今日の北朝鮮・韓国ニュース(2019年5月14日分)

会談したい官邸、北朝鮮非難を封印 パイプなく五輪頼り:朝日新聞デジタル
 正直いって「本当に会談したいのかよ」ですね。
 「本当に会談したい」のなら、小生が安倍の立場だったら「制裁解除」「朝鮮総連幹部の渡航制限解除」「朝鮮学校即時無償化」など何らかのお土産を提示しますけどね。制裁だの渡航制限だの敵対行為をされてどこの誰が会談したがるのか。
 なお、お断りしておきますが、これは「制裁解除などお土産を提供して首脳会談すべきだ」という話ではありません。
 小生個人は「そうすべきだ」という価値観*1ですが、ここでいってるのはそういう「価値判断の話」ではなく「お土産もなしで会談が実現するわけがない」という「事実認識の問題」です。

 北朝鮮などの人権問題に取り組むヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)日本の土井香苗代表は、「北朝鮮の人権問題を国際水準に引き上げたのは安倍晋三首相の功績だった」と評価する。

 本気で言ってるのならキチガイの沙汰ですね。土井某やHRWとやらが「自称人権派、実はただの反北朝鮮の極右」「つまり巣くう会の同類」、あるいは「狂信的安倍信者」という、ろくでもない個人や団体であることがよく分かる発言です。
 なお、むしろ安倍が「国際水準に引き上げた」のは慰安婦問題じゃないか。もちろん安倍が「慰安婦問題がらみで無茶苦茶な言動をしたこと」で世界中で慰安婦問題について安倍を批判する政治的アピール(いわゆる少女銅像の建設など)が相次いだことによるもんであって要するに「安倍の自爆行為、自滅行為」ですが。安倍が何もしなければ慰安婦問題が「改めて」これほど世界で注目されることもなかったでしょう。

今年3月、政府は突然、人権理事会への共同提案者から降りると発表した。複数の日本政府関係者によると、提案見送りを主導したのは安倍首相の意向を受けた首相官邸だった。

 共同提案から降りたところで棄権せずに賛成投票してるのだから意味不明です。どこの世界に「共同提案でなきゃ賛成してもいい」なんて人間がいるのか。反対票を投じることが過去の経緯から無理としてもなぜ棄権しないのか。

*1:まあ横田一家(滋氏除く)なんかは小生のことを「腰抜けか、北朝鮮シンパ」認定するのでしょう。まあ「北朝鮮シンパ呼ばわり(もちろん小生はそんなもんではない)」はともかく腰抜け呼ばわりしたければ勝手にすればいいと思いますが。しかし正直、拉致解決にはそういうバーター取引しかないでしょう。かつ北朝鮮と対決して緊張を高めることをハト派の小生は希望しません。