常岡浩介に突っ込む(2019年3月2日分)(追記あり)

フリージャーナリスト対談:安田純平さんと常岡浩介さん 長崎市で10日 /長崎 - 毎日新聞
 常岡*1ツイッターで嬉しそうにリツイートしていたので気づきました。
 しかし、帰国後から今まで「常岡以外の人間」とは対談しても、常岡と対談などしてこなかったのに一体どういうことでしょうか。俺が安田氏*2の立場だったら
「安田純平救出を政府に求めるな」と放言する藤原亮司とそれを正論として宣伝する常岡浩介(珍右翼が巣くう会・番外編シリーズ) - bogus-simotukareのブログでも批判しましたが、常岡なんぞと対談したくないですけどね。
 「常岡に酷いことを言われたこと」を割り引いても「奴と対談することにメリットがある」んでしょうか。とてもそうは思えませんが。
 もしかして「義理のある人間」に「常岡との対談」を頼まれて断り切れなかったのか。
 なお、興味深いことに3/2現在、この対談について「俺の見落としでない限り」安田氏のツイートでは

https://twitter.com/YASUDAjumpei/status/1093347804053938176
安田純平
https://www.facebook.com/yasuda.jumpei.3/posts/10218200595187157

という簡単なツイート以外では何ら言及がありません。恐れ入ることに「リンク先をみればわかる事」とはいえ、ツイートの地の文には「対談相手(常岡)の名前」も「対談場所(長崎市平和会館)」も何も書かれていません。
 一方で

https://twitter.com/YASUDAjumpei/status/1097559926606426112
安田純平
 ‏2/23(土)14時より、渋谷の島根イン青山にてお話しします。 入場料金は500円(寄付金として)です。
 主催の公益財団法人 国際文化交流事業財団によると「当財団のシンポジウムは寄付金のみで成り立っているため、開催費用に充てられます」だそうです。詳細は【受付終了】ゲスト:安田純平 講演-第13回国際文化交流シンポジウム 2019年2月23日(東京都) - こくちーずプロ(告知'sプロ)

つう「ある程度詳細なツイート」もあることを考えれば、「常岡との対談紹介ツイート」での素っ気なさはやはり「本当はやりたくないこと」の表れではないか。

【追記】

常岡浩介がリツイート
・にら@喪
 前にカメラマンの宮嶋さん*3が、紛争地で日本人が誘拐されたり問題が起きた時に、家族や関係者に寄って行ってはあちこちお金を引き出していくジャーナリスト*4がいて、この前解放されて帰ってきた人よりタチが悪いという話で、名前は伏せてた*5けどその時頭に浮かんだ人があの人だったなあ

 常岡は一体何のためにこのリツイートをしたのかと首をひねらざるを得ません。
 「この前解放されて帰ってきた人よりタチが悪い」なるツイートはどう見ても「この前解放されて帰ってきた人」への悪口であり、常岡がこのツイートを「ノーコメント」でそのまんまリツイートしてると言うことは「このツイートに賛同してる」と考えるのが自然でしょう。
 なお、「AはBより酷い(たちが悪い)」といった場合、当然「Aも悪口されてる」と見るのが普通でしょう。「Bだけが悪口されてる」とは普通理解しない。
 で「この前解放されて帰ってきた人」とは普通に考えて「シリアから帰国した安田純平氏」でしょう。ところが今度常岡は「安田氏と対談する」というのだから意味不明です。対談相手を「たちが悪い」呼ばわりするとはどういうことなのか(何がどう「たちが悪い」のかよくわかりませんが)。
 それとも
1)このツイートの「この前解放されて帰ってきた人」とは安田氏ではない
2)「この前解放されて帰ってきた人よりタチが悪い」とは「この前解放されて帰ってきた人」への悪口ではない
3)「この前解放されて帰ってきた人」とは安田氏だし「たちが悪い」云々も悪口だが、常岡はこのツイートを批判してる
とでもいうのか。まあ1)~3)、どれも「成立しない解釈」ですよねえ。「対談相手をツイートで悪口」つう常岡の振る舞いは一寸理解に苦しみますね。
 まあ、「常岡が内心、安田氏に敵意を感じてる」とわかってるからこそ安田氏は「すでに指摘しましたが」常岡との対談をろくに宣伝しないし、だからこそ「そんな安田氏を逆恨みして」常岡もこういう愚行をやるのかもしれませんが。しかしそんなんだったら常岡は対談なんかしなきゃいいでしょうに。
 

常岡浩介
 世界では「パスポートを取得する」と「市民権を取得する」「国籍を取得する」はほぼ同義で使われる。
 日本のパスポート保有率は23%でG7中ダントツの低さ。だから、「旅券を無効化される」のがどれほど非人道的なのか理解されにくいみたい。ぼくは市民権と国籍を奪われたと同じような事態だ。

 常岡も本当に変な男です。ツイッターでぐだぐだ言っていても旅券返納命令はどうにもなりません。「市民権と国籍を奪われた」とまでツイートするならとっとと行政訴訟でも起こしたらどうなのか。それとも「権力にいじめられる反体制派」を演出し、売名できれば*6当面「旅券なんかどうでもいい」のか。
 「売名しかする気がないなら市民権と国籍を奪われたとか抜かすなよ」つう話です。つうか「パスポートを無効化していい」とは言いませんが「国民としての行政サービス」は受けられるし選挙権も行使できるわけですからね。常岡は大げさすぎでしょう。

*1:著書『ロシア 語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2011年、アスキー新書)、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)など

*2:著書『囚われのイラク:混迷の「戦後復興」』(2004年、現代人文社)、『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(2010年、集英社新書)、『シリア拘束:安田純平の40か月』(2018年、扶桑社)など

*3:「自称カメラマンのウヨ芸人」 宮嶋茂樹のことか?

*4:「たぶん西谷文和氏への悪口を懲りずにやってるのだろうが、また裁判起こされるのが怖くて、はっきりと名前は出せないんだろうなあ、だせえな、常岡(注:常岡は安田氏が誘拐された時に西谷氏が安田氏の家族からカネをたかっただの、常岡の安田救出作戦を西谷氏が妨害したなどと誹謗したあげく、西谷氏に民事で訴えられ裁判で敗北、賠償金を払う羽目になる)」というのが俺の感想です。まあ、常岡ってぶっちゃけ異常者ですよね。高世が常岡からフェイドアウトするのも無理はありません。だって常岡とつきあっても「常岡の仲間扱いされて、常岡の被害者(例:西谷氏)に恨まれたり、憎まれたりする危険性がある」一方で全く金にならないし。

*5:「名前を伏せてる」時点で信頼性はゼロですね。

*6:正直「常岡信者」以外には売名効果もあまりなさそうですが。