ですが中国から撤退なんか現実的に出来ないわけです。

 東京駅構内は目にする限り、中国ファーウェイの宣伝ばかり

 つまりはそれだけファーウェイが日本進出してると言うことですね。その状況下で米国に言われるがままにファーウェイを敵視することが妥当かどうかは極めて疑問でしょう。

 日韓議連の幹部ながら韓国に甘く*31、口も軽いとなればどこに取り柄があるのか。
■「若い連中もっとヤジを」首相発言と紹介後撤回:読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20181212-OYT1T50133.html?from=tw
 安倍*32首相は12日夜、麻生*33副総理兼財務相河村建夫*34・元官房長官らと東京・銀座のステーキ店で会食した。河村氏は終了後、会食中の首相の発言について記者団に問われ、「『最近の若い連中、もっと(国会で)元気出してヤジが出てもいいのに』と言っていた」と述べたが、(ボーガス注:批判を受けて?)直後に撤回した。
 河村氏は今年6月の首相との会食後、首相が「(予算委員会での)集中審議は勘弁してくれと(話していた)」と記者団に説明し、翌日に撤回した経緯がある。

 「失言を装って故意に安倍をネガキャンしてるのか」と疑いたくなる話です。しかし、さすがの島田も「撤回したのだから真実か分からない、河村のデマじゃないか」とか「それが事実だとして首相の発言に問題はない」とかいえず、「口が軽すぎる」だそうです。

 (ボーガス注:日韓議連は)額賀福志郎*35会長、河村建夫幹事長というのだから、韓国側に日本与しやすしという誤解を与えるだけだろう。

 つまりは額賀氏も、河村氏も安倍ほどの極右ではないと言うことです。ちなみにこのお二人、「名義貸し」かもしれませんが、確か日朝国交正常化議連の役員でもあります。

 不必要に重い偽善的処分に走った協会幹部の責任を、当人らの行状も含め追及すべきだ。メディアは何をしているのか
■買春で処分された選手の早期復帰願い署名活動 : 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20181211-OYT1T50013.html?from=tw

 そもそも島田のように「そもそも処分が重すぎる、遠征先で買春して何が悪い」なんて思ってる人間はマスコミにも世間にもほとんどいないでしょうからねえ。そもそも選手本人も「本心はともかく」処分をやむを得ないものとして受け入れ、「遠征先で買春するなど日本代表の自覚がありませんでした」と謝罪もしている。島田のような物言いは選手にとってはありがた迷惑でしょう。
 署名運動してる人々だって、少なくとも建前は島田とは違い「処分は仕方ないと思うが当人も深く反省している、そろそろ復帰させてもらえないか」つう話の訳です。島田みたいなことを言っても何がどうなるもんでもない。特に「ファンならまだしも」選手や所属チームが島田みたいなことを言ったら「手前、あの謝罪会見は嘘だったのか!」つうことにしかなりません。

「愚かで極めて高くつくパリ協定をやめ、減税して国民に還元するべきだ」。日本の政治家にはない発想だ。
■トランプ氏、仏抗議デモで「パリ協定をやめよ」と主張
https://www.sankei.com/world/news/181209/wor1812090010-n1.html

 いやいやそんなん欧米首脳の中でトランプだけでしょうよ。島田って「CO2温暖化否定論」の立場なんでしょうか?

 月刊ハナダとウィルを通読したが、私も含め、殆どの論者が(ボーガス注:一帯一路参加表明をした)安倍対中外交に疑念を呈している。高く評価しているのは産経の矢板記者くらいだ。外国人労働者法についても、首相に近い阿比留記者を含め納得できないとしている。不適格閣僚も多い。親北・日朝議連の幹部*36で何の見識もない岩屋氏が防衛相というのだから話にならない。 意識の緩みが心配だ。

 「反中国の立場から安倍中国外交」に「排外主義の立場から安倍移民法」について、安倍に悪口しながらも「意識の緩み」というあたりさすが「安倍信者」島田です。そして「移民法では野党をあえて支持する」ともいわないわけです。

国際司法裁判所で日本が合理的主張をしたにも関わらず「まさかの」完敗を喫した実例。
■まさかの敗訴…捕鯨協会会長の驚きといらだち: 日本経済新聞2014年5/13
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0703B_X00C14A5000000/
・日本が南極海で実施している現行の調査捕鯨は条約違反」。
 2014年3月31日、国際司法裁判所(ICJ)はこう判決を下し、差し止めを命じた。日本捕鯨協会の山村和夫会長も「負けることは絶対にない」といった必勝ムードの中、政府を信じて成り行きを見守ってきただけに、「敗訴は想像もしていなかった」と動揺を隠せない。
■日本に不利な裁判官構成、危機感なき関係者
・2010年5月31日、オーストラリアは日本の第2期南極海鯨類捕獲調査(JARPA2)が「実態は商業捕鯨であり国際捕鯨取締条約に違反する」として国際司法裁判所に提訴しました。それに対して日本政府はこの調査捕鯨を「合法的な科学調査」であると反論してきました。私たち捕鯨関係者も同じ信念を持ってこれまで調査を続けてきましたから、この裁判は必ず勝つと信じて疑いませんでした。
 判決ではJARPA2はおおむね科学的調査であることは認められたものの、「調査の計画および実施が調査目的を達成するために合理的なものと立証されていない」などと言い渡されました。捕獲するクジラの頭数や調査期間など細かい点で問題があると指摘を受けました。そのため、JARPA2に関する現行の許可証を取り消し、今後は許可の発行を差し控えることが命じられました。
 私たちは条約に従ってこれまで調査方法を定めてきたので、全く問題ないと考えていました。今回の判決では調査捕鯨自体は否定されませんでしたが、継続にはかなりのダメージがあります。
 一番の敗因は、国際司法裁判所の裁判官の構成にあります。まず、通常は15人のところを、その中に日本人裁判官がいたため、公平性を保つことを理由にオーストラリア出身の裁判官が特任裁判官として加わり16人になりました。16人の出身国を見ると、半数以上の10カ国を反捕鯨国で占めます。
・私は捕鯨業界の代表で、IWCにも人脈があります。振り返ってみれば、日本の主張を知ってもらい国際世論に訴えかける何らかの活動ができたかもしれません。ただ、訴訟自体は国と国との間のこと。外務省と水産庁が主体となり政府が進めるべきことですので、私は関与する立場にありません。経過を見守ることに終始しました。
・政府もこの訴訟にはかなり力を入れていると思っていましたし、口頭弁論などの経過も順調だと聞いていましたので、完全に政府を信頼していました。
・関係者の間にも、「一定の条件は付けられるかもしれないが、負けることは絶対にない」という意見が多数で、全く危機感はありませんでした。

 この話でわかるように日本政府の「勝ち負けの判断」は明らかに狂っています。例の徴用工問題でICJに訴えなどしてかえって逆効果になる可能性は否定できないでしょう。
 しかし「裁判官の構成ガー」とは見苦しいにもほどがありますね。
 それにしても

 調査捕鯨船の運航を担う共同船舶にはマルハニチロ日本水産極洋が出資していましたが、いずれも撤退しました。鯨肉の販売についても、イトーヨーカ堂や米ウォルマート・ストアーズの傘下に入った西友など、大手スーパーが次々と中止しています。日本企業のグローバル化が進む中、捕鯨や鯨肉の販売に関わることが反捕鯨派の多い海外での事業に支障を来すというのがその主な理由です。

なんてビジネス的に魅力のない捕鯨に日本政府がこだわる理由は何なんでしょうか?

 開き直って出場し続けて欲しかったところだ。ここで逃げないというのも歴史を作る道だった。
稀勢の里九州場所5日目から休場 初日から4連敗
https://www.sankei.com/sports/news/181115/spo1811150007-n1.html

 そんなことをしても連敗記録を更新するだけでしょう。それどころか、怪我がさらに悪化し、引退表明する以外にどうにもならなくなる危険性があります。
 むしろ最初から出場を強行したことが間違いだった、あるいは3連敗で休場すべきだったのではないか。つうかもう引退したらどうなんですかね。

 在米日本大使館のHPに韓国最高裁判決を批判する河野談話を載せたというので見たが、トップページにはなく、検索に掛けないと発見できない。

・駐米大使「安倍内閣が載せろっていうから載せよう」
・部下「えー、あんなん載せたらかえって米国のリベラル層(民主党マイク・ホンダ元議員など)に非難されるだけやないですか。やぶ蛇、自爆行為もええところでっせ。あげくそうなったら『お前らの宣伝が足りないから非難された』と河野外相が言い出してわしらに責任転嫁するんが目に見えてるやないですか?。嫌でっせ、そんなん」
・駐米大使「それやったらトップページには載せないで探しづらいところに載せとくか」
・部下「載せろいうた、だけなんでっしゃろ。それでええんやおまへんか?。正直載せたないけど」つう話なんでしょうねえ。
 この後、安倍や河野が「トップページに載せろ」と馬鹿なこと言い出すのか、さすがにそこまで馬鹿はいわないのか。

 立憲民主党の議員らしい詰まらぬ揚げ足とりだ。
■四国は「離れ小島」 片山さつき地方創生相が過去の発言謝罪
https://www.sankei.com/politics/news/181105/plt1811050010-n1.html

 当の片山が「事情はともかく」謝罪を一応してるのに揚げ足取りとはよくも言ったもんです。

 NYタイムズ辺りの受け売りか。米リベラル派の意見を並べただけ。これが産経の記事とは残念だ。
■「私の1票は間違いだった」… 米中間選で白人女性の「トランプ離れ」どう影響 産経(上塚真由記者)
https://special.sankei.com/a/international/article/20181104/0001.html

 島田が産経の記事を「リベラル色が強くて残念だ」といっていて唖然です。早速読んでみます。
 しかし「無料登録とはいえ」登録しないと読めない記事ですのでこの機会に登録します。

https://special.sankei.com/a/international/article/20181104/0001.html
 トランプ米大統領への審判となる6日投開票の中間選挙で、白人女性の票の行方が注目されている。2016年の大統領選では、白人女性票の5割超がトランプ氏に流れたとされるが、相次ぐ女性蔑視発言などで、都市近郊を中心に「トランプ離れ」が指摘されているためだ。下院選の接戦区は都市近郊に集中しており、白人女性票の行方が勝敗のカギを握るとみる専門家も多い。
 「私の1票は間違いだった。今は後悔しかない」。
 西部カリフォルニア州ロサンゼルスに住む映画プロデューサーのサロメブレジナーさん(47)は、トランプ氏に投票したことをこう振り返った。
 2年前は「政治には大きな変化が必要」と考えたが、「オバマ前政権期の教育制度や医療保険制度改革オバマケア)を批判するだけで、何の前進もない。何よりもひどいのは、少数派や女性への発言だ」と語る。
 性暴行疑惑が浮上しながら連邦最高裁判事に承認されたブレット・カバノー氏(53)についても「共和党は十分な調査を行わなかった」と指摘し、中間選挙では「民主党の勝利のために投票する」と言い切る。
 南部フロリダ州オーランドの大学生、アリー・ブロスさん(20)もトランプ氏への投票を悔やむ。
 大統領選前の16年6月に地元オーランドのナイトクラブで49人が死亡する銃乱射事件が起き、「しばらく外出できないほど不安だった」。大統領選では強硬なテロ対策を訴えたトランプ氏に魅力を感じたが、今は「移民を攻撃したり女性の容姿を侮辱したりする発言を聞くと、こんな人が大統領なのかと悲しくなる」と嫌悪感をあらわにする。
  大統領選の出口調査によると、黒人女性、ヒスパニック女性の得票では民主党クリントン国務長官がトランプ氏を圧倒。一方、白人女性票はトランプ氏が約53%を獲得し、クリントン氏を約10ポイント引き離した。
 ただ、2年前と状況は逆転している。今年7月の米調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査では、白人女性の52%が下院選で民主党の候補に投票すると回答し、共和党と答えたのは38%にとどまった。
 米ワシントン・カレッジのメリッサ・ベックマン教授は、「セクハラ告発運動『#MeToo』(私も)が盛り上がる中、とくに都市近郊に住む大学卒の白人女性で、トランプ氏の個人的な資質に反発する人が増えている」と分析。「下院の接戦区は都市近郊に多いため、白人女性の票が勝敗を分ける大きな要素になり得る」と指摘した。

 なるほど確かに上塚真由記者自身が「こうしたトランプ批判に賛同してるのかどうか」はともかく、島田が憤激する「彼女の記事」には何一つトランプ擁護的な文章は出てきません。確かに「産経らしくない記事」かもしれません。 

中国共産党員を国際刑事機構のトップに据えた不見識も厳しく問われねばならない。
■ICPO前総裁 中国政府が汚職などの疑いで調査 | NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181008/k10011663581000.html

 いつもながら島田の非常識な反中国ぶりは「あほか?」ですね。

シュレーダーは益々慰安婦問題での反日戦に使われていくのだろう。
シュレーダー前独首相、韓国人女性と結婚式 ベルリンの最高級ホテルで
http://www.afpbb.com/articles/-/3192400

 「利用」という下劣な表現が島田らしいゲスさですね。韓国人女性はシュレーダーを「慰安婦問題での反日戦」とやらに利用するために結婚したのであり、いわゆる「戦国時代の政略結婚」のようなもんだとでも言う気でしょうか?

 枝野の訪米が日本にとってもアメリカにとっても無意味だったことがよく分かる。憐れな男だ。
アエラ『訪米した枝野幸男*37代表がサンダース上院議員らと対談 多党外交の必要性』
https://dot.asahi.com/dot/2018093000015.html?page=1

 アエラの記事は枝野訪米を評価してるし、島田はなぜ枝野訪米を評価しないかまともに書かないしで、島田に賛同するしない以前に島田の言ってる意味がさっぱりわかりません。

*1:著書『アメリカ・北朝鮮抗争史』(2003年、文春新書)など

*2:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相などを経て首相

*3:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領

*4:インセンティブがあるもの=バーター取引のためのお土産」ですね。

*5:ルールをわざわざ「国連海洋法条約」に限定するとは、「たぶん南シナ海問題で中国に当てこすってるんだろうな」感がしますね。

*6:「評判が悪くなっている国は、評判が悪いことを実は意外と気にしている」というのは「IWCを脱退して欧米から『日本はそこまでして商業捕鯨がしたいか!』と非難されてることを俺も実は気にしてるんだ」つう告白ですか?

*7:ただの都市伝説でしょうねえ。

*8:前身は外務省情報部事務官でアマチュア無線家でもあった樺山資英が、外務省情報部に1941年(昭和16年)12月1日(太平洋戦争の直前)に創設した外務省「ラヂオ室」である。 1946年(昭和21年)1月21日に認可を得て独立し外務省所管の財団法人になった。この創立事情から、冷戦時代は日本政府の共産圏諸国に対する諜報機能を引き受けてきた。また、理事長は退職外務省高官の天下り先ポストとなっている。1994年(平成6年)7月9日、金日成北朝鮮国家主席朝鮮労働党総書記)の死亡情報を、朝鮮中央放送のモニタリングで入手し、各報道機関に配信したことで注目を集めた。また、2011年(平成23年)12月19日には、金正日北朝鮮国防委員長(朝鮮労働党総書記)の死去を知らせる特別放送の実施予告もいち早く察知し、それまで状況を全く把握できていなかった霞が関の外務省や総理大臣官邸を出し抜いたといわれる。また、『朝鮮民主主義人民共和国組織別人名簿』や『ロシアの現況』など、独自に編集した名簿や書籍を定期的に出版している(ウィキペディアラヂオプレス』参照)。

*9:著書『大和撫子はなぜ韓流にハマるのか?』(2011年、双葉新書

*10:著書『新版・北朝鮮入門:金正恩体制の政治・経済・社会・国際関係』(共著、2017年、東洋経済新報社

*11:米国に被告の財産があれば執行できるので、米国に財産がある場合においては無意味ではありません。

*12:有名な事件としては映画監督・申相玉、女優・崔銀姫夫妻の拉致事件がある。

*13:ただしレバノン政府の抗議により早期に解放されている。これについてはたとえばウィキペディアレバノン人女性拉致事件』参照

*14:ジェンキンス曽我ひとみ夫妻の証言による。

*15:蓮池夫妻、地村夫妻、増元るみ子・市川修一氏の失踪事件のこと(後に北朝鮮拉致と判明。蓮池夫妻、地村夫妻は小泉訪朝後、日本に帰国したが、増元、市川氏については北朝鮮が死亡発表)

*16:当時、外務省中近東アフリカ局長

*17:著書『闇からの谺:北朝鮮の内幕』(崔銀姫との共著、1989年、文春文庫)

*18:当時、外務省アジア局長。駐オランダ大使、駐インドネシア大使、国際協力事業団総裁など歴任

*19:1988年(昭和63年)3月24日に中国上海で発生した列車衝突脱線転覆事故のこと。修学旅行のため乗車していた日本の高校生が事故に巻き込まれ、多数の死傷者を出し、事故後、補償をめぐり日中間で政治問題化した(ウィキペディア『上海列車事故』参照)。

*20:竹下内閣自治相・国家公安委員長、宇野内閣通産相、海部内閣法相、自民党幹事長(宮沢総裁時代)、橋本内閣官房長官など歴任

*21:田中内閣防衛庁長官福田内閣科学技術庁長官、自民党国対委員長(三木総裁時代)、大平内閣行政管理庁長官、中曽根内閣通産相、竹下内閣外相などを経て首相

*22:京都府知事、竹下内閣法相など歴任

*23:南朝鮮、つまり韓国のこと。

*24:国務省朝鮮部長、日本部長、首席国務次官補代理(東アジア・太平洋担当)など歴任(ウィキペディアエバンズ・リビア」参照)

*25:いやいや「排除できない」じゃなくて「ほぼ確実に北朝鮮拉致」じゃないと駄目だろ、ふざけんな。

*26:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、民主党代表を歴任

*27:メキシコ市長を経て大統領

*28:今時「中共」ですか(呆)。

*29:ただしその後釈放されました

*30:中国のスパイ容疑主張については俺も疑念をいだいています。

*31:日韓議連に限らず「外国との友好議連の幹部」がその外国に敵対的なわけがないでしょう。島田は何という馬鹿なことを言ってるのか?。これがまだ「日韓議連の幹部なのに韓国に敵対的で呆れた」ならわかりますが。

*32:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*33:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)を経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*34:小泉内閣文科相麻生内閣官房長官自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*35:小渕内閣防衛庁長官森内閣経済企画庁長官、自民党政調会長(小泉総裁時代)、小泉内閣防衛庁長官、第一次安倍、福田内閣財務相など歴任

*36:前も書きましたが「ググっても」島田の主張「岩屋氏が日朝議連の幹部」が事実かどうかはよくわかりません。

*37:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表