「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう(2019年3/1分:黒坂真の巻)

■黒坂のアホツイートに突っ込む

黒坂真
 渡辺輝人さん*1。日本が大好きだという呟きですが、日本国家は大嫌いではないですか。

 「日本(日本の文化・風土など)は大好きだが安倍*2政権と支持者は大嫌いだ。私にとって日本と『日本の政権与党およびその支持者』はイコールじゃない」という趣旨の渡辺氏ツイートへの黒坂の反論(?)ツイートです。
 「日本は大好きだが昭和天皇と支持者(?)は大嫌いだ」
 「米国は大好きだがトランプ政権と支持者は大嫌いだ」
 「イタリアは大好きだが、ベルルスコーニ政権と支持者は大嫌いだ」
 「フランスは大好きだがマクロン*3政権と支持者は大嫌いだ」
 「中華料理や漢詩など中国文化は大好きだが習近平*4政権と支持者は大嫌いだ」
 「ボリショイサーカスやピロシキなどロシア文化は好きだがプーチン*5政権と支持者は大嫌いだ」
 「大阪は大好きだが橋下維新と支持者は大嫌いだ」など他でも活用できる物言いです。
 黒坂には「はあ?」ですね。渡辺氏がいつ「日本国家が嫌い」だなんていったのか。彼は「自分の政治思想的に支持できない政権は嫌いだし批判する。今の安倍政権を私は支持できないから嫌いだし批判する」といってるだけです。
 大体「日本政府」といっても、例えば「福田康夫*6政権」「菅*7政権」と「安倍政権」じゃ違うし、前者(福田康夫、菅)については渡辺氏が安倍を嫌うように嫌っていたのが黒坂らウヨでしょうに。
 まあ、仮に渡辺氏が「国家否定論、国家廃止論」の立場だとしても、他人に迷惑をかけない限り、「平和的な言論にとどまる限り」何ら問題はないですが。

黒坂真
‏ 中国共産党朝鮮戦争に参戦しなければ、北朝鮮は滅亡し韓国が統一した。

 今更そんなこと言って何の意味があるのか。そんなことを言うなら「朝鮮戦争に米国が参戦しなければ北朝鮮によって南北は統一した」ともいえるわけです。

*1:著書『ワタミの初任給はなぜ日銀より高いのか?:ナベテル弁護士が教える残業代のカラクリ』(2014年、旬報社)、『残業代請求の理論と実務』(2018年、旬報社

*2:自民党幹事長(小泉総裁時代)小泉内閣官房長官を経て首相

*3:オランド政権経済相を経て大統領

*4:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*5:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領

*6:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*7:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相を経て首相