今日の産経ニュース(2019年3月15日分)

元号と西暦併記の新免許 警視庁が全国に先駆け交付開始 - 産経ニュース
 「平成34年」なんて実在しない元号なんか書いて意味があるんですかね?
 また確かに「元号のスタートは5月」ですが「4月1日発表予定」なのに「発表後の免許証が5月1日以降になるまで新元号でない」てのも変な話です。


【夜間中学はいま】(1)小2で不登校、手こずる「九九」にも学び直す喜び(1/3ページ) - 産経ニュース
 こうしたまともな記事だけ書いていれば誰も産経の悪口など言いません。まあ、南京事件否定論河野談話否定論、「対馬が、五島列島が、佐渡が、北海道が危ない(中国や韓国が狙ってる)」などまともでない記事が多いわけですが。


【正論】皇位の維持は男系の検討が先だ 国士舘大学特任教授、日本大学名誉教授・百地章 - 産経ニュース
 なぜこれほどまでに女帝を否定するのか訳が分かりません。
 英国のエリザベス女王などを見れば「女帝ではいけない理由」などどこにもないでしょうに。

皇位継承資格者を女系にも認めるためには、憲法改正を要しない」

 これが通説的見解ですね。憲法には「天皇世襲」としか書かれておらず、「日本語の意味」として「世襲」には「女性は除く」なんて定義もない。例えば田中真紀子*1は「田中角栄*2世襲議員」のわけです。

 「憲法第2条は男系の男子と限定していない」(金森徳次郎国務大臣)といった政府答弁

 金森は「岡田*3内閣法制局長官」「吉田*4内閣憲法担当国務大臣」という法律のプロであり、その発言は百地が言うほど軽い物ではないでしょう。

 法律の専門家は2人だけ

 といってもそのうち一人は元最高裁判事の園部氏、もう一人は京大名誉教授の佐藤幸治氏(憲法学)ですが。

 男系を維持するための「旧皇族皇籍復帰等」は「問題点があり、採用することは極めて困難である」と簡単に結論付けており、非常に疑問である。

 もちろんいろいろ問題はありますね。例えば「親父(JOC会長)が東京五輪招致贈賄疑惑の渦中にあり、ご本人も低レベルネトウヨという竹田某」なんぞを皇族に復帰させることなど勘弁してほしい。

 岩井氏が「有識者会議の議論では、なぜ旧皇族復帰がダメなのか説明不足だと感じました」というと、園部氏は「そもそも、どの政府も旧皇族方がいま、どうなっているのか、十分な把握ができていないのでは」と答えている。

と園部氏も言ってるとおりです。


「あの7分の会見まずかった」竹田会長に周囲冷ややか - 産経ニュース
 明らかな「トカゲの尻尾切り」ですね。竹田など評価もしないし、好きではありません。しかし「トカゲの尻尾として切り捨てられようとしてる」のには哀れさを感じると共に、「逃げようとするトカゲの胴体」への怒りを感じます。


辺野古地盤改良に「3年8カ月」 防衛省が報告書提出 - 産経ニュース
 「明らかなデマを放言されても迷惑ですが」こんなことを平然と言える神経というのも常識外れですね。そんなに地盤改良に時間がかかるような所に基地をつくる必要があるのか。
 裏返せばそれほどまでに「基地を希望する自治体などない」ということでしょうが。


事実に基づかない質問「許されない」 菅長官、東京新聞記者に - 産経ニュース
 「事実に基づかない質問」ならそれこそ「大歓迎」でしょう。その場で反論すればすむ話だからです。むしろ菅の株が上がり、「事実に基づかない質問」をした方の株が下がる。
 こんなことを言うこと自体「事実に合致してるが故に、菅が醜い言い逃れしてる」以外の何物でもないでしょう。
 「菅だけではなく」、例のMukke(ダライ批判が何一つ出来ないチベットキチガイ、ダライ盲従分子)だのnoharra(「つくる会理事」三浦小太郎批判が何一つ出来ない、「排外主義デマ極右」三浦の同類)だのもそうですが、質問に対して「的外れだ!」「関係ない!」などと叫ぶ輩は往々にして「図星を指されてうろたえてるだけ」「自分の間違いや失敗を認められない馬鹿でくず」つう事が多いわけです。しかし仮にも官房長官の要職にあるものがこれでは頭痛がしてきます。こんな人間は「自分より立場が上の相手*5」にはただただへいこらするしかないでしょう。

*1:村山内閣科学技術庁長官、小泉内閣外相、野田内閣文科相を歴任

*2:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相などを経て首相

*3:田中義一、斎藤内閣海軍大臣、首相など歴任

*4:戦前、外務次官、駐イタリア大使、駐英国大使など歴任。戦後、東久邇宮、幣原内閣外相を経て首相。

*5:外国の政治家など典型的でしょう。