「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう(2019年4/22分:黒坂真の巻)

黒坂真
‏・留学生同盟の皆さん。脱北者北朝鮮からいろいろな情報を持ってきます。その中には、まさかそれはないだろう、というものもありますが。北朝鮮では、金正恩の妹、金与正が麻薬をやっているという噂があるそうです。

 吹き出しました。そんな噂があるから何なのか*1。ならば「安倍晋三安倍昭恵は麻薬や覚醒剤をやってる。安倍夫婦の非常識な言動は薬の影響もある(まあ元々異常な人格ではあるが)」つう噂があった*2ら「そんな噂があるそうです」と公言していいのか。よほどの「アンチ安倍」「野党支持者」でも、ほとんどの人間は、そんな噂を公言する人間には「安倍夫婦がマリファナやヘロイン、コカインをやってる」という信憑性のある根拠がなければ「アホか?」「いくら安倍夫婦がクズでも言っていいことと悪いことがある」「根拠あるのか?」「安倍夫婦に失礼だし、かえって安倍批判派の信頼が落ちるだろ。黙れ、バカ」と批判的でしょうね(もちろん俺も安倍批判派ですが「安倍に対する不当な誹謗(ここで例に挙げた薬物常習など)」など支持しません)。
 「安倍の評判を落とすためにこの麻薬の噂を広めよう」なんて非常識馬鹿は普通いない。「安倍は暴力団工藤会下関市長選で反安倍を掲げる候補に対する選挙妨害を依頼したらしい」「モリカケ疑惑」とか「ある程度根拠のある話」ならまだしも。
 黒坂だってそんな「薬物常習の噂」を公言する奴がいれば「安倍夫妻に失礼だ」「根拠があるのか?」でしょうにねえ。「単に金与正についてそういう噂があるという興味深い事実を紹介しただけです」と居直るとは呆れたバカです。

黒坂真
日本共産党本部の皆さん。宮本たけしさんは大差で負けました。この結果を日本共産党流に言えば、宮本たけしさんは国民にノーを突きつけられた事になりませんか。
日本共産党の論法で宮本たけしさんの落選を評すなら、安倍政治ノー、という主張に国民はノーという審判を下したといえますね。

 まあおおよそ見当がつくと思いますが「沖縄補欠選で自民はノーを突きつけられた」という指摘に対する黒坂流居直りです(別の黒坂ツイートでは「統一地方選議席はトータルでは共産は減らし、自民は増やした。安倍政治ノー、という主張に国民はノーという審判を下したといえますね」云々などという悪口もしていますが)。
 つうか大阪について言えば「黒坂の支持する自民」も負けてるので「良く言うよ(苦笑)」ですね。黒坂が維新支持ならまだしもそうではないわけですから(まあ維新は維新で大阪以外では、自民や立民どころか共産や公明と比べても全く無力ですが)。
 つうか「沖縄での敗戦は自民政治へのノーだ」に対して「統一地方選議席はトータルでは共産は減らし、自民は増やした」「大阪補欠選では共産は敗北した」で反論したと思える神経*3もなかなかのもんです(もちろん褒めていません)。

*1:まあ普通に考えてやってないでしょうが。

*2:俺の知る限りないですが。【追記】俺が知らなかっただけで「安倍、麻薬」でググったら、安倍総理が麻薬(マリファナ)まみれという怪情報を流す人、それを信じる人々 - Togetterなど、「安倍夫婦は麻薬常習」という噂をネットに流す馬鹿も一部にいるようですね。さすがにそう多くはありませんが。なお、「昭恵が麻薬をやってる」という下劣な印象操作をする気はもちろん全くないことをお断りしておきますが、安倍昭恵が以前「医療用大麻は米国のように解禁していいと思う」といって「発言が軽率だ」などと「週刊新潮、産経など自民支持のウヨマスコミからさえも」批判を受けた事実はあります(例えば安倍昭恵氏の無防備発言「大麻を取り戻す」「ハワイは聖地」「安倍昭恵」と大麻 違法な大麻町おこしに心酔、前科者と“オカルト神社”参拝… | デイリー新潮安倍昭恵が大宣伝していた「大麻で町おこし」の会社社長が大麻不法所持で逮捕!「家庭内野党」からの撤退に拍車|LITERA/リテラなど参照)。安倍総理が麻薬(マリファナ)まみれという怪情報を流す人、それを信じる人々 - Togetterなどのデマのルーツは昭恵の「医療用大麻解禁発言」かもしれません。しかし「医療用大麻で違法性はない」という主張を信用したとは言え、大麻の違法栽培で逮捕されるような人間と一時、交際するとは安倍昭恵も本当に脇の甘い人間です。

*3:統一地方選云々について言えば、実際にはさすがに黒坂も本心ではそんなこと思ってないでしょうが。地方政治では国政以上に「政策よりも地縁血縁」が重視される傾向にありますし、国政選挙と違って地方の首長、議員選挙においては「安倍極右路線に対する賛否がストレートに出るケース」は「米軍基地問題の沖縄など一部を除いて」あまりないでしょう。大抵「その地域固有の政治問題」が選挙では論じられるわけです。だからこそ和歌山県議選で「反二階の自民党地方政治家」が「二階子飼い」に対抗してたった共産候補を支援し、共産候補を当選させ、二階子飼いを落選させるなんて怪現象も起こるわけです(これについては1人区勝利 全国紙注目/和歌山県御坊市区 楠本文郎氏二階氏の地元で自民現職敗北 共産新顔に 和歌山県議選 [2019統一地方選挙]:朝日新聞デジタルなど参照)。