「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年6/7分:高世仁の巻)(追記あり)

カナダが人権問題で中国を批判 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 天安門事件30年に関連して「カナダ首相が中国を人権問題で非難」との記事が出た。
《中国の民主化を訴えた学生らが軍に弾圧された天安門事件から30年を迎えた4日、カナダのトルドー首相は「人権に関する中国のふるまいを深く憂慮している」と語り、新疆ウイグル自治区での少数民族の収容をやめるよう求めた。フリーランド外相も声明で、天安門事件で殺害されたり、拘束されたりした中国国民について説明するよう求めた。》(朝日新聞
 天安門事件民主化運動を武力弾圧したことへの抗議として、欧米が中心になって対中制裁を続けていたとき、先進国でいち早く制裁破りをして経済支援を再開したのは日本だった。対立はよくない、友好を求めよといいながら、弾圧した側に立ったことになる。あの時の対応は厳しく反省すべきだ。

 吹き出しました。高世に限りませんけど反中国ウヨ連中って本当に「海部*1内閣の制裁解除と対中国円借款ガー」「宮沢*2内閣の天皇訪中ガー」が好きですね。
 そんなもんなくたって、欧米はいずれ制裁解除をしたでしょう。「日本のせい」で中国が今のような経済大国になったなんて事実誤認でしかない。
 例えばわかりやすい例だと「日本がレアアース目当てで交際し続けて名誉白人の称号を南アからもらい、1988年国連総会では日本非難決議が可決された」南アのアパルトヘイト問題。
 結局欧米のどこの国も「日本がつきあってるんやから、わしらも南アと公然と付き合おう」「南アのレアアースが魅力的です」とはならず、ついに南アはアパルトヘイトを廃止します。そして投獄されていたマンデラが釈放され大統領にまでなる。
 なぜ「南ア制裁と中国制裁」で「日本がどちらも乗り気じゃない」という共通点(?)があるのに「そういう違いが出た」のか。それは「欧米諸国は経済的利益を理由に南アと付き合うことにはさすがに躊躇したが、中国と付き合うことには躊躇しなかった」、それだけの話です(もちろん南ア・アパルトヘイト問題での日本の態度が愚劣だったのは言うまでもないでしょう。なお「名誉白人問題」ですら「人権にセンシティブな人」以外は日本人は「南アと付き合っていいのか!」とは騒がないんだから「天安門事件なんかもっと騒ぐわけがない」でしょう。日本にとって中国の「経済的価値」は言うまでもなく南アを遙かに上回りますし)。
 大体トルドー首相、フリーランド外相だって「ウイグル問題やチベット問題では現地住民の権利に配慮を」「天安門事件について暴徒の騒乱扱いするのをやめてはどうか」などと「言っただけ」です。「言うだけマシ」つう評価は可能でしょうが、中国が無視したって何かが起こるわけじゃない。
 「中国に対し制裁発動」なんてないわけです。
 ちなみに「南ア・アパルトヘイト」からの連想ですが、「国民和解を重視したマンデラ」が「真相追究はしても」刑事訴追は最小限にとどめたように、「天安門事件」においても「その種の政治的配慮」は現実問題として不可避じゃないですかね(まあ、トウ小平など責任者の一部は既に死去していますが)。

 中国マネーはさらに、専制的体制を海外に「輸出」する結果を招いている。例えばカンボジアだ。フンセン政権がここ数年で急激に独裁化した背景には、権力層と中国資本との癒着がある。

 「アホか」ですね。カンボジア政府と付き合ってるのは「中国だけ」なのか。違うわけです。日本や欧米もつきあってる。中国だけ悪者にするのは事実認識として間違っています。

 私はテレビでメシを食っているのに、(ボーガス注:芸能人が登場するテレビドラマやバラエティで飯を食ってるわけではないので)テレビに出てくる人を知らない。俳優や歌手、芸人の名前もよくわからない。そこに今朝、南海キャンディーズ山里亮太が女優蒼井優と結婚したというニュースが報じられた。
 ツイッターをみて思わず笑ったのは;
 「おれが蒼井優と思っていたのは宮﨑あおいだったし、おれが宮﨑あおいだと思っていたのは二階堂ふみだったし、おれが二階堂ふみと思っていたのは蒼井優だったので今回の件で目盛りのズレをひとつ直した」https://twitter.com/hironobutnk/status/1136121982615838721
 これ、まったく同感。これからは蒼井優だけは間違えないぞ。
 これは黒木華。まぎらわしい。

 「同年代の蒼井優(1985年生まれ)はともかく」宮崎(1985年生まれ)と区別がつかないと言えば、「宮崎とかなり年齢の開きがある黒木(1990年生まれ)や二階堂(1994年生まれ)ではなく」むしろ「噂の真相」「週刊文春」などが宮崎のライバルとして扱っていた、同年代でデビュー時期も近い「綾瀬はるか*3(1985年生まれ)」「堀北真希*4(1988年生まれ)」の気がしますがそれはさておき。
 まあ、小生も「テレビで飯を食ってない(?)」こともあって高世紹介ツイート同様「若手女優*5」は全然知りませんね(しかし蒼井優黒木華て似てるか?)。
 一応ウィキペディアを元に彼女らについて後で説明しておきましょう。小生や高世はともかく世間的には彼女らは「巨匠・山田洋次映画の常連(蒼井優)」「NHK連続テレビ小説純情きらり』、大河ドラマ篤姫』主演(宮崎あおい)」「山田洋次映画『小さいおうち』『母と暮らせば』で日本アカデミー最優秀助演女優賞受賞(黒木華)」など、かなり有名なわけです。
 まあ小生も宮崎、二階堂、黒木については

NHK大河ドラマ篤姫」で主役・篤姫(宮崎)
NHK大河ドラマ西郷どん」で「西郷の本妻(黒木)」「西郷の現地妻(二階堂)」

ということで一応知ってはいます(それ以前はほとんど知りませんが)。
 ちなみに芸能人同士の結婚と言えば、

宮崎あおいは「ジャニーズ(V6)の岡田准一*6
堀北真希は「俳優の山本耕史

と結婚していますが「どちらも美男美女で意外性がない」せいか今回ほどには騒がれなかった気がします。

蒼井優(1985年生まれ)
 1999年、ミュージカル『アニー』のポリー役に選ばれデビュー。2000年から2002年まで新潮社の雑誌『ニコラ』のレギュラーモデルを務める。
 2001年、岩井俊二監督の『リリイ・シュシュのすべて』で映画に初出演。その後、2002年に「三井のリハウス」の10代目リハウスガールに選ばれ、2003年に『高校教師』(TBS)で初めて連続ドラマにレギュラー出演するなど、活躍の場を広げていった。
 2006年は、映画『フラガール』などでの演技が認められ、第30回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、第49回ブルーリボン賞主演女優賞をはじめ、数多くの映画賞を総なめにした。
 2008年、『おせん』(日本テレビ)で連続ドラマ初主演を果たす。
 2010年、『龍馬伝』(NHK)のヒロインの一人、元役を演じ大河ドラマに初出演。 映画『おとうと』で、山田洋次監督作品に初出演。以降、山田の『東京家族』(2013年)、『家族はつらいよ1~3』(2016年、2017年、2018年)に起用され続けている。
 2018年、主演舞台『アンチゴーヌ』と『スカイライト』での演技が評価され第53回紀伊國屋演劇賞、第26回読売演劇大賞最優秀女優賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した。

宮崎あおい(1985年生まれ)
 4歳の時、子役デビュー。CMや雑誌を中心に活動した。ドラマや映画にも出演していたが、名前の付かないような脇役が多かった。
 2001年、映画初主演の『害虫』で、第23回ナント三大陸映画祭コンペティション門主演女優賞を受賞(映画公開は2002年)。2002年には、『EUREKA』で第16回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。また2002年は、TBS系列BS-i(当時、現在の社名はBS-TBS)の『ケータイ刑事 銭形愛』で連続テレビドラマに初主演した。2003年、初舞台で主演をつとめたミュージカル『星の王子さま』(演出:白井晃*7)で、第41回ゴールデン・アロー賞演劇新人賞を受賞。
 2005年、中島美嘉*8とダブル主演を務めた『NANA-ナナ-』が、興行収入40億円の大ヒットとなりブレイクのきっかけとなった。2006年、NHK連続テレビ小説純情きらり』ではヒロイン・有森桜子役を演じ、同作で第44回ゴールデン・アロー賞放送賞(ドラマ部門)を受賞した。
 2008年、NHK大河ドラマ篤姫』で、主人公の篤姫を演じる。放送開始時の年齢22歳1か月は、大河ドラマの主役としては当時歴代最年少(それまでは『義経』の滝沢秀明の23歳9か月が最年少であった)であった。
 2015年秋から2016年春まで、『純情きらり』以来の2度目の出演となるNHK連続テレビ小説『あさが来た』で、主演の波瑠*9とのダブルヒロインとなる姉・はつ役を演じた。

二階堂ふみ(1994年生まれ)
 12歳の時にフリーペーパー『沖縄美少女図鑑』Vol.4掲載のグラビアでデビュー。そのグラビアがマネージャーの目に留まり、沖縄に駆けつけたマネージャーによってスカウトされ芸能界入り。ローティーン向けファッション雑誌『ニコラ』の専属モデルを務めるなど、ファッションモデルとしてファッション誌や広告へ出演。
 2007年に日本テレビのドラマ『受験の神様』で女優としてデビュー。2009年公開の役所広司*10初監督作品『ガマの油』でオーディションを経てヒロイン役に抜擢され劇場映画デビュー、「ポスト宮﨑あおい」として関係者の注目を集める。
 2011年にはロックバンド「神聖かまってちゃん」を巡る若者たちを描いた青春映画『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』で映画初主演し、第3回TAMA映画賞最優秀新進女優賞、第26回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞。2012年に公開された園子温監督作品『ヒミズ』は2011年の第68回ヴェネツィア国際映画祭に出品され、最優秀新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を共演の染谷将太*11ともに日本人として初受賞する。翌2013年には映画『ヒミズ』『悪の教典』での演技により第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、また出演映画3作品(『脳男』『地獄でなぜ悪い』『四十九日のレシピ』)での演技が評価され第35回ヨコハマ映画祭、第56回ブルーリボン賞にて助演女優賞を受賞。さらに、2012年9月には『平清盛』でNHK大河ドラマに初出演し、2013年3月には舞台『八犬伝』で初舞台に立った。
 2016年1月より日本テレビのバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』の人気コーナー「グルメチキンレースゴチになります!」パート17にコーナー史上最年少の新メンバーとして出演。バラエティ番組へ初のレギュラー出演となった。出演を引き受けた理由について「知名度を広めたい、と思いました」と回答している。2017年のパート18にも引き続き出演し、「お芝居の方に集中させていただきたい」として同年11月23日放送分をもって卒業するまで2年間レギュラーを務めた。
 2016年9月23日に、日本テレビ金曜ロードSHOW! 特別ドラマ企画『がっぱ先生!』でテレビドラマ初主演。
 2018年放送のNHK大河ドラマ西郷どん』では、西郷隆盛の2番目の妻で西郷が奄美大島に流刑となったときの現地妻となる愛加那役を好演。
 2019年4月スタートの『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ)で連続ドラマ初主演。
 2020年度前期放送予定の『エール』でNHK連続テレビ小説に主演。「ぜひこの作品に携わりたい」としてヒロインオーディションに臨み、オーディションで見せた熱演と歌唱力により応募者2,082人の中から選出されて、作曲家古関裕而の妻・古関金子をモデルとするヒロイン・関内音(せきうち・おと)役を演じる。

黒木華(くろきはる、1990年生まれ)
 早くから俳優をめざし、全国大会で優勝実績もある演劇の名門・追手門学院高等学校演劇部に所属し、「演劇部のエース」として1年時から3年間主役を務めていた。高校卒業後も映画制作や演劇を学べる大学への進学を希望し、自宅から通える京都造形芸術大学芸術学部映画学科俳優コースに進学。
 大学在学中の2009年に野田秀樹*12の演劇ワークショップに参加、オーディションに合格して翌2010年6月のNODA・MAP公演『ザ・キャラクター』にアンサンブルとして初舞台に立ち、デビュー。2010年9月のNODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』では野田秀樹中村勘三郎との3人芝居でヒロインの娘役のダブルキャストの1人として舞台に立った。翌2011年にもNODA・MAP公演『南へ』、阿佐ヶ谷スパイダース公演『荒野に立つ』、蜷川幸雄演出『あゝ、荒野』などの舞台作品に出演し、演劇界の期待の新人として注目を浴びる。
 2012年には『おおかみこどもの雨と雪』で声優にも初挑戦。2012年度後期のNHK連続テレビ小説純と愛』に夏菜演じるヒロインの同期社員役で出演してテレビドラマ初出演を果たし、「表向きは柔和だが実は陰険」という腹黒いキャラクターを演じてその高い演技力が評判となり、知名度を高める。
 翌2013年には、映画『シャニダールの花』や『舟を編む』での演技が評価され、キネマ旬報ベストテンや日本アカデミー賞など、日本の主要映画賞で計7つの新人賞を受賞した。
 2014年にはオーディションを経て『小さいおうち』で山田洋次監督作品に初出演し、同作での演技により第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。日本の女優では左幸子*13今村昌平*14『にっぽん昆虫記』(1964年))、田中絹代*15熊井啓*16『サンダカン八番娼館 望郷』(1975年))、寺島しのぶ*17若松孝二キャタピラー』(2010年)に次いで史上4人目であり、23歳での受賞は日本人最年少である。同作では第38回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞も受賞。また、その年最も活躍し将来の活躍が期待できる俳優に贈られるエランドール賞新人賞も受賞した。
 2015年12月12日公開の山田洋次『母と暮せば』では第39回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞を受賞。前年に続いての「日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞連覇」となった。2年連続の最優秀助演女優賞受賞は、第32回( 滝田洋二郎おくりびと』(2008年))、 33回(西川美和 『ディア・ドクター』(2009年))に連続受賞した余貴美子以来6年ぶり、史上2人目の快挙である。
 2016年4月スタートのTBSドラマ『重版出来!』で連続ドラマ初主演。

【追記】

「東京五輪・パラを支援」東京・北京の友好都市40周年で記念イベント - 産経ニュース
 東京都と中国の北京市が友好都市提携を結んでから40周年を迎えたことを記念したイベント「北京ウイーク」が7日、都内で開かれた。北京市トップの蔡奇・同市共産党委員会書記(党政治局員)が開幕式に出席し、「40年来、両都市間の関係は幾多の風雨と試練を乗り越え、得がたい成果を収めた」と強調。その上で、来年開かれる東京五輪パラリンピックに向け、北京市としても支援する考えを示した。
 同じく開幕式に出席した東京都の小池百合子*18知事は、「東京五輪パラリンピックを成功させ、2022年の北京冬季五輪パラリンピックへとバトンを渡していきたい」とあいさつした。東京と北京は昭和54年に友好都市提携を締結している。

 こうしたニュースはやはり高世にとっては不快なんでしょうか。

*1:福田、中曽根内閣文相を経て首相

*2:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*3:2000年、第25回ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し、芸能界デビュー。2001年、日本テレビ系ドラマ『金田一少年の事件簿』で女優デビュー。2007年、日本テレビ系ドラマ『ホタルノヒカリ』で初の連続ドラマ単独主演。2010年にパート2が放送、2012年に映画版が公開されるほどのヒット作となる。2013年、『八重の桜』でNHK大河ドラマ主演。年末に第64回NHK紅白歌合戦で紅組司会を務める。

*4:2003年、TBS系列BS-i(当時、現在の社名はBS-TBS)のドラマ『ケータイ刑事 銭形舞』でドラマ初主演。2005年の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』での演技が高く評価され、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞など、各種の映画賞を受賞した。2012年4月期NHK連続テレビ小説梅ちゃん先生』でヒロインを演じ、同年の『第63回NHK紅白歌合戦』では、紅組の司会を務めた。2017年2月28日付で所属事務所との契約満了と同時に芸能活動を休止している。

*5:若手といっても「1985年生まれの蒼井、綾瀬、宮崎」と「1994年生まれの二階堂」では10歳近い開きがありますが。

*6:1980年生まれ。2014年、NHK大河ドラマ軍師官兵衛』で主演。2015年、第38回日本アカデミー賞において『永遠の0』で最優秀主演男優賞を、『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞をダブル受賞。

*7:俳優、演出家。1983年12月高泉淳子とともに劇団「遊◎機械/全自動シアター」を結成(2002年に解散)。フジテレビドラマ『王様のレストラン』(1995年)、『正義は勝つ』(1995年)、『古畑任三郎 第2シーズン』(1996年)、『古畑任三郎 第3シーズン』(1999年)、映画『みんなのいえ』(2001年)、NHK大河ドラマ新選組!』(2004年)など、三谷幸喜脚本作品の常連としても知られる。2016年4月から、KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任。

*8:1983年生まれ。歌手、女優。2002年、ファースト・アルバム『TRUE』をリリース。オリコン初登場1位・ミリオンセラーを記録。第44回日本レコード大賞最優秀新人賞など、数々の音楽新人賞を受賞し、『第53回NHK紅白歌合戦』にも初出場を果たした。2005年、矢沢あいの人気漫画を原作にした映画『NANA』で主演。同映画の主題歌「GLAMOROUS SKY」がヒットし、自身初のオリコンシングルチャート1位を記録、2週連続で首位をキープした。またこの映画での演技が認められ、第29回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、新人俳優賞など数々の賞を受賞した。

*9:1991年生まれ。2007年5月よりファッション雑誌『セブンティーン』の専属モデルとして活動。2015年、NHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロイン・白岡あさ役を主演。2016年、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(関西テレビ)で民放連続ドラマ初主演。また自身が演じた『あさが来た』のヒロイン・白岡あさのモデルである広岡浅子が創業した大同生命保険のイメージキャラクターに選ばれ、同社のCMに出演している。

*10:1996年、『Shall we ダンス?』でキネマ旬報ベスト・テン主演男優賞、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、ブルーリボン賞主演男優賞を受賞。その後も多数の映画賞に毎年ノミネートor受賞する日本を代表するベテラン俳優。

*11:1992年生まれ。7歳から子役として活動。2011年、第68回ヴェネツィア国際映画祭に出品された園子温監督作品『ヒミズ』で共演した二階堂ふみとともに、最優秀新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞。日本人の同賞受賞はこれが初である。2013年、『ヒミズ』『悪の教典』で第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2016年、中国の巨匠チェン・カイコー監督による日中合作映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』で主演に抜擢され空海を演じた。2020年放送開始の大河ドラマ麒麟がくる』で主人公・明智光秀の宿敵となる織田信長を演じる。

*12:劇作家・演出家・役者。多摩美術大学教授。東京芸術劇場芸術監督。1976年、劇団夢の遊眠社を結成。1983年、『野獣降臨(のけものきたりて)』で第27回岸田国士戯曲賞を受賞。1992年、夢の遊眠社を解散。1993年、演劇企画制作会社野田地図(NODA MAP)を設立。

*13:1963年、『にっぽん昆虫記』で日本人で初めてベルリン国際映画祭女優賞を受賞。1977年には『遠い一本の道』監督・主演。田中絹代に次ぐ女優監督となった。

*14:1983年に『楢山節考』を発表し、カンヌ国際映画祭最高賞(パルム・ドール)を受賞。1997年に『うなぎ』を発表。同作で二度目のカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞。

*15:1952年(昭和27年)、溝口健二西鶴一代女』に主演、作品はヴェネツィア国際映画祭で国際賞を受賞。翌1953年(昭和28年)には同じコンビで『雨月物語』を製作、作品はヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を受賞。1958年(昭和33年)公開の木下恵介楢山節考』でキネマ旬報賞女優賞を受賞。一方、映画監督としては京マチ子主演の『流転の王妃』(1960年)など5本発表している。1974年(昭和49年)、熊井啓監督の『サンダカン八番娼館 望郷』でベルリン国際映画祭最優秀女優賞や芸術選奨文部大臣賞を受賞した。

*16:1986年に戦時中に九州で起きた米軍捕虜生体解剖事件をもとに医師の戦争責任を問うた遠藤周作原作の『海と毒薬』を発表し、ベルリン国際映画祭銀熊賞 (審査員グランプリ)、毎日映画コンクール大賞、キネマ旬報ベストテン・ベストワンを受けるなど国内外で評価された。

*17:2003年(平成15年)に公開された映画『赤目四十八瀧心中未遂』、『ヴァイブレータ』で、第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。2010年には、若松孝二キャタピラー』でベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞

*18:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事