「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年2/21分:荒木和博と島田洋一の巻)

【最初に追記】
 id:Bill_McCrearyさん記事政府も家族会その他も、拉致問題その他対北朝鮮関係に関して実に戦略がない - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でこの記事をご紹介頂きました。ありがとうございます。
【追記終わり】
重視する【調査会NEWS2932】(31.2.21) : 荒木和博BLOG

 日本政府が「拉致問題を重視」しているのだろうかと思わざるを得ません。重視しているのは家族会、とりわけ飯塚代表や横田早紀江さんの発言が、政府に批判的にならないようにすることなのではないかとすら感じます。

 安倍信者のはずの荒木が意外な発言ですが、「とすら」ではなく安倍の言動はそうとしか理解できませんね。で、実際、安倍の言動をなぜかブラボーするのが家族会と救う会なんだから安倍が今の「やってる振りだけで、何ら実質のあることはやらない」路線を変えるわけがないでしょう。
 大体「実質的なこと」をやったら、不当にも因縁つけられて外務省を退官に追い込まれた田中均氏や家族会を除名された蓮池透氏を見て「田中氏や蓮池氏のように救う会や家族会に恨まれても、彼らのためになることをしたい」なんて思う「バカがつくほどお人好しの人間」は普通はいません。
 「自分の気に入らないことだと、相手がどんなに善意で動いていても、ただただ悪口雑言する」なんて家族会、救う会のような連中に対して俺も含む大抵の人間がとる態度、それは「適当なことを言っておだてて、反感を買わないようにしながら、できる限りお付き合いは避ける(心にもないおべっかを言うのは不愉快だし、こういう連中はこちらがおべっかを言ったつもりでも『勝手に反感や敵意を募らせ個人攻撃してくる恐れがある』ので)」ですね*1。つきあったって不愉快になるだけで何のメリットもないのだから当然です。その結果がもちろん拉致敗戦です。俺はそんな拉致被害者家族会には何一つ同情しません。


トランプの対北姿勢に変化はない 島田洋一(福井県立大学教授) « 国基研ろんだん 国基研ろんだん « 公益財団法人 国家基本問題研究所
 こういうタイトルでありながら

・米側が文在寅*2の要請をはねのけ、この立場を堅持する限り、日米間に大きな齟齬は生じないといえよう。
・いま重要なのは、米側が間違っても韓国の誘い水に乗らないよう、日本からしっかり「制裁堅持」の意志を発信していくことである。

というのだから島田は言ってることが矛盾していますね。「変化ない(日米は同意見)」のならトランプは「文氏の要請」にのるわけがないし「日本の意思」を発信する必要もないわけです。

*1:俺がこういう記事を書いてるのは「匿名&横田奥さんなどに面と向かって言ってないから&俺が無名人なので大して世間の反応もないから」です。まあ俺も正直「今のまんまでいいのかな?(いいと思わない)」と思うし、ブログでそう言う指摘くらいはしたい、つうか指摘しないと「なんか拉致被害者家族を完全に見捨ててるので人間として酷いような気がして」あるいは「家族会に酷い目にあわされた田中均氏、蓮池透氏に失礼な気がして」精神衛生に悪いので「家族会や田中氏、蓮池氏への罪滅ぼし(?)的な意味」で指摘しますが

*2:盧武鉉政権大統領秘書室長、「共に民主党」代表を経て大統領