今日の韓国・北朝鮮ニュース(2019年3/4分)

兵庫)細る補助金、苦境の朝鮮学校 入学に二の足も:朝日新聞デジタル

 兵庫県内の外国人学校の中で、朝鮮学校だけが補助金をカットされる状況が続いている。県は今年度からさらに大幅削減し、新年度予算案でもカット幅を維持した。朝鮮学校は運営費不足に苦しみ、しわ寄せは子どもらに向かう。県が掲げる「多文化共生社会」の理念はどこへいったのか。
 「朝鮮学校に対する県の支援は、北朝鮮政府の政策や、それに伴う行動とは別の次元で判断すべきものだと私どもは考えています」
 2013年9月30日、県議会本会議。県の補助金投入を疑問視する自民議員=当時=の質問に、井戸敏三知事はこう答えた。
 だが、補助金カットはその翌年度から始まった。

 一人の人間としてこうした差別には怒りと悲しみ、申し訳なさと羞恥心、屈辱と言った感情を禁じ得ません。そしてこうした記事で差別を批判する朝日新聞の志を高く評価したい。


米韓演習終了 即応能力の低下は必至 米、自国守らぬ韓国に不満も - 産経ニュース
 産経らしい馬鹿馬鹿しさです。国力差を考えれば「北朝鮮からの侵攻」なんてありえない。軍事演習を縮小したところで実害はほとんどないでしょう。

 演習終了は、北朝鮮の脅威に自ら積極的に対処しようとしない韓国に対する米国の強い不満も反映している。

 「はあ?」「デマも大概にしろよ」ですね。むしろ韓国は「太陽政策的観点」から「軍事演習の縮小」を歓迎してるでしょうに。そしてトランプ政権にしても「軍事演習の縮小で融和ムード→北朝鮮との交渉の進展」という「太陽政策的観点」でしょうに。


トランプ大統領「北朝鮮は取引すれば輝ける未来がある」:朝日新聞デジタル
 具体的な体制保証的措置(例:終戦宣言)は未だトランプは何一つしておらず、「口先だけの発言」にとどまりますが、それにしてもこうした発言は「重要だろう」とは思います。「非核化さえすれば体制転覆する気はない」とトランプは言ってるわけですから。


【政界徒然草】「竹島の日、歯がゆい」地元に広がる失望の理由 - 産経ニュース

「大臣が来いよ!」
 会場から大声が飛んだのは、政府を代表して出席した安藤裕内閣府政務官(53)が「(第2次)安倍政権発足とともに初めて領土問題担当大臣が置かれ…」とスピーチしている場面だった。

 これ以降は有料会員でないと読めず、小生は有料会員ではありません。ただここまででも産経の言いたいことは予想がつきますね。
 「安倍政権は韓国にびびってる」「安倍政権は竹島問題に興味がないのか」などといいたいのだろうと。
 ただ「領土問題の現実的解決」というのは「外交交渉」しかありません。まさか武力で取り戻すわけにも行かない。
 そして外交交渉をする上では相手の反感を買うようなことをしても自己満足でしかない。かつ「島の返還」は日韓関係全体では「小さな問題」です。
 あの島は北方領土と違い、人が住める島ではない。実質的利益と言えば漁業権ぐらいしかありません。
 「竹島問題のためなら韓国と対立してかまわない」という産経らウヨの態度は異常でしかありません。正直俺的には「政務官が行くこと」自体「やめるべき」と思います。まあ、安倍的には「首相や大臣が行かないことで韓国に配慮し、政務官が行くことで地元にも配慮した」と思ってるのでしょうが。