今日の中国ニュース(2019年3月7日分)

ファーウェイが米国を提訴 「製品締め出しは違憲」 中国外務省も支持 - 産経ニュース
 当然起こりうる訴訟ですが、果たしてどうなるか。相手があのトランプでは「米国敗訴も十分あり得る」と俺は思っています。


「 米欧の距離拡大、世界は本当に変わるぞ 」 | 櫻井よしこ オフィシャルサイト

・2月15~17日の3日間、ドイツのミュンヘンで開催された安全保障会議は米欧関係のただならぬ軋轢を世界に示す場となった。
・「ドイツ車は我々の誇りだ。だがBMWの最大の工場はドイツにはなく、米国のサウス・カロライナにある。米国はそこからBMWを中国に輸出しているではないか!」
 米国にとっては抗弁の余地のない批判をメルケル氏は舌鋒鋭く展開し、大西洋同盟を維持する気があるのなら、(ボーガス注:ドイツは中国に甘いなどと)このような無理な批判はするなと反撃したのだ。
メルケル*1は親中国である。なぜ、そうなのか。氏が演説後半で中国について語った非常に興味深い部分は、氏の親中国の要因のひとつでもあろうか。
・彼女はざっと以下のように語った。
 中国を訪れたとき、中国政府要人はこう語ったという。
「紀元後の2000年間の内、1700年間は我々が世界最大の経済大国だった。驚くことではない。これから起こることは、我々が以前の場所に戻るというだけだ。(中国が大国でなかった)過去300年間、あなたにその経験と記憶がないだけの話だ。この300年間は、まずヨーロッパ人が支配し、次に米国人が、そしていま我々が共に支配している」。
 次の段階で中国は以前の地位に戻ると、中国要人がドイツの現役首相に語ったというのだ。
「我々は中国が立ち上がり、駆け上がってくるのを、見ているのだ」
 メルケル氏はこう語った。つまり中国要人の主張が現実になると考えているのであろう。米欧の距離はすでに遠く、なお遠くなるだろう。

 メルケルレベルですら、悪口雑言の我らが「反中国」よしこです。
 ちなみにググったら他にも「中国関係でのドイツの悪口(もちろん発言者は反中国ウヨ)」が以下のようにありますね。

米中貿易戦争の裏でドイツと中国が調印した「巨額経済協定」の中身(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
 2016年、中国はドイツにとって最大の貿易相手国となった。以来、メルケル首相は公式の場で、「中国はドイツにとって一番大切な国」とはっきりと言う。
 去年の交易額は、中→独が1000億ユーロ、独→中が860億ユーロ。ドイツのGDPの半分は輸出によるものだから、中国の存在は大きい。
 ドイツ車も、3台に1台は中国市場向けだ。

*1:コール内閣環境相キリスト教民主同盟 (CDU) 幹事長などを経て首相