黒井文太郎に突っ込む(2019年3月14日分)

黒井文太郎
‏ かの国では金正恩は王政というか、いわば「神」同然の地位を世襲したので、建前の公職がどうなるかはあんまり重要でもないですが
北朝鮮が代議員選挙の当選者発表、金正恩氏の名前なし 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
北朝鮮の国営朝鮮中央テレビ(KCTV)は12日、最高人民会議(国会に相当)代議員選挙の当選者687人の名簿を読み上げた。韓国統一省の当局者はAFPに対し、意外にも名簿に金正恩キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の名前はなかったとコメントした。
北朝鮮を専門とする慶南大学(Kyungnam University)の林乙出(イム・ウルチュル、Lim Eul-chul)教授は、金委員長の名前が名簿にないことは「前代未聞」で「不可解」だと指摘した。
 林教授は「断言はできないが、すでに国家の最高位にあるところに議会の代議員という肩書きを加えない方が、北朝鮮をより普通の国家のように見せられると金委員長が考えたのかもしれない」と説明した。

 黒井らしい馬鹿さで吹き出しました。少なくとも建前では北朝鮮は「民主主義国家」であり、だからこそ「代議員選挙」もやってるわけです。
 過去にはおそらく北朝鮮トップは皆代議員選挙に出て当選しているのでしょう。
 当然ながら「にもかかわらず」なぜ今回代議員選挙に出なかったのか、ということはそれなりに重要な話で、「一定のニュースバリュー」ももちろんあります。黒井の言うように「どうでもいい」で片付けていい話ではない。