今日の中国ニュース(2019年4月18日分)(追記あり)

【石平のChina Watch】「日本ブーム」が意味するもの(1/2ページ) - 産経ニュース

 江沢民*1政権時代からの「反日教育」が30年近くにわたって行われてきたこともむなしく、日本の伝統、日本の文化、日本の美しさがおのずと多くの中国人を魅了していることは実に興味深い。

 もちろん「反日教育」なんてもんがないからこうなるわけです。いつもながら産経と石平の馬鹿さには心底呆れます。つうか「日本の温泉やスキー場に行く」のと安倍の反中国を批判するのと全然関係ないでしょうよ。
 ならディズニーアニメが好きな人間は皆、アメリカの外交政策を支持してるのか。カンフー映画が好きな人間は皆、中国の外交政策を支持してるのか。ピラミッド観光をすることはエジプト政府支持を意味するのか。ルーブル美術館へ行くことはマクロン政権支持を、エルミタージュ美術館へ行くことはプーチン政権支持を意味するのか。そういう話じゃないわけです。


ソニー、中国でアニメ作成 3兆円市場に照準 :日本経済新聞
ソニー平井氏「多様な中国需要に対応」 アニメや映像強化 :日本経済新聞

ソニー、中国でアニメ作成 3兆円市場に照準 :日本経済新聞
 ソニーが中国でアニメビジネスに本格参入する。上海に現地法人を設立し、中国企業とアニメ作品を共同制作するほか、キャラクターグッズの直販も始める。中国のアニメ産業の市場規模は2019年に3兆円を超える見通し。中国の市場が拡大するなか、日本と同様のビジネスモデルで事業を強化する考えだ。
 グループ会社のアニプレックス(東京・千代田)が上海の駐在員事務所を現地法人に格上げし、5月から稼働を始める。

ソニー平井氏「多様な中国需要に対応」 アニメや映像強化 :日本経済新聞
 ソニーは19日、中国上海市に新設したアニメ事業会社を5月に本格始動すると発表した。同日、広東省深圳市で開いたグループの展示会に登壇した平井一夫会長は中国に関し「モバイル機器やネットワークの利用が増え、製品やサービスの需要が強く多様化している」とし、映像機器などを含めた市場開拓に期待を込めた。

 ということで中国ビジネスが重要なわけです。


中国、アラブ17カ国と「一帯一路」協力文書調印 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 中国上海市で16日開かれた第2回中国・アラブ諸国改革発展フォーラムで中国がアラブの17カ国と「一帯一路(Belt and Road)」協力文書に調印し、12カ国と全面的戦略パートナーシップまたは戦略パートナーシップを樹立したことが明らかにされた。

 産経らウヨが一帯一路について言ってること「一帯一路の停滞」が全くの嘘だという事が改めて明白です。


「一帯一路」受入国に広がる不満 湯浅博(国基研主任研究員) « 国基研ろんだん 国基研ろんだん « 公益財団法人 国家基本問題研究所

(ボーガス注:一帯一路への)不評が高まれば高まるほど、インド太平洋戦略を掲げる日本の「質の高いインフラ投資」構想が、にわかに注目を浴び始めている。
 安倍晋三首相は2016年の主要国首脳会議(伊勢志摩G7サミット)で質の高いインフラ投資イニシアティブを公表しており、新興国で影響力を強める中国に対抗する狙いもある。

 吹き出しました。あくまでも「安倍総理は一帯一路には批判的なんです」「それが日本の『質の高いインフラ投資』構想というもので、最近注目を集めてるんです!」「安倍総理李克強首相の北海道訪問に同行した?。最近、石井国交相、河野外相、世耕経産相、吉川農水相が訪中した?。和牛の中国への輸出にめどがついた?。そんなの関係ない、そんなの関係ない、ハイ、オッパッピー」と強弁するつもりのようです。
 まあ「安倍支持」と「アンチ中国」を両立させるにはそうするしかないわけですが。有料記事なので全文は読めませんが、もしかして首相、一帯一路「要所」にくさび 東欧首脳と会談へ 過度な中国依存防ぐ 5Gなどインフラ覇権警戒 :日本経済新聞もそんな内容の記事なんでしょうか?
 なお、「質の高いインフラ投資」として「質がどうこう言う」のはもちろん「もはや、量(金額)で中国に勝てないこと」を事実上認めざるを得ないからです。
 なにせ

横浜開催のTICAD、政府取り組み 企業のアフリカ進出後押し - 産経ニュース
 日本貿易振興機構ジェトロ)によると、29年の対アフリカ投資は、巨大経済圏構想「一帯一路」を掲げる中国が433億ドルだったのに対して、日本は78億ドルにとどまった。

だそうですし。


首相、一帯一路「要所」にくさび 東欧首脳と会談へ 過度な中国依存防ぐ 5Gなどインフラ覇権警戒 :日本経済新聞

 安倍晋三*2首相は22日からの外国訪問で、東欧4カ国(V4)*3の首脳らと会談する。東欧は中国が進める広域経済圏構想「一帯一路」の要所だ。次世代通信規格「5G」などの通信インフラでも中国が進出を目指している。日本は中国マネーが浸透する前に経済協力を通じて各国に健全な成長を促す。過度な中国依存を防ぐ狙いだ。V4はポーランドチェコスロバキアハンガリーの4カ国。(注:有料記事なので、登録してない俺はここまでしか読めません。まあ、ここまででも、まともではないですが)

 某お笑い芸人のネタ「欧米か!」をまねれば「産経か!」「日本会議か!」ですね。まさか日経がこんなデマ記事を書くとはね(呆)。
 『北の国から'92巣立ち』の菅原文太の名台詞「誠意って何かね?*4」をまねて「あんた(日経)はさっきからくさびと言っている。あんたにとって安倍首相の東欧訪問が精一杯の『一帯一路へのくさび、牽制』かもしれんが、こっちの側からはくさびにとれん。くさびって何かね?」と聞きたくなります。
 あるいは「こんなデマ記事を書くとは!。日経にとって誠意って何かね?」といいたくなります。日経のあほさに「アーアーアーアーアーアーアー(『北の国から』のさだまさし風に)」とため息が出ます。本気でこう思ってるのか、安倍への忖度でデマ記事書いてるのか。
 先日、石井*5国交相、河野*6外相、世耕*7経産相、吉川*8農水相が大挙して訪中したことはどう日経において理解されてるのか?。あるいは昨年5月の李克強首相北海道訪問に安倍が同行したことはどう日経において理解されてるのか?。「なかったこと」になってるのか。それとも「それはそれ、これはこれ」「東欧訪問での中国牽制(?)と李克強首相歓迎や先日の閣僚訪中は矛盾しない」「中国版『対話と圧力』だ。安倍総理は対話と圧力の絶妙なバランスをとっている」と言い出すつもりか。
 まあ確かに安倍は「李克強首相歓迎」に憤激する反中国の安倍支持層をなだめるために「東欧訪問はくさび云々」と強弁するのでしょう。
 そして産経らウヨもそれに「そうだ、安倍総理は中国に屈服などしていないんだ、東欧訪問は中国への牽制なんだ。我々の支持する安倍総理は中国に屈服するようなそんな無様な人間じゃない」とだまされた振りをする。
 そして、そんな安倍に東欧諸国も「イヤー、中国もいろいろ問題があるんで日本を本当に頼りにしてます」などと適当なことを言って調子をあわせて「安倍から経済支援を得る考え」でしょうが、本気で東欧諸国が「安倍の思いに応えて中国から距離を置くわけもない」。
 中国の経済支援を越えるだけの経済支援を東欧にする金は今の日本にはないでしょう。だから上に書きましたが「質の高いインフラ投資」として「質がどうこう言って」、「もはや、量(金額)で中国に勝てないこと」を事実上認めざるを得ないわけです。といって「金にかわる何か*9」をやって、東欧諸国を中国から距離を置かせ、日本寄りにする能力は安倍にはないでしょう。

【追記】

【湯浅博の世界読解】「一帯一路」地政学の復活 - 産経ニュース
 首相は4月22日からの欧米訪問中、25日にポーランドチェコスロバキアハンガリーの東欧4カ国の首脳らとスロバキアで会談し、中国が推進する経済圏構想「一帯一路」の要路にクサビを打ち込んだ。(注:有料記事なので、登録してない俺はここまでしか読めません。まあ、ここまででも、まともではないですが)

 「くさび」という表現といい、内容的にはまったく日経と同じですね。


【参考:中国と東欧】

中国、中・東欧との貿易拡大へ 首脳会議開催 - ロイターニュース - 国際:朝日新聞デジタル
 中国政府は15日、中・東欧諸国との貿易を拡大するとともに、地域の協力を促すため、国境を超えた大型プロジェクトを金融面でさらに支援する方針を示した。
 中・東欧諸国は、習近平*10国家主席が提唱する現代版シルクロード構想「一帯一路」で重要な地域。
 中国の李克強*11首相は、クロアチアドブロブニクに開催した中・東欧諸国との首脳会議で「(中・東欧諸国との)協力で、中国が欧州連合(EU)にさらに近づけることを期待する」と述べた。

中国、中東欧と連携確認、16カ国と首脳会議 (写真=ロイター) :日本経済新聞
・中国の李克強(リー・クォーチャン)首相は12日、クロアチアドブロブニクで開いた中東欧地域の計16カ国*12との首脳会議「16+1」に出席した。李氏は広域経済圏構想「一帯一路」を意識してインフラ建設や貿易などを拡大する意向を表明した。ギリシャも参加し中国の影響力の拡大を示した。
クロアチアのプレンコビッチ首相は「数年で中東欧の中国への輸出額は5倍近くに膨らんだ。さらにお互いの貿易を活発にしたい」と応じた。

中国、東欧・バルカンで足場固め 16カ国と協力確認 - 産経ニュース
・中国と東欧16カ国による首脳会議が12日、クロアチアドブロブニクで開かれ、協力推進を確認する共同声明を採択した。中国は巨大経済圏構想「一帯一路」で欧州の要路にあたる東欧やバルカン半島で存在感を高めており、足場固めを図った形だ。
・首脳会議は2012年から毎年開催され、「16+1」と呼ばれる対話の枠組み。EU加盟の11カ国*13とEU加盟を目指す西バルカンなど5カ国*14が東欧側のメンバー。今回の会議でギリシャが来年から正式メンバーになることが決まった。
 議長国クロアチアのプレンコビッチ首相は「『16+1』は新たな絆を築いてきた」とし、16カ国への中国投資がこれまでに「100億ドル(約1兆1千億円)」に上ったと強調。ロイター通信によると、中国の李克強首相は「貿易を増やし、われわれの経済を結びつけねばならない」と述べた。
 中国はすでにギリシャの主要港を掌握しており、バルカン半島は物資を欧州に運ぶ重要な陸路となる。セルビアハンガリー間では高速鉄道建設が一部で始まり、中国は周辺国のインフラ整備にも協力する。

李総理、アルバニア、スロベニア首相と会談_中国国際放送局
 李克強総理は現地時間の11日午後、クロアチアドゥブロヴニクで中国・中東欧諸国首脳会議(16+1)に出席していたアルバニアのラマ首相と会談しました。
 李総理は、「今年は両国の国交樹立70周年に当たる。中国はアルバニアとともに実務協力を推し進め、両国関係のレベルを高めて、両国民により大きな利益をもたらしたい」と述べました。
 これに対してラマ首相は、「アルバニアは中国との協力プロジェクトを支持し、より多くの良質な農産物を中国に輸出したい。中国にはアルバニア人が中国に訪れる際に便宜を図ることを期待する」と示しました。
 また、李総理はスロベニアのシャレツ首相と会談した際に、「両国は重要な協力パートナーであり、両国関係と協力は安定的に発展している。我々は『一帯一路』イニシアティブをスロベニアの発展戦略とリンクさせ、科学技術のイノベーション、中小企業などの分野において、協力をさらに深めていきたい」と述べました。
 一方、シャレツ首相は、「スロベニアは『一帯一路』共同建設、中国・中東欧諸国協力に積極的に参与し、中国とともに貿易、投資、科学技術、製薬などの分野における協力を拡大したい」と表しました。

 毎年こうした会議を実施して構築された「中国と東欧の経済的関係」が安倍ごときの数回の東欧訪問でなんとかなると思う方がおかしい。


【参考:安倍の東欧訪問】

首相22~29日に米欧訪問 G20に向け意見交換 :日本経済新聞
 安倍晋三首相は8日の政府・与党連絡会議で22~29日にフランス、イタリア、スロバキア、ベルギーの欧州4カ国と米国、カナダを訪問すると表明した。6月に大阪で開く20カ国・地域*15G20)首脳会議に向けて、議長として各国首脳と連携を深める。
 欧州では中国の新経済圏構想「一帯一路」をめぐりイタリアが3月、主要7カ国(G7)メンバーとして初めて協力する覚書を中国と交わした。ポーランドチェコスロバキアハンガリーの東欧4カ国(V4)も協力姿勢だ。欧州連合EU)内では中国が欧州を分断しようとしているとの警戒の声があった。
 首相は昨年10月に訪中した際、一帯一路に基づく第三国でのインフラ協力について、相手国の財政の健全性など4条件を示した。今回の訪問でイタリアのコンテ首相や、スロバキアが議長国を務めるV4首脳との会談で、こうした日本の姿勢を伝える見通しだ。

 さて安倍が訪問するというV4(ポーランドチェコスロバキアハンガリー)について中国との関係を見てみましょう。どう見ても安倍の企みが成功しそうには思えません。

李総理、ポーランド首相と会談=クロアチア_中国国際放送局
 李克強総理は現地時間12日午後、クロアチア港湾都市ドゥブロヴニクで、ポーランドのマテウシュ・モラウィエツキ首相と会談しました。
 李総理は席上、「ポーランドは中東欧地域で重要な影響力を持つ国であり、中国はポーランドとの関係発展を重視している。双方が経済、貿易、農業、民用航空及びインフラ建設などの分野での協力を強化していく。ポーランド側の優れた製品の輸入を拡大するとともに、ポーランド企業の中国への投資を歓迎したい」と述べました。
 これに対し、マテウシュ・モラウィエツキ首相は、「中国側と農産物や、家具類、化粧品、インフラ建設、海洋、文化などの各分野における協力を進めていきたい」との考えを示しました。

ファーウェイ5G製品、全面排除の可能性低い=ポーランド政府高官 - ロイター
 ポーランド政府の高官はロイターに対し、次世代通信規格「5G」ネットワークから中国の華為技術(ファーウェイ)の製品を全面排除する可能性は低いとの認識を示した。通信事業者のコスト増加を回避することなどが理由。

李総理、チェコとスロバキアの首相と会談_中国国際放送局
 李克強総理はチェコのバビシュ*16首相やスロバキアのペレグリニ首相とそれぞれ会談しました。
 チェコのバビシュ首相との会談で李総理は「今年は両国の国交樹立70周年に当たる年である。中国はチェコと政治的信頼関係の増進や実務的協力の拡大、人的文化交流などを強化していく方針だ」と述べました。一方、バビシュ首相は「チェコは両国関係の前進を歓迎する。交通などのインフラ建設やエネルギー分野における中国からの投資を歓迎する」と述べました。
 また、スロバキアのペレグリニ首相との会談で李総理は「両国の国交樹立70周年に当たる今年、中国は『一帯一路』の枠組みとスロバキアの発展戦略を結び付けて、デジタルエコノミーや交通、物流等の分野における協力を深めていきたい」との方針を示しました。それに対して、ペレグリニ首相は「両国関係の強化や多方面における協力の拡大、また多国間協力における協調をより密接に行うことを期待する」と述べました。

李総理、ハンガリー首相と会談=クロアチア_中国国際放送局
 李克強総理は現地時間12日午後、クロアチア港湾都市ドゥブロヴニクで、ハンガリーオルバーン・ヴィクトル首相と会談しました。
 李総理はその際、「今年は中国とハンガリー国交樹立70周年にあたり、両国関係は史上最も好調な時期にある。ハンガリーセルビア高速鉄道ハンガリー国内区間)などの大型プロジェクトの協力を着実に推進し、ハンガリーから農産物などの優れた製品の輸入を拡大し、実力ある中国企業ハンガリーへの投資と起業を奨励し、中国国民のハンガリー観光を促すとともに、人的・文化・教育などの分野における両国の交流を拡大し、民意の基盤を固めていきたい」と述べました。
 これに対し、オルバーン・ヴィクトル首相は、「両国の国交樹立70周年を契機に、中国との実務協力を引き続き深化させ、ハンガリーセルビア高速鉄道ハンガリー国内区間)などのインフラ建設や農業、観光業分野での協力を進めていきたい」と述べました。

ハンガリー「ファーウェイは戦略的パートナー」、IT協力推進 - ロイター
 ハンガリー財務省は9日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)について、戦略的なIT(情報技術)パートナーであるとの認識を示した。
 バルガ財務相は北京でファーウェイ幹部と会談。声明によると、財務相はブロードバンドインターネット網の整備に加え、2025年までに9割の世帯に高速インターネットを普及させるため、当初の合意通りファーウェイに協力すると述べた。

オルバーン・ヴィクトルウィキペディア参照)
 ハンガリーの首相。「東方開放政策」として中国との関係を重視して他の中東欧諸国(後に非旧共産圏のギリシャも参加する)とともにいわゆる「16プラス1」を首都ブダペストで2012年より立ち上げている。イスラム教徒の移民に極めて敵対的なのに対して中国人富裕層の移住は歓迎しており、二重基準と批判されている。ハンガリーギリシャを結ぶブダペスト*17ベオグラード*18スコピエ*19アテネ*20鉄道の建設を中国の援助で推し進め、一帯一路にも賛同してハンガリーアジアインフラ投資銀行(AIIB)に加盟させ、一帯一路国際協力サミットフォーラムも出席している。補助金配分をめぐってEUに対して「EUが資金を出せないなら、中国に頼る」と発言しており、中国政府の人権弾圧や南シナ海での立場に抗議したEUの書簡や声明をギリシャとともに拒否もしている。

中国マネー、ヨーロッパを分断 対中外交の足並み乱れる:朝日新聞GLOBE+
中欧は間違いなく欧州の成長の牽引力になります。中国が『16+1』の枠組みを作ったことで実現したのです」
 中国・上海で昨年11月に開かれた「中国国際輸入博覧会」の開幕式。国家主席習近平らに続いて登壇したハンガリー首相のビクトル・オルバン(55)は6分間にわたって中国をたたえ、「一帯一路の協力は任せてください」と締めくくった。

<中国輸入博>習主席、ハンガリーのオルバーン首相と会談_中国国際放送局
 習近平国家主席は5日、上海でハンガリーのオルバーン首相と会談しました。
 習主席は「友好と協力は両国関係発展の主旋律である。双方が相互の政治支持と信頼を深め、各自の核心利益と大きく関心を持つ問題で互いに理解し支持することを望む。また、国際事務での協調と協力を強化して、経済貿易、投資、金融、農業、観光、革新などの分野における連携で、より多くの成果を収めていきたい」と述べました。
 これに対して、オルバーン首相は「ハンガリー側は中国とハイレベルの往来を密接にして、『一帯一路』の共同建設へ積極的に参加し、各分野における実務的な協力を開拓していきたい」と述べました。

*1:電子工業大臣、上海市長・党委員会書記などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*2:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*3:ポーランドチェコスロバキアハンガリーのこと

*4:たとえば「北の国から'92巣立ち」 - 日々雑感っ(気概だけ…)参照

*5:公明党政調会長などを経て第四次安倍内閣国交相

*6:第三次安倍内閣国家公安委員長を経て第四次安倍内閣外相

*7:第一次安倍内閣首相補佐官(広報担当)、第二次、第三次安倍内閣官房副長官などを経て第四次安倍内閣経産相

*8:福田、麻生内閣経産副大臣、第二次安倍内閣農水副大臣などを経て第四次安倍内閣農水相

*9:自分で書いてて「金に換わる何か、って何だろう?」ですが。

*10:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*11:共産主義青年団中央書記処第一書記、河南省長・党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て首相(党中央政治局常務委員兼務)

*12:アルバニアエストニアクロアチアスロバキアスロベニアセルビアチェコハンガリーブルガリアポーランドボスニア・ヘルツェゴビナマケドニアモンテネグロラトビアリトアニアルーマニアのこと

*13:エストニアクロアチアスロバキアスロベニアチェコハンガリーブルガリアポーランドラトビアリトアニアルーマニアのこと

*14:アルバニアセルビアボスニア・ヘルツェゴビナマケドニアモンテネグロのこと。

*15:G7諸国(アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ)、EUBRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)、メキシコ、オーストラリア、韓国、インドネシアサウジアラビア、トルコ、アルゼンチンのこと

*16:第1副首相兼財務相などを経て首相

*17:ハンガリーの首都

*18:セルビアの首都

*19:北マケドニアの首都

*20:ギリシャの首都