「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年5/22分:荒木和博の巻)

政府が「特定失踪者」を北朝鮮による拉致被害者として「認定」しない理由(辺真一) - 個人 - Yahoo!ニュース

 認定には▲本人の意思に反して連れて行かれた▲北朝鮮に存在している*1北朝鮮の国家的意思があったなどの要件が整ってなければダメなようだ。小泉政権時の警察庁長官は3条件を定めたことについて「拉致ではないものが一件でもあれば、北朝鮮から大反撃を食らう。慎重に捜査しないといけない」と語っていた。
 昨日(5月20日)、千葉県警北朝鮮による拉致の疑いのあった男性が国内で発見されたと発表した。男性は1992年に失踪し、家族から捜査願いが出されていた。
 警察が「慎重に捜査しないといけない」理由は、実際に捜査してみたら、(ボーガス注:巣くう会認定の特定失踪者が)日本国内で発見されたケースが後を絶たないことにも理由がある。実際に2003年から2013年までの10年間で48人の所在が国内で確認された。その多くは自ら名乗り出たことで判明したが、1978年に失踪した東京の「I」さんは26年後の2004年、別件で警視庁に自首した男の自宅の床下から遺体で発見されていた*2
 また、2004年6月に漁に出たまま行方不明となった「K」さんは9年後中古船舶を輸出入する会社の敷地内で保管されていた漁網から白骨となって発見されていた。漁網は船の解体業者から買い取ったまま一度もリールを外すことがなかったため遺体に気づかなかったとのことだ。
 安倍現政権下においても2015年7月、「京都へ仕事に行く」と言って自宅を出たまま行方がわからなくなっていた大阪出身の「I」さんが33年目にして関西地方で発見され、また運転免許の取得のため通っていた長野市内の自動車学校に行ったまま行方不明となっていた「N」さんも45年経った2015年10月、警察の職務質問で国内にいたことがわかった。翌年の2016年にも日本海でのタンカー事故の影響を見に行くと言い残したまま19年間、行方不明になっていた福井県の「M」さんが国内で発見されている。

 「うん、知ってた。特定失踪者って完全にデマだよね」「そんなデマに加担する拉致被害者家族会、特定失踪者家族会ってバカだよね」つう話ではあります。


下衆の勘繰り【調査会NEWS2986】(R01.5.22): 荒木和博BLOG

 今回の「特定失踪者日本国内で所在確認」のニュースが流れたのは20日月曜でした。この「調査会NEWS」では先週金曜18日に発信した2983号の「特定失踪者データ」でこの方の情報を流しています。報道によれば警察は4月にこの方を発見したとのこと。24日のデモや集会へのお祝いのつもりなのか、とても良いタイミングで流してくれたものです。おそらくこのときのためにとっておいたのでしょう。

 荒木らしいゲスさですね。そんな逆恨み(しかも「ネガキャン」云々という警察非難についてまともな根拠はない)をする前に特定失踪者認定が嘘八百であることを反省したらどうなのか。
 そもそも発表時期に限らずもはやまともな人間で荒木を信用してる人間はどこにも居ないでしょう。特定失踪者が国内で発見されたのは一回や二回ではないからです。

 横田めぐみさんの拉致現場が自宅のすぐ近くの角であることを隠して大通りの角であるかのように情報操作*3してきたのも固定スパイなどの存在を消そうとする情報操作でしょう。

 これまたくだらない言いがかりですね。固定スパイなんてもんがどこにいるのか。

 これは下衆の勘繰りでも何でもありませんが、そもそも山本美保さんDNAデータ偽装事件は明らかに特定失踪者問題を潰そうとする官邸筋の犯罪であり、警察庁もその片棒を担いだものでした。

 明らかなデマであり、ゲスの勘ぐりです。そもそも「特定失踪者問題を潰す」以前に「遺体発見発表がされた小泉政権当時」も「安倍政権の今」も「山本美保さん」は無名の存在でしかありません。
 しかしこんなことを言えば言うほど「警察がDNA鑑定偽造なんかするわけないだろ?」「偽造呼ばわりする根拠は何?」「しかも官邸筋の命令って根拠は何だよ。安倍のモリカケ疑惑と違って何の根拠もねえだろ」「そもそも官邸筋って誰?。小泉首相?、福田官房長官?、飯島首相秘書官?(「美保さんの遺体発見」の発表当時は小泉内閣)。」「お前の主張をお前ら救う会が絶賛する安倍政権ですら支持してねえじゃん」「そんなに偽装だと言う主張に自信があるなら『警察の嘘主張で精神的苦痛を受けた』として美保さんの家族が国賠請求訴訟すればいいのに?。何でしないの?」ですよねえ。
 こういうことを言えば言うほど「荒木某は言ってることがおかしい」「救う会はまともじゃない」と思われることに考えが及ばないらしい荒木は論外のキチガイです。「横田の奥さん」「増元照明」たち拉致被害者家族も良くこんな男を容認できる。
 とりあえず拉致問題を解決したかったら「山本美保さんDNAデータ偽装事件」などという荒木のデマをきちんと家族会は批判すべきでしょう。ただし俺はそれが家族会に出来るとは全く思っていませんが。

拉致でなくて見つかるならそれに越したことはありません。私たちのメンツなどよりそっちの方がよほど大事です。

 「詭弁も大概にしろ」ですね。「足立区女性教師殺人事件(詳しくはウィキペディア参照)」について荒木はどう考えてるのか。犯人が自首したからいい物の、自首しなかったらいつまでも「殺人が北朝鮮拉致扱い」されていたわけです。荒木ら救う会のメンツなどもちろん最初からどうでもいい。
 「足立区女性教師殺人事件」のような一般犯罪(殺人など)かもしれない失踪事件が北朝鮮拉致扱いされることは1)一般犯罪の解決を阻害するという意味でも、2)拉致でないものが拉致解決の阻害材料になるという意味でも極めて有害です。

 おそらく手持ちの球はいくつかポケットの中にあるのでしょう

 こういうのを「問うに落ちず語るに落ちる」といいます。荒木が残りの特定失踪者について「北朝鮮拉致だ」という自信があるなら「救う会ネガキャンのための手持ちのタマ(つまり国内で発見された特定失踪者)が警察にまだいくつかあるかもしれない」なんていうわけがない。今後も「国内で発見されて」特定失踪者の嘘がばれることを自覚した上で「警察が不当なネガキャンを仕掛けてる」と強弁したいようですがふざけるにもほどがあります。

<特定失踪者データ>
◎氏名:田中正道
◎失踪の状況:急性アルコール中毒で千葉の病院に入院。

 アル中で入院するような人間なら「酒のために失踪(飲酒で転落事故死など)」が十分予想できます。北朝鮮拉致よりその方が可能性は高いでしょう。

*1:一番重要なのはこれですね。ほとんどの特定失踪者は「北朝鮮に存在している」といえる証拠がどこにもありません。だから国内での発見が後を絶たない。

*2:これについてはウィキペディア「足立区女性教師殺人事件」をご覧下さい。

*3:そもそも彼女の正確な拉致現場など分かってないと思います。そもそも「自宅のすぐ近くの角」なら固定スパイというのも意味不明です。「待ち伏せしてた=彼女の個人情報を熟知してた=固定スパイ」とでも言いたいのかもしれませんが、「待ち伏せ」でなくても「人通りの少ない箇所で拉致したら結果的に自宅すぐ近くになった」ということは十分あるでしょう。