黒井文太郎に突っ込む(2019年2月15日分)

黒井文太郎
 独裁国に日本に届く核ミサイルがある。何かの拍子で飛んでくるかもしれない。絶対ないと言えないのですよ。ということで、MDイージス艦でもイージス・アショアでもTHAADでもいいのですが、MDこそ何より必要。
 政争絡みのアショア不要論とかマジやめてほしい

 黒井の馬鹿さには正直呆れますね。そんなのは「テロや犯罪防止のためにそこら中に監視カメラをつけよう」「いつどこでテロや犯罪が起こるか分からないのだから」あるいは「どんなに手間とカネがかかってもテロ防止のために新幹線の乗客全員に金属探知機を使おう」位酷い詭弁でしょう。でそうした暴論には黒井は「手間と金がかかる割にメリットが少ない」「新幹線がまともに運行しなくなる」といって反対するのだから呆れます。
 だったらイージスだって話は同じでしょうに。北朝鮮にせよ中国にせよ、ロシアにせよ日本めがけてミサイルを撃つことはまずありえません。
 「何かの拍子に」にとしか黒井が言えないこともそれを示しています。そして日本は「あり余るほどカネがある」わけではない。
 必要性の乏しいイージスなんかに金を使ったら教育や福祉、科学研究といった予算は減ります。中国が科学研究予算をバンバンつけてる中、イージスに無駄金を使い科学研究費を減らすなど「日本沈没の愚行」以外何物でもないでしょう。もちろんイージスは百発百中ではない。
 それにしても「政局がらみ」などという誹謗を平然とする黒井には呆れます。さすがに本気ではないでしょうが、軍需産業から金でももらってるんでしょうか。はたまたそういうのが受けるウヨ雑誌が黒井のメインフィールドか。どっちにしろ馬鹿馬鹿しいですが。
 大体そんなに核ミサイルが恐ろしかったら黒井は「脱原発」を主張すべきでしょう。「何かの拍子で核ミサイルが原発を直撃しない」とは限らないし、イージスも当然ながら百発百中ではないからです。